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淫乱ママ 第3章 (3) 

「トミー! クリスティに気づかれたわ」 これしか言えなかった。

「ママ、大丈夫だよ。クリスティは何も見てない。変な疑いは感じたかもしれないけど、何も気づいちゃいないよ」 と息子はわたしの手に手を乗せた。

「ああ、クリスティがパパに話したら、ママはどうしたらいいの…」

本当に心配だった。そんなことになったら、すべてを失ってしまうかもしれない…

息子は優しくわたしの手を取って唇にあて、キスをした。わたしを胸に引き寄せて、両腕で包むように抱いてくれた。息子の身体は良い香りがして、気持ちが安らぐわ。こういうのが今のわたしには必要。身体の触れ合いが…

「クリスティは、何か疑ったとしても、誰にも言わないよ… 僕を信じて… クリスティは、自分こそ、ママにキスマークをつけられたらいいのにって思ってるんだよ」

息子の手がゆっくりとわたしの背中を撫でながら下に降りていった… 

ちょっと待って? … いまトミーは何て言ったの?

「トミー、どういう意味?」 顔を息子の胸に埋めたまま、訊いた。

「何と言うか… クリスティはずいぶんジェシカと一緒にいるだろ? …二人で何かやってるんじゃないかと思ってるんだ… ママも分かるよね?… 何かセクシーなことを…」

娘が? そんなの信じられない! …でも… でも、それが本当なら… 確かにクリスティとジェシカはいつも一緒にいるわ。

息子の手が前に回ってきて、シャツの中に滑り込んできた。おっぱいを触ってる。指で乳首を挟んで固くさせている。

…ああ、またなの? ダメなのに… また、ママの身体を触りたがってるの? やめさせなきゃ。さっきバレそうになったばかりなんだから、なおさら… でも、だんだん感じてしまう。

「トミー? …何かそういうことをしてるの、見たことあるの?」 わたしは顔をあげて、息子の目を見つめた。

息子は、まだわたしの胸を触っている。わたしに身体を寄せて、そのままベッドに横寝になった。それにつられて、わたしもベッドに仰向けにされていた。息子は片手で頭を支え、横からわたしを見てる。指が乳首をこりこりつまんでる。すっかり固くされちゃってるわ。あそこも濡れてきた。ああ、またエッチな気分にされていく…

「いや、実際には見てないよ… ただ二人が身体を寄せて抱き合ってるところは見たことがあるけど…」

息子の手が胸からお腹へ降りた。それからスカートの中に滑り込んでくる。ショーツの腰ゴムの中に来た。指がじわじわあそこに降りてくる…

ああ、どうしてわたしはやめさせなかったの? どうして、息子の指があそこへ降りて行くのを許してるの? 

あそこの唇をいじってる。左右に広げようとしてるのを感じる。わたしは息が荒くなっていた。

「トミー! 何をしてるの?」

「ママのおまんこをいじってるんだよ」 

そんな、あからさまに! わたしの目をまっすぐに見ながら平然として言ってるんだから。指が一本、濡れた穴に忍び込んできた。

「ああ、トミー… お願いだから、やめて… わたしはあなたの母親なのよ… ああんっ…」

どうしても声が出ちゃう… 自分を抑えられない…

もう1本、滑り込んできた… ああ、気持ちいい… でも… とってもいけないこと。自分の息子にこんなことをさせてるなんて… だけど、それがかえってわたしを興奮させてしまう!

「ママが脚を広げてるのは、そのためなの? …僕にやめさせたいから?」

息子に言われて、自分の脚を見た。ああ、わたし、自分で脚を広げてる。息子に触ってもらおうと、広げてる… 熱く濡れたあそこを触ってもらおうと…

ほんとに、こんなこと、いけないのに… 自分でも気づかなかった! わたしは何てことしてるの?

息子は覆いかぶさって、キスをしてきた。長々と、ねっとりしたキス。舌が口の中に入ってくる。その間も、指はわたしのあそこに入ったり、出たり…

あっ、ああっ、ああん… 息子に口を塞がれながら、喘ぎ声をあげていた。

突然、トミーがキスを解いてわたしの目を見つめた。わたしも、次に起こること期待して、息子の目を見つめた。

でも、息子は指をあそこから引き抜いて、わたしの口に持ってきた。びっくりしてしまった… その指に何をしてほしいの?

「ママ、大好きだよ」 そう言って濡れた指を口に近づけてくる。

ああ、わたしのあそこの匂いがする… 濡れた指… わたしが出したお汁で濡れてるのね… 息子が何をさせたがっているのか分かった。

まるで催眠術にかけられたように、わたしは頭をあげて、舌を突き出した。息子の濡れた指を口に入れて舐めた。

うむむむ… 美味しい… お汁がたっぷり… 

息子の指を吸って、自分が出したお汁を味わう… 思わずうっとりとし、目を閉じた。目玉がうえに上がって行くのが分かる。

「ママは良い子だね… ママがそれをすると、僕はいつもすごく勃起してしまうんだよ… そのまま指を吸い続けて… ママのおまんこの味だよ… ああ、ママって、本当に淫乱なんだ…」

ああ、またあの言葉… 息子がわたしのことを淫乱って言った! ママはそうなの… もっと言って… すごく興奮する… 今ならどんなことでもしてあげるわ。

「ママ!」 遠くで呼ぶ声が聞こえた。

ああ、今はダメよ! クリスティがわたしを呼んでる。娘がまだ家にいたのをすっかり忘れてたわ。トミーは口から指を抜いた。がっかりした顔をしている。

「ママ、僕、今夜は絶対ママとしたかったんだ… なのにクリスティったら、何もかも台無しにしてしまう… ママ? 二人で家を出ようよ… 家にいるとクリスティがいるから。映画館かどこかに行こうよ。ママと二人っきりになれるところを探すんだ」

息子はわたしの顔や首筋にキスしながら、服の上から身体をまさぐって頼んでた。可哀そうに、そんなに切羽詰まってるの?…

「いいわ… そうしましょう… だから、今は離れて… 今すぐ下に降りて行かないと、クリスティが怪しむわ」

息子を押しのけて、立ち上がった。トミーはベッドに横になったまま。見下ろすとズボンにくっきりとおちんちんの姿が浮き出てる。まあ! こんなに大きくしちゃって! 可哀そうに…

いてもたってもいられなくなって、ちょっといたずらっぽい目つきをしながら、息子のズボンのチャックを降ろした。中からおちんちんを取りだす。熱くなってるし、血管が浮き出てる。

「今夜してあげることをちょっとだけ先に味わわせてあげるわね」

前かがみになって、おちんちんをお口に入れた。一気にぐいぐい飲み込んだ。息子が身体を強張らせて、うめき声をあげるのが聞こえた。喉奥まで入れて、長くて深いストロークで頭を上下に振った。ママの喉で頭のところにマッサージしてあげる。

「ママ!」 またクリスティが叫んだ。

もう、行かなきゃダメ… とっても辛かったけど、息子のおちんちんをお口からだした。美味しそうなおちんちんを見ながら、振り向いて部屋から出た。階段を降りてキッチンに行くと、キッチンテーブルにクリスティが座ってた。



[2010/03/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 2 (14) 

ブルースはパティオに出て、輪の中、見覚えのない二人の男の向かい側に座った。一人は50代で、かなり肥満気味の男だった。もう一人は30代の学者っぽい男だった。3人の寝取られ男は互いに自己紹介しあった。

ブルースは、今夜は長い夜になりそうだと思った。…だが、ともあれ、他の旦那たちと話しをして、このクラブについてできるだけ情報を得ることにしよう… ああ、この「旦那」という言い方! 以前は、気にもしなかったが、だんだん、大嫌いな言葉になっている。 まさに最近の俺が、この言葉どおりの存在になってきてるから、いっそう忌々しい。夫でもなく、男でもない。ただの旦那、亭主、やどろく…

50代の男は社交的なタイプで、すぐにブルースに話しかけた。

「それで、今夜は、誰が奥さんにやってるの?」 陽気に問いかける。

「名前は知らないんですよ。30代、長身、なめし皮のジャケット、スラックスは濃紺、そして、良く動き回る手」

「あは! ここの男たちの半分は当てはまってしまうな。だけど、この場合だと、たぶんマイクのことだろう。マイクは、他の男と違って、あまり社交的じゃないんだ。彼は旦那に会うのが好きじゃない。でも、いい男だよ。実に、実にいい男だ。奥さんも決して失望しないはず。マイクは、実質上、単独で、このクラブに人妻を勧誘する働きをしてる男なんだ」

「あなたの奥さんも彼と付き合っているのですか?」

「ああ、やってる。もう、妻はマイクのことが大好きでね。マイクは女には魅力的に見えるんだろうな。それは確かに言える。それに、もちろん、彼は女の望みもかなえられるし。私の言ってる意味が分かればの話だが。ともあれ、マイクは旦那の感情なんか全然気にしない。そもそも、気にしなきゃいけない理由なんかどこにもないからね。女たちは彼が持っているものが欲しいし、彼は喜んでそれを女たちにあげている。どこにも変なところはないんだ。でも、マイクはかなり要求が強いよ。俺もマイクに家に来てもらおうとずいぶん頑張ったよ。でも、なかなか、うんと言わないんだ。贈り物をしたし、手紙を書いたし、もう、とてつもないことも約束した。妻も、これに関してはずいぶん口やかましくってね。マイクにお泊りをしてもらって、って言うんだ」

「なんと、贈り物まで?」

「当然だよ。それに、そういうことをするのは、ウチばかりじゃない。妻が求めるからというのが、主だな。それに、妻は、求めるものを得られなかったら、今度は俺のせいにするからね。そうなったらどうなるか、ご主人もご存じでしょう?」

「さあ… 今、私は学習中なんですよ。このクラブに来るのは、今夜で2回目なんです」

「そう… もし、マイクが奥さんを入会する気にさせられなかったら、誰にも無理だろうなあ」

「いや、もう妻はその気になってますよ。まだ、どうしようかと迷ってるのは私なんです」

この言葉に、相手はびっくりしたようだ。

「ええ? ご冗談でしょう? これって、あなたにとって最高のことなんですよ。幸せいっぱいの妻と人生を送れるんですから。奥さんは元の生活には戻ろうとしませんよ。わかると思うけど。でも、ひょっとして、ご主人は、奥さんがクラブの男と一緒になってるところをご覧になってないのかも…」

「ええ、まだ…」

「その時が来たらすぐに信者になれるよう準備しておきなさいって。ここの亭主たちは、皆、宗旨替えをしてます。もちろん、皆さんは、とても賢い方ですよ。とても、簡単に言いくるめられるような人じゃない。でもね、最初の3回のパーティが終わるまでに、あなたの奥さんはすっかりハマってます。あなたも経験があるでしょう? 女を手に入れるために、もう何でもやったもんでしょう? あれをまた繰り返すんですですよ… 奥さんに、それ相応の男性をあてがうためにね。一方ではその男性に奉仕して、もう一方では奥さんに奉仕する。それでこそ、立派な妻思いの夫というものです。奥さんがビッグ・マイクについてどう思ったか興味があるはずですよ。私なんかは、あの男のためなら何でもしますね!」

その時、首輪をしたもう一人の夫が輪の外に出て、ブルースに伝言を持ってきた。ブルースが「シーツ」をする順番がきたというのだ。

「私は何をすれば?」 とブルースは不安そうに訊いた。


[2010/03/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第8章 (1) 

「デス・バイ・ファッキング」 第8章:アンドリュー、ひとつでふたつゲットする(参考) Death By Fucking Chapter 8: Andrew gets a twofer by thebullet


これまでのあらすじ
コンサルタント会社から派遣されるディアドラ(ディ・ディ)と仕事をすることになっていたアンドリューは、彼女と握手したとたん激しい性欲を覚える。そしてそれはディ・ディも同じだった。その4日後、二人は身体を重ねた。ディ・ディは妹のドニーに会ってほしいという。アンドリューはドニーともセックスをしてしまう。ディ・ディとドニーは双子だった。彼女たちの家系は双子の娘しか生まれないらしい。ディ・ディの了解のうえで、アンドリューはドニーと二人だけで愛し合った。ディ・ディとドニーは、自分たちにはまだ秘密があり、それは、自分たちは種分化した人類かもしれない、そしてアンドリューも同類かもしれないというのだった。だから普通の人間相手ではなかなか妊娠しないと。だがアンドリューも同類だとしたら? ディ・ディはあわてて薬局に走った。


ディ・ディの話

ホテルのレストランから駆け出したけど、私は何を考えていたのだろう。よく分からない。私はなんてバカだったの? と、ただパニック状態になっていた。簡易妊娠テストを買いに薬局に走っていたのだが、よく考えてみれば、たった3日まえの行為について妊娠したかどうかはテストできないだろうと悟った。私は気が動転していたに違いない。

私は走るのをやめ、振り向いて、私に追いつこうと駆けてくるアンドリューとドニー迎えた。

「ごめんなさい。私、何を考えていたのかしら。簡易妊娠テストを買おうと急いだんだけど、もっと日にちが経ってから、たぶん何週間か経ってからじゃないと使えないわよね。こんなに焦る必要は全然なかったわ」

二人とも不可解そうな顔をしていた。私も似たような顔をしていたに違いない。そうでないはずがないもの。このことについてどう感じているか自分でもまったく分からなかった。パニック。まさにそれ。だけど、これは良いパニックなの? 悪いパニック? それとも、ただのパニック?

アンドリューは私たちの顔の表情を見ていたに違いない。私とドニーの二人の腕を握って言った。

「さあ、ホテルの部屋に戻って、もう一度、話し合おう」

階上の部屋に戻った頃には、私も落ち着き始めていた。ゆっくり深呼吸をして、自分を落ち着かせた。アンドリューが私のノートパソコンを使いたいと言うので、もちろん貸してあげた。ドニーと私はベッドに引っ込んで、肩を寄せ合い、この状況のことを理解しようとしていた。

「ドニー、私たち妊娠したかもしれないわ! もしアンドリューが私たちと同類なら、どういうことになるの? 普通の人間の男が普通の人間の女に対して受精能力があるのと同程度に、アンドリューもその能力があるかもしれない。ごめんなさい、ドニー。彼が普通の人間でないかもしれないなんて、全然、頭になかったの」

「ディ・ディ、いいのよ。そもそも、そんなこと分からなかったことなんだから。それに、ひょっとするとアンドリューはただの普通の人間かもしれないし。その可能性だってあるでしょう? 考えたこと、ない? 彼は、ただ、非常に知性があって、素敵なほどにセクシーで、信じがたいほど感受性に優れた普通の人間かもしれない。確かに、さっきまで、私自身がその可能性を排除するような説得をしたんだけど。もし、アンドリューが私たちの同類じゃないとすると、本当に私たちの同類はいなのかも…」

「彼に触れられた時のこと! ドニー? アンドリューが初めてあなたに触れた時のことを覚えている? アンドリューは、『化学的誘引子』と言っていたけど、でもあれはただの理論だった。たぶん、そうじゃないくて遺伝的何かなのかもしれない。彼の遺伝子と私たちの遺伝子が、互いに同族だと認め合った作用なのかも。ひょっとすると、私たちは、生得的に結び付くようになっているので、否応なしに惹かれあうことになったのかもしれないわ」

そのときになって、私はアンドリューが会話に加わっていなことに気がついた。彼はデスクに座って、私のノートパソコンをいじっていた。

「アンドリュー? 何をやってるの? あなたも話し合いに加わってくれる?」

「6日間だ。受精後、最短で6日後にテストをすることができる。妊娠によるホルモンの生成量が少ない場合は、否定的な結果がでるかもしれず、その場合は数日後に再テストをする必要がある。だが、肯定的な結果が出たら、それで決まりだ」

ということは、あと3日ほどで結果が分かるかもしれないということ。私たちは互いに寄り添いながら座っていた。さっきまではパニック状態だったが、今はちょっと怖さを感じていた。でも、その後、突然、それとも異なる感情が体の中から湧いてくるのを感じた。

ドニーと私は、二人とも口をあんぐり開けて、互いに見つめあった。

「ディ・ディ、あなたも私と同じ感じになってるの?」

私はうなづいた。「たぶんそう」



[2010/03/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第1章 (4:終) 

