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弱みにつけ込む上司 (12) 


……今のモニカをジェフに見せてやれたらいいんだが。あいつに、なんてエロい女と結婚したか教えてやれたら、さぞかしショックを受けるだろうな。とは言え、ジェフには、モニカのこんな側面は絶対に分からないだろうぜ……

カウチのマットレスは中央部分が幾分へこんでいたので、枕をモニカの下に入れたことによってちょうどよい高さになった。

「あああぁぁぁ……リチャード、今はすごく奥に来てるのがはっきりと分かるわ!」

その日2回目のオーガズムは、そう遠くないところに近づいていたが、モニカはその前にリチャードに、あの廊下の出来事があった夜のことを告白したのだった。

「あの夜、廊下での出来事の後、お前は部屋に戻ってジェフの隣に寝ながら、自分で自分を慰めたんだよな? 俺のことを思いながら、な? お前、何てスケベな女なんだ?」

「そればかりじゃないわ、リチャード。もっと他のこともあるのよ」 

いやらしい話をしながらのセックスに積極的になっていたモニカは、わざと途中まで話してリチャードの返事を待った。

「もっと他のことだと? 自分でしながらか? 話してくれ」

モニカはくすくす笑った。「あなたが廊下であたしを触った時、あなたあたしのお腹にヌルヌルしたのを塗りつけていたのよ。で、部屋に戻ったら、ジェフはベッドですでに眠っていた。あたし、窓からさす月明かりの元で、あなたが塗りつけたヌルヌルを見てみたの。てかてか光っていたわ」

「先走りか?」

「え、何?」

「そのてかてかしたやつは、俺の出した先走りってやつだよ。アレを入れるとき、女のアソコを守るよう分泌される液体だと思うが……」

「ああ、そうなの…… ともかくあなたの……先走りって言うの? それがあたしのお腹じゅうにべっとりついていたの。で、ベッドに横になりながら、それをいじり始めたのね……あなたの先走りを指ですくって、あたしのアソコの唇に塗りつけたりして……」

「本当に? うわっ、それはすごい! もっと話してくれ!」

会話をしている間も、リチャードは動き続けていた。とは言え、ゆっくりと優しい出し入れの動きだった。

「お腹のところ、あなたのヌルヌルがいっぱいついていて、あなたのことを思いながら、そのヌルヌルをいじったの……で、正直に言っちゃうと、こんなにたくさん出せるって、あなたのアレ、どれくらい大きいんだろうとか、もし、それを使われたら、あたしどうなってしまうんだろうとかって……そしたら、あたし、イッたの。生まれて初めて……」

「嬉しいよ、それを聞いて。で、ジェフはそのことを知らないんだな?」

「ええ、彼は眠っていたし。あたしも何も言ってないし。だって、初めてイッたのが、自分の指でだったなんて聞いたら、彼、イヤな感じがすると思うし」

「ジェフは、お前がジェフとのセックスでイッたことがないのを知ってるのか?」

「そんなこと聞かれないもん。彼がそれを気にしてるかも分からない。でも、それって、多分、ジェフはあなたほど経験がないからだと思う」

「この話、俺は嬉しいな。お前の旦那の上司で、旦那の代わりに、お前をイカせることができて嬉しいよ。お前って、俺の自尊心にとっては素晴らしい女だ。俺の言ってる意味が分かればいいが」

「うふふ。そして、あなたはあたしの体にとって素晴らしい男よ。あたしを感じさせる方法を心得ていて、あたしをイカせてくれたんだもの」

リチャードの心にとって、まさに天国に舞い上がるような気持だった。部下の若妻を寝取ったばかりか、その女が最高の顔と最高の体をした、最高の心の女だったから。しかも、そんな最高の女に、自分は、初めてのオーガズムを味わわせることができたのだ。彼女が夫として選んだ男よりも、大きな一物を使って!

リチャードは、自分のペニスがそれほど大きなものではないのを知っていた。平均よりちょっと大きいくらいだ。この世の中には、自分のよりもはるかに大きな代物を持つ男はいくらでもいる。だが、モニカがそんな男と体を重ねる確率はほとんどない。だから、さしあたり今は、モニカにとって自分は王様でいられる。

モニカが若く、経験も少ないという点も、リチャードには嬉しい事実だった。そうなら俺がモニカを俺好みの女に育てることができる。だが、そうするためには、まず精神的にもっと彼女をコントロールできるようになる必要がある。

[2019/06/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Ambushed 待ち伏せ」 

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Ambushed 「待ち伏せ」

「あっ!」 とクリスは私の前に立ちふさがるようにして言った。デニムのカットオフ・ショートパンツだけの姿で。その服装、いや、ほとんど服装らしい服装をしていないことに加えて、ピアスした乳首とおへそ。私は非常に気まずい気持ちだった。「ロバートさん、ボク、あなたが家にいるとは知らなかったので……」

「ああ」と私は視線を逸らした。多分、私は不自然なほど、彼の滑らかな肌やしなやかそうな体に視線を向けていたかもしれない。私は、彼が娘のボーイフレンドであることを忘れていたかもしれない。そもそも、彼が男性であることすら忘れていたかもしれない。だが、クリスは私の年齢の半分にもなっていないのである。心の中を駆け巡る思いは、私の子供と言ってよいほどの若者に対する思いとしては、明らかに不適切なものであった。

「良ければ、その……何か服を着てくれないか?」

「どうして?」とクリスは訊いた。「ここにはボクたち男しかいないよ? それに、ロバートさんは、ボクがシャツを着てないところを何度も見てきたはずだよ?」

「それは今とは違うんだよ。キミは……その頃とは同じじゃないんだよ」

「でも、見たかったら、ボクは全然かまわないよ、ロバートさん。ボクのことじろじろ見る男の人は多いんだ。それに、ロバートさんなら、もしその気なら、見る以上のことをしてもいいよ」

どのくらい、私が唖然として彼を見つめていたか分からない。ようやく彼が言った言葉に、私の心が追いつき、私はつぶやいた。「それは不適切なのだよ……」

「ボクは完全に適切だと思うけど?」とクリスはショートパンツのボタンを外し始めた。私は言葉を失っていた。ショートパンツが彼の滑らかで形の良い脚を伝って滑り落ちるのを見る。そして露わになったのは、小さな布切れとしか言えないパンティと、それに包まれた、とても小さな隆起。

「ボクはもう18歳だよ。ボクもロバートさんも大人だよ。ボクはロバートさんがずっとずっと前からこうなるのを待ち望んでいたのを知ってるんだよ。ロバートさんはずっとボクを見ていたよね。ボクは知ってるんだよ。それにボクはロバートさんに見られて嬉しかった」

「わ、私は、そんなことは……キミは……キミは何か勘違いしている」

もちろん、これは嘘だった。1年ほど前、クリスは突然変わり始めた。元々、逞しい体つきの若者とは言えないクリスだったが、急に日に日に変化を見せるようになったのだった。容姿も、しぐさも、言葉使いも、日に日に若い男子ではなく若い娘のようになっていった。そして私はそんなクリスの変化に目を奪われていた。何度も彼を見つめていた。恥ずべき事とは知りつつも、私の心の中でこの禁じられた果実が踊る姿を想像しては、自慰する自分がいた。

「勘違いなんかしてないと思うよ」と彼は私に近づいた。「ほら、ねえ……楽しいと思う。絶対、楽しかったと思えるはずだよ。約束するよ」

「だが、ベッキーは?……それに妻は?」

「誰も、知らなければ、傷つかない」 クリスの手が私の股間へと忍び寄り、すでに固くなった分身を握るのを感じ、私はアッと声を出した。「ベッキーは夜まで帰ってこない。ロバートさんの奥さんは出張で遠くに行ってる」

「だ、だが……いや、ダメだ……私には」 そうは言っても私は、前にひざまずく彼を止めなかったし、彼が私のズボンのボタンを外しても、形ばかりの抗議しかしなかった。それに、そんな無意味な形ばかりの抗議ですら、彼の唇が私の分身を包んだ時には消えていた。

クリスは何回か頭を前後に振った後、口を離して、笑顔で私を見上げた。「ああ、すごく楽しいことができそう」

その瞬間、私はもはや抵抗など考えられなくなっていた。

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A deserved punishment 「当然の報い」 

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A deserved punishment 「当然の報い」

「よう、お前、カールを見たか?」

「今はカーラって呼ぶべきじゃないかな。ああ、見たけど?」

「同じ人間だなんて信じられないな。マジで。あんなこと、どうやってできたんだ?」

「どうやってって、お前はちゃんと知ってるはずじゃないか、サム? 会社は、この件についてさんざん会議をしたんだぜ?」

「ああ、もちろん、それは分かってるよ。俺も会議にいたからな。あいつはヤバい女にハラスメントをしてしまったんだ。で、結局、会社から、クビになりたくなかったら、処罰を受けろと言われたと」

「俺もその会議にいたよ。だったら、何を言いたいんだ?」

「俺が言いたいのは、どうしてカールは、こんなふうにされるのを許したのかってこと。それに、どんなふうにして、あいつはあんな姿に変わったんだということ。俺は、あいつが、いかにもオカマですって姿になって出てくるとばかり思っていたんだ。それがなんと……」

「本物の女になって出てきたと。分かるよ。確かに重要な点だ」

「それなのに、お前は気にならないのか? あいつと話をしたか?」

「もちろん、気にはなっているよ。だけど、気にしたからって、俺に何ができる? あいつは、ああなることに同意したんだ。加えて、俺に言わせれば、あいつはああなるのも当然の報いだと思うぜ。あいつが粘着的に追いかけまわした結果、いったい何人、秘書が辞めていったか数えきれない。しかも、その数には、あいつがシツコク言い寄って体を許してしまった秘書の数は含めていないんだからな」

「確かにダメなことだよ、ケビン。俺は、その点については反論しない。だけど、あいつは、これから1年間、あの格好で過ごさなくちゃいけないのか? 何て言うか、そんな処罰って、あいつがやったことに見合う処罰なのか?」

「俺に聞かれてもなあ。俺が知ってるのはひとつだけ。会社の男性社員の何人かが、あいつを見る眼つきからすると、あいつは、それなりにたんまりお灸を据えられる心づもりをしておいた方がよさそうだってことだけだよ」

「え? まさか……」

「俺に言わせれば、お前は、うちの会社の同僚たちを過大評価してると思うぜ。それに、みんな知ってることだけど、何かあったとしても、ちょっとした苦情の報告を1本書けば、カーラはすぐにクビになるんだ。会社の男たちがそれを利用することはないなんてお前が思ってたとしたら、お前、俺が思ってたよりマヌケだってことになるぜ」

「マジかよ。ぞっとするなあ」

「気色悪い粘着野郎には、それなりのことが起きるのも当然ということさ。ていうか、それなりのことをヤラれるって言うべきかな」

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For her good 「彼女のために」 

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For her good 「彼女のために」

「オーケー、ああ、いいよ。面白かったよ。そう言ってほしかったんだろ? 満足した?」

「ええ、そうね。この夏をここで過ごした意味は、それだものね? 楽しむこと」

「ボクが意味したことはそれじゃないって、分かってるくせに。女の子になるってことだよ」

「あら、そのこと?」

「そうだよ。ボクは君が言ったことは正しかったと言おうとしてるんだ。この夏、女の子のフリをして過ごす。これって、思っていたよりずっと楽しかったよ。もっといろんなこと……何のことか分かるだろ?……そういうことができたはずだったとは思うけどね」

「あたしが突然、『ルームメイト』と同じベッドで寝たいって言ってたら、うちのおばあさん、そんなの変だって思ったはずだもの。あたしはストレートでしょ。おばあさんも、あたしがストレートだと知ってるわ。それに、うちの家の壁は薄いの。あたしとあなたが何かしたりしてたら、おばあさんに聞かれていたかもしれないのよ」

「まあね。君はそういうふうに言うけどね。でも、あのおばあさんの家で3か月暮らしてきたけど、彼女、本当に君が言ってるような人なのか、信じがたいと思う時があるんだよ。本当に、君が言うような反応をする人だと思ってるの? ボクの正体を知った後でも、だけど」

「チャド、おばあさんはチャドのことはしらないの。知ってるのはリサのことだけ。これは大きな違いよ。特におばあさんにとっては大きな違いなの。おばあさんは、男性を憎んでるの。そればかりか、あたしが男の子と一緒に住むと言ったらもう反対するに決まってるの」

「ああ、でも……」

「ちょっと聞いて。おばあさんは、あたしを育ててくれた。いいわね? ママが死んだあと、あたしにはおばあさんしか身寄りがいなかったの。だから、あたしは、どうしてもおばあさんの気持ちを逆なでしたくないのよ。特に体の調子があまりよくない時だから、なおさら」

「でも、いずれバレてしまうことだろ? ボクがリサじゃないって」

「多分、そんなときは来ないわ。あたしたち、ここから遠く離れたところに住んでるし、それに、いま言ったけど、おばあさんは体調がよくないの」

「おばあさんが亡くなるまで待てって言ってるわけ? ちょっと、不健全な感じだなあ」

「おばあさんはもうすぐ90歳になるわ。彼女の死についてあたしたちが話し合おうが、どうしようが、近々、そういうことになるのよ。それに、おばあさんには、あたしのことをそんなふうに思ってほしくないの。これはゲームと考えてもいいわ。これからも、おばあさんに会う時だけ、あなたはリサに変身すればいいの。あなたもさっき言ってたでしょ、楽しかったって。それにおばあさんには、あなたのアソコは見えないわけだし」

「まあ、多分ね。ボクは不誠実でいるのは嫌だけど……でも、まあ……そうしなくちゃいけないって言うなら、分かったよ」

「素敵! あなたなら、分かってくれると思ってたわ!」

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弱みにつけ込む上司 (11) 

リチャードはゆっくりとだが、本格的に動き始めた。モニカにとって、すでに大きさや形からして、ジェフより気持ちよかったのであるが、リチャードは持続力の点でも上回っていた。

モニカが生まれて初めて男の手によりオーガズムに達するのは、時間の問題だった。そして、実際、さほど時間を経ずして、彼女は体をぶるぶる震わせ、大きなうめき声をあげたのだった。そんなモニカの淫ら姿を見下ろしながら、リチャードは余裕綽綽でゆっくり深く彼女をえぐり続けた。

あの廊下の出来事があった夜、モニカは、リチャードのことを想像しながら自分の手でオーガズムを感じたのだったが、その時よりもはるかに強烈なオーガズムだったのは間違いない。

そして、うぶで未熟なモニカは、リチャードの体にしがみつき、自分からキスを求め、そうすることによって、意識せずに自分の夫をおとしめた。「ああ、今の、あたし初めてだったの」

リチャードは、モニカが盛んに淫らな声を上げるように変わったこと、それに彼女の体からまるで汗のように粘液が噴出してくるのを感じていたが、彼女の言葉を聞いて、いったん出し入れの動きを止めた。

「初めてって、何がだ? イったのが初めてということか?」

「うん、そうなの。愛し合ってる時にイッタことがなかったの。一度だけ、自分の指を使ってなら、経験あったんだけど……」

リチャードは自尊心がむくむくと膨らむのを感じた。「それは、ジェフのが俺のより小さいからかな?」

モニカは肯定できなかった。「多分、彼はあまり長く持たないからだと思う。でも、ええ……あなたのアレの方が気持ちいいわ。多分……あなたの方がアレの動かし方が上手だからだと思うの……」

リチャードは、それまで女性経験は、2人の人妻も含め合計8人だった。だが、彼のペニスの感触やその使い方について、思っていることを、こんなにも隠さず言う女はモニカが初めてだった。

「それは、俺が年上で経験豊かだからだよ」

そして再びふたりは唇を重ねた。モニカはうっとりとした表情でリチャードの舌を受け入れ、同時に両腕、両脚で包みこむように、彼の体にしがみついた。

……モニカは、セックスで初めてオーガズムに達したと言ったが、多分、それは本当なのだろう。しかも強烈なオーガズムだったようだ。それに、この女はセックスについてしゃべるのが嫌ではなさそうだ……

そう思ったリチャードは、余裕のある出し入れをしながら彼女に「悪い言葉」を使わせてみようと思った。

「モニカ? お前、セックスについて話すの好きそうだな。だったら、俺が動いてる時に、言葉に出して言ってみるといいぞ。『あなたの大きなおちんちんであたしのあそこをヤッテ』とか、そういう言葉だ。多分、言ってるうちに、もっと興奮してくるはずだぞ」

本当のセックスに目覚め、好奇心に駆られたモニカにとって、その誘いを断る理由は見当たらなかった。彼女はリチャードの名前も入れた完全な文を使って、言われた通りに言葉に出した。

