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デス・バイ・ファッキング 第6章 (3) 

「ドニー? お互い、手の内をさらけ出そうよ。いま言ったことはディ・ディには話していなかった。というのも、今夜まで、僕は、彼女が今度の金曜日の後も僕に興味があるかどうかすら分からなかったんだから。本当のことを告白して波風を立てることもないだろう? 来週になれば、お互い、『それじゃ、お元気で。頑張って』って言って、さっさと別れていたかもしれないんだ。そういう関係だったら、ディ・ディが知っておく必要のあることは全部話してある。だけど、それ以上は言ってない… 」

「…別に僕には野望はないんだ。ほら… 今なら君も理解したはず。君たちレディ二人は、君たちの業界ではトップクラスにいる。一方、僕は僕の業界でトップクラスに入ることは決してないだろう。でも、そういう状態でも僕は全然気にしないんだ。この仕事をしてるのは、この仕事が面白いから。それにテーブルの上に食い物を出すことができるから。僕にとって、仕事の意味はそれだけなんだ」


「アンドリュー? あなた、私たちのことをレディとは呼ばずに、ガールと呼ぶつもりだったと思うけど?」

「いや、ビジネスのことを話してるときは、君たちは女性、レディと呼ぶ。個人的なことを話してるときは、君たちはガール。これはビジネスの話、個人的感情の話ではない( 参考)」

「まあ! ゴッドファーザー・マニア!」

「ドニー? 僕が言ってることを、君が僕と同じ気持で聞いてるのか分からなくなってるよ。僕は、自分がどういう人間で、もし僕たちが一緒になったら、どんなことが期待できるかを説明しようとしてるんだ」

「私たちは、もうすでに、あなたがどういう人か知ってるわよ。あなたが物欲的な世界で生きるのは好きじゃないと話してくれたとて、それで私たちがショックを受けるなんて思わないで。私たちも、したいことをしてだけ。それで満足してる。ええ、確かに、私たち、年収15万ドルは稼いでるし、加えて経費も落ちるし、本給以外の特典もあるわ。でも、それは、そういう仕事に就いてるからという理由以外、何もないの。そういう仕事に就いたから、それをしている、とそれだけ」

「なんてこった! 君たち二人で30万ドルも稼いでるのに、僕がディナーの支払いをしたのか。なんて、性差別的世の中なんだ」

「その点は、私たちも変えたいと思ってることのひとつ。…ところで、あのね…?」

「何?」

「私には秘密があるの。ディ・ディと私は、まだすべてをあなたに話してないの。ごめんなさい。でも、まだ、あなたはすべてを聞く心づもりができていないと思うから」

「おい、お願いだよ、ドニー。そういうことを僕にしないでくれ。もし、僕に知られたくないなら、どうしてわざわざ僕に秘密が存在することを話すんだい? 君たち娘ども(chicks)は本当に変だよ!」

「まあ、私たち、最初はレディで、次にガールになって、今度はチック? あなたの目には、私たち、どんどん品位を落としているみたいね。でも、ごめんなさい、アンドリュー。私は話さないわ。それを聞き出すためには私に拷問をかけなければいけないかもね」

私は、多分、こう言いながら目ではちょっと笑っていたかもしれない。

でも、その時にアンドリューの瞳に浮かんだ表情は、本当にお金では変えない。あの表情をカメラに収められてたら、『コスモポリタン』の表紙として売ることができただろう。野性的そのもの。純粋な性的欲望。ワイルドな欲求。ほんのちょっと前まで、お金のことを気にかけた若者だったのに、突然、セックスに飢えた、情熱的で、欲望に溢れたオスの動物に変身してしまった。私は、脚の間に愛液が溢れてくるのを感じた。

アンドリューは立ち上がり、私を引き上げて立たせた。二人抱擁しキスをした。情熱と欲望に溢れたキス。そして、突然、私は脚をすくい上げられた。彼は私を抱えて寝室に向かった。


[2010/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第7章 (1) 

「無垢の人質」 第7章 Innocent Pawn Ch. 07 by wishfulthinking http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=140674

イサベラはゆっくりと目を開いた。何度かまばたきをし、目を慣らした。そこは見知らぬ部屋だった。窓からの明かりは少なく、薄暗い。彼女はうつ伏せになって、片手をあごの下にあてがった。まだ目の奥の辺りにずきずきと鈍痛がする。

記憶が徐々によみがえると共に、切迫した気持が心に溢れた。すぐにでもレオンが生きてるかどうか知りたい。

レオンと二人でいたところを、剣を手にしたあの男たちに囲まれた。気を失うまでほんの数秒しかなかったが、あの瞬間、イサベラは自分がレオンを愛していることにようやく気づいたのである。

イサベラは起き上がろうと頭を上げた。だが、途端にめまいと吐き気に襲われ、小さな泣き声をあげて、すぐに元の通り横たわった。額に汗粒が浮かんだ。じっと横になったまま、回復するのを待った。

何者かの温かな手が背中に触れるのを感じ、イサベラはそれを感じ全身を強張らせた。その手はシーツを引っ張りながら足の方へ降りて行き、再び戻ってきて、彼女の甘美な尻の丸みへ来て、そこに留まった。焦らし、からかうような触り方。

「レオン?」

イサベラは、頭の痛みも気にせず、肘をついて身体を押し上げた。顔にかかる長い赤毛をさっと振り払い、後ろのベッド脇を見上げた。そこには男が彼女を見下ろして立っていた。イサベラは目を見開き警戒心を露わにした。年齢を重ねたものの端正な顔をした、その男の狡猾そうな茶色の瞳と目が合う。

「わしが誰か分からんのか、イサベラ?」 男はベッドに腰を降ろした。重みでマットレスがくぼんだ。

イサベラは、頬を赤く染め、恥ずかしそうにうなだれた。うつむくと、乳房が露出しているのに気づいた。急いでシーツに手を伸ばし、隠そうとした。だが、男の方が早く手を出し、イサベラの手首を捉え、押さえた。

「どれどれ、見せてもらうよ」

男はつぶやきながら、イサベラの身体に視線を這わせた。空いている片手でイサベラの肩を押し、強引にベッドに仰向けにさせる。イサベラの裸身に鳥肌が立った。

ねっとりと愛撫するように、男の視線は、イサベラの胸の小さな隆起、その頂点に立つバラ色の突起、くびれた腰、そして、そこからやんわりと広がりを見せる腰へと移動した。羞恥心にイサベラはいっそう顔を染めていく。

「最後にお前を見たときから何年経っただろう…、お前もずいぶん成熟したな」

男が手を伸ばし、クリーム色の滑らかな肩肌を覆う絹髪を払うのを受けて、イサベラは、ひぃっと縮み上がった。美しい緑の目を見開いて男を見上げる。その瞳には不安の色が浮かんでいた。

「お願いです… 私… 私、身体を隠すものがないと……」

「イサベラ、父親であるわしが娘のことを心配するのは当然ではないか。あの男がお前の柔肌を傷つけなかったか、わし自身の目で確かめなければならないのだよ」

「か、彼は… 」

イサベラは言いかけたものの、言葉にならなかった。父は、私を誘拐し、純潔を奪った男に何をするだろう。その恐怖に、唇がわなわなと震えた。

「あの男のことはすべて忘れるのだ。…ここにおれば、あいつには、お前に手を出すことができない。わしがお前を守るからな」

イサベラは、その小さな乳房をごつごつした手のひらで包まれ、恥ずかしさに目を伏せた。しかし、父の言葉を聞いて、その胸に希望の火が灯ったのも事実だった。私をレオンから守らねばならないとは、どういうことなのだろう? レオンはうまく逃げのびたということ?


[2010/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 2 (2) 

「…あなたのは?」 リンダはかすれ声で訊いた。

「俺の何?」

「何か遊んだり、お話ししたりできるもの、持ってないの?」

「ああ、それのことなら、君も俺にはあるのを知ってるはずだぜ。特に、君が遊ぶためのモノをちゃんと用意してある! 俺のプレゼントを見せてやるから、そこにひざまずいてくれるか?」

リンダは、同じことを二回頼まれる必要はなかった。嬉しそうにいそいそとジェイムズの前に移動し、床に正座した。ずっと彼の股間を見つめたままだった。

パーティのホールにいたときは、さり気ない態度を取っていたリンダだったが、今はもはや、そんな振る舞いを取り繕うこともできなくなっていた。

「それで、話してくれないか? 旦那にあの首輪を初めてつけたとき、どんな感じがしたのかな?」

そんな何気ない質問ですら、リンダの心の奥の何かを刺激する。

「最初は、ちょっと難しい感じだったわ… 夫は、最初のパーティなのだから、そこまでするとはないだろうって思っていたはず。今日は様子を見るだけにして、後で私と相談しようと、そう期待していたんじゃないかしら」

「それは、ありえないな」 とジェイムズは口を挟んだ。

「そうよねえ… ありえない。私も、あそこであなたと一緒にソファに座ったときに、すぐにそれを悟ったわ。でも、それでも、夫に首輪をつけるのは私も思っていなかったの。ちょっと夫に悪いなあって気がして… 」

ジェイムズは微笑んだ。そしてズボンのチャックをジリジリと降ろした。

「まあ、それだけのことをする価値があったなって分かるはずだぜ」 とジェイムズは意味深な笑みを浮かべた。

リンダはおしゃべりはどうでも良くなっていた。早く、この男に触れられたい。奪われたい。この男の女にして欲しい。新しいレベルの喜びを味わわせて欲しい。いや、そうしてくれないと困る、と思っていた。

「でもね… 夫の首につけてカギをかけたとき、支配力を得たような感じがして、とても気持ちよかったの。私たち、支配、被支配の関係でプレーしたことはなかったけど、あのとき感じた支配感はすごく気に入ったわ」

「そいつは、まだ始まりに過ぎない。今夜が終わった後は、旦那は、もっとずっ君の支配に下ることになる。君は家の中にいて、旦那は外で中を覗くだけだ。君がこれから入ろうとしているこの特別な世界とつながるためには、旦那はどうしても君に頼ることになるのさ。それによって君はもっと支配力を得るようになる」

リンダは、期待感から荒い息遣いになっていた。あやうく舌なめずりをしそうになっていた。

この人、おしゃべりを止めるつもりがないのかしら? でも、彼の言葉を聞いてると、いろんなイメージや状況が浮かんできて、ますますエッチな気持ちになっちゃう…

ジェイムズは優しい声で言った。「出してもいいぜ? 君への俺からの贈り物を出しごらん」

リンダはゆっくりとジェイムズのズボンの開口に手を差し入れた。それに触った瞬間、彼女は、あっと小さく叫んだ。

「なんて…!」 

それは大きいし硬くなっているので、そのままでは取り出せなかった。リンダはベルトのバックルを外し、ズボンの前を広げた。それから急いでトランクスの腰ゴム部分を引き下げた。彼女の目の前に、想像すらしたことがない巨大で固い黒勃起が飛び出した。

リンダは、うやうやしく両手でそれを握った。あまりに太いためどちらの手でも握りきれない。ごつごつと血管が浮き出ていて、彼の興奮の度合いを物語っている。

リンダはゆっくりと擦りながら、顔を近づけ、大きなマッシュルームをまじまじと見つめた。先端にプレカムが一滴、見える。

「やれ! 俺を待たせるな!」

リンダには、「やれ!」の言葉だけで充分だった。前のめりになり、電球のように膨らんだ、むしろ恐ろしさすら感じさせる頭部を舐めた、それから口を大きく開け、唇の間へと導いた。リンダの唇に触れた瞬間、ジェイムズの鋼鉄のような男根は、ビクンと跳ねた。その脈動はあまりにも力強く、リンダは思わず悲鳴を上げた。だが口が塞がっているのでくぐもった声にしかならない。

こんなに大きいものを口に入れられるかしら… リンダは、そう心配になったものの、何回か頭を小さく上下させつつ、顔を押し付け、ようやく巨大な頭部を口の中に押し込んだ。唇の皮膚がピンと張りつめていたし、あごも限界まで広がっていた。口の中、舌をせわしなく動かし亀頭を愛撫した。その大きさ、力強さに、リンダは頭がぼうっとしてくるのを感じた。

「サオをしゃぶれ」

リンダは名残惜しそうに口から亀頭を出し、顔を肉棒の根元へ降ろした。ごわごわした陰毛に鼻を擦りつけ、深く鼻から息を吸った。ジェイムズの男の匂いを吸い込む。それから顔を横に傾け、舌を思い切り伸ばした。舌の平らな面を使って、ペニスの下側面を根元から先端まで舐め上げ、また根元へと戻る。

唾液を吐きながら、これを何回か続けた。やがてジェイムズの男根は、彼女の出した唾液でテカテカと黒光りしていた。

リンダは口唇愛撫を一時やめ、改めて両手で捧げ持ち、その猛々しい姿を拝み、堪能した。

…今この瞬間、悟ったわ。私の人生はもう決して元には戻れなくなる。それは確かだわ。でも、それこそ私が求めていること…

リンダは、一瞬、これが自分自身や夫との夫婦関係にどんな影響をもたらすか想像しようとした。だが、この切迫した感情はあまりにも強烈で、彼女には、細かなことを心配する余裕がなかった。

「やめるんじゃねえぞ」

リンダはやめる気などなかった。ただ、自分の人生を変えるこの瞬間をもっと味わいたい、できるだけ引き伸ばしたいと思っていたのだった。


[2010/01/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 最終章 (16) 

マリアとヘレンと一緒に1時間半もベッドにいて、2回は素敵なオーガズムを味わっていたけど、それでも、まだ私の身体の中に火がくすぶっていた。だから6人で車に乗り込んだあと、どうしてもビルを焦らしたい気持ちになっていた。レストランへ車で移動する間、私はずっとビルの太ももの内側を擦り続けていた。それと同時に、彼の手を持って私の太ももの内側を擦らせてもいた。

レストランに入っても、彼の太ももを触り続け、足先を使って彼にあんよ遊び(参考)もした。表向きはとても上品に振舞っていたつもりだったけど、トレーシーには何をしてたかばれていたみたい。ある時点で、彼女は私に顔を寄せて、「もう少し落ち着きなさいよ」と忠告した。その後は、私は本当にレディらしく振舞った。

ディナーの間、みんなで私の芸名について話し合った。いろんな候補が出された。とても滑稽なのやら、あからさまで下品なものまで。もちろん、他のお客さんに聞かれないよう、囁き声での会話で。でも、結局、何も決められなかった。

レストランを出て、ホテルに戻った。マリアとヘレンはトレーシーの部屋に呼ばれて行った。そのおかげで私は独りになった。トレーシーが私にビルのところに行くチャンスをくれたのだろう。とても嬉しく感謝している。

この日、いち日のビルの行動を見て、ビルが私と恋人同士であることを誰に知られても気にしないことを知った。もっと言えば、彼は、他の人がそばにいるときはいつも、あえて愛情たっぷりに私にキスをしていたと思う。彼がそれほど切実に辛抱強く私を認める行動を取ってくれたからか、私はこの上なく彼と一緒に夜を過ごしたいという気持ちになっていた。