彼女は書類をブリーフケースに入れながら言った。

「本当にありがとう、アンダーソンさん。あなたがいなかったら、これを全部できなかったと思うわ」

この時まで、彼女はずっと僕のことをアンダーソンさんと呼んでいた。

「どういたしまして。でも僕のことはジャックと呼んでください」

「じゃあ、これから私のこともアンジーと呼んでね。ねえ、一緒に出ない? 手伝ってくれたお礼に冷たいビールをおごってあげるわ」

「いえ、そんなお構いなく…」

そうは言ったものの、アンジーは諦めるつもりはさらさらなかった。両腕で僕の腕を抱え、資料室から引き連れ、外に出た。二人、それぞれの車に乗り、彼女が知ってるパブに行った。そして、それから2時間、僕たちはビールを飲みながら、お喋りしたのだった。

その夜、僕は彼女についていろいろ新しい情報を得た。アンジーは4年前にハーバード大学を卒業したばかりで、この会社の准法律士の中で一番若い。音楽や映画での好き嫌いについても知った。

彼女の方も僕についてたくさん知った。ビールのせいで僕は饒舌になり、ハイランダー・シリーズが大好きであることまで語っていた。そういうことは僕の場合、普通はないことだった。

2時間ほど経ったら、彼女が言った。

「ねえ、ジャック? 何か食べない? 家に帰る前にお腹に何か入れておいたほうが良いと思うの」

実はあまりお金を持っていなかったのだが、その誘いを断ることはできなかった。パブを出て、街を歩き、あるレストランに入った。

注文した食事を待ってる間、僕たちはさらにお喋りを続けた。その時、アンジーは、ちょっと重要なことを言う時など、僕の手を握るようになっていた。料理が届き、食べはじめたが、僕はどこかアンジーと特別な間柄になったように感じた。会社の他の誰も知らない秘密を分かち合ったようなものだから。

食事が終わり、外に出て、先のパブの駐車場に戻った。アンジーも僕もそれぞれ自分の車にもたれかかりながら、別れの挨拶をした。

「ほんと楽しかったわ、ジャック。こんなに楽しかったのはずいぶん久しぶり」

「僕も楽しみました。今度はぜひ僕におごらせてください」

「そうね…」 とアンジーは言い、突然、僕に近づき唇にキスをした。

そのキスは、映画などで見る情熱的なキスではなく、どちらかと言えば友だち同士のキスのようなものだったが、僕には何か別の雰囲気がそのキスに込められていたように感じられた。単なる僕の想像かもしれないが、何か、パッと燃えるような心が込められていた気がした。

その後、僕たちはそれぞれの車に乗り込み、別れた。僕はその週末、何度も、そのキスのことを思い出すことになったのだった。

つづく


[2010/03/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

不特定交際 Field (4) 


カーラが帰って行った後、私はジョージをしばらく見つめていた。何か説明してくれると思っていたから。でも、彼は、普通じゃないことが起きてるとは思っていない様子で、平然としていた。

もう、黙っていられなくなって、私は切り出した。

「女の子、3人?」 

「あ、そのことだったのか… 僕はただデートして遊んでるだけだよ」

「入れ替わり立ち替わり、すごい勢いね。強風にあおられちゃうんじゃない?」

私のジョークにちょっとは笑ったけど、彼はそれ以上、説明してくれなかった。ただ、ニコニコとバカみたいな顔をして座ってるだけ。私は自分の部屋に戻り、しばらく勉強をした。

また人の声がした。私は様子を見に立ち上がった。

「彼女、誰?」 

また別の女の人だ。同じような質問をしてくる。

「私はアパートを共有してる者です。寝室は別です」

このメッセージを録音して、毎回、再生した方が良いかもしれないと思った。彼女のことは、ほとんど見てなかった。…とても痩せていて、腰までありそうな長いストレートの髪をしていたと思う。彼女とジョージはすぐにジョージの部屋に入ってドアをバタンと閉めた。

その後、私はまた図書館に勉強に行ったけど、その時までジョージの姿は見なかった。でも、図書館に行っても気が散って勉強にならなかった。ジョージのことが頭にこびりついていた …いったい何が起きてるの? あの女たちは何者なの? ジョージはどうやって彼女たちを見つけてるの?

アパートに戻ると、また女の人がキッチンテーブルに座っていた。その通り、また別の女。ジョージの姿は見えなかった。

それにしても、その女の身なりったら! Tシャツとビキニのパンティだけの格好でいる! 彼女は私を見上げると、ただ微笑むだけ。不思議なことに、私が誰なのかは訊かなかった。私は、ただただショックで、その場に突っ立ってただけ。

その時、ジョージの部屋のドアがカチャと音を立てて開いた。

女の人が出てくる! その人はジーンズとトップを着てた。にっこり笑って、「じゃあね」と言い、そのまま玄関から出て行ってしまった。

私は口をあんぐり開けて立っていた。テーブルに座っている女の人を見た。彼女はただ座ってるだけ。あんまり私が見つめるものだから、しばらくしてちょっと私を見上げたけど、平然としてる。ジョージの部屋のドアを見た。閉まってる。私は自分の部屋に入った。

翌朝になり、私は前の夜にいた二人の女性のことを思い出した。起き上がりながら、リビングに行ったら、何を見せられるのかなあと心配になった。

キッチンに行ったけど、誰もいなかった。でもバスルームのドアが閉まってる。中からくすくす笑う声が聞こえた。女の声!

ちょっと待っていたら、1分くらいでバスルームのドアが開き、中から人が出てきた。女性が二人!

二人とも丈の短いナイトガウンを着ていて、私に微笑みかけ、その後、いそいそとジョージの部屋に歩き、するりと中に入って行った!

私は学校の準備をし、朝食を食べ、アパートを出ることにした。何だか、あそこにいて、これ以上、見るのは嫌な気持ちだった。でも、アパートを出たら、また別の女性が私たちの部屋のドアに近づいてくる。あんなにピチピチのパンツを履いた女性は見たことがない。私は足早にアパートから離れた。

その日の午後アパートに戻ると、リビングとキッチンに女の人が5人もたむろしていた。みんな何も言わずに、ただ何するわけでもなく座ってる。ジョージの部屋のドアは閉まってた。下がジーンズで、上はブラだけの格好の人が一人いた。私はまっすぐ自分の部屋に進んで、中に入った。夕食はどこか外で食べなきゃいけないのかと思った。

[2010/03/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第5章 (15) 


朝になり目を覚ましたら、外は土砂降りだった。起き上がりシャワーを浴び、着替えた。朝食はポップ・タルト(参考)二枚とオレンジジュース。それを摂った後、部屋に戻ってパソコンを立ち上げた。それから宅配業者を探そうと、電話帳を手にした。いくつか宅配業の会社があったが、ひとつ、「市内どの地域でも、どの時間帯でも、1時間以内で」との宣伝をしている業者があった。ジムズ宅配サービスという会社だ。

早速電話したが、忙しいのか、なかなかつながらない。その間にメールをチェックした。メールも来ていない。もう一度、宅配会社に電話したら、今度は呼び出し1回で、電話が通じた。

配達してほしい物とあて先を詳しく説明した。1時間以内の配達では35ドルだと言われた。宅配の手はずを整えた後、電話を切り、今度はパソコンでワープロを立ち上げた。

書く内容と言葉づかいを慎重に考えた後、打ち込みを始めた。文字の色はピンクに決めた。グラフ先生が好きな色だったからだ。それにフォントのスタイルと大きさも違ったものにした。

「最近、お前が行儀よく振舞っていることの褒美として、これをプレゼントしよう。厳格な規則と躾けに忠実に従えば、良いことがたくさんあることが分かるだろう。35歳の誕生日、おめでとう! この包みは、まだ開いてはいけない。旦那に見つからないところに隠すと良いだろう。包みの中には、お前が勝ち取ったものが入っている。今夜、お前の家族や知り合いたちに家で誕生日を祝ってもらい、旦那が眠りに落ちた後、お前はこっそりベッドからすり抜け、ナイトガウンを脱いで裸になるのだ。素っ裸のまま、このプレゼントを、箱に書いてある番号の順に開いていくこと。1番の箱から始め、中に入ってるものを身に付けた後、次の番号の箱を開けていく。すべての箱をそうやって開けていくように。すべてを終えたら、玄関から静かに出て、自分の車に乗り、お前に渡したゲスト・カードに書かれている住所に車を走らせる。カードを見せれば、そこの者がお前をステージ前のテーブルにエスコートするだろう。そのショーを見て楽しむことだ。俺が家に戻っても良いと言うまで、そこにいるように。分かったな、グラフ先生。すぐに返事をよこすこと。ご主人様より」

それをプリントアウトし、クラブ・カフスの封筒からゲスト・カードを取り出して、畳んだ手紙に挟み、封筒に入れた。そしてプレゼントの箱の上にその封筒を張り付けた。

時計を見ると、もうすぐ宅配業者が来るころになっていた。急いで包みを玄関前にもっていくと、ちょうど、古いおんぼろのシボレー・ブレザー(参考)が家の前に来たところだった。

若い運転手が、そのおんぼろ車から出てきて、俺の家の前の住所を確認した。そして俺の家に歩いてきて、声をかけた。

「配達してほしい荷物があるのはこちらですか?」

俺はうなずき、箱を運転手に渡した。運転手はそれを車に乗せ、また戻ってきて言った。「35ドルです」

金を渡すと男は車に戻り、走り去った。

また雨がひどくなったので、俺は家でテレビを見て過ごした。何も面白いのをやっていない。やがて雨がやんだので、トリスタがいるコーヒーショップに行くことにした。家のカギをかけて道を歩いた。俺は普段、自転車に乗るので、こうして歩くのはめったにない。ずいぶん遠いなあと感じつつも、ようやく例のコーヒーショップに着いた。

中に入ると、トリスタは老人たちが座るテーブルでコーヒーを注いでいるところだった。


[2010/03/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第3章 (2) 


昼食の後、キッチンで洗い物をしてるとき、トミーが入ってきた。

「ママ、なに作ってるの?」

「何も… ただちょっと洗い物をしてるだけよ」

振り返ると、息子がわたしに近づいてくる。わたしのすぐ横に来て止まった。ズボンの前をわたしの腰に擦りつけてる。

わたしは息子の目を見つめてた。どうして逃げなかったのか分からない… まるで、わたしは息子がそばにくると自動的に興奮してしまうみたい。

息子の手がわたしの腰のところに触れてるのを感じた。これって息子が母親に触るような触り方じゃないわ。

「ねえ… ママ? パパは出かけたし… ちょっと考えてるんだけど… できないかなあ? … 分かるよね?…」

真面目な顔して、わたしを見つめてる。息子の手がお尻の方に降りてくのを感じた。

わたしは返事をせずに、ただ息子を見つめていた。手がお尻に来て、お尻の肉をつかんだ。広げたり、丸くさすったりしてる。

「ママ? 僕、さみしかったよ」

息子が顔を寄せて、唇にキスをした。唇を開かせて、舌を差し込んでくる。

気がついたら、わたしも舌を出して、絡ませてた。ねっとりしたキスをしてる。息子の手がスカートの裾へ降りて、めくり上げた。お尻の上までめくられてる。

ふとクリスティが二階にいるのを思い出し、怖くなって少し震えた。優しくキスを解いて、トミーに囁いた。

「トミー… お願い… クリスティが二階にいるの…」

でも息子はスカートをめくりあげたまま、今度はショーツを引っ張って、お尻の割れ目に食い込ませた。

お尻の頬を外に出されてるわ。生肌になったお尻の頬を撫でながら、首筋にキスをしてくる… 

ちょっと前のめりになって廊下の方を見た。足音がしないかと聞き耳をたてたけど、何も聞こえない。…よかった。少し安心して、息子に、そのまましたいようにさせていた。わたしのお尻をいじったり、首にキスをしたりを… しばらくしたら、ショーツの中に指を入れて、わたしの穴をいじり始めた。

ああ、もう… どうしてわたしは息子にこんなことさせてるんだろう? …でも、いいか… ママのこと、そんなに好きなら、させてあげても…

「あんっ!」

指があそこに入ってきたのを感じて、思わず声を出してしまった。もう濡れてる。

「うわあ、ママ、すごく濡れてるよ」

ああ、ダメよ… ちょっとやり過ぎになってるわ。クリスティが二階にいるのよ。息子の指が入ってる。何本なの? 3本か4本入れられてるような感じ。あそこがゆるくなってるし、すごく濡れているので、簡単に指を出し入れできるのかしら。

まだ首筋をチュウチュウ吸ってる。ママは首筋も弱いの。

自分でも知らないうちに、腰を振りはじめてた。小さな声だけど、ああん、ああんっと声も出ていた。でも、その時、何か音が聞こえた。ドアの音? それから… 足音も! 階段を降りてくる!

「トミー! トミー、ママから離れて!」 そう言って息子を押した。

息子が離れて、スカートを元に戻したときに、ちょうど娘がキッチンに入ってきた。

「ねえ… 何してたの?」

無邪気な訊き方だったけど、わたしはビクッとなってしまった。

「な、何も… どうしたの?」 何とか普通の声で返事した。

「今夜、ジェシカと遊ぼうと思ったんだけど、ダメなんだって。だから、今夜はどこにも行かないで、家にいるわ。それに… ジェシカから借りてる観たいと思ってた映画があるから」

息子を見たら、ズボンの前が大きく膨らませていた。大きなおちんちんの輪郭が見えてる。それにすごくがっかりした顔をしてる。トミーは、今夜クリスティが出かけると思っていたみたい。まあ、何てこと? 息子は今夜わたしに何をするつもりだったのかしら。

クリスティは冷蔵庫から飲み物を出して、それを飲みながら、わたしのことを変な顔をして見ていた。

「うふふ… パパはママにずいぶん頑張ったみたいね」

「え、何? …何のこと言ってるのか分からないわよ」 わけが分からず、娘の顔を見た。

すると娘は指でわたしの首筋を指した。「ここが赤くなってるわ」

あ、いけない… 首… トミーがずいぶん長く首を吸っていた。キスマークをつけちゃったんだわ! でも、その時点では、そのキスマークができたてで、湿った感じになってることに気づかなかった。

クリスティは不自然に長い間、わたしの首筋を見ていた。それから、何か途方もないことを考えたか、疑ったかしたみたいに、だんだんと目を丸くしていった。トミーを見て、またわたしを見てる。

わたしもトミーも、ばれるのを恐れて、クリスティから目を背けた。それからわたしはゆっくり向きを変え、何気ない感じを装って、キッチンから廊下へ出た。廊下に出て、すぐに壁に背をあててキッチンの中の様子をうかがった。ハラハラしててお腹が波打ってる。

「トミー、あのキスマーク、新しいんじゃない? …」 

「え、何? 知らないよ… なんで僕が知ってるんだ」

「まさか…」

「バカ言うなよ、クリスティ!」 トミーが叫んだ。

わたしは、すこし震えながら階段に向かった。頭の中は、娘に秘密がばれてしまったかも知れないと、それでいっぱいだった。娘は主人に言うかもしれない。

寝室に入って鏡を見た。首筋に大きな赤いマークがついてた。まだ湿ってるのが分かる。

ベッドに仰向けになって考えた。なんてことになってしまったの? これから、どうしたらいいの?

