巨漢の黒人は私の耳元に囁きかけた。 「つかまれ」 見上げると、そこには、立ち乗客のための横棒があった。彼に体を持ち上げられる。それに合わせて、私も背中を窓に押し付けながら両手を伸ばし、横棒につかまった。やってもらえるように、自分から長い両足を大きく広げて、ぶら下がる。彼は両手でぶら下がっている私のお尻を押さえ、支えてくれていた。 私と彼の下腹部に目を落とし、彼のペニスを見つめながら私は小さな声で言った。 「・・・やって」 「おお、お前、みっちりはめてもらいてえんだな。淫乱スケベなやつだぜ」 スキンヘッドの巨漢の男は、私の腰を片手で抱えた・・・そして、ゆっくりとその大きなペニスで私のペニスに触れながら、より下へと向かい、私の濡れてきついアヌスの中へ滑り込ませた。 「ああああああぁぁぁぁぁん・・・ぅくうっっ・・・」 目を閉じ、男の巨大な男根が私のお尻に入ってくるのを感じながら、私はぶるぶると震え、悩ましい声を上げた。 男は、力のある目で私の目を見つめた。 私は、宙に浮かされ、両脚を広げたまま、このゴリラのような巨漢の男にアヌスへ肉棒を叩き込まれている。私はまだバンザイをするように両手を挙げて横棒につかまったままだった。男は私のヒップを両手で抱え、激しく出し入れし続け、私は横棒にぶら下がって、その打ち込みを受け止めている。 「やって、やって、やって、やって、・・・いい・・・」 喘ぐ私の声に、彼のスピードも上がってきた。 「もっと強く! ひどい男! もっと! やって! うくっ! ああ、いい・・・そこ・・・そこなの・・・ああ・・・やって! もっと! もっと!」 激しく揺さぶられながら、私の睾丸が出し入れを繰り返す彼のペニスにビタビタと音を立てて当たっていた。やがて彼のペニスがヒクヒクと脈動し始め、とうとう、彼は大きな声で吼えた。 「うおおぉぉぉぉ、く、くそっ・・・」 彼が精を放ち、私は横棒にぶら下がったまま、それを受け止めた。射精しながら、彼が私のお尻を潰さんばかりに強く握っているのを感じた。同時に、彼はつるつるの頭を私の胸の谷間に埋めた。私は、そのツルツルの頭にキスをし、そこに浮かぶ汗の粒を舐め取った。ようやくすべてを出し切った巨漢は、顔を上げ、私を見上げ、にっこりと優しい笑顔を見せた。 その男が抜け出た後も、私は横棒にぶら下がったまま、体操選手のように両脚を広げて見せた。 「誰か、この白クリーム・パイを引き裂きたい人いない?」 私を犯しに立ち上がる人を待ちながら、わざとからかう調子で言った。 男が2人立ち上がった。一人は私の後ろ、電車の座席に立ち上がり、もう一人は私の前に来た。
トレーシーはようやくイキっぱなしの状態から直ると、僕の口からあそこを離し、ベッドの上、僕の横に崩れるように横たわった。僕も呼吸を荒げながら横になっていた。お尻にはまだディルドを入れられたままだった。トレーシーが手でしっかりと押さえていたからである。 トレーシーはある程度普通に呼吸ができるようになると、僕に話しかけた。 「ステファニー? すごかったわ。夫のマークを除いて、他の人として味わった中では、今のが一番のオルガスムだった。あなた、素敵だったわよ」 彼女は、ディルドから手を離さずに体の向きを変え、僕の顔にキスを始めた。トレーシーはキスをしながら、舌で僕の顔面から彼女が出したジュースを舐めとっているのを感じられた。 同時に、僕の中、ディルドが再び動き始めるのも感じていた。もはや痛みはなくなっていて、かなり気持ち良くなり始めていた。トレーシーにディルドでもって引き続きお尻に出し入れを繰り返されながら、僕はどうしても喘ぎ声を上げずにはいられなかった。 僕の声はトレーシーにも聞こえていた。彼女は僕の目を覗き込んだ。 「あなた、これ、気持ちいいんでしょう? ね? お尻にされるの好きになってるんでしょう?」 僕は、本当は、違うと言いたかった。