「うぉー、いいぞ…………。おお、いい…………。ずいぶんキツイな…………。ぎゅうぎゅう締めつけてくる! これか? お前の問題を解決するのには、こいつが必要だったんだろ? 俺の黒いデカマラが?」
階下にいるシェリーとレイチェルの耳に、レックスの声が聞こえた。執拗に問いかけている。
「こいつが欲しかったんだろ? ええっ? 何が欲しいのか、言ってみろ、ミセス・ジェニングズ? おおっ、また来たな…………。いいぞ…………、もっと締めつけろ…………。キツイまんこでもっと絞ってみろ! おおっ、いいっ…………。ああっ、いいぞっ!」
レックスの声の後、またもベッドのスプリングが激しくきしむ音と、ベッドのヘッドボードが壁を打つ音が、ひとしきり続いた。クリスの声も混じっている。
「い、いいィィィィッ…………! いいのぉぉ…………。これなの、これが欲しかったの! これが必要だったの! あっ、あっ、あっ…………。あ、あぁぁぁ…………! 黒くて大きなおちんちん!………… ああ、いいっ…………。もっとヤッテ!………… 私をめちゃくちゃにして! ああぁぁぁ…………、いいっ、感じる…………。感じるの…………。すごく感じるのぉぉぉ…………。ヤッテ! ヤッテ! ヤッテぇ!…………。感じるぅぅぅ…………!」
階下ではシェリーがレイチェル話していた。
「レイチェル? レックスにクリスのことを助けるようにさせてくれて、本当にありがとう。彼女、本当に塞ぎこんでいたの」
「あら、全然、何でもないわよ! レックスも楽しんでる様子だもの。あなたの可哀想なお友達、セント・クロイでの出来事からずっと自分を苦しめ続けていたようね。むしろ、よく今まで我慢してたなあって、そっちの方に驚いているところよ。寝室から聞こえてくる音から察するに、彼女、もうすぐ病気から治るんじゃないかしら」
ベッドではクリスがハアハアと荒い呼吸をしているところだった。
両手の指を幅広の黒い背中に立ててしがみつき、突きを繰り返す黒い尻肉を両脚を交差させしっかり挟み込んでいる。
「ああ、すごい…………。そう、いいッ!…………。奥に来て…………。お願い、もっと奥に…………。ああんっ! …………もっと強く…………。もっと…………。もっと激しく犯してぇ!」
そう言ってねだりながら、自分から腰を突き上げ、長大なペニスを奥へ取り込もうとする。
「ああっ! …………いいぃぃぃ…………。すごくいいわ…………。ああんっ、ああっ!…………感じるの…………。すごく感じるの…………。ああっ、ああっ、ああっ! …………ああぁぁぁぁ…………ああぁぁぁぁ…………あっ、わたし………… わたし、いっ、いくぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「おおっ…………。あうっ…………。ああっ。いい…………。なんて、まんこだ! おおっ!…………お前、ピルを飲んでるといいけどな! 奥さんのまんこのせいで、たっぷり出しそうだからなっ!」
レックスは、息を荒げ、唸った。その間も、ヒクヒクと身体を震わす日系美女に極太のペニスを突き入れ続けた。突いては引き、突いては引きを繰り返す。
そして突然、クリスの細腰を両手でがっちりと押さえ、黒棒を根元まで埋め込んだ。亀頭が彼女の子宮口に当たるのを感じ、レックスは唸り声を上げた。
「うぉぉおッ…………! 行くぞ! ミセス・ジェニングズ! …………うぉぉぉぉ! …………うあぁぁぁぁぁぁぁ!」
レックスがクリスに覆いかぶさり、その逞しい身体が彼女の身体を完全に覆った。その間も、ふたりがつながっている部分ではレックスのペニスが熱く濃い精液を何発も吐き出し続け、クリスの子宮を溢れさせていた。
リビング・ルームでは、シェリーが笑いながらレイチェルの顔を見た。
「たった今、クリスの治療が済んだようね。これで脚の間の疼きもしばらく収まるはず!」
レイチェルも笑いながら返事した。
「そのようね。うふふ。クリスのような病気にはレックスのペニシリンを一発打てば確かだもの! でも、レックスのことだから、クリスの病気が完全に治るのを見届けるまで、一晩中、看病を続けるんじゃないかしら。あなたのお友達、今夜は、よく眠れないと思うわ。それに、私たちも、寝室から聞こえてくる声で睡眠不足になりそうね!」
翌日、早朝…
ベーコンエッグの香りが部屋の空気を満たし、クリスはまばたきしながら目覚めた。
天井を見て、それから見知らぬ部屋にいることを知り、彼女は自分がどこにいるか気づき、あれが夢ではなかったことを知った。
