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ポルノ・クイーンの誕生1(16) 

僕はダイニングに戻り、自分の食卓の準備をした。そのすぐ後にトレーシーがワインのボトルを持って入ってきた。彼女は、ボトルを開け、自分と僕のグラスに注いだ。

2人並んで腰掛けた後、トレーシーはグラスを掲げ、言った。

「私の新しいガールフレンドに! 彼女が、いつまでも長くここにいてくれますように! 本気で言ってるのよ。あなたはもはや召使じゃないわ。これからは私のお友達」

僕はありがとうと感謝した後、グラスを手にワインを飲んだ。奇妙に聞こえるかもしれないが、僕がアルコールを飲んだのはこれが初めてだった。19歳なので、外で飲むことはできなかったし、友達にもアルコールを入手できる者はいなかった。父も家にはお酒を置いていなかったし、僕の友だちの親たちも、それは同じだった。

初めてのワインは美味しかったし、食べ物も美味しかった。食事中、トレーシーは、女の子らしい食べ方を僕に教えていた。ディナーが終わる頃には、僕はグラス2杯を飲み干していた。その量はたいしたことがないと思われるのは知っているが、僕にとっては、かなりの量だった。席から立ち上がったが、歩くのが大変だった。トレーシーはその僕の状態に気がついたに違いない。食器の後片付けを手伝ってくれた。僕と彼女は、食器を片付けながら、ずっと声に出して笑ったり、くすくす笑ったりを続けていた。

ディナーが終わると、トレーシーは僕を引っ張るようにして僕の寝室に連れて行った。部屋に入るとすぐに、彼女は僕のメイド服を脱がし始めた。彼女は僕を裸にすると、僕の乳首やペニスをいじり始め、僕がいきそうになるまでそれを続けた。でも、そこまでいったところで彼女は中断し、裸の僕にピンク色のベビードールのナイティとそれにマッチしたパンティを履かせた。この時は、彼女は、僕のペニスを脚の間に押し込めようとはしなかった。僕の寝着の姿ができたのを受けて、今度は2人でトレーシーの部屋に向かった。そこで彼女もナイトガウンに着替え、僕たちはベッドに入った。2人、ワインを啜りながらテレビを見る。

テレビでは非常にロマンティックな映画をしていた。そしてそれを見ながら、2人ともいつの間にかキスを始めていた。ずいぶん長い間キスを続けた後、トレーシーはナイトスタンドからディルドを取り出し、それで遊び始めた。

僕はワインを飲みすぎていたのだと思う。トレーシーがそのディルドを僕の顔の前に突き出したのを受け、僕はそれを口に含んでいたのだった。トレーシーは、そんな僕を止めようとはしなかった。むしろ、続けるように励ましたのである。

トレーシーに見られながらディルドを舐め続けていたのであるが、2、3分、それをしていたら、トレーシーは仰向けになり、持っていたディルドを彼女の股間のところに移動し始めた。

「さあ、ステファニー、私のペニスを吸って! あなたの可愛い赤い唇。その唇で私を包んで、吸ってちょうだい」

ワインのせいで躊躇う気持ちが薄れていたのだろう。僕は彼女の股間へと移動していくディルドにあわせて顔を下げていき、言われた通りに吸い始めた。見ると、トレーシーはディルドの根元の陰に指を入れていて、自分のクリトリスを触っていた。その間、僕は彼女のペニスの茎に沿って上下に舌を動かしていた。僕がこうすることでトレーシーが興奮してくれているのが分かった。僕の口の動きにあわせて腰を上下に動かしていたから。

