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Her world 「彼女の世界」 

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Her world 「彼女の世界」

「何か問題?」

「別に。ただ、キミにボクが女子高生って萌えると言った時なんだけど……ボクは、自分がスカートを履きたいと言ったつもりはなかったんだけど……」

「本当に? いろんなことあたしとあなたでしてきたけど、あなた、マジで、あたしがそういう格好で歩き回るものと思っていたの? 頼むわよ。あなたがちょっとしたフェチについて話してくれた時、自分がどんなことにハマっているかちゃんと知っていたんじゃないの?」

「それって、非合理的な思い込みってわけじゃないけど。って、ボクのことを笑わないでくれよ」

「ごめんなさい。ちょっと可笑しくなってしまって。あなたは、あたしが女だから、そんなバカっぽい服を着たがっていると思っているわけでしょ? それに、ついでだけど、あなた、その格好、あたしが思ったよりずっといいわよ。本当に可愛いわ」

「サンディ、話しがずれているよ。キミは知ってるはずだよ、ボクが別にこんな服は……」

「ふたりだけでいるとき、どっちがいつもセクシーなコスチュームを着てるのかしら? ランジェリーとか。どっちが女の子の役割になっているのかしら?」

「ぼ、ボクは……ボクは女の子じゃない」

「なってもいいんじゃない? 分かってる、分かってるわよ、言いたいことは。あなたは、スーツを着て仕事に行くから、みんながあなたのことを大きくて強い男性とみてくれると。でも、実際は違うでしょ? ベッドルームでは、あなたはあたしの可愛いスケベ女になっているんじゃない? どうなの?」

「ぼ、ボクは……」

「違うんだったら、あたし、喜んであなたと別れるわ。あたしの趣味にもっと会う誰か他の人をみつけることにするわ。ハンター、あたしたち結婚した時、あなたはどういうことにハマってたか自覚していたでしょ? あたしは別に、公けの場にいる時に、あなたが自分自身でないものであるフリをしてることについて、とやかく言おうとしてるわけじゃないの。でも、ふたりだけで家にいる時は、あなたはあたしの世界にいるのよ。そして、あたしの世界の中では、あなたはあたしの可愛い淫乱ガールなの。分かった?」

「き、キミとは別れたくないよ。キミをすごく愛してるんだよ、ボクは」

「ありがとう。じゃあ、ルールは分かってるということよね。文句はこれ以上、ナシ。さもなければ、土下座させるわよ。ひょっとすると、あなたは、そいうふうにあたしにいたぶってもらうことを望んでるのかも。あなたは、イケナイ悪い娘? 学校でイケナイことしてきたの? どうやら、そのようね。じゃあ、こっちに来なさい。前かがみになって、お尻を突き出しなさい。どうやら、あなたにはキツクお仕置きしなくちゃいけないようね」

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Empty 「からっぽ」 

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Empty 「からっぽ」

からっぽ。それが、あたしが感じていること。比喩的にも、さっきのお客さんに対してなら、まさに文字通りに、あたしはからっぽ。

お客さんが来る。あたしは、次に何が起きるか知っている。すでに何百回も感じてきたことだから、ちゃんと知っている。それでも、彼に腰を掴まれた時、思わず尻込みしてしまいそうになる。それを何とか堪えると、次に、彼の手が動き始めるのを感じる。切羽詰まった荒々しい手つきで、あたしの膨らんだお尻を撫でまわし、揉み始める。振り返らなくても、彼がどんな顔をしているか想像できる。淫らに興奮した顔。そして、あたしも精いっぱい同じ表情を浮かべる。本当に興奮した感情から出る表情には似ていないかもしれない。そう恐れながらも、精いっぱい表情を取り繕う。でも、あたしには、それしかできないのだ。

ベッドがギシギシ鳴った。彼があたしの後ろににじり寄り、位置を確保したのが分かる。あたしは、次に起きる嫌なことを予感し、体が震えた。彼は、当たり前のように、あたしが震えたことを興奮の表れとみなす。それを改めるための言葉も発さない。他のお客さんと同じで、この人も、あたしがこれを求めていると思いたがっている。あたしがヤッテほしくて堪らなくなっていると。それは正しくない。あたしは一連の出来事があった結果、今の生活へと押しやられてきたのだ。路上生活をするか体を売るかのたった2つの選択肢しかない状態に。あたしは可愛く女性的で、男たちはあたしを求めていた。あたしは、こういう生活が気に入るようになるかもしれないと、少なくとも、耐えきれないことにはならないと思い、この生活に入ることに決めた。

