2ntブログ



バースデイ・プレゼント 最終章 (15) 


「ああん、ああん、・・・」

ドナは引き続き僕に出し入れを続けた。僕は、あまりの興奮に思わず声を漏らしていた。かすれたセクシーな女の声になっているのが不思議だった。

「あっ、あっ、あっ・・・」 ドナの方も声を出しているのが聞こえた。双頭ディルドの一方を僕に、もう一方を自分のバギナに入れているのだろう。その快感に声を上げている。

突然、下腹部が痺れるような感覚になり、僕は射精してしまった。持ちこたえることなどできなかった。

多量の白濁が噴出し、僕の愛液でタオルがびしょ濡れになった。それに、腰に巻いていた美しいガーターも汚してしまった。

ドナは、僕が達してしまったことにはお構いなく、狂ったように激しく出し入れを続け、下腹部を僕に叩き続けていた。すでに僕の乳首からは手を離し、両手で僕の腰をしっかり押さえ込み、ずんずんと打ち込み続けている。

射精の絶頂から落ち着き始めると、今度は、先の快感に反比例するように、苦痛が増して来るのを感じた。強引に出し入れを続けられる苦痛しか感じられなくなってきたのだった。

僕は腰を少し動かし、痛みを和らげようとした。すると、ドナは、僕の腰から片手を離し、いきなり僕の尻頬に平手打ちをした。本気でぴしゃりと叩いたようだ。

「ああ! 痛いんだよ! もう、いってしまったから、痛みしかないんだ」

「私はまだいっていないの。だから、じっとしてるんだよ」 ドナは息を荒げながら言った。ずっと打ち込みを続けたままだった。

「でも、ドナ、痛いよ」

「私に愛してもらいたいんだったら、この痛みを受け止められるようにならなければいけないんだよ。どうやら、苦情を言うお前を黙らせなければいけないようだね!」

そう言ってドナは僕から抜けた。一時的にせよ、ほっとした気持ちだった。ドナは僕から離れると尻栓を拾い上げ、それを持ってバスルームに行った。水道の水が流れる音が聞こえた。

1分ほどしてドナが尻栓を持って戻ってきた。別のロープを取り上げて、それを尻栓の後ろ側にある穴に通している。

ドナは尻栓を持って僕の前に来た。「口をあけるんだ」

それがどこに入っていたか知っているので、僕は口を閉じたままにしていた。

バチン!

ドナがいきなり僕を平手打ちした。思わず声を出し、その際に口を開いてしまった。ぐいぐい尻栓を口に押し込まれた。両手が縛られているし、舌で押し返そうにも力が足りない。

尻栓を咥えさせた後、ドナは僕の頭の後ろに通したロープを回し、結びつけ、その上から僕のかつらの髪を垂らした。

ドナは、ちょっと止まって僕の姿を眺めた。両手両脚を拘束され、尻栓の猿轡をされ、椅子に覆いかぶさる格好になった僕の姿。それを自分の作品に満足しているような表情をして見ていた。

さらに何か思いついたらしい。再びバスルームに行き、今度は黒パンティと黒サテンのスカーフを持って戻ってきた。予想したとおりだった。ドナは僕の顔にパンティをかぶせ、さらにスカーフで目隠しをしたのだった。スカーフも頭の後ろで結び付けている。

実際、この時点で僕は興奮ではなく恐怖を感じていた。あまりにも無力な状態にされていたし、ドナもあまりにも威圧的になっていたからだ。

突然、ドナは再び僕に挿入を始めた。僕は肛門に最大の力を込め、侵入に抵抗しようとしたが、それも敵わなかった。ぐいぐいと押し込められ、再び出し入れが始まった。双頭ディルドで僕を犯しながら、ドナ自身も喘ぎ声を上げるのが聞こえた。