トレーシーが僕の頭の後ろに手をあてがい、ディルドに引きつけるようにしたのを感じた。

「もっと強く吸って! 淫乱ちゃん! 私のを口の奥に飲み込むの! あなたの淫らな喉に私のペニスの頭が締め付けられるのを感じたいのよ」

僕は、昨夜の彼女が僕にしてくれたように、喉の奥へ彼女を飲み込もうとしたが、どうしても咽てしまう。でも、トレーシーは僕にやめさせてはくれなかった。頭の後ろに当てた手で僕の頭を下へ引き寄せ、同時に、腰を突き上げて、ディルドの頭部を奥へと押しこんでくる。僕は何度も咽かえっていたが、やがて、僕の喉の咽頭反射(参考)が根負けしたようだった。一旦そういう状態になった後は、あっという間に奥に入り、いつの間にか僕の唇にディルドの根元が触れていた。

僕が彼女のペニスを根元までディープスロートできるようになったのを見たトレーシーは、起き上がって僕に抱きつき、熱のこもったキスをしながら言った。

「素敵よ。とっても上手にできたわね。可愛いおしゃぶり淫乱ちゃん。さあ、今度は、そのご褒美をあなたにしてあげるわ」

Drawer 引き出し (5) 

「あら、自分だけ取り澄ました態度を取るのはやめてよ・・・自分でも、こういうことしてきた理由が分かってるの? それは、あなたは、本当は、ベンがその気があるかどうか気になって仕方がないと言うこと。賭けても良いわ、あなた、ベンにアレをさせることを考えただけで、あそこびしょびしょになっているでしょ?」

「マリア!!」 私はショックを受けていた。

「アハハ! ごめんなさい。ちょっと言いすぎちゃって」 笑う彼女につられて私も笑っていた。多分、ちょっと引きつった笑いだったと思う。

「さあ、今度はあることを準備しなければならないわよ」 マリアは続けた。

「準備?」 

心のどこかで、自分がこんなことを実際にしてることが飲み込めないでいた。

「あなた1人では、これをうまくスタートさせることができないのはみえみえだもの。私が手伝ってあげなくちゃ」

「マリア、私・・・」

「私が、あなたたち2人がうまくスタートできるようにしてあげるわ! いい、聞いて! 何も心配することはないの・・・やり方は私が知っているから」

「どうしようか分からないわ、マリア」

「あなた、自分がやきもちを焼くんじゃないかって心配してる? いいこと? ベンは、完全にあなたの言いなりになる心の準備ができているのよ。文字通り、言いなり。これが終わったら、あなたがやきもちを焼くようなことは一切なくなるわ。それは保障する」

「何をするつもりなの?」

「ただ、彼をあなたに従順になるようにさせるだけ・・・と同時に、あなたも、そういうことに慣れてもらうこともあるわ。いいこと? あなたは、この最初の障害さえ何とか乗り越えられたら、その後は、そもそも、自分がこんなことに悩んでいたなんで信じられなくなるはずよ。いい? 私が、あなたたち2人を夕食に招くわ。そこでちょっとお酒を飲む。そこから後は全部、私に任せて」

私はまだ不安だった。よく分からない・・・彼女に何をするのか尋ねたけれど、彼女は、ぶっつけ本番でやらなくちゃいけないと言うだけだった。結局、私は説得され、ベンを誘って夕食に来ることにした。

報復 第1章 (9) 


さらに多くの情報が分かっていた。ジョンの新聞社に勤めている友だちの友だちは、例の男の公的記録で入手可能なものをすべて調べ上げていた。ラファエル・ポーターは既婚であり、妻の名はエレーン・ジャネット・ポーターという。旧姓アンダーソン。結婚して8年になる。子供は1人いて、娘のレイチェル・マリー、6歳だ。

エレーンは繁華街にある高級デパートのセールス・マネージャーをしている。どうやら、彼女は自分から忙しく仕事をするのを求めているらしい。この夫婦は彼女の収入を必要としていないのは確かだからだ。

レイフは保険業界での時の権力者(powers-that-be)や、地元の政治での有力者たちと付き合うのが好きらしい。彼自身、政治家になる道を進むことを考えているとの噂もあったが、今のところ、その方面には足を踏み出してはいない。

