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A Bet is a Bet 「賭けは賭け」 

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A Bet is a Bet 「賭けは賭け」

「いいよ……だから、頼むから怖気ずくのやめてくれないかな、ララ。ただの賭けなんだからさ」

「なんでそんなこと言えるの? いや、真面目に訊いてるのよ、トレント」

「トリーシャ」

「な、なに?」

「今はトリーシャ。少なくとも、賭けの条件を満たすまでは、その名前。それについては話したはずだよ」

「あたし……分からないわ……あなたが、1年間、彼のメイドにならなくちゃいけないという話しは聞いたけど、てっきり、あなたが彼の家を掃除するとかだけだとばっかり思ってたのよ。でも、これは……」

「ああ。ボクもそんなふうに思っていた。でも、ハリーがどんなヤツか君も知ってるだろ? それに、ボクたちの賭けは、前から、ちょっと常識はずれな賭けだったし。ボクが勝って、ハリーにあのウルトラ・マラソンを走らせたのを覚えている?」

「これはそんなのじゃない。次元が違うわ。あなたの体、永久的に変えてしまってるじゃないの!」

「半永久的。でも、確か、これは整形手術についての賭けで負けた結果だと思うんだ。もし、このおっぱいをつけると分かっていたら、賭けに乗ったかどうか、自分でも分からなくなっているけどね。っていうか、このおっぱい、重すぎるんだよ」

「あたしがもっと気になってるのは、あなたのアレを取ってしまったんじゃと……分かるでしょ……」

「睾丸のこと? まだ残ってるよ、大丈夫。ただ、上手に体の中に押し込めてあるだけ。というか、少なくともハリーはそう言ってたよ。ボクが言いたいのは、ハリーは、1年過ぎたら、元通りに外に出してくれるということ。それまでは我慢して彼のメイドになってなきゃいけないけどね」

「あたしとの関係はどうなるのよ? ちょ、ちょっと待って。あなた、なんで脚を広げているの?」

「うん、ハリーが、ボクは女であるのに慣れる必要があるって言ったんだよ。だから、いくつかオモチャを買ってきた。分かるよね?……アレをするための……」

「ああ……なんてこと……これがストラップオンっていうの? あたしに、これをつけてほしいと?」

「郷に入らば郷に従え。女の子のふりをするなら、女の子のように振る舞えって。そうじゃない? まあ、演じるのはボクだけど。だから、ねえ、ヤッテ、お願い! でも優しくね。あたし、処女なの」

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[2020/12/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

A Raw Deal 「不当な取引」 

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A Raw Deal 「不当な取引」

「ここで?」とザックはガールフレンドのアイリスを驚いた顔で見つめた。公園の中、あたりを見回した。すぐ近くには誰もいなかったけれども、公共の場所であることには変わりはない。「誰かに見られたらどうするの?」

「それこそ重要な点と言えるけど?」とアイリスはニヤリとしながら、オモチャを振って見せた。水滴の形をしたモノで、根元部分が膨らんでいて、すぼまった先には人造の宝石がついている。「これを入れなさい」

ザックは震える指でそのアナルプラグ(参考)を受け取った。潤滑剤の薄い皮膜でテカテカ光っている。少なくとも彼女は彼がそれを乾いた状態で使うのは望まなかったようだ。それほど大きなものではないが、挿入を容易にするものを使わないと、痛みをもたらすのは確かだろう。「お願いだから、これについて、もっと話し合いたいんだけど。ダメ? もう、こんな変な服装でこの公園に出てきたんだよ。それで充分、満足できるはずだと思うんだけど……」

「これは全部あなたが考えたことでしょ、ザック」とアイリスは鼻にしわを寄せた。「いや、違うわね。ふさわしい名前じゃないもの。ザック。これは明らかに男の名前。一方、あなたはセクシーなシシー。そうでしょ? あなたを呼ぶのに適切な名前を考えなくちゃいけないわ」

「ボクが考えたことなんかじゃないよ! ボクはただ……」

「レイシーというのはどうかしら?」 そうアイリスは言い、ザックは心臓が止まりそうになった。「あたしが彼女の名前を知ってるとは思わなかった? そうみたいね。でもね、知ってるの。それにこの名前、あなたのような人にふさわしい愛らしい名前だと思うわ」

ザックは顔をそむけた。レイシーとは、彼がアイリスと付き合いだした頃に浮気した相手の女性の名前だった。それ自体、彼にとってはそんなに楽しい出来事でもなく、彼は罪を免れていたとばかり思っていたのだが、それが間違っていたのは明らかだった。

「そ、それについては……説明できるよ……」

「いいえ、その必要はないわ。過ぎたことだものね。いいから、さあ、それを入れなさい」

ザック……いや、今はレイシーか?……ともかく彼は階段に腰を降ろした。不安と恥辱と困惑でお腹のあたりが痙攣してヒクヒク言っていた。脚を広げ、ドレスの裾を腰まで手繰り上げた。あそこの部分が露出して丸見えになる。彼は、自分の男性器がみすぼらしいことをよく知っていた。特に、この前、アイリスの友達であるサマンサをふたりの寝室に招き入れた後からは、いっそうはっきりと自覚していた。今でもサマンサの笑い声が聞こえるようだ。露骨に指をさした彼女の姿が見えるようだ。それまでの人生で、あれほど恥ずかしい経験はなかった。

その夜の出来事を思い出すだけでも涙が溢れてきたけど、ぐっと我慢してこらえた。というのも、アイリスは彼の小さいペニスを気にしたことは一度もないし、サイズを重視してるのは、アイリスのバカな友だちの方だけだから。加えて、彼はいかに粗末な一物とは言え、男性性として残されたモノを守り続けたいと切に願っていた。ともかく今は、誰かが通りかかり、恥ずかしい行為をしているところを見られることだけは避けたかった。だから、もはや躊躇するのはやめ、深呼吸して、その玩具をアヌスの入り口にあてがい、中へと押し込んだ。ハアッと声が出た。痛みからではなく、つるんと滑らかに入ったことへの驚きからだった。

「いい娘ね!」とアイリスは猫なで声で言った。「それを入れると、ヒップをちょっと振って歩くようになるわよ」

レイシーは立ち上がり、めくれたドレスを直した。体を動かすたびに、あそこの中のプラグの存在をいちいち意識してしまうのに気づいた。

「これでいい?」と彼は訊いた。

「あら、まだよ。あなたは自分の楽しい夢を実現したわけでしょ? だから今度はあたしの夢の番。そういう取り決めよ」

レイシーは頭を左右に振った。確かにアイリスの言ったことは厳密には正しいけれど、ふたりの間での取引からは、アイリスの方がはるかに多くのことを要求することになるという現実から逃れることはできないのだった。実際、サマンサを交えて3Pプレーをしたものの、彼が望んでいたプレーとはかけ離れたもので、サマンサに小さなペニスを笑われ、少しも楽しめなかった。これまで、アイリスはどんどん自分に有利に事実を積み上げてきているようだ。女装でドレスアップすることから始まり、ニセ乳房の装着、化粧、そしてウイッグ。どんどん外見を女性に変えられてきた。そして、今はおもちゃをアヌスに入れるところまで来てしまった。それでも、試練は終わっていないと言う。

「あとは何?」と彼は訊いた。

アイリスは笑顔になった。「あのね……職場に男がふたりいるんだけど。ジェームズとトミーって言うの。これから、あたしとあなたとで、そのふたりとダブルデートしましょう!」

「ああ、なんて……」と彼は唸った。

「あなたが考えてること、分かるわよ。その人たちにバレたらどうなるんだろう、って。そうでしょ? まあ、心配はいらないわ! ふたりともあなたの秘密を知っているもの。知ってる上で、そんなの気にしないって。ふたりとも行儀よく振る舞うって約束してるの。いい人たちだと思わない?」

「アイリス、お願いだから……」

「ダメよ。あたしは、あなたが望むことをしてあげたんだから。あたしはしたくなかったけど、してあげたの。だから、拒否はさせないつもりだからね。さあ、パンティを履いて女の子らしくシャンとして、約束を遂行しなさい! もちろん比喩で言ってるわ。だって、そもそも、あなたが履くもの持ってきてないんだもの。ちゃんと約束を実行する。さもなければ、あたしたちの将来がどうなるのか、あたし、責任持たないわよ。分かった?」

彼は言うとおりにした。「いいよ、さっさとやってしまおう」

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[2020/12/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

The Point of No Return 「後戻りできない地点」 

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The Point of No Return 「後戻りできない地点」

「ちょっといいか? 俺は君のことを心配してるんだよ。分かってる? ほら。ちゃんと言ったからな。友達だから心配してるんだ。だからさあ、頼むから、俺に話してくれないか?」

「何も話すことなんかないと思うよ。もっと言えば、どこかおかしいって君がしつこく言うので、ボクは低レベルだけどちょっと気分を害されている気持ちになってるよ。ボクが男らしさについての君のヘテロ中心主義的な見方に組しないからってだけで、君はボクがどこかおかしいと思ってるんだろ? それって、ボクの人格より君の人格について、はるかに多くのことを語っているよ」

「だけど、その通りの現実じゃないか! 君は前はそんな話し方をしなかった。君が前のセメスターに受講したあの授業のせいじゃないのか? まるで、あの授業で君の脳が完全に組み替えられてしまったようだよ」

「っていうか、開眼させてもらった、と言いたいね。こういう問題、君は一度でも考えたことがある? アーバーナシー博士は天才だよ。先生はジェンダー研究の分野の第一人者のひとり。知識があやふやな男子寮の学生の忠告を聞く前に、まずは彼女の話しを聞くよ、ボクなら」