突然、ドナが話し始めた。まるで、誰かに向かって話しているような口調だった。

「私は、淫らな気分になるといつも決まって、こんなふうに私の可愛い淫乱女を犯してやるの。身体を縛り付けて、アヌスを開かせ、ずんずん突きまくる。私がアクメに達して、愛液でびしょびしょにするときまで、がんがんやりまくるのよ。もし、身体をよけようとしたら、思いっきりひっぱたいてやる。苦情を言おうもんなら、猿轡を嵌めてやる。パンティを顔にかぶせて目も見えなくさせてやる。私のパンティの中に興味があるみたいだから、顔にかぶせてやるのがお似合いなのよ。もし、私がいく前に絶頂に達するなんて、レディにあるまじきことをしたら、当然、懲らしめてやる・・・」

「・・・そこで見ているレディの皆さん? あなたたちも、奥様やガールフレンドからこういうことしてもらえるのよ。ただ、あなたの小さな秘密を奥様に話すだけでいいの。奥様が家にいない時に、どんな服装をしているか話せばいいのよ。奥様の下着を着て、そのちっちゃなウインナーをどんなふうにいじってるか教えてあげればいいの。どうして、ドレッサーの引き出しから、いつの間にか下着がなくなったり、いつの間にか元に戻っていたりするのか、それを教えてあげればいいのよ・・・」

突然、ドナは演説をやめ、声を上げた。部屋に轟くような大きな声で絶頂を叫び、同時に強く僕に押し込んだ。そのあまりの強さに、僕は気絶しそうになった。

しばらく身体を強張らせていた後、ぐったりと力をなくして僕に覆いかぶさった。

どのくらい時間がたったか、ドナはゆっくりと意識を戻し始めた。そして、優しく僕から抜け出て、僕の両脚のロープを解いた。

さらに目隠しを取り、顔からパンティを外し、尻栓の結びを解いて、口から出してくれた。両手首のロープも解いた後、僕の手を取って、立たせた。

ドレスを捲りあげたままにするように僕に指示し、その間にタオルを畳んで、僕の腹からスペルマを拭い取った。見るとガーターに掛かったのは一滴ほどで、大半はタオルに掛かっていたようだった。

その後、ドナは僕の手を引っ張って書斎に行き、パソコンの前に連れて行った。パソコンの画面には、先の小部屋の椅子が映っていた。そして、その画像の下にメッセージが出ていた。

「ライブ・カム ビューアー数:33、458」

僕は画面を見てショックを受けていた。ドナは微笑みながら僕に顔を寄せ、情熱的にキスをした。


[2009/09/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 最終章 (1) 

「ポルノ・クイーンの誕生」 第8章 Making of a Porn Queen Ch. 08 by Scribler

3月の間、マークはかなり頻繁に家を空けた。普通は、月に2、3日ほどしか出張に出ないのだけど、3月は、むしろ家にいた日が2、3日ほどしかなかった。多分、マークは新人タレントを探しに、国じゅう回っているのだろうと思った。シカゴ、ニューヨークばかりか、マイアミやタンパにも行っていた。それにサンフランシスコには何度か往復していた。彼が私たちに何が起きてるのか話してくれたのは、3月末になってからだった。

マークは、ヘレンとマリアと私を椅子に座らせ、話し始めた。

「実は、今、大きな企画を考えていて、君たち全員にその手伝いを頼みたいと思っているんだ。多分、気づいているとは思うが、この1ヶ月、何度も出張をしてきた。これから撮ろうと思っている何本かの映画のために、女の子を揃えに行っていたんだよ。そこで、頼みだが、君たち3人に、2週間ほどアリゾナで過ごして欲しいと思っている。君たちをあてにしても良いかな?」

私は、どこであろうと、あてにしてくれて構わないと言った。マークなら絶対に信頼できるし、私にできることならどんなことでも彼のためにするつもりでいた。マリアもほとんど私と同じようなことを言った。多分、それに参加することで、かなりの額の小切手も手に入りそうだというのも理由としてあったかもしれない。ヘレンは、マリアと私が行くなら、自分も行くと言った。自分だけここに独りでいるのはイヤだと。