だけど、あんな喘ぎ声を上げている以上、違うと言うのはありえない。 「は、はい、そうです。ミス・トレーシー。好きです」 こんなことを言う恥ずかしさで顔が真っ赤になるのを感じた。 トレーシーはにっこり微笑みながら、手の動きをさらに早くした。 「あなたの感じていること、私にも分かるのよ。私も、マークにお尻を愛されるのが大好きなの。自分がすごく女性的になっているような気になれるから」 トレーシーはさらにもう数分、僕にディルドを入れたり出したりを続けた。ディルドは、前よりももっと奥に入ってきているような気がした。それにそのディルドがどういうわけか前より大きくなったかのように、僕の肛門がさらに広げられるのも感じた。次の瞬間、何か大きなボールが僕のお尻に入ってくるのを感じた。何が起きたのか分からないまま、僕の肛門はボールを飲み込み、それを包むようにしてすぼまっていた。外には、ボールらしき物のほんのわずかの部分しか出ていない状態になっていた。基本的に、これはディルドをアヌスの中に閉じ込める働きをするものだった。 ディルドがしっかりと僕のアヌスの中に納まったのを確認すると、トレーシーは僕の足の上にまたがり、ペニスの上にあそこを降ろしてきた。熱く濡れた彼女のその部分に飲み込まれていく快感は、僕にとっては強烈過ぎるものだった。今すぐにもイッてしまいそうになった。だが何とかこらえる。どうやって射精をこらえられたのか、いまだに分からない。 トレーシーはそれから5分ほど、僕のペニスに乗って上下に動き続けた。そして僕は彼女の中に射精を始めたのだった。このときのオルガスムは、それまで経験した中でも最高と言えるものだった。バケツいっぱいと思えるほど噴射したと思う。ふと、その瞬間、これが終わったら1時間近く彼女を舐めてきれいにすることになるんだろうなと思った。だが、その前に、あまりに強烈な快感のため、僕は気を失ったのだった。 目を覚ますと、僕はまだトレーシーのベッドの中にいた。ディルドもまだ僕のお尻の中に埋め込まれたままだった。ディルドは、夜には気持ちよかったものの、今は不快に感じていた。トレーシーは僕を両腕で抱き、僕は顔を彼女の張りのある乳房に当てたまま眠っていた。僕は彼女を起こしたくなかったが、マリアが家に来ている頃だと思ったし、トレーシーの朝食を用意するのは僕の仕事になっていた。 彼女を起こさないように、できるだけ優しく静かにトレーシーの腕の中から抜け、ベッドから降りた。その時になって、僕は、トレーシーが着せてくれたナイティ1枚の格好でいたことに気がついた。トレーシーが部屋の向こうに投げ捨てたパンティを見つけ、それを履いた。 トレーシーの寝室から出ると、マリアに気づかれないように、爪先立ちで自分の部屋に向かった。ナイティ姿でいるところをマリアに見られたくなかった。彼女は、このようなことをまったく理解しないだろうと思った。僕自身、理解してるかどうかあやしい。ただ、今すぐ、こういう遊びはやめようという気持ちにもなっていなかった。 もう少しで自分の寝室に着くというところで、マリアが廊下の角を曲がって来て、僕の姿を見てしまった。彼女は口に両手をあて、くすくす笑いを封じ込めようとするのが見えた。 「あなたを起こそうと思っていたところ。あなたの朝食はできてるわ。ミス・トレーシーのももうすぐ出来上がるところよ」 僕は恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、しどろもどろになりつつ返事した。 「あ、・・・ぼ、僕も着替えをするところです・・・に、2、3分で行きます」 僕は寝室に飛び込んだが、ドアを閉める前に、外でマリアがくすくす笑い声を立てるのが聞こえた。
