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ジェシー借金を返す (6) 

その頃までには、僕はまともな思考ができない状態になっていた。いくら飲んでも、グラスにはいつもアルコールがなみなみと注がれていた。思うに、スティーブは気をきかせて、僕が気づいていない間に注いでいたのだろう。

ジェシーは酔ってはいたが、僕を見て「あなた、何を考えているの?」と驚いた。

だが僕はジェシーを脇によけ、小さな声で囁いた。「彼は1000ドルと言ってるんだよ。それに僕は勝つ自信がある」

「あなた、自分が何をしようとしているか、ちゃんと考えてないわよ」 と妻は心配顔で言った。

その通りだった。僕はちゃんと考えていなかった。負けてしまったのである。僕はミスショットをし、交替したジョンがすべてのボールを沈めてしまった。

罠にかけられていたのである。アルコールで鈍った頭にはなっていたが、仕掛けられていた悪だくみは、はっきり見てとれた。

1000ドルなど持ってない。カナダドルでも持ってない。ジェシーがこの男にラップダンス(参考)をせずに済む方法はないか? 僕には見つからなかった。もちろんジェシーは不愉快な顔をしている。妻は確かに酔ってはいたが、ラップダンスをするほど自我が消えてるわけではない。怒りのせいで、酔いから醒めたのだろうと思う。

「ほら、借りを返す時間だよ」 とジョンが言った。

ジェシーが僕の横に来た。多分、守ってくれと僕のところに来たのだと思う。だけど、今のような状態で、僕は彼女のために何ができるだろう?

「おや? どうやら可愛いジェシーは僕にラップダンスをしてくれるのを嫌がっているようだ。それなら、1000ドル出してくれるんだろうな」

僕はうなだれた。

「なるほど…」 とジョンは続けた。「ねえ、ジェシーちゃん? さっき、こう言っていたと思うけど? 『私は借りをしっかり返す主義なの』って」

ジョンが近寄ると、ジェシーは睨みつけながら言った。「何をすればいいのよ?」

ジョンは邪悪そうな笑みを浮かべた。「部屋の女たちを見ただろ? 裸になって、俺の上に座って、腰を動かすんだよ。あそこを俺の股間に擦りつけるんだ。心配する必要はないよ。俺は服は着たままでいるから」

ジェシーは顔を背けたが、ジョンは椅子に座り、催促した。

「ほらジェシー? はやく服を脱げよ」

ジェシーはジョンに向き直り、刺すような鋭い目つきで睨みつけた。怒りが現れている。それから今度は僕の顔も見た。同じ怒りの顔だった。これから先、妻は永遠に僕を許してくれないのではないかと思った。

「ほらほら、早く! 借りを返して!」 とジョンが催促した。

ジェシーはしぶしぶトップのボタンを外し始めた。僕の顔を見ながら外していく。目には怒りと共に傷ついている表情も混じっている。彼女が屈辱を味わっているのが、痛いほど伝わってくる。どうしようもなく気分が悪くなった僕は、ジェシーに「やめろ」と言った。

それからジョンに向かって言った。「後で1000ドル払うから。だから妻にこんなことをさせないでくれ!」

「悪いけど、ビル? 賭けを受けたのはあんただよ。もしカネがないなら、ジェシーがダンスするしかないだろ。こんな単純なことはないよ。それにさ、たった5分くらいラップダンスをしてくれりゃいいんだよ。そうしたらスティーブにあんたたちをホテルまで送らせるからさ」

仕方ないかと、その話しで諦めようと思ったときだった。誰かが部屋に入ってきたのだった。

「ヘイ、ジョニー? 俺のプライベートルームで何をしてるんだ?」

その男は年上で、おそらく40代後半か50代の男だった。どことなくジョンに似ていて、それほどルックスも悪くない。その歩きぶりや自信に満ちた態度は、欲しい物なら何でも確実に手に入れることに慣れた男のそれを思わせた。



[2013/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ジャッキー 第15章 (3) 


アンジーは、いそいそとアームチェアに這い上がり、逆向きの姿勢で座席に両膝をついた。お尻をダンに向け、頭を椅子の背もたれに乗せる形だった。この姿勢を取るとすぐに、お尻を卑猥に振り、そして言った。

「お願いします、ダン様。どうか、淫乱の私を犯してください。ダン様の太くて長いおちんちんが欲しくて、濡れたおまんこが熱くて熱くてしかたないのです」

「そりゃそうだろう。三週間も俺のちんぽを咥えていなかったからな」 とダンはアンジーの後ろについた。

ダンは位置につくと、今度は僕の襟を握って、ぐいと引き寄せた。僕の太ももがアンジーとダンの太ももに触れた、僕の勃起がアンジーの太ももを突いた。だが、そうするようにされたのは偶然ではないと思う。ダンはわざと僕の勃起をアンジーに教えるために僕を引き寄せたに違いない。実際、アンジーが太ももを微妙に動かし、僕の勃起を擦るのを感じた。