マークたちがマリアやヘレンを連れて部屋に行った後、ビルは私に問いかけた。

「僕とダンスしてくれない? まだ、今夜はこれでおしまいって言う気分になれないんだ」

そう言ってビルは両腕で私を包み、抱き寄せた。私は彼の唇に軽くキスをした。

「私も同じ気持。でも、私がしたいのは、あなたの部屋に行くこと。ダンスなら、そこでもできるはずよ」

ビルはにっこりと微笑んだ。

「それは嬉しいけど、ほんとにそう思ってるの? 僕は、君には、君をベッドに連れ込むことにだけ興味を持ってると思われたくないんだ」

私は、誘惑的な笑顔をして見せた。

「うふふ… 私はあなたをベッドに連れ込むことに興味を持ってるの…。そんなことを言って、下品だと思われなければ良いんだけど…」

ビルは私に情熱的なキスをし、その後、私を連れてエレベータに向かった。

部屋があるフロアに着いた後、すぐにでも彼の部屋に入りたかったけれど、気になることがあってできなかった。彼の部屋に入る前にしておかなければならないことや、用意しておきたい物があったから。私は、ちょっと待っててと言い、自分の部屋に駆け戻った。

自分の部屋に戻り、急いでお化粧を直し、新しい下着に着替えた。それに眠るときのナイティと、明日の朝に着る服も用意した。もちろん、エネマのセットも持っていかなければいけない。あれをしないと、清潔になってるという気がしないから。

外泊用の大きなかばんを持って戻ったけれど、ビルは部屋のドアの前で私を待ってくれていた。彼は、こんな大掛かりな荷物を持って出てきた私を笑ったりしなかった。ただ優しく抱いて、キスをしてくれた。部屋の中に入ると、彼はすぐに私を抱き上げ、寝室へと運んだ。



[2010/01/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第1章 (5) 

それから二日ほど、わたしは、あの出来事を許してしまった罪悪感で落ち込んでいた。どうして、わたしはあんなことを? 何度も問い続けた。わたしは親なのだし、大人なの。なのに、母親であるわたしが子供との信頼関係を壊してしまった。

とうとう堪えられなくなったわたしは、家に息子しかいない時を選んで話しかけた。

「トミー? ママ、トミーに話しがあるの」

「何、ママ?」

トミーはわたしに顔を向けた。でも、すぐに視線がゆっくりと下に降りて行って、わたしの胸のところで止まった。わたしは息子があからさまに胸を見ているのに驚いた。

「トミー? ママは間違ったことをしてしまったの。ママのあんな写真を撮らせてはいけなかったのよ」

わたしは地味なブラウスを着ていたけど、上のボタンを二つ外していて、少し胸の谷間が見えていた。今朝は、夫もそれに気づかなかったというのに。

「どうして? ママはとてもきれいだったよ。ママにかなう女の人はいないよ」 息子は自信に溢れた口調で言った。多分、本気で言ってるのだろうと思った。

「ありがとう。あなたも見事なカメラマンぶりだったわ。でもね、わたしはあなたの母親なのよ。母親というのは、息子にあんなふうに身体を見せるべきじゃないの」

息子とはキッチンテーブルに隣り合って座っていた。息子の目はしょっちゅうわたしの胸の谷間に泳いでいた。こういうふうに視線を浴びるとちょっと興奮してくる。わたしは、誰であれ人にいやらしい目つきで見られると、何となくゾクゾクしてきてしまう。

「でも、ママは僕に全部見せたわけじゃないよ…… 僕はまだママのおっぱいを見てないし」

「トミー!」 びっくりして息を呑んだ。顔が熱くなってくる。

「あ、ごめん、ママ… でも、僕には見えるんだ… ていうか、想像できるということなんだけど… ママのおっぱいはすごいんじゃないかって… ねえママ? ママのおっぱいの写真も撮らせてよ… 頼むからさ…」

すごくあけすけに言ってくるのでびっくりしてしまった。何て言ったらよいか分からなくなった。でも、ともかく、息子にはわたしの身体のことを忘れさせなければいけない。

頭ではそう考えていても身体の方は違っていた。息子がおっぱいという言葉を言うのを聞いて、すぐに反応しだしてる。あそこがキューっとなって濡れてきてる。

「トミー? そういうのは適切なことじゃないのよ…」

適切なこと? どうして、ダメって端的に言わなかったの? 息子はまだじろじろわたしの胸を見ている。舌なめずりまでしてる。

「ママ、ちょっと待ってて! カメラを持ってくるから!」 そう言ってトミーは階段を駆け上がっていった。

「トミー! ダメだったら! ママはしないからね!」 大きな声で息子の背中に叫びかけた。

額や首に汗をかいていた。こんなことになるはずじゃなかったのに。こんな狂った関係を断ち切るつもりだったのに。なのに、またも息子に写真を撮らせようとしている。

トミーがカメラを手に降りてきた。すぐにわたしのまん前に来て、床に膝をついて写真を撮る姿勢になった。

「トミー、お願いだから、カメラを向けないで」 弱々しい声しか出ない。

カシャッ、カシャッ、カシャッ

わたしは椅子に座っていて、床に膝をついてシャッターを押す息子を見ていた。

「ママ? ブラウスのボタン、もうひとつ外してくれる?」

「ダメだったら。カメラを向けないでって言ったでしょ?」 思わず苦笑していた。

「ねえ、ママ、いいだろ? ボタンを外すまで、僕はやめないからね」

カシャッ、カシャッ、カシャッ

「しょうがないわね… でも、それだけよ」

まあ、ボタンひとつくらいなら大丈夫かなって思った。もうひとつだけボタンを外した。胸元を覗き込むと、胸の丸い丘がかなり見えていた。

息子は、床の上、ずいぶん低い姿勢になっていた。ほとんど床に寝るような格好。その角度からだと、ひょっとするとスカートの中が見えてしまうかもしれない。念のため、わたしは両膝を合わせて、脚を閉じた。

「トミー? その姿勢は、息子が母親の写真を撮るような姿勢じゃないわよ」

「ああ、知ってる。でも、誰にでも、ママみたいに綺麗な母親がいるってわけじゃないから」 と言って、またカシャカシャ、シャッターを切った。

その返事は好きだった。それに、息子がわたしの写真を喜んで撮っているというのも嬉しかった。視線を浴びてるのを楽しみながら、わたしは背中を反らせた。身体が火照ってくる… あそこが濡れてきている…

「ママ、ブラウスのボタンを全部外しちゃってよ。…その方が、もっといい写真が撮れそうなんだ」

「ダメよ、トミー、できないわ… 忘れないで、わたしはあなたの母親なの… それに… ママはブラをつけてないのよ」

わたしがこんなことを言ったものだから、息子が興奮を高ぶらせてしまったのに気づいた。

カシャッ、カシャッ、カシャッ

床に仰向けになってる息子を見下ろしたら、ズボンのところに大きな盛り上がりが見えた。すごく大きい。まあ、息子ったらこんな大きかったの? わたしは無意識に舌なめずりしてたかもしれない。

「ただボタンを外すだけだから… おっぱいは隠してていいよ。ねえ、ママ… 頼むよ、どうしても写真に撮りたいんだ」

「…いいわ。…でも、それ以上は何もしませんからね!」

ああ、わたしは、いったい何をしてるの? そう思いながら最後のボタンを外してた。

ブラウスの前を開いた。胸元を見ると、前みごろの生地の端が胸に引っかかってた。ツンと立った左右の乳首に生地が引っかかってる。これだと、息子には胸の真ん中のところと左右の丸い丘が見えてるはず。

顔を上げて息子を見た。唇が乾いて、心臓がドキドキ鳴ってる。

「ああ、ママ、すごいよ。これ、いいよ! …じゃあ今度は両手をテーブルにつけて、広げてみて」

言われたとおりに両手をついて、広げ、背中を反らせた。そうするとブラウスが徐々に両脇にずれていくのを感じた。息子は、最初からこうなることを意図してたの? でも、構わないんじゃない? どうして、息子に胸を見せちゃいけないの? もう、あそこも見せてしまってるんだから。あそこばかりかお尻の穴まで。

「いいわよ、トミー… でも、お願いね… お願いだから、この写真も削除してね」

何だか、すごく興奮してる。自分でも信じられないくらい。

ともかく息子につきあうことにした。でも、きちんとチェックすること。この前みたいに行き過ぎたことは絶対にしない。もし、状況が手に余るようになったら、すぐに逃げ出すこと。いいわね?

そう自分に言い聞かせて、改めて、背中を反らし、胸を突き出した。



[2010/01/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第5章 (3) 

ブラッドは、またビデオを観ていたようだ。俺もソファに座り、テレビに目を向けた。二人で観ながら、雑談をした。

だが、スライド式のガラス戸の向こうを見たとき、俺は息が止まりそうになった。ブラッドの母親がいたからだ。ピチピチのビキニを着てうつ伏せになって日光浴をしている。しかも、日焼けのラインが出ないように、上のビキニは着けていないのだ! こっちに脚を向けて横になってる。

ブラッドがいる手前、テレビに集中しようとしたが、もちろん、あいつの母親のことが気になって仕方がない。

…ちくしょう! 今すぐあそこに出て行って、ステファニをガンガンやりまくれたらいいのに… 窓の外をちらちら見ながら、俺はそう思った。大きなビーチタオルを敷いて、その上にセクシーに横たわっている。気づくと俺はズボンの中、勃起をしていた。

しばらくすると、ブラッドが立ち上がり、「このビデオ、つまんねえな。俺はちょっとトイレに行ってくるわ」と言って出て行った。

俺の椅子の隣にある棚を見たら、古いアンティークの双眼鏡があった。俺は素早くそいつを取って、窓の外にレンズを向けた。ブラッドの母親に焦点を合わせ、すぐに彼女の脚の間を覗き込んだ。

「うわっ、すげえ!」

思わず小声を漏らした。股間の近く、足の付け根あたりに、ビキニの中から陰毛が何本かはみ出ているのが見えたからだ。

ビキニはかなりきつそうだ。そのおかげでドテの盛り上がりもはっきり見えた。胴体の方に目を向けると、うつ伏せになった身体の横、乳房が押しつぶされて、横にはみ出ているのが見えた。

その時、トイレの水を流す音が聞こえ、俺は素早く双眼鏡をもとに戻した。

ブラッドが戻ってきたが、俺の方は勃起が激しく、かなりやばい状況だった。窓の外をチラリと見ると、ブラッドの母親は背中に手を回し、ビキニのトップのホックを留めているところだった。その数秒後、彼女は立ち上がり、部屋に入ってきた。

「あら、ジャスティン、こんにちは」

ステファニはビキニ姿のまま、俺の向かい側にあるラブシートに座った。

「おじゃましてます」

俺は、挨拶しつつも、彼女がラブシートの端にセクシーな両足を乗せ、ぶらぶら揺らすのを見ていた。

そのゴージャスな脚にどうしても目が行ってしまう。昨夜、ケイトが俺に彼女の足指を吸わせたが、あの時以来、俺は足フェチになってしまったようだ。今すぐ、あのラブシートの横に駆け寄り、床に膝をついて、セクシーな足指をチュウチュウしたい。

もちろん、時々、目を避けて、テレビを見てるフリをしなければならないのだが、今度はステファニの胸が気になってきた。特に、ビキニの上からだというのに、はっきり大きな乳首が見えたときには、思わず生唾を飲み込んでしまった。

…ああ、何だあれは! ビキニをつけないときに見たら、どんななのだろうと思わずにはいられない。

それほど長そうな乳首だった。あんな大きな乳首は初めてだ。俺のちんぽがズボンを破って飛び出さなかったのは、奇跡だろう。

突然、ステファニはラブシートから跳ねるようにして降りた。

「お父さんが帰ってくる前に夕食の準備をしたほうが良さそうね」 と言い、俺の横を通ってキッチンに入っていった。

歩いていくステファニの後ろ姿に目を奪われた。パンツがずれて尻の割れ目に食い込んでいたからだ。尻頬の半分以上が露出している。

ステファニは優雅にキッチンへと歩きながら、指を一本、ビキニの中に差し入れて、生地を引っ張り、尻頬を隠した。うーん、美味しそうな尻肉だぜ。

その後、しばらくブラッドとビデオを見ていたが、やがて時間が遅くなっていることに気がついた。

「俺、そろそろ帰るわ」と言い、立ち上がった。

ブラッドにトリスタのことについて話したい気持だったが、あいつに邪念を抱かれてコーヒーショップをうろつきまわられるのも嫌だったので、しばらくは黙っていることにした。そのうち話すことにしよう。

玄関先で、じゃあ、またな! と挨拶知った後、自転車に飛び乗り家に向かった。ペダルをこぎながらトリスタのことを考えた。

…トリスタの父親が牧師だとはな! 

いまやクラブ・カフスの正式会員になった俺が、牧師の娘とデートしようとしてるとは。思わず苦笑いをしていた。


[2010/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第6章 (2) 

彼は自分の中に隠し持っているものを本当に分かっているのだろうか? 分かってないと思う。私なら、彼を助け、導くことができる。彼は他の男とは違うのだ。私たちのアンドリューなのだ。彼は私の知っている他のどの男とも似ていない。

彼の自我は壊れやすく、自分のことをただの青二才だと思ってる。でも、そんなものとはまったく違う。私なら、そのことを彼に教えてあげることができる。私たちなら。私とディ・ディとで、教えてあげる。

アンドリューは、クリーブランドの郊外にある、何の変哲もないマンションに住んでいた。彼の部屋に入ったけれど、完全に予想していた通りの部屋だった。飾り気はまるでなし。機能一辺倒の居住装置そのもの。

アンドリューは、ちょっと恥ずかしそうに、家の中を私に紹介して回りった。二人で、彼の機能的だが平凡なリビングに入り、機能的だが平凡なソファに座った。部屋の中、彼のアイデンティティーを示す持ち物と言えば、壁一面に並んだコンピュータの機器類だった。サーバー、モニター、様々なものをつなぐ配線。誰でも、ここにはコンピュータ・オタクが住んでると分かるはず。

「ドニー、ごめんね。あんまりたいした家でなくって…。僕は物には執着がないだけなんだ。必要なものは手に入れるし、必要なものとして使うんだけど、物についてはどうでもいいんだ。そのことが、僕がこれまで女性とうまくいかなかった理由のひとつなんだろうな」

私はいぶかしげに片眉を吊り上げた。

「あらそう? あなたは、わたしが見た限り、接しているどの女性とも、とてもうまくやっているように見えるけど?」

アンドリューは少し微笑んだ。

「君の場合、僕が他の女性と接しているところを見たと言っても、ディ・ディと接しているところだけだから…。確かに君とディ・ディは違うし、それは君も知ってるけどね…。ともかく、僕の基準からすると、君たちはリッチなんだ。欲しいと思ったおもちゃは全部、すでに持っているに違いない。それを買うお金があるわけだから、当然、持っているはず。少なくとも欲しかった物なら、そうだと思う。だから君たちは、物質的な物を得るのに僕は必要ないはず。少なくとも、そう思っていてくれると助かるよ。仮にそうじゃないとしたら、君たちは間違った男を選んだことになる」

「あなた自身のことを説明してくれる? 青二才さん?」

「ドニー、僕は25歳だ。君にとっては、その年齢は、とてつもなく若いと映るかもしれない。でも、正直に告白すると、もし僕が本気で何か偉い金持ちになりたいと思ったら、僕はもうすでに最初の100万ドルを手にする道を順調に進んでいるはずだよ。でも実際にはそうはなっていない。というのも僕は偉いお金持ちになりたいという気持ちがないからなんだ。言ってる意味、理解できるかな?」

「なら、何が欲しいの、アンドリュー?」

「分からない。ただ、他の人が欲しがるものは、欲しいと思わないということだけは分かってる。勝った、負けたと得点をつけたいと思わないんだ。自分の経済力と他の人の経済力を比較したり、自分のおもちゃと他の人のおもちゃを比較したり…そういうのに興味がないんだ。前に、こんな言葉が書かれたステッカーを見たことがあるよ。『いちばんたくさんおもちゃを集めて死んだ人が勝ち』って。僕は勝ちたいと思わない。勝負をしたいとも思わない」