その時、ドアが開くのが聞こえた。見ると息子が入ってくる。息子は、横になってるわたしの隣に腰を降ろした。

「ママ、大丈夫?」



[2010/03/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第8章 (2) 

その時、イサベラは恐怖にひきつって目を見開いた。のしかかる父の背後にレオンがそびえ立ったからだ。怒りに満ちた恐ろしい形相をしている。

レオンは、もぎ取るように父の身体をイサベラから離し、ベッドから突き落とした。父はよろめき、床に尻もちをついた。こんなにも長い間、求め続けてきたイサベラの身体から、よくもわしを離したなと見上げ、その瞬間、信じられんと言わんばかりの恐怖の表情を顔に浮かべた。

「ドゥ・アンジェ!」

「この腐った卑劣漢が! こともあろうに自分の娘を!」 レオンは険しい顔で怒鳴り、床にすくむ父に突進した。

「この女は淫乱なのだ」 父はしゃがれ声で答えた。ドアへと後ずさりながら、レオンから目を離さない。「わしの城に来たその日に、すぐに股を広げて、わしにやってくれとねだるものでな」

その瞬間、レオンが父に飛びかかり、二人ともども床に倒れ込んだ。

イサベラは、二人の男が床のうえ、もがきあい、格闘するのをかろうじて見続けた。衛兵に、この音が聞こえないようにと必死に祈りながら。彼女は、父親が、彼女の悲鳴を聞かれて噂話を広めるかもしれないと、衛兵たちを城外に送り出していたことを知らなかった。

イサベラは、父がブーツの中から何かを出そうとしているのを見て、レオンに叫んだ。父は身体を反転させ、レオンにのしかかり、彼の胸に短剣を突き降ろした。レオンは両手で父の手首をつかみ、かろうじて剣を受け止める。首に腱の筋が浮き出ていた。

イサベラは、震えながらも近くにあった重々しい銀の燭台を手にし、二人のところに近づいた。燭台を振りかざし、息を止め、一気にそれを父の後頭部に打ちおろした。ずしんと鈍い衝撃が腕を伝わるのを感じた。

父はイサベラの攻撃に唸り声をあげ、振り返った。手を伸ばし、イサベラの破れかけたガウンを掴みかかろうとした。だがイサベラは身をかわし、同時に固い銀の道具を全力で振りまわした。

その一撃は父のこめかみを強打した。父は一瞬、驚いた表情を浮かべたかと思うと、横にばったりと倒れた。短剣がかちゃっと音を立てて床に落ちた。

レオンは、ぐったりとなった父の身体を押しのけ、立ち上がった。そして、今にも倒れそうにふらついているイサベラの身体を受け止め、しっかりと抱き寄せた。

「死んだの?」

イサベラはレオンの広い胸板に顔を埋めながら呟いた。手にしていた血糊がついた燭台を石の床に落とし、両腕を彼の腰へ絡め、抱きついた。

レオンは抱き寄せる腕に力を込めながら、彼女の額にキスをした。

「死んだ」

イサベラは、事実そのものというような彼の声の調子に身体を震わせた。だが、あの怪物がようやく死んだことに安堵を感じたのも事実だった。

「なぜ、こいつの邪心のことを俺に言わなかったのだ?」

レオンはイサベラを軽くゆすって、尋ねた。胸に顔を埋めるイサベラのあごに指を当て、顔を上げさせた。燃えるような金色の瞳でイサベラを見つめる。

「なぜだ、イサベラ!」

「一度もお聞きにならなかったから…」 と、イサベラは小さな声で答えた。そしてレオンの腕から辛そうに逃れ、彼の胸を押して囁いた。「行って! …あなたがここにいるのを衛兵に見つかったら、殺されてしまうわ」

イサベラはレオンに目を向けることができなかった。再び自分の元から離れて行くレオンを見るなんて、心臓が張り裂けそうになる。父が死んだ今となっては、今後、二度とレオンとは逢えないだろう。

イサベラはレオンに背中を向けた。父があつらえた破れたガウンを脱ぎ、汚れたものを見るように、床に捨てた。

「俺と一緒に来てくれ。衛兵たちから俺を守ってくれないか?」 

レオンは落ち着いた声で尋ねた。イサベラは驚いて動きを止めた。

どうしてそんなことを訊くの? 私があなたのことをどう思ってるか知らないの?

レオンはイサベラの返事を待ち続けた。長い沈黙が続いた。

突然、レオンは大股でイサベラに近寄り、両腕で彼女を抱え上げた。彼女の悲鳴も気にせず、肩の上に抱え上げた。そしてイサベラの尻をぴしゃりと叩いた。

「言うことを聞かぬと、今度はもっと強く叩くぞ! その必要を感じたら、いつでもお前から返事を引き出してみせる」



[2010/03/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 2 (13) 


中に入ると、人の集まりは、この前と比べてずいぶん多くなっていた。人々が話しあう声や、カチャカチャとグラスを当てあう音で賑やかだった。

ブルースはパティオへのドアの先を覗き、今のところ誰も輪の中に座ってる者はいないのを確認した。それからリンダのところに追いつこうとしたが、パーティの主催者につかまり、今日はバーテンダーの仕事をしてもらうと言われた。

一分も経たないうちに、ブルースはバーの中にいて、飲み物を作る仕事をしていた。カップルや男たちが長い行列を作って、飲み物を待っている。まだパーティが始まったばかりだったので、この行列はいつまでもなくならないように思われた。

その行列にはリンダも並んでいた。彼女の隣には黒人男がいた。この前のパーティでは見かけなかった男だった。30代中ごろの歳で、背が高く、魅力的で、逞しそうな体格をしている。彼は腕をリンダの腰に絡ませ、抱き寄せながら順番を待っていた。やがて、リンダとその男が列の先頭になり、ブルースの前に来た。

「何にいたしましょうか?」 と、ブルースは男を見ながら言った。

「私はシャンパンをいただくわ」 とリンダが言った。

「かしこまりました、奥様」 ブルースはリンダの顔を見ずに、言いにくそうに答えた。自分の返事にリンダが笑っているだろうとは思ったが、その顔を見たくなかった。

「俺はスコッチをロックでもらおう」 とリンダの連れが言った。

「はい、かしこまりました。直ちに」

1時間後、サラの夫のビルが交代に来て、ようやくブルースは解放された。飲み物を手に、メイン・ホールに出た。部屋の隅に立ち、人々を観察した。何人か、昔のスウィング・グループにいた知り合いの顔もあった。リンダは例の黒人とお喋りをしている。

サラは他の妻たちと何か話していた。いつ見てもそうだが、サラは本当にセクシーだな、とブルースは思った。かつては、あのサラと定期的にセックスできていたのに、今は… そう思うと本当に悲しくなる。今は、サラに話しかけることすら怖くてできない。自分はすっかり部外者になっているから。

ほどなくして、ブルースはリンダが近づいてくるのを見た。ブルースは立ち上がり、作り笑いをして迎えた。リンダが来た理由は、だいたい想像がついていた。

「やあ、楽しんでいるかい?」

「楽しむのはこれからよ、うふふ… 私が来た理由は分かってると思うけど?」

「首輪だろ?」 とブルースは諦めた顔をして言った。

「そんなに悲しそうな顔をしないで。首輪をつけると、それは自分の妻が楽しんでいることを意味するのよ。私を喜ばせたくないの?」

「いや、もちろん、楽しんでほしいよ」

「だったら、さあ。後ろを向いて!」

ブルースは言われたとおりに後ろ向きになった。首の回りに首輪が付けられるのを感じた。首筋に触れるリンダの手がとても温かく感じた。自分の妻でありながら、リンダは自分にとって、もはや手に入れられない性の女神になってしまったようだと悟るブルースだった。

「これでどうかな?」 と、リンダは首輪をちょっと引っ張って位置を整えた。

ブルースは前向きに戻った。自分でBCとあるメダルを表向きに変えながら、情けなさそうな顔でリンダを見た。

「そのBCって、何の意味なの?」

「まあ、いろいろ説があるけど…」

「意味だけ言って」

「『黒人に寝取られ中』(Black-Cuckolded)を意味するんだよ」

「そう… まさに意味が通るわね?」

「確かに…」

「さあ、これで良しと。じゃあ、外に出た方がいいわよ。行儀よくしてね!」
「はい、奥様… そう言うべきなんだよね?」

「ええ、そうよ。そう言うことで、あなたがクラブの精神に従ってることが分かるから。さあ、もう行って!」

「はい、奥様」

リンダは、パティオへの出口へとゆっくり歩いて行く夫を見送った。外の輪にはすでに二人、他の男が座っていた。たった一週間だけど、ずいぶん劇的に変わったものね、と彼女は思った。これから、どうやってブルースの忠誠心を試したらいいかしら… と、そう思うリンダだった。



[2010/03/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第7章 (7:終) 

「人間の場合の種分化についてはどう思う?」 とドニーが訊いた。

「僕が読んだものによると、人類の場合、自然に発生する進化は終わったと論じてる人が多い。人類は地球という惑星の全域を生活範囲に収めている。非常にすぐれた移動手段を持っているので、今日はニューヨークにいても、明日はバンコクにいることができるようになっている。もはや隔離された集団というのが存在してないので、種分化が起こるような場所はなくなったと。これからの進化は、遺伝子操作を行う科学者たちによって引き起こされるものしかないだろうと」

ドニーは笑った。「アハハ… あなた、本当にいろんなことについていろいろ知ってるのね」

ディ・ディが話しを続けた。

「アンドリューはシナリオに基づく話しが好きよね? じゃあ、このシナリオを考えてみて? 15万年前、ある新種が生まれた。この種は長い進化論上の時間をたどるとホミニッドと呼ばれる動物種を先祖として持っている。ホニミッドというのは、当時、地球上でおそらく最も知的な動物種だった。だけど、この新種のホミニッドは、それまでのホニミッドが持っていなかった能力を備えていた。それは、シンボル操作を伴う論理を使えるという生得的能力。この能力を使用するために、ついに、言語が発達し、突如として、この新種はもはや単なる動物ではなくなった。この新種が人類… すなわちホモサピエンス…」

「…答えてほしいのは、次のことなの。つまり、それに続く14万年間、人類は地球上にどんどん拡大してきた。人間は一連の道具を改良し、技術を開発し、少なからざる賞賛すべきものを作り出してきた。それでも、人間は、それまでのホミニッドと同じく、狩猟採集生活をしていたわ。なのに、突然、すべてが変わった。それはどうして?…」

「…この1万年間、人類は、ゼロから始めて、とうとう地球を征服したわ。農業を発明し、科学を発明し、政府を作り、月に降り立った。でも、本当に進歩といえる、主要な前進は過去600年間にあったと言えるわ。考え方によれば、大半の進歩はこの200年ほどにあったとも言える。15万年のうちの200年よ? これは驚くべきことだわ。どうして、こんなに急速な変化が起きたの?」

彼女たちの意図が少しずつ分かってきた。これまでの質問でどこに話を持っていこうとしてるのか分かったと思った。

「君たちが言おうとしてることは、こういうこと? 人類自身、変わったのだと。我々は15万年前のホモサピエンスではないと、そう言いたいの?」

ドニーが話を引き継いだ。

「近いわ、アンドリュー。人類すべてというわけじゃないのよ。でも、ホモサピエンスが種文化を試み続け、新種に進化しようと試み続けてきたと思うの。何度も繰り返し、さまざまなタイプの人類が生まれてきたと。通常のホモサピエンスの才能を超えることができるタイプの人類が生まれてきたと。人間社会の変化をするための動機となった力を発揮した人は、まさに、このような不適応種族だったと。プラトン、アリストテレス、イエス、レオナルド・ダ・ビンチ、トーマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリン、エレノア・ルーズベルト、ウィリアム・シェークスピア、ボルテール、アインシュタイン、エジソン… こういった人たちはいったい何者なの?」

僕は頭を振った。「ちょっと待って。そういう人たちがみんな『新しい世代』の人類だったと言ってるの? ちょっとそれは飛躍しすぎだと思うよ」

ディ・ディが言った。「いいえ、正確には、そういうことじゃないの。そうい人たちは、人類が次の段階に進もうとする試みの兆候だったのではないかということ。彼らは、これから生まれてくる者たちのプロトタイプだったのではないかと。彼らはあまりに数が少なかったので、一つのムーブメントは作り出せなかった。確かに、偉大な人であったから、歴史の流れに影響を与えることはできたけど、でも彼らは、人類全体からすれば、突発的に出現したようなもので、種全体と再び同化して、集団に飲み込まれてしまったのよ。あなたがさっき話してた、主流の集団に再融合する少数の新種と似てなくもないわ」

「で、君たちは何者と言うわけ?」

ドニーが答えた。「私たちは、この、これまで突発的に繰り返されてきた種分化の営みを最終的なものにする試みの最初の人間だと思うの。私たちや、私たちと同類の者たちは、子孫を生んで、次の種へと引き継ぎを行おうとしている。実際、さっきも言ったように、比較的短時間に私たちは大きな進歩を見せてきたわ。私たちは依然としてホモサピエンスだけど、ほぼ別の新種になっているのよ」

「それはどういう意味なんだ? どうして、そうだと分かるのかな? この話し、さっきまではちょっと信じられない話だったけど、今は、かなり信じられない話になってるよ」

「アンドリュー? 私が、『あなたの緊張をほぐす』ことに決めた時のこと覚えてる? 避妊のことは気にしなくていいと言ったわよね?」

「ああ、覚えているよ、ディ・ディ。どうしてかなと不思議だった。ピルを飲んでいるのか、そういうことかと」

「いいえ、アンドリュー。私たちは、普通のホモサピエンスが相手では、妊娠するのが非常に難しいの。母は、父と何年もかかって、ようやく私たちを妊娠したのよ」

「二つの個体について、両者が同一種に属してるならば、適切に子孫を残すことができ、その子孫も適切に子孫を残すことができる。ほぼ言えることとして、私もドニーも、この年齢だし、普通のホモサピエンスとは子孫を残せないと言っていい状態。だから、たった一夜では、あなたとも受精の可能性はないと確信していたのよ」

突然、ドニーがハッと息をのんだ。

「でも、ディ・ディ! もし彼が私たちと同類だったらどうなるの? それでも受精は難しいまま? 私たち、すでに妊娠してるかも?」

パニックになってディ・ディが立ち上がった。

「アンドリュー! ここのお金、払って! 私たち今すぐ薬屋に行かなきゃ!」

つづく


[2010/03/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第1章 (3) 


アンジーはふざけ気味に僕の腕を軽く叩いて、「仕事の続きがあるんでしょ?」 と言い、立ち去りかけたが、ふと振り向いて、続きを言った。

「ちょっと待って。あなた、ここで何をしてるの? あなたたち週末は休みのはずと思ったけど? 週40時間以上働いたら、それ以上は無給のはずよ」

「スタントンさんに、この仕事を早急にしてくれと言われたんですが、昨日中に仕上げるのが無理と分かったので、今日もしようと思ったんです」

「それじゃあ、自分の時間を使って仕事をしているわけね。とても誠実なのね」

そう言って彼女は振り返り、仕事をしていた書棚の列へ戻っていった。僕はどうしても、彼女のセクシーなお尻に目を引かれた。左右に悩ましく振りながら歩いて行く。

それを見ながら、彼女と愛し合えるとしたら、どんな感じなのだろうと思った。だが、僕には彼女に近づけるチャンスなどまったくないのも分かっていた。第一に、僕が耳にした噂が本当なら、アンジーは男が好きではないらしい。他の人から、彼女はレスビアンで男嫌いなのだと聞かされたことが何度もある。それに、アンジーは、会社の女王様のような存在でもあった。数多くの訴訟で勝利をおさめてきたので、今は、彼女が望むことを何でもできる力を持っている。

もうひとつ、僕が彼女と釣り合わない点として、僕の容姿があった。僕は彼女より背が低い。ものすごく低いというわけではないが、低いことには変わりない。それに僕はとても痩せている。何を食べても全然太れない人がいるが、僕もそういう人間だ。ずいぶん、がんばってもっと立派な体になろうとしてるんだが、無理だった。

あーあ、と羨望のため息をつき、僕は仕事を仕上げるため、コピー機に向かった。

正午前、僕は仕事を終え、帰る準備に入っていた。使用した本を元の書架に戻し、戻ってくるとき、再びマクドナルドさんとすれ違った。彼女はこの暑さにずいぶん参っているのが見て取れた。シャツが汗でびっしょりになっている。まるで誰かにホースで水をかけられたみたいに。それに、何か分からないけど、すっかり途方に暮れているようにも見えたので、僕は訊いてみた。

「マクドナルドさん、何か探しものですか? 手伝いましょうか?」

彼女は笑顔になって答えた。魅力的な笑顔だった。

「どうやら、私、途方に暮れた顔をしているみたいね。この暑さのせいか、私の頭が混乱してるせいか分からないけど、探し物が見つからないのよ。でも、あなたは今日は無給でここにいるのは分かってるわ。だから、自分の仕事を仕上げて」

「僕はもう終了しました。それに今日は、もうどこかに行く予定もないし。お手伝いしても、ほんとうに構わないんですよ?」

考えてみれば、上司におべっかを使ってもまずいことはないと言えたが、正直、その時は、そういうことは考えていなかった。

「本当に大丈夫なら、手伝ってくれると本当に助かるわ」 

彼女はそう言って、僕に何を探しているか伝えた。

コンピュータをチェックし、彼女が求めているものの参照文献を検索したら、すぐに、目的の文書を見つけることができた。それに、彼女が調べている判例に関係がありそうだったので、参考までにと、他の判例集を3つ教えてあげた。午後の4時には、彼女は必要なものをすべて揃え、僕たちは二人とも作業を終了した。



[2010/03/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

不特定交際 Field (3) 

翌日の晩は、ジョージは夕食の席に現れなかった。私は怒っていた。今夜は私が二人分の夕食を作る当番になっていたから。彼の分を冷蔵庫に入れ、勉強を始めた。

そして夜の10時ごろになってジョージが帰ってきた。女の子と一緒に!