「ああ、リチャード。あなたの大きなおちんちんがあたしのアソコを突いてるの、とっても感じるわ。大好き。あたしの中に、すごく深いところに入ってるのが分かるわ」

「お前の旦那よりも気持ちいいんだろ? だったら、そう言えよ」

「どうして? 夫のことは言いたくないわ。どうして、あたしにまたそれを言わせるの? 夫のより気持ちいいって、何で言わせるの?」

「それはな、いったん、そういうことを言葉に出して言い始めると、腹の底から、お前の心が俺の心と一緒に堕落できるからだよ。お前は他の男と結婚してるのに、今は俺とセックスしてる。お前は俺と悪いことをやってるんだ。だから、いやらしい言葉を使って話せば話すほど、このセックスは下品になっていくし、そうなればそうなるほど、気持ちよくなっていくもんなんだ。それに、お前が話すのを聞くと、俺の自尊心がくすぐられて、俺のアレがますますそそり立ってくるんだよ」

リチャードは、話しながら、ゆっくり深々と抜き差しをしつつ、微妙に角度を変えながら動いていた。モニカはすでに何のためらいもなくなっていた。簡単に口から言葉が出てきていた。彼女の気持ちを素直に表した言葉だった。

「ああ、いいわ、リチャード。あなたのおちんちん、すごく気持ちいい。ジェフのよりもずっといいの」

「ああ、そうだろ? 分かってきたようだな。今度は、『ジェフとのセックスなんかより、ずっといい』とか、そんなことを言ってみろ。俺の尻を掴んでグイっと引寄せて、叫んでみるんだ」

モニカは、言われた通りにした。両手をリチャードの尻頬にあてる。突きを入れてくるときに、そこの筋肉が収縮するのを感じ、その動物的な動きをむしろ喜んでいた。さらに、そもそも、このような、いやらしい会話が嬉しくもなっていた。

「ああ、リチャード。そうなの、ジェフとのセックスより、ずっと気持ちいいわ。口に出して言えと言われて、そう言ってるのじゃないわ。本当に気持ちいいのよ。あなたのおかげで、あたしの中から本当の気持ちを出して、いろんなことが言えるようになってるみたい。本当のことが。ねえ、大きなおちんちんで、もっと強くやって!」

ここまで言われても、リチャードは完全に満足してはいなかった。もうひとつだけ、モニカに言わせたいことがある。

「じゃあ、今度は、旦那の上司とセックスするの大好きって言ってみな。さあ、言ってみろよ」

「どうして、リチャード? まだ、言わせ足りないの?」

「1回だけだよ、モニカ。お前がそう言うのを聞きたいんだ」 リチャードは、そう言いながら、腰の動きに力を入れ始めた。強く、深く突き始める。

「ああっ! ああんっ! い、いいわっ! あたしの夫の上司さんは、女の扱いが上手!」

「もっとだ、もっと詳しく!」

「ああ、リチャード。本当にセックスが上手だわ。だからこそ、あなたは上司になっているのね!!」

完璧だ! リチャードにとって、これ以上ない言葉だった。「いいぞ、モニカ。お前は最高だな。今度は、お前も腰を使うんだ。俺を愛してると、体を使って表すんだ」

「愛してるふうに? うん……こんなふうに?……」

モニカは言われた通りに、リチャードが強く突き下ろしてくるのに合わせて、自分も腰を突き上げ始めた。さらに、自分からも即興で、両脚を高々と持ち上げ、彼の腰を羽交い絞めするように交差させた。その体形になったことで、リチャードの分身は自由に根元まで挿入を繰り返せるようになった。

脚をその形にしたので、もはや両手で彼の尻頬を掴むことはできない。モニカは、代わりに、両手で彼の頭を掴み、自分に引寄せた。積極的にキスを求める行為だった。

さらに、もっと結合を深くしたいと言わんばかりに、言葉を続ける。「いつになったらお尻の下に枕を入れてくれるの?」

「今だよ!」

リチャードは体を起こし、いったんモニカから抜け出た。彼女を見下ろし、思わず笑みが漏れる。

……今や俺のオンナになったな。可憐で無邪気なモニカを、俺好みの淫乱女に変えてやったぞ! まだ17歳だが、すでに立派なオンナだ!


[2019/06/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Totally not gay 「全然ゲイじゃない」 

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Totally not gay 「全然ゲイなんかじゃない」

「エリック? これって……ちょっとゲイっぽい気がするんだけど。なんか、心地悪いんだけど」

「心地悪いって、そのパンティのことか? それとも、俺が画像をネットに上げることか?」

「両方? 分からないよ。でも、このこと全部がちょっとバカっぽい感じがするんだよ。何て言うか、ボクのことを女の子と思う人なんか、ほんとにいるのかなって」

「お前が思っているより、ずっといるよ。それに、そもそもお前の顔は見えないようにするんだから」

「うん。でも、どうしてボクなの? パンティを履いたりお化粧したりするの、キミの方じゃダメなの?」

「カイル、冗談だろ? それはもう話し合ったじゃないか。お前の尻の方が女の子っぽいんだよ。みんな思ってることだ。ていうか、お前、そもそも、紳士服売り場で体にフィットする服を見つけられないじゃないか。こういう腰をしてるから、それも当然だけどな。だから、俺とお前のどっちかがこの役を演じなくちゃいけないとしたら、お前しかいないんだよ」

「だからって、ボクは喜んでやってるわけじゃないからね」

「俺は、お前こそ、この、とんでもない悪ふざけをやりたがっていたと思ってたぜ。お前が思いついたことだったよな? 女の子のフリをして、山ほどフォロアーを集め、その後、実は男でしたってばらすって、アイデア。いいか? だから、これはお前が望んだことなんだよ。それで、こうしてるってわけなんだよ」

「分かってるよ。でも、ボクはよく考えていなかったんだよ。それは分かっててよね?」

「じゃあ、こうするってのはどうだ? もう1回だけ写真を撮る。それが終わったら、お前がもうやめたいと言うなら、もうやめることにする。そして、こんなことをしたってことを、忘れることにする、ってのは?」

「いいよ。そんな感じで」

「オーケー。良かった。じゃあ、四つん這いになれよ。お前の尻にオイルを塗ってやるから」

「オイル? オイルを塗るなんて、ボク、聞いてないよ?」

「いいから、リラックスして」

「待って、何でキミはズボンのチャックを下ろしてるの? 待ってよ。なんで勃起してるの? ダメだよ、これってボクにはゲイすぎる」

「バカだな。こいつをお前に突っ込んだときだけ、ゲイってことになるんだよ。いい画像が撮れるよう、俺は、こいつをお前の尻頬の間に添えるだけだよ。そう、こんな感じにな。じゃあ、お前の得意技をやってみてくれ。尻頬をキュッキュッて締めるやつ。動画も撮るから。ああ、いいぞ、そんな感じ。これなら、いっぱいフォロアーがつくぜ。みんな、お前を見て、たまんねえって思うはず」

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Paradise 「楽園」 

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Paradise 「楽園」

「よく分からないけど、なんか、どこか変な感じがしない?」 とゲイリーは友人のジャレッドをちらりと見た。ふたりは、この島に来てからの習慣とおり、この時も裸でいた。身に着けているものは、この島の女性住民たちを彼らの男性器から保護するために取り付けられた、貞操具だけ。「何もかも、なんだけど……」

「何の話しをしてるの、ティファニー? あんた、この島が気に入ってるとばかり思っていたけど?」 とジャレッドは訊き返した。

「ああ、うん……気に入ってるけど……」 ゲイリーは、この島に来てから使うように強制された名前で呼ばれ、いまだに慣れず、当惑して瞬きしてみせた。「最高よね。楽園って言ってもいい」

それ以上、真実を言い当てた言葉は他になかっただろう。この島は、まさに、南海の楽園を絵に描いたような島だった。白い砂浜、素晴らしい天候、紺碧の海。ゲイリーはこれほどの場所があるとは思っていなかった。さらに、これらの美点に加えて、ここに住む、裸で暮らす美女たちの群れ。友人のジャレッドがネットでこのリゾート地を見つけたとは、何て運が良かったことか。その幸運に何度感謝したかしれない。

「楽園って言葉、もう一回、言えそうよ」 とジャレッドが言った。彼の視線は、ビーチを歩く特に肉感的なブロンド女性の姿を追っていた。その女性は、まさに『プレイボーイ』誌の見開きに出ていそうな美女だった。ただ、ひとつ、見開きグラビアの女性との違いがあり、それは、彼女の股間からは、ピンク色のディルドがにょっきり突き出ているのであった。「賭けてもいいけど、彼女、アレの使い方も上手なんじゃないかしら」

ティファニーは……いや、ゲイリーは、舌なめずりをした。そして「うん、そうだよね、絶対に」と溜息まじりに言った。「でも、あたしが言いたいのはそのことじゃないの。いや、関係あるかもしれないけど。よく分からないのよ」

「ねえ、マジでどうしたの? 言っちゃいなさいよ。何を考えてるの?」

ティファニーは目をそらせ、遠くを見た。「そもそも、あたしたち、いつからここにいるか、覚えている? あたしは覚えていないの。当初は、2週間くらい滞在するつもりだったというのは覚えているんだけど、その期間はとっくに過ぎたわ。あれからどのくらい経っているの? 1年? それとも2年?」

「また、その話し? 気にしても仕方ないわよ。だって、いつまでいてもタダなわけでしょ? そんなの忘れて、楽しめばいいのよ」

「その点こそ、話したい点なの。どうして、タダなの?……それに、何て言うか……やっぱり、この島ってどこか変だって思わない? 地元にいたときは、こんなおっぱいできてなかったわ。言葉だって女っぽくなってる。それに、あたしたちの……その……あそこにこういう器具もつけていなかった。それに、ここに来る前は、女の人にストラップオンでアソコを突いてもらうなんて、考えたこともなかったのよ?」

「この島は、そういう生活をしてる、ってだけでしょ?」

「でも、本当にそうなの?」 とティファニーは長い髪をかきあげた。「あたし、分からなくなってるの……本当に分からなく……」

「深刻にならないの! 新鮮な空気を吸って、今を楽しむの!」

今を楽しむ。ジャレッドがその言葉を言った瞬間、ティファニーの疑問は、何かに覆われたように曇っていき、ほんの1,2秒の間に霧散してしまった。その代わりに、完全な満足感が彼の心を満たした。ティファニーは急に笑顔になった。「その通りよね! あたし、バカだったわ!」

ジャレッドは笑った。「ウフフ。で、今日はどうする? ちょっとブラブラしてこない? あそこの女の子たちが誘ってくれるかも?」

「あんた、あたしの心が読めるのね?」 とティファニーは言った。

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[2019/06/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

弱みにつけ込む上司 (10) 


リチャードは、すぐさまモニカをマットレスの中央に仰向けにさせた。モニカは、煌々と光る明かりの中、自分の裸を確かめる余裕すらなかった。リチャードが彼女の脚の間に割り込み、大切な部分にペニスを押し付けてきたからである。

モニカは覆いかぶさるリチャードを見上げた。いどみかかってくる彼を、優しく受け止める女の顔になっていた。

「このカウチ、真ん中のところがちょっとへこんでるの。だから、枕をあたしの下に入れてくれる?」 

「まだだ。お前の旦那は俺のより短いとなれば、お前が俺の長いのをちゃんと受け入れられるか確かめてみないとな。枕でお前の腰を持ち上げるのは、それからだよ。ちゃんと受け入れられると分かったら、枕を敷いてやろう」

リチャードは、亀頭を彼女の入り口に添えたまま、両手でモニカの肩を押さえつけ、見下ろした。「こうなることを、俺もお前も、ずっと待っていたんだよな。違うか?」

この問いにイエスと答えるのを、リチャードは聞きたがっている。モニカにはそれが分かっていた。ここで嘘をついても、何の意味もないことも分かっていた。

「……うん、その通りなの。ずっと前から待っていた。あなたの家のあの廊下での夜から、ずっと……」

「もう待つのは、これで終わりだ」

その言葉とともに、リチャードはゆっくりとモニカの中に侵入し始めた。同時にモニカの脚が開いていく。

……うう、この感触! 夢のようだ! 3週間近く、この瞬間を待っていたが、とうとう、こうしてつながろうとしてる! しかもナマで!……

「お願い、キスして……」

「ああ、もちろん。忘れるわけがない」 リチャードは顔を近寄せ、唇を重ねた。舌先を延ばし、2センチ以上、中に入れる。同時に下半身でも同じく2センチほど、さらに侵入した。

目を閉じ、うっとりとしながらキスを受け入れるモニカ。彼女は、挿入が始まってからすぐに、リチャードのペニスが自分の陰部をこれまでになく広げていくのを感じていた。

「ああっ……ううぅ……ああ、大きい…………」

この言葉ほどリチャードを有頂天にさせる言葉はなかっただろう。彼にとって、サイズは非常に重要なことだった。この若い美女が夫として選んだ男よりも、俺は大きい。その言葉を、その女の口から聞いて、彼は自信がみなぎってくるのを感じた。

「大きいか? 気持ちいいか、それとも痛いか?」

「気持ちいい。ほんとに。見た時よりも大きく感じるの!」

「それもそうだな。お前は、まだ処女同然のまんこをしてるんだから」

不思議なことに、「ま〇こ」という下品な言葉を使われて、モニカはかえって興奮していた。

脚が広げられていくのにあわせて、唇も大きく開けていく。モニカは、口腔の粘膜をもっとなぶられたいと言わんばかりに、激しいキスを自分から求めた。

リチャードは先を急ぐ予定ではなかった。できるだけ挿入をゆっくり行い、この記念すべき瞬間をじっくり味わいたいと思っていた。だが、彼はずっと待ち続けていたのである。ずっと淫らな思いをし続けていたのである。本意ではなかったが、それも、構わない。彼は小刻みに突きを送り、やがて、完全に挿入を果たした。

モニカの艶っぽい声が部屋にとどろいた。……本当にジェフとは全然感じが違う。こんなに深いところまで来ている! それに、リチャードは体の動かし方も、手の使い方も、そして特に舌の使い方が、何もかもジェフとは比べ物にならない。

……あそこの中を擦る感じが、ジェフのとはまるで違うけど、それより、こんなに長いストロークで出し入れしてくるのに、抜け出てしまいそうになる気配が全然ないなんて!

ジェフはセックスの間、ほとんど何もしゃべらなかった。いや、「感じる?」くらいは言っていたかもしれない。だが、セクシーなことは何も言わないし、いやらしいことも何も言わなかった。

だがリチャードはその逆である。彼は腰を動かしながら、盛んに下品でいやらしい言葉を掛け続けた。ジェフのことをおとしめる言葉というより、むしろ、モニカに、夫以外の男に抱かれていることを、夫よりも経験があり、セックスが上手な男に抱かれていることをはっきりと認識させる言葉が多かった。

「ほら、分かるか? 俺がお前を突いてるのが分かるよな。お前の狭くてちっちゃなまんこを突いている。ジェフよりずっと深いところまでえぐってるだろ? 気持ちいいよな? 聞かなくても分かってる。お前の腰が勝手に動いてるのを見れば、感じまくってるのは明らかなんだよ。だけどな、やっぱりお前の口から言ってほしいんだ。俺のピーターはお前の旦那のに比べて、どんだけ気持ちいいんだ?」

モニカは答えたくなかった。

「いいから、言えよ。ジェフに比べてどうなんだ? えぇ?」

「いいわ。分かってるくせに。そんなこと言わせないで、お願い。こんなことして、ずっと罪悪感を感じてるんだから」

「お前が罪悪感を感じてるのは分かってるよ」 リチャードは、長続きさせるため、ペースを落とした。じっくり感触を味わうように、ゆっくりした動きに変わった。「だが、これは、これからも何回もやるんだよな? 続けるんだ。口に出して言えよ。これからも、俺に抱かれ続けたいって」

リチャードの動き方にモニカは驚いていた。途中なのに、動きを緩めたばかりか、今は止まっている。これはジェフでは考えられないことだった。ジェフはいったん挿入すると、射精するまでずっと動きっぱなしだったから。

「どうしてそんなこと? あたしがひとりになるように仕組んで、あたしを犯すだけじゃ足りないって言うの?」

「ああ、足りないな。今はこうして俺に抱かれて楽しんでるかもしれないが、これが終わったら、お前は確実に罪悪感に襲われ、これはやめたいと思うだろう。だから、俺は今ここで、お前に了解させたいんだよ。終わった後ではなく、今、お前にハメている間にだ。これからもこれを続けるってな。ちゃんと口に出して言うんだ。俺とのセックスはいいだろ? 今後も続けたいよな? えぇ?」

リチャードは、ここに至るまでずっと待ち続けていた。次の時も、こんなに待たされるのは、たまったもんじゃないという気持ちだった。だが、モニカは簡単には返事しなかった。

「どうなんだ? 言えよ!」

この間も、リチャードはゆっくりと出し入れを続けていた。なかなかモニカが返事をしないのを見て、彼は、力を込めた動きに変えた。決して早い動きではない。ひと突き、ひと突きに力を込めた動きだった。

モニカにとっては、すでに、ジェフの持続時間をはるかに超える時間、リチャードと交わっており、未知の世界に入っていた。優しい動きから、突然、強い突きを送り込まれ、罪悪感が脇に弾き飛ばされるのを感じた。がくんがくんと突きで体を揺さぶられつつ、頭の中、どうなるかを想像していた。