「ああ、ロバート……」

「今はボビーだよ。前にも言っただろ?」

「ああ、いいよ、ボビーと呼ぶよ。俺の話しを聞いてくれ。君があのバカげた授業を取ることに決めたのは、あの授業に出ると簡単に女の子たちと仲良くなれると思ったからだ。そうだよね? そう、君は言ってたんだよ。でも、君はあのクラスのドアをくぐった途端、考えを変え始めた。最初は、たいしたことじゃなかったさ。ちょっとした立ち振る舞いの変化だけ。でも、その後、君は減量を始めた。家父長制について話し始めた。ああ、そうだ! 菜食主義にも変わったんだ! で、今の君はどんな姿になってる? 自分で見てみろよ。賭けてもいいけど、紳士用の服はひとつも着ていないだろ? それに、君がおへそにピアスをして、化粧もしているのを、俺が気づかないなんて思わないでくれよな!」

「で?」

「『で?』 『で?』だって? レンガの壁に向かって話してるようだ。そんなの君らしくないって言ってるんだよ! 全然違う! そこんところ、君は自分でしっかり分かるべきだって!」

「ボクが分かったのは、君にひどくがっかりしてるということ。ボクが中性的な外見になったからって、ボクが……」

「いや『女性的』だよ。中性的じゃない。君は女に見える」

「まあいいよ。どっちでも。だからと言って、君がボクを助けなくちゃいけないわけじゃないだろ、チャド。っていうか、マジに言って、どう思ってるの? ボクは。、あの教室に入った途端、みんなに催眠術を掛けられたとかって? 魔法のように、ボクを変えてしまったとかって?……」

「分からない。本当に分からない、ボビー。ただ、俺が知ってる彼は、君が着てるような服を着たりなんか決してしないだろうということ。どんなことがあっても、そんなことはしないだろうって」

「チャド、多分、君はボクのことを理解してると思っていただけだったんだよ。それとも、ボクが本当のボクを表に出すのを恐れすぎていたのか、本当のボク自身に気づかなかったのか。そういうことを考えたことない?」

「正直に言う? ああ、考えたことはない。現実と行動の違いは分かっている。そして、これは行動であるということも分かっている。でも、俺は本当の君がするりとどっかに消えていこうとしてる気がしてるんだ。替わりに何かが乗っ取ってきてる気が。近々、ある時、君が境界を越えてしまうのじゃないかと、それを恐れているんだ。そこを超えてしまったら、もう俺には君を助けることはできなくなる」

「助けは必要としてないよ。さっき言った通り」

「ああ……分かっている……」

「それに、助けを欲してもいないんだよ。だから、もし君がボクと友だちでいたいなら、ボクをこのままの人間として放っておいてくれることだよ。このままのボクを受け入れること。そうしてくれたら、大いに助かるんだけど。まさか君が偏見の持ち主じゃないかって恐れてたけど、そうじゃないって示してくれることになると思うんだよ」

「ああ……いいよ……分かった。そうする他に道はないんだろ?」

「ない。それしかないんだよ」

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[2020/12/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (22) 

カレンのペニスのその姿、何かを語っている気がして、僕は、あたりがドロドロで汚れているのも忘れ、カレンのズボンが足首に丸まっているままであるから、彼女は僕から離れ逃げることはできないだろうと、それしか考えられなくなっていた。

素早くカレンの前に尻をついて座り、彼女のペニスを咥えこみ、吸いながら、片手でディルドを動かし始めた。もう一方の手は彼女の尻頬を掴み、彼女が引きさがっていかないよう、押さえ続けた。

彼女のペニスを覆う、僕たちふたりが分泌しあった体液のミックスは、僕にとって、神々のみが食することができる最高の美食のような味がした。もっともっと舐めようとするうちに、いつの間にか根元まですっかり口の中に入れていて、さらに喉奥の先まで飲み込んでいた。どんどん飲み込み続けて、ある意味、ディープスロートをする形になっていたけれど、苦しさは何も感じなかった。このおちんちんをもう一度、固くさせなくては居ても立ってもいられないという気持ちだった。どうしても、また、欲しい。

カレンは、射精後であまりに敏感になりすぎていたのか、僕から引きさがろうとしたけれど、僕はそうはさせなかった。片手で押さえていたディルドから手を放し、彼女を動けないようにするため、両手で押さえた。左右の手を彼女の丸い尻の頬肉にあて、できるだけの力で自分に引きつけた。鼻の先が彼女の恥丘に埋もれ、恥骨に当たりつぶれる。カレンの美味しすぎるおちんちんを1ミリ残さず、口の中に入れ、その愛しい下腹部に顔を埋めるのが嬉しくてたまらない。

「ああ、アンバーったら……」 彼女は僕から離れようとはするが、それができず、困ったふうな声を出した。「いったい、どうしちゃったの?」

彼女のペニスを咥えながら、懇願してるようにも聞こえる声を上げた。すると、喉の奥、それがピクッと跳ねて、ヒクヒクするのを感じた。僕は、AC/DCの「ビッグ・ボールズ」(参考)をハミングしながら、あごに当たっていた彼女自身の「ビッグ・ボールズ」を撫で始めた。

後から考えると、Wイェックスで彼女の性欲が増幅されていなかったら、多分、あんなに早く再び勃起させることはできなかっただろうと思う。でも、実際には、Wイェックスのおかげで、本当にすぐに勃起させることができたのだった。

ゆっくりと顔を引きつつ、その下辺部分に舌を走らせたり、残りのヌルヌルをきれいにすべく強く吸ったりしながら、口から吐き出した。

そして、大きく見開いている彼女の目を見つめながら、その長い肉棒を握って、下の部分を舐め続けた。「ねえ、もっとヤッて、お願いだよ」

「なんと……」 妻は、足首に絡まるズボンから抜けながら、小さな声だけど驚いた声をあげた。「いったい何があったの?」

僕は立ち上がり、彼女の小さな分身を握って引っ張りながら、寝室へと歩き出した。「分からない。一昨日あたりから……どうしても、おちんちんが欲しくなっていて。ごめんね」 そう謝ったけれど、寝室へ向かう歩みを止めたわけではなかった。

「まあ……」 彼女の声には喜んでいる調子がこもっていた。「じゃあ、良い意味での性欲増進が始まっていたわけね」

ベッドのそばまで来て、腰を降ろし、仰向けに倒れ込んだ。その間も、妻の股間に生える宝物を握ったままで、彼女を一緒に引きずり込んだ。

「それって、この状態のことなの? 気が変になってきてるのかもしれないって思っていたよ」

「うーん。あなたの肉体が、必要としていることを、あなたの心に伝えようとしているだけのこと。だから、それに逆らわないこと。たいていは、食べ物の好みが変わるとかだけど、こういうこともあるの」

僕は脚の間のドロドロの割れ目に彼女の分身を近づけ、入れるようにと引っ張った。カレンはその求めに応じて、ゆっくりとした滑らかな挿入で、奥まで入れてくれた。

「そう。そういうことなら、僕は本気で、完膚なきまでの荒々しいセックスを渇望している状態。だから、このベッドを壊す勢いでやって。いいね?」

妻は苦笑いして、さっそく、力強い小刻みな突きで僕を攻撃し始めた。


[2020/12/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (22) 


すると彼女が言葉をかけてきた。とぎれとぎれで、かすれた声で。

「ああ、なんてこと、マック! あたし……あなたに……滅茶苦茶にされた!」

ブリイは、そう言ったきり、またしばらく震えていた。僕は彼女を抱きしめ、髪を撫で、背中のシルクのような肌を軽く叩き続けた。やがて、ブリイは顔を上げ、僕の瞳を覗き込んだ。

「マック、愛してる。ずっと愛してる。あたしは身勝手で嫌な女。それも分かってる。本当の意味で自分を誰かにゆだねることは一度もなかった。でも、今は、あなたにすべてをゆだねてしまったわ。マック、あたしのことが欲しい? 多分、生まれて初めて、あたしはそういう気持ちになったと思う。本当の意味でのあなたの友だち、あなたと愛し合える女、あなたの妻、そしてあの娘たちの母親になれる気持ちになったと。あたしに手を貸してくれる? あたしを愛してくれる? わがままなあたしを我慢してくれる? 神様に誓ってもいいけど、絶対、あなたにがっかりさせないから。あなたが手を貸してくれたら、そうできる気持ちになっているの、マック。それくらいあたしを愛している?」

僕は自分の唇を彼女の官能的な唇に押し付けた。「他の何より、君を愛しているよ。君も僕に手を貸してくれなきゃダメになるよ。僕が君に我慢するのと同じくらい、君も僕に我慢しなければならない。僕もずっと君を愛してきた。僕たちがチームを組んだら、何とかできるさ」

「あなたのためなら何でもするわ。それにあの娘たちのためにも、何でもする。こんな気持ちになるなんて、夢にも思っていなかった。あの娘たちがあたしの生活に入り込んできたら、どうしても自分を抑えることができなくなったの。怖いの、マック。自分がだらしない母親になるんじゃないかって、怖いの。ずっとそれを恐れていた。だから、子供を持つのを考えようとしなかったんだと思う。あの娘たちの人生を台無しにしてしまうんじゃないかと恐怖を感じているの。ああ、マック、どうしたら母親になれるのか、全然、分からないのよ、あたし」

「僕も分からないよ」とくすくす笑った。「多分、父親になるのも同じくらい難しいんだと思う。こういうことって、実際にやってみながら学んでいくことだと思う。誰でも、開始した時点では、どうしたらよいか知らないものだし。それに、僕は、どうしたら夫になれるかも知らないんだ。ともかく、良い夫になるにはどうしたらよいか。最初の時は、僕たち、失敗してしまったわけだし」

「ええ、そうね。大半はあたしのせいだった。あんな子供みたいに振る舞ってしまって。いろんな点で、あたしは依然として子供みたいだわよ、マック。もっと成長するよう一生懸命頑張るつもりだけど」

「ああ、僕もそのつもりだよ」 と僕は彼女を強く抱き寄せた。

いつの間にか、僕たちはそのまま眠りに落ちたようだった。


[2020/12/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Master and Me against the World 「ご主人様とあたし世間に歯向かう」 

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Master and Me against the World 「ご主人様とあたしで世間に歯向かう」

初めは、抵抗しようとした。分かってる……自分こそは最高の話を知っていると思うとは何て愚かなことか。でも、あたしはそうした。自分自身のストーリーを賭けると本気で信じていた。でも、言ったように、その点に関するあたしの間違いをご主人様に正してもらうまで、そんなに時間はかからなかった。

初めてご主人様が支配権を握ったときのことを覚えている。当時、あたしは、自分こそが仕切ってると思っていた。あたしは自分自身の特権、自分の人気の高さに盲目状態になっていた。それに、なんだかんだ言っても、彼はあたしの餌食だったし。彼は弱くて、あたしは強かった。じゃあ、なんで、あんなに容易くあたしは屈服してしまったのか? なんで、あんなに容易く彼に支配権を明け渡してしまったのか?

