先生は、身体をぷるぷる震わせ、涙を流して泣きながらも艶っぽい声で喘ぎ始めた。抽迭のスピードを上げていくと、身体をキューッと強張らせてガクガク震えだす。
「ああぁぁぁぁ・・・もう、だめぇぇぇぇッ!!」
血が沸騰したような声で絶叫し、とうとうオルガスムに突入したようだ。俺は、先生の腹から股間へと手を伸ばし、オルガスムの効果を強めるため、クリトリスを擦り始めた。
俺の方も限界が近づいているのを感じ、ウェディングドレスのベールの中、先生の顔面に、もう一方の手をあてがい、口と鼻を塞いだ。呼吸をできなくさせる。呼吸ができなくなったグラフ先生は、一層激しく身体をよじり始めた。オルガスムが極値に達したのだろう、これまでにないほど激しくブルブル震えている。狂ったように身体をよじり、震えながら、俺の手に覆われた口からくぐもった喘ぎ声や叫び声が聞こえる。
なおも手で口鼻を塞ぎ、呼吸を制限しつつ、手に力を入れ、頭を最大限まで後ろに傾けさせた。タマが痛いほど収縮し始め、間もなく射精しそうになるのを感じた。クリトリスから手を離し、今度は、したたかに尻を平手打ちする。
先生はオルガスムが手のつけられないほど暴れまわっているのか、ほとんどパニック状態になっていた。何も入っていないのに、まんこの方からびちゃびちゃと汁が弾き飛び、俺のタマに降りかかる。
そして突然、何の前触れもなく、先生の身体から力が抜け、がっくりと動かなくなってしまった。酸素不足によるのか、強烈なオルガスムによるのか、いずれにせよ、先生は失神してしまった。俺は優しく先生の頭をベッドに横たえ、両手で丸肉の腰を掴んだ。そして、最大の力を使って激しく先生のアヌスに出し入れを始めた。
失神しぐったりとなった先生の身体を道具のように扱い、俺はしゃにむに突きまくった。全身の神経がピリピリし、睾丸が破裂しそうになる。最後の一突きとして、思いっきり突っ込んだあと、唸り声を上げながら、射精を始めた。
熱くねばっこいスペルマをグラフ先生の直腸にドクドクと注ぎ込む。ちんぽがピクンピクンいうたびに、濃密な蛋白が先生の腹の中に注入されていくのが分かる。信じられないほど多量に出た。
ようやく出し終り、ゆっくりとアヌスからちんぽを引き抜いた。気を失って、ベッドに突っ伏している先生。その尻肉を左右に広げ、肛門の状態を見てみた。抜いた後でも、まだ丸く口を開いたままになっている。そして中から俺が出した白い液がちろちろと溢れ、前の穴へと流れ出していた。俺は、先生にその格好のままで上から優しく毛布を掛けてやった。
討ち死にしたように伸ばした手を取り、その指に嵌められた結婚指輪を見た。それを見ながら、うまい事を思いつき、俺はゆっくりとその指輪を外した。人妻の指から結婚指輪を外すのが、こんなに麻薬的な興奮をもたらすものだとは、知らなかった。外した後の手を見ると、俺がこの女をものにしたという征服感がこみ上げてくる。
ふと、先生がいつ意識を取り戻すか分からないことを思い出し、俺は素早く服を着た。指輪をポケットに入れ、そそくさと寝室を出る。
ふと奥の部屋から光が漏れ出てるのが気になった。その部屋に行って覗いてみると、パソコンがつけっぱなしになっているのが見えた。ウェブ・メールのサイトにログオンし、先生のIDをクリックした。パスワードは分からない。だが、あてずっぽうでteacherと打ち込んでみた。
大当たりだった。これがパスワードか。素早くメールにざっと目を通したが、何も面白そうなことはなかった。もっとも、俺は別の計画を思いついていたのは言うまでもない。
ログオフし、階段を降り、ガレージから外に出た。誰もいないことを確かめ、先生の家の裏庭を挟んで隣り合っている家との隙間に倒しておいた自転車へと走った。
自転車を立てたとき、人の声が聞こえた。びくびく震えながら、その家のガレージの先を覗いた。俺のいる場所は暗かったし、ガレージの先は明るい照明がついていたので、俺の姿は陰になって見えない。
俺は、目に入ってきた光景にびっくりした。
男と女が車の脇で抱き合ってキスしている。それを見ながら俺は心臓がどくんどくんと音を立てるのが聞こえた。これを利用しないわけには行かないと思った。
知らない男が、女にキスをしながら、そのお尻を抱き、尻肉を揉み回している。その女は、ブラッドの母親なのだ。
なんだよ、マジかよ、ブラッドのママは浮気をしていたのかよ! 二人は40過ぎなのだが、まるで高校生のカップルのように振舞っていた。
ようやく二人は身体を離し、ブラッドのママは自分の車に乗って走って行った。男の方は自分の家に入って行った。そして俺は、ようやく自転車に飛び乗って、家に向かうことができたのだった。
つづく
「Exam 検診」 by deirdre
「3番の方、右へどうぞ」
クリップボードを抱えながら看護婦が言った。俺は、自分の装置を左に持ち、ドアの番号を見ながら廊下を進んだ。どういうわけか、俺はいつも病院に来るとおどおどしてしまう。今回は、ただのありきたりな検診なのだが、やっぱり同じだ。リーグが、俺が試合中に心臓発作を起こしたりしないことの保証を求め、検診を受けに来たのだ。
部屋の前に来たので、ドアのノブを回し、押し開けた。
中には人がいた。
「おっと、失礼」
俺はそう言って、引き下がった。そして、中を見つめたまま、唖然とした。