「あなた誰?」 その子は入ってくるなり、そう言った。少し無礼な態度。でも、こういう状況だったら私の存在の方がちょっとショックだったのだろうとも思った。

「彼女はキャロライン。僕のルームメイトの人」 とジョージが説明した。彼女は、手を離したらまるで床に倒れてしまいそうな感じで、彼の腕にしがみついていた。

「別々の寝室ですから」 と、私は直接、核心部分を伝えた。

「そう…」 と、その子は言った。彼女の名前は結局、分からなかった。と言うのも、二人ともわざわざ私に彼女の名前を教える気がなかったようだから。彼女は、私の言ったことが何かうまいジョークだったかのように、うふふと低い声で笑ってから、ジョージと一緒に彼の寝室に入り、ドアを閉めた。

ええ、確かに私は何度も想定を間違ってきたわよ。でも、こういう事態は想像してなかった。

その後、しばらくそこで勉強をしていたが、何だか知らないけどだんだんイライラしてきて、外の図書館に行って勉強することにした。

帰って来た後も、すべて私が出た時と変わっていなかった。そして私はベッドに入った。ええ、聞き耳を立てたわよ。でも何も聞こえなかった。ジョージとダイアンが一緒だったころから知っていたことだけど、このアパートの壁は、幸いなことに、音をちゃんと遮断するようだった。

翌朝、目が覚めたけど、私は、愛し合った二人に顔を合わせなければいけないのかと心配した。ジョージの部屋のドアを見たが、まだ締まってる。多分、彼女は帰ったのだろう。

その時、ドアが少し開いて、中から女性が出てきた。

でも、別の女性だった! 昨日の女の子よりずっと年上。多分、20代後半か30代の人。上等のビジネススーツを着ている。私は、一体何が起きたのかと思いつつ、その女性を見つめていた。

「あなた誰?」 と彼女は私を見て言った。

「ジョージと私でこのアパートをシェアしてるんです。寝室は別です」

私はまだ彼女をじっと見ていた。とても魅力的な女性。特に、その服装だと、圧倒的だった。スカートはとても短くて身体にぴっちり。そして、スーツはここの家賃の二カ月分はしそうな高級品だった。

「そう…」 と彼女は言って、そのまま玄関から出て行った。私は、ドアがバタンと閉まった後も、そこを見つめていた。それからジョージの部屋のドアを見た。ノックしようかと思ったけど、結局、やめた。彼に何を訊くつもりなのよ、私は? 結局、私は授業を受けに大学に行った。

その日の午後、授業から帰ってきたら、キッチンテーブルにジョージと女の子が座っていた。また別の女の子!

「こちら、カーラ。…そしてこの人は僕のルームメイトのキャロライン」

少なくとも今回はジョージは女の子を紹介してくれた。二人はコーヒーだか紅茶だか、何か飲んでいたところだった。

「別々の寝室です」 と私は言った。

カーラは、まるで私がジョークを言ったみたいに微笑んでいた。そして、もう帰るわと言ってジョージの唇にキスをし、帰って行った。



[2010/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第5章 (14) 

自転車に乗り、家に向かいながら、俺は自分がかなり疲れていることに気づいた。明日の朝は、宅配業者に電話してグラフ先生に小包を配達してもらうことにしていた。早く寝た方が良さそうだ。

マンディとセックスをしていて思ったことだが、俺はやっぱりグラフ先生の身体の方が燃えると思う。ともあれ、はっきりしてることが一つある。明日は、グラフ先生をあのクラブに引っ張りだすということだ。

家に着き、自転車を置き、音がしないようにこっそりと裏から入り、二階の自分の部屋に戻った。

ポケットからマンディのパンティを出し、もう一度、鼻に当て吸い込んだ。きついフェロモンで、俺はまたも勃起していた。

クローゼットを静かに開け、グラフ先生の下着とケイトの下着を入れてある箱を取り出し、マンディのGストリングもそれに入れた。箱を戻し、先に立ちあげておいたパソコンに向かった。メールをチェックする。案の定、グラフ先生からメールが来ていた。

「ご主人様、命令されたとおりのことをいたしました。今夜は、ろうそくだけを灯して、バブルバスに長くつかり、どうして私がご主人様に支配されるのを許しているのか、その理由を考えました。そして、私は、私自身がその理由であるという結論にたどりつきました。ご主人様が私の秘密を握ってるために、私が支配されているというのもあります。でも、もうひとつ、もっと深い理由があるのです…

「…私はとても厳しい両親の元で育ちました。父が軍人だったこともあり、家の生活は非常に細かく管理されていた。食べる時も、寝る時も、くつろぐ時も、どんな時も、命令されることに慣れて育ったのです。そして私は教師になり、再び統制がきいた状況にいたのです。学校のシステムも教室の状況もきわめて厳しく管理されています。どうやら、私はそういう環境でないと生きていけないように思います…

「…でも、この家はそういう環境になっていません。勘違いしてほしくないのですが、夫のことは愛しています。ですが、夫はとても寛大なのです。何も決まりを作らず、私にも何をせよと命令したことは一度もありません。それに対して、ご主人様はとても厳しく、私を管理してくれる。ご主人様に命令されると、たとえそれがどんなことでも、それをしなければいけないという気持ちになるのです…

「…私がご主人様の倍は年上であることは知っていますが、私はご主人様のものになり始めている気持ちになっています。ご主人様に、少しずつ私を所有されていく感じ… 夫のもとから私の所有権を奪っていく感じなのです。身体ばかりでなく、心の面でも」

先生が感情を一気に吐き出したことに圧倒されていた。ゆっくりとだが、グラフ先生を俺のものにしつつある。俺のことを必要に思っているようだ。それに俺の方も先生が必要に感じ始めていた。

俺は、少し考えてから、返信のクリックを押した。

「お前が、俺を愛するご主人様として認め、受け入れることは、これからお前が享受する喜びの始まりに過ぎない。お前の態度が非常に満足したので、お前に贈り物をすることにする。明日の朝、宅配業者を通じて、お前に配達しよう。だが、命令があるまで開けてはいけない。旦那に見つからないところに隠すように。箱の上には別の手紙が張り付けてある。小包を受け取ったら、その手紙を開けて、中の指示に従うように。指示に従わなかった場合、どういうことになるかは知ってるはずだ。小包を受け取ったら、俺にメールし、指示を読むように。ご主人様より」

疲れていたので、俺はすぐにパソコンのスイッチを切り、服を脱いだ。ベッドに横になり、今夜のことについて考えた。すごい一日だった。自分でも、クラブ・カフスに中毒になっていくような気がする。

寝がえりを打ち、トリスタのことも考えた。時計を見ると、もう1時半になっていた。今この時も、何ブロックか先のあの場所では、卑猥なメイン・イベントが進行中なのだ。とはいえ、やはり想いはトリスタに戻った。そして、いつしか俺は眠りに落ちていた。



[2010/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第3章 (1) 

「淫乱ママ」 第3章 Slut Mommie Ch. 03 by fantasy69
http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=220173


これまでのあらすじ

息子一人と娘一人の二児の母。ある日、息子のトミーに写真のモデルになってほしいと頼まれ引き受ける。だが、写真に撮られているうちに興奮し、局部を晒してしまい、さらに別の日には、息子に指でいかされ、息子を口でいかせてしまうのだった。そして、ある日とうとう、夫や娘が二階で寝ているにもかかわらず、同じ家で息子とセックスしてしまう。娘のクリスティのことも淫らに想像しながら…。彼女は罪悪感を感じつつも、密かに淫乱女になる願望を持っていた。トミーはそんな母の写真をモデル・エージェンシーに見せていた。


息子を見るたび、罪悪感で頭がいっぱいになる。この前の出来事から、もう3週間たっていたけど、あの日のことを思わない日はない。息子としたセックス、そして息子のおちんちんを舐めしゃぶったこと。

それがとてつもなくいけないことなのは分かってる。母親として、こんなことを許すべきではなかったのも分かってる。

でも、どうしてなの? 身体が心を裏切ってしまう。母と息子という二人が行ったあの禁断の行為。その行為の素晴らしい一瞬一瞬のことに、何度も何度も想いが行ってしまう。息子もわたしも純粋に快感をもとめることしか頭になかった、あのひと時… そして、それを思い出すたびに、わたしの身体が反応してしまう。

わたしは息子のことを頭から振り払おうと、主人ともっと時間を過ごそうと思った。

ある日、主人が出張に出かける日の朝だった。二日ほどの出張。その日、わたしはちょっと主人を驚かそうと思った。少しだけエッチにふるまって主人を喜ばせてあげよう… 主人が家を出る前に、裸で彼の前に現れて、思いっきりセックスしてから送り出してあげよう… それに、しばらくセックスをしてなかったこともあって、わたしもいつになくエッチな気分になっていたし…。

朝の6時。主人は書斎に入って、パソコンで仕事をしていた。あと1時間したら、空港に行かなければいけない。お手軽にセックスをするにはちょうどいい時間だわ。

子供たちがまだ眠ってるのを確かめた後、素っ裸にナイトガウンだけを羽織って、書斎のドアをちょっと開けてみた。主人はドアに背を向けている。デスクに両脚を乗せて、パソコンの画面を見ていた。

わたしは素早くガウンを脱いで、素っ裸になってドアを入った。うふふ… こんなところで素っ裸になると、すごく興奮してくる。

主人の後ろに進んで、両手で抱きつこうとした時だった。

えっ! 何なの!

パソコンの画面が目に入り、ショックで身体が凍りついたように動けなくなってしまった。

画面には、セクシーなポーズをとってる裸の女の子たちが写ってた。股を大開にしてる画像… 女の子同士でキスしてる画像… あそこを舐めあってる画像… スライド式に次から次へと女の子の画像が出てくる。

みんな若い女の子ばっかり… やっと18を過ぎたような娘の写真ばかり。うちの娘と同じ年頃じゃないの… それがみんないやらしい格好をして映ってる。

若い女の子が、別の女の子のお尻の穴に大きなディルドを突き刺してる画像が出てきた。 まあ、なんてことを…! ショックを受けた。興奮してちょっとゾクゾクっとした。

主人は画面を見ながら、自分でおちんちんをさすってた。

少し動いてしまったのかもしれない。それとも、主人がわたしがいるのに気づいたのかもしれない。急に振り向いて、わたしが見ていたのを見た。ものすごく目を見開いて、顔がみるみる赤くなっていく。急いでおちんちんをズボンの中にしまおうとしてた。それからポルノが映ってたパソコンのウインドウを最小にしようと…

わたしはショックを受けたまま、くるりと向きを変えて、部屋から飛び出した。ローブを拾って、二階に駆け上がり、バスルームの中に閉じこもった。

2、3分したら、主人がドアをノックした。わたしに話したがっていたみたい。でも、わたしにはできないわ。まだショックが治まらない。主人がパソコンであんな娘たちの裸を見ていたなんて! 

わたしは、主人が家を出て、空港に向かうまで、ずっと閉じこもったままでいた。

その日、午前中はずっと、あのパソコンに映っていたものを思いながら過ごした。あれを見ながらオナニーをしてた主人のこと… 主人はああいうのを見るのが好きだったの…? レスビアン… 若くていやらしいレスビアンの女の子たち… ディルドを使って身体を絡ませあってる若い娘たち…

特に、ディルドを使ってた娘の画像が何度も頭に浮かんできて、口の中がカラカラになった。びっくりするほど大きなディルド… それを別の女の子のお尻の穴に入れてた! あんな大きなおもちゃを入れられるほどお尻の穴を広げるのに、どれくらい時間がかかったのかしら?



[2010/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第8章 (1) 

「無垢の人質」 第8章 Innocent Pawn Ch. 08 by wishfulthinking
http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=146458


これまでのあらすじ
イサベラはレオン・ドゥ・アンジェにさらわれ城に幽閉された。強引に処女を奪われ、繰り返し身体を奪われる。レオンは父を殺したイサベラの父への復讐として、彼女を奪い自分の子を産ませるつもりだったのである。嫉妬からイサベラに手を出したマリイを追放するレオン。しかし、やがてイサベラとレオンの間に愛が芽生え、イサベラは妊娠する。ある日、二人は何者かに襲われ、イサベラは父の城へと戻された。父はイサベラに下心を隠さない。父の話しによると彼の最愛の女性をレオンの父が奪い、決闘となりレオンの父を殺したという。マリイはレオンに追い出された恨みとして、イサベラに鞭を振るう。レオンはイサベラがいる部屋に忍び込み、二人は愛し合った。だがそこへイサベラの父が現れた。


イサベラは、父がローブを羽織っただけの姿で部屋の入口に立っているのを見て固唾をのんだ。ローブの紐は腰に緩く結ばれただけで、胸元が大きく開いて、ごわごわの黒い胸毛に覆われた厚い胸板をあらわにしている。

イサベラは震える手で、ガウンの裾を撫でて正した。部屋の暗さで紅潮した頬や、乱れたガウンが見えていないようにと祈った。

「おお、起きておったのか」 

そう言い、静かにドアを閉める父親を見ながら、イサベラは恐怖感が身体の中に溢れてくるのを感じた。

父が、彼女のいるベッドへゆっくりと近づいてくる。イサベラは心臓が高鳴るのを感じた。月の光に照らされて、父の顔の陰影がはっきりと見えてくる。イサベラは身体を起こし、ベッドの上に正座した。その彼女の前に父はそびえ立った。

「ちょ、ちょっと、気分がすぐれなくって…」

すぐに部屋から出てくれるようにと祈りながら、嘘をついた。父が手を伸ばし、額に手をあてた。イサベラは思わず縮みあがった。

「熱があるようだな」 と父は呟いた。指を這わせ、彼女の柔らかな頬の肌を撫でた。そこは汗で湿っていた。「汗もかいているようだ。ガウンを脱いだ方が良いな」

「お、お願いです、お父上。私、できればひとりでいたいのですが…」

「馬鹿なことを言うでない、イサベラ。わしが脱ぐのを手伝ってやろう。この時間だ、メイドを呼ぶまでもなかろう」

父の大きな両手が、彼女の胸を触りながらガウンの小さな真珠のボタンへと這った。一つずつ、手を這わせながらボタンを外していく。まるで蜘蛛が肌を這いまわっているように感じられた。イサベラは、身体の震えを抑えようと目を閉じ、必死に耐えた。

イサベラは気が狂わんばかりになっていた。レオンが何かただならぬ状況であるのを察知し、自分を守ろうとする前に、何としても父に部屋から出ていってもらわなければならない。万が一、父が知ったら… 部下たちに城外を探し回らせている男が、今まさに、自分のベッドの下に隠れてると知ったら… ひとこと大声を上げるだけで、武装した衛兵たちがこの部屋に集まり、レオンの命が危険に晒されてしまう。

「お父上、それは、自分でできます」 とイサベラは冷たく囁き、あくまでも自分でボタンを外そうとするぎこちない父の手から逃れるように、身体を捩った。

だが、父は手を離さなず、乱暴に繊細なガウンの生地を引きちぎった。イサベラは、ハッと息をのんだ。コルセットに押し上げられた小さな乳丘の間の影を帯びた谷間があらわになった。

「どうも、せっかちになっていかんな」と父は呟きながら、ガウンの生地を押し広げ、薄地の綿のシュミーズの中、焦らすように影を見せてる、盛り上がったクリーム色の乳房と、その頂にあるバラ色の突起に目を落とした。

「お父上、いけません…」

父はイサベラをベッドに押し倒し、素早くその巨体で覆いかぶさると同時に、唇を重ねた。イサベラは顔をそむけようとしたが、手で顔をしっかり押さえられた。ぬめった舌が口の中へと滑りこもうと、突いてくる。

イサベラは父の腕に爪を立て、必死で抵抗したが、全体重でのしかかられているので、ベッドに張り付けられて動けない。

イサベラは泣き声をあげた。下唇を噛まれたからだ。噛まれた唇から出た血の味が、彼女の口の中に広がった。その口の中にとうとう父親の舌が滑り込んだ。

父の唾液の味に、イサベラは思わず吐きそうになった。必死でもがき暴れながら、両目の目じりに涙がどんどん溜まっていく。

父はイサベラはしっかり押さえつけながら、上半身を少し上げ、イサベラを見下ろした。その焦げ茶色の目に浮かぶ劣情の激しさに、イサベラは背筋に冷たいものが走るのを感じた。

「わしは、ずいぶん前からお前を味わおうと切望しておったのだよ。お前が子供のころに、すでにわしはお前に惹かれていたのだ。そんなお前の中に突き入れ、処女の証しを突き破り、男の種液で中を完璧なまでに満たすのを、どれだけ望んでいたことか。その時のお前が目を見張ってわしを受け止めるのを、どれだけ見たいと思っていたことか。その機会を奪ったあの男には、たっぷりと償わせるつもりだ。その後に、わしの手でそいつの惨めな人生を終わらせてやろう」