私たちの返事に、マークはたいそう満足したようだった。

「3人ともありがとう。じゃあ、どういうことを考えているか、話すことにするよ。今度は、春休みを話題にシリーズ物で4本か5本、映画を撮ろうと思っているんだ。これと似た企画はすでにやったことがあるんだが、今回は、Tガールしか登場しないのを撮ろうと思っているんだ。名づけて『スプリング・ブレイク:Tガール流』シリーズだ」

私たち3人とも、これは良い企画だと思った。マークは企画についてすべて話してくれた。集まったTガールの中でマリアが一番年上なので、彼女がホテル支配人の役になるという。実際、これは大役で、マリアはかなり多くのセックス・シーンを演ずることになりそうだった。マリアは、この役を気に入ったようだった。

もちろん、ヘレンと私は、必要なときにフラッファーとして手助けをすることになった。マークは、集団が出るシーンではエキストラとしても私たちに参加して欲しいと言った。単なる代役なので、性的な演技は必要ないだろうということだった。何回か、トップレスになるシーンがあるかもしれないとのこと。ヘレンも私も、それでOKだった。

マークは映画についての説明を話した後、「マリアとヘレン、ちょっと席を外してくれないかな。ステフィに話しがあるんだ」と言った。

これには、とてもナーバスになってしまった。これまで、こういうふうに一人だけ別にされたことがなかったから。

マリアたちが出て行くと、マークは私のところに近寄ってきて、ソファの上、私の隣に座り、私の手を握った。

「ステフィ、ちょっと訊いておきたいことがあるんだ。この前、ヘレンやビリーと出かけた夜、ビリーが何かしたのかな? つまりビリーが君を傷つけるようなことをしたのだろうか?」

ビルは、身体的にではないが、確かに私を傷つけた。だから、ビルは私を傷つけなかったと言うことはできなかった。そう言ったら嘘になるし、マークには嘘はつかないことにしていたから。だから私は、こう言うことしかできなかった。

「彼は、私を身体的には傷つけなかったわ」

「・・・ということは、精神的には傷つけたということだね。そうだとしたら、残念だ。実際のところ、この件を君たち二人ですでに解決してくれていたらと思っていたんだが、まだだったようだね。今回の企画に、君が必要なのは変わりないんだが、ビリーの方がもっと重要なんだ。だから、君とビリーが一緒に働くことができないとなると、ステフィ、君には家にいてもらうことになると思う」

私はマークから視線を外した。

「ビルとは何も関係がないと思うわ。あの夜から、もう8本も映画関係で働いてきたけど、何も問題が起きていないわ」

「ああ、確かにそうだが、ステフィがセットにいる間、ビルはずっとオフィスにいたからね。でも今度の企画では、全員がホテルに一緒にいることになるんだ。だから、ビルとは何度か顔を合わせることになるのは確実だ。君たち二人は礼儀正しく振舞えるはずと、頼りにしても大丈夫だろうか?」

「ええ、私はビルにちゃんと礼儀正しく振舞います。保障します」 そう言いながら、なぜか涙が溢れてきてしまった。「彼も、同じように私に接してくれるといいんだけど」

これまでは、ビルの示した拒絶に対して、自己防衛を働かせてきていたのだけど、この時ばかりは、前の気持ちが戻ってきて、私は泣き出してしまった。


[2009/09/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第10章 (2) 


「よろしい」 ヒューストン氏はそう言って、二人を嬉しそうに眺めた。

「さて、それでは、今夜は何について話し合いましょうかね?・・・お二人の気持ちの上で、まだ答えが出されていないと感じられる疑問は残っていませんか?」

スティーブは、居心地が悪そうな様子で口を濁した。「僕は・・・いや別に、何も・・・」

「ダメよ!」 バーバラが力を込めて言った。

「どんなことでもオープンにしましょう。全部、今ここで話して、スティーブ! 今、ボートを揺らしてしまうのはイヤだとためらったばかりに、10年後にいきなり何か問題が私たちの間に持ち上がるなんて、いやだもの」