2年以上たった今でも、あたしには分からない。彼はあんなに物静かで控え目な男だ。彼を地べたにひれ伏させることができた時があったのは確実。だけど今は? 彼の足にキスをするのを許してもらえるだけで、ありがたいと感謝している。

確かに、彼の後ろを哀れな子犬のようについて回るようになった時は、ちょっと恥ずかしかった。あたしの友人たちはみんな、あたしは気が変になったと思った。みんな、あたしが彼に悪い冗談を仕掛けているのだろうと思った。でも、あたしには見えていたことが、どうして彼らには見えなかったのか、いまだに理解できない。どうして、彼はみんなに敬愛される価値がある人だと分からないのだろう?

でも、あたしが服装や立ち振る舞いについて、色々変え始めると、周りの抵抗はますます強くなっていった。授業に化粧をして出ると、友だちがハラスメントをしてきた。みんなで、あたしをバカにしたし、あたしに自分がしてることは本当にしたいことじゃないんだと納得させようとしてきた。あたしはそんな周りの意見を無視し、次の日には服の下にパンティを履いて出かけ、その翌日にはドレスを着て出かけた。ウイッグも被って。そう言うことが続き、やがてあたしの周りには誰も近寄らなくなった。でも、全然、気にしなかった。心の空白を埋めてくれるご主人様がいたから。

だから、彼がとうとう女性ホルモンを摂取し始めたらどうかと言った時、彼の提案に反対する人は誰もいなかった。あたしの周りには誰もいなかったから。それに、彼があたしに女みたいな姿になってほしいと思っているとしたら、あたしが反対するわけがないじゃない? 同じ理由で、あたしはちょっとした「修正」のための整形手術を受けた。結局、大学のための学資資金を全部それにつぎ込むことになったけれど、気にしない。ご主人様は、あたしが教育を受けていようがいまいが気にしなかったから。従順であるかどうかだけが問題だったから。

それが1年前までのこと。それ以来、あたしはご主人様の理想的なペットになるためにできることを何でもしてきた。裸でいる時間の方が、服を着ている時間より長いけれど、それも気にならない。ご主人様があたしを見せびらかすために、あたしの前の友だちやガールフレンドたちのところに何度も連れ出すけれど、それも気にならない。彼はずいぶん頑張ってあたしを変えてきたので、あたしの今の姿を自慢するのも当然といえるから。

昔の知り合いたちがあたしに放つ言葉や、恐怖に満ちた表情や、「助けてあげる」という申し出の数々。そんなのは全部、簡単に無視できる。ご主人様がいる限り、あたしは幸せだから。他のことは本当のところ何も重要じゃないから。

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[2020/12/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (21) 


カレンは、僕の腰の左右をぎゅっうと握り押さえながら、挿入を待ち望んでいた僕のアソコに一気に根元まで入れてきた。滑るように滑らかに入ってくる。

「ああ、いい……」

僕は無意識的にアソコで彼女の長く太い肉棒を締め付けていたようで、彼女はその感覚を堪能するかのように、太い声で唸った。

一方の僕は、自然と、女性的で泣きそうな声になっていた。「ううっ、やって! お願い、動いて。動いてください。あなたのおちんちんが欲しいの」 

ただ入れられたままで、動かないでいられると、気が変になりそうだった。かゆいところがあるのに、そこを掻かれずに、ただ触れられてるだけのようなむずがゆさ。

僕の妻はなんて素晴らしいのだろう。僕の求めに応じて、ゆっくりと腰を引き始め、あの丸太のような太いペニスがほとんど抜け出そうなところまで出したところで、ほとんど僕を突き倒すほどの力強さで一気に根元まで突き入れてきてくれた。カレンのペニスを何日も恋焦がれ続けてきた後だけに、安堵感が下腹部を満たし始めるのを感じ、思わず嬉し涙が溢れ出そうになった。「カレン、そう、その感じ。強くやっていいんだよ。ヤッテ、ヤッテ、もっと犯して!」

カレンはベストを尽くして僕の求めに応じてくれた。彼女の股間が僕のクッションのような尻肉とぶつかり、平手打ちするような音。この音は僕には素晴らしい交響曲にしか聞こえない。でも、すぐに彼女は体をこわばらせ、僕の中に子種液を発射してしまった。早すぎる。射精を受けて僕自身、オーガズムに突入できたし、カレンと一緒に絶頂を味わうことができたけれども、これだけじゃ物足りなかった。どうしても、もっとしてほしい。

カレンは息を荒げながら、体を引いた。それに合わせて僕の奥まった部分から彼女の長く太いモノが滑り出ていくのを感じた。

「ふうー、あたし、ずっとこれを……」

彼女は途中まで言いかけて、黙ってしまった。僕が前に手を伸ばして、ディルドを掴み、それを自分で、当たり前のように平然と根元まで突っ込んだから。それに押されて、彼女が僕の中に出していた精液が隙間からほとばしり、あたり一面に飛び散った。僕は、そんなことはお構いなしに、その青いシリコン製のおもちゃで狂ったように自分を犯し続けた。目にもとまらぬスピードで出し入れを続けた。

そんな僕を見て、カレンは何か言っていたのかもしれないけど、たとえ何か言っていたにしても、僕の唸り声の方がはるかに大きかった。室温の温かさのディルドは、妻の熱い肉棒には全然比べ物にならなかったし、自分で出し入れしなければならないのは、彼女に力強くえぐられることに比べて、色あせたことにしか感じられなかったけれど、どうしても欲求が収まらないときには、仕方なかった。

ディルドを使って、何とかもう一度だけ達した後、ディルドを突き刺したまま、カレンの方に向き直った。彼女はショックを受けたのか、唖然とした顔でそこに立っていた。ズボンとパンティを足首に絡ませ、医療従事者用のトップをたくし上げたまま、僕が飛ばしたスペルマで体の前を汚してる。濡れた半立ちのペニスは下を向き、その先端から残っていた白濁がとろりと床に糸を引いていた。


[2020/12/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (21) 


いったん引き抜き、その後、ゆっくりと出し入れを始めた。ブリイは長い両脚で僕の腰を包み込んだ。彼女のヒールが僕の太ももに食い込むのを感じる。両手首を放すと、すぐに両腕が僕の体にしがみついてきた。何かすがりつくものを求めていたのだろう。

やがて、ふたりともリズムをつかみ、それに伴って、僕の打ち込に合わせて、彼女は、あっ、あっと喘ぎ声を発するようになった。しばらくそれを続けていると、突然、ブリイは目を閉じ、頭をぐいっと後ろに倒し、あごを突き上げた。激しく絶頂に達した瞬間だった。赤みが顔に広がり、次第に首、そして胸の上部へと広がっていく。その間にも彼女は2度目の絶頂へと突入した。体を震わせ、すすり泣くような声を上げて耐える彼女の愛しい体を、僕はきつく抱きしめた。

そのオーガズムが少しだけ落ち着くのを見計らって、僕はいったん彼女から抜け、その身体をうつ伏せにさせ、彼女の両脚にまたがる形で、後ろからのしかかった。

「ああ、ダメ! ダメよ!……また? あたし……もう無理!」

そう叫んだブリイだったが、もちろん、実際には、無理なんかではなかった。僕はその姿勢でたっぷりと10分は出し入れを続け、そして彼女は何度も繰り返し絶頂を味わっていた。最後には、体をぶるぶる震わせながら、本当に涙をこぼし、声をあげて泣いていた。そして僕はその彼女の美しい姿を見ながら、中に射精した。自分の魂を彼女の体内に注ぎ入れているような感覚がした。

こんなに燃え上がり、こんなに淫らに興奮したブリイを見たのは初めてだった。この時のブリイこそ、ずっと前から僕は、彼女の本当の姿であり、きっと、彼女ならそう変われるはずと踏んでいた女だった。彼女は、男に奪われ、所有されることを待ち望んでいる魅力と謎に満ちた生き物なのだ。この瞬間、僕はどれだけ彼女を愛しているかを本当に悟ったと思う。彼女のためならいつでも死ねるし、その犠牲を払っても自分は疑問を感じないと思った。

再びブリイの体を仰向けにし、きつく抱きしめた。ブリイは横寝になる形で僕に覆いかぶさり、胸に顔を埋めて、すすり泣きを続けた。


[2020/12/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

No Place to Hide 「隠れる場所がない」 

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No Place to Hide 「隠れる場所がない」

「あ、まずい」と僕はつぶやいた。階下でドアが開く音がしたから。誰かが家に帰ってくるのは、まだ何時間も先のことのはずだった。だから僕は、この機会を幸いに、僕の女性としての別人格であるステイシーになっていたところだった。「まずい、まずい、まずい」