……リチャードが上司で、いつでもジェフを出張に送り出せるって状況なら、リチャードとセックスしてても大丈夫かも……

「ええ、いいわ。ジェフを出張させるときなら。だったら彼にバレないから。ええ、いいわよ。これ、続けても……」

だが、そう言ったとたん、彼女は罪悪感がどっとのしかかってくるのを感じた。

「おお、嬉しいぜ。じゃあ、決まりだな。これからはチャンスがあったら、いつでもお前と会うからな。そうとなったら、本気でお前をイカせることにしてやろう」

……あたしをイカせる? ああっとモニカは思った。それを感じてみたいと思っていたのだ。実際のセックスでは一度もオーガズムに達していなかったのだった。もちろん、それをリチャードは知ってるわけではなかったのであるが。

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Equality 「平等」 

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Equality 「平等」

「あら、似合ってるわよ」

「ほんと? ありがとう。まあね。でも、まだ全部に慣れてるってわけじゃないけど」

「ずいぶん慣れてるように見えるけど? 平等法が施行される前は、あたし、ハイヒールを履いて歩くなんてほとんどできなかったわ。まして、そんな高いヒールのなんて無理だった。でも、お兄さんは、もう何年も履き慣れてるように履いてるじゃない」

「実際、他に道がないもの。サマンサさんが会社のトップになってからは、一種、彼女のやり方でしか許されない感じで、しかもサマンサさんは、ハイヒールを履く男性社員がお気に入りだから」

「あたしも、そういう人がお気に入り」

「やめてよ。自分の妹からそういう言葉を聞くとは思ってなかったわ」

「ちょっと、よく考えて。お兄さんはもっとひどい言葉を聞いてきたでしょ? それに忘れないでね。今はあたしがお兄さんの保護者になってるんだから。お兄さんは、あたしが言うことをしなくちゃいけないの。少なくとも、お兄さんのことをちゃんと見守ってくれる奥さんを見つけるまでは、あたしが保護者」

「どうして忘れられる? 今はエスコートする人なしでモールに行くことすら許されていないんだから」

「だからこそ、お兄さんはお世話をしてくれる女の人を見つけなくちゃいけないの。あたしだって、いつまでもここにいるつもりはないんだから。それに、どうなるか分からないけど、お兄さんだって、一生独り身でいたいとは思わないでしょ?」

「そのことは話題にしないでいてくれる? もう仕事に行かなくちゃいけないわ」

「あたしが話したいことは何であれ、お兄さんも話し合わなくちゃいけないってこと、もう一回、指摘しなくちゃいけない? ジェンダー関係省に自分の兄のことを報告しなくちゃいけなくなったらイヤだもの」

「アレックス、そんなこと、たとえジョークでも口にしないで!」

「アレクシス様か、女王様でしょ? 女神様と呼んでもいいんだけど、あたしも、さすがにそれはちょっとやりすぎだと思うけど」

「お願いだから、まじめに考えてくれる? もし、誰かに聞かれたら……」

「落ち着いて。誰もいないから。ただ、お兄さんは、お世話してくれる女性を探すつもりなら、もうちょっと一生懸命にならなくちゃダメと言ってるの。今のその服装、多分、それはそれでまあいいかなと思うわ。でも、女性の視線をとらえるには、かなり地味すぎるわよ」

「どういうこと?」

「今日の午後、ショッピングに連れて行ってあげると言ってるの。お兄さんの服装にもうちょっとスパイスを効かせてあげなくちゃ」

「また?」

「ええ、そうよ。さあ、もう文句はヤメテ。さもないと、お兄さんにお仕置きをしなくちゃいけなくなるから。お兄さんが、公の場でスパンキングされるのすごく嫌がってるのは知ってるわ」

「分かったわ。アレクシス様」

「それでこそお兄さん。さあ、出かけましょう。遅くなったらイヤでしょ?」

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Sacrifice 「犠牲」 

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Sacrifice 「犠牲」

「ああもう、パパったら」 と息子のチェイスが目を背けた。「お願いだから、僕がいるときは、そういうことしないでくれる?」

息子があたしを嫌ってるのは分かっているし、息子が嫌悪感たっぷりの顔であたしを見るたびに、それを思い知らされる。かつて、あたしは、息子のヒーローだった。でも今は? 息子はあたしのことを恥だと思ってる。最悪なのは、あたし自身、その通りだと思っていること。息子は全然間違っていない。というのも、冷静に物事を考えられるようなとき、あたし自身、息子と同じく、自分を恥だと思うから。冷静に考えられるときは、あまりないのだけれども。

でも、だからと言って、機会があったら、今とは違うふうになっていたかと言うと、そうは思えない。こうなる他なかったと思う。あたしはそう思っているし、息子も、心の奥ではそう思ってると思う。息子を長年にわたるイジメから救うには、こうなる他なかったし、自分が選択した行動を、あたしは後悔していない。たったの一度も。

息子の要求を無視して、あたしは体を拭き続けた。「あんた、今夜は家にいたくないんじゃない? ジャックが来るから」

「というか、あいつは毎晩うちに来てるだろ」

「映画を見に行くとかしたら? 声を聞きたくないでしょ?」

「3年間ずっと僕をイジメ続けた男に、自分の父親が抱かれているときの声だよね? ああ、もちろん、そんなの聞きたくないよ。でも僕がこうしてって頼んでも、それって意味があった時がある? パパがあいつと取引をした時も、僕が何を言っても意味がなかったし。パパが胸にそんなのを作った時も意味がなかった。それに、パパが女として生きたほうが楽だと思った時も、そうだったよね? だったら、僕が何を望んでも、全然、無意味ってことじゃないか」

「あんたのためにしたのよ」とあたしはつぶやいた。こういう話し合いは前にもしていた。息子もあたしが息子のために犠牲になったことを分かっているんだろうなと思う。あの日、あたしは、息子をイジメてることについてジャックとカタをつけようと彼に会いに行った。ジャックは支配的な雰囲気のある若者で、ある意味、簡単に形勢を逆転させてしまったのだった。

ああ、あの時のことを、まるで昨日のことのように思い出す。ジャックと対決すべく、対面していたら、彼は突然あたしを壁に押し付けたのだった。……あたしが男だったあの当時ですら、彼の方が強かった。……そして、あっという間に、彼は舌をあたしの喉奥にまで挿し込んでいたのだった。抵抗したかったとしても、できなかったし、そもそも、どういうわけか、あたしは抵抗しなかったのだった。そうされるのを望んでいたし、喜んでもいた。こういうタイプの男に支配されるのを望んでいたのかもしれない。そして、みるみるあたしは溶けていくのを感じた。

あたしから力が抜けたのを感じたのか、ジャックはあたしから顔を離し、言った。「取引しようぜ。お前、俺のオンナになれ。そうしたら、お前の息子からは手を引いてやってもいいぜ」

その取引の意味をしっかり考えることすらせず、あたしは頷いていた。そして、それから何秒も経たないうちに、あたしの唇の間に彼のペニスが包まれていて、あたしは夢中になって頭を振っていた。その瞬間から、あたしはジャックのセックス玩具になった。でも、ジャックは単にあたしを犯すだけではなかった……もっと別のことを考えていたらしい。彼はあたしの体を変えるのを望んでいた。そして、彼がそれを望むなら、あたしも当然、それを望む。そういう関係だった。

それがほぼ2年前のこと。その後、何度も整形手術を受けた。何度犯されたか覚えていない。多分、元に戻ろうとしたら、できたかもしれない。胸のインプラントも外せたかもしれない。ホルモンを多量に取るのを止められたかもしれない。ある程度は男性らしさを取り戻せたかもしれない。

でも、実際は、そうしなかった。そうしたくなかったし、ジャックが必要だった。

「ごめんなさい」とつぶやいて、胸の周りにタオルを巻いた。

「僕はどうでもいいよ」とチェイスは玄関ドアへ向かった。でも、息子は家を出るときぽつりと言った。「あと2か月で高校を出て大学に進めるのは、すごく嬉しいよ。ここを出ていけるから」

そう言って息子は出て行った。ジャックを喜ばせることは、息子を失うことに匹敵する価値があるのだろうか? 心は、そんな価値はないと叫んでいたが、カラダは、その心の叫びを激しく否定していた。

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Best friends 「親友」 

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Best friends 「親友」

「ボクは、君のためなら、何でもするって分かってるよね?」

「もちろん分かってる。それに、俺もお前のためなら何でもするぜ。親友というのはそういうもんだもんな」

「うん。でも、ちょっと思うんだけど……これってちょっとゲイっぽくない? ていうか、いつも女の子っぽいポーズをとるってことは分かってるんだ。君は困っていたし、君の両親は、君がガールフレンドを連れて現れるのを期待していたのも知ってる。ボクは、事情を知らなかったら、危うく、シャーナが君を捨てたことを君の両親に言いかけるところだったよ。そんなことを言ったら、君の両親がどんなふうになってしまうかも知ってたしね。だけど、これって……」

「いや、お前は俺の親のことを本当には分かっていねえよ。母親に会うたび、いつ孫の顔を見せてくれるんだってしつこく聞いてくるんだ。それに父親はもっとひどい。父親は孫なんかどうでもいいと思ってる。ただ、父親としては、俺が女の子の肩に腕を回してないと、みんなが俺はどこか変なんじゃないのかって思うって、そんなことだけを心配してるんだ。それで、俺が言うことをきかないと、いきなり俺を切り捨てるんだぜ。前にも一回あったんだ、そういうこと。だから、彼女を連れて行かなかったら、うちの親は、全然ためらわずに、そういうことするに決まってるんだ」

「ああ、そうだね。分かるよ。了解した。だから、ボクはここにいるわけだよね。だから、ボクはシャーナが置いていった服を着てるわけだよね」

「それに、お前は、シャーナの服がよく似合うしな。誓ってもいいが、お前、シャーナなんかより、ずっと可愛いぜ」

「ありがとう。……でも……。ボクは別に批判的になるわけでもなければ、ホモ嫌いだとか、そういうことを言うつもりはないんだけど……でも、ひとつだけ釈然としないことがあって……。ていうか、今はここに誰もいないだろ? この部屋で何が起きてるか、君の両親が知るなんて、あり得ないわけだろ? だったら……何て言うか……本当にしなくちゃいけないのかあなって……つまり、その……ボクたち、エッチしなくちゃいけないの?」

「前にも言っただろ? 普段から本当にセックスしてないと、そういう関係だって、親たちにはすぐにバレてしまうもんなんだよ。セックスしてる間柄だと、行動が微妙に変わるんだ。誰でも知ってることだよ」

「うん。多分そうなんだろうな。でも、なんかちょっとゲイっぽい感じがするんだよ、君がその……アレをすると……」

「俺がお前をヤルと、だろ? そういうところは気にしなくていいんだ。ゲイなんかじゃねえよ。友達が友達を助けてあげてるって、それだけのことなんだからさ」

「うん……多分ね……」

「お前なら分かってくれると思ったよ。だから、な? 四つん這いになれよ。お前のお尻、すごくセクシーなんだぜ? さっきから、俺、一発やりたくてしょうがねえんだ」

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弱みにつけ込む上司 (9) 


モニカは、リチャードがベッドに行き、枕をひとつ取って、ソファーベッドの方に持ってくるのを、目を丸くして見つめていた。彼が歩くとき、ペニスがまっすぐに立って前を向いていたからだった。

「枕はひとつだけ?」 彼女は彼の股間に目を釘付けにしたまま尋ねた。

「ああ、そうだ。お前のお尻の下に置くのさ」

「まあ……」 その答えにモニカは驚いた。ジェフはそういうことをしたことがなかったからだった。

この少し前、ふたりが裸になる前、モニカはベッドの端に座り、リチャードが下着を脱ぐところを見つめていた。もちろん彼は完全に勃起しており、下着を脱ぐと、中から跳ね飛ぶようにして姿を現したのだった。

リチャードの家に間借りしていた時の、あの夜、彼はモニカの腹部にペニスを擦りつけ、一面に先走りを塗り付けた。そのことがあったからか、モニカは、そんなことをする男性器を見てみたいと好奇心に駆られていた。たいていの人妻は、誘惑され初めて不倫をするとき、たとえ興味があっても、相手の男性の性器をまじまじと見つめたりしないものだろう。だが、モニカは少女時代を終えたばかりの娘だった。純粋な好奇心からリチャードのペニスをあからさまに見つめていた。

部屋の明かりに照らされ、はっきりと姿が見えている。肉茎の太さ自体は夫のソレと同じくらいのように見えたが、頭部も含め、全体としては4センチは長いように見えた。

その先端部は、茎の部分に比べて明らかに幅広だと分かる。ゆえに、その部分を含めれば、ジェフのソレよりも太い印象があった。

まじまじと見つめるモニカを見て、リチャードは邪悪そうな笑みを浮かべた。

「俺のコイツ、気に入ったかな?」 リチャードは、サイズの点でモニカの夫に勝ってると期待し、誉め言葉を誘い出そうとした。

「え……ええ……」

「そろそろ、俺のコイツに触ってくれてもいいと思うんだが。何週間もお前のことを思って、ずっと立ったままになってるんだよ」

モニカはうなづき、右手の指を絡め、それを握った。ゆっくりとしごきつつ、じっくりと観察していると、丸まると太った亀頭が膨らんできて、握る手の先からはみ出てきた。

だがモニカは、まだ、リチャードが聞きたかったことを言っていなかった。

「俺のコイツが好きか? ジェフのと比べて、どうだ?」

リチャードは、常時、自己満足が得られないといられないタイプの男だった。モニカの口から、ちゃんと称賛の言葉を聞かぬうちは満足できないのである。ジェフと比べて自分の方が大きいとは分かっていたが、モニカの口からそれを聞かずにはいられない男なのだった。

「分からないわ。妻は、夫のそういうことについて言うべきじゃないと思うし」

モニカは社交のための言葉遣いを知らなかった。彼女が夫のソレについて何か言うべきではないのはもちろんであるが、それを言うなら、そもそも不倫など、すべきでないのである。

リチャードは、ジェフがモニカと結婚した後、ジェフと一緒に小便をしたことがあった。それは、ジェフの一物と自分のそれとを比べる良い機会になったのだった。

一緒に出張しており、ホテルの1室にふたりで泊まっていた時だった。同時に尿意をもよおし、ほぼ同時にトイレに入ったのだった。ふたりともどうしてもすぐに小便をせずにはいられず、仕方なく、ひとつの便器を間に挟んで、両側から小便をしたのだった。

普通の状態ならば、他の男のペニスをじっくり見るのは不自然であるが、この時は、小便を便器に命中させるため、ふたりとも下を向いていたわけで、リチャードは不自然さを感じさせることなく、ジェフのペニスを観察することができた。そして、勃起していない状態ではあったが、自分の方がジェフのよりも少し長く、亀頭も大きそうだと踏んでいた。だが、彼は、それをモニカ自身の口から聞きたがった。

1950年代の当時、男性はペニスのことを、よく「ピーター」と呼ぶことがあった。女性も私的な環境ではその言葉を使うことがあった。

「どうだ? 両手を添えて、ジェフのピーターとサイズを比べてみろよ」

モニカはためらわなかった。自分の指先からどれだけ超えるか確かめようと、彼女は左手の側面でリチャードの恥丘を押し付けるようにして、握り、さらに右手をその先に添えて、残りの部分を握った。

「こういうふうにしてジェフのを測ったの」

モニカはそんなことを言うべきではなかった。だが、彼女にとっては、こういうことは初めてのことだったし、しっかりと手に握ってる今となっては、夫のプライベートな情報を隠しても意味がないように思ったのだろう。

モニカは、くすくす笑った。

「あなたの…… あなたのピーターの方が彼のより長いわ。この茎のところが。ジェフのだと、握り切ったすぐ先に頭のところが出ていたけど、あなたのだと、まだ3センチくらいは余っている」

モニカは観察に夢中になって気づかなかったが、リチャードはマットレスに座る彼女に向けてゆっくりと近づいていた。ペニスの先がモニカの顔に近づいていく。

「……それに、ここのところが彼のより大きい……長さもあると思う。この頭のところ、ジェフのよりも少し長いし、大きいと思う」

モニカは亀頭を指で触れながら言った。この言葉が、リチャードをどれだけ嬉しがらせたか、彼女には分からない。

「じゃあ、俺のピーターの方が3センチかそれ以上、長いって思うんだな?」

「ええ。全体だと5センチくらい長いかな。それに、ここのところはずっと幅がある」 と、モニカはまたも指先で紫色の頭部を撫でた。

「ということは、俺のコイツはジェフのとは違った感じになるということだな。特に、お前の小さな穴に入っていき、そこを広げると、ジェフとの時とはずいぶん違うふうに感じるはずだ。ジェフが届かなかった奥まで行くし、ジェフよりもそこを広げることになると思うぞ。ジェフのピーターより俺のピーターの方が気持ちいいかもな。まあ、すぐに確かめることになるが」