スティーブは、ジョンに教えられた情報をすべて書きとめた後、大いにジョンに感謝の言葉を述べ、電話を切った。この情報は、妻と火遊びをしているバカ野郎のことについて知りたいと思っていたすべてを網羅しているわけではなかったが、それでも取っ掛かりとしてはありがたいものだった。スティーブは、すでに、さらに多くの、さらに詳しい情報を得る良い方法を思いついていた。

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私立探偵には様々な者たちがいる。まずは、「ロックフォードの事件メモ」(参考)や「私立探偵マグナム」(参考)にかぶれた者たちがいる。彼らは興奮を求めてその世界に入った者たちだ。彼らは、誰かを垂らしこんで、見栄えばかりが良い身分証を作らせて持ち、仕事を始める投資として、様々な手錠や、カメラを1、2台、時には拳銃を買いそろえている。この業界にはほとんどと言ってよいほど規制がないので、連中が行わなければならないのは、そこまでだ。このような、スターの世界に魅せられた素人探偵たちは、電話帳に広告を載せ、うらぶれた街に事務所を設け、何か美味しい仕事が転がり込んでくるのを待っているのである。

元軍人や元警官のタイプもいる。彼らは、これら他の職業で得た経験を用いて、手っ取り早く調査の仕事を始めたいと思っている。この者たちは、軍人としての経験がどのような点で事務的な仕事を補うのか、交通取締りの警官であったことが、この新しい仕事につく点でどのような資格をもたらしてくれているのかを真剣に検討することは決してない。ではあるが、彼らは自分が行いたいことについては非常に確固とした意思を持っているのが通例である。

この業界のトップにいるのは、テレビの私立探偵物のわざとらしさを嘲笑い、他の職業を退職してから流入してきた者たちをあからさまに軽蔑して見ている、ほんのわずかのプロたちである。このような調査員たちは、キャリアの初期に警察の刑事として訓練を受けていたり、軍関連の様々な犯罪捜査課で働いてきた経験を持っている者が多い。さらに、ごくわずかではあるが、調査会社からの叩き上げで、すでにこの仕事を行っている先輩たちから仕事を教わってきた者たちもいる。

テレサとべバリーの分かち合い (8) 

僕は舌を使ってテレサのセクシーな割れ目を探り続けた。時折、彼女のクリトリスを吸って、その小さなコブをいたぶっては遊んだ。同時に、彼女の濡れたあそこに2本指を忍び込ませてもいた。指の出し入れとクリトリスの吸引を3分ほど続けただろうか。テレサが我慢できたのはそこまでで、彼女は突然、背を反らせて体を震わせ、この夜、最初のオルガスムに達したのだった。

オルガスムから落ち着いたテレサは、僕に感謝してくれたが、それは言葉による感謝ではなかった。僕の太ったペニスに口で感謝してくれたのである。彼女は僕の切り株のようなペニスに関心をそそられていたのがよく分かった。それをできる限り口の中に詰め込もうと、ずいぶん努力してくれていたからである。テレサは僕の道具に強烈な刺激を与え続けてくれた。僕は、限界を超えてしまう前に、必死で僕に刺激を与えてくれてる彼女を押しとどめなければならなかった。

僕は、僕の前にしゃがみペニスを咥えていたテレサを優しく抱き上げ、ソファの横に立たせた。僕は後ろから彼女を抱きたいと思った。彼女の肉筒に僕の道具を滑り込ませる喜び。この瞬間をずっと待ち望んでいた僕である。テレサはソファの背もたれに両手をつき、クッションに両膝を乗せた。自分から美しく丸いお尻を高々と掲げ、僕の顔の前で振って見せる。その時、ベッドの上からは妻の悩ましいよがり声が聞こえた。目を向けると、クレイグが口を使って妻をいかせたところだった。ベブはオルガスムの苦悶の表情をしながら、あの形の良い太ももでクレイグの頭を固く挟みつけていた。それを見ながら僕は微笑んだ。クレイグ? 僕の妻のために、呼吸をするのをもう少しだけ我慢してあげてくれ。一方、テレサはそんな僕をもどかしそうに待っていた。僕のペニスで彼女のキュートな女陰を埋める瞬間を待っていたのである。まさにその瞬間が来ようとしていた。もはや僕も待ちきれない。僕のペニスの人生にとって、ベブのそれを別にすれば、生まれて初めての女性のあそこに滑り込む瞬間である。

