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デス・バイ・ファッキング 第11章 (2) 


母は混乱してる様子だった。だが、これは母にとっては珍しいことではない。

「アンドリュー? 私はね、いつお前が女の人を家に連れてくるだろうかっていつも思っていたんだよ。だけど、同じ時に二人の女の人を一緒に連れてくるなんて、思っても見なかったよ。何か私に話すべきことはないのかい?」

ひょっとすると、なんだかんだ言っても母はそんなに愚鈍というわけでもなさそうだ。もしかすると、ディ・ディとドニーが二人とも、ちょっと僕を独占するような雰囲気を漂わせて僕を見ていたのかもしれない。だが、二人ともまったく落ち着きはらって、おしとやかにしているようだ。一方の僕は、かなりドキドキしていた。

「あー、お母さん? ディ・ディとドニーと僕は、何と言うか、その…永遠の一体のようなものなんだ。僕の言ってる意味が分かってくれればいいんだけど…」

「いや、アンドリュー、私にはさっぱり分からないよ。永遠の一体って、一体どんなことなんだい?」

母は僕の母親なのだし、母に、自分の息子は変態だと言わなくてはならないのは、誰あろう僕以外にいない。だが僕が落ち着かなくなって、まるで初めてガールフレンドの父親に会った十代の青年のようになってるのを見たのだろう。彼女たちが、後を引き継いだ。

「アドキンズさん? ディ・ディと私は、あなたの息子さんと恋に落ちたんです」とドニーが言った。

「それが非慣習的なことは知っていますが、そうなってしまったの。それに私たちは、あまりにアンドリューのことを愛してしまい、慣習を順守してないからと言って彼との愛をやめることができなくなっているんです」 とディ・ディが言った。

「慣習」とか「非慣習的」とか「順守」とか……このアプローチは母には取らない方が良いのじゃないかと僕は思った。母は、ときどき、「ザ・プライス・イズ・ライト」(参考)のボブ・バーカーの使う言葉に困惑することがあるのである。

だが、この時は母は話しについてこれていたらしい。女同士では何か了解し合えるものがあるかもしれない。

「あなたたち二人いるわけよね。アンドリューはあなたたちお二人とも欲しいと? アンドリュー? それはちょっと欲張りじゃないの? 二人ともとても綺麗な人。だけど…あの……歳が違いすぎない?」

「お母さん、お母さんが言えることで、僕たちがまだ考えたことがないことは、何にもないよ。歳が違うのは知ってるよ。それに女性が二人ということも知ってる。でも、そういうことを踏まえたうえで、三人で暮らしていきたいと思ってるんだ。僕は彼女たち暮らしててとても幸せなんだよ」

「もう一緒に暮らしてるの? まあ! あの…将来、結婚の計画があるの? お願いだよ、アンドリュー、どちらか一人としか結婚するつもりはないって言っておくれ。気を悪くしないでね、お嬢さん方」

ディ・ディとドニーは二人ともにっこりと笑った。あの、二人特有の瞳を輝かせた笑みだ。ドニーが答えた。

「ご心配なさらずに、アドキンズさん。アンドリューはディ・ディとだけ結婚します。でも私も二人と一緒に暮らすんです。決して法律に反したりはしませんから、その点はご心配なさらないでください。でも、私もあなたのお孫さんを産むんですよ」

いつものことだがドニーは的確な言い方をする。母は長年僕のことを心配し続けてきた。ガールフレンドもいなければ、結婚もせず、子供も持たず、孫もないと。母は、僕に突然ガールフレンドができて、しかも二人も連れてきて圧倒されていたかもしれない。だが、孫まで話しに出るとなれば、母の思考過程をスローダウンさせるのに十分だった。

「まあ、孫ですって! あなたたち子供を産むつもりなの? 多分、ちょっと歳を取り過ぎてると思ったの。気を悪くしないでね。でも、もしかすると人の命の時計は最近、伸びてきてるらしいし…」

ディ・ディが答えた。「アドキンズさん。私たち二人とも赤ちゃんができてるんです。最初の3か月ですが、間もなくアドキンズさんはまたおばあちゃんになるんですよ」

母はドニーの方を向いた。「おやまあ! そうねえ、結婚しなければいけないようよ。ディ・ディ? あなたがうちのアンドリューと結婚する人よね? それともこちらの方だったかしら? お名前はなんでしたっけ? もう一度…」

「ドニーです。私が。私がドニー。ディ・ディは私の姉で、その通り、彼女がアンドリューと結婚する人です」

「ああ、もうすっかりややこしくなってるわ。そうじゃない?」 と母はディ・ディの方を向いた。「あなたのお姉さんがアンドリューと結婚すること、どう感じてるの? やきもちを焼かない?」

ディ・ディが答えた。「ディ・ディは私ですよ。私がアンドリューと結婚するんです。でもドニーはやきもちを焼いたりしません。私たちのどちらが公的な書類に名前を載せるかは、関係ないんです。私たち、気持ちの上では二人とも彼と結婚してるんです。今この時でも」

