息子はもう写真を撮るのを忘れて、わたしを見てるだけ。わたしのお尻を… 唇が乾いている… 舌で唇を濡らして、前のめりになった。両手を暖炉の上について、お尻を突き出した。これならもっとよく見えるでしょう?… あそこが濡れてきてる。ショーツが濡れてきてる。…息子には、濡れた染みが見えてるの? 「ママ… スカートを… スカートを脱いでくれる?… お願いだよ、ママ?」 ああ神様… それってとても危ないのよ。家にはわたしたちだけじゃないんだから… 「トミーったら… どうするの、パパが降りてきたら… それに妹が降りてくるかも…」 トミーは返事をしなかった。ただ、わたしのお尻を見つめてるだけ。わたしの声を聞いてないみたい。また、写真を撮り始めた。 カシャッ、カシャッ、カシャッ わたしは首を曲げて後ろをふり返り、階段を見た。…断っても意味がないんじゃない? だって、もう下着を見せてしまってるんだもの… スカートのホックに手をやって、そこを外した。脚をいったん閉じた。スカートがするすると足元に落ちた。 「ママ… ブラウスも… お願いだよ…」 それを聞いて、動けなくなった。 そんな…… もし見つかったらどうなるの? もし娘が降りてきたら? 娘がわたしがこんな格好をしてるのを見たら… ショーツとブラだけの格好… ひょっとすると、全部脱いでしまうかもしれない… そんなところを娘に見られたら? 息が苦しくなってきた。娘がわたしを見る… わたしの胸やお尻を見る… そんなことを考えているうちに、わたしは、ますます… ますますエッチになってしまった。 ああ… わたし、どうなってしまったのかしら? 自分の娘なのに、どうしてそんないやらしい方向に考えてしまうの? 胸元に目を落とした。自分でも気づかぬうちに、わたしの手が勝手にボタンを外していた。前がすっかりはだけている。 肩をすぼめ、ブラウスも床に落とした。わたしはショーツとブラジャーだけになって立っている。 カシャッ、カシャッ、カシャッ 顔を上げ、前と同じ姿勢になった。身体が勝手に動いている感じ。脚を広げ、両手を暖炉の上の壁につき、お尻を突き出した。 トミーがわたしのお尻ににじり寄ってくる。 「ああ、トミー… トミーはママのお尻を撮るのが好きなの? そうなのね?」 自分で言って、自分で驚いてた。でも、ますます興奮しているのは本当。わたし、ゆっくりと、淫乱女の役を演じる方へ変わっていってる。…それは、わたしの密かな夢… 手をお尻にもっていった。首を曲げて後ろのカメラを覗き込みながら、お尻の頬肉を広げて見せた。ショーツがお尻の割れ目に食い込むのが分かる。 「うーん… トミー? ママにどうして欲しいの?」 淫らな声になってるのが分かる。 息子には、お尻の穴を取り囲む、少し色の濃い肌が見えてるはず。片足を上げて、近くの椅子の上に乗せ、上半身を傾けてみた。 こんなに脚を広げちゃってる… ショーツがまとまってしまって、二つの穴をかろうじて隠すだけになってる… 息子はしきりにシャッターを押していた。わたしのお尻を撮りまくってる。脚を広げて、お尻を突き出してるわたし… 本当に淫乱女のよう… ああ、なんてエッチなの? こんなに淫らになってる… 二階には主人がいるというのに… 自分の息子に身体を見せつけてるわたし… とてもいけないこと、許されないことなのに、とても興奮してしまう。
その時、クラブにふた組のカップルが入ってきて、俺とマンディは、そちらに目を向けた。女たちは、どちらも、ジーンズとTシャツという格好で、大きなバッグを抱えてトイレに入って行った。 「ああいう服装の女たちをここで見るとは思わなかったよ」と俺は飲み物を啜った。 「いいえ、賭けてもいいわよ、トイレから出てくるときは違ってるから。たいていの女たちは、服を持ってここに入ってきて、トイレで着替えるの。旦那さんに隠れてここに来る女たちは、たいてい、そうするわ」 とマンディは手を伸ばして俺の腕をつかんだ。 「ねえ、あなたのテーブルに戻りましょう」 と歩きだす。 無数の身体を絡ませ合う男女の間をかいくぐるようにして進み、ようやく、もとのテーブルに戻った。ステージには新しいカップルが出ていた。黒人の男と白人の女だ。女は目隠しをされ、両手首を手錠で拘束されて、頭上に引っ張りあげられている。女は実にセクシーなハイヒールを履いていた。マンディと俺は、腰を下ろすのを忘れるほど、ステージのショーに目を奪われていた。 俺はマンディの耳元に口を近づけ、囁いた。 「マンディは、どんなテストをされたの?」 マンディはステージのカップルを見続けたまま、ちょっと頭を傾けるようにして答えた。「あなたと同じよ」 「ケイトとしたということ?」 驚いた声を出してたと思う。 マンディは軽くうなづくだけで、ステージの二人を見つめたままだった。