隣のバスルームからシャワーの音が聞こえ、それと一緒に男の鼻歌が聞こえた。クリスはレックス・ジョンソンがそこにいるのだと悟った。
シーツの中から左手を出し、右の乳房と乳首に触れ、顔を歪めた。すっかり敏感になっている。夜じゅう吸い続けられたせいでヒリヒリしていた。両脚を閉じて擦り合わせてみて、ゾクゾクするのを感じた。脚の間が濡れきって、びちゃびちゃしている。右手をそこに持って行き、触れてみて、またも身体を震わせた。あそこの割れ目から驚くほどたくさんのヌルヌルした液体が、いまだに染み出てくる。
突然、ドアをノックする音がし、クリスはハッとした。その音の方に目をやり、また、ハッと息をのんだ。見ると、ドアが開いていて、シェリーとレイチェルがニコニコ笑いながらこっちを覗いていたから。
「さあ、起きて! お寝坊さん! 朝食ができたわよ! クローゼットに私のローブがあるから、着ていいわよ!」 とシェリーが言った。
恥ずかしさに真っ赤になったクリスを置いて、シェリーとレイチェルは先に階下に降りていった。
その時からジーナの息づかいが変わったみたい。深くて、苦しそうな息をしてる。
ということは、ジーナはわたしを見て喜んでいるということ? 息子とエッチしながら、わたしが息子のおちんちんにさわるのを見て、喜んでいるということ? そういうことなのね? わたしは息子のおちんちんに触りたい気持ちに変わりはない。
ちょっと考えた。
実際、わたしはすでにさっき、ジーナとエレーンの前で息子の肉棒を擦ってしまってたのよ。だったら、今さらためらっても、しょうがないんじゃない?
指はジーナのお豆のところに戻してたけど、またゆっくりと下に滑らせていって、息子の濡れた肉茎に触れた。もう、わたしは自分だけの世界になっていたような感じだった。周りには誰もいない感じに…。
息子の肉茎を撫でて、それを包んでるジーナのあそこも撫でた。ジーナのあそこは本当に若々しくて、お汁をどんどん出し続けてる。その手を顔に近づけ、ぺろりと舐めた。これは、いつもしてること。だから、無意識的にしてしまう…。
ううむ……。とても甘いわ……。指についたヌルヌルを全部舐め取って、もっともらおうと手を伸ばした。
「おばさま? おばさまはその味が大好きなのね? 私の愛液と息子さんのプレカムが混じった味が……」
ええ、そうなの! 確かに、息子のお汁も混じってるわ! ああ、この子ったら何でも分かるのね。
こんなことしちゃダメとは分かってたけど、もうどうにもできないの。エレーンはずっとわたしのあそこを舐め続けてる。それを受けて、腰が勝手に動いていた。
「おばさま、私を食べて……。四つん這いになって私を食べて…。ああ、おばさまのことがすごく欲しいの……」
ジーナはそう言って、わたしの手を掴んだ。わたしの指を動かしてお豆に円を描くように擦って、その後、息子のおちんちんへ戻して、それを握らせた。目を大きく開けて、わたしを見ている。
ジーナは腰を浮かせ、息子のおちんちんから抜けた。仰向けになってるわたしの顔の上、あそこが宙に浮いてるように見えた。わたしはそれを見ながら、息子の肉茎をゆっくり、機械的にしごき続けていた。
この強烈な興奮にすっかり我を忘れてしまっていた。握ってるモノが息子のおちんちんだというタブーも、興奮を高めることにしかなっていない。
「おばさま? トミーのおちんちんの感触、いいんじゃない?」
「ああん……。ええ…。ええ…、ほんとに……」 そんなことを言ってしまい、自分でも驚いた。
ジーナは頭を左右に振っていた。まるで、こんなことになってるのが信じられないみたいに。
「それをそのまま握っててくれる?…… 私のために握ってて…。そう、そんな感じに……。おばさま? トミーの大きなおちんちんを私に入れたいんじゃない?」
「うん……。ああ、そ、そうね……。入れてあげて…。持っててあげるから…」
エレーンは、今度は指でわたしを責め始めていた。
「私の中に導き入れてくれる?…そのおちんちんを私のおまんこに導いて……ああん、お願い…」
言われたとおりにした。息子の素敵な肉棒がこの子の中にヌルリと入っていくのを見た。わたしは、おちんちんを握ったまま……。
ジーナが上下に腰を動かし始めた。わたしも、握ったまま、上下にしごき続けた。入っていくたび、ジーナのあそこからお汁が垂れ出てきて、わたしの手を濡らした。手が濡れるたび、それをお口に持って来て、ぺろぺろ舐めた。
ああ、もう我慢できない…。何か本物が欲しくなってきたわ。どうしたらいいの?