母は、独り言を言いつつ、また同じことを繰り返し始めた。「あなたたち二人ともアンドリューと結婚する? それって法律に反しない? 全部、まずは弁護士さんに訊いてチェックしておいた方がいいかもしれないね。私なんか、夫が二人いて、二人とも世話をするとなったらどうしてよいか分からないもの。アンドリュー? その点は大丈夫なの?」

「お母さん、ディ・ディは結婚してもいいかもと言ってるだけだよ。それほど僕たちは互いのことを思ってると、それだけ。分かった? 僕たちまだ結婚していないんだ。これから、僕はディ・ディと結婚しているという公的書類を出すけど、でもドニーとも結婚してるように行動するつもりなんだ。心の中ではそうなっていると思っているから」

母は、わけがわからない物事に出会った時にいつも取るアプローチを取ることに決めたようだ。はあーとため息をついて、言った。

「お前、そすると良いね。誰かアイス・ティーが欲しい人いる?」


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寝取られの輪 4 (14) 


「あなた、こっちに来て…」

リンダは、ベッドの彼女の隣のところを叩きながら言った。

「はい、奥様」 ブルースはそう言ってベッドに近づき、その場所に腰を降ろした。

「あのね、私があの人たちと一緒にいない時は、私のことを奥様と呼ばなくてもいいのよ。もちろん、そう呼んでくれてもいいけれど」

「分かってる…。自分でもよく分からなくなって…。君はまだ、リロイとの体験の興奮から醒めていないように見えたから…。なんというか、君があの…デート相手と一緒にいるときだけ丁寧な物腰になっていると思われたくなかったから。ある種、自動的な反応になってるんだ」

「そう…私は別にそれでもいいけど。それに、そういう態度になると、リロイに対する敬意を示してることにもなるんでしょう?」

「リロイのことは本当に尊敬している。心から。特に今となっては、そうだ…」

「じゃあ、今夜、あなたにとって驚きだったのは、リロイのような精力的な男が、快楽に飢えた哀れなあなたの妻を抱くところを見たことだけで、それ以外は驚きじゃなかったということ?」

「ああ、多分そうだと思う。いや…あれもあるかもしれない…君が、舌を…分かるだろう?…舌を…ううっ……」

「私がリロイのお尻の穴に舌を入れたときのこと?」

「ああ… はい、そうです、奥様。ちょっとショックを受けて。つまり…」

リンダは、居心地が悪そうなブルースを見て、高笑いした。

「ああいう時の気持ちを理解するには、女になって、すごく大きな勃起をおしゃぶりして見なければいけないわね…。何というか、もうすぐ彼が私の中に入ってくる、何分もしないうちに、私は彼に激しく犯してもらえると、そういうことを思うのよ。そうすると、ものすごく興奮するのよ。それに、彼の睾丸を口に入れて、舐め回したときも、この中に熱いものが充満してるのね、って思ったわ。ああん、そう思っただけで、もう女は何でもできるのよ。すごく興奮して……」

突然、リンダは手を伸ばし、ブルースの股間に手を当て、また高笑いした。

「アハハ、あなたにもとてもセクシーなことだったみたいね」

「私は…ただ…」

「説明は難しいんだけど、たとえどんなことを求められても、彼に私のすべてを捧げなければいけないという気持ちになったのよ。完全に彼に服従しなければって。私がリロイを愛してることを、何としても証明してみせなければいけないって思ったの。だから、彼のお尻の穴でも、できるだけ深く舌を入れて見せたくなってしょうがなかったわ。いつまでも、そうやって舐めてろって言われたら、いつまでもやってられたと思う。分かるかしら?」

「ええ、分かるような気がします、奥様。なんと言っても、私自身が奥様に対して、そういう気持ちになっていますから」

「本当に?」

「もちろんです、奥様。私が奥様のためなら何でもするのは、ご存じのはず」

「可哀想な人…」 リンダは優しい声で言った。「あなた、最近、全然セックスしてないわよね? オナニーをして、私のパンティの中に出すだけ…」

ブルースは、リンダのあからさまな言葉遣いに、内心、赤面する思いだった。

「はい、奥様。でも、私は分かっております。つまり、どうして奥様が私に許さないか…」

「まあ、あなたにも何かご褒美を上げるべきね。もちろん、セックスはダメ。今夜は、あそこがヒリヒリしてて、そんなことできないから。それに、もしそんなことしたら、リロイに対してちょっと不遜な感じがするんじゃないかしら?」

「はい、もちろん、そうです。今夜は、奥様はリロイ様のもの。私は決して、奥様に…お分かりになると思いますが…」

「分かるわよ。だけど、それでも…。それに、あなた、さっき私のためなら何でもするって言ったし…ちょっと何かできるかもしれないわね…」

ブルースは心臓が高鳴るのを感じた。それに濡れた下着の中、ペニスがいっそう固くなるのを感じた。


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誰とやったか知ってるぜ 第6章 (5) 