[2010/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 2 (12) 


「うわあ、もう、それを考えただけで濡れてきちゃったわ! あっ、そういえば、あのパーティでジェイムズと寝室から出た時、あなたの旦那を見たわよ。顔をあげて私を見ることすらしなかった。ずっと目を伏せたまま」

「もちろんよ、おバカねえ。あれは『寝取られの礼儀』の問題だから。あなたはジェイムズといたわけだから、ビルはあなたと親しい行動を取ってはいけないと分かってるのよ」

「私のことを奥様って呼んでたわ」

「あのね、あの家では旦那は私のことも奥様って呼ぶわよ。あれって、とても大好き! ビルは私のことを喜ばせて、私の承認を得るのに必死なの。だから、今は、私とセックスする喜びを黒人男性に譲ったの。今は別の方法で自分の必要性をアピールしようとしているわ」

「そうなの… 今度、確かめてみるわね。あっ、もう行かなくちゃ。サラは、今夜はリロイとお楽しみなのね。羨ましいわ!」

「あなたも、すぐに宅配を受けられるようになるから、大丈夫。旦那をうまく操縦すること。それだけ。じゃあまたね…」

それから2週間後の土曜の夜、ブルースとリンダは車に乗っていた。再び、あの輪のグループのパーティに向かっていた。

ブルースは、リンダの脚をちらちら盗み見していた。かなり丈の短いドレスなので、脚がずいぶん露出していた。彼女の見事な脚線美を誇示するのにうってつけのようなドレスだった。

今日は黒いストッキングを履いている。靴には、持ってる中で一番派手な、「やってよ」と言わんばかりの黒いスティレット・ハイヒール(参考)。ブルースは、今夜、このリンダの身体を楽しめる男になれるなら、どんなものでも与えるつもりになっただろう。それほどリンダはブルースを興奮させていた。

しかし、前回と異なり今回は、ブルースは彼女がドレスの下に何を着ているか知らなかった。その日の午後、リンダは一人でショッピングに出かけ、ビクトリアズ・シークレット(参考)のショッピング・バッグをいっぱいにして帰ってきた。だが、リンダは買って来たものをブルースに見せなかったのである。

その謎とリンダの焦らしのせいで、一層、ブルースは興奮を募らせ、リンダを欲しくてたまらない気持ちになっていた。

…分かってる。今夜、ある時、そのドレスがするりと床に舞い落ち、誰か自分以外の男が、あらわになった妻の身体を見ることになるのだろう。しかも、可能な限り最も誘惑的な下着に包まれた身体を…

「あなた、私の脚を見てるの?」 突然リンダが話しかけ、ブルースのエロティックな思考を遮った。

「あっ、ああ… まあな… お前、今夜はとても綺麗だよ」

「ありがとう。でも、ちゃんと道路を見て運転してね。私のためを思うなら」
「もちろん。すまない。ちょっと…」

「それに加えて、知ってると思うけど、この脚も、この脚につながってるすべてのものも、今夜はあなたのためにあるのではないの。分かってる?」

「もちろん。ただ…」

「だったら、どうしてそんなに欲求不満の状態になってるの? 今夜、あなたがちゃんと行儀よく振舞ったなら、後であなたに買ったものを全部、間近に見せてあげると約束できるかもしれないわ。私の言ってる意味が分かるかどうか知らないけど」

楽しい時間を約束してくれるかもしれないというリンダのヒントに、ブルースは一層勃起を固くさせた。居心地が悪くなり、運転席で座る位置を変えたが、もちろんリンダの方を見ないように気を使った。なかなか難しいことではあったが。

「今夜、あなた、私と同じくらい興奮してるのかしら?」

「正直、多分、それほどではない。理由もある。今夜は、俺にあまり早く首輪をかけないようにしてくれるかなあ。多少は他の人と談笑したいんだが」

「約束はできないわね。どういうふうな流れになるかによるわ。何が起きるか誰にもわからないもの。私と過ごしたいと思う人が全然いないかもしれないし」

「はっは! そういうことが起きるといいな」

「ともあれ、あなたはパティオに出て他の旦那さんたちとお話したらいいんじゃない? 興味深いと思うわよ」

「多分、そうするよ。連中はこのクラブについてずいぶん熱中してるんだ。あの興奮してる様子を見たら、エッチしてもらうのは奥さんじゃなくって、あの旦那たちの方じゃないかって勘違いしそうになるよ」

「その人たちからいろいろ教訓を得られるかも知れないわよ。夫が、妻の幸せと喜びのことについてそれほど気を回すことって、尊敬すべきことだと思わない?」

「もちろん、俺もそう思うよ。お前も知ってると思うが」

「じゃあ、そう振舞ってね。私に恥ずかしい思いをさせないように」

「もちろん。適切な振舞いを!」 ブルースは自慢げに言った。

「私たちまだ会員になっていないので、あなたの適切な振舞いに掛ってるの。もう一回、パーティに出たら、誰かが私たちを支援してくれない限り、出席できなくなるわ」

「約束するよ。そうなった場合、サラや、ビルや他の人たちとしてた昔のパーティに戻ることも考えてる?」

「あなた、みんな黒に染まった人ばっかりじゃないの。分からないの? どうして、今更、サラが交換できるって…あれと 分かるでしょ?」

ブルースが返事をする前に、二人の乗った車は邸宅の駐車場に入っていた。ブルースはすぐに車から飛び出し、リンダのためにドアを開けてあげた。彼はリンダが降りるとき、露出した太ももにどうしても視線を吸い寄せられてしまうのだった。

「ブルース? さっきあなたに何て言ったかしら?!」

「ごめんよ」

リンダは返事もせず、すたすたと玄関へ歩いて行った。その後をすまなそうについて行くブルースだった。



[2010/03/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第7章 (6) 

「そうだなあ… 哺乳類と子育てか… 基本的に、哺乳類は、子供を自立できない段階で出産する唯一の動物種だ。もちろんどんな法則にも例外があるけど。一般に、哺乳類の母親は子供の養育に従事する。母と子の関係がどれくらい続くかは、子供が教えられなければならない学習すべき行動の量と相関してるのが普通だ。学習すべき行動が多ければ多いほど、子供時代は長くなる。分からないなあ。この話に、他にどんな狙いがあるんだろう?」

ドニーが言った。「人間の子供時代について話して」

「そうだなあ、初期の人類では、子供時代は、だいたい思春期に入るまでの時間だと考えてよいと思うけど。ホモ・ハビリスでは子供時代がどのくらいだったか、僕には全然わからない。他の哺乳類のパターンに従うと仮定すると、たぶん、今の人類より2、3年早く思春期に入ったんじゃないかと思う。ホモ・ハビリスの平均寿命は現代の人類よりかなり短かったのは確かだからね…」

「…人類は進化するにつれて、子供時代も長くしなければいけなかった。学習すべきことが増えたから。ホモ・サピエンスについては、明らかに、身体の方が精神よりも早く成熟していると思う。子供はだいたい11歳から14歳までに思春期に入るけど、もうちょっと年上になるまで、依然として子供とみなされてるからね。どのくらい年上になると成熟したとみなされるかは、社会によるけど…」

「…現代の人間では18歳までに成人に達するといえると思う。いや、ちょっと待って! 特定の社会の慣行を見るのではなく、人類という種を全体的に見るなら、思春期になってすぐに成人に達してると言うべきなのかもしれないね。13歳から15歳までで達すると。女性は思春期に入って間もなく出産可能になるのは確かだ。だから、ある観点からすれば、それはもう成人になってると言えるかもしれない。でも、これで答えになってる?」

ディ・ディが言った。「まあ、せっかちに喋ったわりには悪くないわね。私の言ってる意味が分かればのことだけど。で、アンドリュー、最後にもうひとつ、関連したことを訊くわ。あなた自身の子供時代の長さについては、どう評価してるか、教えてくれる?」

ちぇっ! 僕に2と2を足して、5にしてみせろということか?

「君たちは、僕が成長期に抱えていた問題は、僕の成熟時期と、同年齢の他の子供たちの成熟時期との相対的違いによるのだと僕に言わせようとしてるんだね? 僕の子供時代は他の子供たちの子供時代より長いと、それゆえ、僕は成熟度合いが低いと言いたいんだね? 僕は大学に入ってようやく子供時代を終えたのだと。19歳か20歳まで子供だったと。そういうことを言いたいの?」

彼女たちは僕の答えに満足したような顔をしていた。だが、これは一体どんな話しなんだ? こういう話から何らかの結論を引き出させようとしているのだろうか?

ドニーが言った。「オーケー、アンドリュー。今までの、ちょっとした課題から得られる論理的帰結を話してみて?」

「おい、おい、ドニー! 僕はいやだよ。君たちが僕に何を言わせようとしてるか分かってるよ。でも、もっとうまいやり方をすべきじゃないのかなあ。思ってることをズバリと言ったらどうなのかなあ?」

ディ・ディが口を挟んだ。「アンドリュー、もうひとつだけお願い。これだけにするから。種分化について説明してみて」

「ああ、またか… 種分化は、ある生物種が別の生物種に進化するときに起きる。それがどういうふうに起きるかについてはいろんな説明が提案されてきた。一般的に、種分化は、ある生物種の中の小さな集団が、何らかの形で主流の集団と隔離されていて、独自の遺伝伝達を行ったときに起きるとされている。たとえば、小集団と主集団の間に川があったとか、そういう形の隔離だね。でも、もし、何らかの理由で、そういう隔離条件が失われたら、小集団は、種分化の過程が完了してない場合、簡単に主集団に再び飲み込まれてすぐに平均化してしまうものだ。僕が思うに、種分化というのは非常に起きにくいのじゃないかと思う。でも、いつでも発生してることでもあるのは事実。矛盾してるように聞こえるけど。たぶん、自分で何を話してるか分かっていないんだろうな」



[2010/03/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第1章 (2) 

高校までは、父の命令で、髪の毛を短くしていた。だが、大学に入ってからは、僕は髪を切るのをやめてしまった。「暗黒の戦士 ハイランダー」シリーズ(参考)のせいである。僕は、あの剣技や主人公のダンカンの長髪に魅せられるようになっていたのである。僕もダンカンを真似て長髪になり、ポニーテールにしていたし、同じくダンカンを真似て耳にピアスをしていた。ピアスは小さなものだったが、それでも目立つのは変わりなく、僕の上司のロバートソン女史はそれが気に食わなかったのである。

僕は、髪を切ったり、イヤリングを外したりせずに、ロバートソンさんを納得させる唯一の方法は、他の誰よりも一生懸命働くことだと考えた。

そんなわけで、あの7月中旬のある日、僕は法律関係の資料室にいたのだった。運命の日である。あの日以降、僕の人生は永遠に変わってしまうのである。

金曜日、一日の仕事が終わりそうな時間になってから、僕は仕事を命じられた。できるだけ迅速に完成せよと言われた。その日、数時間、その仕事に取り組んだけれど、どうしても仕上げるのが不可能なのが分かり、土曜日にも事務所にきて、仕上げようと思った。土曜日なら、誰もいないはずで、邪魔も入らないだろうと思ってた。

エアコンは金曜夜から日曜の夜まで切られることになっていた。だから、土曜日の資料室はかなり蒸し暑いだろう。そこでランニング・パンツとTシャツ、ジョギング・シューズの格好で事務所に行った。朝7時に事務所に入った。正午までに仕事が終わればよいなと思っていた。天気予報では35度くらいになると言っていたから、暑くなる前に資料室を出たかった。

探してる判例は資料室の奥にあると知っていたので、そこで懸命に文書を読み、目的の資料を探し回った。ようやく10時近くになって目的の文書を見つけた。そこで、その資料を抱えて、表のコピー機が置いてあるところへ歩いていた時だった。誰かにつまずいて、床に大の字になって転んでしまったのだった。

誰につまずいたのだろうと振り返ってびっくりした。とても綺麗な女の人がいたからだ。ストロベリー・ブロンド(参考)と言うのか、赤みがかったブロンドの髪の毛。縦にカールして肩まで掛っている。瞳は鋭く、青い色で、海を映してるように見えた。肌は透き通るように白く、象牙を思わせた。顔や肩にそばかすが点在してる。

ショート・パンツを履いていたが、彼女には小さすぎるように見えた。上はタンクトップでかろうじて胸を隠してるような感じ。はっきりとは分からなかったが、ブラジャーはしていないようだった。というのも、タンクトップに乳首がツンと立っているのが見えたから。靴は履いていなかった。ここに入る時は履いていたはずとは思ったが。

彼女はにっこり微笑んだ。パッと顔が明るくなる。そして、ちょっとくすくす笑いながら言った。

「ごめんなさい。こんな通路に座っていたらいけないわよね。大丈夫?」

僕も微笑み返した。他にどうしていいか分からなかったからというのもある。ともかく彼女の笑顔は伝染性があった。

「ああ、大丈夫。僕の方が悪かったと思うよ。ちゃんと前を見て歩くべきだった。でも、ここに誰かいるなんて思っていなかったから」 と僕は立ち上がりながら言った。

「あ、資料を散らかしちゃったわね。拾うの手伝わせて」

彼女は僕が落してしまった本を拾い始めた。それを僕に手渡しながら自己紹介した。

「ちなみに、私の名前はアンジー・マクドナルド」

「はい、マクドナルドさんのことは存じてます。繰り返しになりますが、つまずいてしまって申し訳ございません。僕の名前はジャック・アンダーソンです。ここで調査員をしてます」

マクドナルドさんは僕より5センチくらい背が高い。僕は168センチの小柄な体格だった。僕の見たところ、彼女はとても痩せているけど、見事なプロポーションをしていた。ウエストは細く、それに比べると胸は大きすぎると言ってよいほどだった。もっとも、そのアンバランスに文句を言う男はいないだろう。

アンジーはまた微笑んだ。「もし、もう一度でも、そんな敬語で話したら、私、あなたのことひっぱたいちゃうわよ。まるで、私があなたのお母様と同じ歳みたいじゃない?」

彼女が冗談で言ってるのは分かっていた。「すみません。僕は年上の人には敬意を払うように育てられたので…」 

実際のところ、彼女は僕より2つほど年上だった。




[2010/03/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

不特定交際 Field (2) 


ジョージは悪くはなかった… まあ、それなりに家事をこなそうと努力はしていたし、食費については分担してくれて、その点では貢献してくれた。それでも、私はこういう状況にどこか居心地の悪さを感じていた。

だけど、その後、春学期が始まるとすぐに、ダイアンとジョージは大喧嘩をしてしまったのだった。それがあってから数日間、ダイアンはアパートの中、ふさぎこんでぶらぶらしていたけれど、その後、突然、彼女は、学校をやめて故郷に帰ると宣言したのだった。

「もう我慢が出来ないの!」 私が説得しようとしたら、彼女が言った。

「だめよ、ダイアン! 私、どうしたらいいの?」

「あなたはとてもいい人だわ」

「でも、ダイアンがいなくなったら、どうやって家賃を払ったらいいか分からないわ」 私ひとりでは家賃は払えなかった。

「ここに引っ越した時は、半分、払えてていたじゃない?」

「でも、ここに私だけになるでしょう? 誰かほかの人を探さなくちゃいけないわ」

「いいえ、そうはならないわ… ジョージは引っ越さないもの」

「えっ、そんな、ダイアン! ジョージはいられないはず」

でも、実際、ジョージは残ることになってしまった。私は愕然とした。大学を卒業するまで、ここでずっとジョージとアパートをシェアしていかなければいけないとは!