両手でテレサの腰をしっかり押えた。ペニスを彼女の肉穴に並ぶ位置にあてがい、ゆっくりと入れていく。ヌルヌルと濡れた彼女の肉筒にゆっくり一気に根元まで入れていった。その貫通にあわせてテレサはかなり大きなうめき声を上げていた。出し入れを始めると、彼女の方も僕の動きに合わせてお尻を打ち返し始めた。テレサは、普通は恥かしがり屋のように見えるのであるが、ことセックスになると、激しいメス豹に変身するらしい。しかも、この後ろからの体位が好きなようだった。僕のペニスをできる限り奥深くへと取り込みたがる動きを示している。顔を見ると、淫猥さと共に、完全に奥まで貫かれたいという気持ちがありありと出ていた。その彼女の顔を見て、僕は、それまでの優しい出し入れをやめ、激しく彼女を突きたるようにした。その僕の動きの変化を受けて、彼女の顔に一瞬だけ笑顔が浮かんだのが見えた。テレサは激しくされるのが好きなのだと分かる。僕も、この美しい人妻の期待を裏切りたくはなかった。それまでも激しく動いていたのだが、その力を2倍にし、僕のありったけの力で彼女に出し入れを続けた。いまや、出し入れがあるたびに、僕とテレサの体がぶつかり合い、部屋の中、肉と肉がぶつかる湿った音が響いていたし、僕の額からは汗が飛び散り、テレサの美しい尻頬に降りかかっていた。突き入れるたびに、テレサの大きなよがり声が応える。

10分ほど激しいピストン運動を続けているうち、僕は1つのことしか頭になくなっていた。この美しい女性の子宮の中に、自分の持っている濃密な精液を思う存分に放つこと、それだけになっていた。僕たちは前もって、互いの妻が避妊していることは確認していた。だから妊娠については気にすることはなかった。次第に、睾丸が圧力で固くなってくるのを感じていた。今にも限界を超えそうなのが分かる。そして、この世のどんなことよりも、ただ射精することだけが自分が求めるすべてに思われる時がやってくる。頂上に達するのには、強い突きを後5回繰り返すだけで充分だった。スペルマが一斉に睾丸から噴出し、陰茎を通り、テレサの子宮へと注ぎ込まれた。それを感じ、僕は激しく体を打ち震わせた。そして僕のオルガスムがきっかけとなってテレサも再び頂点に達した。

テッド (6) 

シャワーの間、母は、シンディと僕の関係や、僕たちの性生活について、いろいろと質問をした。その質問から察するに、母は僕の心を読み、僕の抱えているシンディに対する性的不満を感じ取っているようだった。母はシャワーを止め、僕の前に立った。僕がタオルで体を拭いてあげるのを待っているのだ。このセクシーな女性は、もはや僕が子供のころから知っている母ではなくなっていた。性的快感を求めて身も心も男に捧げた、純粋な淫乱女性に変わっていた。

母の体を拭き終わると、母は僕を自分の寝室に連れていき、着替えをするところも見せた。突然、母は、もしテッドがシンディとセックスを始めたらどうするつもりかと質問し、僕を慌てさせた。