この人の精神は、その身体と同じく、その顔と同じく、ステキだわ。彼は、私たちと同類なのだ。私はそれを確信し始めていた。



[2010/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第6章 (13:終) 

「お願い… 」

完全に勃起したレオンの一物に下腹部を擦られ、イサベラは懇願した。レオンの逞しい男性自身を意識させられ、それゆえに一層、否応なしに自分の太ももの間にある、埋められていない空洞のことを意識させられる。その、疼く空洞を埋め尽くしてほしいとイサベラの女体が切なく、喘ぐ。

「…もう、こんなふうに私を苦しめるのはやめてください。…あなたが欲しいの。 …私の中に入ってきて欲しいの…」

自分を見下ろすレオンの目のギラギラした表情に、イサベラはただ畏れを抱き、祈るだけだった。

レオンは雄馬の尻を叩き、草を喰わせに草原の遠くへ送った。

「ありがとう」

レオンは低い声で唸り、イサベラを地面へ引き降ろし、柔らかな大地に寝かせた。そして彼女の身体に覆いかぶさった。

二人の唇が重なり合い、すぐに、二人の舌が絡み合いを始める。イサベラは、レオンの手が性急そうに彼の尻の後ろに服をを押し出す動きをし、その後、重なり合った二人の身体の間に滑りこむのを感じた。彼女のスカートを手繰り上げている。

イサベラは、レオンの肉茎の頭部が太ももの間に滑り込み、彼女の濡れた入口を探すのを感じ、ああ…と声を上げた。

「もう待てない… 」

レオンは力強い突きで一気に押し込んだ。イサベラの狭い肉壁が彼の分身によりめりめりと広げられていく。レオンはひと突きでイサベラの中、行き止まりになるまで突き入れた。蕩けた瞳で大きく見開いたイサベラの瞳を見つめながら、彼はゆっくりと引きさがり、そしてまた、彼女の中に突き入れた。レオンは、もともと表情豊かなイサベラの顔に浮かんでは消える様々な表情を、ひとつ漏らさず、見ては堪能していた。

イサベラの両脚がレオンの腰を包みこんだ。レオンが、身体を彼女のクリーム色の肌にリズミカルに打ちつけ、彼女に動きのペースを教え込む。イサベラは従順にそのペースに合わせて腰を突きあげた。

長いストロークでレオンが彼女の狭い肉筒をえぐるたびに、彼もイサベラも、それぞれに、叫び声をあげた。

レオンがペースを上げ、雄馬に乗るように激しくイサベラに打ち込みを始め、自分の意思に強引に彼女を従わせていく。それは、むしろイサベラには嬉しいことで、彼女はレオンに従順に従い、その動きに合わせるうちに、幾度となく大きな喜びの波に全身を洗われるのだった。

繰り返し繰り返し、レオンはイサベラを貫き続け、イサベラは、彼にしがみつきつつ、それを受けとめ、さざ波のごとく身体を打ち震わせ続けた。肉体的快感が全身で渦巻き、彼女の中心部分に収束し、のっぴきならない疼きを蓄積していく。

「くっっ…!」

強く打ち込みレオンが唸った。突き入れるたびに、イサベラのその部分は収縮を繰り返し、彼の分身を絞り、締め付け、極上の摩擦感を生みだしてくる。むしろ自分が攻められているように感じられる。

レオンはイサベラの脚をつかみ、肩に乗せた。そして、彼女の溶けきった局部に一層激しく突き入れた。

「ああ、レオン… 」

彼の身体の下、身を悶えさせながらイサベラは悩ましい声で喘ぎ続けた。快感の大波に何度となく全身を洗われ、ただ頭を左右に振り続けた。その間も、レオンは激しい抜き差しを続け、切迫した欲情を彼女に伝え続けた。その切迫感こそ、イサベラの興奮を高めさせていたものだった。

やがて、イサベラは、ひときわ高く叫び声を上げ、ぎゅうーっと体を反らせた。

レオンも頭を後ろに倒した。イサベラの絶頂のあまりもの強さに、巨体の彼すら身体を揺さぶられた。レオンはそれに対抗しようと力み、首にはいくつも筋が浮き上がった。だが、その努力もまったく意味がなかった。間もなくレオンは敗北し、熱い種液を彼女の中に注ぎこんでいた。長いストロークで強くひと突きするのが精いっぱいだった。

どのくらい時が経っただろうか。いまイサベラは、あおむけに横たわるレオンの身体の上、全身をゆだねるようにして覆いかぶさっていた。互いに身体を絡み合わせたまま。レオンは、汗でぬれた胸板に広がる、彼女の美しい髪を指に絡ませ、いじっていた。

イサベラは分からなかった。レオンが熱い精を身体の中に放った時、確かにあの言葉を叫んだのだろうか? あれは自分の想像だったのだろうか? 心地よい疲労感にうとうととしつつも、いまだに頭の中で木霊し続けている、あの言葉…。

「お前を愛している」

レオンは確かにそう叫んでいた。

* * *

何かが彼女を揺さぶり、心地よい眠りから覚ました。イサベラは、うっすらと目を開き、まばたきをした。視覚の焦点が合い始める。

そこには冷たく光る剣が踊っていた。イサベラは危険を察し、大きく眼を見開いたが、すぐに鋭い痛みが頭に走り、すべてが暗く、黒く変わってしまった。

つづく


[2010/01/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 2 (1) 

「寝取られの輪」2 http://www.darkwanderer.net/stories/2423/The-Cuckolds-Circle-part-2.html

一方のリンダは、ブルースのことなど思っていなかった。

ブルースがリンダのことを思っていたのと、ちょうど同じ時、彼女は部屋の真ん中に立っていて、すぐに身体の関係をもつことになるジェイムズを見ていた。そして、ジェイムズも、ソファに座り、間もなく自分のものになるセクシーな人妻を眺めていた。

ペニスが勃起し、ズボンの中、痛いほどだ。今すぐにも、自由にしてやりたい。いや、むしろ、この女に自由にしてもらおう。その方がいい。

ジェイムズは、いつも、白人の人妻に黒人男の味を生まれて初めて経験させるのを楽しんできた。俺のデカイのを見たら、この女、ギョッとするかな? 感じてくると叫びだすタイプの女だろうか、それとも泣き出すタイプだろうか? どっちにせよ、この女が、あと30分で、黒人信者に改宗することになるのは確かだ。その時が待ちきれない。

リンダは、2杯飲んだシャンパンと個室に入ってからも行った濃厚なキスのため、いささか頭がふわふわした状態になりつつも、この、堂々とソファに座る逞しい男の前で、服を脱ごうとしていた。

背中に手を回し、ドレスのジッパーを降ろした。彼にはできるだけ良い印象を持ってもらいたいと思っていた。とても興奮しており、それを隠すことなどほとんどできない。ジッパーを降ろした後、肩をすぼめた。ドレスがするりと腰まで落ちる。ラベンダー色のブラジャーが姿を見せた。豊かな乳房がブラからはみ出そうになっている。興奮して乳首が勃起しているのが見える。

「おお、嬉しいことしてくれるね… 君とは実にうまくやっていけそうだ」

「ありがと。…これを選ぶとき、夫が手伝ってくれたの」

「アハハ、そうか… そいつはいい。なかなか見込みがある旦那だ。旦那は、心からそいつを着た君を見たいと思っていたようだな」

「まあね」と、リンダは両手で胸を撫でながら言った。「でも、どうしようかな… まあ、そのうち、夫もあなたの前でこれを着てる私を見られるだろうけど…」

「絶対、そうできると思うぜ。ともかく、残りの方も見せてくれ!」

「せっかちなのね、ジェイムズ。…でも、私も同じか、うふふ」

そう言ってリンダはドレスを足元に落ちさせた。そして、落ちたドレスを脇に足で蹴り、脚を広げ、両手を腰に添えて立った。

ブラジャーにマッチしたガーターベルトと小さなパンティ。ジェイムズは股間に手をあてがい、ズボンの中の勃起をあからさまに撫で始めた。リンダは、ジェイムズの股間に視線を落とし、驚いて目をぱちくりさせた。大きな一物の輪郭が浮かんでいる。リンダは彼女自身も再び濡れてくるのを感じた。

「君の旦那は良い趣味をしている。女に関しても、女に着せるものに関しても。まさに俺が喜ぶようなものを君に着せてくれた。いま俺が言ったことを旦那に伝えてくれるかな?」

「いいわよ。それを言ったら、夫は多分、気分を害するかもしれないけど、でもちゃんとメッセージは伝えるわ。…ところで、私、もっとあなたに見せるものがあるのよ」

リンダは再び背中に手を回した。今度はブラジャーのホックを外すためだった。

ホックが外れ、はらりとブラが床に落ちた。リンダは両手を乳房の下にあてがった。それはまるで、自分の男に褒めてもらおうと差し出しているような行為だった。乳首は完全に立っていた。

「こっちに来て、俺にもっとよく見せてくれ」

リンダはソファにふんぞり返ってるジェイムズに歩み寄り、彼の脚の間に立った。ジェイムズは身体を起こし、両手をリンダの腰に添えた。そして片方の乳首を唇で挟んだ。

「はああ… ステキ…」 

ほとんど堪えられないと思えるような甘美な刺激がリンダを襲った。まだ、始まったばかりなのに… リンダは両手を彼の頭に添え、自分に引き寄せた。脚から力が抜けていくのを感じる。



[2010/01/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第1章 (4) 

トミーの視線が、ようやく、露わになってるわたしのあそこから離れて、わたしの顔に戻ってきた。

「もうちょっとだけ撮らせて、ママ… 最高だよ… それに撮り終わったらすぐに、まずいのは削除するって約束するから」

ああ、もう、どうしよう…… 

目を閉じて、これをやめさせ、わたしをバイクから降ろさせる方法を考えようとした。でも、わたし、本当にこれをやめたいの? わたしって淫乱… 淫乱に振舞ってる… 自分の息子の淫乱女?

そんなことを考えていたら、あそこがきゅきゅっと痙攣した。思わず、悩ましい声を出していた。息子に聞かれたら大変っと思って目を開けた。大丈夫だったかもしれない。まだ、夢中でわたしのあそこを撮っている。

でも、ずいぶん近寄ってきている。それに、腰の結び目に手を伸ばしてきた。

え、何?! 息子がわたしのビキニを脱がそうとしているの?! ダメよ。そんなことは許しちゃいけない。トミーは息子なの。完全に間違ってる!

「トミー…… ダメ……」

つぶやくような声しか出なかった。どうして大きな声を出さなかったの? どうしてバイクから飛び降りなかったの? 頭が混乱して、ワインのせいでくらくらしていた。一方、身体の方はもっと刺激を欲しがっているみたい。

息子の目を見つめていた。息子もわたしの目を見つめながら、両手でビキニの腰紐を引っ張っていく。

どうしてわたしは止めなかったの? わたしは両足をバイクのペダルに乗せ、大股を開いた淫らな格好。紐を解いた息子は、ビキニの布地の中に指を挿し込んだ。

トミーの指がわたしの陰唇に触れ、わたしはゾクゾクッと震えた。ちょっと触れただけだったけど。

息子がビキニを引っ張った。わたしは、自分でも意識せずお尻を軽く上げていた。ビキニを脱がされていく。

息子はわたしから奪ったビキニを手に、一歩引き下がってわたしをまじまじと見た。目がわたしのあそこに釘付けになってる。わたしは呼吸が乱れていたし、脚もぶるぶる震えていた。あそこからジュースが流れてるのを感じる。バイクのシートを濡らしてる。

「ママ…… すごく濡れてるよ……」 

トミーは初めて見るのかしら? そんなふうにまじまじと見ている。

「トミー…? ママはもう降りなきゃ…」

カシャッ、カシャッ、カシャッ!

トミーは、まるでわたしの言うことを聞かず、シャッターを押し続けていた。

「ママ? 僕のために脚を持ち上げてみて」 お願いをするような顔をしてわたしを見ている。

「ダメよ、トミー! できないわ… お願い… 降りるのを手伝って」

「お願いだよ、ママ」

もう、何が何だか分からない。わたしは自分の息子に女の大事なところを見せている。濡れた女の部分。成人向け雑誌に載ってもおかしくないような淫らな写真を撮らせている。母親の淫乱な写真… 

ああ、また、あの「淫乱」って言葉を使ってしまった! どうしてこの言葉を使うと、わたしはこんなに狂ってしまうの?

「約束して! すぐにその写真を削除するって!」 わたしは同じ姿勢のまま、息を乱して言った。

「約束するよ」 トミーは、美味しいお菓子を目の前にした幼い少年のような顔をして立っていた。

突然、身体の中、強烈なオーガズムが高まってきた。抑えられない。息子の前なのにイッテしまいそう。

両足を上げて、膝を曲げた。ぱっくり広げながら、両膝を胸に近づけた。

「ああっ、すごいよ……」 カシャッ、カシャッ、カシャッ!

息子がわたしの後ろの穴を見てる気がする。ああ… あそこの穴を… 

耐えられなくなって目をつぶった。身体がぶるぶる震えている。すごく強い波が襲ってきて、何も考えられなくなった。

「いや~んっ!」

誰かが悩ましいよがり声を上げてるのが聞こえた。…ああ、その声を上げていたのはわたしだったのね…

両足を抱え、広げたまま、信じられないほど強烈なオーガズムに全身を洗われていた。いつもより長い。絶頂に達してから、ようやく目を開けて呼吸ができるまで、何分も経ってたような気がする。

目を開けたら、トミーがカメラを手にわたしを見下ろしていた。トミーはわたしが目を開けたのを見るや、またシャッターを切り始めた。

両足が空中でぶるぶる揺れているのが見える。あそこからお汁が溢れ、アヌスへ伝って、その下のシートにぽたぽた垂れているのを感じた。もういや、あそこがぐちゃぐちゃになってる感じ。

片手でバイクにつかみながら、もう片手をあそこに持っていって、指で触ってみた。クリトリスが大きくなってて、陰唇も腫れぼったくなっていた。

カシャッ、カシャッ、カシャッ

息子はあきらめてくれない。もう、これ以上、ダメ、絶対に。

「トミー、降りるのを手伝って…」

息子はわたしが本気になってるのが分かったらしい。静かにカメラを置いて、わたしの手を取った。息子にしがみつくようにして片足を回し、バイクから滑り降りた。

しっかり立とうとしたけど、さっきの絶頂のためふらふらになっていて、息子に抱きかかえられる格好になっていた。息子がわたしのお尻に手をあててるのを感じた。

「トミー… ママを放して……」 弱々しい声になっていた。

トミーはもう一方の手も添えて、両手でわたしのお尻の頬をつかんだ。指がお尻の割れ目に食い込んでくるのを感じた。ぎゅっと握ってる。

わたしは息子を突っぱねた。

「トミー、もう充分… お願いよ… それに写真も全部、削除して… 今すぐに」

息子は親指でカメラの設定ボタンをいじった。そして、しばらくして言った。「オーケー。これで、大丈夫」

「トミー? ママはもう寝るわ… それから、さっきも言ったけど… このことは誰にも言わないように」

わたしはガレージを出て、二階の寝室に上がった。頭の中がごちゃごちゃになっていた。自分がしてしまったことや、息子との関係が前とはずいぶん変わってしまったことが頭の中で渦巻いている。罪悪感でくじけそうだった。だけど、さっき感じた陶酔的なオーガズムは、罪悪感をはるかに凌駕するものだった。ベッドの中、丸くなって眠った。