「気持ちいい」という言葉を聞いて、モニカは心臓が高鳴るのを感じた。「でも、どうして、あたしの……あたしのアソコの穴が小さいと?」

「忘れたのか? 俺はもうそこを触ったことがあるんだよ」

「ああ、ええ。忘れられっこないわ」

モニカは熱く脈動するペニスを、もう一度、軽くしごいた。……ええそうね。これは違う感じがするかも。それは確かだわ。……そう心の中でつぶやき、彼女はぶるっと体を震わせた。

リチャードに諦めさせるための最後のあがきとして、モニカはひとつ真実を伝えた。「本当に、こんなことはしてはいけないわ。あたし、生理が来てないの。遅れているの。だから、多分、あたしは妊娠してると思う」

だが、これはリチャードを喜ばせる結果にしかならなかった。「妊娠してる? そいつはいい。だったら、ゴムをつける必要がないからな」

リチャードは、ペニスをさらに突き出し、彼女の口を犯すことにしようと考えていた。だが、今は、究極のエクスタシーが欲しくて、待ちきれなくなっていた。夢のような女の中に入れるという究極のエクスタシーが。

ある意味、モニカが妊娠したというのは都合がいい。だとしたら、ナマでやれるということだ。だが、都合が悪い点もある。というのも、モニカを自分のモノにしたとしても、じきに、彼女の体の線が変わってしまうからだ。

リチャードはモニカを抱くことを今夜だけのことにする気はさらさらなかった。何週間か、いや、何か月かにわたって、彼女の体をむさぼり続けるつもりでいた。しかし、妊娠したとなると、彼女の体を楽しめる期間は短くなってしまうだろう。

モニカは顔をしかめた。「ゴムをつけない? もし、実際には妊娠していなかったらどうするの?」

リチャードは笑い飛ばした。「お前は妊娠したと思ってるんだろ? だとしたら、ジェフはコンドームを使っていないということになるよな? 違うか?」

「ええ、使ってないわ。どうして使わないのか分からないけど」

「多分、お前といつまでも一緒にいられるように、お前を早く妊娠させたがってるんだろうな。それに、ゴムなしでセックスを続けてきたとすれば、お前が本当に妊娠したのはかなり確かと言える。だとすれば、俺はお前のまんこをナマで楽しめるわけだ。お前のナマまんこで俺のナマ棒がねっとり包み込まれる感じを楽しめるということだ」

リチャードは、なぜか先を急ぎたい衝動に駆られていた。だが、先を急ぐ理由はなかったと言ってよい。ジェフは何キロも遠くの街に出張中である。邪魔をする者は誰もいない。それにもかかわらず、彼は今すぐにでも、モニカの中に入りたがった。それに、この若妻の最も大切な部分に挿入したとき、彼女がどんな表情を見せるかも見てみたい。

リチャードは、ソファベッドの反対側にまわり、そこの小さなランプをつけた。モニカは、何をするのだろうという顔で、彼を目で追っていた。

これで、この小さなアパートの部屋の、ほとんどすべての照明が灯されたことになった。点いてないのは、バスルームの電灯と、一番大きな天井の明かりだけである。明るい電灯に照らされ、ミルク色の肌のモニカはいっそう美しく輝いて見えた。


[2019/06/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

A dose of reality 「現実告知」 

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A dose of reality 「現実告知」

「なんか変よ?」

「どこも変じゃねえよ。なんで、いつもどこか変なところがなくちゃいけねえんだ?」

「だって、あなた、あたしとエッチしないじゃない? と言うか、あたしたち、一緒になってからずっと」

「別に俺たち一緒になってるわけやねえぜ。お前は俺のセックス玩具だ」

「な、なに? どうして、そんなこと言うの?」

「その通りだからさ。俺がお前にそういうパンティを履かせた日からずっと、そういう関係なんだよ」

「あ、あなたは……別に、あなたにしろと命ぜられて何かしてきたわけじゃないわ。自分で選んでしてきたの。だって、あなたが……」

「俺がヤリたがったから。そして、お前が手近なところにいたから。そして、お前が俺がしたいことを何でも喜んでするようだったから。お前には可能性が潜んでるのを見て、俺はお前をオンナに変えたんだよ。オンナに変える間は楽しかったな。だが、そろそろ俺たち、卒業しようぜ。別々の道を進むときになったんだ」

「で、でも……あたし……あなたのために、あんなにたくさんホルモンを摂取したのよ。あなたのために去勢もしたの。すべてを捨てたの。あなたが……あたしを愛してると言ったから」

「お前は、そんな俺を信じ込むほどマヌケだったってことだよ」

「そ、そんなこと言うなんて……信じられない」

「まるで自分は何も得るところがなかったみたいに振る舞うのはやめろよな。お前も、欲しいモノを得ただろ? 何本もチンポのお相手をすることができただろ? それに、お前を改造するためのカネは全部俺が出したのを忘れるなよな。俺がいなかったら、お前は、今も、俺たちが出会ったときのキモイ野郎のままじゃないのか? それが今は……自分の姿をよく見てみろよ」

「あたし……何て言っていいか分からない」

「なあ、こうしてはどうだ? もう一発だけヤルのは? ふたりの思い出のために」

「そんな……あたしがそれを許すと思ってるなんて……あなたがあんなこと言った後なのに……まさか体を許すと思ってるなんて……そんな……信じられない……」

「おしゃべりはやめようぜ。結局はヤルことになるんだ。俺にはそれが分かるし、お前もそう思ってる。だから、その脚を広げてさ。後は俺に任せろ。気持ちよくしてやるから。そう、そうだ。お前、本当にいい女になったな」

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Pulling up the roots 「根元から」 

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Pulling up the roots 「根元から」

「でも、キム叔母さん、みんながボクをじろじろ見てるんだよ! 家の中に戻って、少なくとも、ワンピースだけでも着させてくれない? これって、すごく恥ずかしい!」

「みんなが見るのは当然のこと。そもそも、可愛い女の子たちがビキニを着るのはどうしてだと思ってるの? まさか着心地がいいからとでも? みんなに見てもらうためじゃないの。 ほら、いいから、大人になって、レクシー」

「ボクをレクシーって呼ぶのやめて。ボクの名前はアレックスだよ」

「そんな容姿なのに? いえ、いえ、あなたはレクシー。あなたのお母さまは、ちゃんとした教育を受けさせようと、あなたをここに送り込んでくれたのよ。そんなお母さまをがっかりさせてしまったら、あたしバチが当たるわ」

「でも、それと、ボクが女の子みたいな格好をすることが、どんな関係があるの? ていうか、叔母さんがボクにいろんな本を読ませるけど、ボクは、それは構わないんだよ。テレビやゲームも禁止されてるけど、それも気にしない。でも、女の子のフリをするのって……?」

「あなたはフリをしてるんじゃないの。あなたは今は女の子になってるの。このこと、あなたに、何回言わなくちゃいけないのかねえ」

「で、でも、どうして? ボクが男でいると、何がダメなの?」

「何もかもよ。レキシー、男は諸悪の根源なの。あなたが読んでる本から、何も学んでいないの? 歴史上のいろんな出来事、いろんな戦争、殺し合いについて、読んできたでしょ? なのに、まだ理解してないの? ちゃんと確かめずに先に行ってしまう。それこそ男たちがすることよ?」

「でも、ボク自身は誰も傷つけたことなんかないよ」

「まだ、今のところはね。でも、時間の問題だわ。さあ、もう文句を聞かされるのは充分だわ。この姿が、今のあなたなの。それを受け入れるのが早ければ早いほど、あなたは幸せな気持ちになれるわよ」

「でも……」

「ちゃんと考えてから言い出すこと。いいわね、レキシー。もう一言でも文句を言ったら、あなたの体に何かもっと恒久的な変化をしなくちゃいけなくなるわよ。叔母さんはね、前から、あなたの脚の間にあるその小さなモノが気に入らないの。だから、ちょっとした些細なことでも、あたしは、あなたがソレなしでも大丈夫と判断することになると思うわよ。だから、何かひとこと言おうとする前に、それを思い出すことね」

「ぼ……ボクは……わ、分かったよ。いいよ、分かった、キム叔母さん」

「それでこそ、あたしの可愛い姪ね」


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弱みにつけ込む上司 (8) 

新居

2週目の週末、モニカとジェフは新居に引っ越した。2階建ての旧家をアパートに改築したもので、ふたりの住居はその2階部分にあたる。決して広いとは言えなかった。窓の脇の壁に押し付ける形でダブルベッドがあり、広げるとベッドにもなるカウチがひとつ。反対側の壁に沿ってキッチンがあり、ベッド側の奥にバスルームがある。バスルームはわりと広くて、浴槽もシャワーもついていた。全体的に言って、バスルーム付きのワンルームのアパートと言ってよかった。

しかし、最近改装したばかりである点で、状態は素晴らしかったし、家主の老婆が言うには、モニカたちが住む前にはひとりしか住んでいなかったらしい。しかし、モニカとジェフにとって、一番の魅力は家賃が高くないという点であった。

ふたりの住居は2階であり、1階部分には家主が住んでいるので、ふたりは夜の9時以降は静かにする必要がある。そういう条件での賃貸だった。改装により、家主の婦人の部屋は壁の裏側になっていた。2階に上がるための階段とは壁一枚隔てただけの構造になっていた。

しかし、その階段は、玄関を入ったホール部分と直結していたので、家主がたまたまドアを開けたままにしていた場合を除いては、誰が2階へ出入りしるかは、家主に見られることはなかった。さらに、家主の部屋の窓からは駐車スペースも見えないようになっていたので、ジェフたちや来客が出入りするところも家主にチェックされずに済む点も、良いと言えた。

したがって、プライバシーの点でもこの借家はおおむね満足できるものだった。ジェフとモニカは、さっそく、階段の2段目と5段目が少しきしむのに気づき、2段飛びで階段を登り降りするようにした。そうすれば、遅く帰ってくるときなどに音を立てずに済む。

その週末、リチャードは仕事の関係で街を離れていたので、ふたりは自分たちだけで引っ越しをした。とは言え、ふたりはほとんど所帯道具を持っていないようなものだったので、引っ越し自体は大した仕事ではなかった。ふたりだけで引っ越しをしたのであるから、当然、リチャードはふたりの新居を見ていなかった。

新居に引っ越してから二日たった。リチャードはジェフにシカゴ出張を命じた。そして、その隙に、モニカだけがいる新居に突然訪れたのだった。

玄関先に現れた李チャートを見てモニカは驚いた。ホールで話すと家主に聞かれてしまう。それを望まなかったモニカは、そそくさとリチャードを自分たちの部屋へと招き入れた。それに、彼女は、リチャードは、新居を見に気軽に訪問してきただけだろうとも思っていたのだった。

だが、彼女は甘かったのである。リチャードは部屋に入るなり、すぐにモニカの体に触り始めたからである。微妙なタッチではあったが、しっかりと触ってきている。

結婚した日、自分はこの男に口の中に舌を入れられ、お尻を揉まれた。その後、彼のアパートに居候していた時には、胸をはじめとして、裸の体を見られた。そして、その2日後の夜、キスされたばかりか、お尻もアソコも胸も触られ、お腹にいやらしい体液を塗りたくられた。さらに、リチャードは知らないけれど、壁を隔てて彼から1メートルも離れていないところで、自分は彼のことを想像しながら絶頂に達してしまった。生まれて初めてのオーガズムだった。

そして、今のこの状況。これはこれまでとは違う。いまはモニカはひとりなのだから。ジェフが家に戻ってくることはないのを、リチャードもモニカも知っていた。夫に見つかるからヤメテという言い訳は、今は使えない。

モニカは抵抗した。だが、それは形ばかりの抵抗だった。リチャードが支配権を握っており、それをリチャード自身、知っていたし、モニカもそう思っていた。この男は、ジェフの仕事を意味していたし、ジェフとモニカの収入を意味していたし、ふたりの生活基盤そのものを意味していた。

……モニカ、あなたがしなくてはいけないことは……歩調を合わせることよ。そうすれば、ジェフの仕事の役に立てることができるかもしれない。もしかすると、お給料も上げてもらえるかもしれないの……

それでも、モニカは屈伏するまいと試みた。リチャードに抱きすくめられていたモニカだったが、何とかして体を振りほどき、ひとり、カウチに座った。背筋を伸ばして毅然とした態度を装った。

リチャードはカウチの後ろに回った。そして、何の前触れもなく、いきなり右手をモニカのドレスの胸元へ滑り込ませた。

さほど胸元が開いた服ではなかったが、彼の手はモニカのブラジャーの中へと滑り込み、生肌の乳房に触れていた。そして、すぐに乳首を探り当てられてしまう。彼女の乳首はすでに固くなっていた。

リチャードは前かがみになってモニカの目を覗き込んだ。「おや? 泣いてるのか? どうしてだ?」

「あたしは……こんなことを……こんなことをさせてはいけないの。間違ったことだわ。あたしはジェフを愛しているの。それはあなたもご存じのはず」

すると、リチャードは返事もせずに、さらに前かがみになって、モニカの左の首筋に唇を寄せた。右手は彼女の右の乳房を愛撫する。モニカは、自分が首筋にキスをされるのに弱いということに気づいていた。そうされると興奮が高まるのだった。夫との愛の営みの間に、それを知ったのだが、ジェフ自身は、彼女の体のそういう仕組みには気づいていなかった。

だが、リチャードの方は気づいたらしい。モニカの反応を見ながら、しきりに彼女の首筋にキスを繰り返し、乳房を愛撫し続けた。そして、モニカも、とうとう観念し、リチャードを引き寄せるようにして、カウチの前面に来させたのだった。

……モニカを陥落させたな。今夜はモニカは俺のものだ。そして、その後も……

それは真実だった。モニカはすでに、これは一回限りのことにはならないだろうと諦めていた。そして、どうせそうなってしまうならば、自分も楽しもうと決めていた。もしかすると、生まれて初めて男性の手でオーガズムに達せるかもしれない、と。

その時点から、ふたりとも素裸になるまで何分もかからなかった。モニカが、夫婦のベッドは神聖に保ちたいと言うと、リチャードはカウチの背もたれを引いて、ベッドに変形させた。


[2019/06/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

弱みにつけ込む上司 (7) 


「リチャードさん、何がしたいんですか?」 モニカは歯を食いしばり、鋭く言った。

「俺はお前たちのベッドの様子を何もかも聞いきたもんでね。ジェフが得ているモノをちょっと味見したくなったんだよ」

リチャードはさらにモニカに近寄り、ぐっと抱き寄せた。「結婚式の時も、我慢しきれなくなってお前にキスをした。お前の処女については、ジェフに譲ってヤラせてやったんだ。今度は俺が味見をする番だろうが?」

ジェフに譲ってやった…… その言葉がモニカの意識下にしっかりと植え付けられた。ある意味、リチャードはあたしを自分のモノだと言っているのだと。

「イヤ、できっこない。そんな……ジェフがすぐそこにいるのに……」

モニカは気づいていなかったが、リチャードを拒絶しようとしているにもかかわらず、この言葉は、夫が近くにいないならば、彼に従ってもよいと言っているように聞こえていた。「ノー」を意味したのに、「もしも」と条件を言っているような言葉を発してしまっていた。

「ちょっとだけだよ、ほんのちょっとだけだ……」

そう言ってリチャードはモニカにキスをした。キスをしながら、素早く両手を下に降ろし、彼女のローブを広げた。

乳房を見られ、触られると思ったモニカは、素早く、胸をリチャードの胸板に押し付ける格好になった。だが、その結果、リチャードは両手を自由に動かせるようになり、モニカの生肌の尻頬をぎゅっと握った。

すでに半立ちになっていたのだが、モニカがパンティを履いてないのを知り、彼のペニスは急速に硬直した。薄地のローブを着ているものの、それを除けば、素っ裸の男と女である。リチャードは、この時も舌を挿し入れた。モニカにとってフレンチ・キスはこれが生まれて2回目の経験だった。そして、このキスは、初めての時よりも長々と続いた。

最初の5秒ほどは、モニカも顔を離そうとしていたが、やがて体から力が抜けていき、彼に抱きすくめられるがまま、口を離そうとするのを諦めてしまった。その後は、自分から積極的にキスを返すことはしてなかったものの、もはや抵抗らしい抵抗はしなくなり、リチャードの舌を受け入れ、唇をむさぼられ、尻頬を揉まれるままになっていた。

手のひらに吸い付くような滑らかな肌。リチャードはその感触にうっとりとし、力を緩めた。それを感じたのか、モニカが振り切るようにして顔を離した。「リチャード、お願い……彼に見られるかも……」

この時も、モニカは誤解を招く言葉を使っていた。夫がいないときなら構わないと言わんばかりの言葉だった。

「もう一回だけキスさせてくれ。今度はキスを返してくれよ。1回だけ、ちょっと触りながら長くキスさせてくれ……」

すでに長々とキスをされてしまっているし、体も障られてしまっている。モニカは、これで済むなら、許しても仕方ないと思った。

そもそも、モニカは、むげに断ることができないとも思っていた。リチャードは夫の上司なのだ。それに、ここは、夫がいる寝室から数メートルも離れていない廊下なのだから、これより大変なことは要求されないだろう。そして、この人はこんなに頼んでいる。