「これ、気に入った?」 ようやくマリアは言葉を発した。ベンに向かって。ベンは返事をしなかった。ただ、じっと見つめているだけ。すると、マリアはアルバムをパタンと閉じ、コーヒーテーブルの上に置いた。そして立ち上がり、そのテーブルの上に腰を降ろした。私たちに対面する形だ。 「これ、1回しか言わないから、よく聞いてね」 マリアはまだベンに向かって言っている。彼女は少し間をおいて続きを言った。 「着ているシャツを脱ぎなさい」 私は、心臓が喉から飛び出そうに感じながら、2人を見ていた。ベンはマリアをまっすぐに見ている。だけど、依然として何も言わなかった。沈黙が流れる。 「ベン? これはあなたにとってよい機会なの」 さらに何秒か時間が流れた。すると、おもむろに彼の手が挙がり、シャツに指をかけ、ボタンをはずし始めた。マリアが何かするつもりだと言っていたのは知っている。だが、それでも、こんなことが本当に起きていることに私はショックを受けていた。マリアはにこりともせず、真顔のままだった。ベンはシャツを脱ぎ、Tシャツ姿になって座っていた。マリアは立ち上がり、コーヒーテーブルを脇によけ、そしてソファに戻ってきた。 「オーケー。立ち上がりなさい」 ベンは立ち上がった。 「私たちの前に」 マリアは私の隣に座っていた。その私たちの前に彼が立つ。 「もう60センチくらい後ろに下がって・・・・オーケー。今度は、そのTシャツ!」 彼がTシャツを脱ぐのを見ていた。 「ズボンを脱いで、足元へ・・・今度は下着・・・床に座って、靴とソックスを脱ぎなさい・・・ズボンと下着を脇によけて、もう一度、立ち上がる」 彼のが少し固くなっていた。私はただ見ているだけ。ベンは、すっかり裸になって私たちの前に立っていた。 マリアは体をひねり、カウチの横にある引き出しに手を伸ばし、中から何かを取り出した。目隠しと首輪と手錠。マリアは立ち上がり、彼の前に立った。彼の首に首輪をつける。それから彼の後ろに回って、両手を後ろに持ってくるように命じた。手錠をつける金属音が聞こえた。それからマリアはまた前に戻ってきて、彼の前に立った。 「女王様と言いなさい・・・言うの!」 「・・・女王様」 マリアがアルバムを持ってきてからベンが言葉を発したのはこれが最初だった。 「これからは、私に同意するときは必ず、『はい、女王様』と言いなさい。言ってごらん!」 「はい、女王様」 「お前はグレイスの奴隷だ。『はい、女王様』と言いなさい」 「はい、女王様」 「グレイスに鞭で叩いてもらいなさい」 「はい、女王様」 「グレイスが言うことはすべてきく」 「はい、女王様」 「どんなことでも」 「はい、女王様」 マリアはいったん休止し、ベンに目隠しをした。 「それに私が言うことに対しても、どんなことでもする」 「はい、女王様」 「さらに、すべての女が言うことに対しても!」 「はい、女王様」 「女たちがお前に何をすべきか命じる。お前はそれに従うこと」 「はい、女王様」 「で、お前は女たちのために何をするのだ?」 「あぁ・・・」 「返事は『どんなことでも』だ」 「どんなことでも・・・女王様」 「ある女が、お前に、お前がしたくないことをするように命じたとしよう。お前は、それでもするか?」 「はい、女王様」 「どんなことでも?」 「はい、女王様」
僕はペニスを引き抜き、流れ出てるベブの愛液を使って、アヌスに潤滑を与えた。そこがヌルヌルになったのを確かめて、僕の太いペニスに馴染むよう、指を2本入れて彼女のアヌスの準備を整える。それから、ゆっくりと僕のソーセージを挿入していった。その間もクレイグは彼の長い道具を使って彼女のあそこの奥をかき回し続けている。ベブは相変わらず、喘ぎ続け、淫らな言葉で僕とクレイグを励まし続けていた。 それからさらにもう5分ほど、僕とクレイグはしたたかにベブに打ち込みを続けた。そうしているうちに、突然、ベブが僕を突き放した。 「あなた、お願い、口の中に出して!」 その切羽詰った妻の要求に応じて、僕は彼女の前に周り、望みどおり蛋白液を注ぎ飲ませた。