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デス・バイ・ファッキング 第13章 (1) 

「デス・バイ・ファッキング」 第13章 富を分け合う Death By Fucking Chapter 13: Sharing the Wealth by thebullet http://www.literotica.com/s/death-by-fucking-ch-13


これまでのあらすじ

アンドリューはディアドラ(ディ・ディ)と会った瞬間、激しい性欲を覚え、二人は身体を重ねた。彼はディ・ディは双子の妹ドニーともセックスをする。彼女たちには秘密があった。彼女たちの家系は双子の娘しか生まれないことと、彼女たちは種分化した新人類かもしれないということ。アンドリューも同類という。二人は人類向上機構IAMと呼ばれる組織について話しをした。それはある富豪が作った組織で年月をかけてIQの高い人間を選択することを目的とした組織。アンドリューは会社を辞め、ディ・ディたちと結婚し、IAMの事業を引き継ぐことを決意する。やがてディ・ディとドニーはそれぞれ双子の娘を出産する。アンドリューはどういうわけか胎児だったころから子供たちの心が読めていたし、子供たちも彼の心が読めるのだった。




それから三年後。

アンドリューの話し

僕は同時にあまりに多くの物事を抱えていた。いつそれが破綻し、この身に降りかかってくるか心配だ。ビジネスは猛烈な勢いで拡大している。単純な小さなプログラムでも、適切な場所に置くと、何と多くのものをもたらすことになるのか、信じられずにいる。

IAMはとうとう飛躍を始めた。僕は、様々な人々がアクセスできるよう、いくつかウェブサイトを建てた。様々な嗜好をもつ人々がいるわけで、それに応じて様々なサイトを作った。国じゅうから女性の双子たちが定期的にアクセスしてくるし、エロティックなスリルを味わうことに興味を持っている男性の天才たちからも少なからずアクセスを得ている。何か楽しみを得たいなら、ともかくどこかから始めなくちゃいけないものだしな。

双子のデータベースに基づいて、数回、郵便物を送った。その作業は雑用的だったと言える。ドリスが維持していた記録から、4000もの名前と住所、それに家系をコンピュータにロードするのだから、単調極まりない作業だ。それに、ドリスの手書き文字も問題だった。多分、若かったころ、たとえば彼女が70歳のころには、彼女の文字も読めたかもしれない。だが、今は、ドリスの書いた文字はウソ発見器がしるすぐちゃぐちゃした線のようにしか見えないのだ。それがどういうものか、想像してもらいたい。

まあ、そんなふうではあったが、僕はビジュアル・ベーシックをフロント・エンドにしたSQLデータベースをサーバに構築し、事業を発進させた。僕たちが使っているのと同じSQLデータベースとインターフェースを持つウェブサイトをいくつか立ち上げ、ビジネスの準備を整えた。

4000人の人々に郵便物を送るとしたらどのくらいかかるか知ってるだろうか? 計算をしてみるといい。僕たちの組織は慈善組織ではない。僕たちの組織は非営利団体だと主張したら、税務署は僕たちのウェブサイトのいくつかを好意的には見ないだろう。

このおカネを全部自分たちが出さなくてはいけない。このおカネ関係については、ドニーとディアドラに任せた。ふたりとも、コストを最小限に、利益を最大限にするために思いつくことなら何であれ、どんな汚い技でも使っている。具体的な内容など、僕が知るわけはない。僕はみすぼらしいコンピュータオタクにすぎないのだから。僕は自分の仕事をする、それだけだ。ビジネスの点でだが、重たい仕事は重たい頭脳を持っている人に任せるべき。

僕のコンピュータ室は最新鋭と言える。少なくとも、ジョージア州の東部という片田舎の環境で経済的に許される中で最新鋭にできるだけ近づけたものになっている。装置類には、余剰性の中にさらに余剰性を持たせた。明日という日はないかのごとく、バックアップをしっかり取っている。実際は、24時間オンライン状態であることは、最重要の使命というわけではなく、T3の通信線がちょっとダウンしても、何とかやっていけるのではあるが。

僕たちには昨年、ふた組目の子供たちが生まれた。これは、一種、「生物時計」的な条件を考えて決めたことだった。ドニーとディアドラは37歳になっていたので、それ以上、先延ばしして運だめしするのは望まなかったからである。

それに加えて、そんなことを試みて僕もちょっと愚かなのかもしれないが、一種の実験として、僕が再び彼女たちを妊娠させられるかどうか確かめたかったという点もあった。僕が知る限り、IAMにある双子家族のどの双子たちも、2回妊娠した人はいなかったのである。僕が知る限りということは、IAM組織全体に記録がある限りということと等しい。

僕たちが縁組を行う者たちが、長期にわたり妊娠を試みても女性一人あたり出産は一回だけという制約を持たずに自由に出産を繰り返せる。これは僕たちが考えている次世代の人々の未来にとって一種の鍵となる重要なことだった。

