彼女は首をひねって振り返り、僕の顔を見た。顔がオルガスムの苦悶で歪んでいる。次に脚の間から顔を覗かせ、僕の打ち込み棒を見た。僕は抑えが利かなくなって、可能な限り強く彼女に叩き込んだ。
どっ!
発作に体を震わせながら、彼女のおっぱいも強く握り締める。
「ああっ!」
彼女が叫んだ。僕ももう我慢ができない。もう一度、強く打ち込み。もう一度、おっぱい握り。今度はちょっと優しく。
「ああん」
一旦、後ろに引き下がる。もう一回、来そうだと感じる。力一杯、突き出した。
どっ!
彼女は足首から手を放し、体を支えるために、前のテーブルに両手をついた。また、突きを入れる。目の前がぼやけてきて、頭脳が働きを止める。感じるのは、睾丸がキュッ、キュッと収縮して、そこから猛り狂ったペニスを通って爆発的に放出する興奮だけ。
どっ!
ジュースがいい感じ。今は、潤滑が充分だ。
どっ!
クリームがまた噴出。ハアッと口を開けて、息継ぎをする。
どどっ!
もう一回、多分これまでで一番、強烈なやつ。ペニスのくすぐったい感じは、もう、どうにも言葉にできない。
どっ!
なかなかいい感じの一発。頭がくらくらする。
どっ!
また一発。もう一つ、どっ。落ち着いてきた。ど。ああ・・・。うっ。強烈な夢から醒め、元に戻る。今どこにいるか、何時かも分からない。キッチンに目をやり、時計を見た。
「こんにちは」からワムオラマまで52分! 世界新記録ではないが、多分、上位20位以内にははいった。それに、今回の爆発力ほど強烈だったのは、記憶にない。これは記録に留めておかなければ。
僕は彼女の中にぴったりと収まったまま、ぺニスが固さと、あの怒った姿と、最後に、大きさが元に戻り始めるまで待った。動きたくなかった。だが、どんな楽しいことも必ずイッテしまう時がくるわけで(駄洒落、すまん)、僕は引き抜いた。
多分、つながっていたのは5分くらい。
「必要なものは、全部、手に入れた?」 彼女が訊いた。
「もうあり余るほど」 感謝いっぱいの声で答えた。
「本当に楽しんだ? つまり・・・今の?」
「夢にも思わなかったほど。こんなに良かったのは覚えていない」
彼女は嬉しそうな顔をした。多分、彼女はミス・デカパイにいろいろ話すだろう。賭けで負けたヤツも多そう。
僕はキッチンに行って、彼女にきれいなタオルを投げ渡し、僕も拭き取った。彼女を玄関まで送っていきながらも、まだ息を荒げたままだった。彼女には、幸運を祈り、多分2、3週間のうちに連絡するよと伝えた。もちろん、そんな連絡は来ない。新しい開拓地はいつも開けているから。
僕は部屋の中を見回した。いたるところに、小さなボール紙状の写真が落ちていた。ポラロイドカメラは、あたり構わず、吐き出すからね。歩き回って、落ちているのを全部拾い集める。それから、コーヒーテーブルに置いてある、小さなビンを開けて、中から輪ゴムを取り出し、集めた写真をひとまとめにする。
そして、今度は寝室に行き、大きなファイル・キャビネットの一番上の引き出しを開ける。奇麗に「マイク・ハントの」とラベルをつけてある引き出し。
引き出しの中は、もう、ほとんど空きがなくなりそうだった。たくさんの小さな写真の束を、きちんと整理して、積み重ねてある。その束のそれぞれ、一番上のところに、きちんと記銘をつけてある。女の子の名前、接触のタイプ、それに評価だ。僕はマジックを手に、新しい写真束の背中に書いた。
「ローナ。お尻。10」
忘れないように、ちゃんと記録しておかないとね。僕は、几帳面だから(I'm anal that way.)。
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さあ、親愛なる読者のみなさん。これで僕の論点が証明できたと思うけど、どうかな。この文章の題名に書いた主張のことだ。女が低能であるのは明らかだよね。つまり、女というのは、僕のようなクズが本当にプレイ・ボーイで働いていると思うほど低能だし、靴がとっても大事と思うほど低能だし、「口の外に出すから安心して」と言うと、そのまま信じてしまうほど低能だというわけだ。ハハハ!