ほんの少し俺の前に身体を寄せてくる。 突然、何かが俺を触ってくるのを感じた。マンディは俺の真ん前に移動し、手を後ろにしていた。彼女はステージを見続けたまま、俺のズボンの盛り上がりに手をあてたのだった。 ズボンの上のボタンを探り、そこを外してくる。巧みな指使いでジッパーが降ろされていく。俺は心臓がドキドキしてくるのを感じた。 かすかに手が震えていたが、俺はマンディの肩に両手を乗せた。生肌の肩だ。その間もマンディは俺のズボンを降ろしにかかってる。彼女は、膝を曲げて、しゃがみ込んでいったが、同時に俺のズボンも引き下げられ、膝のところまで来ていた。 ズボンを下げるとマンディは再び立ちあがった。彼女が立ち上がるのに合わせて、俺も何気なさを装いながら彼女の肩に掛る肩紐を外した。マンディは、それを予想していなかったのか、まあっと小さく声を上げた。彼女は肩をすぼめ、両腕を細い黒の肩紐の中から引き抜いた。ドレスが腰までするりと落ちた。成熟した張りのあるおっぱいが姿を見せた。 俺は、震える指先をとがらせ、彼女の背筋をさっとなぞりながら下に降ろした。マンディはぞくっとしたのか軽く震えた。俺は顔を近づけ囁いた。 「本当に18歳なのかい?」 マンディは俺に身体を寄せ、首を後ろにひねり、俺の唇に唇を強く押し付けた。すでに色欲に狂った目つきをしている。 「前にも言ったけど、私は19歳。でも、今夜はどうとでも好きに想像してくれていいわ」 俺はゆっくりと両手を彼女の脇の下に差し込み、腹部を触った。へそにリングをつけているのを知った。それから両手を徐々に上へ這わせた。両手の親指が胸の丘のふもとに触れる。 マンディは両手を前にもっていき、俺の手の上に重ねた。ゆっくりと俺の手を導き、胸を触らせた。乳首はすでにこりこりと固くなっていたが、俺の手のひらに包まれ、ますます固さを増しているようだ。マンディは、また頭を後ろに向け、俺に熱っぽくキスをした。
「アンドリュー、今は何か話せる時じゃないわ。明日なら… 明日なら話せるわ。約束する。私から、ディ・ディにあなたが『知っておく必要がある』立場になったって納得させるから。それでいいでしょう? ね? その時は私たちが知ってることを全部話すわ。でも、今夜は、お願い。今夜はお話して時間を無駄にするのは嫌なの。私は、ここに二日しかいられないの。その二日間のいっ時いっ時をしっかり覚えたいの…」 「僕もだよ、ドニー。君がいったときの顔は、僕が見た中でも一番美しくて、一番セクシーな顔だった。今すぐ君を犯してしまいたいけど、それを我慢するので精いっぱい。でも、ヒントだけでも教えてくれないか? どういうことなのか、ヒントだけでも…」 ドニーは頬笑み、瞳を輝かせた。「ヒントは、そうねえ… あなたは私たちと同類、ということかな…」 「ドニー、それって一体どういう意味なんだ? 僕には双子の兄弟はいないよ」 「ダメよ、ヒントはそれだけ。あなたがヒントを求めたから、教えてあげたのよ。そのご自慢の知性を使って考えることね。でも、考えるのは後回しにして。今は、さっき言ってた、犯すとか何とかの話しがいいわ。ねえ、アンドリュー、お願い、私のために… 遠慮したりしないで…」 ドニーの瞳は、笑ってもいたし、同時に妖しく輝いてもいた。ああ、何てセクシーなんだ! 僕はドニーに攻撃を開始した。 僕は完全に勃起していた。世界で最も完璧と思われる女性の陰部を30分ほど舐め続け、同時に、それで影響を受けないことができるかどうか、誰か試してみるとよい。僕には、そんなの不可能だ。僕は一気に彼女の中に滑り込み、大暴れを開始した。片腕で彼女の頭を抱き込み、もう一方の開いてる手で、彼女の乳房を揉みまくった。唇ではあの柔らかな唇を奪い続け、ペニスで彼女を突きまくる。 二人とも、力の限り動き続けた。僕はぐいぐい貫き続け、彼女もぐいぐい腰を打ち返していた。二人とも、欲望に囚われた二匹の野生のけだものになって、互いの身体に身体を打ち付けた。 セックスを始めてから最初のオーガズムがドニーを襲い、やがて、その第一波は収まった。でも、そんなのは関係ない。すぐに、もっと何度も波が押し寄せてくるはずだから。 ドニーもディ・ディも、彼女たちのあそこは僕のあそこにぴったり合うようにできてるみたいだ。僕を優しく包み、揉み、温め、なだめ、そしていじめてくる。しかも、それを全部同時にやってくる。 ドニーの性欲も限度を知らない。まるで、4年にわたる禁欲状態を、一回の心臓がとまるほど激しいセックスで埋め合わせをしているような勢いだった。 ドニーが悲鳴を上げ始めた。ずっと声を上げ続けている。今は、僕は彼女の両脚を肩に抱えている。僕は根元まで深々と突き刺していた。実際、子宮の中に入るほど深々と。