そこまで言ってバーバラは顔の表情を和らげた。「あなたが知りたいこと、どんなことでもいいの・・・」

「ああ、分かったよ・・・」 スティーブはゆっくりと語り始めた。

「・・・たいていのことについては、僕も、もう対処できるようになっている。君が、これまでの人生で何度か情緒不安定になっていたこととか、すべて、理解しているつもりだ。それに、君の感じていた迷いなどについて僕に相談できなかったと感じていることも・・・これには未だに傷ついているし、完全には理解していないんだが・・・それでも、そのことを受け入れたと思っている。その件については、みんなの同意が得られたら、これからもっと話し合う必要があるとは思っているけどね・・・」

バーバラは頷いた。

「・・・でも、今も、一番、僕を悩ませていることと言うと・・・あの・・・僕たちが結婚した後も君があの二人の男たちと関係を持ったというショックの後でも・・・今だに一番悩みとなっていることは、君がそういうことをしても構わないと思うようになったのは、いつのことだったのかなんだよ、バーバラ。以前は完全に悪いことと分かっていたようなことが、いつの時点で、しても構わないことに変わってしまったのか? その変化が、どうして生じたのか? その点だけ、理解できないでいるんだ、バーバラ」

「サッド・ブラウンのことを忘れたの・・・結婚する前の・・・?」 とバーバラは訊いた。

この質問にスティーブは驚かされた。何かを考えているのだろう、彼は眼を泳がせた。

「あ、いや・・・忘れちゃいない・・・」 しばらく間をおいた後、ようやくスティーブは返事をした。

「・・・あれは、僕たちが結婚する前のことだった。君は言ったよね・・・何週間か前、君は、彼に別れを告げるところだったと言ったはず。君は僕とのデートの約束を破って、何をするつもりか、どこに行くつもりかについて嘘をついた。でも、その時は、僕たちはまだ誓いを交し合った間柄にはなっていなかったんだ。ともかく、あの時、僕は君を捨ててた。半年間、会わなかった。でも、それで充分だったはず。あれは終わったことになっていた。僕は、サッド・ブラウンを、ジミー・ロバーツやラファエル・ポーターとは同じグループには含めない。あの時の話し合いで、サッド・ブラウンの名前を出したのは、当時の僕の・・・僕の不満とでも君なら言うのかな?・・・その僕の不満を述べあげるために出しただけだ」

バーバラは、その通りと頷いた。「ありがとう」 そう言って、大きく息を吐き、ためらいがちにスティーブに微笑みかけた。

「私も、サッドはこの件には含まれていないはずと思っていたわ。あなたの悩みとなっているのは、ジミーとレイフということははっきり分かっている」

バーバラは、そこで、考えをまとめるために、ちょっと間を置いた。


[2009/09/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第4章 (9) 

俺が入った店はホット・トピック(参考)だ。店の奥に直行し、黒革の首輪を手に取った。よく見ると背中側に輪がついてない。これはダメだ。別のを見たら、短いゴールドのスパイクが周りについていて、しかも後ろ側にリングがついていた。これだ、と思った。

首輪の次は手綱だ。犬用の黒革の手綱を選んだ。そのまま、レジに行き代金を払い、店を出た。高校教師のグラフ先生が、この首輪をつける。それを思うと興奮で気が狂いそうになった。

ずいぶん買い物をしたので、これを持って自転車に乗るのは大変そうだ。一瞬、ブラッドに電話して車で送ってもらおうかと思ったが、あいつのことだ、何を買ったんだと詮索されそうな予感がし、やめることにした。

荷物を持ちながらモールを出ようとしたとき、宝石店の前を通りかかった。ちょっと目を惹かれ商品を見ていたら、店員が俺に近づいてきた。

「何かお買い求めでしょうか?」

「ここにあるアンクレットを見せてもらえるかな?」

店員は銀色のアンクレットに手を伸ばした。それを取り上げる前に、俺は彼を止めた。

「いや、ゴールドのを見せてくれ」

商品を手渡されて、それを見ていたが、雰囲気として、どうしても買わなければいけない感じになってしまった。かなり高かったが仕方がない。このゴールドの鎖は、ゴールドのスパイクがついた首輪とマッチするのは確かだ。

