カシャッ、カシャッ、カシャッ
いま、息子はわたしの裸の胸を撮ってる。ブラウスが脱げ落ちてた。でも、息子の前で自分の肌を晒してるって思うだけで、すごく興奮してしまう。
「ママ?… ママのおっぱい、すごいよ… ねえ…… いいかなあ… 触ってみても?… 」 頼み込むような目でわたしを見てる。
「だ、だめよ、トミー…… そもそも、こんな写真を撮らせることから間違ってるのよ…」 拒否してるところなのに、言葉に力がない。
ほんとのことを言えば、わたしも触って欲しくなってた。
カシャッ、カシャッ、カシャッ
トミーはどんどんわたしに近づいてくる。床から這い上がるようにして、わたしの膝のところまで上がってきた。カメラを持った手をわたしの膝に乗せてる。
「ママのおっぱいのクローズアップを撮ってもいい?」
「ああっ… い、いいわ… いいわよ…」 答えながら、ショーツが濡れてきてるのを感じた。
息子はカメラをおへその辺りまで突き出した。わたしの膝に体を乗せてるので、重みで両膝が割れてしまうわ。でも、考えてみれば、その方が息子には撮影しやすいのかもしれない。ショーツを履いてるから大丈夫だと思うし。
いまや息子はわたしの脚の間に割り込んでいた。カメラを下腹に乗せて、裸の胸を撮っている。スカートは腰のところまでめくれ上がってて、ショーツが丸見えになってる。
さらに悪いことは、息子が写真を撮りながらカメラのファインダーを覗くために、うつむきになってること。あれだと、息子の顔がわたしのあそこの丘の真上に来てるし、実際、息子の頬がショーツに触れていた。匂いが分かってしまう。わたしのあそこの匂いを息子に嗅がれてしまう。
「ママ、最高だよ」
カシャッ、カシャッ、カシャッ
息子の呼気が濡れたあそこに感じて、全身に鳥肌が立った。ああ、いやっ! でも、このまま終って欲しくない…… このまま続けて……
わたしは母親なのに、完全に息子に支配されてる。近づいてくるカメラ、息子の吐く呼気、脚に触れてる手… ほとんど触れるか触れないかって感じなのに、わたしはすっかり熱くなってた。
息子がわたしの顔を見上げた。わたしが息子をやめさせられなくなってると察知したみたい。見透かしたように笑って、親指をカメラから離して、わたしのあそこの丘にあてた。ショーツの上からお豆があるところに触れてる。小さな円を描いて擦り始めてる。思わず低い声を上げてた。
「あうううぅ… 」
「うわあ、ママ?…… ママのここ、すごくいい香りがしてくるよ…」
その言葉を聞いて、まるで淫乱になったような気がした。…ああ、淫乱って! わたしの秘密の夢…… 頭がくらくらしてた。お豆を擦られ、あそこがヒクヒクしてる。
「おやおや… ママはどのくらい濡れてるのかな……」 息子はわたしを見上げて、反応を伺った。
わたしは何も言わなかった。何も言わないことで、してもいいと許してた。
淫乱?…… ああ、わたしは淫乱なの。
トミーは指をショーツの中に挿し込んで、布地を横にずらした。濡れてるところが露わにされていく。
「うわ! ママ… すごく濡れてるよ… びっしょりだ」 大きな声でびっくりしながら、まじまじとわたしの濡れたところを見てた。
「ああんっ… もうっ…… 」
息子がこんなふうにわたしを扱うのを許してしまってるのに、わたしは天国をさまよっていた。
「さあ、最初にこのスカートを脱がそうね」 と息子はスカートを引っ張った。
「いや待って。その前に、ママのこの格好を撮っておこう… パンティをびしょびしょにしてるところ…」 トミーは立ち上がってわたしを見下ろし、また写真を撮り始めた。
カシャッ、カシャッ、カシャッ
「ママ、もっと脚を広げて! パンティに出てる濡れた染みを撮りたいんだ」
「ああ、トミー… こんなことダメ… わたしはあなたのママなのよ…」
「もうママったら!… ママ自身、分かってるはずだよ… ママは、本当は僕に全部見せたいんだよ… さあ、脚を広げて」
拒否する理由って何だろう? だって、息子の言うとおりなんだから…… ぜんぶ見せてしまいたくなっている。服を破り捨てて、安っぽい淫乱女のように曝け出したい。
気がつくと、トミーの言うとおりに、脚を広げていた。
「ああ、いいよ… すごくいいよ…」
カシャッ、カシャッ、カシャッ
「今度は脚を持ち上げてみて… 膝を抱え込むようにして… 」