「ジョン?」 と呼ぶ声がし、心臓が口から飛び出しそうになった。妹の親友であるヘザーの声だった。いま家に来られたら、妹が最悪だと言えるが……ちなみに、今はその妹のパンティを僕は「借りていた」のであるが……その妹を別とすれば、多分、その次にまずい人はヘザーだといえただろう。「着替えをしてるの? あなたの車が玄関前にあったから、家にいるのは分かってるのよ?」

まずい、まずいとさらに何回か意味もなく繰り返していた。隠れることなどできないだろう。それに、妹が帰ってくるまで充分時間があるから、それまでに元通りにすればよいとと思っていて、妹の部屋を散らかしっぱなしにしていた。その妹の部屋しか隠れるところがない。パニックどころじゃなく、不安のあまりお腹のあたりに痛みすら感じる。しかも、ヘザーが階段を上がってくる音が聞こえ、その不安感は一層悪化するばかり。

馬鹿げた格好に見えるかもしれない。こんな、まるでマンガのキャラみたいな格好でいるんだから。でも、ヘザーが二階に上がりきるまで、僕は不思議とほとんど動かずにいた。結局、この格好のままでいたのだった。妹のソングパンティとニーハイソックス(参考)を履き、ネットで買ったハイヒールの姿で。さらには長い髪をピッグテイル(参考)に結い、顔にはたっぷりと化粧を施して。

「あら、あら、あら……」とヘザーが言った。ヘザーは魅力的な女の子だ。……ブロンドの髪、大きな胸、まさにあらゆる点で完璧な容姿。実際、何年も前から僕は彼女に恋していた。「いったいこれは何なのでしょう?」

「せ……説明するよ!……こんな格好してるけど違うんだ!」

「本当?」とヘザーは頭の先からつま先まで僕を見ながら言った。「どう見ても、ちょっと、クローゼットのシシーのように見えるけど」

「違うよ……」

「それに、あたしには、この世でセクシーで可愛いシシーほど好きな人はあんまりないんだけど」と彼女は僕の言葉を遮って言った。「だから……もう一度聞いていい? 本当にその姿は違うの? もし、本当はその姿の通りだったら、あたしたち、たくさん楽しいことができるかもって思ってるんだけど。あたしとあなたのふたりで」

心臓が胸から飛び出しそうな勢いで鼓動した。ヘザーが言ってることは、本当に、その通りに受け取っていいのだろうか? それとも、何かの罠だろうか? ヘザーは僕をさらに辱しめたいと思っているだけかも?

ヘザーが前に進み出て、手を伸ばし、僕の丸い腰を押さえた。「うーん……。美味しそう。セクシーだわ。あなたのこと、何て呼べばいいの?」

「ス、ステイシー。あ、あたしのこと、ステイシーって呼んで」

「その名前、気に入ったわ」 彼女はそう答えると、僕の手を握り、妹の部屋へと向かい始めた。「あたしたち、たっぷり楽しめそうに思うわ、ステイシー」

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[2020/12/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (20) 


カレンが仕事を終え、家に戻ってくるのを待った。彼女が帰ってきた時、僕は着替えすらさせなかった。上着の襟をつかみ、ぐいっと彼女の顔を引き寄せ、その口に舌を突き入れた。

カレンは、訳が分からない様子で、びっくりして僕を見た。そんな彼女を責めることはできない。僕自身、この何か月か、とてもそっけなく振る舞ってきていたから。

「えーっと、アンバー? どういうこと?」

「ごめん。僕はずっと君を無視してきたと思う……」と僕は謝り始めた。でも、すぐに彼女は僕の言葉を遮った。

「いいえ、それはいいの。妊娠すると、どういうことが起こるか、分かってるから」

「それでなんだけど、今はそういう時期が過ぎたと思う。で、それが過ぎると同時に、すごくエッチな気分になっているんだよ。だから、どうしても頼みたいことなんだけど……。オプションその1は、これを使ってくれること」 僕は、そう言って、封を切った、少しだけ使用済みになってるディルドを片手に握って出して見せた。

「これを使ってふたりでちょっと楽しいことができると思う。で、オプションその2は、これを飲んでくれること」

そう言って、キーを置くところに置いておいたWイェックスのシリンダを握った。「……そして、近くにあるテーブルに僕をうつ伏せに押し倒して、僕を犯してくれること。僕が君をカンカンに怒らせてしまったかのように、めちゃくちゃに犯してくれるといいんだけど……」

カレンは、ちょっとだけシリンダを見つめていた。その後、やにわに僕の手から奪い取り、「ああ、ありがとう!」と叫んだ。そして、巧みな手つきで包装からWイェックスを取り出した。そして、片手で着ていた医療用のガウンをたくし上げ、あごのところで押さえて胸と胴体を露わにし、もう片手で、ズボンとパンティの腰ゴムのところを引き下げて、下腹部の肌も露出し、リビングルームにいるというのに、まさにその場でWイェックスを注入した。

注入し終わったシリンダをカウンタに置いた後、カレンは急いで上着を脱ぎ、ズボンと下着を足首まで降ろし、脱ぎ捨てた。僕は彼女の股間のアレが成長してくるところは見たくなかったので、後ろのカウンターの方を向き、ドレスの裾を腰まで手繰り上げ、足を大きく開いて、カウンターに覆いかぶさった。この時を予想してパンティは履いていなかったから、カレンには僕のツルツル肌のアソコが丸見えになっているはず。すでにびちゃびちゃに濡れていて、準備が整っていた。実際、あそこから体液が溢れ出て、脚を伝って流れるのを感じる。

「ヘーイ、相棒! お前に会いたかったぜ」

彼女がそう言うのが聞こえ、僕は肩越しに振り返ってカレンを見た。カレンは自分のペニスをしごきながら、それに話しかけていたのだった。思わず笑いだしそうになるのをこらえ、その代わりに、彼女のためにちょっとエッチなダンスをして見せることにした。

カウンターに覆いかぶさったまま、背中を反らし、太ももを前に後ろに動かし始めた。こうすると、お尻の左右の頬肉が閉じたり開いたりを繰り返し、あそこの口がパクパクするのが見えるはず。こんなことができるのをカレンに見せるのは恥ずかしすぎて、これまではできなかったし、うまくできるか分からず、誰かにして見せる気にはならなかったけれど、この時は、死ぬほどエッチな気分になっていたので、カレンが、ピエロの格好になった僕とエッチしたいと言っても、喜んでそれに応じただろうと思う。

「おお、おおっ、わーお」 と彼女は魅了されたような声を出した。「それ……すごくセクシーだよ、アンバー」

僕は動きを変え、今度は、腰を振り始めた。お尻の肉をプルプルと振動している。同時に、ドレスを押さえていた首の後ろの結び目を解いた。背を伸ばして直立すると、ドレスがスルスルと身体を伝って床に脱げ落ちた。

カレンを誘惑できるかもしれないと期待して、下着はナシでいた。当然、ブラもしていない。靴を除いて、すっかり裸の姿になり、カレンの方へと身体を近づけた。お尻をゆっくり回転させながら、彼女の固く勃起したペニスへと擦りつけていく。カレンはもう自制できなくなったようだ。執拗に僕の背中を押して、僕を前かがみにさせてくる。幸い、カウンターからそんなに離れていなかったので、カウンターの端を掴んで体を支えることができた。


[2020/12/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (20) 

それを何度も繰り返していると、やがてブリイは僕の体の下、激しく身をよじらせだした。そして、何とか腰を回しくねらせ、慌てた様子で僕から逃れた。一瞬、ものすごく恐い目で僕を睨み付けた後、がっくりと力が抜けたようになってベッドに仰向けになった。頭だけは持ち上げて、僕を睨み付けている。

「いったいどうしたのよ、マック。あたしが上にのしかかられるのが嫌いだってこと、あなた、知ってるでしょ!」

「それは悪かったね」と言い、僕はベッドの上に跳ね上がり、再び、彼女を押さえつけた。またも片手で彼女の両手首を握り、頭上にねじり上げ、同時に再び息を吹き返した勃起を彼女の熱い女陰に押し付けた。

ブリイは激しく抵抗したけど、僕の方が少なくとも40キロは体重が重い。

「イヤっ!」と彼女は小さく鋭く苦情を訴えたが、その声も、僕が彼女の湿った陰部に埋め込むのに合わせて、腹の底から出すようなうめき声に変わった。

「ああ、ひどいわ、マック!……やって! でも優しくしてよ! こんな形であたしを犯すには、あなたのは大きすぎるの。分かってるくせに!」

僕は笑いながら、ちょっとだけ腰を引いた。するとブリイは緊張が和らいだのか、体から固さが抜ける。それを受けて、僕は彼女の熱く濡れた肉穴に、ゆっくりと滑らかにではあるが、一気に奥まで突き入れた。彼女のわずかなちじれ毛が僕の下腹部を擦るのを感じたし、ペニスの頭部が彼女の子宮の奥壁に当たるのを感じた。

完全に結合した状態になっている。天国にいるような感じだ。腰を動かし、恥骨で彼女のクリトリスをこね始めた。僕の分身が、ブリイの狭く、熱く、濡れた部分に、火山のような熱で包まれるのを感じる。出し入れの動きはせず、奥の行き止まりのところに留まって、腰を回転させる動きを続けた。やがて、ブリイの方も僕とは逆方向の回転で腰を動かし始めた。


[2020/12/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

A New World 「新しい世界」 

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A New World 「新しい世界」

「ちょっと待ってくれる? あたしたち一緒に過ごす時間が全然ないんだけど。いつもただセックスだけ」

「ごめんよ、リー。君といたいのはやまやまなんだけど、ジーナがどうなるか分かっているだろ? あまり長く家を空けてると、ジーナは僕を追跡し始めちゃうよ。そうなったらどんなことになるか、君も分かってるはず」