わたしの頭じゃなくて、身体の方が、どうするか決めてくれた。身体が勝手に動いて、四つん這いになっていた。両ひじと両膝をついて、後ろのエレーンに向かって脚を広げていた。エレーンは、本当にいい子。すぐにわたしのあそこを舐めはじめてくれた。
この姿勢になるとジーナのあそこと息子のおちんちんが目の前にきてる。いいわ! これなら、もっとジーナを舐めてあげられる!
顔を上げて彼女のお豆に近づけ、舌を伸ばした。ほんとに美味しい……。わたしはジーナのお豆をぺろぺろ舐めまわった。
「ああっ、おばさまっ…! いいっ…。感じるぅぅ…」
ジーナは頭を後ろに倒して喘いだ。脚を思いっきり広げて、わたしのしてることを喜んでくれている。何と言っても、この子は息子のおちんちんを出し入れしながら、同時に舐められているのだから、とても幸せそう。
やがてジーナは息子のおちんちんを根元まで入れて、その上に腰かけるような形になって動きを止めた。ちょっと休憩したくなったみたい。でも、休みながら、お豆を舐めてるわたしのことを見続けていた。
レオンは、腕の中にイサベラを抱き寄せ、彼女の甘美な曲線美を他の者の目に晒さぬようにと、しわができたシーツに手を這わせた。だが、手の先には冷たいシーツだけ。何もない。一瞬、彼は眉をひそめたが、すぐに愉快そうに唇を歪めた。あの可愛い臆病娘は、昨夜の行いに対して、優しくお仕置きをされるのを怖がり、自分の小部屋にこっそり逃げ帰ったのだろう。
レオンは昨夜のイサベラのことを思い出し、分身が固くなるのを感じた。
彼の勃起にまたがり、自分から腰を沈め、自らを貫いたイサベラ…。官能の高まりに耐えるかのように胸板に爪を立てていたイサベラ…。ベッドに縛り付けられたまま上に乗られたときの極上の焦らし…。自分の分身を自らに入れていく官能的な姿を否応なく見せつけられる興奮…。上下に身体を動かしながら漏らした小さな喘ぎ声…。シルクのシュミーズの中、ツンと立った小さな乳首が布地に擦れ、まるで、吸ってとねだっているような姿…。
レオンは枕に顔を埋め、ううっと唸った。
イサベラの無垢な眼差しと喜ばしい体の曲線。レオンはイサベラを見た最初から魅了されていたのである。だが、彼はそういう感情で自分の復讐の進行を曲げてしまうのは許さなかった。そして、彼女を捕虜にしている間、その処女を奪い、彼のあらゆる肉欲に応ずるよう無理強いしてきたのだった。イサベラにとって不幸だったことは、レオンの父親を殺した男の娘だったこと、それだけだったのだった。
今も、レオンは自分の行為を完全には悔いていない。悔やんでいたのは、ふたりの境遇だけだった。
彼はイサベラを色欲の絆で彼の愛の奴隷にしようとした。脚の間に彼の身体が押しつけられる感覚を恋焦がれるようにさせようとした。だが、そのような時の彼女の無垢な官能性に、むしろレオンの方が息を詰まらせたのだった。彼女を愛の奴隷にしようとしたのに、自分の方が奴隷になってしまっているとは…
そんなことを思っていた時、目の隅で影が動くのを見、レオンは息をひそめた。目を細め、剣を置いてある所に視線を向けたが、それは金の刺繍を施した椅子の上にあった。そこには腕を伸ばしても届かない。
しかし剣を取らねば…、と腕の筋肉に力を入れようとした時、聞き覚えのある声が聞こえた。
「動かないで」
レオンは声の主の方に素早く顔を向けた。そして、朝日が剣の刃を銀色に照らし、その持ち手を女が固く握りしめているのを興味深そうに見た。レオンは身体の緊張を解いた。
「マリー、お前か…」