ベッドに入ること、イコール、眠ることではない。ナイトガウンに着替えた後、ふたりでベッドに入り、ほとんどすぐにキスを始めた。アンジーがリードを取って僕を導き、僕にしてほしいことをさせた。
最初は彼女の乳房を愛し、唇と舌で彼女を数回オーガズムに導いた。その後、アンジーは僕を下方へ導き、僕はまるで人生最後の食事のように彼女の女陰とクリトリスを舐め続けた。アンジーは僕に指も使うようにさせ、僕はクリトリスを舐めながら指を出し入れし、さらにもう一度、彼女をオーガズムに導いた。
僕の口唇愛撫で彼女は何度イッただろう。数回、達した後、アンジーは僕を見下ろしながら言った。
「シャワーを浴びてたときに、私があなたのお尻にしたことを覚えてる? あれと同じことを私にもしてくれると嬉しいわ」
彼女の求めに僕は全然驚かなかった。彼女がバスルームで僕のお尻を舐めた瞬間、いずれ僕が彼女のお尻を舐めることになるだろうと、賭けてもいいと思ってたからだ。もっと言えば、正直、それをするのを楽しみにしていたと言える。彼女のお尻はとても綺麗だと思うことが何度もあったし、まさにキスして愛撫されるためにあるのじゃないかと思うことが何度もあったから。
僕はまったくためらうことなく、アンジーをうつ伏せにさせ、その完璧な形のお尻にキスを始めた。
アンジーのお尻の頬は本当にすべすべだった。そう、赤ん坊のお尻と同じようにすべすべ。それに肌もベルベットのように柔らかく、僕の頬に吸いつくようだった。その肌にキスをし、舐めることは、僕にとっては決して義務でする仕事ではない。数分もたたずして、彼女のお尻の全体にキスの雨を降らせ、舐め残しの部分もなしにしていた。
尻頬を完全に舐め終えた後、今度はその頬の割れ目に向かった。僕の舌がお尻の割れ目に触れた瞬間、アンジーはとても甘美な声をあげ、その声に促されて僕はさらに舐め続けた。舌を濡れて光る女陰の近くまで沈めては、上は尻頬が別れるところまで上がる。それを繰り返した。まだアヌスには舌をつけなかったが、これを繰り返すたび、アンジーは悩ましい声を上げ、僕はさらに熱を込めて舐めるのだった。
アヌスは変な匂いがするかもと思ったけれど、僕は、彼女が僕に与えてくれたのと同じ喜びを彼女に与えようと心に決めていた。初めて舌を彼女の星型のアヌスに触れたとき、まったく匂いがなかったことに驚いた。正確には、むしろかすかに甘い香りと味がしたのだった。まるで蜂蜜を塗っていたような感じで。
舌で彼女のアヌスに触れた瞬間、アンジーはお尻を後ろに突きあげ、叫んだ。
「ああ、いいわ、ジャッキー。私のお尻の穴を舐めて…。あなたの舌でそこの穴をいじめて」
僕は舌を穴の中に入れることまでは考えていなかったけれど、この時は、言われたとおりにする他なかった。小さな入り口を舐め続けていると、やがてそこが開いてきて、僕の舌を受け入れ始めた。いやむしろ、僕の舌を吸いこんでいったような感じだった。
いったん入れた後、舌先を出したり入れたりを始めた。アンジーは、自分自身の指をクリトリスの上で踊らせながら、歓喜の悲鳴を上げていた。
それから間もなく、アンジーはハアハアと短い喘ぎ声を上げ、またオーガズムに達して、身体を震わせた。それでも僕は舌によるアヌス責めを止めなかったし、アンジーの方もお尻を僕の顔面に打ちつけるようにして悶え続けていた。
そのせいもあってか、アンジーは次から次に新しいオーガズムに達しているようで、僕が舌でぐりぐりと掘り続ける間、10分以上も達し続けていた。そして、ようやく僕の顔から離れ、僕にねだった。
「ジャッキー、お願い、あなたのクリトリスをちょうだい。あなたの素敵なクリトリスで、私のあそこを犯して」
アンジーはベッドの上、四つん這いになっていたし、お尻を僕に向けていたので、後ろからしてほしいのだろうと了解した。彼女の後ろに膝立ちし、履いたままだったパンティをペニスが出る程度だけ下げた。そして一気に彼女の中に突き立てた。
アンジーのそこは、これまでなかったほど熱く、愛液が川のように流れていた。彼女は僕の分身を受けつつ、同時に手を後ろに伸ばし、まるで火がついたかのように自分のクリトリスを擦り始めた。
アンジーの美しいお尻を見下ろしながら打ち込み続けていたので、僕はあまり長続きはできなかった。こんな綺麗なお尻を見ながらできるなんてと思いつつ、1分か2分ほどで、僕は彼女の中に発射していた。短時間ではあったけれど、アンジーは指で自分を擦っていたことにも助けられ、彼女も達することができた。耳をつんざくような悲鳴をあげて達していた。部屋の窓ガラスが声で振動するのではと思えるような悲鳴だった。
絶頂が終わった後、僕はまだ柔らかくなっていなかったのだが、アンジーは僕から離れ、ベッドの上、うつ伏せになった。僕は膝立ちしたままで、彼女がオーガズムの高みからゆっくりと落ち着いていく様子を見ていた。時々、身体を震わせ、そのたびに、ああん、ああっと小さな声が彼女の唇から漏れていた。
やがて彼女は静かになった。眠ってしまったのかと思ったが、急に彼女はくるりと身体を反転させ、仰向けになった。
「お願い、ジャッキー。この前の日曜にしてくれたように、私のことをきれいにしてくれる? お口で。あれ、大好きなの」
この求めを僕が拒むことなど、どうしたらできよう。
僕はアンジーの陰部から、ふたりの愛の行為によって混じり合ったものをすべて舐め取った。舌を彼女の中に入れるたび、彼女はあそこの筋肉を収縮させるのを感じた。そこがキュッと締まるたびに、真珠色のクリームが塊となって出てきて、僕の舌の上に乗った。この前の日曜日とは違って、アンジーはよほど疲れていたのだろう。この時は、僕の顔の上に座ることまではしなかった。ともあれ、僕はできる限りを尽くして彼女の愛の肉筒をきれいにした。
アンジーの満足がいくまできれいにすると、彼女は僕の頭を抱えて引き上げた。僕はそれに引きずられて身体を這いあがらせ、やがてふたりの唇が重なり合った。
しばらくキスを堪能した後、アンジーはキスを解き、言った。
「あなたは本当に素敵。あなたのような完璧な人を恋人にできて、本当に私は幸運に恵まれているわ」
それを聞いたとき、僕がどれだけ嬉しく、自慢に思ったことか、言葉にできない。
それから僕たちは再び何分かキスをし、そして抱き合ったまま眠りに落ちたのだった。
つづく