ジョージは、こんな遅い時期になってしまっては他の住処を探すのは不可能だと言っていた。そして、私も新しいルームメイトを探すのはものすごく大変だろうとも知っていた。ジョージは、決して私の邪魔をしないし、食器洗いとかいろいろ、もっとうまく手伝えるよう努力するからと言っていた。なんとなく、うまく丸めこまれたような感じがした。けど、すべてを考え直し、ひょっとしたら、これでやっていけるかなと思った。

というわけで、毎晩、ジョージと顔を突き合わせて夕食を食べる生活になった。ダイアンがいたころから、私とジョージはあまり会話していなかった。だから、夕食のテーブルも、まったく無言で居心地が悪いほど。やがて、私たちは食事をしながら本や雑誌を読むようになった。

ある晩、ダイアンから電話が来た。ジョージがアパートにいるときだった。ダイアンは、私がジョージとうまくやってるか知りたかったらしい。私は、これまでのところは、問題は起きてないわと答えた。

ダイアンは、ジョージの様子も聞きたがった。そこで私は、彼なら今アパートにいるわよと答えようとしたのだけど、ダイアンは私が誰と話してるかジョージにバレないようにしてと頼んだ。でも、実際、それは遅すぎたと思う。

それから、なんとダイアンは、もし私がジョージと仲良くなっても、彼女は全然気にしないわよと言った。私は、まあ、それは考えておくわと答えたけど、皮肉っぽい声になっていなかったかどうか、自信がない。

電話の後、ジョージが言った。

「今のダイアンだろ?」 思ったとおり、ジョージは電話の相手が分かっていた。

「ええ」

「彼女、どうだった?」

「元気そうだったわ」

「それは良かった」

その後、ジョージは何も言わなかった。どうしてか分からないけど、その時の私は、この話題をやり過ごさなかった。

「ダイアンがいなくてさみしいの?」

「ああ、時々、そう思う」

「ジョージもデートを始めるべきよ」

そう言った後、まるで私を誘ってほしいと持ちかけてるように聞こえたかもと思った。でも、そんな意味じゃないと訂正しようにも、どう言って良いか… どう言っても失礼になりそうで、結局、黙ったままでいた。

「ああ、そうだなあ…」 と彼は言って、何か考え事をしてるような感じで座っていた。

私は無頓着の様子を装って、また本を読み始めたけど、実際は、ジョージが私をデートに誘うのではないかと内心びくびくしていた。

するとジョージは、まるで独り言を言うように、話した。

「しばらくは不特定に遊びまわることにしようかな…」

それを聞いて私は心の中でほっと安堵のため息をついた。



[2010/03/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第5章 (13) 

激しいセックスの余韻から立ち直り、マンディと手をつないで落ち着いた時だった。新しいカップルが近づいてきた。それを見てマンディが言った。

「ジャスティン? こちらスベンと彼の奥様のサーシャよ」

俺は二人と握手し、挨拶をした。スベンもサーシャもきついフランス訛りの英語だった。

スベンは身体をかがめてマンディにキスをし、それから俺を見て言った。「私たち、昨日、君とケイトのプレーを見ていたんだよ」

「ええ、あなた、かなりすごいわね」 サーシャが強い訛りでそう言い、つま先立ちになって俺の頬に軽くキスした。

「準備はいいかい?」 と、スベンはマンディに問いかけた。そしてスベンとサーシャは、マンディの両脇に立ち、それぞれ彼女の手を握って、ステージに上がる階段へと連れて行った。

俺は、スベンとサーシャの前で素っ裸で立っていたのだが、それが全然気にならなかったのが不思議でならなかった。ともあれ、スベンもサーシャも服を着たまま、マンディをステージ上へ連れて行った。マンディはハイヒールを除いて、すでに素っ裸になってる。

俺は腰を降ろし、ショーを見ることにした。ふと足元を見るとマンディのGストリングが落ちていた。俺は、それを拾って鼻に近づけ、マンディの匂いを嗅いだ。

ステージでは、スベンがマンディの両腕を頭上にあげさせ、サーシャが手首に手錠をはめるところだった。スベンとサーシャは、30代の中ごろか後半の年齢のようだ。スベンは185センチで体重90キロくらいか。サーシャはもっと小さく、多分160センチで54キロくらいだろう。

俺は服を着はじめた。もう、だいぶ遅くなっているからだ。マンディのGストリングはお土産にすることにした。俺は、セックスした女から一つずつパンティをもらってコレクションにしているのかな、と思った。

隣のテーブルを見たら、例の女は、パートナーの股間の上に座って、上下に跳ねているところだった。彼女は、俺に微笑みかけ、ウインクをして見せた。その目は、セックスで感じまくってる女の目をしてた。マンディのパンティをポケットにしまいこみ、立ち上がり、らせん階段を目指してクラブの人ごみの中を進み始めた。

途中、赤毛の美しい女性に呼び止められた。その女性もストッキングとガーターだけの格好だった。

「こんにちは。昨日の夜のステージ、素敵だったわよ」 と彼女は立ち上がりながら僕に言った。

手を差し出し握手をしようとしたが、その女性は握手は望んでいなかったようだ。代わりに俺に近づき、唇にキスをしてきた。まるで夫婦がするようなキスだった。

「私の名前はマーティナ」 とキスの後、優しい声で言った。

顔に皺があるところから、この女性も年上なのだと分かった。多分、30代後半だろう。すごいおっぱいをしていて、左右の乳首には輪がぶら下がっていた。

「ジャスティンです」 と彼女の誘惑的な瞳を覗き込みながら返事した。

「ええ、あなたの名前は知ってるわ」 と俺の胸板に手を這わせ、それから股間へと撫でおろした。

「ケイトからあなたのことをいろいろ教えてもらったから…」 とズボンの上から俺のちんぽを握ってくる。

「この次は私としてね…」 と萎えたちんぽを握り続けながら言う。「向こうであなたがマンディとしてるのをずっと見てたのよ。もう私、すっかりエッチな気分になっちゃったわ」 と、ようやく股間から手を離してくれた。

「ちょっと3日ほどよそに行くんだけど、それから帰ったら、ぜひあなたをステージに引っ張り上げるつもり。を楽しみにしてるのよ」 と椅子に座り、濡れた女陰を俺にしっかりと見せつけた後、セクシーな脚を組んだ。

「こちらこそ、楽しみにしてます」 と言い、階段に通じるドアへと向かった。

らせん階段を登ると、その上ではケイトが待っていて、俺を迎えてくれた。

「それで? クラブ・カフスの最初の夜は、どうだった?」

今日のケイトは、裾の長い青いイブニング・ドレスを着ていた。良く似合ってる。

「素晴らしかったよ。ありがとう、ケイト」

軽くハグしあった後、ケイトは階段を一段降りかけ、ちょっと振り返って言った。「いつか、あなたがステージに出るのを楽しみにしてるわ。じゃあ、おやすみ、ジャスティン」 とケイトは低い位置から俺を見上げ、ウインクし、ゆっくりと階段を降りて行った。

ケイトの姿が見えなくなるまで見送り、俺は頭を左右に振りながら向きを変え、出口のドアに向かった。そこにはテッドがいて、俺のためにドアを開けてくれた。

「おやすみ」と言うと、「気をつけて帰りなよ」と声をかけてくれた。

外に出て、夜風に当たる。背中でドアが閉まる音が聞こえた。



[2010/03/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第2章 (8:終) 

「それで? そこの人たち、写真を見て何て言ったの?」

息子は、お尻の穴に指を出したり入れたりを始めた。わたしも、またおちんちんを口に入れて吸い始めた。ゆったりとしたリズムで頭を動かした。息子が喘ぎ出すのが聞こえた。

「ああ、ママ… 気持ちいいよ… それでね… そこの人たち、ママに入ってほしいって… もっとママの写真を撮りたいって…」

息子がもう一本、指を添えるのを感じた。無理よ!! そこに二本なんて無理! ダメ!

「トミー、ママにはできないわ… ダメ、危険すぎる」

そう返事してから、またお口に入れた。ああ、なんて! 息子の指がお尻の穴の輪になった筋肉を広げ始めた… ゆっくり… 少しずつ… ああ… 二本目も入ってしまった。

あうぅぅ… 少し痛い? …いや、痛みじゃないわ …何というか不快感みたいな感じ。

穴が広げられてる… お尻の穴が、これまでになく広げられてる…

「ママ、やってみなよ… もう、ママならするよって言ってあるんだ。ビキニの写真だけでいいって言ってたよ、そこの人」

突然、さっきまでの不快感が消えて、気持ち良くなってきた。…指がゆっくり出たり入ったりをしてる。じんわりと奥から燃えてくる感じ… それに息子がこれをしてると思うと、とってもいやらしくなってくる。

またいきそうになっていた… もうすぐ… もうすこしで強いオーガズムにいける!

「あっ、ああっ… ああん… トミー? …ママにはできないわ。…ああ、いいっ… パパが知ったら… あんっ、いいっ… そうしたらママとパパ、離婚しちゃうかもしれないのよ…」

また、おちんちんを吸いこんで、クライマックスに備えた。すると、突然、息子が指を引き抜いてしまった。…え、だめよ… どうして?… 中に入れてて欲しいのに…

「トミー、いや… お願い、ママの中に戻して」

わたしは懇願する顔で息子を見上げた。

「するって言ってよ、ママ… あのモデル・エージェンシーに入って、写真を撮ってもらうって約束して」

わたしは、どうしてもいきたかった。今すぐ、いきたかった。

「わ、分かったわ… するから… ビキニだけよ… だからお願い、指を戻して」

するりと指が二本、中に戻ってきた。すっかりお尻の穴がゆるくなってて、戻ってくるのを待ち望んでいたみたい。ああ、気持ちいいわ。感じる。わたしはお尻をもっと高く掲げて、息子がやりやすいようにした。そしてまたおしゃぶりを始めた。

やりやすくなったのか、息子はずっと奥まで指を挿しこんで、ハイスピードで出し入れを始めた。ずぶずぶ、中をえぐられてる。

息子も喘ぎ声をあげてる。もうすぐ、いきそうになってるのね。ママと同じね。

頭のところだけお口に含んで、茎のところを握ってしごき始めた。ぎゅっぎゅっとミルク絞りをしていたら、どっと出てきた。それを飲み下しながら、わたしも、またオーガズムに達してた。

息子はソファの背もたれに背中を預けてぐったりしてた。そしてわたしも息子の股間に顔を突っ伏すようにしてぐったり。お尻から息子の指がぬるりと抜けた。

もう疲れて動けない。時計を見上げたら、午前1時になってた。まあ、2時間以上もしてたの?

ようやく身体を起こして、服を拾い上げた。

「トミー? 見つかる前に寝たほうがいいわ」 そう言って、階段を上がり始めた。

見つかる前に? そう… 頭の中、罪悪感を引きずっていた。今夜は、いろんなことをしてしまった… いやらしい、禁断の行為をいくつも… でも、どういうわけか、こういうことはこれで終わりになるとは思っていなかった… これから先も、もっといろんなことをしてしまいそう… もっとイヤラシイことを…

そんなことを思いながら、わたしは娘の寝室の前を進んだ。

つづく


[2010/03/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第2章 (7) 

「ああ、ママっ! … もう、いきそうだ… ああ、くっ! いきそうだよ!」

息子が大きな声で喘いだ。主人や娘が起きてしまうんじゃないかと心配… ああ、私の娘… クリスティもあんな味がするのかしら?… うう…味が同じだったら?… あんな美味しい味がするんだったら?… ああ、ダメ! そんなことを考えちゃ… もう、わたし、何て淫乱になっていくの?… 絶対だめ… 娘にはこんなこと絶対にだめ…

わたしはトミーを見下ろした。

「いいのよ… ママの中に出して… ああ、ほんとにいいの… ママにちょうだい!」

ああ… 絶頂に登っていく… 息子と一緒に登っていく… 二人とも声をあげていた。大きな声を出さないように堪えながら…

突然、息子が身体を強張らせた。わたしは全体重を息子に乗せて、おちんちんをいちばん深いところまで埋め込んだ。

中に発射してくるのを感じた。1回… 2回… 3回… 息子がわたしの中に出してる。二人のお汁がわたしの中で混じってる… ああ、いくぅぅぅ… 

別世界に舞い上がったよう。息子の首にすがりついて、ディープキスをした。舌を口に突きいれて、息子の口の中にエクスタシーの声を叫んだ。

息子がわたしのお尻を握って、広げてる。もっとママの奥に入ろうとしてるの? 汗が背中を伝うのを感じた。たらたらと背中を流れて、お尻の割れ目へ進み、お尻の穴を濡らしてる。

ああ、なんてこと… ほんとに… 息子にこんなに激しくいかされたなんて! ちょっとは落ち着いたけど、まだ身体が熱い… 汗まみれになってる…

息子は目を閉じて恍惚としていた。わたしはゆっくり体を上げて、息子から離れた。あそこからお汁が出てくるのを感じた。

ソファの息子の横に腰を降ろして、半分柔らかくなった息子のおちんちんに目を落とした。びしょびしょになってる… 白いものもついてて、わたしを誘ってるみたい。

ああ、もう我慢できない。わたしは頭を下げて、お口に入れた。残ってるのを吸ったり、茎を舐めたりする。してるうちに、また身体が火照ってくる。息子の味に混ざって、わたしのあそこの味もする。

「ママ? …ちょっと頼みたいことがあるんだけど…」 

息子が話すのが聞こえた。ええ、いいのよ… 何でもママに頼んで。

「いいわよ、何なの?」

息子のおちんちんがゆっくり固くなってきてる。うふふ、嬉しい… ママのお口に出してもらうまで、おしゃぶりしてあげるわね…。

息子が片手をお尻の方にあててきた。

「あ… 僕、あの… 2ヶ月くらい前にママに話したモデル・エージェンシーは覚えてる? クリスティが入ったらいいんじゃないかって言ったところ…?」

もうこんなに早く勃起してる… すごく熱いわ。わたしは、また深飲みを始めた。息子の横、ソファの上に正座して、頭を上下に動かしていた。深飲みをするとお尻が上がる。

「…ええ …覚えてるわよ…」

「それでね… 僕、ちょっとママの写真をそこの人に見せたんだ… ビキニの写真だけだけど…」

息子のおちんちんには、まだわたしのあそこの味がしてる… ちょっと待って? …いま、トミーは何て言ったの?…

息子の手がお尻に来て、それから指でそこの穴を触るのを感じた。…トミーは何をしようとしてるの? おしゃぶりしてる間にお尻の穴をいじられる… そんなことを想像したら、またあそこが熱くなってきた。

待って… 写真って…

「と、トミー?… どうして… どうしてそんなことを?…」 姿勢はそのままに、舌だけを伸ばした… 舌でおちんちんを舐めながら、心配な顔で息子を見上げた。

「だって、ママはすごく綺麗なんだもん。ママの身体はすごいよ。多分、一番セクシーだよ… この世で一番きれいな人… だから… だから、他の人にも見てもらうべきだと思ったんだ」

嬉しい… こう言われると息子に腹を立てたりなんかできない… 息子のことがとても愛しくなって、また、おちんちんを深飲みして、頭を振り始めた。

「でも、トミー? その前にママに訊いてほしかったわ」

息子の指がお尻の穴を擦り始めるのを感じた。ああ、そこはちゃんと締め付けておかなくちゃ… お願い、ほぐれないで! そこが弱いって、息子に知られたくないの。

息子が指を前の穴に入れてくるのを感じた。そこでいったん濡らして、またお尻の穴に戻ってくる。わたしのお汁で濡らしてるの?