[2010/01/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 最終章 (15) 

ビルは、この前、コンピュータの前で作業していたのと同じ4階の部屋にいた。部屋の前に来ると、ビルの隣に可愛いブロンドの女の子が座っていて、彼が何か話しているところだった。ブロンドの娘の前のディスプレーには、昨日、撮影した私の写真が映っていた。クリスが登場する前の、私が自慰をしているところの画像。

どうしてか分からないけど、ビルが彼女に話しかけているのを見て、ちょっとやきもちを感じた。それに彼女が私の写真を見ていることにも、ちょっと恥ずかしさを感じた。

私がビルに声をかける前に、ビルの方が私に気づき、声をかけた。

「ステフィ! 入ってくれ。すぐに終わるから」

ブロンドの娘は私を見て、にっこりと微笑んだ。ビルは立ち上がり、私に両腕を回して抱き寄せた。私の唇にキスをし、それから彼女に向かって言った。

「ベッキー? こちらがステファニー。 ステフィ? こちらはベッキー・アンブローズ。彼女は雑誌のための写真の複製作業をしてる」

ベッキーは立ち上がり、手を差し出し握手を求めた。

「会えて嬉しいわ、ステフィ。いま、あなたの最初の画像に作業しているところなの。こんなこと言ってお気に触らなければいいんだけど、とってもエロいわよ、これ。あなた、絶対、男たちの人気者になるわ。私には分かる。…ただ、ひとつだけ問題があるの。あなたの名前のこと。何か芸名を考えている? たいていの女優は本名を使わないの」

さっきちょっと感じた恥ずかしさが、もっと強くなってきた。彼女の言葉を聞きながら、顔が熱くなってくるのを感じた。

「いいえ、芸名は何も… 芸名のことを考えすらしてなかったの」

「そう… 芸名があった方がいいと思うわ。だから、考えておいて。決まったら教えてね。でも、ちょっと急いで欲しいの。ロスに戻るときまでには、これを印刷に回さなければいけないから」 ベッキーは私の手を握ったまま話した。

「何か決まったらすぐに、知らせます」 と彼女に言い、それからビルに向かって 「もうランチに行かないと。セットに戻るまで1時間しかないの」 と言った。

ビルと二人で階下に降り、とても美味しくランチを食べた。食事の間ずっと、私たちはおしゃべりを続けた。それに、食べながら、芸名のことも考えていた。でも、これといって、特に、人から呼ばれたい名前は、何も出てこなかった。

ランチの後、ビルと二人でプール周辺を散歩した。ビルは夕食を一緒に食べようと、私を誘った。私は、今夜はマリア、トレーシー、マーク、それにヘレンと一緒に夕食を取りたいと言った。みんな私の友達だし、もっと言えば家族のようなものだから。それに、ビルには、私の時間を独占できるとは思って欲しくなかった。そこで、ビルも私たちと一緒にディナーに加わって、と誘った。

ランチの後、再びヘレンと一緒に別のシーンの撮影に備えて待機した。今度のシーンは、マリアは関わらない。彼女の撮影は今日の分は終了していた。今回は、サミーとピーターと言う名前のゲイの絡みだった。ピーターはとても優しい人で、勃起の反応も早かった。サミーも同じく反応が良かった。ではあるけど、シーンのセットに時間がかかったのも事実だった。

その日の撮影が終わる頃には、私の唇はかなり腫れ上がっていたし、ものすごくエッチな気分にもなっていて、ベッドが壊れるほどセックスしたい感じになっていた。ありがたいことに、マリアとヘレンも私と同じくらいエッチになっていたので、ディナーの前に3人でお互いの欲求を解放する素敵な時を過ごすことができた。

気分をすっきりさせた後、ドレスアップして、5人で外に出かけ、本当に素敵なレストランに入った。マークは私たちに、今夜行くレストランはとてもシックなビストロなので、ドレスアップするように言っていた。ビルのことが気になったのは、それを言われたときだった。勝手にビルを誘ったけど、それでよかったのかしら? でも、マークは、全然大丈夫と答えてくれた。ビルも来れば、男はマークだけということにならないから、かえって良いのだと。


[2010/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第5章 (2) 

この前と同じ窓際のテーブルにつき、トリスタが来るのを待った。彼女は担当している各テーブルを巡回している。ようやく、俺の席にやってきた。

「あら、今日も、ようこそ」 と彼女はコーヒーカップを置いた。

この言葉には嬉しかった。トリスタは俺のことを覚えていたんだ。

「やあ、トリスタ」 コーヒーを注いでもらいながら返事した。

「コーヒーの他に何か?」と、俺の目を覗き込みながら言う。

「いや、これで充分」と、俺はコーヒーにクリームを入れた。だがトリスタが他のテーブルに移動していくのを見て、少しがっかりした。

コーヒーを飲みながらトリスタを見続けていた。優雅に店内を歩き回っている。ジーンズと白のTシャツで、その上から緑色のエプロンをつけている。とてもキュートだ。

…彼女、いいなあ… と俺は独り言を言った。

コーヒーを3分の2ほど飲んだ頃、トリスタが注ぎ足しに戻ってきた。テーブルを挟んで俺の向かい側の席にちょっと腰を降ろして、注ぎ足ししてくれた。

「しばらく座っていたらいいよ。そんなに忙しそうでもないし」 と微笑みかけた。

彼女は店内を見回し、コーヒーのポットをテーブルに置いた。

「ありがと」 と耳のところに手を当て、髪の毛をさっと後ろに払った。

「私の名前は知ってるわね。あなたの名前は?」

「ジャスティン」 俺は握手をするため手を差し出した。

トリスタは柔らかな指で俺の手のひらに触れ、それから手をつなぎ、しっかりと握手した。

「よろしく、ジャスティン」

「君はまだ学校に通ってるの?」 コーヒーをひとくち啜り、訊いた。

「いいえ、この春、卒業したわ」 トリスタは、用事を求めている客はいないかと、店内を見回しながら答えた。

「どこの学校?」 彼女が俺が出た高校にはいなかったのは確かだった。

「ヴァレイ・クリスチャン・アカデミーよ」 トリスタは自分の高校を誇りに思っている様子だった。

「あなたはどこ?」

「僕はノーバート高校の卒業」

「君の高校はどんな感じ?」 彼女のきれいな緑の瞳を見つめて、訊いた。

「まあまあね。私のお父さんはそこの牧師なの。だから、ちょっと退屈」

「へえ、お父さんは牧師なのか?」 少しびっくりしたような顔で答えた。

「ええ、ずっと牧師人生」 とトリスタはまた店内を見回した。

俺は、そこで、いきなり切り出した。 「ねえ、夕食、僕と一緒にどこかに食べに行かない?」

トリスタは顔を赤らめて俺を見た。

「そうねえ… 今夜、この店で会って、もうちょっとおしゃべりするのはうのはどう?」 と、彼女は席からすべり出て、立ち上がった。

「是非!」 と言い、俺も立ち上がり、テーブルに5ドル札を置いた。

「7時でオーケー?」 他のテーブルでお呼びがかかったようで、彼女は急いでる感じだった。

「もちろん」 と俺は出口に向かった。

「じゃ、またね、ジャスティン」 可愛い声を聞きながらドアを押した。

出口でちょっと立ち止まり、振り返って、返事した。「じゃ、7時に!」

コーヒーショップを出た。通りの向かいにシーサイド・ダイナーが見える。もう朝食時は過ぎているので、レストランの中は客がほとんどいないようだった。俺は自転車に乗り、家に向かった。

ふと、しまった! と思った。トリスタに電話番号を聞いておくのを忘れていたのだ。

家に戻り、部屋に入った。グラフ先生に贈るつもりの小包を取り出し、中を確かめた。きちんと揃ってる。その大きな黒い箱をクローゼットにしまった。計画は整ってる。あとは実行あるのみだ。

何もすることがなくなったので、ブラッドの家に遊びに行くことにした。また、自転車に乗り、漕ぎ出す。ブラッドの家の前に行くと、ブラッドの母親の車が止まっているのが見え、ちょっとワクワクした。自転車を降り、玄関をノックするとすぐに、ブラッドが出てきた。

「よお、ジャスティン、入れよ」

俺たちはテレビが置いてある部屋に入った。



[2010/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第6章 (1) 

「デス・バイ・ファッキング」 第6章 同類 Death By Fucking Ch. 06 One of Us by thebullet http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=109706

ドニーの話

今夜、私とディ・ディはアンドリューに事実の一部を明かした。ともかく、さしあたりの短期間に重要となるところは彼に話した。アンドリューが私たちについて何か決心するとして、そのために彼が知っておく必要があるのは、彼に話したことだけで充分だった。残りの部分については、私とディ・ディでずっと話し合ってきた。ディ・ディは彼女自身、それを信じきれていないと言っていたし、まだアンドリューを巻き込む理由も見当たらないと言っていた。

でも、私はそれを信じている。それにアンドリューもいつの日かそれを知る必要がある。でも、いまはディ・ディの見解を尊重し、当面は黙っていようと思っている。

アンドリューと私はディ・ディをハイアットで降ろした。ディ・ディは私に手本を見せるような感じで彼に濃厚なキスをし、ホテルに入っていった。私たちのどちらも、他方のことにやきもちを焼くことはない。でも、二人で同じ男を共有するとなると、そこから必然的に軽い姉妹間のライバル心が出てくるだろう。アンドリューは、私たちのそういう競争心から何か彼にとって都合の良いことを得られるかもしれない。

ディ・ディと私。二人は愛し合っている。でも、もし男が何か考えているとしての話だけど、男が頭の中で何を考えているかなど、誰にも分からないだろう。何にしても、もしアンドリューが私たちを本当に区別できるとしたら、彼は、やがて、どちらの方がより好きかと意見を持つようになるのではないか? スタートダッシュを切ったのはディ・ディだけど、私は、彼がより好きな女が私であればと思っているのも事実。私って、ひどいアバズレだわ!

アンドリューのアパートに車で走りながら、二人で雑談をした。率直に言って、どんな話しをしたのか覚えていない。レストランでは、彼のアパートを是非見てみたいと思っているように見せかけたけれど、本心では、彼のアパートがどんなところかなど、ひとっかけらも興味がなかった。私は、レストランに行く前に、ホテルの部屋でアンドリューと始めたのにディ・ディに邪魔されてしまったことをフィニッシュさせること、それだけを切に求めていただけ。

確かに、ホテルの部屋で、3人がそろい、会話し、紹介し合い、状況についてつまらない冗談を言い合った後、彼と私は「速攻で」互いをフィニッシュさせあった。その時のような速攻セックスですら、私にとっては、この4年間、まったくなかった類のもの。

でも、あの最初の出会いの方。あの不意を突かれた出来事。アンドリューが私の服を剥ぎ取って裸に剥いて、抱きかかえ、ベッドに放り投げ、その後、まさに強欲で支配的なオスのケダモノのように私を奪った、あのセックス。ああ、神様! あれこそまさに超越的な経験だった。

私は、「俺はお前を奪う、そしてお前はそれを喜ぶようになる」的なタイプの男には決して屈しない。そういう男にとっては、セックスはセックスではなく、ただのエゴの誇示なのだ。自分が他の人間を支配できると知ると、権力を誇示できた気持ちになるのだろう。私はそういうのはまっぴら。そんな男女のセックスでは、女性は男性の性器がうまく嵌まる単なる便利な穴にしか過ぎない。他に穴があれば、何でもいいはず。

アンドリューの場合は、それとはまったく違っていた。彼に襲われた形だったけど、彼の場合は力の誇示ではなく、何か切実な必要性による行為だった。彼は私を必要としていた。世界中のどんな他の女も、彼の必要性を満たすことはできなかっただろう。私だけができた。まあ、多分、ディ・ディもだろうけど。

でも、彼は私たちを区別できるのだ。この世で、私たちの違いを分かっているのは彼一人だ。そして、その上で、彼は私を必要としてくれた。あんなふうに私を必要としてくれた人は、誰もいない。これは、すごく誘惑的。強烈でエロティックな誘惑を感じる。ある人にとって、自分が、その人の宇宙の中心にいるということだから。

誰でも他の人が自分を信じられないほど必要としていることに気づけば、たちまち、そのの必要性と同じくらいその人を必要に感じるようになるものだ。私もアンドリューを必要に感じた。彼に、私を奪い、私を所有し、私の中に彼の精子を注ぎこんで欲しいと思った。これはどういう意味なんだろう? わたし自身のことなのか、それとも遺伝子の問題なのか? この日の夜、この疑問を私は考えていた。



[2010/01/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第6章 (12) 

イサベラは思わずハッと息を呑んだ。レオンが腰を突き出し、彼女を鞍の突起に押し付け、動けなくしたからだった。突起の真ん中を縦に走る皮の縁が、イサベラの敏感な部分を刺激し、彼女は否応なくその部分を意識することになるのだった。

ああ、神様……

その間もレオンは馬をいっそう速足にした。イサベラは、鞍の上、ぎこちなく身体をずらし、股間に湧き上がる甘美な刺激から逃れる道を探した。自分に起きようとしていることを防ぐ方法はないかと必死に考えつつも、みるみる顔がピンク色に染まっていく。

レオンの手がイサベラの絹のガウンを上へ滑りあがり、ツンと立った乳首を擦った。

「ああんっ! レ…レオン…!」 

イサベラは目を閉じ、声を漏らした。レオンの指が、滑らかなガウンの生地ごしに彼女の突起をつまむ。途端に甘美な疼きがイサベラの脊髄を下半身へと走った。

「やめようか?」

レオンはからかうように彼女の耳元に囁いた。イサベラは、レオンが、いまの自分のジレンマ状態を完全に察知していることに気づき、さらに顔を染めた。

「…ああん…… 」

レオンは逞しい両脚で執拗にイサベラを後ろから押し続けていた。それに加えて、馬の速度もあって、イサベラの敏感な部分は鞍の突起に押し付けられたまま、決して逃れることができない。いつの間にか、鞍の突起を覆う皮も湿り気を帯びていた。

「…お願い…… 」 かすれ声でつぶやいた。だが、自分は本当にレオンにいじめるのをやめて欲しいのだろうか? それは彼女自身、不確かだった。

両手の指で鞍の突起を押し、股間から離そうとはするが、力が及ばない。雄馬が前足を大きく蹴り出し、速度を速めるのが見える。馬が蹴りだすたびに、突起が彼女を擦り、さらに苦しめる。馬の振動にあわせて、左右の乳房も大きくうねり続けた。不規則なリズムで股間を擦られ、苦悶に満ちた刺激の炎をいっそう燃え上がらせる。だが、その身体の疼きは、止められることもなければ、癒されることもない。

イサベラが小刻みに身体を震わせ始めたときだった。突然、レオンは馬を止めた。前のめりになったイサベラは身体を丸くして鞍にしがみついたまま、まだ震えていた。

レオンは片足を後ろに大きく振り、馬から降りて地面に立った。そしてイサベラの腰を抱え、引きずり、両腕で押さえた。そのまま彼女の身体をゆっくりと降ろし自分の身体に抱き寄せた。イサベラは、強く抱きしめられ、自分がレオンに与えていた刺激の効果をはっきりと感じ取った。すでに、そこは完全な状態になっていたのだった。


[2010/01/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 1 (15:終) 

