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裏切り 第7章 (7) 


アンジーが落ち着いた声で私に話し始めた。

「ミーハ? よく聞いて。あなたは現実をちゃんと認識しなくちゃいけないわ。あなたは異常な変態なのよ。他のトレーダーたちが推測を当てたり、間違ったりする一方で、あなたの本能は一貫して会社に利益をもたらし、あなた自身の評価も高めてきたわ。そこがあなたが異常な変態であるところ…

「…今日、あなたの本能は商品取引市場をしっかりと捉えて、会社に多額のお金をもたらして、うちの会社を、アメリカ全体とまでは言えずとも、このシカゴにおける最有力の商品取引会社に位置付けることに役だったわ。だからこそ、あなたは変態なの。それにもかかわらず、あなたは、この威張りくさったバカばっかりの業界で、私が知っている中で最も知的で、心暖かで、忠誠心があって、ユーモアがあって、しかも気取るところがない人なの。だからあなたは変態なの。それでも足りないなら、あなたはこのシカゴの街で、最も目を奪われそうな、ゴージャスに女性的な人なの。それが変態であるのは言うまでもないわね…

「…私は、やろうと思えば、この街のどんな男も落とせるわ。それを疑う? 疑わないで! 丸みを帯びたキュートなお尻をちょっと振ってみせれば、どんな男も私のものになる! 私、ゲームの仕方をしってるもの。それに、私はトップに登るためにセックスをするのも気にしない。すでにジム・グラントとはやってるわ。何度もね。彼を愛しているわけじゃないけど、セックス相手には最高なの。それに、自分のキャリアアップに役立つ男たちと良い関係になっても困ることなんかないし。今夜もジムとエッチするつもり。…それに、あなたもロブ・ネルソンとするのよ…

「…ちょっと秘密を漏らしてあげるわね。ジムがピロートークで私に漏らしたことなんだけど。ロブが結婚しない理由は、仕事が忙しいことと何の関係もないの。彼はゲイなのよ。というか、綺麗なTガールが大好きで、そういう人が欲しくてたまらないの。私、こういう姿になったあなたを見た瞬間、どうしてもあなたとロブを引き会わせたくなって、いてもたってもいられなくなったわ…

「…私があなたを『罠にはめた』って? もちろん、その通りよ。でもちゃんと理由があってのこと! 数分前にあったこと見逃してしまってるかもしれないから言うけど、ロブは、あなたを見た瞬間、すごい勃起をしていたわ。彼、あなたのこと欲しくてたまらなくなってるはず。その雰囲気がぷんぷんしている。彼の言葉、聞いたわよね? あなたを会社に留めておくためなら、どんなことでもするって。その本当の意味は、あなたとヤルためならどんなことでもすると、そういう意味だったのよ…

「…あなたは、本当に自分自身の能力でこの副社長の地位に値するのかと疑うかもしれない。当然、あなた自身の能力からすれば値するわ。もちろんよ! 間違いない。それで充分でしょう? そういう業界なんだから。ねえ、何もかも偶然に任してはいけないわ。これからあなたと私がすることは次のこと。二人ともちゃんと服の乱れを直して、お化粧もヘアも元に戻すこと。それから外に出て、ジムとロブに愛想よくすること。ディナーを楽しんで、彼らのジョークに笑い、いちゃつくこと。その後は自然の成り行きとホルモンが導くのに任せればいいの…

「…明日、私たちは荷物をまとめ、上の階に行き、あなたは副社長職としての新人生を始めるわけだし、私はあなたの隣についてサポートする。これまでの2年間と同じように。この2年間、あなたがどんなに一生懸命私のために戦ってきたか知ってるわ。これから私もあなたのために同じくらい一生懸命戦うつもり。そんなことないなんて、絶対、思わないで」

私は当惑して、ただ頭を横に振るだけだった。

「何とか、お腹のムカムカした感じは収まりそう」 と私はためらいがちに言った。「それに、何とか勇気をかき集めて、ここを出て、あのテーブルに戻れるかもしれない。幸運を感謝すべきね。服もブラウスも汚さなかったから。ああ、あんなにアルコールを飲ませるもんだから…」

