太ももで夫の手を両脇に固定したまま、わたしはゆっくりと上に這い上がっていった。わたしがこんなことをしているなんて信じられない。それに、この行為でもこんなに興奮できるなんてことも。
とうとう、わたしは、夫の顔の真上にあそこが来る位置に来た。上から夫の顔を見下ろしてる。ああ、呼吸が乱れてるわ…。
「ジョン? もっと欲しいの?」と言いながら濡れたあそこを夫の口のすぐそばまで降ろしていった。
「ケイト…。俺は…。」 夫はただわたしを見上げているだけ。そして、ちょっと間をおいて、とうとう言った。小さな声で。「ああ…」
それだけで十分。
わたしは、夫の顔へゆっくりと腰を降ろしていった。あそこの唇が夫のあごに触れるのを感じる。そうしたら、夫が舌を突き出して、わたしのあそこの入り口をほじるのを感じた。ああ、快感!
快感そのもの! 温かくて湿った唇や舌で、あそこを触れられる快感。
優しい舌使い…。でも、とても熱意も感じる。私のお豆は、すでにすっかり敏感になっていて、夫の舌に反応している。
腰をゆっくり前後に動かした。ほら、あなた? こうすれば、わたしの全部を舐められるでしょう? 美味しい?
夫がわたしの中に出したものを全部、夫のお口に流し込むのに、どのくらい続ければいいのかしら? そんなことを思いながら、両手を前について、頭を下げ、自分の股間のところを覗きこんでみた。
わたしのあそこの下に夫の顔が見える。まあ! 大変な状態になってる! 可哀想に夫の顔が、わたしのあそこから出た夫の精液やわたしの愛液でびちゃびちゃになってて、テカテカに光ってる。
夫は目をつむったまま、舌を突き出してきた。まあ、ジョンったら、こんなに長く舌を出せるの?
わたしは、夫の大きく突き出てきた舌に、わたしの穴の位置を合わせて、ゆっくりと腰を沈めた。夫の顔面に座るように。そしてあそこの全面を夫の顔に擦りつけた。
ジョンの舌がわたしの奥へ入ってくるのが分かるわ…。まるで…、まるでおちんちんのようにわたしの中に入ってくる…。夫を見下ろしながら、わたしは喘いでいた。
「ああ、いいッ…。ジョン、いいわ…。全部、食べて…。思う存分…。あなたの舌でわたしを犯して!」
どうして、この部屋、こんなに暑いのかしら。体中が汗まみれになってる。
わたしは、ゆっくり身体を上下に動かしていた。夫の舌があそこの穴から抜けないようにして、夫の顔面に股間を打ちつけている。開いたお口にわたしのドロドロが流れていくのを見ながら。
ああ、この感覚、大好きだわ。夫を支配してる感覚…。夫にいやらしいことをさせてる感覚…。
「ああっ…! ああっ…! イキそう。んっ! イキそうよ! 口を大きく開けなさい、ジョン! 味わってほしいの! 今すぐ、あなたの口にお汁を噴射するから、それを飲むのよ! いい? ああっ…。あああぁぁぁ…」
またイッてしまった。夫の顔面にどっしりと座っている。あそこの筋肉がヒクヒク痙攣して、夫のお口にお汁を噴き出してる。
4回目? こんな短時間なのに、もう4回もイッテしまった。やっぱり淫乱なの、わたし。「淫乱」の言葉が頭の中を駆け巡り、あそこが快感で疼き、そこの筋肉が勝手にうごめいていた。
強烈なオーガズムの後、とうとう、わたしは力尽き、ベッドに突っ伏した。もうダメ。顔を枕に埋め、身体はぐったり、お尻だけを掲げるような格好で、動けなくなっていた。
夫がわたしの下から這い出るのを感じた。わたしの後ろに立って、わたしを見下ろしてる感じがする。
ジョンはどこを見てるの? わたしのあそこ? それとも…、わたしのお尻の穴? さっき息子にされたことを思い出し、わたしはゆっくりと後ろに手を伸ばして、シーツで身体を隠した。夫は、ハアハアと胸で息をしながら、ベッドに突っ伏したままのわたしを見下ろしていた。
「ケイト…、とても綺麗だよ」 と夫は囁いた。
それを聞いて、わたしは優しく微笑んだ。ああ、やっぱりわたしは夫を愛している。わたしが息子とどんなことをしていようとも、わたしの夫はやっぱりジョンなの。わたしが恋に落ちた男。