ブルースは、リンダとジェームズはもう二階の部屋に入った頃かもしれないと思った。

「それで… ここの黒人たちは、その… あなたの家にときどきやってくるの?… なんと言うか… パーティをしに?」

「もちろんですよ。でも、そうなるのは、あなたが公式的にメンバーになってから。それに、クラブに忠誠を誓った後。クラブの男たちにちゃんと礼をつくし、奥様を全面的にサポートするし、ここの男たちだけが奥様が求め、してもらってしかるべきことをしてあげられるのだと認めると、そう奥様に話した後になりますね。その段階にたどり着くまでには、かなり屈辱的な場面に直面しなければいけないですよ。そして、実際に奥様が男と一緒にしてるところを見る。その時、初めて、本当の意味での屈辱というものがどういうことか分かるのです」

ブルースは他の二人の男たちが会話に耳を傾けているのに気づいた。二人ともブルースと同じくらいの年齢だった。

「やあ。ブルースです」

「ラルフ」

「エミットです。どうぞよろしく。私の妻はリロイと一緒にいる」

「うわ… 初めて?」 とラルフが言った。

「ああ、ちょっと嫌なんだけどね。でも妻のロリはすごく興奮していたよ」

「そのリロイって、何かあるの?」 とブルースが訊いた。

ラルフが答えてくれた。「リロイってのは、まだ19歳なんだ。俺たちの子供よりも若い。俺の妻はまだ相手してもらったことがないんだが、ずっとせっせと働きかけているところだよ。エネルギーの限界を知らない男で、一晩中、勃起し続けられるし、睾丸もこんなにでかいんだ。加えて、イケメンで賢いときてる。俺たちは彼に家に来てもらえるよう、狂ったように働きかけているんだ」

その時、また別の夫がパティオに出てきて輪に近づいてきた。

「やあ、みんな! ラルフ、お呼びだよ」

ラルフは立ち上がり、「じゃあ、また」と言い、家へ入っていった。

「やあ、私はブルースです」

「オーウェンです」 と新しく入ってきた男が言った。

「ところで、ラルフはどうして… この輪から出て行ったの?」

「シーツですよ」

「シーツ?」

「ここには初めて?」とオーウェンが訊いた。

「ええ」

「奥さんは誰と一緒?」

「ジェームズです」

「おい、順調じゃないか!」

「え、まあ… ありがとう」

「ジェームズと誰か女の人が階段を上がっていくのを見かけたよ。誰だろうって思ってね。すごく綺麗な奥さんだね」

「二人は二階へ?」

「もちろん。他にどこに行くって? あそこで、あれが始まるのさ」

ブルースは、自分の周りで起きてることすべてに対処するのに苦しんでいた。すべてが知らないことばかりで、もうすでに頭が混乱していた。何より、今この時点でリンダとジェームズは何をしているのかの疑問が彼の頭を占めていた。

「シーツのことについて訊いたよね?」

「あ、そう。それはどういうこと?」

「すべての寝室は、一晩につき、複数回使われるのが普通なんだ。だから、誰かがシーツを換える仕事をしなければいけない。その誰かとは誰かと言うと、俺たち旦那のうちの一人になるわけさ」

「まさか、冗談でしょう!」 ブルースは驚いた。どんどん信じられないことが出てくる。

「いや、ホントだよ。言うまでもないが、部屋に入ると大変だよ。汚れたシーツを新しいのに交換したり、タオルや飲料水のボトル、それにきれいなグラスを揃えたり。ここでは、そういう仕事をまとめて『シーツ』と呼んでいる。シーツ交換が中心的な仕事だからね。俺たちは交代制でやってる。シーツの仕事とバーテン役の仕事が俺たちのメインの仕事だな」

「それってすごく…… いや、分からないけど… 」 とブルースは返事した。

「いや、そんなに大変なわけでもないよ。大半は2階のフロアの暗い隅っこで座って休んでるだけでいいんだ。それに部屋の壁は完全に防音であるわけじゃないしね。だから、時々、濃厚な喘ぎ声やよがり泣きを聞くことができる。うまく行けば、自分の妻が男にやられているときにシーツ仕事の担当になれるときもあるんだ… 」

「…ま、とにかく、カップルが部屋から出てきたら、そのカップルが階段を降りて行くまでじっと待つ。目は伏せ目にしてること。顔を見ちゃいけない。顔を見ると、そのカップルのプライバシーを侵害することになるからね。もし、話しかけられたら、『はい、ご主人様』とか『はい、奥様』と答えること。その人が自分の妻であっても、そうすること。最初は、これはちょっと恥ずかしく感じるはず。特に、まだこのクラブに完全に忠誠を誓った状態にはなっておらず、しきたりに慣れていないときは、そう感じるだろうな」

「ふうー!」 ブルースは唸った。

「…それで、カップルの姿が見えなくなったらすぐに、パントリーに行って新しいシーツとタオルのセットを取ってくること。そして、部屋に入って、シーツを交換し、新しいタオルを揃え、使った飲料水のボトルとグラスを片付けて、パントリーから新しいボトルとグラスを持ってくる。もし、ろうそくが消えていたり、ほぼ消えそうになっていたら、あたらしいろうそくに換える。それが終わったら、自分の椅子に戻って、次の部屋を待ち、それを最初から繰り返すと言うわけさ」

ブルースは椅子の背もたれに背中を預け、いま聞いたことを、もう一度、最初から考えた。それに、なにより、リンダとジェイムズのことも気になってしかたがなかった。リンダは、この日のために新しいセクシーな下着を買ったが、ジェイムズはそれを見てどんな反応をしたのだろう? ここにいる黒人たちにしてみれば、夫たちに妻を連れて来させ、快楽をむさぼるわけだ。さぞかし楽しいだろうな、とブルースは思った。なんだかんだ言っても、ついこの前まで、ブルースと彼の仲間たちも互いの妻を抱いて楽しんでいたのだ。だが、そういうお楽しみは、このパーティでは、少なくともしばらくは起こりそうにないだろう。

つづく



[2010/01/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第1章 (3) 

息子はすぐにそばに来てわたしの腕をつかんだ。片手で自分を支えながら、片足を上げてバイクにまたがり、シートに座った。

トミーはわたしの足の間を見てた。この子ったら、ママのあそこをチラリ見できたら、なんて思ってるのかしら? 

急にトミーが目を大きくして、息を呑んだ。

びっくりして股間に目を降ろした。お尻がちょっと脇にずれてしまって、そのために片方の陰唇が顔を出している! まあ! だめ! 息子にあそこが見えている。すぐに隠さなきゃと思ったけど、バランスが崩れるのが怖くて、バイクからもトミーからも手を離せない。

「トミー? この格好だとちょっと安定しないわ。降りたほうがいいと思うの」

「ママ、手でエンジンを押さえると安定できるよ」 と、トミーはわたしの手をエンジンに置いた。

体が横にずれて落ちそうになるので、両手でエンジンを押さえた。でも、こうするとあそこを隠せない。仕方がないから、脚をぴっちり閉じて隠した。でも、これだとバランスを崩しそうになってしまう。脚を広げる他、ないのかしら? やってみると、脚を大きく広げれば、それだけ安定感が出て、バイクから落ちそうにならないのが分かった。

脚をぱっくり広げて、まるで、いやらしい雑誌の写真みたいな格好をしていた。でも、こうするしか落ちないですむ方法がないの。ああ、あんなにワインを飲むんじゃなかった。しらふだったら、もっとしっかりできるのに。

カシャッ、カシャッ、カシャッ カメラのシャッター音が聞こえる。見ると、息子はわたしのまん前にいて、股間にズームしてた。

ダメよ! いや! やめて! 心の中で叫んでた。

また脚を閉じようとしたけど、やっぱりダメ。すぐに落っこちそうになってしまう。閉じても、結局、すぐ広げることに。しかも、バランスを取り戻すために、前よりもっと大きく広げなくちゃいけない。

「トミー? もう、ママ、降りなくちゃ」 危険を感じて、そう言った。だけど、自分でもほんとにやめたがっているのかどうか分からない。

わたし自身がとても興奮していたというのが真実だと思う。身体をカメラに向けて見せつける。そのことにとても興奮していた。写真を撮られていると、自分がいやらしくて、ふしだらで、ちょっと淫乱になったような気持ちになってくる。

淫乱になったわたし? そう思った途端、あそこから愛液があふれ出た。これは、わたしが自慰をするときの、とっておきの秘密の妄想だった。それを思うと、どっとあふれてしまう。

もう一度、あそこを見下ろした。下のビキニがすっかり横にずれていて、あそこがすっかり出てしまっていた。つるつるに剃ったあそこを、しかも、すごく濡れてるのに、息子に見られてる! ああ、ダメ… 息子は、夢中になって、ひたすら写真を撮り続けてるだけ。

「トミー… いや… 撮るのをやめて」 もう、息子にはあそこが見えていないなんてフリはできない。

「ママ、いいんだよ、とてもきれいだ… それに、これデジタルだから… いつでも削除できるんだ」

全然、やめようとしない。

「トミー? これは間違ってるわ… こんなことしちゃダメなの。ママもしちゃいけないことなの… もうバイクから降ろして」

わたしは脚を広げたままの姿勢で息子に言った。


[2010/01/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 最終章 (14) 

マリアは椅子に座って、次のシーンのために勃起させようと頑張ってるところだった。私は、自分の経験から、彼女が苦労しているのが分かった。そもそもマリアは自慰をするのが嫌いだったので。前に私に言ってくれたことがあるけど、自慰をしてると孤独になった感じがし、その感覚が彼女は嫌いらしい。

マリアは私の姿を見かけると、口元に笑みを浮かべ、私に向かって両腕を広げた。

「こっちに来て、ステフィ! これ、自分でしなければいけないかと心配していたところなの」

二人軽くキスした後、私はマリアの前にひざまずいて、彼女のクリトリスを握った。ほとんどすぐに、マリアのクリトリスが息を吹き返すのを感じた。前屈みになって、その先端を舐め始めると、マリアが訊いた。

「あなたとビルは、また元のように、おしゃべりできる間柄になったと思うけど、どうなの?」

チロチロと舐めながら答えた。「まあね。彼、とても紳士的だったから、どうしても応答せざるを得なくって」

私はマリアのクリトリスの頭を口に含んで、優しく吸った。彼女の20センチのシャフトに沿って唇で咥えながら上下すると、マリアは思わず声を漏らした。

「ううん… 気持いいわ… あなた遅くまでベッドに入ってこなかったみたいね。ということは、彼の部屋に行ってちょっと愛し合ってきたってこと?」

私はいったん唇を引き離した。

「いいえ、彼と寝たということではないの。バーでは音楽が終わるまでずっとダンスをしていて、その後、彼は私を部屋まで送ってくれた、とそういうこと。実際、私たち、キスすらしなかったのよ」 

私の声に、ちょっとイライラした様子が出ていたと思う。マリアはくすくす笑った。

「あなた、彼にキスして欲しかったって気持がバレバレじゃないの? 口では認めていなくたって」

私は返事せず、また彼女のクリトリスに唇を這わせた。

10分ほどマリアを吸って勃起状態を保つと、マークが声をかけ、廊下の反対側の部屋でヘレンと待機するように言われた。ヘレンもマリアと同じ質問をして、私も同じように答えた。ヘレンは、ビルと私が関係を改善しようとしてるのを知り喜んでいた。前に3人で過ごした夜がとても楽しかったからと。

その後、私とヘレンは3回、フラッファの仕事に呼び出された。そしてようやくマークがランチタイムにしようと宣言した。私はビルとランチを食べるのを楽しみにしていた。彼と一緒にいるのが楽しかったから。


[2010/01/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第5章 (1) 

「誰とやったか知ってるぜ」 第5章 I Know Who You Did Last Summer Ch. 05 by qqnforyou6 http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=78105

俺は目を覚まし、ベッドの中、寝返りあくびをしながら背伸びした。クラブ・カフスのことが頭から離れない。あのテストでの出来事を何度も反芻した。

ベッドから起き、パソコンを立ち上げ、ケイトから渡された封筒を開けてみた。書類を取り出し読み始めた。大半はクラブの規則のことが書かれていたが、あるページに特に興味を惹かれた。

そこには、「『ステージショー』に出る場合は書類にサインをすること。また、『メインイベント』は先着順とする」と書かれていた。ステージショーのことは知っているが、メインイベントとはいったい何なのだ?

ともかくごろりとなって書類を眺めていたら、頭の中にまたケイトの姿が浮かんできた。昨夜、ケイトは俺を圧倒的に支配していた。信じられないほどだ。俺は彼女の完全なセックス玩具にされていた。正直言って、そうされて俺は喜んでいたと認めざるを得ない。

俺は根は支配的に振舞うのが好きでS的な人間だ。だから、あのように縛り付けられるのは嫌いなんだが、昨夜の体験のおかげで、グラフ先生がどうして俺に支配され、調教されるるのを拒まないのか完全にはっきりと理解できたように思う。M的な喜びというのもあるのだ。

頭の中でケイトにされたことを繰り返し再現した。ケイトは、自分の快楽につながることをすべて俺にやった。俺はまったくなされるままだった。あのタッチの仕方など、驚異としか言いようがない。ともかくはっきりしていることがひとつあった。それはケイトは支配力を握っていたこと。完璧な支配力を持っている。

書類を置いて、ネットに接続した。メールをチェックするとグラフ先生からメールが来ていた。

「もうどうしてよいか分からない。やめてとお願いしたのに、あなたはやめてくれない。指輪を返してとお願いしたのに、返してくれない。私に近づかないでお願いしたのに、また私に接触してくる。どうしてなの? この前の夜は、夫が起きそうになっていたのよ。私、人生を台無しにしそうになったわ。どうして、こんなふうに私を支配しようとするの? どうして私もあなたにこんなことさせているの? 全部、答えが見つからない。でも、こんな変態じみた遊びはもうやめなければいけないの。今すぐに。誰も傷つかないうちにやめなければいけないのよ。だから、お願い、指輪を返して」

俺は邪悪な笑みを浮かべながら返信ボタンをクリックした。

「グラフ先生、こんにちは。 前のメールではご主人様にずいぶん質問していたな。もうやめてとお願いしたのに、やめてくれない? その答えはお前自身にあると考えたことはないのかな? 心の奥のどこかで、お前は俺にやめて欲しくないと思ってるのだよ。指輪を返してくれない? それは間違いだ。お前は直ちに指輪を取り戻せるのだよ。お前があの指輪を嵌める価値があると分かったらすぐにな。言い換えれば、お前が自分のご主人様が誰であり、どれだけそのご主人様を必要としているかを理解したらすぐに取り戻せるのだ。どうしてご主人様が自分に接触し続けるのか? 答えは簡単だ。お前のご主人様は、お前が適切な導きを求めているのを見抜いているからなのだよ。お前は、さらに、どうしてご主人様がこんなふうにお前を支配しようとするのかも訊いていたな。俺はその質問に対する答えを知っている。俺は、今日一日お前が自分の心の中を探ってみるよう命令しよう。公園を散歩するなり、熱いバブルバスに入るなりして、どうして、俺がお前を支配することをお前自身が許しているのかを考えてみるといいだろう。そして、今夜、ご主人様にメールをし、心と魂の奥をさらけ出し、見つけた答えを語るのだ。自分自身の問いに対する答えを楽しみにしているぞ。ご主人様より」

メールを送り、パソコンを閉じ、それから毎朝していることを済ませた。

一通り済ませた後もまだ時間があったので、俺はあのコーヒーショップに行くことにした。ウェイトレスのトリスタがいるかどうか見に行こうと思ったわけだ。

自転車を走らせコーヒーショップに行き、店内に入った。すぐにトリスタの姿を見つけた。


[2010/01/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第5章 (8:終) 