「それで? 昨日の夜のデートはどうだったんだ?」 父親が椅子を引いて座りながら訊いてきた。

なんかしつこく聞かれそうな予感がしたので、とりあえず父親の質問に答えるだけにしようと思った。おとなしく答えていれば、またいつか父親のバンを使わせてもらえるかもしれない。

「かなりうまくいったよ。ただ、彼女のお父さんがちょっと変人かな」 とハンバーガーをかじった。

「またデートに誘うのか?」

「ああ、今夜ね」 とコーラを一口啜った。

その後は、食べながら、あまり話しはしなかった。食べ終わった後、俺は紙くずをゴミ箱に放り込んで片付けた。父親はいつもの通り、リビングに行き、リクライニングの椅子に腰かけ、テレビの前に陣取った。

俺も父親と一緒にリビングルームに行き、ソファに寝そべって身体を伸ばした。いつもは母親が座る場所だが、今夜は母親はすでに寝室だ。テレビではたいしたことやってなくて、じきに俺は飽きてきた。時計が気になって仕方なかった。早く時間が過ぎればいいのに。

いつまでも時間がこないと思っていたが、ようやく8時半になった。

俺は静かにソファから抜けだし、ガレージに行った。その時になって自転車を庭に置きっぱなしにしてたことを思い出した。そこでガレージの出入り用の小さなドアから外に出て、庭に行き、自転車に飛び乗った。目指すはバレー・クリスチャン・アカデミーだ。

途中、近道をしてクラブ・カフスの裏手の道を進んだ。建物の裏手には何台か車が並んでいて、数人、入口の方に歩いて行くのが見えた。俺はその近道を進み続けた。

教会の前で自転車を降り、隣の建物の前にあった電柱に自転車を立てかけた。自転車の鍵をかけ、何気なささを装って、教会の駐車場へと歩いた。ほとんど真っ暗の状態なので、人に見られる心配はなかった。

あたりを見回し、人がいないのを確かめてからトリスタの車に近づいた。もう一度あたりを見回してから助手席のドアの取っ手を引いた。ちゃんとドアが開いた。

助手席に座りこみ、できるだけ静かにドアを閉めた。車のウインドウには黒っぽい色がついてるので、外からは見えないようになっている。マットの下に手を入れ、トリスタが置いてくれていた車のキーを見つけた。キーをイグニッションに挿し込み、ステレオをつけた。ラブソングを流してる局を見つけ、これならムードを盛り上げるのにいいなと思った。

教会の方を振り返ると誰かがこっちに歩いてくる。よく見るとトリスタだった。手に何か持っている。俺は運転席の方に手を伸ばし、ドアのロックを外した。トリスタはドアを開けて乗り込んできた。

「これ見て」 とトリスタは座りながら、俺に茶色い紙袋を差し出した。

中にはビンが入っていた。よく見ると、それは教会ワイン(参考)のボトルだった。俺はにやりとしながら彼女を見上げた。

「一杯、いかが?」 と俺はビンのキャップをひねり開けた。

トリスタはボトルを俺から取りあげ、ラッパ飲みした。かなり口に含んだ後、俺に戻した。

「お父さんは私がこれを取ってきたこと、絶対に分からないと思うわ」 とトリスタは運転席に深くもたれかかった姿勢になった。

「本当?」 と俺も一口啜った。

「私、これまでもときどきボトルを盗んできているの。でもお父さんは一回も気づかない」 とまた俺からボトルを取った。

俺たちは、こんなふうにワインのボトルをやり取りしながらしばらく雑談を続けた。時間が矢のように過ぎていったし、俺も本当に楽しかった。俺は、だが、これからブラッドの母親と会わなければならないので、トリスタとは異なり、ワインはちびちびとしか飲まないように気をつけていた。

「私ね、可愛い無邪気な女の子と思われることに吐き気がするし、うんざりしているの」 とトリスタは言い、また多量にワインを口に入れた。

「そんな悪いことじゃないんじゃないか?」 彼女からボトルを受け取りながら僕は答えた。

「信じてよ、本当に嫌なんだから」 とトリスタはちょっと座り直し、僕の方に寄りかかってきた。

「私ね、あなたと出会えてとても喜んでいるの、ジャスティン」 と彼女は手を伸ばし、俺の手を握った。

「僕もだよ」 と、俺はワインを啜り、空になってしまったボトルを床に置いた。

「私、この良い娘のイメージを壊さなくちゃいけないと思ってるのよ、ジャスティン…」 トリスタはさらに俺に近づき、唇に優しくキスをした。そして、一旦、唇を離して、「…そのお手伝いをしてくれる?」と言い、また俺に優しくキスをした。


[2011/02/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)