僕はごくりと息を飲み、「お母さんとテッドがしているのを見ていた時にしたことと同じことをすると思う」と弱々しい声で答えた。

母はにっこりと微笑んだ。「シンディを愛しているの?」 

僕は躊躇わずに答えた。「ああ、もちろん。たとえ、そのようなことになっても」

母は両腕を広げて僕を抱きしめた。そして、僕を抱きしめたまま、こう言った。

「テッドが言っていたことは部分的に当たっていたようね。あなたもあなたのお父さんも、正直に言って、2人とも立派なオトコとは言いがたいけれど、少なくともすべてを台無しにしてしまうような間抜けではないようね」

その言葉が、僕をけなしているのか、それとも励まそうとしているのか、僕にははっきり分からなかった。だが、僕の居場所・立場をはっきりさせる言葉であるのは確かだった。母は、この言葉で、僕が人生での自分の立場をあれこれ悩んで時間を無駄にすることをやめさせようとしたのだろう。

着替えを済ませた母は、僕を連れてキッチンへ戻り、夕食の準備を手伝わせた。

料理を作りながら母の姿を改めて見た。その衣類ではほとんど裸でいるようなものだと思った。レース地のブラウスは薄く、スカートも柔らかい生地だ。体のすべての曲線をはっきりと見せつけている。じっくり眼を凝らして見れば、ほとんどすべてが見えるだろう。特に下着をつけていないので、なお更そうだった。

シンディが到着したのを受けて、僕たちは彼女にテーブルのセッティングを頼んだ。母は、シンディがダイニング・ルームへと出て行くと、それを待っていたように、僕に棚の一番上にあるものを取るのを手伝うよう頼んだ。僕自身で取ろうとすると、母はそれを制して、素早く椅子を取り、その上に乗って、僕には体を支えてくれるようにと頼んだのである。僕は、母の脚の膝の少し上を押えたが、母はもっと上を押えてと言った。僕は両手を母のスカートの中に入れて、母の体を押えた。それでも、さらに僕をからかうように、もっと上をお願いと言う。言われた通りに手を上げた。僕の手は母の濡れたあそこに触れていた。

女は低脳だ(12) 

「私のって、何と言うか、あなたがしていることのためには大きさが足りないのは明らかでしょう?」

明らかだ。

「それに、これって、プロの写真撮影なのよね?」

確かに。

「そして、私はって言うと、ヘフナーさんのための『特別な写真』になるようにカウチの上に寝そべったりはしていないわけよね?」

実際、立ってるし。

「いや、僕はそういうこと考えないけど・・・」

ひょっとすると、この娘のアソコの中には入れないかもしれないなあ。まあ、たまにそういうこともあるんだが。

彼女はちょっと安心した顔になった。

「ねえ、あなたはどう思う? 私って、大きなアレ・・・つまり、大きな胸をしてないので、雑誌に載らないって思っている? と言うか、おっぱいが何より重要だってのは私も知ってるの。でも、美しさには、単なる大きなおっぱい以上のものがあると思うんだけど」

「同感だよ。例えば、君の場合だと、君のその顔、それにその笑顔があるよ」

彼女はにっこりと微笑んだ。また音楽にあわせて踊り始めた。

「そして、君の全体の体つきも・・・もう一度だけ、その水着を前に引っ張って見せてくれないかなあ? さっきは撮り損ねてしまったと思うんだ。よく見えないんだが・・・ああ、それでいいよ・・・カシャッ!・・・ありがとう・・・脚がすごく良いねえ。その脚に目を奪われるよ・・・長いし、色も程好く、肉付きもセクシーだ・・・」

彼女は片脚を上げ、僕の方に振り上げて見せた。ヤンニの音楽にあわせて、一瞬だけ、ビーバー・ショット(参考)になる。カシャッ! 素早く新しいフイルムのパックを詰め替える。

「信じないかもしれないけど、乳首も重要なんだよ」

実際、これは真実。この世の中に、どれだけ違った種類の乳首があるか、気に留めたことがあるかな? 固く小さな乳首。先端が飛び出ている乳首。逆さまにしたアイスクリームのコーンのように反り返った乳首。大きな乳輪の中心に小さな突起があるだけの乳首。尖った乳首。それに、どうしてああいう形になれるのか分からないけど、陥没している乳首も。みんな、そのどれも大好きだろう? おっと、すまない。ちょっと脱線した。