「ママ… それは知ってたけど、でも… そこの人、すごく喜んでたよ… ママの写真がものすごく気に入ったみたいだったよ」

ちょうどその時、息子の指がお尻の穴に入ってくるのを感じた。外側の輪を広げてる… ああ、こんなことって… 息子に指でお尻の穴までやらせちゃってる…

…でも、本当は、わたしはこれを望んでいたんでしょう? だから、こんな姿勢で座ってるんでしょう? 息子の手が届くように、お尻を上げて…? 結局、こんな関係でいるときは、ママは息子専用の淫乱女なの… お尻の穴に入ってるのは、今度はわたしの指でないというだけ…

顔をあげて息子を見上げた。息子はわたしを見下ろしていた。わたしの反応をうかがってる。お尻をいじるのをやめさせようとしてるかどうか、うかがってる。

ああ、トミーは知らないのね… あなたのママはお尻をいっぱいにされるのも燃えるのよ… ほんと、淫乱なの… ママは淫乱女なの…


[2010/03/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 2 (11) 


数日後、仕事帰り、リンダはサラと一緒にカクテル・ラウンジでお酒を飲んでいた。何人か若者たちに声をかけられたが、二人はそれをうるさそうにふり払った。ようやく二人っきりになれたところだった。

「リンダ? 先週、あのパーティに来てくれて、とても嬉しいわ。楽しかったみたいね?」

「楽しかった、どころじゃないわ。私の人生で、唯一、最高の夜だったわ。少なくとも結婚してからは、最高の夜。私が言ってる意味分かるわよね? うふふ。あなたには、いくら感謝してもしきれないの」

「それで、ブルースはどうしてる?」

「そうねえ… ちょっと拗ねてるかな。だから、少しは気を使ってあげてるの」

「心配しなくていいわよ。じきに立ち直るから」

「そうだといいわね。ああ、でも、今夜でもジェームズに逢えたらって思ってるのよ。もう、私、夢中になってるみたい」

「あなたばかりでなく私もね。アハハ… いったん公式メンバーになったら、もう待つ必要はなくなるのよ。今夜、私の家にリロイが来るの。ビルは、そんな私たちのためにディナーの準備をするの」

「冗談じゃ?」

「いいえ、本当。だから私もここに来れてるのよ。旦那が家事をぜんぶやってるわ」

「ジェイムズが言ったことは本当なの? ビルが家事を全部やってるって」

「ええ、その通り。先週、お洗濯も仕事のリストに加えたわ。今は、毎週、1回は彼が夕食を作ることになってるの」

「わーお! ジェイムズが言ってたのは本当ね。黒人男を愛人にしたら、私たちどんどん夫に対するパワーをつけていくって… 夫じゃなくって、旦那だったわ…」

「あら、それは、まだ話しの半分よ。待っていなさい。ブルースは、あなたが男といるところをまだ見ていないでしょう? あなたが本当に支配力を持てるのは、まさにその時なんだから」

「…あのね? ちょっと変なんだけど、ブルースをそういう立場にさせると、私、一種、興奮しちゃうの。あのパーティの後、家に帰ってから、ブルースにクンニをさせて、それから自慰もさせたの。どうにでも簡単に操れる感じだったわ」

「すごいじゃない!」 とサラは笑った。

「あなたに見せたかったわ。私のパンティを顔に当てながら自慰をさせたのよ。なかなかの見世物だった。しかも、その後にもびっくりすることがあって、ブルースに、寝る前に私のパンティとストッキングを手洗いしてって言ったら、すごすごと言うことを聞いたところ!」

サラもリンダも、その光景を思い浮かべて、大笑いした。

「そのパターン、私も知ってる。黒に寝取られた旦那たちがたどる初期の兆候よ、それって! 次に来る大きなテストは、ブルースが、ジェイムズでも、誰か他の黒人男でもいいんだけど、その人に個人的に会員になる支援をしてくださいって頼まなければいけない時だと思うわ」

「そういうこともしなければいけないの?」 リンダは信じられない面持ちで訊いた。

「そうよ。それに、真剣に、説得力がある言い方でしなければいけないの。私も、ビルにそのスピーチの練習をさせたわ。私の前でね。もうビルったらものすごく真剣にやってるんで、私、笑いをこらえるのに精いっぱいだったのよ!」

「正直、それって、かなりのことよね」

「でも、これは誰もが通過しなければいけない大切な儀式なの。会員でなくても、3回はパーティに出られるわ。でも、その後は、だめになるの。もし、あなたも、飢えたあそこで美味しい黒棒を食べ続けたいと思ったら、ブルースもちゃんと宣誓して、忠誠を誓わなければいけないの」

「うわー… でも、ブルースがそれをするところ、ぜひ見てみたいわ」

「その儀式が、大きな転換点になるはずよ。ブルースは、ジェイムズであれ誰であれ、その人の目をまっすぐに見て、切々と訴えなければいけないの。自分の妻はこのクラブの男性を是非とも必要としてるんです。自分には与えることができないものをあなた様なら与えることができるからです。ですから、どうかお願いいたします。私ども二人を会員にすることを、どうかご検討してくださいって… そう言うのよ。でも、彼らはそうやすやすと旦那たちに許可を出さないの。なかなか認めないので、旦那たちは、身をよじって懇願し、汗もかくことになるわ。その時点で、ブルースは、もしかして、あなたをがっかりさせてしまうんじゃないかって、すごく心配するはず。心配のあまり、ジェイムズたちに承認してもらうために、何でもするし、どんなことでも言うと思うわよ。それを見たら、あなた、すごいびっくりすると思う」



[2010/03/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第7章 (5) 


ドニーが質問した。

「他の子供たちとは仲良くしていた?」

「おい、これは一体何なの? 君たちは、僕の遺伝子が適切かどうか決めようとしてるのかな? 君たちの子孫か何か知らないけど、それのために? はっきり言うけど、僕の遺伝子は最悪だよ。両親は貧しかったし、兄も姉も凡庸だ。母親は素敵な人だけど、そんなに聡明ではない。君たちが知りたいのは、そういうこと?」

ディ・ディは優しい笑顔で僕を見た。

「ああ、アンドリュー… 私たち、傷つきやすい部分に触れてしまったようね。あなたがそんなに理不尽に自己批判的なのは、そこが原因なのかしら? さっきから訊いてることは、全部、どうしても知っておかなければならない必須の情報なの。それ以外のことじゃないって約束するわ。あなたがどんな答えをしても、あなたに関する私たちの見解を変えたりしない。むしろ、私たちがすでに信じていることを、新たに確かめることになると思う」

「オーケー、分かった。君たちは、僕が君たち二人ほど賢くないということをすでに知っていて、その事実を新たに確かめたいということだね? まあ、そんなことなら、こんな取り調べをしなくても、いくらでも話せたのに」

ドニーが手を伸ばしてきて、僕の頭の横を軽く叩いた。

「落ち着いてくれない? 次の世代について知りたいんじゃなかったの? ちょっと我慢して。そうしたら、この質問が必要だったと理解できるから。私たちは、あなたが才気あふれた人だと分かってるわ。少年期のことについてあなたが何を言っても、私たちのその評価は変わらない。さあ、他の子供たちとはどうだったか、話してちょうだい」

僕は折れることにした。二人ともとても優しい接し方をしてるので、とても抵抗できないからだ。

「いいよ、分かった。話すことにするよ。どうしても知りたいなら話すけど、僕はみんなに嫌われていた。僕は変人だった。僕はしょっちゅうおしゃべりをしていて、じっとしていられない。何かに集中できない。クラスの誰もが認める、キモイやつ。体が大きくなって、多少は筋肉がつくまで、僕は誰もにいじめられた。5年生の時、あるいじめっ子が僕にちょっかいを出したとき、僕はそいつを蹴って反撃した。それがあってからは、クラスのみんなは僕を避けるようになった。いちいちちょっかいを出されるよりは、避けられた方が、良かった」

「高校の時はどうだったの? デートとかした? 友達はいた?」 とディ・ディが訊いた。

「そうだなあ、高校は少しは良くなったと思う。自分は変人だという気持ちはまだ残っていたと思う。他の生徒が興味を持つことが、僕には面白いと思えなかった。バンドで演奏はしたよ。変人がやる典型的なことがバンド演奏だし。でも、そのころ、僕はテニスを覚えたんだ…」

「…高校2年の終わりごろまで、僕は、みんなから見放された存在だった。でも、その時、僕は州のテニス大会で優勝したんだよ。二地区しかなかったけど、僕は州の優勝者になった。僕の高校では、どのスポーツに関しても、州大会で優勝したのは、それまでの20年間一人もいなかったんだ。テニス優勝で僕は学校の有名人の仲間入りをした。変人ではあってもね…」

「…だから、高校3年のときには、他の人と仲間になりたかったら、いつでも仲間になれる状態になっていた。実際には仲間を作らなかったけどね。その気がなかったから。女の子たちが僕に近づいてきて、デートに誘うようになったよ。変な感じだった。それに女の子と何をしたらよいか分からなかったし」

「大学ではどうだったの?」とドニー。

「ああ、大学はずっと良くなった。たいていの人と馴染んでいたし、デートもたくさんした。女の子に囲まれていても居心地が悪くなったりしなくなった。テニスでもかなり活躍したけど、大学には運動が優れてる人はいっぱいいるから、テニスが上手だから僕がみんなに認められたというわけではなかった。単に、僕がうまく人に馴染むようになっただけ。どうしてそう変ったのか、僕にも分らない」

ディ・ディが言った。「ありがとう、アンドリュー。それじゃあ、今度は、あなたの子供時代を見て、ちょっと敷衍して考えてみたいと思うの。哺乳類と子育てについて考えることを話してくれない?」

いったいこれは何なんだろう? 思いがけないところに話が飛ぶなあ…

「じゃあ、僕の子供時代についての質問は終わったわけね? で、今度は、生物学のクイズと… 君たちやっぱり変だよ。まあ、話しに付き合うけれど…」


[2010/03/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第1章 (1) 

「ジャッキー」 第1章 Jackie Pt. 01 by Scribler 
http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=290463&page=1

僕は妻があの家に入っていくのを見ていた。そこは、僕たちが住んでる地区より、貧しい人が住む地区だった。家の前を見ると、そこに駐車してるピックアップ・トラックは、前にも何度か見たことがあるのに気づいた。あの車、僕たちが結婚する前、妻が住んでいた通りに止まっているのを何度か見かけたことがある。

あの車、買ったばかりの頃は白かったはず。だが今は泥だらけで、横にはいくつもへこみができていた。建設関係のトラックなのだろう。屋根の上には梯子が置かれてる。車体に「ロングズ建設」と書かれてるから、僕の推測は正しいようだ。

妻がその家に入っていくすきに、僕はこっそりと隣の家との間の通路を進んだ。窓を探していた。家の中で何が起きるのかを見たかったからだ。僕は、妻が浮気をしてるのではないかと疑ってた。それは間違いであって欲しいと思っていたし、そう願っていた。

覗き込んだ二つ目の窓は、寝室の窓だった。キングサイズのマットレスが床にじかに敷かれている。寝室にはそれだけで、家具と言えるのはほとんどなかった。妻が逢おうとしてる男は、そんな部屋の状態にも、衣類にもまったく関心がないようだ。

数秒後、僕の疑いが確証されてしまった。180センチは軽く超える身長で、アメフトのラインバッカーを思わせる体格の男が、妻を寝室に引っ張りこむのを見た。

男は妻を床に座らせた。妻が仁王立ちしてる男のジーンズに手を伸ばし、チャックを降ろすのを僕は恐怖におびえながら見続けた。何秒か後、妻が男のペニスを引っ張りだし、口に咥えた。長く太いペニスだった。

結婚してまだ半年の僕の妻。それが僕の3倍近くはあるペニスを舐めしゃぶっている。

僕は妻と出会ったころのことを思い出していた。


第1章

大学卒業後、ロースクールに進んだ僕は、学費が足りなかったので、市の大きな法律事務所でバイトをすることした。仕事は調査関係で、賃金もまあまあと言えた。決して多額とは言えなかったが、学費ローンの返済と、多少の生活費には充分だった。

僕の仕事は、法律士たちが扱っている訴訟に関して、その判例を示してるか、それに関係ありそうな訴訟を探す仕事だった。僕が働いていた部局には12名の調査助手がいる。その12名で事務所に雇われている22名の助手法律士の手助けをするのである。他に、8名の准法律士がいて、その人たちのために働く8名の副調査士がいる。さらには、5名の正規法律士がいて、その人たちの手助けをする5名の上級調査士がいる。残念なことに僕は12名の調査助手の一人だ。ということは、階層の最下層にいるということだ。

前にも言ったように、収入はまあまあと言える。ただ、副調査士になればもっと収入は良くなるし、上級調査士になれば、さらにもっと増える。だから、できるだけ目立とうと、僕は与えられた仕事のひとつひとつを精いっぱい頑張った。それに、他の人を出し抜くには、事務所内の人間関係もうまく操る必要があった。そして、その点こそ、僕が問題を抱えたところだったのである。

僕の直接の上司は、50代後半の女性だった。その人は、誰が誰の助手となるかを割り振る仕事をしていた。長髪を禁止するとの指示はどこにもないのだが、彼女は、僕が髪の毛を長く伸ばしているのを好まなかったのである。他の人のように髪を短くするなんて、小さなことじゃないかと思われるのは知っている。でも、僕はそれが嫌だった。



[2010/03/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

不特定交際 Field (1) 

「不特定交際 Field」 by deirdre, 10/13/94

ダイアンが快く私のルームメイトになってくれると知って、私はすごく嬉しかった。ダイアンはとても綺麗な人だし、大好きな人だったから。二人でキャンパスに近いところにある、ベッドルーム二つのアパートを探して、やっと見つけた。私は、大学寮の生活よりは何か良いことがあるんじゃないかと期待した。

初めは調子良かった。ダイアンと二人で費用や家事の分担を決めた。二人とも、この分担の件に関してはとても誠実に守ったし、時々ダイアンはいろんなことについて過剰に反応することがあっても、私は彼女との生活が居心地良かった。

だからなのか、私はダイアンに好きなようにさせていたように思う。…たぶん、私は物事を流れるままにさせておくタイプなのだろう。そして、ある日、ダイアンは新しい彼氏を私に紹介したのだった。

ダイアンは、確かに彼氏がいておかしくない女の子だと思う。それに、彼女は前の彼氏と別れたばかりだった。

その新しい彼氏の名前はジョージ。ジョージならまあまあかなと思った(ダイアンが本当に気持ち悪い人と付き合いだしたのかもしれないと思っていたから)。でも、私は、ダイアンが彼にぞっこんになってるのを見てちょっと驚いた。もっとも、ジョージ本人は何も悪いところはない。ただ、彼は特別と思わせるところが何もない人に思えた。ダイアンなら、ずっともっと良い人を見つけられるんじゃないかと思った。

一度、そのことをダイアンに訊いてみた。

「あら、彼にはすごく上手なことがあるのよ」 とダイアンは意味ありげに微笑んだ。「彼は私にいろいろさせるんだけど、そのさせ方が特別なの」

即座に、私は、立ち入りたくないことを訊いてると察知し、話題を変えた。

後になって一人でいる時、私は、知らぬうちにベッドの中でダイアンとジョージがいるところを夢想していた。それに気づいて、私はすぐに頭を切り換えた。

だけど、ちょっと嫉妬を感じたのは事実だった。ダイアンが私より充実した生活を送っているのは明らか。…ジョージはダイアンにどんなことをさせてるんだろう? 時々、私は、自分は真面目ぶらずに「何でも許す」ようなタイプになれるんだろうかと悩むことがある。

そんなある日、学期の終わりに近づいた頃だった。ダイアンが突然、ジョージも引っ越してくると宣言したのだった。

私は不意を突かれた。彼女がそこまでするとはぜんぜん思っていなかった。でも、その件でダイアンと口論するのは嫌だったので、それとなく、そうなった場合の問題点を指摘して思いとどまらせようとした。だけど、「それとなく」は、ダイアンには通じなかった。それから間もなく、ジョージが引っ越してきて。3人での生活になった。ひとつ良いことがあって、それは家賃が三等分になったこと。



[2010/03/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったっか知ってるぜ 第5章 (12) 


マンディを支えていた女は、今は俺の隣に立っていた。ひくひくいってる俺のちんぽに指を絡めて、ゆっくりしごきながらマンディの方へ導いた。そして、先っちょをマンディの割れ目に擦りつけ始めた。その間、マンディはステージのショーを見続けていた。

ようやく、その女が俺のちんぽを片手で持ったまま、俺の尻にもう片手をあてがい、マンディの中に導きいれた。根元まで一気にだった。俺は両手でマンディの柔らかくてセクシーな腰を押さえた。

ステージに目をやると、黒人男がブロンドの白人女の後ろに膝をついて、後ろからピストン運動を始めた。俺もその黒人のまねをして、マンディに出し入れを始めた。

するとすぐにマンディがよがり声を出し始めた。音楽の低音ベースのせいで、クラブ内のすべてがビンビンと振動している。スポットライトが部屋中をぐるぐる照らしてる。

俺たちの隣のテーブルを見たら、俺の手伝いをしてくれてた女が、パートナーの男の前にひざまずいていた。男は脚を広げて仁王立ちしていた。女は口を開けて、一気に男の一物を飲み込んだ。

またステージを見た。マンディは、ステージの女と同じように俺に向かって腰を突き上げてきた。

マンディに抜き差しを繰り返しながら、他のテーブルで何が起きてるか見まわした。どのテーブルでも男女が何らかの性行為をやってるようだった。だが、よく見ると、服を着たままでセックスをしてない人も何人かいる。2つほど先のテーブルにいる女は、単独で座ってるようで、ショーを見ながら忙しそうに指をあそこに出し入れしていた。

またマンディとステージに目を戻した。ステージでは、黒人男が急にブロンド女の尻を叩き始めた。俺もまねをしてマンディの尻を叩いてみた。するとマンディはぶるぶる体を震わせ、俺のちんぽに向かって乱暴に尻を突き出し始めた。

「ああ、いい…! もっと!」 マンディは、肩越しに振り返って俺に叫んだ。

「いい! もっと強く突っ込んで!」 テーブルにしがみつきながら、今度はステージを見て叫んでる。

その求めに応じて、俺はマンディの腰をがっちり押さえ、全力で打ち込みを繰り返した。

「うぐっ、うぐっ、うぐっ…」

マンディは俺に打ち込まれながら、ステージを見つつ、唸っていた。

「ああっ、い、いっ、いきそうっ!」 

そう叫んで、急に震えだし、テーブルに突っ伏した。

俺も、睾丸がきゅーっとなって腰のあたりが緊張してくるのを感じた。俺の方も、爆発するのは時間の問題だった。

「な、中に出して!」 マンディは切羽詰まった様子で叫んだ。

もう体の震えを止められなくなっているようだ。それに言葉もしゃべれないらしい。後は、ただうめき声をあげるだけになって、俺の打ち込みを受け止めていた。

急に、マンディの肉筒が痙攣しだし、俺のちんぽをギュっギュっと絞り始める。それを受けて、俺も自制できなくなる。睾丸がキュウッと緊張し、スペルマがせり上がってくるのを感じた。そして、マンディの熱く濡れた奥底にねっとりと濃い白濁が噴き出した。

しばらく経ち、マンディはオーガズムから落ち着き、肩越しに俺を振り返って言った。

「ああ、ほんと、こういうのが大好き」

俺もずいぶん出したらしく、二人の体液が混じってるマンディのあそこはすっかりヌルヌルになっていた。しばらく、ゆっくりと出し入れを続けていたが、やがてそれを止め、半分柔らかくなったちんぽを引き抜いた。

マンディは立ち上がって、俺の方に向きなおり、優しく俺の唇にキスをした。

「ありがとう、ジャスティン。すごく良かったわ」



[2010/03/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第2章 (6)  

トミーがわたしを犯してる… わたしの息子が… 太いおちんちんがわたしのあそこを貫いてる… ああ、なんて深く刺してくるの… 息子のタマタマが、わたしのお豆をピタピタ叩いてる… イキそう…

「ああっ… おおぉ… ううぅっ…」 よがり声が出てる。

息子はどんどんスピードを上げてきた。ますます狂っちゃう。もうすぐ、いきそうだわ…

いやっ。まだいきたくない… 息子と一緒にいきたいわ。そうしなくちゃだめ。

わたしは身体を起こして、息子のおちんちんを外に出した。

「トミー? いい子だから、ここに… ここに座って…」

息子をソファに引っ張って座らせた。トミーはがっかりした顔をしてた。わたしがやめたと思ってたのかしら?