僕は、ちょっと前から、嫌らしい笑い顔をしていたに違いない。この話しは、どんなことよりも夢のような話しだった。このような状況で予想しがちな、「ひとつのベッドで二人の女と」ということではない。僕にとっては、そういうことより、ディ・ディとドニーといつも一緒にいられるという夢のような話なのだ。あの柔らかで丸みを帯びた二人の身体。あの青緑の瞳。そして、柔和な南部訛りの声。ああ、何てたまらない甘美な世界になるだろう。僕は、なかば、心を決めていた。

「ねえ、僕たち知り合ってからまだ1週間も経っていないんだ。ドニー? 君とはたった数時間だよ。僕はもっと僕たちの関係を深めたい。だけど、もっと真面目に深めて行きたいとも思っているんだ。ともかく、僕のことをもっと知って欲しい。さっきから分かるように、僕は時々おしゃべりが暴走してしまうことがある。最初の何回か、そういうところもキュートに思えるかもしれない。でも、それが百回もあったら、そのうち、君たちは僕を殺したいと思うようになるかもしれないんだ…」

「…僕もベジタリアンになってみようかと思っているよ。でも、たまにはビッグ・マックを食べたくなるときもあるだろう? 君たちはシンシナチに住んでて、僕はクリーブランドだ。まあ、でも、それは克服できない問題ではないよね。君たちは二人とも、このすごい仕事についていて、中西部一帯を飛び回り、実力者として行動し、リストラを指揮してどんどんクビにして、楽しんでる。一方、僕の方は、こじんまりとした会社でこじんまりとした仕事をしていて、多分、未来もこじんまりとしているだろう。ま、僕は別にこの会社と心中する気はないけど…」

「…ずいぶん前から、僕は自分で会社を立ち上げようかと考えていた。インターネット関連の開発とか、顧客の求めるソフトのプログラミングとかのビジネスをね。実際、この業界には僕が声をかけられる知り合いがたくさんいるんだけど、その人たちに勧誘を始めたら、2ヶ月くらいの速さでできると思うんだ。必要なハードウェアやソフトウェアは全部、家にそろってる。そうなったら、クリーブランドに住んでいる必要がないよね。シンシナチに引っ越しても構わない。必要なのは、高速のインターネット・アクセスだけ。高速接続ができないと生きていけないから。君たちがいま高速アクセスになっていないとしたら、そして、後続接続の設置が不可能だとしたら、新しい家を買うか、じゃ、またねってバイバイするかのどっちかだ…」

「…君たちの出張に僕が同行することもできるよ。今は、どのホテルにも部屋にデータ通信の配線があるから。どこにいても仕事ができる。ある週はディ・ディとピッツバーグで過ごし、また別の週はドニーとフイーリングで過ごすとか。君たちも、夕方、誰もいないホテルの部屋に帰ってきて寂しく感じることもなくなるさ…」

「…加えて、君たちは二人とも、多分、僕の4倍か5倍は稼いでいるはず。リッチな女の子二人と一緒なら、かなり贅沢な暮らしができるかもしれない。いや、冗談だよ。タダ飯なんかありえないのは分かってる。どうなろうとも、僕はちゃんと引き締めた生活をするつもり。でも、僕は君たちそれぞれに、ある種、安定感のようなものを与えることができると思うんだ。出張の連続の生活を送りつつも、家族がいるという感覚をね。多分、いま僕が言ってることはうまく行くかもしれない。僕たち自身、ピッタリはまってると思うんだけど、本当にピッタリはまるかどうか、ちょっと時間をかけて検討してみたほうが良いと思ってる…」

「…ちょっと率直になるよ。いつか、どこかの時点で、僕は一人っきりになって考えをまとめるつもり。そうすれば、このことを客観的に見つめることができると思う。でも、現時点では、ディ・ディが手を僕のあそこに乗せているわけで、論理的に考えるのがちょっと難しいんだ」

ディ・ディはおしとやかに恥ずかしそうな表情になった。「アンドリュー、ごめんなさい。ただ、あなたのそこの部分がまだわたしたちのことを求めているか確かめたかっただけなの」

「ディ・ディ、これは、はっきり保障させて欲しい。僕たちの間に他にどんな問題が生じようとも…『問題』だなんて言い方、許して欲しいけど…このことだけは、全然、問題には入らない。この方面に関しては、絶対に、君に飽きることなどありえない。決してね。ただ、大急ぎで付け足したいのだけど、もし、あくまで僕をチェックしていたいんだったら、僕は拒否するつもりはないよ」

ディ・ディは、また、例の瞳を輝かす笑みを見せた。

「ドニーは、ここには日曜日までしかいないわ。あなたは、私たち二人に対してひょっとすると何か男の子っぽい夢を抱いてるかもしれないし、私もその夢を壊したくないけど、でもね、アンドリュー? 私たちは、他のところではいつも二人一緒だけど、ベッドの中では別個人で、別々なの。分かった?」

僕は傷ついた表情を顔に浮かべた。少なくとも、そういう顔をした。

「分かった? って何を? そもそも、何の話をしているか分からないよ。そんなことは一度も考えたことがないから。本当に。あ、でも、その点は、本当にそうなの?」

ドニーが頷いた。

「本当にその通りよ、アンドリュー。ごめんなさいね、私たち古風で真面目すぎていて。退屈でありきたりな1対1の交渉以外ダメなの。私が言っている意味が分かればの話だけど」

「1対1の部分については、何を言ってるか分かっているよ。ちょっと理解しがたいと思ってるのは、『退屈でありきたりな』って部分」

ディ・ディがドニーに言った。

「ほら、言ったとおりでしょう? 彼はいつも正論を言うの。まことしやかなことを言う点に関しては、世界クラスなのよ。アンドリュー? 私が言いたいことは、こういうこと。つまり、私たちとは、今夜は、これでおしまいなのか、それとも、食事の後も、何か、もうちょっと付き合う気があるか、どっちなのかと」

「ディ・ディ、君は、この1時間半ほどずっと僕を苦しめてきたんだよ。それに僕のことをひどい人間だと思ってるの? 僕が君に拷問したのは、ほんの2、3分だけだったじゃないか。それに僕の記憶が正しければ、君が僕の要求に従ってくれたとき、僕は君の満足がいくように喜びを返してあげたはずだよ。少なくとも、君をいかせてあげた。もし、君が、今夜、僕は君たちをおいて帰ってしまうと思っているなら、君はよっぽどおバカさんだよ」

「そうなら、私をハイアットまで送ってくれる? それからドニーを連れてあなたの家に帰っていいわ。ドニーも、ちょっとした拷問を受けてみたいと思っているはずだから。それに、ドニーにそれをできるのはあなたしかいないから」

ドニーは顔を真っ赤にした。

「もう、黙ってよ! ディ・ディが何を話してるのか、私にはさっぱり分からないわ。もう、全然。でも、アンドリュー? ここにいる南部生まれの邪悪な魔女がしゃべってることとは関係なしに、あなたがどんなところに住んでるのか見てみたいのは確かよ」

「にゃーお! 君たち二人と一緒にいると、すごく楽しいな。ほんとに。それじゃ、早速、ここを出よう!」

つづく



[2010/01/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第6章 (11) 

馬は小さな白い花がちりばめられた緑の草原を駆け進み、風がイサベラの房毛をはためかせた。イサベラは目を閉じ、頭を後ろに傾け、レオンの肩にもたれかけた。彼の両腕に包まれている感覚が嬉しい。太陽の光が愛撫するかのように彼女の顔を照らしていた。

確かにイサベラは城内を自由に歩き回ることを許されていたが、ちょっとでも部屋の外に足を踏み出すと、いつでも誰かが自分を見張っているのに気づいていた。何も気兼ねすることがないように、雄馬に乗り疾走する爽快感に、イサベラは目を輝かせた。そのように明るい表情になることは、ずいぶん長い間なかったことだった。

イサベラは、レオンが指を広げて自分の腹を押さえているのを感じた。しっかりと圧力をかけて、彼女のお尻を自分の腰の領域に引きつけていた。その彼の指が軽く彼女の腹部をさするのを感じ、イサベラは心臓の鼓動が高まるのを感じた。太ももの間に、あの、自分をとろかす快感が生まれてくる。

彼女はお尻に当たる彼の股間が、馬が駆けるたびに擦られ、熱く、長く、そして固くなってくるのを感じ、驚いて目を開けた。

イサベラは息を呑んだ。彼の手が下方へ滑り、スカートを握り、ゆっくりと絹布を手繰り上げたからだ。その手は焦らすように徐々に、しかし確実に布地をめくり上げていく……

下腹部の筋肉がキュッとひきつった。レオンの温かい手のひらが太ももの生肌にひたりと置かれたのだった。

「ゆったりとくつろげばよい」

レオンの吐息がイサベラのこめかみの赤毛を優しく撫でた。イサベラは小さく体を震わせた。

彼の手のひらで太ももを触られ、イサベラにとって切なく辛い時間が過ぎた。彼の親指がまるで拷問をするようにイサベラの柔らかい内腿を擦り、円を描いている。その場所は、彼女の秘密の部分から3センチ足らずも離れていない。

我が身を守ろうと、イサベラは鞍の上、前へずれた。少しでもレオンの身体との間に隙間を作ろうとしてのことだった。だが、彼女がそれは間違いだったと気づくのに何秒もかからなかった。その姿勢になることで、恥丘を鞍の握り手に強く押し付けることになってしまったのである。

馬が歩むたびに、彼女の下半身はその皮製の突起に擦りつけられ、邪悪な接触を続けることになっていた。スカートの滑らかな生地が間に挟まっているとは言え、むしろその滑らかさゆえに切ない疼きが高められることにしかならなかった。



[2010/01/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 1 (14) 

外にはすでに男たちが3人いて椅子に座っていた。直径3メートルほどの輪の中、内側を向くように椅子が並んでいる。ブルースはできるだけ他の男たちとの間隔が離れた椅子に腰を降ろした。

「おめでとう!」 と20代に入ってそこそこと思われる若い男が彼に声をかけた。

「ありがとう。めでたいことなのかな、たぶん」 とブルース。

「あなたのメダル、逆向きになってますよ」 と若い男が言った。

「え?」 とブルースは胸元を見下ろした。

「メダルです。文字が見えるように表を向けなきゃいけないんですよ」

「おうっ」ブルースはメダルをひっくり返した。そこにはBCと文字が刻まれていた。

「これはどんな意味なんだろう」

「『寝取られ中』(Being Cuckolded)を表してると考える人もいるけど、本当は、『黒人に寝取られ中』(Black Cuckolded)を表してるんです」

ブルースは言葉が出なかった。

「僕の名前はジミーです」

「私はブルース」

「で、あなたの奥様は誰と一緒なんですか?」

「ジェイムズと言っていた」

「わあお! ラッキーですね」

どうしてジェイムズだとラッキーなんだ? ブルースには皆目見当もつかない。

「どうしてラッキーと?」

「なぜかって言うと、ジェイムズは、このグループでもトップ・スリーに入るんです。妻のジュリアと僕は5回通って、ようやく、妻はジェイムズと一緒になれたんですよ。あなたの場合は、今日が初めてなんでしょう?」

「ああ」

「それじゃあ、絶対またここに参加することになるでしょうね。奥様は、ものすごく満足するはず。大きいのが好きな奥様だといいですね。ジェイムズは信じられないほど大きいから」 

とジミーは両手を25センチほど空けて見せた。

「…奥様は、自分が死んでしまい、天国に登ってしまったと思うはず。いや、実際、本当にそうなりますよ。1週間ほど、まともに歩けなくなるかもしれない。でも、絶対に、奥様はあたなを連れて、ここに戻ってきます。それだけは確実」

「失礼だが、お歳を訊いてもよいですか?」

「僕は22歳で、ジュリアは21歳です」

「そんなに若いのに、すでにこの種の世界に入っている、と?」

「まあ、僕たちは運がよかっただけかもしれません。信じてくれるか分かりませんが、妻のおばがメンバーなんです。ともかく、そのおばさんが、どういうわけか僕たちをこのクラブに招待してくれた。僕は、これはスウィング・パーティみたいなものだろうと思っていたんですけどね」

「それで、あなたはこれでOKなのですか?」

「まあ、正直言いますと、最初は違いました。でも、ジュリアがあんまり喜ぶので、これをする価値があると思ったんです。それに、一度、妻が男たちの一人とするところを見る機会があったんですが、その時、ジュリアが喜ぶ理由が分かったんです。あ、そうだ、偶然にも、その時の相手がジェイムズでしたよ。彼を家に連れてきて、僕たちのベッドで妻としてもらったんですが、そのセックスは、それはもう、まったく見たこともないもので… なんと言うか、僕は衝撃を受けました。それにジュリアも狂いまくって。あんな妻の姿も初めてでしたね。それを見て、僕は自分たちが運がよいと思ったんです。妻は、二十代に入ったばかりという若さで、想像できる中で最高のセックスをしてもらっている。たいていの人は、もっと歳をとってから、そう、あなたぐらいの歳になってからでしょう。実際、一度入ったら、もう戻れなくなりますよ」



[2010/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第1章 (2)  

夕食時、娘が友だちのところに泊まりに行くと言った。明日の朝は、その友だちのところから直接学校に行くと。すると、わたしは息子と二人だけになるってこと?

わたしはちょっと落ち着かなくなったので、リラックスしようと夕食を食べながらワインを何杯か飲むことにした。結局、ワインを1本空けてしまったのだけど。

娘が出て行った後、息子のトミーが、「そろそろ写真を撮りたいんだけど…」と言った。ワインのおかげですっかりリラックスしてたので、「いいわ。着替えてくるから」と答えた。「撮影はガレージでやるからね」と息子は言った。

ビキニに着替えた後、鏡を見た。心臓が止まりそう。こんなに身体が露出しているなんて。でも、勇気をふりしぼってバスローブを羽織り、廊下へ出た。

トミーは、すでにバイクのそばで待っていた。いくつか照明も用意してて、設置してある。その照明の中心にバイクがあった。

「ママ、僕は準備できてるよ。早くこっちに来て、バイクの前に立ってみて」

心臓をドキドキさせながらバイクの前に行った。まだ、本当にやるかどうか決心がついていない。

「さあ、ママ…そのローブ、脱がなきゃダメだよ」 トミーは無邪気そうにわたしを見て言った。

大きく深呼吸をして、ローブを脱ぎ捨てた。トミーが目を丸くして、息を止めてる。

確かに胸には自信がある。だいたい90センチでEカップ。このせいで、外に出かけると男の人にじろじろ見られてしまう。もちろん豊胸はしてないけど、垂れてもいない。

息子の視線はわたしの胸に集中。胸には小さな2枚の布切れだけ。小さすぎて上下左右にあまった胸肉がはみ出てる。それを息子が見ている。

ビキニの下の方も同じように困った形だった。三角の布であそこと恥丘のところは隠れていたけど、それだけ。その三角布を押さえている紐は、腰骨のところまで延びて、そこで結わえてある。でも股間にぴっちりと覆ってるので、かえって、わたしの恥丘の盛り上がりが見えているし、そこの真ん中のスジも見えている。

でも、その時は、アルコールのせいで、わたしはそのことを考えていなかった。むしろ、息子がわたしの写真を撮るのを喜んで興奮していたみたい。

「それで? どんなポーズになって欲しいの?」

「そのままでいいよ… 両腕を広げて… そう」

ポーズを取り、じっとしていると、息子は写真を撮り始めた。息子はシャッターを何回も押しながら、だんだんと私に近づいてくる。トミーはバイクが中心の写真を撮ってるんじゃなくって、わたしが中心に来てる写真を撮ってるんじゃないの?