夫も息子も愛してる。同じくらいに愛してる。わたしって、なんて幸せなの? わたしを愛してくれる男がふたりもいて、ふたりともしっかりわたしにエッチしてくれるなんて。夫はわたしが笑顔になってるのを見て、ベッドの中、わたしの隣に這い上がってきた。わたしはすぐに彼にすり寄って、囁いた。「あなた、愛してるわ」
そして、わたしは眠りに落ちた。
「ジャッキー」第8章 Jackie Ch.8 by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02
これまでのあらすじ
ジャックは妻のアンジーの浮気現場を見てショックを受け、彼女と知り合った頃を回想する。彼は法律事務所のバイト。アンジーはそこの上司だった。仕事を通じ親密になった二人はデートを繰り返し、やがて二人は週末を一緒に過ごすステディな関係になった。その過程でジャックはアンジーのランジェリを着、陰毛を剃られ、自分が出した精液をアンジーの陰部から舐め取る経験をする。そしてジャックはアンジーにランジェリをプレゼントされる。ある週末、いつものようにアンジーの家にいくと、彼女はどこか様子が変だった。だがやがてそれも忘れ、その週末の間にジャックは、女装と化粧の手ほどきを受け、ジャッキーという呼び名をもらい、アナル愛撫の快感も体験するのだった。
翌朝、寝る前にシャワーを浴びればよかったと気がついた。目が覚めたとき、顔面が糊で覆われ、そのまま放っておいて乾いてしまったように感じた。それに部屋中に、セックスをした匂いがこもっている。
ベッドから出ようとしたら、ベッドの振動でアンジーも目が覚めたようだった。彼女は目を覚ますなり、僕を抱き寄せ、キスをした。
「ほんと、ふたりともシャワーを浴びた方がよさそうね」
僕は笑って言った。「アハハ。僕はシャワーを浴びに行こうとしていたところだったんだよ」
「いい考えね。私も一緒に浴びるわ。…あと、それから、今の言葉使いは何? 私といる時はジャッキーは女の子なのよ!」
「…私、シャワーを浴びに行こうとしてたところなの」と、僕は女の子のような声で言い直した。
「そう。その方がいいわ」
そのすぐ後、ふたりは洗面台の前に並んで立って歯を磨いていた。それを終えると、シャワールームに飛び込み、一緒に身体を洗い合った。時々、官能的なプレーも交えながら…。
僕が体毛を剃り、髪を乾かす間、アンジーは寝室に着替えをしに行った。僕が寝室に入った時は、彼女は化粧台の前に座って、髪にブラッシングをしていた。彼女はまだ着替えはしてないが、化粧は終わりに差し掛かっているようだった。
「もうちょっとだけ待っててね」 と彼女は肩越しに僕を振り返って言った。「もうすぐ終わるから。その後は化粧台は自由に使っていいわ。待っている間、着るものを選んでいたら?」
服を選べと言われても、どうしてよいか分からなかった。アンジーが僕に女物の服を着せたがっているのは分かるけれども、どんなものを着たらよいのだろう? 昨日の夜のように、僕にドレスアップしてほしいのだろうか? それとも、先週末のようにランジェリーだけの格好になってほしいのだろうか?
アンジーは僕が迷っているのを見て言った。「着るものはいいわ。あなたはまだ初心者だし。私が見つくろってあげる。じゃあ、待っている間、足の爪を塗っていて」
そう言って彼女は僕にネイル・ポリッシュを手渡した。昨日の夜、彼女が僕の指の爪を塗るのに使ったポリッシュだった。
ネイルについては、昨日の夜にアンジーが僕の爪に塗るのを見ていたので、簡単にできると思っていた。だが、すぐにそれは見たほど簡単ではないと分かったのである。足の親指にたっぷりとつけすぎてしまったし、他の指もまだら模様になってしまったからだ。失敗したのを一度、拭いとって、やり直してみた。ようやく、すべての足指に一層目を塗り終えたころには、多分50本分のネイル塗りをしていたと思う。