心が望むものをすべて4(5) 

私たち3人が先にフライデーズに着き、嬉しいことに、すぐにテーブルを取ることができた。このようなことは滅多にないことである。ましてや、今はフットボール・シーズンの月曜の夜だったので、すぐにテーブルにつけたのは運が良かった。ダニーとグウェンは10分遅れて到着した。ダニーは私の隣に座り、グウェンはジャッキーとベスの間の席に着いた。会話は、オマリーの店で中断したところから続きが再開された。

私は、すぐに、何かが変なことに気がついた。私は自分の直感をいつも信頼しているのだが、その直感が、今、特に警戒信号を鳴らしているのだ。あの2人のどちらかの話し方が問題だというわけではなかったし、互いに向けあう目つきが問題だというわけでもなかった。むしろ、2人が注意深く視線を避けあっているところが、妙な雰囲気をあらわにしている感じだった。敵対心ではない。もしそうだったら、私は、2人の素振りからそれを読み取っていたことだろう。それとは違う何かだった。

怒りに毛が逆立つのを感じた(参考)。私はダニーのことを隅から隅まで知っている。これまで、「彼」が私に隠れて浮気をすることなど、一度も心配したことがなかった。彼は私に身も心も夢中になってくれていたから。同じように、私は「彼女」となったダニーも、同じ理由で、道を外すなど思ってもいなかった。でも、やはりこの点でも、彼女は新しく女の子の世界に入ってきたばかりだし、元々、他人に合わせる性格をしている。一方のグウェンについても私はよく知っている。彼女は男を次々に手玉に取るタイプだ。新しい肉の味を求めて男たちを捕まえていく、セックスの略奪者。心変わりをする以上の頻度で恋人を変えてきたように思うし、何より新しいものを試してみるのが好きなタイプだ。この店に来るまでの間に、誰が誰に火遊びを仕掛けたか、天才科学者でなくても、そんなことは簡単に分かる。

私はダニーの頭に穴が開くほど彼女をじっと見つめた。彼女が私の視線に気づき、私と目を合わせるのに、時間はかからなかった。ダニーと私は、目をあわすだけで相手が何を考えているか理解できる稀な特質を共有している。彼女は、簡単に、私の言葉には出さない質問を読み取ってくれた。彼女は、私がグウェンや他の女の子たちに対してどんな気持ちでいるか、充分、分かってくれていた。ダニーは、ほんのちょっとだけ笑みを見せたが、それだけで私の疑念は裏付けられたといえる。続いて彼女は、ほとんど知覚できないほど軽く頭を振って見せた。それによって、彼女の申し出は丁寧に断ったのだと私に伝えている。彼女の脚が私の脚に当てられ、手が私の太ももの内側を優しく擦った。それによって、ダニーが私への忠誠を守ってくれたことが分かった。ああ、本当に私はダニーのことを愛している! 私は心のノートに書きとめた。ダニーが一緒にいるときは、グウェンのことをしっかり見張っておかなければいけない、と。

店の中、熱狂的なフットボール・ファンたちが、次第に、騒々しくなってきた。さらに2杯ずつみんなで飲んだ後は、私たちも同じく大騒ぎをしていた。そんな私たちにエスコート役を買って出てくる男たちが現れても、全然、驚かない。男性が5人、私たちのところに来て、丁寧に同席を求めてきた。5人のそれぞれが、私たちが飲んでいたもののお代わりをおごってくれた。

私も、私の女友達も、こういう状況には慣れきっていた。皆で一緒に出かけると、しょっちゅうあることだった。でも、私が愛する人と一緒にいる時にこういう状況になったのは初めてだった。しかも、気がつくと、今は、彼女自身にも熱烈に付き添いたがっている男がくっついている!