けだもののように互いに暴れつつ、僕の睾丸は彼女の尻肉をビタビタと叩いていた。 そして、とうとうドニーは絶頂に達した。彼女の空気を引き裂くような甲高い悲鳴が、延々と続く。彼女の膣肉は僕を包みながら、痙攣を始めている。僕のすべてを身体の中へ深く吸い込み、僕からすべてを絞り取ろうとしている。 僕は目の前に火花が散るのが見えた。まぶしい光と轟音。耳元で誰かが吠えてる。僕とドニーの発する言葉にならない声が、部屋の中、いつまでもこだましている。 やがてドニーはぐったりとなって力尽きた。もはや動けないようだ。目を閉じて、表情もなくなっている。気絶しているのかもしれない。 そして僕は彼女の上に覆いかぶさったままだった。頭を上げる力もない。長く、深い息遣いで呼吸を続けた。陶酔的な激しいセックスから回復しようと、呼吸だけを続けている。こんなに激しいセックスは、そう何度もできるわけがない。このまま続けていたら、死んでしまうだろうと思った。 まさに、デス・バイ・ファッキングだ、と。 つづく
マリイは、イサベラの愛らしく無垢な顔が苦悩で歪むのを見ながら、もう一方の肩に掛る細い肩紐をゆっくりと外した。 「や、やめてください… 」 冷たい指で柔肌の乳首を優しくつねられ、イサベラは喘いだ。指は、はやく固い突起になれと、せかしているようだった。 マリイはイサベラの小ぶりな乳房を手で覆った。イサベラはびくりと身体を震わせた。 「イサベラ? お前は何をしてくれるのかな?… そのあさましい秘密をばらされたくはないのだろう?」 「な、何を…」 とイサベラは息をのんだ。 マリイの愛撫から逃れようと、一歩、引き下がり、身体を離した。だが、マリイは執拗に身体を寄せ続けた。ベッドの裾へとイサベラを押し続ける。 「何を私に求めているのです?」 「ほんとに柔らかいのに張りがある…」 マリイは、つんと立ったバラ色の突起を弄びながら呟いた。「こんなに美味しそうなのに… お前をお仕置きしなければいけないのが残念だわ」 「お、お仕置きって?」 突然、マリイがイサベラの乳房を強く握った。イサベラは甘い痛みに、ああんと、か弱く泣き声をあげた。 「ううむ… お前が私にした仕打ちの償いをしてもらうよ… 」 イサベラはマリイが邪悪そうに笑うのを見て、唾を飲み込んだ。 「後ろ向きになって、そこのベッドの柱につかまるんだよ。良い子になっておとなしくね!」 イサベラは恐れおののき、マリイの目を見つめた。恐怖のあまり身体が動かない。 「さあ! 言われたとおりにするんだ! さもないと、お前に守備兵全員を相手に、身体で奉仕させてもいいんだよ!」 イサベラは固く目を閉じ、言われたとおりにした。絹のシュミーズを腰のところで掴まれ、強く引っ張られた。イサベラの唇から、か弱い泣き声が漏れると同時に、細い肩紐が引きちぎれ、シュミーズは足元に落ちた。 次に何をされるかと震えるイサベラの背後、マリイは、イサベラの肩に掛る長い赤毛をふり払い、クリーム色の滑らかな背筋と、誘うような曲線が艶めかしい双臀の丘をあらわにした。 イサベラは、後ろで何かがヒュッっと音を立てるのを聞いた。次の瞬間、背中の柔肌をピシッっと鞭のようなもので打たれ、熱く焼かれる痛みが走るのを感じた。 痛みに息がとまり、両膝ががくがくと震える。だが息継ぎをする間もなく、再び空気を裂く音が聞こえ、またも鋭い痛みが背中を走った。鞭が走った跡には、じりじりと燃える痛みが残る。 このお仕置きが続く間、イサベラはベッドの木製の柱にしがみつきながら、必死で耐えた。涙がぼろぼろ頬を伝い、悲痛な叫びが小部屋を満たした。 痛みのあまりイサベラは意識を失いかけていたのだろう。彼女は、部屋の扉が音を立てて開き、彼女の父親が雷のような轟音を立ててマリイを罵り、彼女の手からベルトを奪い取ったのには気づかなかった。イサベラは、父親が、彼女を優しく抱え上げ、赤く腫れた皮膚が触れぬようにと、ベッドにうつ伏せに寝かせた時、かろうじておぼろげに意識があった。父親は彼女の髪を優しく撫でた。 「どうか、私の子を傷つけないで…」 イサベラは薄れかける意識の中、そう呟いた。そして、それを聞いた父親が身を強張らせたことに気づかなかったのだった。 「寝がえりをうち、自分で傷つけたりせぬよう、娘の身体を縛りつけよ」 父親は、近くにいた手下に、怒鳴りつけるような勢いで言い、暴れるマリイを引きずりながら部屋から出た。 「メイドを一人あてがい、娘の世話をさせるように」と別の手下に命じ、怒りに燃えた恐ろしい目つきでマリイをにらみつけた。 「イサベラが血を流すほどまではしなかったことを幸いに思うことだな」 * * *
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