2ntブログ



テレサとベバリーの分かち合い(4) 

僕たちは、互いの配偶者や子供たちのことについておしゃべりをし、ドリンクを飲み干した。その頃までには、テレサは、十分リラックスするほどワインを飲んでいたし、もっと言えば、少し酩酊に近づいていたかもしれない。テレサは、もう一度ダンスフロアに上がろうと僕を誘った。嬉しいことに、スローなテンポの曲がかかったところだった。僕たちは、先のダンスで中断してしまったところから再開し、体を密着させてダンスを始めた。今回は、テレサは前より強く僕を抱き寄せてダンスした。僕も両手を彼女の魅惑的なヒップにあてがってダンスを続けた。

彼女の胸が僕の胸板に当たり、彼女の恥丘が僕の股間に当たっている。その贅沢さを喜んだ。テレサは、ダンスをしながら、微妙に腰を回転させる動きをしていた。その動きが僕を焦らし始めていた。テレサは自分の体の動きが僕の股間にもたらしている効果について、十分自覚していたのは確かだ。やがて、彼女は、腰を僕のズボンの中の大きな盛り上がりに、はっきりと打ち付けてくる動きになっていった。一瞬だけ彼女の瞳を覗き込んだが、その瞳がキラキラ輝いているのが見えた。テレサは、自分で僕に対して行っていることを分かっている。そして、その行為を、僕と同じく大いに楽しんでいるのだ。彼女の気持に間違いはない。僕も、さらに強く彼女を抱き寄せ、両手でお尻を撫で回った。テレサが漏らす小さな喘ぎ声を聞き、僕はすぐに、今どこかで彼女と2人っきりになれたらいいのに、と願わずにはいられなくなった。

だが次の曲は、再び速いテンポの曲になり、僕たちの体のゆったりとした擦りあいは台無しになってしまった。僕はテレサから離れたくない気持に駆られたが、この女性は他の男の妻なのだと、仕方なくあきらめる。一瞬、今にもクレイグがバーに戻ってきて、僕とテレサが、ダンスフロアで、互いの体の大事な部分を擦り合わせているところを彼に目撃されてしまうのを想像したのだった。僕は、しぶしぶながら、このゴージャスな新しい友達の体から離れた。テレサは依然として瞳をキラキラさせていたままだった。ひょっとして、これから先、僕とテレサの間には何かダンス以上のことがあるのだろうか? さしあたり、僕たちはアップ・ビートの曲に合わせてダンスを続けていた。

さらにもう2曲ほど速いテンポの曲を踊った後、僕たちは、再び喉の渇きを潤すためにテーブルに戻った。互いに、それぞれのドリンクをゆっくりと飲んでいる間、テレサはずっと僕を見つめていた。彼女のいたずらそうな笑みをたたえた表情に、僕は思わず言ってしまう。

「君は、僕を狂わせていると、ご自分でもはっきり分かっているに違いない」

「ええ、知っているわ。でも、気にしないで。ちょっとした遊びだから」

僕は笑みを返した。「テレサ、その遊びをやめるまで1週間は時間をあげるよ」

テッド (2) 

僕と母は、その後も話しを続け、そのうち、父が帰ってきた。母は立ち上がり、父に抱きついてキスをした。この時ほど熱を込めてキスをする両親を見た覚えがなかった。母は両腕で父に抱きつきながら、父に話した。

「この子、今朝、私がテッドと一緒にいるところを見ちゃったのよ」

父は僕に顔を向けて言った。

「ああ、お前が悩んでいたことは、それだったのか!」

だが父の次の行動で、僕はさらに仰天してしまった。父は、母のスカートを捲りあげ、股間を覗き、さらにブラウスをたくし上げて、乳房を丸出しにしたのだった。母の左右の乳房にも、太ももの内側にも赤いキスマークがついていた。母のあそこの毛には乾いた精液がこびりついていた。それを見て父は母に言った。

「今日は、お前たち二人、ずいぶん楽しんだようだね」

それから父は母から離れ、ソファに座っていた僕のところに来て、隣に腰を降ろした。母は僕と父にコーヒーを入れ、その後、僕と父の正面に座った。僕は大半、父の方に顔を向けていた。父は、テッドによる母の誘惑と、そのことで、どのように父たちの人生が変わったのかを話し始めた。

「お父さんはね、ずいぶん前からお前のお母さんに性的に奔放になって欲しいと思っていたんだよ。いろいろしてみた。だけど、テッドがお母さんのパンティの中に入るまでは、お母さんは変わってくれなかったんだ」

父はにんまりと微笑みながら僕を見ていた。

「テッドは、おおっぴらにお母さんのエイミを抱くことで、お父さんを侮辱しているつもりなのだろう。確かに侮辱的だ。だが、お父さんは今はそれが気に入ってるのだよ」

僕と父の二人とも視線を母に向けた。母はスカートを自分で捲り上げたまま、座っていた。テッドのスペルマがこびりついた陰部が見えていた。

「あれを見れば分かるように、テッドのせいでお母さんは淫乱な女に変わってしまった。セックスに飢えた淫乱女。ジョイスはお母さんとテッドがセックスしても気にしていない。ジョイスは、テッドの性欲が強すぎて困っていたんだよ。誰かにテッドの性欲を満足させてもらいたいって言っていた。お父さん自身も、お母さんがこれまでになくセクシーに変わったことを喜んでいるんだよ」

僕は、家に帰った。心の整理をつけようとしながら。父も母も、テッドも姉も、皆、どこか少しいかれていると思った。妻のシンディには何も話さなかった。もっとも、彼女は僕が何か気がかりなことを抱えていることは察知していただろう。彼女には、職場で苦労することがあって、とだけ伝えた。

数週間が過ぎ、僕はある企画に取り掛かっており、その件について父と相談しようと両親の家に行くことに決めた。僕の頭は企画のことでいっぱいになっていたので、電話を入れることなど考えず、直に両親の家に向かったのだった。玄関には鍵がかかっていなかった。家の中に入り、まっすぐ父の書斎に向かった。その時だった。何か普通じゃない様子に気がついたのである。父の書斎は暗く、リビングにも明かりがともっていなかった。そして、寝室の方から人の話し声、そして喘ぎ声が聞こえてきたのである。