アームチェアに乗ったアンジーと、その後ろについたダン、そして二人の横に立つ僕。ダンは準備が整ったと思ったのだろう。僕にこう命令した。

「俺のちんぽを握って、お前の奥さんのまんこに入れるんだ!」

本当にそんなことを言ったのか、にわかに信じられなかった。そもそも、僕にペニスを握らせようとしているのか、信じられなかった。あまりのことに僕はためらい、何もできずにいた。すると次の瞬間、ダンの手が飛んできて、アンジーのお尻をしたたかに叩いたのだった。あまりの強力さに、アンジーは身体ごと前につんのめった。

アンジーが大きな悲鳴をあげた。お尻にダンの手形が赤くはっきりと残っているのが見えた。ダンはそれでも収まらず、もう一度、手を上げた。あわてた僕は素早く彼のペニスを握り、アンジーの女陰へと押しつけようとした。

しかしダンは腰を引き、なかなか僕にやらせようとしなかった。

「どんな感じだ? 本物の男のちんぽを握ったのは初めてじゃねえのか、ウインプ? 本物の男はこのくらい大きいもんなんだ。さっきお前のちっちぇえのを握ったが、俺のとは比べもんにならねえだろ? いいか、ウインプ! 今度ためらったら、この淫乱女をもっと強くぶん殴るからな! 泣きわめくまで殴り続けてやる! それが分かったら、俺のちんぽをこの女のまんこに入れろ!」

ダンが演技をしているのか、それとも本気で怒っているのか、僕には分からなかった。だけど、あえてどちらなのかを確かめることはしなかった。言われたとおり、彼のペニスをアンジーの女陰へと導いた。今回はダンはそれを止めようとはしなかった。

亀頭がぬるりと滑るように入っていった。その後はダン自身が腰を使い、一気に根元まで突っ込んだ。いきなりダンの下腹部がアンジーの尻頬に当たり、危うく僕の手が二人の身体に挟まりそうだった。

挿入された瞬間、アンジーは甲高い悲鳴をあげた。こんな悲鳴を上げるアンジーを僕は知らない。強烈な挿入に、彼女の身体がゼラチンゼリーのようにぶるんと揺れた。アンジーはアームチェアの両脇にしがみついて突きを受けとめ、そして叫んだ。

「ああっ! ダン様! い、イッくうぅぅッ!」

ダンは笑いながら僕に言った。「へへへッ! いつもこうなんだぜ、この女。俺が突っ込むと、とたんに逝っちまう。俺のちんぽのようなデカまらがよっぽど好きらしいな」

ダンはいったん腰を引き、亀頭だけが入った状態になり、その後、また根元まで突き入れた。今度はアンジーは挿入された途端に絶頂に達することはなかったが、ハアーっと深く感じ切っているような溜息を肺から出すのが聞こえた。

僕は二人の横に立ち、ダンが僕の妻を犯すのを見続けた。最初は、アンジーのためにこうしているのだと自分に言い聞かせた。またアンジーがダンに叩かれるのを見たくないから。だけど、二人を見続ければ見続けるほど、僕自身も興奮してくるのを感じていた。二人を見ているだけでペニスが完全に固くなっているのを感じる。ダンのペニスがアンジーの愛液にコーティングされて、出入りを繰り返すのを見ているだけなのに。

アンジーに関して言えば、すでに我を忘れている状態になっている様子だった。ああん、ああんとよがり声をあげ、あえぎ続けている。ひっきりなしに身体を震わせていた。何秒かおきに、「いっくうぅ!」と叫んでいる。

それが演技かどうか、僕には分からなかった。でもよがり声も、イクと叫ぶ声も本物のように聞こえた。しかし、こう何回も絶頂に達せるものなのだろうか? 僕は本当じゃないのではと疑い始めた。

その時、ダンが、まるで僕の心を読んだかのように、こう言った。

「おい、ウインプ。俺たちの脚の間の床に横になってみたらどうだ? 仰向けになってよ! そうすりゃ、本物の男のちんぽが、どんなふうにお前の奥さんをやってるか、じっくり見られるぜ!」

この時は、僕はまったくためらわなかった。ダンがピストン運動の速度を落とし、動きを止めたのを受け、僕はダンの脚の間に腹這いになり、そして身体を半転させて仰向けになった。「お願い、やめないで」と泣きそうな声でねだるアンジーの声が聞こえた。

ダンに指示され、顔がアンジーの女陰のすぐ下に来る位置についた。この位置だと一番よく見えるだろうとのことだ。

僕が位置についたのを確かめたダンは、「俺がいいと言うまで、そのまんまの格好でいるんだぞ」と言い、両足を僕の身体の左右につけた。もし僕が少しでも身体を動かしたら、分かるようにだった。


[2013/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)