妻なら誰でも、こういう状況では、要求に応じた方が良いと思うのではないか。それにモニカは、まだ幼く世間のことを知らなかた。リチャードの求めに応じる他にどんな方法があるか、彼女には分からなかったのである。加えて、彼女はこの行為にスリルを感じ始めていたのだった。

この場で大騒ぎをしたらどうなるか分からない。それは避けたいと思いモニカは諦めて、リチャードに唇を奪われるままになった。舌が口の中を這いまわるのを感じる。彼の両手がお尻の頬を撫でまわるのも感じる。

モニカは乳房を触られまいと上半身を彼に押し付けたままでいたので、リチャードは簡単に右手を彼女の体の前に移動することができた。

大切な部分にリチャードの手が触れてくるのを感じ、モニカは、ビクッと体を震わせた。

女の唇を奪った男が次に攻略するとしたら、その女の胸になるだろう。モニカは胸を守ろうとするあまり、下半身の防御をおろそかにしていた。そのおかげでリチャードは第2段階を飛ばして、直接、第3段階に移ることができたのだった。

モニカは、いきなり恥丘に手をあてられ、予想していなかった事態に驚いた。リチャードは、手を動かしたのと同時に腰を突き出してもいた。勃起の先端が、モニカの下腹部をなぞり上げるように動き、彼女のおへそに触れた。

モニカも、熱いモノが腹部の肌をなぞり上げたことに気づいた。

「ううぅぅ……」

声を出すまいとしていたにもかかわらず、キスをされ唇を塞がれているにもかかわらず、モニカは思わず声を出していた。

キスは続いた。リチャードの指は彼女の陰毛と戯れた後、陰唇の内側へと滑り込んだ。

……この何日間か、想像するだけの日々を過ごしてきたが、とうとう、この女の大切な部分に手をつけたぞ! いや、ただの「大切な部分」じゃない。最も大切な部分だ! しかも、濡れているじゃないか? お前はついさっき、バスルームできれいに拭ったばかりじゃないのか?……

いつの間にかリチャードのローブは前が開いていた。

モニカは、舌で口腔を探られ、体をまさぐられながらも、驚くほど固い熱い棒がへそのすぐ上の辺りに押し付けられているのを感じていた。彼女はリチャードという男をどことなく嫌っていたし、人間として信頼してもいなかったが、それにもかかわらず、なぜか体を預けてしまうのだった。

「ああぁっ!」 彼の指が濡れた狭い入り口を入ってくるのを感じ、モニカはまたも声を上げた。夫がベッドで待っている寝室から何メートルも離れていない廊下で、夫以外の男性の指で貫かれてしまっている。その貫いているものは、ただの指ではあったが、それでもモニカはすでに燃えあがっていた。

つい数日前に処女から女になったばかり。しかも、彼女を女にしたのは、普通サイズのペニスで、2分か長くても5分程度しか持たない代物。そんなモニカであるので、彼女のその部分はいまだ非常に狭いままであり、リチャードの指ですら、彼女には太く感じられていた。

「リチャード、お願い。あたしたちこんなことは……」

またも、モニカの言葉はリチャードを励ますことにしかならなかった。「あたしたち」ではなく、「あなたは」と言うべきだったのである。モニカ自身をこの行為の共犯者としてしまいかねない言葉の選択だった。

@@@@

ジェフとのセックスから30分も経っていなかっただろうか。モニカは完全には満足していなかった。そういう状態は、女性に、ある効果をもたらすものである。モニカは自分からキスを返していた。そのキスは、いやいやしているという気持ちと、もっとしてほしいという気持ちが入りじまったものに変わっていた。

くちゃくちゃとした音が廊下に響いていた。キスの音と指の音の両方からの音だった。リチャードは、このままモニカを抱き上げて、この場で犯してしまおうかと思った。もし、ジェフが気づいたら、カネの話しを持ち出せば何とでもなるだろうと思った。

……このまま指でされ続けていたら、イッてしまうかもしれない……

モニカはオーガズムに達した経験はなかったが、それがどういうことかについて漠然としたイメージは持っていた。

……もし、このままリチャードにイカされてしまったら、彼はあたしを支配する力を持ってしまう。あたしは抵抗できなくなってしまう……ダメ、ダメ、それは絶対にダメ!…

リチャードがさらに進めようとし始める前に、モニカは顔を離し、下に手を伸ばし彼の手を掴んで、大切な部分から離させた。彼の手首を握った時、偶然に彼女の手首のところがリチャードのペニスを擦った。そしてモニカは、改めて、彼のソレがいかに固く、熱くなっているかを知ったのだった。

だが、その動きをした過程で、モニカはリチャードの体との間に隙間を作ってしまったのだった。当然、リチャードはそのチャンスを逃さなかった。モニカの局部から手を引き離されたものの、すぐさま、その手を彼女の左の乳房へと移動させ、さらにもう一方の手も右側の乳房へと動かした。乳房を両方とも手で覆っているリチャード。手のひらに当たる突起が、両方ともみるみる固くなってくるのを感じた。

胸を触られてしまっていることも、モニカにとっては、再びキスをする言い訳になっていたのかもしれない。リチャードは胸を愛撫しつつ、再びキスを求め、そして、彼女はそれを許したのだった。再びふたりの唇は重なり、彼の舌はモニカの口腔へと侵入した。

……彼にはすでにあそこを触られてしまっている。だったら、今更、胸を触るのを拒んでも、意味がないわ。実際、この前、あたしの胸は見られてしまっているんだから……

リチャードの愛撫を喜びつつも、そんなことをさせている自分を嫌悪するモニカだった。モニカは、濃厚なキスを受け止めつつ、何秒かリチャードに胸を触らせ続けた。興奮で胸が高鳴り息苦しくなるのを感じ、ようやくモニカはキスを解いた。

「もう十分でしょう、リチャード! お願い、もうやめて! 全部触って満足でしょう! あたしは部屋に戻らなくちゃいけないわ。そうしないと彼があたしを探しに出てくるわ!」

再び、モニカは間違った言葉を使っていた。これでは、彼女も共犯者であるような言葉だった。

モニカの不安がリチャードにも通じたのだろう。薄暗い廊下のため、モニカにはよく見えなかっただろうが、リチャードはにやりと笑っていた。「確かにそうだな。さしあたり今はこれで充分だ。ちょっと味見をしただけだがな」

……ちょっと味見?…… 生肌のお尻を存分に触り、1分以上も、アソコに指を入れて、1分近く、左右の乳房を触っていたのに? ……さしあたり今は?…… ちょっとした味見どころじゃない。キスのときに舌まで入れてきたのに?

モニカは、夫の上司が「さしあたり今は」と言ったことを、はっきり意識していた。

モニカが体を離した後も、リチャードはローブの前をはだけたまま立っていた。勃起したペニスが上を向いている。彼は、ひょっとしてモニカがこの一物をまじまじと見たり、あわよくば握ったりするかもしれないと期待していた。だが、モニカは、意識的にまっすぐ前を見たままでいた。視界の隅にソレが見えていて、興味も惹かれ、よく見てみたいとも思ったが、ここで、ソレを見たりしたら、まるで自分がソレを欲しがっているとリチャードが勘違いしてしまうかもしれない。

それでも、彼女の心の中、声が聞こえた。……すごく突き出ているわ。とても大きそうに見える……

リチャードはわざと前を広げたまま、ゆっくり堂々とバスルームへと歩き始めた。

モニカは逆の方向へとそそくさと進み、寝室に入り、静かにドアを閉めた。息を止めながらベッドへと視線を向けた。月明かりの中、ジェフが横になっているのを見て安心する。多分、彼は眠ってしまっている。

ベッドに近づきながらモニカはローブを脱ぎ裸になった。うつむくと、窓から差し込む月光に照らされた自分の体が、一部、光っているのに気づいた。ヌルヌルした感じの領域がおへそのところから胸の谷間に広がっている。それはリチャードの先走りの跡だった。

モニカは、ハッとして月明かりから逃れ、素早くジェフを見た。幸い、彼は横寝になっていて顔を向こうに向けていた。多分、本当に眠っているのかもしれない。モニカは、好奇の気持ちから、再び月明かりがあるところに戻り、自分の体を確かめ始めた。

リチャードはキスをしながら、自分の一物の硬さ、大きさを味わわせてやろうと、モニカの腹部に擦りつけていた。それにより、プレカムを多量に彼女の肌に刷り込んでいたのだった。モニカは、ジェフに見つかってはいけないと、タオルを掴んだ。

思っていた通り、ジェフはすでに眠りに落ちていた。モニカは、安心して、窓際に寄り、月光の中、もっと詳しく自分の姿を確かめることにした。

……ああ、すごい。リチャードは、こんなにたくさんあたしに塗り付けていたなんて! それに、アレ、すごく反り返っていた。彼のアレ、長いのね、多分……

モニカは、ついさっきの出来事を振り返ってみたいと思った。夫を起こす気はなかったので、できるだけ静かな動きでベッドに上がった。なぜか彼女は、タオルを手にしたものの、体をぬぐってはいなかった。彼女の下腹部にはリチャードのプレカムが擦り込まれたままだった。

隣で眠る夫の安らかな寝息を聞きながら、モニカはリチャードのペニスのことを思い浮かべていた。アレは大きそうに見えたけど、そんな彼とセックスしたら、どんな感じになるのだろう? これは、ただの想像よ。あたしは今は結婚してるの。もちろん、ジェフに隠れて浮気するなんて考えられな。もう2日ほどしたら、新居に引っ越して、ここを出ていく。それで、これはお終いになるんだから……

だが、彼女の両手は別の意思を持っていた。左手の指が1本、アソコの中へ滑り込み、同時に、右手も腰のところから腹部へと動き始めた。……良かった、大部分、乾いてる。……でも、まだいくらか、ヌルヌルしたのが残ってるみたい……

モニカは、湿っている部分を見つけると、そこを指でなぞり、その指を股間へと戻した。そして、ヌルヌルした指先で陰唇を左右に広げ、そこに塗り付けた。彼女はこの動きを何度か繰り返し、彼女自身、自分の分泌液で股間を濡らした。この日2回目のことだった。……ああ、これ気持ちいいわ、リチャード。あたしのこの状態、あなたにも知ってもらえたら……

隣の部屋、モニカの頭から1メートルも離れていないところで、リチャードも手を動かしていた。

淫らな妄想をしていた時間は5分程度だったかもしれない。リチャードの先走りの感触もその妄想に拍車をかけた。モニカは声を出さぬように努めつつ、生まれて初めてのオーガズムに達していた。そう、その通り、彼女にとって初めてのオーガズムだった。今まで、ジェフには彼女をそこに至らせることはできずにいた。

壁を隔てた先にいるリチャードにとっては、もちろん、これが初めてのオーガズムではない。だが、彼にとって、自慰によるオーガズムでは、最高と言えるオーガズムであった。記憶に生々しい乳房の感触、陰部の締まり具合、指に残る匂い。そう、リチャードはモニカの匂いを楽しみつつ自慰するために、この時ばかりは左手を使っていた。

生まれて初めての絶頂を経験し、モニカは仰向けで息を荒げていた。若々しい乳房が上下に隆起を繰り返す。だが彼女は罪悪感に襲われていた。とうとう絶頂を感じることができたのに、それは、目の前に寝ている夫のペニスによってではなく、記憶の中のリチャードのペニスによってであったから。

ある意味、モニカは、この時点で不貞を働いてしまっていた。……でも、実際に不倫する気はないわ。今は……。いや、これからもずっと。

隣の部屋では、モニカを不倫に誘い込むべく計画を練っている男がいた。どんな手を使ってでも、モニカを俺のモノにしてみせる。その目的の達成のための前段階としての計画も考えてあるんだ。

その夜、モニカは眠りにつけず、もう一度、トイレに行った。夫が眠る部屋を出るときは、静かに出たが、リチャードの部屋の前を歩くときは、わざと少しだけ足音を大きくして歩いた。モニカは、その足音をリチャードに聞こえてほしいと思っていた。

そして、リチャードは確かに足音を聞いていた。だが、彼はその足音はジェフだと思い込んでいた。モニカはすでに一度トイレに行ってるのだから、と。

モニカはトイレに数分間いた後、リチャードに聞こえるようにとトイレのドアを少しだけ開けて水を流した。この時の音もリチャードは聞いていたが、モニカだとは思っていなかった。そもそも、モニカが水を流すときは、ドアを閉めたままのはずだから、いま水を流したのはジェフだろうと。

モニカは、寝室に戻るとき、わざとゆっくり廊下を進んだ。その間、ずっとリチャードの部屋のドアを見つめていた。ドアが開くのではないか、少しだけ隙間ができるかもしれないと。だが、何もなく、モニカはかなりイライラした気持ちでベッドに戻った。

彼女は、リチャードが、またも「偶然」出てくるのを期待していたのだった。前に起きたこと以上のことをするつもりはなかったけれど、その気がないフリをしつつ、彼に体を求められるという状況は、どこかワクワクするところがあった。

加えて、彼女は、一夜のうちに2回目ということもあり、今度は彼のペニスを触れてみようかとも考えていたのだった。……それだけなの。キスをしながら触るだけ。

でも、それは今夜だけのことにするの。ちょっと気持ちが弱くなっている時にリチャードが付け入ってきただけのこと。今夜が終わったら、もっと気丈に振る舞うの……と。

[2019/06/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Awkward discovery 「気まずい発見」 

awkward-discovery (1)


Awkward discovery 「気まずい発見」

「オーケー、で……うん。これって、何て言うか、気まずいな」

「気まずい? マジで言ってんの? こんな場で、その言葉を使う? 頼むわよ、トレント。あんた、あたしの下着着てるのよ! 何なのこれ? ほんと、マジで……何なのよ!」

「ああ……うん……。これについては……こういうことだったって。これ、知らないでほしかったんだけど……」

「なに、それ? 言い訳になってないじゃないの。ほんとに」

「いや、その……。つまり……変なふうに見えてるかもしれないけど、違うんだよ。いい? ボクは他に選択肢がなかったんだ」

「そう。でも、そんなことやってたらダメよ。さもないと、パパの誇りで喜びでもある息子は、実は女装好きだってパパに言いつけるからね」

「まず第1にね、ボクは誇りとか喜びとか言われるのが嫌なんだよ。パパが姉さんをボクと違ったふうに扱うのは、ボクのせいじゃないよ。第2に、言ったよね、ボクは女装好きじゃないって。これは……これは、今回が初めてじゃないけど、いつまでも続くことでもないんだよ。ボクには他にしようがないんだ。いい?」

「どういうことか、もっと説明が欲しいところだわねぇ、トレント」

「いいよ。分かったよ。ボクはひとつ授業を落としそうになってるんだ。生物学の単位が取れなかったら、詰むんだよ。奨学金を止められてしまう。野球も続けられないし、大学も終わり。退学してしまうんだ。そうしたら、結局、パパと一緒に自動車修理工場で働くことになっちゃうんだよ。分かる?」

「それが、あんたがあたしの服を着る説明になるとでも? それに、あんたのヒップ、どうしてあたしのより大きくなってるのよ?」

「ウェストのトレーニングの結果だよ。でも、それが重要じゃないんだ。重要なのは、教授のところに行ったら、究極の選択を出されたということ。教授のために……アレを……教授とアレをするか、さもなければ単位を出さないかのどっちかって。姉さんが何て言うか分かってるよ……気持ち悪いって言うんだろ? ああ、ボクだってそうさ。でも、それしか道はないんだよ」

「ちょっと待って。生物学? あんた、そもそも、このセメスターで生物学を取ってないんじゃない?」

「生物学関係は去年のこと。加えて、卒業までに実験系の科学の授業をもう一つ取らなくちゃいけないんだ。だから……いや、ボクはただ、将来のために基礎固めをしているだけだよ。完璧に理屈が通ってるだろ? ちょっと待ってよ。なんで笑ってるの?」

「別に。理由なんてないわ。本当に。あんたは、今のまま、続けたらいいわ。もっと言えば、この週末にあんたと一緒にモールに行くことにしたわ。あたしと一緒なら、女の子のショッピングができるでしょ? あんたが着たい可愛いランジェリー、好きなだけ買えるんじゃない?」

「え、何? ボクはべつに……ね、姉さんはパパには言わないよねえ?」

「言わないわ。でも、ちょっとだけ忠告しておくけど、あんたのその体を見たら、パパだって、遅かれ早かれ気づいちゃうわよ。だったら、多分、あんたからちゃんと告白した方が良いはずよ。どうなるかなんて分からないわ。ひょっとすると、パパも、もうひとり娘ができて喜ぶかもしれないんじゃない?」

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[2019/06/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

弱みにつけ込む上司 (6) 


「リチャード、何がしたいんですか?」 モニカは歯を食いしばり、鋭く言った。

「俺はお前たちのベッドの様子を何もかも聞いきたもんでね。ジェフが得ているモノをちょっと味見したくなったんだよ」

リチャードはさらにモニカに近寄り、ぐっと抱き寄せた。「結婚式の時も、我慢しきれなくなってお前にキスをした。お前の処女については、ジェフに譲ってヤラせてやったんだ。今度は俺が味見をする番だろうが?」

