トップを脱いだ後、ケイトは、また俺に背中を向けて踊り始めた。音楽のビートが陶酔感を盛り上げる。
腰を揺らしながら、髪を振り上げ、前屈みになった。脚を広げているので、その脚の間から、豊かに垂れた乳房が見えた。
だが、見所は、おっぱいばかりではなかった。いつの間にかスカートを徐々に捲り上げていて、その中から、これまた見事な美尻が顔を出していたのだ。
ケイトは、さらに前屈みになり、両腕で右脚に抱きつく格好になった。顔が膝にくっつくほど、前屈した。そうやって、脚の間から、悩ましい顔で俺を見る。その顔を見たら死人すら生き返るだろう。
ケイトはゆっくりと身体を起こし、前を向いて、俺の真上にやってきた。そして、相変わらず腰をくねくねと揺らしたまま、俺を見下ろした。
両手で乳房を押さえた。まるで俺に差し出すような手つきで美乳を持ち上げる。だが、そうはしなかった。左右の美乳を持ち上げ、頭を前に倒した。舌を突き出し、固く勃起した乳首を、ぺろぺろと自分で舐め始めた。その間も、ずっと俺の瞳を見つめている。
ひとしきり乳首を舐めた後、ケイトは俺のちんぽにチラリと目をやり、美尻へ手をあてがった。俺の目を見つめながら、ジリジリと音を立てて、スカートのファスナーを降ろしていく。
ファスナーを降ろしきると、ケイトはまたゆっくりと後ろ向きなった。ケイトの美尻が俺の顔に向いている。その尻が左右に揺れた。それに合わせてスカートがするすると降りていった。俺の足にスカートが落ちるのを感じた。ケイトはそこから足を踏み出し、スカートを衣類の山へと蹴った。
またも前屈みの姿勢になり、俺に、極上美尻を見せ付ける。俺は先走りがちんぽから睾丸へと流れるのを感じた。たまらない。この尻に触りたい。ソング・パンティが尻の割れ目にきっちりと食い込んでいる。股間を見ると土手高なのか、膨らんだ陰唇が、パンティの中、むっくり盛り上がっているのが見えた。
ケイトは尻を見せ付けた後、またゆっくりと身体を起こし、肩越しに俺に振り向いた。目をとろんとさせながら、両手で乳房を触り、徐々に腰の辺りへと降ろしていく。手先を見ると、ソングを結び付けている左右のストラップのうち、左の腰にあるストラップをつまんでいた。それを引っ張っている。するするとストラップが引っ張られ、結び目が解けていく。だが、ソング・パンティはまだ尻頬の間に挟まったままだ。
ケイトはゆっくりと膝を曲げ、さらに尻を俺の顔へ近づけた。肩越しに俺を見ながら、尻に手をやり、右の腰についてる別のストラップをつまんだ。さらに尻を俺に近づけながら、そのストラップを俺の唇へ持ってきた。俺は、本能的にそのストラップを歯で咥えた。
ケイトがゆっくりと腰を上げ始めた。ストラップを咥えたままの俺の目の前に、まさに美しい光景が姿を現す。白桃のように滑らかな美尻が、完全にあらわにされて姿を出したのだ。
腰を上げたケイトは、くるりと前向きになり、俺の胸の上にまたがり、しゃがみこんだ。すっかり濡れて膨らんだ陰部が俺の目の前に来ている。なんとも誘惑的だ。ケイトは俺の口へ手を伸ばし、ソング・パンティを拾った。
「私のおまんこよ? 舐めて?」
そう言って、ソング・パンティの濡れた股間部分を俺の唇にあてがった。
ツンと彼女の匂いが俺の鼻腔をついた。その瞬間、気が狂いそうなほど淫らな気持ちになった。俺は舌を突き出し、その濡れたところを舐め始めた。
「そう、そう・・・私のおまんこ、美味しいでしょう? 食べてみる?」
俺は狂ったように舌を動かし舐め続けた。ケイトは、さらに俺の口に押し付け、布地を口の中に押し込んだ。俺に口でちゅうちゅうとジュースを搾るように吸わせる。それを見届けた後、ケイトは俺の口から引き出し、脇に放り投げた。
しかし、この女、どこまで誘惑的で、かつ、パワフルなのだろう。驚いてしまう。すっかり俺を支配してしまっている。俺はこういうのは好きではないが、このテストにパスしなければならないのは分かっていた。
ケイトは立ち上がり、俺の周りを歩いた。その間、俺の目は彼女の美尻に釘付けだ。
ぐるりと一周した後、ケイトは立ったまま、俺の顔の上にまたがった。彼女の左右の足が、俺の両耳に触れた。足で顔を挟まれた形だった。
下から見上げる俺の目には、土手高の陰部と、その上に盛り上がる二つの美乳の丘が見えていた。その丘の谷間から彼女が俺を見下ろしている。完全にエロいことしか頭にないような顔をして俺を見下ろしている。