看護婦が俺の方を振り返って、俺の顔を見ていた。にっこり笑っている。まるで「あなたも私と同じく、これ、楽しいでしょう」と言いたげな笑い顔だった。だが、俺がたじろいだのは、患者の方だ。診察台に男が横になっていたのだが、素っ裸だったのだ。
俺はすぐにドアを閉め、自分が注意散漫だったことに気がついた。ドアの番号は2だったのである。
すっかりドキドキしながら俺はそのドアの前に立っていた。あの男、目隠しをされていた。しかも、うつぶせになって、手首と足首はカンバス布の拘束具が巻かれて、テーブルの四隅に縛り付けられていたのだ。
俺は廊下を進み、3番の部屋を見つけた。
それにあの看護婦! 彼女は両手にゴムの手袋をはめ、何かキラキラした金属製のものを持っていた。あれが何かは俺は知らない。ただ、長さ20センチ、太さ5センチくらいの小さな棒のようなもので、一方の先っちょが丸くなっていた。
俺は3番の部屋のドアをちょっと開けて、中を窺った。誰もいないのを確かめて、中に入り、ドアを閉めた。
椅子に腰を降ろす間もなく、ドアが開き、クリップボードを抱えた看護婦が入ってきた。彼女は、そのボードに眼を落とし、それから顔を上げて俺を見た。
「オーケー、服を脱いで、診察台に腰を降ろしてください。脱いだ服はその椅子に掛けて構いませんよ」
看護婦が説明している間に、後ろから男の医者が現れ、立ち止まって彼女に話しかけた。看護婦が医者に答えた。
「2番は準備が整いました」
「ジュリーはあっちに?」
「ええ」
医者は立ち止まって俺を見た。「こちらは?」
「次の人です」
「分かった。ちょっと一緒に来てくれ。2番の手伝いをして欲しいんだ」
看護婦は医者と一緒に部屋を出て、またドアが締まった。
俺は、何か変なことが起きてるなあと感じながら、1分ばかし突っ立っていた。まあとりあえず、俺は服を脱ぎ始めた。あの医者、俺を見たとき、視線がちょっと俺のズボンの方へ下りたような気がした。
そんなことを考えていたら、隣の診察室のドアが閉まる音が聞こえた。それから人の話し声も。何を話してるかまでは聞き取れなかったが、男と女が話してるのは確かだった。そして、その後に、笑い声が聞こえた。高笑いしたりくすくす笑ったり。
俺はパンツ1枚になっていたが、診察台に座らずに、壁の横に立って、聞き耳を立てた。またくすくす笑う声が聞こえる。その後、ピシャリと叩くような音がした。4回だ。そして、また話し声とくすくす笑う声。
それから歩く音とドアが開く音がした。俺は、盗み聞きしてたのがばれないように、診察台に戻った。俺の部屋のドアが開き、またクリップボードの看護婦が現れた。
一方、イサベラも、レオンが抽迭の速度を上げるにつれて、時折襲う苦痛に甘く彩られた鋭い快楽を味わっていた。レオンは、両手の指をイサベラの白い柔肌の尻肉に食い込ませて彼女の腰を抱え、渋る彼女の下腹を強引に自分の支配に従わせ、巨体で突きを送る荒々しいリズムに同調させた。イサベラの未熟な狭い肉筒に、容赦ない深々とした突きを繰り返し、内部をえぐり続け、イサベラの弱々しい泣き声が、レオンのかすれた唸り声とリズムを合わせて部屋を満たす。やがて、イサベラは、自分の下腹部に出入りを繰り返す剛棒が二倍ににも膨れ上がったように感じ、再び、新たに悲鳴を轟かせた。そして、温かく勢いのあるほとばしりが、体の奥底で噴出し、中を満たすのを感じた。
レオンの重たい体が、がっくりと崩れ、イサベラを押しつぶした。その姿勢のまま、次第にレオンの呼吸が落ち着いていく。レオンは、汗でうっすらと濡れた彼女の額についた巻き毛を払いのけ、優しくキスをして、涙を吸い取った。イサベラは、反抗的に顔を背けるが、レオンは指であごを押さえ、前を向かせ、彼の視線に眼を合わさせた。彼の陰茎は、今や、以前の懲らしめを受けるに等しい大きさからは縮小し、かろうじて耐えることができるほどになっていた。
「この次は、より多くの快楽を味わえるだろう。女にとっての初めての時は難しいのだ。それにわしはかなり大きいと言われているしな。それにしても、お前は、そのわしのすべてを受け止めておったな」
イサベラは、弱い声で否定の言葉を呟いていたが、レオンはそれを無視し、口づけをして封じた。そして、しーっと小声で囁く。
「じきに、お前は、わしがお前の身体に行うあらゆることを楽しめ、それを待ち望むようになるだろう」
イサベラは、レオン・ド・アンジェが縛りを解き、濡れ布で太腿についた血の跡を優しく拭い、彼女を恥ずかしさに真っ赤に熱くさせてから、どれだけ時間が経過したか分からなくなっていた。レオンは、彼女の体に毛布をかけながら、額にキスをし、素早く着替え、部屋を出て行った。
混乱した頭のまま、体の奥に男を迎え入れることの感覚と、あの男によって、自分の身体から引き出された快感について思いをめぐらした。レオンを憎んでいる一方で、自分の身体が裏切りを行い、あの男に自分の身体を用いて野蛮に快楽をむさぼられるのを感じつつも、喜びに震えた有りさまは否定できなかった。この身体は、痛みに悲鳴を上げていたときにすら、快楽を得ていたのだ。
イサベラが、消耗しきってようやく眠りへと落ちたのは、夜明け近くになっていた。その眠りの中ですら、イサベラは、レオンのあの焼き尽くすような黄金色の眼に射抜かれ、彼から逃れることができなかったのだった。