ジェフに譲ってやった…… その言葉がモニカの意識下にしっかりと植え付けられた。ある意味、リチャードはあたしを自分のモノだと言っているのだと。

「イヤ、できっこない。そんな……ジェフがすぐそこにいるのに……」

モニカは気づいていなかったが、リチャードを拒絶しようとしているにもかかわらず、この言葉は、夫が近くにいないならば、彼に従ってもよいと言っているように聞こえていた。「ノー」を意味したのに、「もしも」と条件を言っているような言葉を発してしまっていた。

「ちょっとだけだよ、ほんのちょっとだけだ……」

そう言ってリチャードはモニカにキスをした。キスをしながら、素早く両手を下に降ろし、彼女のローブを広げた。

乳房を見られ、触られると思ったモニカは、素早く、胸をリチャードの胸板に押し付ける格好になった。だが、その結果、リチャードは両手を自由に動かせるようになり、モニカの生肌の尻頬をぎゅっと握った。

すでに半立ちになっていたのだが、モニカがパンティを履いてないのを知り、彼のペニスは急速に硬直した。薄地のローブを着ているものの、それを除けば、素っ裸の男と女である。リチャードは、この時も舌を挿し入れた。モニカにとってフレンチ・キスはこれが生まれて2回目の経験だった。そして、このキスは、初めての時よりも長々と続いた。

最初の5秒ほどは、モニカも顔を離そうとしていたが、やがて体から力が抜けていき、彼に抱きすくめられるがまま、口を離そうとするのを諦めてしまった。その後は、自分から積極的にキスを返すことはしてなかったものの、もはや抵抗らしい抵抗はしなくなり、リチャードの舌を受け入れ、唇をむさぼられ、尻頬を揉まれるままになっていた。

手のひらに吸い付くような滑らかな肌。リチャードはその感触にうっとりとし、力を緩めた。それを感じたのか、モニカが振り切るようにして顔を離した。「リチャード、お願い……彼に見られるかも……」

この時も、モニカは誤解を招く言葉を使っていた。夫がいないときなら構わないと言わんばかりの言葉だった。

「もう一回だけキスさせてくれ。今度はキスを返してくれよ。1回だけ、ちょっと触りながら長くキスさせてくれ……」

すでに長々とキスをされてしまっているし、体も障られてしまっている。モニカは、これで済むなら、許しても仕方ないと思った。

そもそも、モニカは、むげに断ることができないとも思っていた。リチャードは夫の上司なのだ。それに、ここは、夫がいる寝室から数メートルも離れていない廊下なのだから、これより大変なことは要求されないだろう。そして、この人はこんなに頼んでいる。

妻なら誰でも、こういう状況では、要求に応じた方が良いと思うのではないか。それにモニカは、まだ幼く世間のことを知らなかた。リチャードの求めに応じる他にどんな方法があるか、彼女には分からなかったのである。加えて、彼女はこの行為にスリルを感じ始めていたのだった。

この場で大騒ぎをしたらどうなるか分からない。それは避けたいと思いモニカは諦めて、リチャードに唇を奪われるままになった。舌が口の中を這いまわるのを感じる。彼の両手がお尻の頬を撫でまわるのも感じる。

モニカは乳房を触られまいと上半身を彼に押し付けたままでいたので、リチャードは簡単に右手を彼女の体の前に移動することができた。

大切な部分にリチャードの手が触れてくるのを感じ、モニカは、ビクッと体を震わせた。

女の唇を奪った男が次に攻略するとしたら、その女の胸になるだろう。モニカは胸を守ろうとするあまり、下半身の防御をおろそかにしていた。そのおかげでリチャードは第2段階を飛ばして、直接、第3段階に移ることができたのだった。

モニカは、いきなり恥丘に手をあてられ、予想していなかった事態に驚いた。リチャードは、手を動かしたのと同時に腰を突き出してもいた。勃起の先端が、モニカの下腹部をなぞり上げるように動き、彼女のおへそに触れた。

モニカも、熱いモノが腹部の肌をなぞり上げたことに気づいた。

「ううぅぅ……」

声を出すまいとしていたにもかかわらず、キスをされ唇を塞がれているにもかかわらず、モニカは思わず声を出していた。

キスは続いた。リチャードの指は彼女の陰毛と戯れた後、陰唇の内側へと滑り込んだ。

……この何日間か、想像するだけの日々を過ごしてきたが、とうとう、この女の大切な部分に手をつけたぞ! いや、ただの「大切な部分」じゃない。最も大切な部分だ! しかも、濡れているじゃないか? お前はついさっき、バスルームできれいに拭ったばかりじゃないのか?……

いつの間にかリチャードのローブは前が開いていた。

モニカは、舌で口腔を探られ、体をまさぐられながらも、驚くほど固い熱い棒がへそのすぐ上の辺りに押し付けられているのを感じていた。彼女はリチャードという男をどことなく嫌っていたし、人間として信頼してもいなかったが、それにもかかわらず、なぜか体を預けてしまうのだった。

「ああぁっ!」 彼の指が濡れた狭い入り口を入ってくるのを感じ、モニカはまたも声を上げた。夫がベッドで待っている寝室から何メートルも離れていない廊下で、夫以外の男性の指で貫かれてしまっている。その貫いているものは、ただの指ではあったが、それでもモニカはすでに燃えあがっていた。

つい数日前に処女から女になったばかり。しかも、彼女を女にしたのは、普通サイズのペニスで、2分か長くても5分程度しか持たない代物。そんなモニカであるので、彼女のその部分はいまだ非常に狭いままであり、リチャードの指ですら、彼女には太く感じられていた。

「リチャード、お願い。あたしたちこんなことは……」

またも、モニカの言葉はリチャードを励ますことにしかならなかった。「あたしたち」ではなく、「あなたは」と言うべきだったのである。モニカ自身をこの行為の共犯者としてしまいかねない言葉の選択だった。


[2019/06/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

弱みにつけ込む上司 (5) 


モニカはハミングしながらブラッシングを続けていた。意識して回数を数えていたわけではなかった。ブラッシング自体が好きだったから。60回、70回、80回……。その間、リチャードは好きなだけモニカの美体を堪能することができた。

もういいかなあ……モニカはそう思い、ふと鏡に映る自分の顔から、鏡の隅へと視線を向けた。そこにはリチャードの姿があった。ドアの向こうからこっちを見ている!

モニカは白いパンティだけの姿だった。慌てていたし、どうしたらよいか分からず、ハッと立ち上がったモニカは、両腕で胸を隠し、そのままリチャードの方へと駆け寄った。近すぎるとは思ったけれど、ドアを閉めるためには、そうする他なかった。そして、意識的に目を合わさないようにしながら、何も言わずドアを閉めた。リチャードの目の前でドアがバタンと音を立てる。

ドアを閉めた後、モニカはドアにもたれかかった。乱れた呼吸を取り戻そうとする。顔は火照っていたし、心臓が高鳴っていた。

結婚して5日目なのに、またもこんなことが! ジェフの上司は式の後、口に舌を入れ、お尻を揉んだのに、今は、ほとんど全裸に近い姿を見られてしまった。

モニカがドアを閉めようと走ってきたとき、リチャードはどんな顔をしていたのか? 彼は、いやらしい顔でニヤニヤして、モニカを見ていた。謝る言葉はもちろん、「おっと!」と言った当惑の言葉すら言わなかった。モニカは、なんだかんだ言っても、ここはリチャードの家なのだし、そもそも、ドアを開けっぱなしにしていたのは自分なのだから、リチャードを責めるわけにもいかないと思った。

リチャードがかなり前からモニカの裸身を見ていたことを彼女は知らない。しかし、鏡を通して露わな胸をしっかり見られていたのは間違いないし、立ち上がってドアを閉めに走った時、全身を見られたのも間違いなかった。加えて、ドアを閉めるために手を伸ばした時、右側の乳房は無防備になっていて、1メートルも離れていないところで、リチャードの目の前に胸をすっかり晒していたのも間違いなかった。

結婚式の時に不自然に濃厚なキスをされ、体を触られたことを、モニカはジェフに話さなかった。それと同じく、この時のこともジェフには黙っていた。

それから2日ほどの間に、何度かモニカはリチャードとすれ違ったし、キッチンテーブルで一緒に食事をすることがあった。彼女はリチャードに見られるたびに、顔を赤らめた。そのたびに、ジェフがそれに気づかないようにと願った。

実際、モニカの夫は、若いだけあって、自分の妻と自分の上司の間で、何か気まずいことが起きてることに全然気づいていなかった。リチャードはまだ29歳であるが、ジェフは19歳である。彼から見れば、リチャードは上司であり、仕事をくれたばかりか、住処も与えてくれ、さらには、仲人役も買ってくれて、新婦も一緒に住むのを許してくれた尊敬すべき大人としか見えなかった。

ある時、一緒に食事をしていたとき、リチャードがほのめかしたことがあった。「ちゃんとしたコネ」があれば、シカゴには、もっと良いペイの仕事があるんだが、とリチャードは言った。

「どうして、リチャードさんは、その仕事を受けなかったんですか?」 とモニカが訊いた。

「いや、俺もシカゴに行って、ちょっと仕事に関わったんだよ。だけど、ああいう大都会はどうも性に合わなくって」

だが、リチャードは、正確に事実を言っていたわけではない。彼は組織のために身代わりとなってムショ暮らしをし、そのことによって組織への内通者ではないことを証明したのだった。組織は彼にふたつ仕事を提示し選ばせ、彼は車関係の仕事を選んだのだった。

表向きは駐車場の管理という仕事だが、その裏で行っている仕事のおかげで今の自分があるとリチャードは力説した。「それにね」とリチャードはウインクして付け加えた。「こういう田舎だと、お偉いさんたちがうろうろすることもなくてね。何をするにもいつも監視されたらたまらんもんな」

それはそうかもしれない、とモニカは思った。リチャードは高級車に乗ってるし、家も、寝室がふたつあるアパートで、家具もちゃんと整っている。服はいつもいい服を着ているし、いつ夜遊びに誘われても問題ない様子で、充分現金を持っている。

ただ、モニカには見えていなかったのだろうが、リチャードが乗っている「高級車」とやらは、駐車場から選んで盗んだ車なのだった。

そして、結婚してから最初の1週間が過ぎようとしていたとき、それが起きた。

その夜、ジェフは頑張った。その前日はセックスができなかったので、その挽回をしようとしたのだった。ジェフとモニカは、たった今セックスを終え、ベッドに横たわっていたところである。この時も、ベッドはギシギシと軋み音を立てた。そして、この時もジェフの持続時間は、あまりにも短かった。

そして、この時も、後戯と呼べることはほとんどなされなかった。まだ若いモニカには、自分にとって何が不満かが分からなかったが、後戯こそ望んでいたことだった。満足してぐったりと横たわる夫に、特に何か話しかけるわけでもなく、ただ「おやすみなさい」とだけ言う。そしてため息をつき、起き上がり、廊下に出て静かにバスルームへと向かった。

ジェフは多量に射精する。タオルを使うのは便利だけど、ちゃんと流さないと、事後、何時間かした後でもあそこから垂れ流れてくることがあった。だから、結局は、セックスの後にバスルームに行くのが、ほぼ、日常的になっていたのだった。モニカは、トイレの水を流すのが嫌だった。水を流す音をリチャードに聞かれると思ったからだ。

1時間も間を置かずしてトイレの水を流すとしたら、それはひとつのことしか意味しない。その1時間の間にセックスが行われたということだ。

リチャードは、モニカたちが来る前は、廊下に電気は点けず、トイレに行く時も暗闇のままで歩いていた。トイレには3歩くらい歩けば行けたからである。だが、ふたつ目の寝室は、リチャードの部屋よりもトイレからは離れていた。

「暗くて歩くとき困るだろうから、廊下の電気は点けたままにしておくよ」と彼はジェフたちに伝えた。だが、リチャードは別にジェフたちのために明かりをつけたままにしたわけではない。彼は、モニカが部屋の前を通るところを見たかったから、そうしたのが実情だ。

この日、リチャードは、いつものようにモニカが通るのを覗き見するつもりはなかった。彼は、モニカがバスルームから出てくるところを待ち伏せするつもりでいたのである。ペニスを握りながら、ふたりがセックスする音を聞いていた。隣から聞こえてくる音から、ふたりが行為を終えたの正確に知っていた。

本当に価値があることには、それなりに待たされるものだからな……

今夜は、ジェフが唸り声をあげるのを聞いても、リチャードは射精をしてはいなかった。少しだけ開いたドアの向こう、モニカが廊下を行くのを見た。そして、モニカがバスルームに入った直後、彼は自分の部屋から出て、バスルームへと向かった。彼はローブを羽織っており、腰のところは布紐で閉じてはいたが、ローブの下は素っ裸だった。

これまでの経験から、ジェフは、行為の後、ずっとベッドに横になったままでいる。リチャードにはそれが分かっていた。

モニカはかなり長い時間、バスルームにいた。

「ジェフにたっぷり注ぎ込まれたのかな? うへへ……」 リチャードは、そんなことを思いながら、音を立てずにバスルームのドアへと近づいた。廊下に立ったままではあったが、中から、モニカの排尿する水しぶきの音が聞こえてきて、彼はにんまりした。さらには、トイレットペーパのロールが回る音も聞こえてくる。脚を広げて股ぐらを拭いてるモニカの姿を想像し、彼はいっそう笑みを大きくした。

リチャードは、家の中に女性がひとり加わっただけで紙の消費量が大きく変わったことに気づいていたし、トイレットペーパーも新たに買い足している。だが、そんなことは気にならない。消費された紙の大半が、この家の中でセックスが行われていることの証拠と言えるのだから。むしろ、卑猥な想像の糧になることだった。

手をローブの中に入れペニスを握りつつ、リチャードはドアが開くのを息を殺しながら待った。

長い時間、無音状態が続いた。多分、もっと洗い流す必要あったんだろうとリチャードは思った。そして、2分ほどの無音の後、再びトイレット・ペーパーのロールが回る音が聞こえた。そして再び、無音になった。次に聞こえたのは、トイレの座席板がバタンと鳴る音だった。おそらく、モニカが立ち上がる時、尻頬に座席板がくっつく形になり、それが元に戻るときの音だろうと想像できた。

「うわっ、こいつは色っぽいぞ!」 リチャードは分身を撫でながら思った。水を流す音がするのを聞いたリチャードは、音を立てずに自分の部屋の前に戻り、モニカが出てくるのを待った。

これも、この1週間の経験から、モニカはトイレの流れる音が止むまでバスルームから出てこないことを知っていた。リチャードは自室のドアのドアノブを右手で握ったままでいた。その方が、わざとらしく見えないはずだと。たった今、廊下に出てきたところのように見えるはずだと。

「あっ!」

上手くいった。モニカには、リチャードが寝室から出てきたばかりのように見えた。特にドアノブを握ったまま、彼女を見て驚いたような顔をしていたから。彼のローブはゆったりとし、シルクっぽい布地のローブで、腰ひもで閉じているだけだった。廊下の薄暗い照明ではあったけれど、胸毛が露わになっているのが見えた。

「ごめんなさい」とモニカは小声でつぶやいた。彼女のローブはタオル地のローブで、下には何も着ていなかった。モニカは薄地のローブの前をしっかり引き締め、急いでリチャードの横を通り過ぎようとした。彼女が一番避けたいと思っていた事態が起きようとしている。

リチャードは、強引に手を前に突き出し、片腕で壁を突く形になって、モニカの行く手を遮った。モニカは立ち止った。小声以上の声を出したいとは思わなかった。夫に聞かれて、事を荒立てたいとは思わなかったから。幸い、ふたりの寝室はドアふたつ分離れたところにあったし、寝室を出るとき、ドアを閉めてきていたので、ジェフに聞かれる心配はなさそうだった。


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Release 「発散」 

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Release 「発散」

「そう、その調子。ぐいっと入れるの!」

「いっ……痛い……」

「痛いのは分かってるわよ。でも、信じて。その貞操具が効果を発揮してきて、すごくエッチな気分になって何も考えられなくなってきたとき、あんた、あたしに感謝するはずだから。貞操具をつけてて、こういう発散方法があって、良かったって思うはずだから」

「で、でも、ボクはこれを外したいだけなんだよ。こういう服を着たり、化粧するのはいいんだよ……だって……だって楽しいから。でも、この貞操具は……」

「必要なものなの」

「なんで? なんで必要なの?」

「あたしがそう言うからよ。あたしが必要だと言ったら、必要なものなの。今後、あたしの言うことだけを聞くことね。あたしが言うことだけを守ればいいの」

「でも……」

「でもはナシ。あたしが言うことをすればいいの。とりあえず今は、その可愛いお尻にディルドを突っ込んで、中を擦るように。それがあたしの命令。根元まで入れてごらん? そう、その調子。いい子ね。それに何事もポジティブに考えること。これは、あなたが本物の男性に愛してもらう時のための良い準備運動になるんだから」