ケイトはゆっくりと片足を上げ、その足の側面で俺の顔を擦った。
「私の足、セクシーでしょう?」 俺の目を見つめながら言った。
少し足を傾け、生肌の足と、靴の柔らかい皮製のストラップを俺の頬に擦り付けた。
「私の足にキスしたいんじゃないの?」
足の指先を俺の唇に擦りつけながら言う。
俺は、うんうんと頭を縦に振った。
「そんなことは言ってません。分かってるはず・・・」 イサベラは、額に少ししわをよせ、呟いた。
だが、レオンはお構いなしに、彼女のスカートの中をじわじわ這い上がり、敏感な膝裏の肌に口をつけた。
イサベラは、唇を噛んで耐えるものの、自然と喘ぎ始めていた。レオンの唇が震える太ももに沿って、焦らしのキスを繰り返し、徐々に彼女の熱く濡れた部分へと近づいてくる。身体全体が熱してくる。
次はどこにキスをされるのだろう? そう想像すると、体の奥から、勝手に期待感が湧き上がり、その性急さに息が乱れていく。イサベラは、そんな自分の反応を押さえ込もうと必死だった。
レオンの温かい息が、太ももの頂点にある赤毛の繊毛に優しく吹きかけられた。イサベラは思わず溜息を漏らした。
「あっ・・・レオン・・・」
レオンが、鼻から息を吸って、私の香りを嗅ぐかもしれない。そう想像しイサベラは顔をピンク色に染めた。脚を閉じたいという意思はあるのだが、彼の幅広の肩がしっかりと脚の間に嵌っているので、それもできない。彼の優しい探査に身を任せることしかできない。
レオンは、繊細な手つきでイサベラのぬめった肉襞を左右に開いた。
「何だね?」 かすれた声で呟く。
イサベラは目を閉じた。そうでもしなければ、レオンが欲情に蕩けた瞳で、自分の淫猥に光沢を帯びた肉唇をじっとりと見つめている光景が頭に浮かんでしまうから。だが、目を閉じることにより、なお一層、鮮明にその光景が浮かび上がってしまうのだった。
「あなたは、おっしゃったはず・・・」
とイサベラは言いかけたが、次の瞬間、「ああっ!」と声を上げた。
レオンが彼女の割れ目の全体をべろりと舐めたからだった。イサベラは、何かに耐えるかのように、ベンチの端を握り締めた。
イサベラは息を継ぐ暇もなかった。レオンは、真昼の陽の熱で融けかかっているアイスクリームを舐めるように、彼女の秘密の部分をぺろぺろと舐め始めている。彼の舌が、そこに湧き出る滴を一滴も漏らすまいと、濡れた肉畳の中をほじり始めた。イサベラは血液が脚の間に集まり、低く脈動音を鳴らすのを感じた。
「時が来るのを待つとおっしゃったはず・・・」
舌で肉芽をいたぶられ、イサベラの言葉はほとんど声になっていなかった。それでもレオンの耳には届いたらしい。激しくむさぼり続ける口が、一瞬、動きを止めた。
「ああ、確かに言ったが」 その声はスカートの中からなので、くぐもって聞こえた。
話しを続けられると思っていたイサベラは、突然、その狭い肉鞘に指を挿し込まれ、心臓が止まりそうになった。
「レオン!」
その指が濡れて熱を帯びた部分を探りまわる。イサベラは全身を強張らせ、悲鳴を上げた。腰が自然とベンチから浮き上がっていた。そのため、かえって濡れた部分をレオンの口に押し付ける格好になってしまう。肉筒を指で愛撫され、ひくひくと脈動する肉芽を口に吸われる。
「お願い、やめて・・・」
突然、レオンは上半身を起こし、幾重にも重なったスカートの布地の中から目を輝かせながら顔を出した。イサベラは、途中で止められたことによる欲求不満から歯軋りしそうな気持ちになった。
「待つとは言ったが、おとなしく待っているとは言っておらんぞ」
「あ、あなたって・・・あなたって人は!」
「何だ?」 レオンは、まるで大人が子供を立たせるときのように、優しくイサベラのスカートを擦り、布地の皺を伸ばしながら、くすくす笑った。
「・・・ならず者か? それとも、ごろつきか?」
レオンは急に前かがみになって、イサベラの唇に強く口を当ててキスをした。突然のキスにイサベラは、ハッと声を出しそうになる。レオンは、その後、イサベラに背を向け、ぎこちない足取りでゆっくりと歩き出した。
「いやな人!」
イサベラは息を切らしながらレオンの背中に叫んだ。レオンはただ声を上げて笑うばかりで、背の高い生垣の向こうに姿を消した。
* * *