私は脚の間の便器に目を落とした。

「…ごめんなさい。何とか中に戻っていったわ。まあ、何とかこの場を楽しむことはできるかもしれない。でも、でもよ。明日、スーツとネクタイ姿で、上の階にいくなんて、どこからそんな勇気を集められるかしら? 今夜、何もなかったかのように、ロブとジムに挨拶して、新しいデスクに座るなんて、できっこない」

今度はアンジーが頭を横に振った。

「本当に注意を払っていなかったのね?」 とアンジーは叱るような口調で言った。「ロブは、今日あなたがしたようなことができる人なら誰でも、重役席に座るに値すると、そう言ったのよ。この場に招かれたのはランスじゃないの、リサなのよ。あなたがスターなの。そして私はあなたにお伴して駆け上がる。ふたり一緒に、このチャンスに乗って頂上に駆けあがるのよ」

「アンジー」 私は自分の姿を改めて見てから、真顔で聞いた。「真面目に訊くけど、こんなこと、あなたの迷惑にならない? つまり、こんな格好の私のことだけど? 誰かもっと…分からないけど、もっと男性的な人の元で働きたいんじゃない? 本当に私と一緒に行きたいの?」

アンジーはちょっとの間、表情を変えずに私を見つめた。それから私の股間に目を落とした。私の「クリトリス」が根元まで彼女のあそこの中に収まっている、その部分に。そこは、本当に濡れ切っていた。それからアンジーは私の瞳を覗きこみ、口元を吊り上げ、笑顔になった。そして私にキスをした。

「あなたと一緒に行きたいのって? あなた、また見逃していたみたいね? これで2度目よ。でも、その前にあなたのお口の中をどうかしなくちゃいけないわ。バッグに口腔洗浄剤みたいなのがあったはず」


[2013/03/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第15章 (11) 


ドニーの話し

アトランタからの帰路、ディ・ディも私も興奮を抑えきれなかった。子供たちはバックシートに座って、それぞれ好き勝手なことをしたり考えたり…。

想像できると思うが、子供たち6人いるとなると、車の中はカオス状態になる。ただ私たちの場合は普通の子だくさんの家とは違う。カオス状態は子供たちの頭の中だけと言ういこと。私たち大人には何も聞こえない。だから、「まだ着かないの?」とか訊かれずに、自由に会話ができる。

子供たちは、そんな質問をアンドリューにはしているかもしれないが、私やディ・ディには聞こえない。だから、私もディ・ディも、家に着いて子供たちが寝た後、素敵なアンドリューに何をしようかと、そればかりを考えることができる。

私とディ・ディは、スタジオを出る前に一度、トイレに入った。そして、二人ともノーパンになったのだった。二人とも、家に着くまでずっとアンドリューのあそこの頭のところをいじり続けた。ときどき、脚をちらりと見せてあげたり、ちょっとあそこも見せてあげたりした。アンドリューは、この種類の攻撃には手も足も出せない。

我が家に着いたころには、アンドリューはハアハア息を切らしていた。彼は、私たちと結婚してからすでに100人近くの女性たちとセックスをしてきたかもしれないけれど、彼のリピドーを操れるのはディ・ディと私だけ。この方面に関しては、彼は完全に私たちの支配下にある。

子供たちを車から降ろす時、エミーが言った。

「私たち知ってるよ! 知ってるんだから! みんな、パパとママたち3人でエッチできるように、すぐに眠ることにするから大丈夫! でもママたち、そればっかり考えてたわ。他のこと考えられないの?」

こんな、おしゃまな娘がいて、しかもその子が人の心が読めるとしたら、他の人は何て返事したらよいと思うだろうか? 私はこう答えた。

「大きくなったら、パパのような素敵なご主人と結婚できたらいいなあと夢見るといいわよ。その時になったら、ディ・ディや私がどう感じてるか理解できると思うから」

「うん、うん、分かってるわ。パパはこの世で一番セクシーな男の人とか何とかかんとか。でも、今夜の後では、そう思う女性はママたちだけではなくなったわね」

「それ、どういう意味?」

「明日まで待てば、分かるわ」とエミーはニヤリと笑った。

エミーの顔をじっと見つめたけど、そのことはやり過ごすことにした。エッチな気分になりすぎていて、とても5歳児と口論する気になれなかったから。一度アンドリューとつながったら、自分はセックス中毒になったという事実と直面した方が良いかもしれない。でも、もし何かの中毒にならなければいけないとしたら、この種の中毒が私は一番好き。