一方クレイグは、まだ、彼女の女陰に打ち込みを続けていたが、ベブが僕からすべて吸い取り、後始末の舐め清めをする頃には限界に達し、さらにもう一発、僕の妻の子宮に精を注ぎ込んだのだった。それを受けてベブも頂点に達し、その後、こと切れたようにがっくりと彼の上に覆いかぶさった。僕も、ふらふらと床に腰を落とした。 だが、その1分後、テレサが僕たちに言った。 「お願い、私にも今のをして欲しいの」 顔をテレサの方に向けると、彼女はベッドの上、誘惑的に横たわりながら、指を1本立てて、曲げて見せ、僕とクレイグを誘っているのだった。僕はクレイグを見て、まだ弾が残ってるだろうかという顔をして見せた。彼は肩をすくめて見せた。あたかも、「いったい、どうしろと?」とでも言わんばかりの顔。 クレイグは、満足した僕の妻をソファに座らせ、休ませた。それから僕とクレイグの2人とも這うようにしてベッドにあがる。そこに横たわるセクシーな女性に、彼女が望むセックスをしてあげるためだ。 ベブにしたときと同じように、クレイグが仰向けになり、その上にテレサが覆いかぶさった。テレサ自身でクレイグの長いペニスを握り、自分の蜜壷に押し込んでいく。僕は彼女の後ろにひざをつき、その素晴らしいお尻の真ん中にいるキュートなすぼまりに口を寄せた。唾液でそこに潤滑を与える。そのこの上なく美味な尻肉からいつまでも離れたくないという気持ちになりかかったものの、この淑女は、二重挿入を求めているのだ。求めに応じてあげなければならない。 彼女のヒクヒクとうごめくアヌスに僕の太い肉棒をゆっくりと挿入した。テレサはダブルで穴を掘り進められ、その痛みと快楽に、悩ましい声を上げた。 僕は、妻のべバリーはいくらしても飽くことを知らないと思っていた。だが、そのベブも今はソファの上、正体なくぐったりとしている。一方のテレサはそれこそ無限にいつまでもダブル挿入をされていたいと全身でおねだりしていた。さらに20分、僕たちは打ち込みを続けた。僕は疲れを感じ始めていたのだが、テレサはまだ求めている。僕はクレイグに相手にする穴の交換を申し出た。ペニスを清めるためにいったんバスルームに行った。戻ってくると、テレサは夫の分身をアヌスにいれ、苦悶の顔をしていた。 ベッドの上に仰向けになると、テレサが僕に覆いかぶさった。すぐにクレイグが彼女のお尻の上にのしかかる。僕たちは、それからさらに30分、このセクシーな女性への激しい穴掘りを続けた。やがてクレイグが彼の妻のアヌスの奥へ精を放った。 テレサは、後ろから覆いかぶさる夫の体重から解放されると、狂ったように僕の上で上下に激しく体を動かし始めた。そして、とうとう、僕の体内から、4発目の射精を搾り取ったのだった。僕にとってはこれは新記録だった。僕の射精を受けた後、テレサは力尽きたようにがっくりと僕に覆いかぶさり、感謝のキスをした。そして、転がるようにして僕の上から降り、そのまま眠りに落ちてしまった。僕もすぐ後に彼女のあとに続いて、眠りに落ちた。 日の光を感じ、僕は目覚めた。気がつくと、クレイグとベブはすでに起きており、ソファの上、互いに抱き合いながら、非常にゆっくりとしたセックスをしていた。ベッドの上、横に目をやると、テレサがいて、ちょうど彼女も目覚めたところだった。ベブのよがり声に起こされてしまったのだろう。 テレサはにっこりと微笑み、這うようにして僕の上に覆いかぶさり、自分から僕のペニスを中に入れた。僕とテレサは、ゆっくりとした動きで、それから約一時間セックスを続け、やがて、互いに激しく体をぶつけあう動きに変わってフィニッシュを迎えた。2人とも程よい目覚めのオルガスムを感じあう。クレイグとベブも、僕たちのすぐ後に愛の交わりの仕上げを迎えていた。 僕はテレサを連れてバスルームに入り、激しいセックスを受け続けた彼女の体を優しく洗ってあげ、テレサも僕の体に石鹸の泡を塗ってくれた。僕たちが終わると、クレイグとベブも同じことをした。4人とも服を着た後、僕たちは住所と電話番号を交換した。また、ダブル・デートをしようと計画も立てた。僕とベブは、クレイグとテレサを2人のバイクのところまで見送った。ベブはクレイグに、またバイクに乗せてもらう約束をしてもらった。クレイグはその約束をした後、急いで付け加えるのを忘れなかった。 「バイクに乗せてあげた後に、バイクに乗りながら君を奪うからね」 おわり