「でも、彼女はこれまで一度も追跡チップを使ったことがないわ。どうして、今になって使い始めるというの?」

「ああ、頼むよ。そんな子供っぽいこと言わないでくれ。リー、追跡チップができたのは、そういうことのためなんだよ。女性は、夫が監視なしで外をうろつくのを望まないから。正直言って、ジーナが、僕が一日の大半なにをしてたか僕に説明を求めないばかりか、車まで使わせてくれて、運がいいと思ってるんだから」

「そんなことどうでもいいわ。あなたが家をきれいにしてて、彼女が仕事から帰ったときに食卓に夕食を用意している限り、彼女はあなたが何をしてようが気にしないんだから。あなたは、彼女にとって、ただの住み込みのメイドみたいなものだもん。時々、セックスもできる住み込みメイド」

「だから、君も、毎日毎日、感謝すべきなんだよ。ジーナがそういう態度を取ってくれなかったら、僕たち一緒になれないんだから」

「やろうと思えば、ジーナと別れられるのに。あたしにはおカネがあるし……」

「国から出るだけのおカネ? 政府が国から逃げ出す男に何をするか知ってるだろう? あの『粛清』事件が起きてから10年になろうとしてる。君はそれよりも前のことを覚えていられるだけの記憶力があると思うけど?」

「あの事件では何千人もの男たちが逃げようとしたでしょ? でも、あたしが話してるのは、あたしとあなただけのことだもの。それに、あたしと一緒ならあなたも安全だと思うわよ」

「そんなの嘘だって分かって言ってるよね? こんなふうにふたりで会っているだけでも、すごいリスクなんだよ。もし、変な人たちに、僕たちがしてることが見つかってしまったら……」

「ただのセックスじゃないの! 自然なことだわ!」

「政府はそうは見てくれないよ。もし、ジーナが、僕はコックケージ(参考)を外せるのかもしれないと、ちょっとでも疑念を抱いたら……ジーナのことだ、即刻、僕のアレをちょん切ってしまうよ。僕には分かる。ジーナなら、そうする。それに、君のお姉さんは、僕がアレを使ってると分かったら、何をすると思う? ましてや、君を相手にしていたと知ったら、どんなことをすると? 僕を矯正施設に送り込むかも。でも、それは最良のケースのシナリオだよ。最悪のシナリオだと、僕はあの繁華街の安アパートに送り込まれて、夫を持つ経済的余裕がない女性たちに1時間2ドルくらいで体を使われる運命だろうな」

「そんなことは決して……」

「いや、彼女ならそうするよ。君も本当はそう思っている。いや……こんな世の中、最悪なのは分かってるんだ。この20年の間に世界がどんだけ変わってしまったか、本当に気が狂ってる。でも、僕も君も、世界を昔のように戻すことなんかできないんだ。逆には戻せない。だったら、現実の世の中で何とかして生きていかなければならないわけだし、そういう世の中でも何か楽しみを得られるなら、それを享受していくべきなんだよ。だから、お願いだ。僕のコックケージを返してくれないか?」

「こんな世の中、大嫌い」

「うん、分かる。でも他に選択肢はないんだよ。これが僕たちが生きている世界なんだよ」


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[2020/12/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

NuSkin 「ヌースキン」 

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Nuskin 「ヌースキン(参考)」

「オーケー。じゃあ、こいつはいずれはがれるって絶対に言えるんだよね? というのも、すごくぴったりとくっついてる感じだから……」

「ええ。何度も言ってきたけど、最後にもう一度。これは全部一時的なものなの。ほんと、キミイったら、あなた、あたしがずっとこういう人工物をつけてるのを見てこなかったように振る舞ってるわよ。例の特別な溶剤をあたしが持ってる限り、その接着剤は溶かすことができるし、以前の退屈なカラダのあなたに戻ることができるから」

「ふたりっきりでいる時は、僕のことをキミイって呼ぶの、頼むからやめてくれよ」

「その呼び方に慣れなくちゃダメよ。あたしのパパがいる時に間違ってあなたのことをケンと呼んでしまうことだけはイヤなんだから。まあ、パパの愛娘の処女を奪ったことで、パパに気を失うまで殴られたいのなら、話しは別だけど。知ってるでしょうけど、すべて、あなたにかかってるんだから」

「本当にお父さんがそんなことをすると思ってる?」

「そうするのは確かね。特に、あたしたちが同棲していると知ったらなおさら。パパは良い人よ。たいていの時は、良い人だと思う。でも、パパは本当に古臭い考え方をするところがあるの。男女の交際についての考え方だけど。分かるでしょ? 結婚前はセックスは禁止とか、同棲は持っての他とか、その他いろいろ」

「でも、お父さんは理解してくれると思うんだけどなあ。僕たち婚約してるんだし、それに……」

「いや、絶対、理解なんかしてくれないわよ。あたしたちが一緒にいるためには、これしか方法がないの。パパがあなたはただのルームメイトだと思ってくれさえすれば、すべてがうまくいくの。それに、たった半年だけなんだから。それが過ぎて、パパが別の地方に配置換えになったら、全部、元の普通の状態に戻れるのよ。それと、自分のおっぱいをいじるの、ヤメて。それって、ちゃんとした女性のすることじゃないわよ」

「ごめん。なんか、すごく変な感じだから。つなぎ目すら、全然、見えない」

「前にも言ったでしょ? そのヌースキンはあなたの皮膚に密着してるから。つなぎ目はゼロになるように作られているの。さあ、今度は、そのおちんちんをしまって、新しくバギナを作る作業に入りましょう」

「やっぱり、そうしなきゃダメなのかなあ……」

「ダメ。そのまんまにしておくわ。その変装、完璧でなくちゃ。そうじゃなきゃ、そんなことする意味ないもの。だから、リラックスして。いったんそれを身に着けたら、それと本物との区別がつかなくなるから、大丈夫。お医者さんを除けば、誰にも分からないわ。あたしを信じて」

「ああ、分かったよ。じゃあ、さっさとやってしまおう」

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[2020/12/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (19) 


妊娠が確実になったすぐあと、カレンはWイェックスを摂取するのを止めた。というのも、僕は吐き気や疲労感、それに乳房が極度に敏感になり、全然セックスをしたい気持ちがなくなっていたからである。これは妻にとっては拷問だった。Wイェックスを摂取することにより性欲が増加するため、彼女は一日中、非常にムラムラした気持ちになるのに対し、僕の方はその気がまったくなくなったからである。彼女がWイェックスの摂取を止めるのは当然のことだった。彼女はすぐに以前の女性の体に戻った。

しかし、3ヶ月ほど過ぎた頃になると、吐き気も疲労感も消え、乳房も普通に敏感な程度まで落ち着いてきた。そして、それに伴って、僕の性欲も、それまでの欠如に対して復讐するかのように激しく戻ってきたのだった。

そして僕は女性の体になって初めて自慰をした。片方の手の指でクリトリスを擦り、もう片方の手の指をあそこに出し入れする方法で。ああ、確かに、イクことができた。でも、何かが足りない気分だった。

カレンが仕事に行っている間、両手をせわしなく動かして欲求を晴らしてはいたものの、ますます不満が蓄積してしまう。それを何日か続けた後、僕は家の中をあっちこっちひっくり返しては、カレンがどこかにディルドっぽいものを隠していないかと探し回った。だが、何も見つからなかった。どうしても指だけでは物足りない。何かに貫かれなくては満足できない。

かすかに膨らんできたお腹が隠れるようにゆったりとしたトップを着て、ハンドバックを持ち、僕は近くの成人向けショップへと出かけた。

そういう場所には前に行ったことがあるが、そこで売っている様々なディルドには一度も注意を向けたことがなかった。でも、今は体内のホルモンが猛り狂っているせいか、その売り場は、貴重なお宝が壁いっぱいに陳列されるようにしか見えなかった。

ひと通り見て歩き、カレンが脚の間に備えていたものに近いものを見つけた。と同時に、別の物も目に入った。円筒状の容器に梱包されたWイェックスだった。タイプと持続期間で分類され、陳列されていた。

それもひと通り眺め、やがてひとつに注意が向いた。ブルー・Wイェックス7・ライトという商品。7日間はペニスが持続するタイプである。僕はそれを掴み、レジへと向かった。ディルドの方も手に持ったままだった。

******


[2020/12/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (19) 


いまやブリイの喘ぎ声は止まらなくなっていた。陰唇からクリトリスの小さな突起へと舐め上げていくと、渇望している刺激を求め、それを見出したのか、股間をぐいっと僕の口へとせり上げてきた。僕は舌でその突起の包皮をいじり、つるつるの小さなボタンを剥き出した。そこに舌が触れると、途端に悲鳴を上げ、ぶるんと身体を跳ねさせた。もちろん僕はそこを離れるわけはなく、楽しみながら優しく愛撫を続けた。一方、彼女はいっそう激しく体を震わせ始めていた。

いったんそこから唇を離し、指先で優しく叩く愛撫に変えた。すると彼女はビクッ、ビクッと身体をけいれんさせる。

「ああ、いいわ。マック、それ、いい!」 ブリイの喘ぎは発作的な様相を帯びていた。「あなたのせいで、狂ってしまいそう!」

再び口を寄せ、上下の唇でクリトリスを挟み、舌先で激しく擦った。これを受けて、彼女はベッドから飛び上がりそうな勢いで激しく腰を突き上げ、僕の顔を叩かんばかりに波打たせ、叫び声をあげた。オーガズムに達したのだろう。さらに、指を1本、彼女の狭い割れ目に挿入すると、再び、次の絶頂を迎え、のたうちまわる。僕はその熱く濡れた肉穴に指を埋め込んだままにし、彼女をできるだけ長く絶頂状態にいさせた。さらに指をもう1本加え、同時にピンク色の陰唇に沿って狂ったように上下に舌を走らせた。すっかり膨らんだクリトリスがつんと立っているのが見えた。しばらくそれを続けていると、やがて彼女が落ち着いてくるのを感じた。体から力が抜け、ぐったりとしてくるのが分かる。でも、僕はまだ終わらない。再び攻撃を始める。ブリイは金切り声を出し、僕を押しのけようとした。僕は片手で彼女の両腕の細い手首を押さえつけ、少し体重をかけてのしかかり、彼女を身動きできないようにして、クリトリスへの攻撃を続けた。