脚を持ち上げて、両膝を胸に近づけた。すごく開けっぴろげな格好をしてる。ショーツもびちゃびちゃになってる。息子は床に座って、カシャカシャ撮りまくってた。わたしはカメラのレンズを見つめて、舌なめずりをした。
「こういうポーズをさせたいの?… トミー?… こんな感じ?… モロだしする感じで?……」
どうしても我慢できなくなっていた。こんな格好をして見せてることで、すごく興奮してしまい、知らぬ間に、こんな言葉が口から出てた。それも、母親が息子に言うような言い方じゃなかった。声に淫乱な欲情が入っていた。まるで、男のためにどんなことでもしてあげたくなってる女のような声…
息子はわたしを見上げたけど、その顔は、わたしがこんな言葉を言うのを聞いて、驚いてる顔だった。わたしの言い方に、一番驚いてたみたい。
「ああ、ママ!… ぜんぶ見せてよ… そのパンティを脱いで、僕にあそこを見せるところを見たいんだ… ママの濡れたあそこ…」
息子は震えてた。息子は、これが最後まで行きそうだと分かったみたい。わたしに何をしても、わたしが止めないだろうって分かったみたい。
家に着き、自転車をガレージ脇に置いて中に入った。時計を見ると、もうすぐ親たちが帰ってくる頃だと分かった。トリスタに会いに行くまで2時間ほどだ。ついでにクラブ・カフスにも顔を出してこようと決めた。
簡単にシャワーを浴びて、自分の部屋に入った。髪を乾かしながら、コンピュータを立ち上げ、メールをチェックした。グラフ先生からはメールが来てなく、がっかりした。カジュアルな服に着替え、キッチンに降りて行くと、ちょうど親たちが帰ってきた。
母親は、クロック・ポット(
参考)を一日中つけっぱなしにしていたらしく、すぐに夕食になった。3人で、その日のことを話しながら食事をし、その後、後片付けをした。
すでに6時半。そろそろコーヒーショップに行かなければ、遅れてしまう。両親はリビングでテレビを見ていたので、俺は裏口からこっそり忍び出た。時間に合わせてゆっくりと自転車をこぎ、コーヒーショップに向かった。2、3軒手前に自転車を置き、そこからは歩いた。トリスタに俺が自転車に乗ってるのを見られたくなかったからだ。コーヒーショップに着き、中に入った。
「ハーイ、ジャスティン!」
トリスタは俺の手を取り、隅のテーブルに案内した。
二人でいろんなことについておしゃべりをした。トリスタは子供時代のことについて、いろんなことを話してくれたし、俺も同じく自分の子供のころについて話した。トリスタは一度、席を立って、二人分のコーヒーを持ってきてくれた。それから、またおしゃべり。ただ、この時は、テーブルを挟んで前より顔を近づけ合っていたと思う。
この子には何か特別なことがあるように感じたが、それが何かは俺には分からなかった。二人で笑いながら、互いのことを話し続けた。
気がつくと、もう9時15分になっていた。
「私、家に帰らなきゃ。お父さんに怒られちゃうわ」
「まだ門限があるの?」
「そうなの。パパは、私のことになると、とても過保護んだもの」 とトリスタは微笑み、横目で俺を見た。
「パパは、私がいつの日か、悪い道に進んでしまうのではないかって心配しているの」 と立ち上がり、ハンドバッグを取った。
「ねえ、君の電話番号を教えてくれる?」
トリスタは座りなおし、バッグを開け、小さな手帳を出した。紙に名前と番号を書き、そこを破いて俺にくれた。
「あなたのは?」 と彼女は手帳を開いたまま、訊いた。俺が名前と番号を言うと、トリスタは手帳に書き込んだ。
「もう、本当に行かなくちゃ。遅すぎるって、お仕置きされちゃうわ」
俺たちは一緒に店を出た。彼女は彼女の車である濃い青のカマロ(
参考)に飛び乗り、スピードを出して走り去った。
彼女の車が角を曲がるまで待ち、それから通りの向かいに渡って、クラブ・カフスの入り口に向かった。だが、その途中で俺はIDカードを忘れてきたのを思い出した。仕方なく、回れ右して自転車に向かった。
家に戻ると、まだ電気が点いていた。親たちはまだ起きてる。忍び足で家に入りリビングの前を行くと、親たちはテレビをつけっぱなしでソファでぐっすり眠ってた。
俺は自分の部屋に入り、例の封筒を取り出し、クラブ・カフスのIDカードを取り出した。
封筒を片付け、コンピュータの前に座り、もう一度、メールをチェックしてみた。やはりグラフ先生からはメールが来てない。
俺は静かに階下に降り、ガレージに出た。そして自転車に乗り、クラブに向かった。