「失われたしとやかさ 5」 Fall From Grace V By Warner Arrington 「奥さんには、たくさんチンポを食べさせてやるぜ。たらふく食べた後は、黒ちんぽなしではやっていけねえ体にしてやるから、楽しみにしてることだ」 その言葉でチレルは何を意味しているのか? 私は考えました。彼は、私を、彼の友達や、あるいはまったく見ず知らずの人たちに、次々にまわすということ?! 私は、すでに、ほとんど知らない人と言ってよいような人2人にセックスされていました。まったく見ず知らずの人たちに体をまさぐられていました。加えて、他の女性の濡れたバギナを生まれて初めて味わわされてもいました。チレルたちは、これから先どこまで私が我慢し、耐えられると思っているのでしょう? 今夜は、これからずっと意思を強く持って、引き締めていかなければならないと思いました。そうしているうちに、ひょっとすると、この悲惨な状態から抜け出る方法が出てくるかもしれない。この状態から抜け出て、元のようにきれいな人生に戻る方法がきっとあるはず。 チレルは私の手をきつく握って、クラブの奥の方へ私を連れて行きました。連れて行かれながら、周りの男たちが全員、私のことをじろじろ見て、指をさしているのを見ました。クラブの奥には、大きなブースがいくつかあって、そこでは中で何をしても外からは見えないよう隠せるようになっていました。空いてるブースへと連れられて行ったのですが、その途中、通り過ぎたブースを見ると、中では男たちとストリッパーがいろいろなやり方でセックスをしていました。 本当に、こんな場所にいる自分が恥ずかしくてたまらない。いったい何が原因で私はこんなタイプの人々とこんな場所にいるのだろう? ブースのひとつに入ると、チレルは私をテーブルの上に上がらせました。 「奥さん、俺のためにひとつダンスをして見せろよ。セクシーに頼むぜ。ラップの音楽ビデオで踊ってる女たちみたいなのをな!」 私はそれまでダンスをしたことはあまりありません。ですが、命じられた通りに踊り、できるだけセクシーにして見せました。チレルは私に踊らせながら、さらにもう2杯ほど、私にお酒を飲ませました。体を動かしながらお酒を飲まされたので、再び、私は酔った状態にされてしまいました。さらにもう1杯飲まされ、それが限界で、私はハイな気分にさせられてしまったのです。 あまりにハイになっていて、チレルがあの黒い大きなペニスをズボンの中から出し、私のダンスを見ながらゆっくりとしごいていたのに気づかずにいたのでした。見ると、この場所では、そのペニスがさらに大きく見えました。照明のせいか、しごかれている彼のペニスがいっそう黒光りして見えていたのです。 「奥さん、ちょっと考えてみなよ。昨日までの奥さんは、教会通いをする真面目で尊敬されるミドル・クラスの奥様だったわけだ。そいつがどうだ? 今日は、うす汚ねえバーで、他の者が見ている前で、黒人男のためにストリップして見せてるわけだ? しかし、グレース奥様よ、あんた、まんこ女のくせして生意気だぜ。まんこ女ならまんこ女らしく、いつも口にちんぽを咥えてるべきじゃねえのか」 傷つくような言葉に胸がえぐられそうでした。叫び声をあげて、ここから走って逃げたい。でも私には意志の力がほとんど残っていなかったのです。