「イヤっ!」 ちょっと切羽詰まった声でブリイが言った。「お願い、マック。もう耐えられない! もうやめて。お願い!」

「いやだ」と僕は答えた。「君のここの部分は僕のモノで、僕は今ここを思う存分舐めたいんだ!」 そう言って引き続き愛撫を続けた。彼女は弱々しい泣き声になり、やがて再び爆発的にオーガズムに達した。


[2020/12/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Spider Gwen 「スパイダー・グウェン」 

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Spider Gwen 「スパイダー・グウェン」

「いいよ」とバスルームのドア越しに声をかけ、もう一度だけ姿をチェックするため鏡を見た。このコスプレをするのを最初に思い立った時に心に浮かんだ姿、そのものに見えて満足。いや、そんなことあり得るならばの話しだけど、ひょっとすると、思ったより良いかもしれない。「びっくりするかも。心の準備をしてね」

僕のガールフレンドのアナが返事した。「んもう、ロニー。何もかも大げさにすることないのよ。あなたが一生懸命やってきた結果を見せてくればいいの。それに開始までの時間があまりないんだから」

僕は深呼吸して、ドアをさっと開けた。大げさに腰を振りながらホテルの部屋の中へとゆったりと歩き、ポーズを決めて立ち止まった。「どうかしら?」

最初、アナは何も言わなかった。多分、言葉が出なかったのだろう。そして、永遠とも感じられるような長い沈黙の後、ようやく言葉を発した。「オー・マイ・ガッド!」

僕はキャラを演じるのを止め、ニヤリと笑った。「すごいだろ?」

「あ、あなた、女の子に見える」

僕は、嫌味っぽく片眉を上げて言った。「まあ、スパイダー・グウェン(参考)は女の子だし? 男っぽい姿で出てきたらかえって変だったろう?」

「でも……何て言うか……そのヒップ……あなたの顔……それに、おっぱいまであるじゃないの、ロニー!」

「全部、偽物だよ」と僕は答えた。まあ、正直に言えば、ちょっと嘘が混じっているけど。僕は何時間もジムでスクワットをし、半年以上、厳しいダイエットを続けてきた。毎晩、ウェスト・シンチャー(参考)をつけてベッドに入り、顔の毛を電解脱毛までした。さらには化粧の仕方の練習に数えきれないほど何時間も費やしてきた……もちろん、それらの時間には、コスチュームを縫う時間や、適切にあそこを中に引っ込める方法の学習に使った時間は含まれていない。ちなみに、この「アレを中に引っ込める方法」はドラッグクイーンになるインストラクションを探している時に見つけた技術だった。でも、確かにこれだけ時間をかけた価値はあった。このコスチュームは夢のよう。

「それ……あなた、最近変わってきてるとは思っていたけど、でも……ああ、ロニー……」

「君のコスチュームもいいよ」と僕は言った。彼女はワンダーウーマンのコスプレでコミック・コンテストに出場することに決めていて、彼女もそれなりにかなり労力をつぎ込んでいた。この時のために、彼女も半年以上、体の線を良く見せるよう頑張ってきてて、今のアナは、確かにアマゾンの女戦士に見える。

彼女は僕の方に進み出て、僕のウエストを掴み、両手の指で僕の体の曲線をなぞった。「ああ、あたしもこういうふうになれたらって思ってたのに」

僕はにやりと笑った。「気に入ってくれると思ってたよ」


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[2020/12/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Gloat 「満足感」 

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Gloating 「満足感」

「これ何なのよ! あんた誰? なんでウチにいるのよ? そもそも、あんた、なんで裸なの?」

「ニコール、良い質問だわ、全部」

「ちょ、ちょっと……あなた、ジェイコブ? それって……まさか……」

「今はトウニーという名前。ええ、ええ、分かってる。分かってる……その呼び名はストリッパーの名前だわよね。でもね、あたしが生きてくためにしてることを思ったら……これって当たり前で、あたしにフィットしてるんじゃない? ともあれ、この名で上手くいってるけど?」

「で、でも…その胸……。と言うことは、つまり……」

「あたしは女。そう、その通り。ニッキー、よく気づいたわね。まあ、あなたなら、会ったその瞬間に理解したでしょうけど」

「いや、理解してないわ……」

「あなたには理解できないと思っていたわよ」

「いや聞いて!……あたしはあなたが……あなたが……幸せなのを知って喜んでいるわ。でも、悪いけど、これまでのあたしは正直じゃなかったの。あなたとあたしはよりを戻すことはないわ。たとえ、あたしが女性が好きだったとしても、今は違うんだけど、たとえそうだとしても……今はあたしは結婚しているの。あたしは前へ進んできてるのよ」

「あら、それって素敵ね。本当に素敵じゃない。あなたは、あたしがあなたに愛されたがってここにいると思っているの? ふーん。あなたの可愛い小さな頭の中で歯車が回転しているのが見えるわよ? 多分、あなたは、あたしが、あなたを取り戻すための計画の一部として女性化したと思ってるんでしょうね」

「違うの?」

「全然。もっと言えば、その正反対だわ」

「何を言ってるのか分からないわ」

「はっきりしてるわ。あなたは理解できなかったけど。でも、まず、事実を見てみましょう。あなたはあたしと別れた。それは理解できると思うわよ。あたしは、当時、良い状態だったわけじゃなかったから。でも、その後、1週間もしないうちに、あなたはビルのところに引っ越したのよ。疑い深い人なら、当時、あなたは二股をかけていたはずと思うでしょうね」

「そんな……」

「そろそろ、分かってきたみたいね。少なくとも、ぼんやりとは分かってきたみたい。じゃあ、当時の素晴らしい空白時期のことを埋めさせてくれる? あなたは、どうしてあたしが裸でいるのか疑問に思ったでしょ? どうして、あたしが最高のセックスした後のような表情をしているのかって思ったんじゃない? 違う? でも、今はそう思っているはずよね? そのモヤモヤ状態を晴らさせてあげるわ。あんたのご主人、もう1ヶ月近く、あたしとセックスする間柄になっているの。彼は、あたしが勤めているクラブの常連で、まあ、彼を誘惑するのは難しくなかったわ。あなたが信じるかどうか分からないけど、トラブルに対処するおカネもあたしにくれるって。ニッキー、あなた、泣いてるの? 正気で泣いてる? あなた、あたしのために泣いたことなんかなかったね。事実として記憶してるけど。3年間、夫婦となっていたけど、別れた時も、あなたは一滴も涙を流さなかった。で、お相手が、あのマヌケのビル? あらまあ。ビルは水仕事で大変になるかも」

「ファック・ユー」

「あなたの旦那、すでにいっぱいファック・ミーしてくれてるの。嬉しいわ。で、もっといいことあるけど、知ってる? 彼を完全にこっちのモノにするつもり。じきに彼、あなたと離婚するんじゃない。そう感じてるのよねえ。で、ごたごたが全部片付いたら、っていうか、あなたが屈辱と敗北を味わったら、彼を捨てるつもり。これ、約束するわ、ニッキー。だから、今のうち、夫婦なんだから、その間にさぞかし楽しむことね。これから味わう苦痛はすべて、あんた、当然の報いとして味わうべきよ。あんたはそういう女」


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[2020/12/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (18) 

僕は立ったままだったが、座ったままで泣き続けるカレンを抱き、背中をできるだけ撫で続けた。少し時間がかかったけれど、ようやく彼女は自制心を取り戻し、僕のお腹に狂ったようにキスをし始めた。

ちょっと引きさがると、カレンは顔を上げ僕を見た。その表情に、僕も泣き始めていた。「あたし、どうしても……どうしても希望を捨てたくなかったの。でも、本当に子どもを持てるなんて思っていなかった。ああ、ありがとう、アンバー。ありがとう、タイラー。これって……これって、これまであたしがもらった贈り物で最高の贈り物だわ」 もちろん彼女があのバカっぽいTシャツのことを言ってるのではないことは分かっていた。

僕はこみあげてくるものがあって声を出せなかったけれど、それは問題なかった。というのも、彼女は僕の胴体に顔を向けて、僕たちの赤ちゃんに話しかけ始めたから。

「こんにちは、あかちゃん。あたしは……あたしはずっとあなたのことを待っていたのよ。夢に見てたし、お願いしていたし、お祈りもしてた。あなたに会えるなんて思っていなかったの。あなたがこの世界に出てこれるようになった時には、あたしがそばにいるからね。両腕を広げて、あなたを待っている……」

そこまで言って、彼女は急に喉を詰まらせ、鼻水を啜った。「……だから、何一つ心配することはないのよ。あなたはあたしに会いに来れるよう、大きくなりさえすればいいの。他のことは全部あたしが面倒見てあげるから。約束するわ」

カレンはもう一度、愛しそうに僕のお腹にキスをし、それから、また、そこに顔を埋めすすり泣いた。この時は僕も一緒に泣いていた。

カレンは、ぎりぎりだったけれど、最高級レストランの予約に間に合った。ディナーの間、彼女は堂々と例の「世界で一番のパパ」のTシャツを着ていた。レストランの人たちがドレスコードを盾に僕たちを追い出さなかったのは、カレンがいくらか包んだからだろうと思っている。