でも、こういう生活が、あたしの精神状態に大きな影響を与えることになるとは、あたしには予想できなかった。これを受け入れ、耐えて生きることはできるようになっていた。でも、こういうことを繰り返すうちに、あたしは、最後のひとかけらに至るまで純粋無垢な気持ちを失ってしまった。男らしさも……文字通りの意味でも比喩的な意味でも失ってしまった。さらに、自分を大切にしようという感覚も。残ったのは、好色な客を相手にするたび与えられるわずかなおカネだけ。

自分がどんな人間になってしまったかとか、あたしの人生に関わったすべての人に見捨てられたこととかを考えるより、心を麻痺させ、からっぽになってしまう方が、ずっと気安い。お客さんを取るだけ。そしてお客さんに対して、ただのオモチャになるだけ。お客さんに対して、性欲を満たす、その場限りの道具になり切るだけ。それだけでいいのだから。お客さんも、そういうモノとしてあたしを扱ってくれるだけだから。

お客さんがあたしの中に押し入ってきた。あたしは楽に受け入れる。初めのころのような痛みはまったくない。あたしは悩ましい声を上げる。もっとヤッテと甘い声を出す。もっと早く、もっと強くと。お客さんにとっては、あたしは、この瞬間が嬉しくてたまらない貪欲な淫乱に見えている様子。感じまくっていると。あたし自身、そうなっていると思い込みそうになっている。

思い込み。完全には思っていない。だって、本当のことを知っているから。自分は、運命に自ら身を任せてしまったただの抜け殻、からっぽの存在だと知っているから。いつの日か、あたしはこの状態から逃れるかもしれない。繰り返し自分に言い聞かせる。いつの日か、あたしは現実の人間に戻るかもしれないと。でも、今日はまだ、と。でも、いつまでも、今日はまだと言い続けてきている。

お客さんが、ドレッサーの上におカネを置くのを見ながら、あたしは声をかける。「すごくよかったわ。これまでで一番良かった。あたしのお気に入りのお客さんよ。今度、お客さんが会いに来てくれる時が、今から待ち遠しくなってるわ」と。さらに、いくつも嘘を並べながら、彼が満足して嬉しそうに出て行くのを見送る。あたしは、ベッドに横たわったまま。彼の出したものが染み出てくるのを感じながら、あたしが何か感情を持てる世界のことを夢見る。苦痛であれ、興奮であれ、淫らな心であれ、自己嫌悪であれ、何でもいい。何か感情を。どんな感情でも。

でも、何も変わらない。いちども。

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Your decision 「自分で決めたこと」 

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Your decision 「自分で決めたこと」

「鏡の前でおめかしするの、もうやめたら? 遅刻しちゃうわよ」

「別におめかしなんかしてないよ。ただ、こういうことしてていいのかって、分からなくなってるだけだよ。いい? つまり……ほら。キミがボクにこれをやってみたらと言った時……」

「ためらってるの? また? 何回目かしら? 3回目? たぶん4回目?」

「100回でもためらうよ。本当にボクはこんなことをするの、イヤなんだよ、ケイリー」

「大したことじゃないわ。何回あたしは同じことを言ってきたことか。会社の他のご主人たちはみんな、この女性抜きの美人コンテストに参加するわ。カールすら出るのよ? あのカールがハイヒールで歩くのって、どんだけ滑稽か、分かるでしょ? 募金のための行事なの。それに出ないなんて、あなた、どれだけワガママなのよ、アレックス」

「ボクはワガママなんかじゃないよ」

「でも、あたしからすると、ワガママ言ってるようにしか見えないわ。あなたの姿、素晴らしいのよ。あなたが圧勝しなかったら、大ビックリしちゃうわ」

「そこが問題なんだよ! ボクは勝ちたくなんかないんだ!」

「何言ってるの? あなた、いつも、どんなことにも勝ちたいと思ってるじゃない。あなたが、あなたらしいと言ったら、その点でしかないんじゃない? 超がつく競争好き。あなたは、前から自分のことをそう言ってきたでしょ? なんで、今回だけ違うのよ?」

「だって……だって、ボクは女の子みたいに見えるからだよ!」

「そもそも、そういうものじゃないの?」

「違うよ! いや、そうだよ! 分からないよ。でも、キミが言ったように、他の人はみんな、これはジョークだといった感じで出席するんだ。でも、ボクの場合、鏡を見ると……」

「女装した男に全然見えない」

「そう! その通り。だったら、キミも分かってるんだね。嬉しいよ……」

「だから、出るのよね」

「ええ?」

「だから、出るんでしょって言ったの。それとも、先週撮ったテストの写真を、あなたのお友だちみんなに見てもらいたかったの? ランジェリー姿のあなたの写真。いろんなドレスを試着したあなたの写真。あの写真、全部、あなたのインスタグラムのアカウントに投稿してもいいのよ」