48時間後、スティーブは、ラファエル・ポーター氏とポーター夫人、それに彼らそれぞれの上司の電話番号を入手していた。ポーター夫妻のそれぞれが勤めている会社の職員に加えて、バーバラが働いている会社の職員も、2、3人ほど、事情をかんがみてか、快く、所有しているEメール・アドレスのリストを提供してくれた。調査会社は、それぞれの個人のEメール・アドレスブックを3、4人分調べ、ポーター夫妻とバーバラがそれぞれ働いている会社の全職員の自宅と職場のEメール・アドレスを事実上すべて網羅したと考えて妥当だろうと判断した。 スティーブは、ポーター夫妻が所有している3台の車のすべてについて、ナンバープレートの番号、登録情報、車種などの情報を得た。加えて、ポーター家の住所と職場の住所も得ている。調査会社から送られた報告書には、おそらくスティーブが決して使わないような山ほどの情報に加え、ポーター氏とポーター夫人、それぞれの、仕事上の生活と私生活の両方について、手際よくまとめた文書も含まれていた。 その情報の大半は、公的な領域にすでに存在している記録から、少しずつ収集されたものだった。恐らく、その情報のうちのいくつかは、厳密に言って、ポーター夫妻やバーバラが働いている会社の職員でない人間とか、彼らが所属しているクラブや組織とは関係ない人間に知らされるようには、想定されていないものだろう。だが、そのような情報に含まれている住所を所有したり、Eメール・アドレスにメールを送ること自体は違法ではない。 「報告書」は10センチ近くの厚さのバインダーに綴じられており、その情報をすべて吸収するには、さらにもう2日ほどかかった。スティーブは、その2日間、仕事を休み、図書館に行って、それを読んだ。スティーブがその時間、職場を離れても十分なほど、新ビルの建築ははかどっていたし、スタッフの組織化も整っていた。スティーブは、写真、記述、その他のデータを、すべてを十分に把握したと感じられるまで、頭に入れた。 スティーブは、書類を見ながら、この数日、常に彼にくっついて離れない鈍い怒りが、間歇的に、最大級の激怒に燃え上がるのを感じた。そのたびに彼は、それが完全に外に現れてしまう前に、気持ちを抑制したのだった。 彼は、この手にした情報すべてを持って、バーバラと対決したいと思った。もっと重要なことは、バーバラの意表をついて、突然にこれを持ち出し、彼女を驚かしてやりたいと思っていた。彼は、心にイメージを思い浮かべて内心喜んだ。彼女がバカな男と思い、影で不貞を働き、裏切った夫。だが、その夫は、彼女が思うほど間抜けではなかったと見せ付けてやるのだ。そのとき彼女の顔に浮かぶショックの表情。スティーブは、それを見たくて待ちきれない思いだった。 *******
ちょうど出口につこうとした時、出口が開いて、外から僕の秘書のゲイルが入ってきた。驚いた顔で立ち止まり、僕の姿を見つめていた。彼女の目が、僕の顔をざっと確かめた後、下に降りて、胸へ下り、それからジーンズへ降りたのを見た。ドナも彼女の表情を見たようだった。微笑みながら彼女に声をかけた。 「ゲイル。ここで会えるなんてすごい偶然。ちょっと前に、あなたのことを話し合っていたところなのよ。私、あなたともう一度、ランチを一緒にしなきゃいけないって言ったの。ねえ、明日、私と一緒にお昼を食べない? 私たち女だけで? ビックは構わないでしょう? でしょう、ハニー?」 そう言って、ニヤニヤしながら片手で僕の腕をつかみ、もう一方の手でゲイルの手を握った。 「話したいこといっぱいあったのに、あなたにずっと会っていなかったんだもの」 ドナは、愛らしい笑顔をゲイルに向けた。 ゲイルは僕を見ながら微笑んでいた。 「ええ、女の子同士のお昼のお話、素敵ね。男性が決して興味を示さない可愛い女の子っぽいことをおしゃべりできる機会が得られるんですものね?」 そう言って、視線をドナに向け、もう一方の手をドナの手に重ね、軽く揉み、微笑んだ。手には長く、赤い爪が目立っていた。