ディアドラと私は、それぞれ左右からアンドリューの手を握り、彼を家の中に導いた。ついさっき私たちは、国民的なテレビ番組で愛する男が邪悪な攻撃を落ち着いて払いのけ、逆に、前もって宣言していた通りに、攻撃者のキンタマを握りつぶすのを見たのだ。彼にできないことは何もない。私たちが心からおねだりしたら、彼はもう一本ペニスを生やしてくれるかもしれない。だって、彼の欠点と言えば、ペニスが1本しかないことだけのように思えるのだから。

寝室に入る時、ディ・ディと私は目配せをしあった。私たちも、少なくとも二人の間ではテレパシー能力を持っているに違いない。相手がどう感じているか、いつも理解できる。今夜に関しては、それは明白で、二人とも速くエッチしたいと必死になっている。



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誰とやったか知ってるぜ 第7章 (42) 

ケイトはミセス・グラフの顔にスカーフを巻きつけた後、俺の方にゆっくり歩いてきた。小部屋の中に入ってきて、俺の両肩に手を乗せた。

「さあ、5000ドル稼ぐ準備はいい?」 と肩を揉みながら言う。

「もちろん」 期待がこもった声で答えた。

「よろしい。じゃあ、一緒にすごいパフォーマンスをして見せましょう。その後は大笑いしながら銀行に直行よ」 

ケイトはそう言って、俺の顔からミセス・グラフのソング・パンティを外した。後ろ手の手錠を外す音が聞こえる。腕が自由になり、俺は金属の手錠が食い込んでいた手首を擦り、コリをほぐした。

次にケイトは俺の横に来て、今度は前かがみになって足首の拘束具を外し始めた。セクシーなヒップが目の前に見える。俺の頭の中は、いますぐこの場で後ろからヤリタイという思いでいっぱいだった。丸いヒップ、しかも全裸なわけで、その美しさは信じられないほど。

ケイトはもう一方の足首の拘束具も外し、気がついたら俺は完全に自由になっていた。ケイトに手を握られ、やんわりと立たせられる。それからゆっくりと俺をエスコートして小部屋から外へと向かった。

「私がリードするから、それに従って」 ケイトがちらりと俺の顔を覗きこんだので、俺は頷いた。そしてケイトに連れられながら、小部屋のガラス壁の角を回り、ステージ前面へと進んだ。

ステージに出て、俺は祭壇上のミセス・グラフの姿に目が釘づけになった。

両手両足を拘束され、大の字になっている。目隠しをしているので、俺の顔は見えていない。

ケイトは俺を祭壇の横に導いた。俺の真ん前にミセス・グラフが裸で横たわっている。肌のところどころに乾いたロウがこびりついている。熱いロウを垂らされ、赤くなった跡も残っている。

「あなたのご主人さまよ。お会いする準備はできてる?」 とケイトはミセス・グラフに訊いた。

「はい」 と落ち着いた声で答えるミセス・グラフ。

「自分のすべてを完全に、無条件に捧げるのよ。大丈夫ね?」 とケイトは爪を立てて、腹部から乳房にかけてミセス・グラフの肌を優しく掻いた。

「うぅぅぅぅ…」 ミセス・グラフは爪で乳首を引っ掻かれ、悩ましい声をあげた。

「それでは儀式を始めます」

ケイトはそう宣言し、それから俺に顔を近づけ、小声で囁き始めた。彼女の指示を聞き、俺は思わず笑みが漏れた。

俺は祭壇の上に乗った。祭壇の上に立ち、下を向いて横たわるミセス・グラフの姿を眺めた。目隠しされ、両手両足を拘束され、なされるがままになっている高校教師。美しいセクシーな裸身をさらして横たわっている。特に長い脚が美しい。ストッキングとガーターはまだ身に着けているのだが、それがかえって脚のセクシーさを増している。その二本の脚が天井から吊るされて、ピンと伸びている。


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