「ママに上にならせて… お願いよ… ああ、ほんとに大きいのね…」

息子のおちんちんに目を落とした。わたしの出したお汁でびちゃびちゃになってる。わたし、こんなに濡れてたの? 何だか可哀そうになって、何も考えずに、息子の脚の間に座って、お口に入れた。

ああん… 何て味がするの?… これがわたしのあそこの味なの? 

おちんちんを強く吸って、茎に沿って上下に舌を這わせた。わたしのあそこの味をもっと味わいたくなって、狂ったように舐めしゃぶった。

いくら舐めても舐めたらないわ… 息子の大きなおちんちんから自分のお汁を舐め取ってる。自分のお汁を味わったのは、この時が初めて。美味しいと思った… 匂いも好きだし、こういうことをしている感覚も大好き。

でも、息子は、わたしの髪の毛をつかんで、顔を上げさせた。

「ママ、お願いだよ… それはもう充分だよ… 早く、ママのおまんこでやってよ…」 苦しそうな声で言ってる。ママの中に入りたいの?

息子を見上げた。トミーの言うとおりね。ママのあそこも、また、入れてもらいたがってるのよ。

息子の上にまたがった。太いおちんちんの真上にあそこが来る位置になって、おちんちんを握って、導いた。ゆっくりしゃがみこむと、するりと入ってきた。ちょっと素早く上下に動いて、お汁でヌルヌルにして、ゆっくり腰を降ろして、全部入れた。

息子は、わたしのおっぱいを握って、擦ったり、揉んだり、乳首を吸ったり…。

ソファの背もたれに両手をついて、息子に覆いかぶさる感じになった。腰を落とすたびに、息子のがわたしの深いところにずぶずぶ入ってくる。こんな気が狂ったことをしてる… 息子を相手にこんなことしてるなんて… ほんとに淫乱…

あっという間だった… また、いきそうになっている。

息子を見たら、もう恍惚となってる顔をして、わたしのおっぱいをいじってる…

あ、でも、違う… まだ、息子はいきそうになってない!

また息子から離れて、脚の間に座り、濡れたおちんちんを口に咥えた。あのまま続けていたら、いってしまっていたから… それとも、わたしは自分のお汁をまた舐めたかったの?

もう、何がなんだかわからない。こういうことにこんなに興奮できるなんて思わなかった… こんなに美味しいものだったの? 息子のおちんちんを口に吸い込んで、しきりに舐めまくった。実際、フェラをしてるっていうより、わたし自身のお汁を舐める方が勝ってたみたい。

頭を振って… ディープスロートして… べろべろ舐めしゃぶって… ああ、すごく興奮するわ… 女はみんなこういう味がするのかしら? 娘のクリスティもこんな味がするの?

ああ、ダメよ… 娘のことをそんなふうに思うなんてダメ… いけないわ…  でも、本当においしい!

また立ちあがって、息子にまたがった。わたしの熱くて濡れたあそこに息子のおちんちんが滑り込んでくる。うーん… 気持ちいい…

根元まで入れて… それから動き始めた… 激しく…

おっぱいがぶるんぶるん揺れて、上下に跳ねたり、左右に揺れたり… 汗が出てきてる… 熱いわ… あそこが燃えるよう。



[2010/03/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第7章 (4) 

アンドリューの話し

「次の世代」とは… 一体、どういう意味なんだろう? 彼女たちはちょっと言葉遊びをして、僕がどう反応するか知りたがっているのだろう。ふざけ半分で僕に餌を撒いてるのだ。なら僕も遊ぼう。彼女たちの遊びにつきあうのも悪くない。

だが、何かが僕に、これはただの遊びじゃないぞと言っている。「次の世代」って… 多分、その言葉から何かを推測するように求められているのだろうが、僕にはスタートレック(参考)のことしか思いつかない。

僕たちは階下のレストランに入った。僕は昼食を注文した。朝食か昼食かの選択肢があったならの話しだが、僕の気分では朝食ではなく昼食だった。

彼女たちは二人ともマッシュルーム・オムレツを注文した。二人は、ベジタリアンかどうかは別として、卵は食べるらしい。ジュリア・チャイルド(参考)の「シャンパンはいつでも適切」との助言に従って、マム(参考)を1本注文した。

おい、これって昨夜、成功したことじゃないか。ひょっとするとまた良いことがあるかもしれない。何日間だろう…この3日間に僕は少なくとも8回はしている。それでもエッチな気分は少しも衰えない。ああ、そうだよ、フェラチオもしてもらったんだ。これって、素晴らしい人生じゃないか。そうじゃないとしたら何なのだと言うんだ。

僕たちは他の客から離れたテーブルについた。ウェイターに案内されるとき、彼女たちが強く求めたことだった。人に聞かれたくない話しがあるらしい。

「二人とも、人の関心を惹きつけたくないなら、麻袋を被ってくるべきだったね」 と僕は言った。

二人とも、あの瞳を輝かすような笑みを浮かべた。でも、ディ・ディは僕の冗談にはつきあわなかった。

「アンドリュー? あなたの子供時代のことについてちょっとお話ししてくれる? 学校はどんなだったの?」

「ディ・ディ、質問をするのは僕の方で、答えるのは君たちになると思っていたけど?」

「そんなに急がないで、アンドリュー。あなたに答えてもらうことで、私たち、あなたの質問の大半に答えることができるようになると思うから。… それで? 子供時代はどうだったの?」

「僕が?」

「あなたが。子供のころ、学校ではどうだったか、お話して?」

ちぇっ、どうしてこの話題が出てこなければいけないんだろう? 僕が知性面では頭一つ突き抜けてるのは誰にも充分はっきりしていると思っていたのに。でも、今は、ディ・ディたちはそれを証明したがってる。まあ、いいさ。

「学校は最低だった。1年生の時の先生は、僕のことを白痴だと思っていた。その先生は学年の終わりの時点で僕の進級をためらって、知的に障害を持った子供のためのクラスに入れた方が良いと思っていたんだ。君たちは、そういうことを聞きたいの?」

ドニーが言った。「ご両親はあなたが学校に行く前は、あなたの知性についてどう思っていたの?」

「どう思っていたと思う? 親だからね。親は僕のことを、キラ星の優秀児と思っていたよ。最も賢くて、最も独創性がある子供だと。他のどの親とも同じさ」

今度はディ・ディが訊いた。「それで、ご両親は1年生の時の先生の助言を受け入れたの?」

「いや、もちろんそうはならなかった。親はカンカンに怒ったよ。僕をテストすべきだと言い張った。親は、あのナチは自分で何を言ってるのか分かっていないと証明したかったんだ」

「ナチ? ああ、あなたの先生のことね。どうしてその先生をナチだって言うの?」 質問するのはディ・ディが中心になっていた。

「あのクラスでは誰もが命令に従わなければいけなかったんだ。ちゃんと整列すること。ちょろちょろしない。指図を厳守する。先生の権威に疑問を挟まない。先生の論理に疑問を持たない。先生の答えに疑問を持たない。疑問を持ってはいけない。申し訳ないが、僕は疑問を持っていた。先生はそんな僕を我慢できなかったんだと思う」

「それで、学区の教育委員はあなたをテストしたの?」

「ああ。何かIQテストのようなものを受けたよ。何かなんて分からないよ。僕は6歳だったし。少なくとも小さな勝利の瞬間を味わったのは事実。僕の両親と教育関係の心理学者とのミーティングに、あのヒトラー先生も同席していた。そこで心理学者が結果を発表したわけ。僕のスコアは上位10%にいるって。しかも高2レベルでの10%と」

ドニーとディ・ディは互いに顔を見合わせた。ディ・ディが質問を続けた。

「それで教育委員はあなたをどうしたの?」

「直ちに判断を下したよ。次の学期は、僕を知的障害者のクラスに入れるとね。心理学者が言うには、スコアは何も意味せず、僕はおそらく一種の白痴サヴァン(参考)だろうって」

「あなたのご両親は、その決定に従ったの?」

「従ったよ。僕を連れてそのミーティングから飛び出し、例の学校から僕を退学させるまでの間はね。あの学校では、僕は1年生すら終了しなかったことになる。両親は、クラス編成がとても小さくて、知性はどうあるべきかなどについて何の偏見も持っていない私立学校を見つけてくれた。でも、それで両親にはずいぶん家計の点で苦しめることになったんだけどね。分かるよね? 僕の家は金持ちでは決してなかったから」



[2010/03/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第7章 (8:終) 


「あんっ!」

イサベラは小さく悲鳴を上げた。突然、何の前触れもなく、レオンが彼女の身体を抱え上げたからだ。イサベラと結合したまま、ベッドへと歩いて行く。

レオンは唇でイサベラの口を塞ぎ、彼女の驚きの声を塞いだ。そして二人は一緒にベッドのマットへ倒れこんだ。レオンはイサベラに覆いかぶさった。依然として、彼の肉茎はイサベラの濡れた奥地を探っていた。

イサベラは口を塞がれつつも、悩ましい声を上げ続けていた。両手をレオンの胸板に這わせ、父の兵士を表す布色のチュニック(参考)を手繰りあげ、その下にある、金色の体毛に薄っすらと覆われた温かな肉肌を探った。

レオンの両手もイサベラの身体を探っていた。彼の両手は、胸元が大きく割れたドレスの中に忍び込み、固いバラ色の突起を頂上に抱く、柔らかな二つの乳丘を覆った。

イサベラは乳房を愛撫され、官能的に背中を反らし、弧のようになって胸をせり上げた。それと同時に、自ら舌を彼の舌に絡めた。レオンに与えられる喜び以外、何も考えられなくなる。

イサベラは、一度は柔らかくなっていたレオンの肉茎が、自分の中で再び固さを増すのを感じ、驚いて目を見開いた。レオンは驚いたイサベラの顔を見て、うふふと笑い、一方のイサベラは恥ずかしさに頬を赤らめた。

いたずらな指に乳房を愛撫され、官能による熱い震えがイサベラの背筋を走った。思わずレオンの胸板に爪を立てる。

さらにレオンの唇が彼女の唇を離れ、胸の固い突起を覆った。レオンの両手が彼女の背の下に回され、胸を持ち上げ口へと寄せる。イサベラは頭を後ろに倒し、レオンの口に柔らかな乳房を差し出した。

「あっ、ああ… レオン…」

彼の分身が彼女の中で動くのを感じ、イサベラは喘いだ。太い分身が狭い肉筒の中、ぴくぴくと鼓動するのを感じる。

だがイサベラが呼吸を落ち着かせる間もなく、レオンは出し入れの動きを開始した。ゆっくりと長いストロークではあるが、力がこもった動きだった。レオンはイサベラの緑の瞳を見つめながら、彼女の中に深々と侵入しては、ゆっくりと引き下がる動きを繰り返した。この動きは、かえってイサベラには苦悶に感じられた。切ない欲望の炎を燃え立たせることにしかならないから。

ゆったりとしたペースで出し入れを繰り返され、イサベラは、たまらなくなってレオンの尻肉をつかみ、爪を食い込ませた。

「もっと激しくして…」

この焦らすような苦しめは、もうやめて…。でも、動きをやめてしまうのはもっと辛い…。イサベラはレオンの下で身体をくねらせ、喘いだ。

「あっ!」

突然、レオンがイサベラを抱いたまま身体を回し、仰向けになった。イサベラが上に乗る形になった。彼女の左右の太ももがレオンの腰をまたいでいる。

「何を…」

レオンの腰が下からずんずんと突き上げる。イサベラは、バランスを失いそうになり、両手をレオンの胸板に突いて身体を支えた。突き上げるレオンの分身に、イサベラの身体の中、狂おしい快感が湧きあがり、またも喘ぎ声をあげる。

「自分で動いてごらん」

レオンはそう言って、両手を彼女の太ももから腰へと滑らせ、腰を押さえた。優しく持ち上げ、そして自身の太い肉柱へと降ろすよう導く。快感はますます高まっていった。

イサベラも誘導されるまま、腰を上げ、そして沈めた。レオンの極太で自らを何度も繰り返し貫いた。次第に快感が脚の間に蓄積していき、ますます解放を求め狂っていく。

「ああんっ!」

レオンの親指が脚の付け根の濡れた陰毛の中に忍び込み、その奥に潜むピンク色の宝石を探り当てたのを感じ、イサベラは息を飲んだ。

「あうっ… ああっ!」

さざ波のように快感がイサベラの全身を渡り、彼女を震わせた。レオンに乗ったまま、全身を硬直させる。背を反らし、頭を後ろに倒して耐える。ああぁぁ…と絶頂を告げる声が小部屋に響いた。

突然、レオンが再び身体を反転させ、イサベラの上になった。そして、猛烈な勢いで腰を彼女の腰へ打ちつけだした。イサベラも股間を突き上げ、一層レオンの分身を取り込もうと激しく身体をくねらせ、喘ぎ続けた。

レオンは強烈なストロークで打ち込み続けた。もはや堪える気はない。そして、ひときわ強い打ち込みを行った後、うめき声とともにイサベラの中に注ぎ出し、そして果てた。

イサベラは、レオンに覆いかぶされながら、激しい結合の余韻を感じつつ、力をなくして横になっていた。二人は額を合わせながら、呼吸が落ち着くのを待った。

時が経ち、呼吸が落ち着いたレオンは優しく唇をイサベラの唇に近づけた。手が這い上がってきて、彼女の頬に優しく添えられる。イサベラはうっとりと瞼を閉じて、甘いキスに応じた。

「俺は行かなければ…」 

レオンは、そう呟き、先を言いかけたが、すぐに身を強張らせた。どんなことを言おうとしていたにせよ、その言葉は発せられなかっただろう。二人とも物音を聞いたからである。

「隠れて!」 イサベラが囁いた。複数の者の足音がドアに近づいてくるのを聞いたからである。

イサベラは、長身のレオンが、重い木製のベッドの下へ隠れようとするのを、半ば逼迫した状況で恐怖を感じつつも、同時に面白そうに眺めた後、さっとドアの方へ振り返った。ノックもなしに、いきなりドアが開いた。

イサベラはごくりと唾を飲み込んだ。廊下のろうそくからの光がドア先に立つ父親の姿を照らしていた。彼はローブを羽織っただけの姿だった。

つづく


[2010/03/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)