女は低能だ。だけど、女たちの群れが、『おまんこパワー』とか『ちんぽを拒絶せよ』とかのプラカードを掲げて町を行進するのを見かけても、女たちを煽った僕のせいだと思わないでくれよ。僕はみんなの仲間だぜ? オーケー?
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この話しは書きづらかった。セックス・ストーリーに政治的引用を絡め、同時に、読者の皆さんが楽しみたいと思ってる、あの勢いを失わないようにするのは、本当に難しい。僕が巧くやったかどうかは分からないけど、頭に来た男たちからの苦情や女たちからの批判を受けるとして、間違いなく、僕は、すでに高まっているストレスをさらに高めることになるだろう。誰がフェラを頼む。ストレスがきつくて!
本作の姉妹編のようなものを書こうと思ったこともある。正確には続編じゃない。タイトルは『男はすべてスケベなマヌケ』。でも、そんなの書いてもみんなにボロクソに言われるだけだろうなと思った。
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『プレイ・ボーイ』という言葉は登録商標であり、ここでは無断で使用している。プレイボーイに電話をして、頼んでおくべきなんだろうけど、多分、そんなことしても、連中は僕を無視するだけだろう。それに、連中は、巨大ビルいっぱい分の弁護士を雇っていて、僕のような人間を苛めようと待ち構えているんだ。でもまあ、その弁護士たちは何にも気にしなくていいはずだ。だって、僕は一文なしだから。それに、何だかんだ言っても、僕はあの雑誌が本当に好きなんだ。
もちろん、もっと、割れ目写真を載せてくれたらいいのにとは思っているよ。おまんこの、センス溢れた写真っていうのは、芸術美にもなりえると思うんだ。『ハスラー』のような汚ならしいおまんことは一線を画したヤツ。分かるだろう?
『ハスラー』という言葉は登録商標であり、ここでは無断で使用している。ハスラーに電話をして、頼んでおくべきなんだろうけど、あんなベトベトした変態雑誌のためにどうして時間を無駄にしなきゃならない?
--------------------------------------------------------------------------------MIKE HUNTは他にもストーリーを書いている。新しいストーリーが欲しかったら、 Bannerboy1@aol.comにちょちょっと電子の粒子を発射してくれ。Eメールで送るよ。18歳以上であることを証明するように。18歳未満でも、少なくとも、納得がいくように嘘をついてくれ。僕の真似して。愛しいファン・メールはMrM1KE@aol.comへ。けんかを売るメールも喜んで受けるよ。ファックユーも。ファックユー! M1KEの二番目の文字はoneであってeyeではないことに注意。よろしくね。
Copyright 1997 M1KE HUNT. 妻のジューンと昨夜ベッドでこのストーリーについて話し合ったんだが、彼女いわく、発表する前に、ちゃんと保護しておいた方が良いとのこと。この著作権の表示のことを言ってたんだと思う。僕は、『女は低能だ』
というタイトルを商標登録しておいた。実際、僕はもっともっと大きな計画を考えている。『女の子は低能だ』というのも、『政治家は低能だ』というのも、『作家は低能だ』というタイトルも保護しておいた。『歯科衛生士は低能だ』というのも『監視疫病学者は低能だ』というのも、その他のものも登録してもよいかなと思ったけど、人間、どこかでやめなくちゃいけないね。
コンピュータによる無料の配布は許可。いや、むしろ、どんどん配布して欲しい。そうしないと、僕たち、薄汚い小さな書店に行って、下品なペーパーバックを買いにいく時代に戻らなくちゃいけなくなってしまうから。
注意:『女は低能だ』のペーパーバック版は来年の初頭に公刊される予定。皆さん、地元の書店に行って、書名を告げて予約するように。
それまでさしあたり、『女は低能だ』は、M1KE HUNTの他の無料クソ作品と同じく、alt.sex.stories と alt.sex.stories.moderatedのニューズグループで入手可能だ。僕の前のクソ作品は、特に、Eli's Finer Archives URL:http://www.netusa.net/~eli/erotica/assm/で見つけることができる。僕は97年の3月から書き始めた。でも、いたるところに良い作品は転がっているんだよ。もちろんクソもいたるところにあるけど。
おっと、この話しの頭のところで言及した、もう一つのクソのことがあったね。ちゃんと測ったよ。だいたい100メートル近く。そう、あのクソも無料だ。
おわり