ゲイルは、ドナの瞳をじっと覗き込み、猫なで声で言った。 「それに、私、このご夫婦のうちの、素敵な方のお方のことをもっとよく知りたいと、ずっと前から思っていたのよ」 ゲイルはにやりと笑みを浮かべ、僕の方を向いた。 「ボス? ただのお遊びですから。それに、ボスはとても素敵な感じに調子を合わせていらっしゃると思いますよ」 「そうでしょう? 前と違って」 ドナはふざけ混じりで言い、僕の方を向いた。「私たち、夫の身だしなみや服装について、いろいろしているところなのよね? そうでしょ? あなた?」 「オフィスでのご主人のスケジュールなどについては、私がちゃんと調節するよう努めます。それに、新しいビジネスを作る際には、見栄えや第一印象は重要だと思っていますので、何か私が手伝えることがありましたら、教えてくださいね」 「それはとても助かるわ。親切なのね、ゲイル。あまりあなたのお仕事の邪魔はしたくないけれど、あなたの申し出に頼らなければならなくなるかもしれないわ」 ドナは、ゲイルの手を握り返した。 「アルアさんは、思いやりがあるし、思慮深く、これまでも私にとって素晴らしいボスでした。私、こんな快適な職場につけて、とても感謝しているんですよ。それに、あなた方お2人ともとてもビューティフルな人たちなので、私はできる限りの協力を喜んでしたいと思っているんです。私が提供できることで、ビューティフルな人たちをもっとビューティフルにすることになると、そう感じているんですよ」 ドナは、ゲイルのお世辞を嬉しそうに受けながら、彼女の目を覗き込んだ。 「ほんと、今から思うと、もっと前からあなたと知り合いになっていたらと思うわ。もっと私たち親密になりたい気持ちよ。それって、あなたがいつも職場に持ち込めるようなことではないんだけど」 「もっと前から知り合いになっていたらと、私も同感です。今夜、こんな風に偶然、あなた方とばったり出会って、本当に嬉しく感じているんですよ。明日、ドナさんと一緒にランチを食べるのが本当に待ち遠しい。すごく楽しそう。ビクター・アルアさんをもっとアルア(alllure:魅力的)にする方法を話し合ってもいいかもしれませんね。駄洒落、ごめんなさい。でも、ドナ? 私が言いたいこと分かっていただけるでしょう?」 ゲイルは、そう言うと上半身をドナに近づけ、彼女の頬にキスをした。だが、頬とは言えかなり唇に近い場所だった。 「それでは」 ゲイルは僕の方を向いて、目立たないように両手で僕のブラのところを軽く触れ、ドナにしたのと同じように、僕にも軽くキスをした。 「私、あなた方お2人が大好きです。じゃあ、ボス、また明日」 彼女はそう言ってレストランの中に入っていった。 ゲイルが見せた親しみあふれた振る舞いに僕は頬が赤らんだ。彼女の香水の香りも漂っている。それを感じながら、僕は、ドナが、男性が女性に対して行うように、僕に先んじてドアを開け、腕を取って外に導くのを許した。僕の腕を取った妻の手が、僕のブラを軽くこすっているのを感じた。車に乗るときも、妻は再び僕のために助手席のドアを開け、乗り込むときも、腕を優しく支えてくれた。妻は、助手席のドアを閉めた後、車の周りを回って、運転席に乗り込んだ。 ドナは、微笑みながらまっすぐ僕の顔を見て言った。 「すっごく楽しくない? ビクトリア?」 そう言うなり、彼女は運転席から僕の方に体を傾け、僕の口に、甘美でねっとりとしたキスをした。彼女の舌が僕の口の中に滑り込んでくる。同時に、彼女の手が僕のパンティに包まれたペニスを優しくさすった。僕は、そこが再び活気付くのを感じた。 「これからものすごく楽しくなるわ。私のガールフレンドちゃん」 そう言って車のエンジンをかける。 「さあ、私たちの愛の巣に帰りましょう。もうすぐベッドに入る時間!」
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