「ママ? 片足をペダルに乗せて、後ろに反り返ってもらえる?」

息子の言うとおりにした。この格好だと、もちろん、脚を広げて、股間の部分をちょっと多く見せつける格好になる。それに、後ろに反り返ったら、上のビキニがずれ上がって、乳輪が見えてしまってるみたい。

息子を見ると、ますます目を大きくして、カメラもわたしの胸に向けていた。こんなことはやめなければいけないのだけど、酔って頭がくらくらしていたので、まともな考えができなくなっていた。

「ママ、完璧だよ… 腕は広げてて… いいよ… あ、いいことを思いついた!」

すでにわたしはかなり興奮していた。でも、それは表に出ないようにしていたつもり。

「バイクは安定してて倒れないようにしてるんだけど、バイクに乗ってくれるかな? 後ろ向きに乗って、背中を倒し、ガソリンタンクとハンドルに仰向けになって欲しいんだ。後ろ向きでバイクの上に横たわって欲しい」

どんな姿か、ちょっと想像してみた。これって、ちょっとイヤラシイ格好になりそう。脚を広げて仰向けになるわけでしょう? 想像しただけなのに、あそこが濡れてきてる。

「いいけど、でも、助けてくれなきゃ、ママ、乗れないわ」 と横目でバイクを見ながら言った。



[2010/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 最終章 (13) 

席に着き、食事を注文した後、私は言った。

「あなたがここで何をしてるのか知らないけど、あなたは私たちが一緒に座っているのを他の人が見てどう思うか、気になるんじゃなかったの?」

ビルは私の手を握った。「僕は君を僕の人生に取り戻そうとしているんだ、ステフィ… ここにいる他の人がどう思おうと、気にしない」

私はビルの言葉を信じたい気持だったけど、でも、彼は、また私と寝たいから、こんなことを言ってるだけかもしれない。彼と寝ることは、私も構わないけど、私たちの関係を隠したがるのはイヤだった。もし、私のことが本当に欲しいなら、二人だけのときばかりでなく、他人目があるところでも、その気持を示してもらわなければ気持がおさまらない。ビルは私の気持を察したようだった。私の手を取り、キスをし、食事が届くまで、ずっと握っていた。

食事の間、ビルは私が前日に撮影した写真を見たと言った。とても良くて、マークが、私は天性のものがあると言っていたと話してくれた。それを聞いて、マークもビルもあの写真を気に入ってくれたのを知り、心の中とても嬉しかった。二人ともたくさん写真やビデオを見てきているのを考慮すると、とても嬉しい褒め言葉だった。ビルが写真のことを話している間、私は顔を赤く染めていたと思う。

朝食を食べ終わると、マークがテーブルにやってきた。

「ステフィ? 君にちょっと3階に来て欲しい。ビルには、昨日撮ったテープを見てもらうよ。もちろん、その朝食を食べてからでいいけどね」

私はすでに食べ終えていたので、マークに、すぐに行きますと伝えた。ビルは、まだ完全には食べ終えていなかったけれど、彼も、すぐに取り掛かりますとマークに言った。

私が立ち上がり、マークとマリアの後について行こうとしたら、ビルは私の手を取り、止めた。それから彼も立ち上がり、私の前に来て、キスをした。食堂でたくさんの人がいる前で。

最初、私はビルの行動に驚いた。それから、彼は私のことを拒否したのだからと、彼から離れたいと思った。でも、1秒も経たないうちに、その気持は消えてなくなっていた。彼の甘く優しいキスにすべてを包み込まれていくように感じたから。私にできたことは、ビルに私からもキスを返すことだけ。どのくらいキスをしていたか分からない。実際は、そんなに長くなかったかもしれない。

キスを終えた後、ビルは私と一緒にエレベータへ向かった。そしてエレベータの前でもう一度キスをした。

私がエレベータに乗ると、ビルが訊いた。

「一緒にランチを食べてくれないか? マークがランチにしようと言ったら、僕のところに来てくれ。一緒に食べよう」

私は返事をしなかったけれど、ビルは私がそれに応じるのを確信していたと思う。

3階に着くと、エレベータのドア横の廊下にとても背が高く、とても逞しい体つきの男性が立っていた。エレベータから降りるとすぐに彼は私の名前を尋ね、手に持っていたクリップボードのリストにチェックマークを書き込んだ。後から知ったことだけど、彼はセキュリティ・ガードで、他にも3人いて、用のない人がセットに入ってこないよう警備しているのだった。

ガードの人は私の名前をチェックした後、廊下の奥の部屋へ行くよう指示した。その部屋の外には人がいっぱい立っていたので、そこで撮影が行われていると分かった。外で立っている人の大半は職人さんたちで、テイクの合間に様々な作業をしようと待っている人たちだった。

部屋に歩いていくとすぐに、マークが私を見かけて言った。

「君が来てくれてよかった。シーンのセットを組み立てている間、マリアに手を貸してあげてくれ」

マークが「誰かに手を貸してあげて」と言うときは、私に、その人へフラッファの仕事をしてやって欲しいと言っているのだった。彼は、他のフラッファにも私にも、とても敬意を持って接してくれる。何よりマークは紳士なのだ。


[2010/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第5章 (7) 

「ひとつだけ。君たちには、今は…… あ、ちょっと待ってね」

僕はポケットからペンを取り出し、いつも持ち歩いている小さなメモ帳に書き始めた。僕には未だにちょっとガリ勉的な性質が残ってる。

「…ということは、君たちには、Eで始まる名前をした女の子が56人出てくることになるよね? そんなはずがないが…」

ドニーはディ・ディを見た。「彼、ディ・ディが思っているほど賢くないわね。私たちは代数的に増えているのであって、幾何級数的ではないの。それに、それを考えなくても、あなたの算数はダメよ。条件がすべて同じとして、私たちは世代ごとに倍になっているのであって、2乗になっているのではないの。今は双子4組、片割れになってしまったのが二人なので、D世代は10人。次のEで始まる名前の女の子は20人になるのよ」

僕は計算をやり直した。「ああ、そうだね。ごめん。何か、世界をジョアン・ウッドワードで充満させるようなマルサス風の人口爆発に直面してると勘違いしていたようだ。まあ、それも必ずしも悪いことではないけど、ポール・ニューマンの居場所がなくなっちゃうのは困るね。それに、僕のお願いだけど、どうか、エディスとエドナという名前だけは使わないでくれよ。いいね? ……でも、ちょっと待って。計算はそんなに単純かなあ? 君たちの家系は一世代あたり一回しか子供を生まないの?」

ドニーが答えた。「ええ。どの世代でも、女一人につき双子一組だけの状態が続いているわ。これまでずっとそうだったし、これからも変わらないと思う」

だんだん僕の理解を超える話しになってきた。僕はただのつまらないコンピュータ・オタクにすぎないのに。

「ということは、君たちも、それぞれ、いつかは双子の女の子を産むことになるということだよね。それで正しい?」

ディ・ディは少し不機嫌そうな顔をした。

「いいえ、アンドリュー。わたしたちの家系の女にも、若くして亡くなったり、いろんな理由で子供を生まない者が出てくるのは避けられないことよ。つい最近まで、私とドニーは、双子一族の中でも家の血統は私たちでおしまいにしようって、ほぼ決心を固めていたところだったの」

僕は、時々、話しをのみこむのが少し遅くなることがある。

「おお… じゃ、君たちは子供を生まないことにしていたというわけだね。ふーん。職業についてる女性には、そういう決心をする人が多いしね。……あ、でも、つい最近まで、って? 待ってくれ。ということは、君たちは最近、決心を変えたわけだ。やっぱり、子供をもうけることを考えていると。どうして、気持が変わったんだい?」

ディ・ディもドニーも、見るからに恥ずかしそうな顔をした。だが、二人は声を合わせて答えた。

「あなたのせいで」

僕は、デザートの「デス・バイ・チョコレート」のかなりの量を膝に落としてしまった。幸いにして、ディ・ディの手がそこにあって、うまく受けてくれた。

「僕のせい! 君たちが言ってると僕が思っていることを、君たちは本気で言ってると、そう考えていいの?」

ディ・ディは勇気をふりしぼったようだ。

「アンドリュー。あなたは私にいくつか言葉を言ったわ。それを聞いて、私は、あなたが私のことを未来を共にする人として見ていると思った。あなたは、同じ言葉を私にも言わせようとしたわ。それを言わせるために、私に拷問までかけた。ひどい人ね。ともかく、私がいま言っているのは、あなたは私だけと未来を共にすることはできないということ。私たちは、私とドニーの二人で一括取引商品になってるの」

僕は、ようやく、話しの全容をのみこみ始めていた。「ということは、君たちは結婚の話をしているということなんだね? すべて。そう?」

ドニーが答えた。

「そこまでは言ってないわ。ただ、そのことを遠い先にありえるかもしれないこととして考えて欲しいと言ってるだけ。ディ・ディは、その話題を持ち出すことすらできなかったの。私もその気になっていると知るまではね。アンドリュー? 私も乗り気になっているわ。あなたは、そういう関係の話しを聞いて嫌気がさしているかもしれない。私は、話を聞いたあなたが、勘定書を私たちに押し付けて、大声を上げながらレストランから駆け出していくのじゃないかと、半分、予想していたくらい。でも、私たちがどういう人間で、どういうことを求めているか、知って欲しかったの。私たちの求めに応じる気があるかどうか、それは、あなたにしか決められないことなのよ。私たちがあなたの要求を満たせるか、も」


[2010/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

無垢の人質 第6章 (9) 

レオンがイサベラに城内を自由に行き来する許可を与えてから2週間が経った。

この2週間は、イサベラにとって苦悩に満ちた2週間でもあった。イサベラは身体の奥からあふれ出る欲望を抑え込もうと苦闘していたのだった。だが、それもむなしく日増しに不満が高まっていた。夜毎に寂しさが募っていく。ベッドに横たわりながら、暗闇を見つめ、またレオンに激しく身体を奪われたいと切なく願う夜が続いた。時には、拒否する自由を奪われ、否応なしに犯されたいと思うことすらあった。そして、その度、そんなことを思う自分をただちに嫌悪するのだった。

イサベラは自分からレオンの元に行くことは、かたくなに拒み続けた。彼の寝床に行くことを拒むのは、誇りと自尊心からだとイサベラは思い込みたがってはいたが、実際は、彼女の腹中に灯り、育ちつつある小さな生命が、彼女に決意を新たにさせていたのだった。

生まれてくる赤子のためにも、私を自由の身にするよう、何としてもレオンを説得しなければならない。レオンが私を目的のための手段としてしか気にかけていないのならば、万が一、彼が真実を知ったとしても、赤子のことは気にかけないだろう。自分も赤子も、ともに、彼の復讐を目的とした嫌悪すべき企みにおける単なる人質という立場にしかならないだろう。

レオンは、欲情に負けてイサベラを暗い小部屋に引き込んだものの、自制心を求めて必死に戦ったあの日以来、イサベラと二人きりになるのを避け続けてきた。

一方、イサベラは、夜ベッドに横たわりながら、あの緊張に満ちた数分間のことを思い出しては、妖しい興奮に身体を震わせるのだった。あの時、レオンはもう少しのところで自制心を失いそうになっていたのを彼女は知っていたからである。

レオンはかたくなに自制しようとしている。それを知っていたので、彼女はメイドの一人が優雅な筆跡で中庭に出てくるようにと伝えるメッセージを持ってきたとき、驚きを隠せなかった。

早速、庭に出て、敷石に立ち、何事だろうかと不思議そうに見回したイサベラだったが、レオンが大きな黒い雄馬に乗って庭の向こうから速足で駆けてくるのを見て驚いた。彼のそのような姿を見るとは思っていなかったからだった。

レオンがたくみに馬を操り自分の横につけるのを、イサベラは畏敬のまなざしで見上げた。同時に、下腹部のあの場所がきゅっと収縮するのも感じた。

レオンは馬に乗ったまま、優雅でゆったりとした動きで体を斜め下へ傾け、彼女の腰に腕を回した。イサベラは、はっと息を呑んだ。まるでイサベラが鳥の羽ほどの体重であるかのように、レオンが軽々と彼女を持ち上げ、鞍の上、自分の前に乗せたからである。

「片脚を回して、またがるんだ」

レオンは後ろから彼女の耳元に囁いた。イサベラはスカートが邪魔になるものの、脚を上げ、鞍にまたがった。そしてスカートの裾を片側に寄せ集め、垂らした。あぶみには足が届かなかったので、素早く鞍の取っ手をしっかりと握り、左右の太ももで鞍を挟み、体を安定させた。

後ろからレオンの力強い腕が伸びてきて、彼女の腰を我が物のように抱えた。彼女が安定するのを確かめ、レオンは巧みな操縦で馬を走らせ始めた。ゆっくりとした足取りで城外の家屋や納屋を通り抜け、広々とした草原に出る。その間、イサベラは彼の逞しい胸に背中を預け、その体温のぬくもりを感じていた。

[2010/01/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

寝取られの輪 1 (13) 

「いいキスだったぜ」と、ジェームズは腕をリンダの肩に回した。垂らした手の先が彼女の胸の谷間に触れている。

「ふう…… あなたって危険な人ね」

「いや、まだ君は何も見てないだろう」と、ジェームズは笑い出した。指先をさわさわと揺らし彼女の胸の隆起を撫でる。「だが、見たいと思ってるなら、俺も嬉しいけどな」

もちろん見てみたい! とリンダは心の中で叫んだ。そして、部屋の向こうにいるブルースに目をやった。

彼はいかにも不愉快そうな表情を顔に浮かべて、じっとこっちを睨みつけている。わたしったら、他の男といるところを夫に見られても気にしなくなってるわ。それに、ジェームズといちゃいちゃしているのを夫が見ていることに、秘密の喜びまで感じているみたい。今すぐジェームズが欲しい……。ジェームズがそうなるように仕向けてくれたらいいのに……。

リンダは彼の膝に手を乗せた。

「そろそろ、君にこのクラブが何なのかを紹介してあげる頃だな。どうだ?」

「どういうこと?」

「君は旦那の首にあの首輪をつけて、パティオに追い出し、あの輪の中に座らせるべきだってことさ」

「まあ…… どうしよう……」

「多分、俺は君を説得できるはずだぜ」

ジェームズはそう言って、微笑んだ。そしてリンダに顔を近づけた。リンダも彼に顔を向けた。自然に唇が軽く開いた。

ジェームズは唇をリンダの唇に触れるとすぐに、舌を伸ばし、口の奥深くへ挿し込んだ。それを受けてリンダは小さく喜びの喘ぎ声を漏らした。そして、指図されたわけでもないのに彼の首後ろに手をあてがい、自分に引き寄せた。

……もう決まりだわ。私、完全にこの男に身を捧げることにする。

リンダの身体は、欲望で疼き始めていた。誰に見られていようとも気にならなくなっていた。

ブルースは、部屋の反対側で起きているこの誘惑の光景から目を離せずにいた。彼にとって実に侮辱的な行為ではあったが、同時に、彼は自分の分身が反応してるのを感じていた。

二人がキスを解き、リンダが立ち上がるのが見えた。何が起きたんだろうとブルースは戸惑った。リンダがこちらに歩いてくるのを見て、ブルースも立ち上がった。少し勃起してるのが見つからなければ良いんだがと思いながら。