「そ、そんなことしたら、みんな勘違いして……」

「あなたは、こういうことが好きだったと思うでしょうね。それが嫌なら、この大したことないイベントに出て、優勝して、家に帰って、あなたの美しい妻とセックスする方が良いんじゃない? そうしたら、誰も、これって一回限りのことじゃないって思ったりしないんじゃない? イベントに出るか、出ないでインスタに写真を出すかのどっちかね」

「選択肢が狭すぎるようだよ」

「あなたがあたしと同じ気持ちになってくれてすごく嬉しいわ。じゃあ、ハンドバッグを持って。出かけましょう。職場のみんなに、あたしの可愛い夫を見てもらいたくて、あたし、待ちきれないの」

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White sissy Wednesday 「白人シシーの日曜日」 

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White sissy Sunday 「白人シシーの日曜日」

「白人シシーの日曜日」は私たちの間では長い歴史を持つ伝統であります。白人女性の水曜日(参考)とは混同なされぬよう。この集まりで行ってることはシンプルで、誰かひとりが、黒人ペニスに中毒となってる淫乱シシーを連れてきて、残りのメンバーが、その娘が求めていることをしてあげることだけであります。このような淫乱シシーたちは、興味深い身の上話をすることが多く、私たちもそんな話を聞くのを大きな楽しみとしています。彼女たちは、自分たちが、かつてはどれだけ大きく強い男だったかなど、私たちのペニスを舐めしゃぶりながら話すのであります。これは黒人による復讐とか白人による償いとか、そういうことではありません。一見すると、そういう行為に見えるかもしれませんが、それとは違います。本当に堕落した、そして中毒になったシシーというものは、素晴らしいスキルを発揮するものです。私たちはそれを良く知っており、そういうシシーたちの性質を喜んで利用させてもらおうと思っているのです。それだけのことです。

今日の淫乱シシーのティファニーを例に取りましょう。彼女はかつてはトロイという名前で知られていました。元は信託ファンド系の仕事をしていたクズで、ちょっと欲張ってしまったのか、インサイダー取引で刑務所に入れられた男でした。彼は刑務所に入るとすぐに、非ユダヤ系白人男性グループであるアーリアン兄弟会に保護を求めましたが、「アーリア系には見えない」との理由で拒否されたのでした。保護をしてくれそうな仲間は他になく、恐らく今後の刑務所生活で毎日のように殴られることを恐れたトロイは、同部屋のジェイワンに助けを求めたのであります。ジェイワンは、大変心優しい男でしたので、トロイに自分のオンナになるというわずかな代償を条件として、その求めに応じたのでした。

もちろん、他の多くの白人淫乱シシーたちと同じく、トロイも最初は断った。自分は男が好きなわけではない、別に夜を大きな黒ペニスを夢見てすごしてるわけではないと主張し、断ったのであります。トロイの拒絶は、初めての本格的なリンチを受けて退院するまで続いた。彼は、あるいさかいで、かつて自分が助けを求めた兄弟会のメンバーに殴られ、怪我をしたのでしたが、その後、彼はジェイワンの取引に応じたのであります。

ジェイワンは当然トロイに取引の行為をさせたわけですが、その最初の何回かの時、トロイはその行為を嫌悪しているように振る舞いました。泣きわめいたり、止めて欲しいと懇願したり、看守に独房へ移してほしいと訴えたり。しかし最後にはトロイは、自分の中にシシーの部分が潜んでいることに気づき、刑期が終わる前に、その部分に完全に屈服したのでした。刑務所から出る頃には、ティファニーと名乗るようになっていたのですが、出所するとすぐに、世間の男性が求めると思う容姿に変われるよう、できる限りのことをしたのでした。ホルモン摂取や整形手術などです。自分の欲求を満たすため、あらゆることを行ったのです。

もちろん、変身の過程で、彼女の保守的で人種差別主義的な両親は、彼女とのつながりを断絶し、勘当しました。でありますが、ティファニーは気にしませんでした。家族との関係維持など、黒ペニスへの欲求に比べれば、ほとんど意味がなかったのです。ジェイワンが出所するとすぐに、ティファニーは彼の元に走り、一緒に住まわせてくれるよう懇願しました。そして、ジェイワンも、彼女が自分の立場をわきまえるとの条件で、それを認めたのであります。その結果、ティファニーは首輪をかけられ、鎖でつながれたスレイブとなったのでありました。

そんなティファニーのことを、哀れとは決して思わないように。彼女はとても行儀よく、そのおかげで、黒ペニスを欲しいだけ、思う存分、得ることができるようになっているのですから。そして、ここだけの話し、彼女が頬張ってるペニスの数はかなりの数になると言ってよいでしょう。

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