カレンの反応に夢中になっていて、僕はビデオカメラのことを忘れており、ずっと録画しっぱなしにしていた。だから、カレンの反応ばかりではなく、キッチンテーブルでその後に行った激しいセックスも録画していた。カレンは、その両方の録画について、とても僕に感謝してくれた。

******


[2020/12/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

浮浪者 (18) 

彼女の固くなったボタンに唇で触れた途端、ブリイは「ああっ」と喘ぎ、僕の髪に指を絡ませるようにして、張りのある胸に僕の顔を引き寄せ、僕の名を叫んだ。こんなに興奮した彼女を見たのは初めてだった。確かに彼女は昔からとても反応が良かったし、乳首もとても敏感だが、このように乱れた姿を見るのは初めてで、驚きだった。僕は30分近く、そこを愛し続けていたと思ったが、実際はそんなに長くはなかっただろう。というのも、彼女は僕の頭を下方へと押し始めていたから。あの涎れが出そうな乳房を愛している間、彼女は小さなオーガズムに達していたと思う。「マック、もっと。もっとして!」とブリイは叫んだ。

ブリイの平らな腹部をキスをしながら下っていく。彼女は接触している部分をできるだけ広げようとしてか、背を反らせ、肌を僕の顔に押し付けていた。おへそをすぎ、女性的に丸く膨らむ下腹部をすぎ、やがて炎の色のちじれ毛の茂みに近づいた。そのちじれ毛を唇で挟み、引っ張ると、彼女はくすくす笑いながらも、時折、溜息をもらした。

太ももの間に落ち着くと、ブリイも積極的に脚を開いて僕を挟み込んだ。内もものシルクのような肌を唇で挟む愛撫をすると、太ももの筋肉がぷるぷる震え、時々、キューっとこわばる。

甘噛みした。噛まれてると感じてほしかったから。思った通り、ブリイは「うーん」と低い声で唸り、ゆっくりと身体をうねらせ始めた。うねる身体が少し震えている。僕は、これは彼女が興奮していることを示す兆候だと知っている。さらにあの極楽の場所に向けて、口唇愛撫を続けていく。

小陰唇は閉じていた。ぴっちりと。そのまっすぐに伸びた割れ目の線が美しい。もちろん、その線の行き先は小さな突起。自慢じゃないがブリイのアソコは美しい。つるっとしてて、清潔で、可愛いおちょぼ口。その口から透明な一滴つゆが染み出てくるのが見えた。舌で掬い取り、ブリイのオンナの味を味わう。ああ、これだよ!

ブリイは僕の舌があそこに触れたのを感じ、キュッとアソコを収縮させた。ここがチャンスだ。僕はそこをすかさず、べろべろ舐めて、彼女の小陰唇を開かせた。思った通り、見事に美しい花びらに開花する。ブリイは僕の舌使いに体をぐらぐら揺らせ、それに合わせてじゅくじゅくと女の体液を分泌してきた。液がキラキラ光っている。僕は飢えた男のようにそれを舐めた。ブリイは腰をぐらぐら揺らし、激しく体をくねらせた。

今は、ブリイは声を止めることができないのか、うるさいほどに「ああん、ううっ!」と声を上げ続けていた。


[2020/12/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Truth scaled 「測られた真実」 

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Truth scaled 「測られた真実」

「ああ、すごい」 思わず、喘ぎ声が出ていた。ゆっくりとあそこに押し入れらていく。いやでも彼のペニスを隅々まで感じされられる。「ううっ……」

いったん根元まで埋め込むと、彼は苦笑いし、指をあたし自身の小さな道具へと走らせた。「ほんとに、ほんとに小さいねえ。こんなだとは思ってもいなかった。あんだけたくさん女たちがお前に群がっていたから、俺はもっとずっと大きいと思っていたよ」

返事することすら考えなかった。確かに、言おうと思えば、ホルモン剤の服用と去勢のせいであたしの男性器が縮小したことを言えたかもしれない。前はずっと大きかったと。多分、少なくとも彼のそれと同じくらいの大きさだったと言えたかもしれない。でも、彼はそんなことは聞きたくもないだろう。さらに、元妻があたしの立場を明確にしていた。からかうときは例外として、男性だったころのあたしの昔の人生には触れてはいけないと。あたしは今はシシーであって、男ではない。そして、シシーは、ペニスがなんと小さいかと愛する人に言われても、侮辱された気持ちにならないものなのだ。

あたしは甘えた声を出した。「ああん……あなた、あたしの可愛いクリちゃんが好きなの?」

「クリちゃんねえ……」 彼はくすくす笑いに似た、鋭く息を吐くような声でこの言葉を発した。彼はあたしの男性器の名残ともいえるモノをしごき続けている。「その呼び方、いいな」

彼はゆっくりと引きにかかり、やがてその硬直したペニスが、慣れた動きで、あたしの中からヌルリと滑り出る。だけど、抜け出そうになるギリギリのところで、強く押し戻し、根元まで突き刺された。あたしは驚いて、小さく、甲高い女性的な声を上げた。彼は、そのあたしの反応を喜んだ。そして、引き続きあたしに出し入れを続ける。

このようなひと時では、容易に、行為に没頭し、我を忘れることができる。彼にセックスされている間、自分が貶められ、女性へと変えられてきた屈辱について何も思わずに済む。女装するよう妻に強制されてきたことを思い出さずに済む。いったん諦めた後、女装が新しい日常になったことも振り返らずに済む。妻に無理やり様々な屈辱的な行為を強制されたことも考えずに済む。屈辱的な行為を脳裏から消すのは、他のことより難しい。特に、今、あたしを犯している男性が、たった2年ほど前までは、あたしが常時イジメていた人だけに、なおさら。あたしは彼を、オカマとかシシーと呼んでバカにしていたのだった。だけど、最悪なことに、今はその立場が逆になっている。

あたしの昔の知り合いで、あたしのアヌスにペニスを入れた人物は、彼が最初ではない。すでに、かつての友人、かつての敵対者を問わず、何人かとセックスをするのを強制されてきた。数えきれないほど元カノがいたが、彼女たちにも、そのストラップオンで犯され、耐え忍んできた。でも、あたしは元妻のためにこんなふうに変わってきたのだ。そして、そんな彼女にとって、このようなことをいくらやっても充分ではないのだった。嗜虐的な趣味なのか、単に残酷な性格からなのか、あたしにはどちらの分類が正しいのか分からない。ともあれ、ラベル付けは重要ではない。本当に。いずれにせよ、あたしは、かつて自分自身を男性としていたすべてを失ってきた。しかも、自ら進んでそうしてきたのだった。すべて、彼女をハッピーにするために。

でも、これからも、あたしはこういうことを何度も何度も繰り返すと思う。というのも、いつも行為がすべて終わった後、あたしは自分から、自分はシシーなのと言い、その度に、正直に本心を口に出していると自覚しているのだから。


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[2020/12/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (17) 


女性化してほぼ4週間が過ぎた頃、僕は常時、パンティの中にナプキンを仕込ませるようになった。生理が始まり、所かまわず血液を垂れ流してしまうかもしれないと恐れていたからである。最初、生理が始まるのを知らせる兆候が察知できるかもしれないとあてにしていていたが、それでも、実際に始まってみるまでは暗中模索状態だった。

10日が過ぎたが、何も始まらなかった。だんだん心配になってきた。もし生理にならないとしたら、それは、僕の体内の、赤ちゃん製造装置に何か異常がある可能性を意味する。さらに4日ほど過ぎた。その頃には、午後になると決まって嘔吐するようになっていた。もしかして……

直感に従って、薬局に行き、妊娠テスト剤を買った。結果はプラスだった。信じられず、もう一度、行き、さらにふたつ買ってきた。そして、その2回のテストも僕が妊娠していることを示したのだった。

「つわり」のことを「朝の吐き気(morning sickness)」と言うが、これはとんでもないネーミングであることが判明した。これは一日のどの時間でも起こりうる症状だった。

カレンに言わなければならない。と言うか、妊娠こそが、このジェンダー変更の最終目標だったのだから。ただ、カレンに伝える時、ちょっと楽しいことができるかもしれないと思った。僕はまたも買い物に出かけ、「世界で一番のパパ」とあるTシャツを買い、ギフト・ボックスに入れラッピングしてもらった。カレンなら、このユーモアを喜んでくれるだろう。

先の休暇の時に使ったデジタル・ビデオカメラを掘り出し、メモリーカードが空になっているのをチェックした後、ディナーテーブルでカレンが座るところが中心になるようセットした。この位置にセットすれば、彼女が多少動き回っても、彼女の反応が収められるだろうと期待して。

僕はカメラの隣に立って、カレンが帰ってくるのをそわそわしながら待った。そして、ようやく、玄関の外、キーがじゃらじゃらなる音が聞こえた。僕は素早くカメラを録画状態にし、カメラのそばから急いで離れた。彼女には、僕がこのビッグニュースを知ったときの彼女の反応を録画していることを知られたくなかった。

カレンが家に入ってきた。笑顔でまっすぐ僕のところに来て、ただいまのキスをした。同時に、ちょっとだけ僕の乳房をいじってくる。

「おかえりなさい。仕事はどうだった?」

「順調だったわ! 夕食は何?」

カレンはいつも帰ってきた時はお腹を空かせている。だから、彼女がすぐに夕食のことを言っても、僕は全然気を害さなかった。多分、この知らせを聞いたら彼女はお祝いのために外に食事に行きたがるのではと思い、夕食のことは何も計画していなかった。