モールを出て、自転車のところに行き、ぎこちない動きでペダルを踏みながら家に向かった。ブラッドの母親からカネをせしめたものの、クラブ入会で使った残りのカネをほとんど使い切ってしまった。ちょっとがっかりだったが、まあ、良いだろう。その代りとして、この衣装を身につけたグラフ先生をクラブ・カフスで見ることができるはずだから。

なんとか家にたどり着き、買い物を抱えて自分の部屋に入った。買ってきた物をベッドの上に並べて見る。この服を着たグラフ先生を思い浮かべ、俺は一気に勃起していた。

このストッキングを履いた先生の美脚を両肩に担いで、ズンズンと突きを送ったら、ハイヒールを履いたままの先生のセクシーな足が俺の肩の左右で揺れ動くことだろう。

俺はドレスを丁寧に畳んで、ギフトボックスに入れた。その上に綺麗なデザインの紙を敷き、その上にトップを置いた。それから、急いで下に行き母親の部屋からラッピング用の紙を取ってきて、自分の部屋に駆け上がった。机からテープと鋏を出し、ラッピングを始める。この作業は、実に楽しい。

満足がいくように包み終えた後、パッケージにラベルを貼り、そこに数字の4を書いた。この数字は、先生がパッケージを開く順番を意味している。

次に、可愛い黒のソング・パンティを包み始めた。これも小さなギフトボックスに入れ、ラップした。ラベルの数字は1だ。その箱をドレスを入れた箱の横に並べ、今度はセクシーなブラジャー、そしてストッキングとガーターを手にし、ラッピングを始めた。

ブラを入れた箱には数字の2を、ストッキングとガーターを入れた箱には3を書いた。

できあがった4つの箱をうっとり眺めながら、今度は超セクシーなハイヒールを取り上げた。こいつを先生に履かせたらどんなだろう。ハイヒールを丁寧にティッシュで包み、靴用のボックスに入れ、ラッピングした。数字は5だ。

次はゴールドのアンクレットだ。もう一度、改めて眺めた後、箱詰めし、6の番号を書いた。最後が黒革の首輪だ。これも箱に入れ、包装紙で包み、7の番号を書いた。

飛び上るようにして廊下に出て、廊下についているクローゼットからリボンを入れてある紙袋を持ってきた。リボンの山から赤いリボンだけを選び出す。いろんなサイズがあったが、それを小さい順に並べ、一番小さい箱からリボンを糊付けした。全部の箱に明るい赤のリボンをつけた。

それが終わった後、今度は地下室に直行した。大きな段ボール箱を見つけ、急いで自分の部屋に戻った。その段ボールにリボンがつぶれないように注意してギフトボックスを入れていく。何分かかかった後、ようやく、全部を詰め終えた。それからまた地下室に駆けおり、ガムテープを持ってきて、段ボールを密閉した。

最後にパソコンに向かい、グラフ先生の名前と住所をプリントアウトし、段ボールに貼りつけた。親に見つかるとヤバイので、密閉した段ボールは部屋のクローゼットの奥にしまいこんだ。

ようやくひと仕事を終え、時計を見た。かなり時間がたっていた。クラブ・カフスにテストを受けに行くまで、あと1時間ちょっとしかない。モールに行ったり、荷造りをしたりで汗をかいていたので、一度シャワーを浴びておくことにした。

シャワーの後、部屋に戻り、服を決めた。今夜はカジュアルな服で行こう。カーキのパンツとポロシャツにした。着替えた後、キッチンに降り、残りものを食べた後、バスルームに行って歯を磨いた。キッチンに戻り、親に今夜の夕食はいらないと伝言を書いた。

外に出て自転車に乗り、出かけた。まだ、かなり暑かったので、ゆっくりとペダルを踏んで走ることにした。クラブに着いたときに汗だらけになっているのだけは避けたかったからだ。

シーサイド・ダイナーの近くまで行き、電柱に自転車を立てかけ、施錠した。それから、何気なさを装って、レストランの中に入った。


[2009/09/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)