「え、何? 本物の……?」

「おしゃべりはナシ。その調子で出し入れすることだけ。今はそれだけを考えていればいいの。だから、それに慣れておくこと!」

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[2019/06/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

You don't know my story 「みんなあたしのことを知らない」 

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You don't know my story 「あなたはあたしのことを知らない」

会う人だれもが、あたしの身の上話を知ってると思ってかかる。みんな、あたしのこの体、曲線豊かな体つきや巨大な乳房や女っぽい顔を見て、あたしのことについて何でも分かってると思い込む。よくいる、無茶苦茶セクシーなカラダをしたブラジル人のトランス女だろ? って。

間違い。とんでもない間違い。

そもそも、あたしはブラジル人じゃない。トランスジェンダーでもない。少なくとも、最初からトランスだったわけでもない。あたしはごく普通の男だったのだ。休暇で家族と旅行に出かけたときに誘拐され、女体化され、強制的にポルノや売春の仕事をさせれたのだ。

そういう話も知ってると? いや、やっぱりあなたは分かってない。はっきり言える。あなたは分かってない。

あなたがどんなことを想像しているか、あたしには分かる。鞭とかチェーンとか、薄暗くてムシムシした地下牢とか? そんな馬鹿っぽいものなど、全然なかった。当時あたしは16歳で、外国から帰れなくされてしまったのだった。連中はあたしからパスポートを奪い、気を失うまで殴った後、最後に、選択を迫ってきたのだった。屈伏するか死ぬかのどっちを選ぶか、と。そんな脅かしをされたら、あたしは従順になる他なかった。そして、いつしか元に戻るのには手遅れになってしまった。

こんなカラダになって、どんな顔して家に帰れる? 仮に何とかして帰れたとしても、やっとの思いでため込んだわずかなおカネで何ができる? 親は、そもそもあたしだと分かってくれる? アメリカに戻るにしても、国境をどうやって越えるの? それに、たとえ、そういうのが全部なんとかできたとして、国に戻った後、どんな生活が期待できる? 変人と思われるか、チャリティーで恵んであげるべき哀れな人と見られるのが落ち。

アメリカに戻ることはできない。戻っても、そんな生活、耐えきれない。

だから、あたしはここにいる。ここで仕事をする。連中に命令されることをする。チンポをしゃぶれと言われれば、しゃぶる。この男とセックスしろと言われれば、セックスする。どうなるか分からないけど、いずれ、自活できるようになりたいと願ってる。

そう考えることでしか、正気を保てない。

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Slave 「奴隷」 

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Slave 「奴隷」

「これは俺が望んだことじゃないんだ、ナセーム」 アクマドは、あたしの前に立ちふさがるようにして言った。彼は裸で、大きなペニスが怖そうな顔つきでこっちを見ていた。「俺はお前に逃げろと言ったんだ」

あたしも同じように裸。脚を広げ、あたしのしょぼしょぼのペニスは、濃い茂みの中、やっと見える程度。「でも、できなかったの」

彼は頭を振った。「分かってるよ。で、こうなったんだよな。そして、お前はあいつらにこんなカラダに変えられちまった、と」

あたしは目を背けた。今更、こんなに膨らんでしまった乳房や、女性的な腰の曲線を見るまでもない。この1年間に、自分がどれだけ変えられてしまったか、それを一番よく分かってるのは自分だ。まさに、毎日毎日、鏡を見るたびに、自分がみるみる女に変えられていくのを見続けたわけだから。もうこれは変えようのない現実。それを受け入れたのは、ずいぶん前になる。もう、あたしは諦めたのよ。屈伏したの。

少なくとも、自分は諦めたのだと思っていた。でも、自分は性奴隷として生きていくという、自分の役割を確定する行為に入るまさにギリギリの時に、今後、性的にお仕えしなければならない男を見た瞬間、ほとんど消えかかっていたあたしの男性性が訴えだしたのだった。あたしは女になりたくない。あたしは、彼があたしの体を使って快楽をむさぼるのを待って毎日暮らしていきたいなんて思っていない。逃げ出したいだけ。ここから逃れ出て、どうなるかは分からないけど、自分の人生をやり直したい、と。

でも、そうはならないのだ。あたしが当局に情報を売っていたのを彼らに見つかった瞬間、こうなることは分かっていた。一瞬だけ逃げるチャンスはあった。だけど、あたしは、ガールフレンドを先に逃がすために、そのチャンスを犠牲にした。あの時、これはヒロイックな行為だと自分では思っていた。自分は彼らに殺されるのだろうが、それでもかまわないと。

もう少し運がよかったら、あたしは、かつて仕事仲間や友人と思っていた男たちの手で、1年にわたり、女の体に変えられ、恥辱を味わわされることを耐え忍ぶこともなかっただろう。性奴隷としての一生を思い、うなだれる自分に気づくこともなかっただろう。

あたしはため息をつき、アーマドを見つめ、「心の準備はできました」と言った。心の中の男性性を、声がほとんど聞こえない奥底へと押し込み、答えた。「あなたを楽しませる準備はできました」と。

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弱みにつけ込む上司 (4) 


ジェフが自分が出したモノで妻の体を汚したのを見て自慢気な顔をしているのを見て、モニカはため息をついた。彼が出したモノは、いま洗ってきたばかりのシーツにも染み込んでいた。モニカは、敷いたばかりのシーツを、再び取り上げ、今度は、それを使って自分の体をぬぐった。

そんな、脚を広げ、大切な部分をぬぐう姿をジェフは満足気に見ている。モニカは顔を赤らめ、目をそらした。

モニカは、またも、キッチンに行き、赤色の染みと白濁を洗い流した。寝室に戻るとき、自分たちの寝室のドアから1メートルほどしか離れていない右隣の、リチャードの寝室のドアをちらりと見た。

なんだかんだ言っても、知らない家で初夜を迎えているのである。モニカは前は真剣に考えていなかったが、部屋の配置がこうなっているとすると、バスルームに行くたびに、必ずリチャードの部屋の前を通らなければならないと知ったのだった。

寝室に戻り、ドアを閉めた。ベッドを見ると、夫は掛け布の上に仰向けになっていた。そして、右手には勃起したペニスを握っている。まるで、彼女に見せつけるようにして。

眠るときに何か敷くものが必要になるので、モニカは、掛け布は汚したくないと思った。今は夏で暑いので、掛け布は必要ない。モニカは、夫の勃起を見ながら言った。「このシーツ、濡らしたところはそんなに大きくないの。だから、もう一回するなら、乾いてるところに横になりたいから、畳むことにするわね」

そして、再び、新婚夫婦の愛の交歓が始まった。もちろん、リチャードは壁際に戻っていた。聞き耳を立てながら、ペニスをしごき続ける。

「うっ、うっ、うっ!」

ジェフは、この2回目の時は、より強く動き続けた。その動きの合間に、自分の恥骨を彼女の恥骨にぶつけるような動きも混じっていた。この動きは、モニカは、喜んでいなかった。陰部の、特に入り口周辺に、まだヒリヒリする痛みが残っていた上に、恥丘の方も同じように痛めつけられてしまう感じがしたからだった。

ただ、2回目の時は、ジェフもまずは優しくキスをすることを忘れなかった。多分、30秒は時間をかけたキスだった。

初めてのセックスから20分ほど後に始まった2回目のセックスは、手を使った前戯も加わり、初回よりはずっと長く続いた。その間、ずっとベッドは軋み音を鳴らし続け、ふたりの行為に聞き耳を立てている者にとって、より良い音響効果を与えたと言える。だが、この時も、モニカは多少快感は感じたものの、到底オーガズムに至ることなどできなかった。

ようやく、セックスが終わる。この行為にかかわった3人のうち、2人はオーガズムに達した。その2人はともに男性であるが、ふたりとも2回ずつ射精したのだった。

シーツには新しい染みができてしまった。大半は白濁だけど、少し赤いのもまじっている。また洗い流さなくてはいけない。それに加えて、モニカはトイレに行きたくもなっていた。今度はリチャードのドアの前を通らなければいけなかった。

「完全に乾いてしまう前に、バスタブの冷たい水で染みを何とかしなくちゃいけないの」 モニカはちょっと高揚感を感じた。夫に処女を捧げたことに加え、汚れたシーツを洗うことも、妻としての仕事始めだわ、と。

たった1時間かそこらの間に、夫から2回注ぎ込まれているので、彼女のアソコは充満状態だった。バスルームはひとつしかない。ローブを羽織ったものの、モニカはリチャードの寝室の前を通らなければならなかった。

この最初の夜は、汚れたシーツを抱え通り過ぎたが、幸いにもリチャードと顔を合わさずに済んだ。彼はすでに眠りについていたのだった。

だが、それからの毎日では、毎晩、時には明るい時も、彼女はリチャードの寝室の前を通らなければならないだろう。モニカは、行き来するときに、偶然リチャードが出てきて、顔を合わすことがないように祈る他なかった。このパターンは、続く二夜、続いた。

ジェフとモニカの夫婦生活について、ひとつのパターンが固まりつつあった。ジェフは先にベッドに入り、勃起した状態で待っている。彼の前でモニカは裸になり、そしてベッドへ這いあがる。そしてジェフは彼女の体を愛撫する。彼は忘れずにキスをすることもあれば、忘れてしまうこともあった。

口唇プレー? 話題になることはなかったし、多分、考えもしてなかっただろう。ジェフは、行為が始まって2分以内に彼女に挿入し、その3分ほどした後には、行為は終わるのが常だった。

「終わる」のはジェフに関してだけである。モニカには汚れたシーツを抱えて廊下を進まなければならなかった。だが、ようやくモニカも学習し、今は流れ出るかもしれない体液を捕らえるために、ベッドの上、体の下にタオルを敷くようになっていた。ジェフは、いまだにコンドームを使っていなかった。

ジェフの次の給料日まで、ふたりはリチャードの家にいなければならなかった。

結婚してから5日目のことだった。モニカは家にひとりでいた。その日、リチャードは仕事に出たものの、早めに帰宅したのだった。静かに家に入った。キッチンや居間にモニカがいないのを知り、彼は忍び足で廊下を進んだ。そして、モニカたちの寝室のドアが開いているのを見た。

リチャードは足を止め、今回ばかりはモニカが部屋から出てこないようにと願った。音を立てず、ゆっくりとドア陰から中を覗いた。途端に心拍が上がるのを感じた。モニカがいる。ドレッサーの前に座り長い髪にブラッシングをしているところだった。そして、彼女は裸だったのである。身に着けているものはパンティだけ。

彼の位置から、モニカの裸の背中がすっかり見ることができた。滑らかで柔らかそうな肌。細いウエスト。その下の割れ尻の谷間も垣間見える。そしてパンティと美しい脚。鏡を通して、彼女の愛らしい顔も見えた。そしてその下の……ああ見える! 他に類を見ない美乳!

……すごい、すごい、すごい! これは見ないわけにはいかねえ!……

リチャードが帰ってきたとは知らず、モニカはハミングしながらブラッシングをしていた。モニカは、母に、毎日100回、髪にブラシを通すと健康な髪の毛を保つことができると教わっていた。モニカはブラッシングを開始したばかりだった。時にはブラシを右手に持ち、時には左手に持ち替えて、ブラッシングを続けた。腕を上に持ち上げたままで、ブラッシングするわけだが、そうするたびに張りのある若々しい乳房が持ち上がることにもなっていた。

モニカは鏡に映る自分の姿を見続けて飽きることはない。豊かに育ったCカップの胸は、張りがあり、我ながら誇らしかった。腕を上げるたびに、ふたつの肉丘もつられて盛り上がる。彼女の乳房は、驚くほど細いウエストと相乗して、彼女に、古典的な女性美、神話的と言える砂時計を思わせる姿を与えていた。


[2019/06/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

弱みにつけ込む上司 (3) 


「大丈夫?」 と再びジェフは訊いた。興奮した声になっていた。

「大きいわ。でも、大丈夫だと思う。続けて」 この時も、モニカは比較的大きな声で返事した。もしリチャードが壁の向こうで聞き耳を立ててるなら、自分が誰の女なのか、彼にもはっきり分かるだろうと期待していた。

ジェフは動き始めながら、肌を合わせるようにしてモニカの体に覆いかぶさった。モニカにとって、男性の肌が自分の腹部から胸の肌と擦りあうのを感じるのは、これが生まれて初めてである。季節は夏で、夜だとは言え、部屋はかなり暑かった。肌を合わせて数秒もたたずして、重なり合うふたりの肌から汗が吹き出した。モニカには、その汗が自分の汗なのかジェフの汗なのか分からなかった。

ジェフは、自信がわいてきたのか、出し入れのストロークを次第に強くしていった。ベッドがギシギシと軋み音を出していたが、彼は気にしない。

一方のモニカは、この行為を楽しんではいたが、軋み音は気になる。……だけど、この音も隣に聞こえてるはず……。そう思ったモニカは、あえて気にしないことにした。

「んんん……ああぁぁぁ……」

「大丈夫?」 ジェフはまたも心配の言葉をかけた。

「うん、大丈夫。続けて……」

ジェフは出し入れを続けたが、一時、ペースを遅くした。「シーツに血がついたかなあ?」

モニカは、少しだけ快感を感じ始めていたのだけど、この言葉に、それが急に冷めていくのを感じた。「後でチェックできるわ。やめないで」

ジェフは一度彼女にキスをし、再び動き始めた。このキスは、ふたりがベッドに入ってから初めてしたキスだった。このキスがあって、ようやくにして、ふたりの行為がロマンティックなものになりつつあった。

その時までは、肉体的行為ばかりでロマンスの意味合いがなかったので、まさにそれゆえに、モニカは声を上げ続けていたと言える。だが、この後は、ふたりの親密な愛の交歓をリチャードに聞かれるのは避けたい気持ちがまさり、彼女は、できるだけ声を立てないように努めた。

だが、いかに努めようとも、くぐもった声は漏れており、壁を通って、隣の部屋にも届いていたのである。リチャードは、クローゼットの中に立っていた。この位置がふたりのベッドに最も近い位置だったのである。壁に耳を立てている彼には、すべてが聞こえていた。音を聞きながら、自慰をしていた。

ベッドが軋み音を立てていても、モニカの声を消すまでには行かなかった。とはいえ、軋み音は、ジェフが花嫁に行ってる出し入れのリズムを正確に伝えている。リチャードは、軋み音のリズムに合わせて右手を動かしていた。

ジェフはどのくらい持続したのだろうか。モニカに完全に挿入してから、おそらく3分程度だっただろう。突然、彼は、かなり大きな唸り声をあげ、溜まりに溜まったものを彼女の中に放ったのだった。その直後、彼は急に体から力が抜けモニカの上、ぐったりと横たわった。彼のペニスもゆっくりと硬さを失っていく。

モニカは夫の体にきつく抱き着きながら、ため息をついた。初めてのセックス。バージンの花嫁として夫の愛に誠実に応えたセックス。しかし、これはオーガズムに至ることはできなかった。至るも何も、それに近づくことすらできなかった。

行為を始めるときもそうだったが、行為が終わった時も、ジェフはキスをするのを忘れていた。半立ち程度に柔らかくなりつつも、時々、ジェフは腰を突き出し、残っているモノを最後まで注ぎ込もうとしていた。やがて、5分ほどした後、モニカが言った。「降りてくれる? きれいにしなくちゃ」

「そのままでいて。僕が電気をつけるから」

ジェフがベッドから降りるときも、ベッドはきしんだ。ジェフは、自分がモニカにしたことを見てみたいと思い、ベッドサイドのランプでなく、部屋の明かりをつけるために、ベッドから降り、壁のところに行きスイッチを入れた。

急に明るくなって、まぶしさにモニカは目を覆った。一方のジェフには、無防備に脚を広げたままのモニカの全裸が目に入った。

ジェフは彼女の体を見つめつつ、目にしているのが信じられない気持ちだった。モニカが魅力的な体つきをしているだろうとは思っていたけれど、この瞬間まで、どれほどの美しさなのか、彼は知らなかったのである。仰向けになっているにもかかわらず、張りを保ちつんと盛り上がる乳房。胸と下半身、興味を惹きつけるふたつの部分をつなぐウエストは、胸の大きさ、女性的な下腹部の丸みと比べると驚くほど細い。そして、彼女の最も大切な部分。今は血がついているものの、愛らしく見えた。たとえ写真でしかそれを見たことがなかった彼にも、そこの部分の愛らしさは明らかだった。

そして、ジェフは再び勃起してくるのを感じる。

「そ、そこ……血がたくさん出てる?」 モニカは、壁を隔てたリチャードに聞こえる程度の声で聴いた。そのリチャードは、ジェフとシンクロさせて射精していたのであるが、いまだ半立ちのペニスをしごき続けていた。