「カレン、ちょっと座って。君にプレゼントがあるんだ」 そう言って彼女がちゃんと予定したところに座るのを確認した後で、寝室にギフトボックスを取りに行った。

プレゼントを彼女の前に置いた。彼女がラッピングを剥がし、中を覗くのを見ながら、僕はワクワクして思わず小躍りするように動いていた。

カレンは安物のTシャツを両手に持って掲げた。しばらく、困惑したような顔で前面の文字を読んでいた。すると、みるみる彼女の目が潤んできて、両手を震わせ始めた。それに合わせて掲げたTシャツが震えている。

「こ、これって……あたしが思ってることを意味してるの?」

僕は笑顔で自分のお腹を擦って見せた。「そうだよ。子供ができたんだ。君は僕を孕ませたんだよ」

僕はカレンが歓声を上げると思っていた。キャーッと金切り声を上げるかもと。だが彼女は、そうではなく、心の深いところから絞り出すようなすすり泣きを始めた。そして涙でよく見えないのか、やみくもに両手を広げた。ハグを求めてる。シャツが手から床に落ちた。

僕は彼女に近づき、彼女は両腕で僕の体を包んだ。顔を僕のお腹のところに埋め、泣き続けている。熱い涙が僕のドレスの生地に染み込み、肌に伝わった。


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浮浪者 (17) 

ブリイはこれまでこんなことをしてくれたことはなく、我慢しようとしても刺激が強すぎ、とうとう耐えきれなくなり彼女の喉へと噴射した。ブリイは、亀頭だけが口に収まるところまで顔を引き、淫らっぽい手つきで肉茎をしごき、わざとなのかズルズルと音を出して最後まで飲み下した。

僕は、彼女の口が僕の口に並ぶところまで彼女を抱き上げた。ブリイは顔を背けようとしたが、僕はそれを許さず、ビロードのように柔らかな唇に自分の唇を押し付け、強引にキスをした。それを受けてブリイは僕にしがみついた。僕の分身を根元まで飲み込んだ時に出た涙が拭き取られずに残っていて、彼女は涙で潤んでいた。

「ああ、ブリイ……こんなこと、どこで覚えたんだ?」と囁いた。

「職場の女の子にやり方を教わって、ディルドで練習したのよ」と彼女は囁き返した。

僕は切羽詰まった口調で返した。「ありがとう。今度は僕の番だ!」

彼女を抱きかかえたままくるりと反転し、ブリイをベッドに仰向けにさせた。抵抗できないように、左右の手首をつかんでベッドに押し付けた。甲高い悲鳴を上げたが、無視して、あの長く細い首に沿ってキスをしながら降りていった。ブリイは官能が高まったのか、ぐっと背を反らせた。そのために胸を僕に突き出す格好になる。彼女の左右の乳首はスパイクのように固くなっていて、僕の胸板を突いてくる。まるで、すぐに触ってと訴えているように。もちろん、僕はその求めに喜んで応じた。



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Shifting Relationship 「関係の変更」 

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Shifting Relationship 「関係を変える」

「ほら、来なよ」とアレックスはこっちを振り返った。「水はすごく温かいよ」

僕は親友の姿をまじまじと見つめた。彼の新しい姿を理解しようとしていた。表面的には、彼は、モデルとして有利になろうと、体重を落とし髪の毛を伸ばしていた。中性的な感じにしたんだと、彼は言った。でも、僕には、彼が中性的と言う時、実際は女性的という意味で言ってるように思えた。実際、彼の姿は「女性的」という言葉の典型例と言えた。

確かに、彼には乳房はない。それに、当たり前だが、バギナもない。だが、それらを除けば、よほど自分に無理強いしない限り、彼を見て女性以外の存在を見ることはできなかった。もっと言えば、とても、とても魅力的な若い女性としか見えない。しかも、今は、ビーチにいるというのに、彼は素っ裸でいるのだ。

「言っただろ、僕はその気持ちになっていないんだ」

アレックスは怒った顔で僕の方を向き、近づいてきた。彼のスリムな身体やかすかに現れてる体の曲線に目を向けないようにするのが精いっぱいだった。つるつるに体毛を剃られた彼の男性器すら、ほとんど女性的と言っていい姿に見えた。彼は挑むように両手を腰に添えて、言った。「最近どうしたの? すごく変な感じに振る舞ってるよ?」

僕は肩をすくめ、両手を後ろに突いて体を傾けた。「分からないよ」 嘘だった。「ただ、泳ぎたい気分じゃないってだけかも」

「そのことじゃないよ。分かってるよね? ボクのことだよね? 君はボクが女に見えると思ってるんだよね?」

「いや、そんなんじゃ……」

「嘘をつかないで。本当のことは分かってるんだ。ボクを見る目つきを見ればわかるよ。それに、ボクが君の反応に気づいていないなんて思わないでね。ほら、まさに今も!」

僕は顔を赤らめた。下半身が固くなってくるのを必死に隠そうとしていたのだったが、うまくいっていなかったのは確かだった。「僕に何て言ってほしいんだ、アレックス? 君は僕の振る舞いが変だって言う。でも、僕は自分は正当な振る舞いをしてると思っている。というか、自分の姿を見てみろよ。本当に女の子に見えてるんだから。話し方も女の子っぽい。振る舞いすら、女の子の振る舞いだよ」

自分のことに意識が向いたのか、アレックスは腰から手を離し、つぶやいた。「ごめん……。ただ……こういうふうにするのを人が期待してるから。他のモデルたちより優位になっているとしても、こういう点では変な影響がでてるのだと思う」

「わ、分かるよ……」

アレックスは僕の隣に座った。「それ、ボクにお世話してもらいたい?」と、彼は僕の股間の方を顎で指した。「初めてじゃないし」

「な、なに言ってるんだよ? 君はゲイじゃないだろ」

アレックスは肩をすくめた。「ゲイであれストレートであれ、両者を分けてることって、そんなに多くはないって思い始めているんだ。というか、そういうふうになっているのを見ると、ボクはあるタイプの人をちょっと惹きつけてるようだし」

「男としたことがあるのか?」

「ああ」と言って、彼は片手を僕の太ももに添えた。繊細そうな手つきで。「何度も。そう言ったからと言って、ボクがそういうことに完全にハマっていると言ってるわけじゃないよ。でも、そういうことは嫌いだと言ってるわけでもないんだよ。ボクが言ってることの意味を分かってくれると思うけど。それに、誰にも知られないって。気持いいかもしれないし。キミとボクとだけで。一緒に家の2階に上がって、そこで……」

「分かった」と僕は言った。多分、ちょっとウキウキしすぎた声になっていたと思う。でも、そんな声になってしまったことは自己弁護できる。僕自身、もう何週間も前からそういう機会のことを考え続けていたのだった。いや、もっと前からかもしれない。「行こう」

アレックスはにっこりと笑顔になった。「これは、これからのボクとキミの関係が変わる楽しい出来事になりそうな予感がするよ」

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[2020/12/05] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

Wイェックス:妊娠 (16) 


少し経ち、僕は歌い始めた。「大きな玉があるのは誰? 大きな玉があるのは彼女! 彼女のタマが一番大きい。誰よりも!」

カレンはそれを聞いて笑い始めた。「オーケー、ちょっと笑っちゃったじゃないの。けど、もう行かなくちゃ。じゃあ、仕事に行ってくるわね、あなた」

僕は彼女にキスをした。「愛してる」

「あたしも愛してるわ」

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洗濯ものは洗濯機に入れたし、食器も食洗器から出したし、部屋の掃除も終えた。気がつくと何もすることがない状態になっていた。最近はこういうことが普通になっている。いったん子供ができたら、こういう自由な時間は一切消えてしまうだろうというのは分かっていたけど、今は、時間がたくさんあって持て余している。単なる主婦でいると、いくつか慣れなければならない状態があるということか。

僕は、昔からあまり熱心になるような趣味は持っていなかった。カレンが学校に通っている間、僕は仕事を2つ抱えていたし、自由な時間はいつも彼女と一緒に過ごしてきた。いろいろ体に良いだろうということで、運動もやっていたし、実際、筋肉がついていたように見える。だが、変身によって余分になった体重は自然に消えてしまうわけではなかった。行き場を失くした筋肉細胞は愚かにも脂肪へと成りすました。その変化で唯一、良かったことは、脂肪の大半が最適な場所についたということである。乳房やお尻や太ももだ。その結果、僕は驚くほど豊満な曲線美を誇る体つきになっていた。

暇に任せてテレビのチャンネルを変えては、何か死ぬほど退屈にならずに済む番組がないかと探した。昼間のテレビについては、昼間も放送しなければならないのだろうし、そうでなかったら、あのような番組にはならないはずだが、別に、あのような番組が好きだという人がいても、僕は別に気にしない。ただ、残念なことに僕はそういう人ではない。

最後には、ミュージック・ビデオの番組に出くわした。誰かが、僕が言及するのは完全に間違っている階層の人間であるような物事についてラップを歌っていた。ただ、若い女たちが曲に合わせてお尻を振っていて、そこに僕は惹きつけられたのだった。

最初は、あの豊満な女体が跳ねたり揺れたりする姿を見て楽しんでいただけだった。僕は今やバイセクシュアルになっていたが、だからと言って、素晴らしい女性の体を見て喜ぶことがなくなったわけではない。ただ、観ているうちに、ふと、僕自身のお尻の方が、踊っている女たちよりも大きく、そればかりか、つるんとして丸く、官能的でもあることに気づいたのだった。僕もああいうダンスができるだろうか? それを知る方法はひとつしかない。インターネットだ。

早速、女性としてエロティックにダンスする方法を教える動画を探し始めた。そして、男性としてストリップをしていた時の踊り方とは、まったく完全に違った動きだと分かった。

これなら筋肉をつけずにエクササイズをすることができそうだ。いま以上に筋肉をつける必要はなかったが、いまの体重をキープし続けるには、運動をする必要があった。

僕は新しい趣味を見つけたのかもしれない。

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[2020/12/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)