「あなた? 楽しんでる?」

「楽しんでるって?…… お前の方は楽しんでいるようだな」 ブルースは苦々しい気持を声に出して表した。

「そんなふうにならないで。このパーティを試してみるって、二人で同意したことなのよ? それでなんだけど……これ、あなたが気にしなければいいなって思っているの」

そう言ってリンダはポケットから首輪を出し、ブルースの首に近づけた。

「おい、何も、そこまで……」

「しーっ! さあ、後ろを向いて? ちゃんとロックできるように」

ブルースは言われたとおりに後ろを向いた。そして、小さくカチッとロックする音がするのを聞いた。

「きつすぎないといいけど。大丈夫よね? それじゃあ、あなた? これをつけたらどうしなければいけないか、分かっているわよね?」

「テラスに出て、あの輪の中に座るんだろ?」

「その通り! 急いで! それをつけたままでは屋内にいてはいけないのよ」

「でも、お前は……?」

「私はジェームズとおしゃべりでもしてるわ。さあ、行って!」

ブルースはうなだれて、誰とも視線を合わさずにパティオへ向かった。短い距離だったが、彼にとっては人生で最も長い歩みだった。彼は、部屋中の人が自分を見て笑っているだろうと思ったが、彼の思ったとおり、それは事実だった。


[2010/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第1章 (1) 

「淫乱ママ」 Slut Mommie by fantasy69 http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=195475

わたしは黙って家族と一緒に朝食を食べていた。誰も黙って、それぞれ別のことを考えている。夫は今朝から一週間、出張でボストンに飛んでいくことについて考えている。息子と娘は多分、学校のこと。

わたしは昨夜のことを考えていた。息子が自分のバイクの写真を撮りたいので、わたしにポーズをとってモデルになってくれと言ったこと。バイクと一緒に女の子が映っている写真を撮りたいらしい。息子は10代で、やっと18になったばかり。趣味はモトクロスのバイクに乗ること。去年、夫と一緒にホンダのバイクを買ってあげたのだけど、それ以来、息子は暇な時間を全部バイクに注ぎ込んでいる。

息子の頼みにわたしは応じた。息子にとっては重要なことなのだろうと思ったし、たいして問題もないと思ったから。でも、それは違っていた。息子はわたしにビキニ姿でポーズを取ってくれと言ったのだった。

わたしはすごくショックを受けた。どう返事してよいか分からなかった。何も言わないでいたら、息子は部屋に戻ってしまった。

ビキニ姿は困る。正しいことには思えない。でも、結局、わたしは息子の言うとおりにしてあげようと決めた。なぜか心の奥で、やってみなさいよと言う声が聞こえたから。実のところ、前から、ビキニ姿でポーズを取って写真に撮られることを思うと、ちょっとゾクゾクする感じを持っていた。そんな興奮は久しく感じていない。

夫との性生活はあまりパッとしていない。愛し合うのは月に一度くらいだし、あまりに早く終わってしまってオーガズムに達せないことが多い。家に誰もいない時に自分で慰めることも多い。でも、自慰は、やっぱり、本物の男性の分身が私の中に出入りする実際のセックスとは違う。

その日の家事を全部済ませた後、夜が来るのを待ちながら、家のこまごましたことをして過ごした。ふと、あそこの毛を剃っておいた方が良いかもしれないと思った。息子がクローズアップの写真を撮りたいと思った場合を考えて。縮れ毛がはみ出していたら、とても恥ずかしいことになってしまう。

かみそりを出して剃り始めた。どうしてか分からないけど、自分でもちょっと夢中になっていたみたい。気がついたら、全部剃ってしまっていた。あそこがすっかり露わになって、しかもすべすべになっていた。手で擦ると、そのすべすべ感が気持いい。

わたしは指をあそこの後ろへと滑らせ、脚を大きく広げた。

小さくすぼまった後ろの穴とその周りの部分を撫でてみた。そこは汚いところだけど、擦ると、いつも気持いい。そこにもちょっと剃り残しがあるのに気づいたので、そこもつるつるにすることにした。鏡の角度を変えてから、前屈みになり、背中を反らせて後姿を見た。

自分の姿ながら、鏡の中を見て心臓が止まりそうになった。それにあそこもヒクヒクしたように感じた。鏡の中のわたしは脚を大きく広げて、あそこをすっかり露わにして見せていた。それに、あそこはすでに濡れて光ってる。丸いお尻の肉の間には小さくすぼまったアヌスが収まっている。

それまで、こんな格好で自分を見たことがなかった。でも、今は、なぜか目を離せない。少し黒ずんで、濡れて光るあそこの唇と、その上のしわを寄せてすぼまった穴の取り合わせに、まるで睡眠術にかけられたみたいになっていた。

わたしはゆっくりと剃刀を近づけ、自分のアヌスを見つめたまま、そこの毛を少しずつ剃り始めた。

お尻の割れ目に沿って剃刀を走らせるのって、とても淫らに感じた。何だか呼吸が乱れてきたし、あそこからは愛液が出てきて太ももを伝って流れていた。ああ、なんてことなの? わたし、まったく新しい自分を発見してしまったみたい。

そのままの姿勢で剃り終えた後、指でお尻の割れ目をさすった。つるつるになっていて、滑らか。気がつくと、わたしはアヌスを擦りながら、乳首もつねっていた。ただ単に前の方を擦るより、こっちの方がずっと気持いいのを知ってびっくりしてしまった。

脚が勝手に広がっていったみたいで、自分でも驚くほど、股間を広げていた。指も勝手に動いてアヌスをこねくり回し、わたしを強烈なオーガズムに導こうとしているみたい。

もう、わたしは、この性的な行為にすっかり没頭していた。何となくアヌスが広がった感じがしてた。そして、気がつくと、中指をアヌスの中に挿し込んで、その指を出し入れしていた。やめられなくなっている。これには自分のことながらショックを受けてしまった。

でも、身体の方は強烈なオーガズムに襲われてがくがく震えていた。身体を支えきれなくなって、ベッドに突っ伏していた。そして、オーガズムの後の素敵な陶酔感が、わたしの全身を包み込むのにまかせた。

ベッドの上、前のめりに突っ伏してお尻を上げ、後ろの穴に指を入れたままの淫らな格好で、わたしは休んだ。アヌスに何かしたのは初めてだったのに、こんなに気持いいなんて信じられない。

わたしの育ちや信仰のことを思い、ちょっと恥ずかしさも感じていた。でも、この快感は否定できない。痛みもなかった。ただ気持いいだけ。しかも、これまでで最高のオーガズム。


[2010/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 最終章 (12) 

エレベーターに乗るとすぐに、ビルは私の背中にするりと腕を回した。私も他にしようがないので、同じように彼の背中に腕を回した。でも、横に腕を伸ばしている状態はなんとなく居心地が悪かった。

それを察したのか、ビルは私のあごに手を掛け、私の顔を彼に向かせ、私を見下ろした。ビルが私にキスしようとしていると思った。私自身もそれを求めていたかどうかは自分でもはっきりしなかった。だって、私はビルに腹を立てていたはずなのだから。でも、ビルがキスする前にエレベーターのドアが開いてしまった。

ビルは私の部屋に向かって一緒に歩く間も、私の腰に腕を回したままだった。部屋のドアの前に来て、二人は立ち止まった。ビルが私に前を向かせた。今度こそ彼がキスしようとしていると思った。間違いない。ビルはキスしようとしてる。そして、私はそれをやめさせなければいけないはず。

ビルは私のあごに手をかけ、上を向かせた。ふたり対面し、私は彼を見上げている格好になっていた。まさに、私にキスしてくると思った、ちょうどその時だった。ビルは思いがけないことを言った。

「明日、僕と一緒に朝食を食べよう。マークは君に8時までにセットに来て欲しいと言ってたのは知っている。だから、朝食には7時に出てきてくれ」

私はすっかり混乱してしまった。ビルは絶対に私にキスをしたいと思っていたはず。それに対して、私はダメと言うつもりだった。少なくとも、ダメとは言うだろうけど、その後はどうなるか分からないと思っていた。それなのに……。

私がビルに返事をする前に、ビルは私からルームキーを取り、ドアを開けた。それから、キーを私の手の中に返した。「じゃあ、7時に」と、そう言いながら私の手の甲にキスをした。

その数秒後、私は部屋の中にいたし、ドアも閉まっていた。私は、実際のところ、今の出来事に腹を立てていた。ビルは、私が明日の朝、一緒に朝食を取ると返事するのを待ちもしなかった。彼は、私が当然一緒に朝食を取るはずと決めてかかっていた。もっと頭にきたのは、ビルが私にキスしようとすらしなかったこと。しようとしていたのは確かだったけど、実際には何も起きなかった。

ビルがキスしようとしなかったことを私が怒るのは間違っているとは分かっていた。多分、ビルは私が断るだろうと察したのだろう。それが、彼がキスしようとしなかった理由に違いない。だけど、それでも、ビルがしようとしなかったのは気になってしかたがなかった。

寝室に入ると、電気は消えていて、マリアもヘレンも眠っていた。私は暗闇の中ナイティを探し出し、バスルームに行ってシャワーを浴び、ナイティに着替えた。それから寝室に戻り、マリアたちが寝ているベッドに潜り込み、眠りについた。

翌朝6時。私はマリアに起こされた。私がミニの皮スカートと裾丈が短くお腹が見えるホールター(参考)のトップという露出気味の服に着替え終わる頃には、今朝はビルと一緒に朝食を取るのはやめようと決めていた。実際、朝食を一緒するとは一度も言わなかったのだし、私が一緒するはずとビルが決め付けていたのも、私を見くびってる気がしたから。

部屋を出たのは7時10分前。食堂に入るとすぐにマークとトレーシーが座っているテーブルを見つけた。でも、そのテーブルに着く前に、ビルが横に来て、私の手を握った。

「僕たちのテーブルを用意してあるんだ。あそこのテーブルでいいよね?」

私は彼に、一緒のテーブルに座りたくないわと、本当に言いたかったのだけれども、彼の瞳を見てしまったら、悔しいことに、ほとんど溶けてしまいそうになったのだった。結局、何も言わず、彼の後についてテーブルへ歩いていた。



[2010/01/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 エピローグ (2:終) 


バーバラは、熱々のカップをスティーブの横、パティオのテーブルへと運び、優雅な物腰で彼の膝に腰を降ろし、両腕をするりと彼の脇の下に差し入れて、抱きついた。スティーブは優しくしっかりとバーバラを抱きしめた。バーバラは彼に身体を寄せキスをした。

バーバラは落ち着いた声で言った。

「ねえ、あなた? キャンプ道具とかを置いている奥の部屋のことだけど・・・」

「うん?」

「あの道具を全部、外に出して、ガレージかどこかに置き換えるべきだと思うの・・・どう思う?」

スティーブは少し考えた。あの道具類を奥の部屋においておかなければならない差し迫った理由はない。ガレージには物を置くスペースが充分あるし、むしろ、キャンプ道具などは外に置いておく方が理屈に合っていさえした・・・例えば、車に載せるときなど、その方が楽だ。

「いいよ。・・・今度の週末にやっておこう」

スティーブはそう言って、ホット・チョコレートの温度を試し、もうちょっと冷めてから飲むことにした。

「・・・あの部屋はどうするつもりだい?」 彼は何気なく訊いた。

まばらな雲が背後から夕日を浴びて、実に美しく輝いていた。スティーブは、カメラを持ってきた方が良いかなと、ぼんやり思った。

「そうね・・・寝室に使ってもいいわね。もともと、そういう用途に使うように意図された部屋だし」

バーバラはスティーブよりは熱いままでチョコレートを飲むのが好きだった。彼女は軽く一口啜った。

「それでいいよ」 スティーブは夕日を見ながら答えた。

「それに、子供部屋のための部屋も必要になるから・・・」 バーバラは注意深く、そう言い、もう一口啜った。

スティーブは、気を払っていなかったため、彼の妻が言ったことを理解するのに少し時間がかかった。

「え、何て・・・?」

「7ヶ月半くらいなの・・・だから、物を片付ける時間はたっぷりあるわ」

「ああ、なんと・・・」 スティーブは囁いた。

「あなた、幸せ?」 問いかける言葉ではあったが、彼女の声には不確かな気持はほんの少ししかなかった。

スティーブは、両腕に力をいれ、強く妻を包んだ。唇で彼女の唇を求めた。それがバーバラの質問への彼の答えだった。二人は、たそがれどきが夜へと変わってしばらく経つまで、陽が沈んでいたことに気づかなかった。

おわり

[2010/01/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第5章 (6) 


これは興味深い。

「そういうのは何かで読んだことがあるよ。他の家系に比べて双子を生みやすい家系があるって。時々、双子にならない世代もあるとかということだよね?」

ディ・ディが言った。「私たちはそれとは違うわ、アンドリュー。いつも双子が生まれるの。例外なしに、必ず! 意味が分かってる? しかもいつも女の双子が生まれるのよ」

僕は少し混乱していた。

「文献で読んだのは、その特定の症候のことだったか、はっきり覚えていない。ともあれ、君の家系では、子供が生まれる時は、必ず双子の女の子が生まれる、とそう言ってるんだよね? それはちょっと信じがたい。ということは、君のお母さんも双子だったということ? ということは、君の母親と双子の伯母さんがいるんだね? それでいい?」

今度はドニーが応対に回った。

「ええ、ママは双子よ。でも伯母さんはいないの。キャミリア伯母さんは5歳の時、事故で死んでしまったの。ママはキャシーという名前なんだけど、未だに妹が死んでしまったことを嘆いているの。自分の人生には何か大切なものが欠けている感じがするっていつも言ってるわ。それほど、私たちは親密な関係なのよ」

僕は笑いだした。「ドニーにディ・ディ、それからキャミーにキャシーか。おばあさんの名前は何だろう? ベティかな?」

ディ・ディとドニーは互いに見合った。ディ・ディが言った。「言ったでしょう? 彼、頭が切れるって」

「頭が切れる? いや、今のはただのジョークのつもりだけど・・・え? まさか、その通りなのかい? おばあさんはベティという名前?」

「いいえ、ベティじゃないわ。ベティはおばあさんの姉の名前。おばあさんの名前はバーバラなの」

「分かったぞ。ということは、そのおばあさんの母親の名前はアンディだね? 当たった?」

「いいえ、アニーよ。アンディはおばあさんの母親の妹の名前」

「僕、君たち二人は変わり者すぎだって、言ったっけ? でも『変わり者』という言葉では君たちを表すには十分じゃない気がしてきたよ。それで、それじゃ、アニーの前は誰なの? もうアルファベットがなくなってしまうけど」

ディ・ディは何か意思を固めたような顔つきになった。

「その前には双子はいなかったの。アニーとアンディが最初だったのよ」

多分、このとき、僕は少し口をあんぐり開けていたと思う。

「ちょっと待って。君たちは、この双子問題は4世代前に始まったと言ってるの?最初に2人、次が4人、それから8人、そして今は16人いると? 僕をからかってるに違いない」

今度はドニーが返事した。

「いいえ、それほどクリアに進んでいるわけじゃないわ。途中、出産前に死んでしまった人とか他の事情が起きた人もいるから。D世代では私たちも含めて10人しかいないの」

「ということは、10人も女性がジョージア州を走り回っていて、みんなジョアン・ウッドワードに似ていると?」

ディ・ディは頭を横に振った。

「みんなジョージア州に住んでいるわけではないわ(ドニーと私はシンシナティに住んでいるけど)。それに、みんなが似た容姿をしているわけでもないの。私たちは双子であって、クローンじゃないから。女の子全員にどこか類似点のようなところがあるのは確か。でも、基本的に、私たちは、双子が4組と、片割れになってしまった者が2人なのよ」

「それで、次の世代はE世代になるということだね?」

僕は、この話しがいかに奇妙であっても、彼女たちに合わせて話しをした。

「ええ。次はE世代。この話し、どう思う?」 ディ・ディが僕に意見を求めた。



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