……くそっ、あの女、バージンだったのか。彼女の処女を奪えたとは、ジェフのやつ、運がいいぜ……

血が出ているかもしれないし、アソコの中も外も、濡れている感じがしていたので、モニカは、血がお尻や太ももの裏にまでついてしまうのを恐れて、脚を閉じなかった。大の字になって、乳房も局部も晒したままでいる他なかった。もちろん、それは、彼女の裸体を初めてまじまじと見るジェフにとって、大きな喜びでもあった。

確かに、彼女の下のシーツには血の染みができていた。ジェフは、気にすることはないと言ったけど、モニカはそうはできず、素早く立ち上がり、ベッドからシーツを引きはがした。浴室にもっていって、冷たい水で洗い落すつもりだった。

モニカにとって、今は夫になったとはいえ、男性の前に全裸で立ったのは、この時が初めてだった。変な感じがしたけれど、どこか、興奮するところも感じた。どうしてもジェフの股間に目が行き、凝視してしまった。ツンと立った男性器を初めて見た。その姿が素敵だとも感じた。

でも、その時モニカは、浴室に行くには、ドアを出て右に曲がり、リチャードの部屋の前を通らなければならないことを思い出した。それは避けたいと思った彼女は、ローブを羽織り、シートを抱えつつ、浴室ではなくキッチンのシンクで洗おうと、ドアの左に曲がり、キッチンへと行った。そして水を流し、血の付いた部分を揉み洗いしたのだった。

寝室に戻ったモニカは、乾かすためにシーツを椅子の背もたれにかけた。「あたしたち、掛け布のシーツに寝なくちゃいけないわね」

「ちょっと、垂れ流れているみたいだよ」とジェフは指さした。

ハッとしてモニカは下を向き、ジェフが出した白濁が太ももの内側を伝って流れているのを見た。モニカは初めて、セックスというものが、特に女性にとっては汚い結果になることもあることを学んだのだった。


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A new lifestyle 「新しいライフスタイル」 

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A new lifestyle 「新しいライフスタイル」

「どうして、そんなふうに、どこもおかしくないって感じで座っていられるのか、俺には全然分からない」

「だって、どこもおかしくないんだもの」

「マジで? 頼むよ、マーカス! お前は俺の妻よりデカいおっぱいをしてるんだ! それに、ソレは何なんだよ……分かるだろ……ソレ?」

「保護器具のこと? ブリタニーはそう呼んでるけど。これは、トラブルから自分を守るためのもの」

「まったく! ……頼むから、少なくとも、何か服を着てくれないか? 本当に居心地悪くて仕方ないんだ」

「悪いけど、ムリ。ブリタニーは、みんなにあたしのこういう姿を見てもらうことが重要なことだと思っているの。彼女は、この家で主導権を握ってるのは誰なのかについて勘違いされるのを嫌がってるのよ」

「お、お前、冗談で言ってるのか? それとも、本気でなのか?」

「ああ、お願いだから、つっかからないで。思ってるほど悪くないんだから。っていうか、確かに、おっぱいができてるわ。すごいことよね。それに、そう、たいていの人があたしのことを女だと間違うことも、煩わしいわよ。でもね、前はどうだったかと比べてみたら? あなたも知ってる通り、あたしがあちっこっちに女を作って浮気しまくりだった時と比べたら? 今の方がいいのよ」

「お、お前が、そんなこと言うなんて、信じられねえ」

「だって、その通りなんだもん。それに、あなただから教えるけど、今は、セックスが最高になってるの。男でも、何回も連続してオーガズムを感じられるって知ってた? 今のあたしは、それができるのよ。ブリタニーがストラップオンを抜くと……ていうか……ああ、考えただけで興奮してきた」

「ストラップオン? お前、マジで言ってるのか? ……ああ、なんて……」

「それ! 『ああ、なんて!』とか、まさに、そういう言葉を毎晩、言ってるわ! 言うというより、叫ぶの方よね。あなたもお望みなら、ブリタニーに頼んであげてもいいわよ。ブリタニーの方からダイアンに、あなたも、この妻主導の夫婦生活に同乗するように言ってもらうの。だって、あたし……」

「いや! いや、いや、いや、やめてくれ! 絶対だめだ。ていうか、お前が幸せに暮らしてて、すべてに満足してるのを見て、俺は嬉しいよ。だが……これは、俺にはムリ。絶対に無理」

「あたしも、昔はそう言ってたのよ。でも、結局は、この生活に馴染んだわけ。だから、遅かれ早かれ、あなたもそうなるわよ」

「な、何のことを話してるんだ」

「あっ!……別に何も。でも、これだけは言っておくわ。2週間くらいしたらあなたの誕生日でしょ? その時に、とっても素敵なプレゼントをもらえるかもしれないわよ!」

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His new place 「彼の新しい立場」 

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His new place 「彼の新しい立場」

「おかえり、ハニー!」

「言ったはずよ。そのハニーって呼び方、ヤメテって。あなたは、もうあたしの夫じゃないんだから」

「でも……」

「書類にサインしたでしょ? それに、あなた、今でも本気で自分を男だと思ってるの? そんなおっぱいして?」

「あたし……わ、分からないわ……」

「いいえ、あなたは分かってる。その脚の間にぶら下がってるモノを最後に使ったのはいつ? 1年前? もっと前? あたしは分かってるの。あなたは、四つん這いになって後ろからあたしのストラップオンで体の中をえぐられる方が、その逆をするより、ずっとずっと気持ちいいんでしょ?」

「あたしは……」

「それでも、自分が主導権を握ってるフリを続けるの? そんなに熱心にそんなことを信じてるとしたら、とんだお笑い草だわ。自分がアルファ・メイル(参考)か何かになったつもりで、職場の人たちみんなに命令を下しているとか? 今は、みんな、違ったふうに思ってるんじゃないの?」

「え、ええ……」

「みんな、あなたのことどう思ってるのかしら? 口に出して言って」

「み、みんな、あたしのことを……頭の軽い女だって。カラダだけが取り柄のエロ女だって……」

「で、どうしてみんな、そう思ってるの?」

「ま、まさに、そうだから」

「その通り。まさに、その通り。さあ、こっちに来て、あたしの脚の間に顔をくっつけなさい。今日はハードな一日だったんだから」

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Out of line 「一線を越える」 

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Out of line 「一線を越える」

タウニーは男を娼館へ案内しながら言った。「うちにはたくさん女の子がいるんですよ……」

「ちょっと待った」と男は言い、廊下に立っている裸の女を凝視した。じゅうぶんきれいと言える女だったが、脚の間に男性器があるのは見逃すことができなかった。「ここはおかまクラブじゃないよな? 俺はそういうのは絶対ダメなんだが」

タウニーはため息をつき、裸のシーメールを睨み付けた。「シュガー! 言ったはずだよ、お客が付くまで部屋で待ってろって!」

「でも、タウニーさん、あたし……」

「ぶつくさ言うんじゃないよ! あたしゃ、さっき何て言ったい? 自分の部屋にすっこんでな!」

シュガーはしょんぼりし、引き下がりながら謝り、そして部屋に戻った。タウニーは作り笑いをして、客に言った。「うちは……何でしたっけ? あっ、おかまクラブ? そうじゃないんですよ。シュガーは特別なんです」

「どうして?」 と男は興味を惹かれたようで、尋ねた。

「ある時までは、あの娘はお客だったんですよ。常連客でね。ただ、ある日、女の子のひとりに乱暴を働いたのです。そこで、うちとしては、それを止めさせようとして、その結果、今はうちの女の子のひとりになったわけなんです」

「で、でも、どうやって?」

「一線を越えてみれば、お客さん自身ですぐにわかりますよ」とタウニーは答えた。「さあ、その話はこのくらいにして、お客様に女の子を紹介しに行きましょう?」

「あ、ああ。……そ、そうしよう」と男は言った。

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Roommates 「ルームメイト」 

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Roommates 「ルームメイト」

「すごっ! お前、本当に彼女そっくりだよなあ。声まで似てる」

「双子だから……。それが肝心な点の気がする」

「ああ。でも予想してなかったぜ……ていうか……ワオ! マジで。ワオとしか言えねえ」

「ありがとう。多分そう言うべきなんだろうな。でも、本当にこれって……ゲイじゃないよね? 確信できる?」

「片方が、可愛い女の子に見えてる以上、ゲイじゃねえよ。そして、お前は、可愛い女の子にしか見えねえ」

「うん……でも……」

「考えすぎるなよ。てか、俺たちが昨日の夜したこと、お前も楽しんだんだよな?」

「うん。多分。でも、ボクはちょっと酔っぱらっていたし、それに……あれは、賭けの上でのことだし、それにボクは……ボクは違うんだよ。ボクはゲイとかそういのになりたいわけじゃないんだよ」

「大丈夫、お前は違うって。で、昨日の夜、俺のちんぽをしゃぶったんだよな? はい、はい。分かってるよ。でもな、こういうことは大学じゃよくあるんだぜ。それに、これは俺たちふたりにとって、完璧なシナリオだよ。だってそうだろ、俺たちはルームメイトなわけだから、これからも、ふたりでやりたいセックスをやり放題だってことだ」

「ああ。その通りだね。その通りだと思うけど……」

「気楽に考えればいいんだよ。流れにまかせて、お前も俺もしたいことをする。楽しいよ。俺が請け合うから。やってみなきゃ、分かんねえだろ? こういうのはどうだ? 俺が、まずは先っちょだけ入れてみるんだ。お前が気に食わなかったら、言ってくれ。俺はやめる。それだけだよ」

「あ、ああ。それなら……それならいいかも」

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A different perspective 「別の観点」 

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A different perspective 「別の観点」

「最後の日よね? 名残惜しくなりそう?」

「なんだって? そんなわけないよ。このセメスターは悪夢だったんだ! ようやく終わって、普通に戻れるので、すごく喜んでるよ」

「悪夢には見えなかったけど? ていうか、あなた、ある意味、楽しんでいたようにしか見えなかったけど?」

「マジで言ってるの? じゃあ、ボクは、自分で思っていたより演技が上手いんだね」

「そうかも」

「それ、どういう意味? まるで、ボクが女物の服を着たり、お化粧をしたり、髪の毛を延ばしたりするのを喜んでいたと本気で思ってるような口ぶりじゃないか? この2か月間、ボクがこのヒドイ状況をできるだけ良くしようと頑張ったからと言って、ボクがこの状況を喜んでいたということにはならないよ、カレン」

「この授業に登録したのは、あなた自身よね? あなた自身が選んだことじゃない?」

「だって、卒業のための必須科目だったからだよ。この授業を取るか、サンチェス博士の研究室のマウスにされるかのどっちかだったんだ。君もヘンリーがどうなったか見ただろう? ヘンリーは、いまだに、テディ・ベアを見ると痙攣を起こしてる。アレはごめんだよ。女性学の方がはるかに良い選択だったんだ」

「モノは言いようね」

「本気で言ってるんだよ。誰か男が、ボクのことを本当の女だと思ってボクに言い寄ってきて、その人の相手をしなければいけなくなったとかさ、パンティの替えがなくて裸になっていなくちゃいけないとか、そんなんだったら、ボクは喜んで死ぬよ。でも、あのフリードリンクはありがたいとだけは言わなくちゃと思ってるよ。それに、服も、いくつか気に入ってるのもあるんだ。分かるよね? 男物よりずっとカラフルだから」

「それに、あたしとふたりでするベッドでのお楽しみもあるから、でしょ?」

「うっ……まあ……それも多分」

「ああ、もうやめて。あなたは、あたしの彼氏だった時より、あたしの彼女でいるときの方が、ずっと楽しいんじゃないの? 自分でも分かってるんでしょ。その点はごまかせないわよ」

「ああ、楽しかったよ。これでいいんだろ? 嘘はつかないよ」

「その点よ。ちゃんと認めて、ライリー。あなたは、今後、女の子になっている今の時の方が良かったなあと思うようになるのよ。多分、いつも懐かしむというわけじゃないだろうけど、そう思う時が絶対にあると……」

「分かったよ。そうだよ。その通りだよ。別の観点から人生を見ることができて楽しかった。言ったよ。これでいいんだろ? 幸せ?」

「いつも幸せよ。でも、ちょっといい? 授業が終わるからと言って、これをやめなくちゃいけないというわけじゃないの。これ、あたしとあなたの間で、お楽しみとして続けることもできるんじゃない? 週末だけとか、ふたりで旅行に出た時だけどか」

「どうかなあ……」

「今すぐ決めてと言ってるわけじゃないわ。ただ、ひとつの選択肢として言ってだけ。可能性はあるとだけ。もし、あなたもする気があるなら、嬉しいわ。気が向かないと言うなら、それも構わない。あたしは、あなたがどうしようとも、それに付き合うつもりでいるから」

「ありがとう。本当に」

「あたしって最高じゃない?」

「ああ、本当に君は最高だよ、カレン。本当に、本当に」


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Closure 「決着」 

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Closure 「決着」

「私の可愛いエロ娘は、今夜はどんな調子かな?」 あたしのご主人様が部屋に入ってきて、あたしが四つん這いになって脚を広げ、欲しくて疼いているのと言わんばかりにお尻を突き上げてるのを見た。あたしはわずかな布地のランジェリー姿で、女体化した体を隠そうともしていない。もちろん、そこが重要な点。彼はあたしがそんなふうになってるのを見るのが好きなのだ。そして、正直に言えば、あたしもこういうのが好き。

「ご主人様が帰ってこられて、今は元気になりました」とあたしは猫なで声で言う。「今夜、あたしのアナルを犯していただけますか? それともまずは、あたしのお口をお使いになりますか?」

「口のほうがいいかな」と彼はあたしの前に立ちはだかった。「だが、その前に、ちょっとしたサプライズがあるのだよ」

どんなサプライズと聞こうとしたとき、聞き覚えがある声でつぶやく声が聞こえた。「ああ、何てこと。ボブ? 本当にボブなの?」

ボブ。その名前を聞いた瞬間、心が凍り、背筋に寒気が走った。もう1年以上聞いていなかった名前。こんなにも早く、その名前を聞かされるとは。それを聞いて、昔を思い出した。そんなに遠い昔ではない昔。あたしがランジェリー姿でご主人様の気を惹こうと猫なで声をあげるようになる前のことを思い出す。あたしが捨て去った当時の生活と、妻のことを思い出す。でも、何よりも、自分がこんなふうになるとは全然思っていなかったことを思い出す。

声に驚き振り返り、あたしが捨てた妻のフィオナを見た。彼女はどうみても美人ではないし、失踪した夫のことを1年以上にもわたり心配し続けたせいか、その影響が容姿にも現れていた。記憶にあるよりも、少し太ったようだし、かなりやつれているように見えた。彼女を見た瞬間、自分が彼女よりずっと綺麗だろうなと思った。そう気づくと、誇らしい気持ちが出て、胸の内が熱くなるのを感じた。

もちろん、彼女が最後にあたしを見てから、あたしはずいぶん変わってしまった。ただの女体化小説と動画の愛好者だったのが、次第に抑えが効かなくなっていき、前の生活を捨て、ホルモンに走り、自分もああなりたいとあれほど切に願った性奴隷のように扱ってくれるご主人様を見つけ、その人に飼われるまでになってしまった。その当然の報いなのか、かつては自分が淫らな欲望を抱いていたはずのトランスジェンダー女性に、自分がなっている。もうかつての自分の面影はほとんどない。それは自覚しているし、そう思うと、気が休まるところがある。

「そうだよ、ボブだよ」とご主人様があたしの代わりに返事した。「あなたも、夫だった男がどんな姿になったか、見てみたいのじゃないかと思ってね」

「ど、どうして?」

「そうすると、彼女は屈辱を感じるからだよ。表面的な屈辱だけではない。多分、今夜、檻の中、横になりながら、彼女は自分が何を捨ててきたか考えるんじゃないのかな? かつての男だったころの自分を思い出す。そして、大変なものを捨ててしまったのだと、心の奥から、煮えたぎるような恥辱を感じるんじゃないのかな?」

「じゃ、じゃあ、あなたは私を性的な遊びの小道具として利用したのね?」 とフィオナは言った。「私は……あ、あなたは、夫を見つけるのを手伝ってくれると言ったのに。夫に会わせて、ちゃんとケジメをつけられるようにすると言ったのに」

「だから、そうしたでしょう? 見れば分かる通り、もう、あなたの夫はどこにもいないのです。そうでしょう? もう元には戻れない。だから、あなたは過去を忘れて前に進むことができるんですよ、やっと」

「私、ど、どう……どう考えていいか分からない」

「悲しいことだけど、それはあなたご自身で考えることでしょうね」 そう言ってご主人様はズボンのチャックを下ろし始めた。「あなたが、元のご主人が性奴隷のように体を使われるところを見たいと言うのなら、話は別ですが。まあ、私にはどちらでも構わないですが」

フィオナは、これほど素早く出ていくことはできないだろうと思えるほど、素早くその場から出て行った。玄関ドアが乱暴に閉められる音が響いた。その音はあたしの昔の生活に対する、真の終結を告げる音だった。そして、あたしは、ご主人様の元へ這い寄りながら……彼のペニスを見て口に涎れがたまってくるのを感じながら……今ほど幸せな時はないと思うのだった。

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