自慢するわけではないが、僕はかなり生殖能力のある男だ。妊娠を目指して頑張ったのは4回だけ(結局は女性一人当たり2回ずつ)で、4人生まれたわけだから、4打数4安打、空振りなしなのである。

大ニュースがある。本当に大ニュースなのだが、それはふた組目の子供たちは双子ではなかったということだった。しかも女の子でもなかったのである。それを僕が知ったのは、妊娠7カ月目だった。生まれてくる前の子供たちも、それを知っていた。僕は、胎児たちに、その可愛い口をしっかり閉じて黙っているように約束させた。さもないと死を招くよと。

エマに口を閉じさせておくのは物理的に不可能だ。そこでエレにエマの監視をする任務を教え込んだ。エレの仕事は(そしてエレはそれを喜んで引き受けたのだが)、エマがドニーやディ・ディに秘密を漏らさないようにさせることである。

僕は脅かして暴力を使うかもしれないと言ったが、子供たちはどういうわけか僕の言ったことを真に受けていない。だがエレは、エマが秘密を漏らしそうになると、実に楽しそうにエマにタックルを仕掛け、エマが黙っていると言うまで、上にのしかかっているのだった。そんなことが1回だけではなかった。



[2012/02/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第4章 (8) 

テタンジェは、これまで通り素晴らしいものだった。高級ワインには素人のダイアナですら、これは素晴らしいと評価していた。この店は、このようなデリケートなビンテージ物のシャンパンを、冷蔵庫の上でなく、ちゃんと冷蔵庫の中に保存しておいてるのを知り嬉しい。

ダイアナとふたり、泡立つシャンパンを啜り、ショーを楽しみ、…そして蜂蜜に群がるハエのようにいくつも視線を引きつけ続けた。

店内を見回すたびに、何度となく視線を感じた。たいていは、僕を見ていた男性は罪悪を感じてるみたいに、さっと視線を逸らすのだった。だが時々、視線を逸らさない男性もいて、そんな場合は、その人のことを見返すようにした。そして、割と素敵な人だと思った場合は、できる限りの誘惑的な笑顔を彼に見せてあげた。

たった一週間前だったら、「ランス」はこんなふうに男に浮気な素振りを示すことなど、決してなかっただろう。だが今は、「リサ」としてだが…。ダイアナのおかげで僕の地平線はずいぶん広がったのだろう。

僕たちが腰を降ろしてからさほど時間も経たないうちに、男たちが僕たちに接近し始めた。その接近の大半をダイアナが手際よくさばいていた。彼女は、手厳しいと言えるほど正確に男性の評価を下し、気の利かない誘いは上品に退け、真に可能性のあるものだけに焦点を絞っていた。誘いが僕に向けられた場合は、感謝して興味を示してあげたが、たいていは、経験を積んでるダイアナに任せ、その様子を観察し、言葉を聞き、そして学習していた。

ひとりダイアナと特に長々と囁き声で会話していた男がいた。ダイアナがその人にそれだけ時間を与えたということは、彼女がその男を有望だと評価した証拠だった。ぴしっとしたアルマーニのスーツ、高級生地のシャツ、シルクのネクタイ、ティソの腕時計(参考)がそれを示している。

次にどんな展開になるか僕は分かっていたし、それに対して身構えた。ダイアナが立ちあがって、僕の方を向いた。

「あのね…」 彼女は注意深く切りだした。「ディナーの時に話しあったこと覚えている?」

僕は気持ちを強く持って頷き、作り笑いをした。

「よかった。ケンと私はちょっと隣のお部屋に行くことにしたの。そこで…もっと互いのことを知りあおうと…。あなたひとりだけになるけど、大丈夫?」

何のことを言ってるか分かっていた。「これからこの男とヤリに他のところに行くけどいいわね?」ということだった。

これについてはふたりで話しあっていた。ディナーの席でも、車の中でも。ダイアナは、この件についてはオープンで正直だった。これが彼女の本性だし、変えるつもりはないと。それと同時に、どんなに素晴らしいセックスをどんなにしてきても、さらに、どんなに大きなペニスを相手にしてきても、最後には必ず僕のところに帰ってくると言っていた。…帰ってきて、相手にした男のことを詳しく話してくれると。

スーザンはこれをしなかった。代わりに、僕の知らないところでコソコソと、しかも特定男と、遊び回り、ようやく家に戻ってきても、何ごともなかったフリをしていた。ダイアナが男と一緒に楽しんでいると知ってても、それが時には一週間に数夜になることがあっても、僕はダイアナに、スーザンよりはダイアナと一緒になりたいと告白したことがある。

さあ、僕も立ちあがって、自分の言ったことに責任を持たなければならない。

その時、ふと、他のことが頭に浮かんだ。前にもあったが、この時も、僕はダイアナが「男」と付き合うという言葉で考えていたことだ。「他の男」ではなく、単に「男」という言葉で。と言うことは、僕は自分のことを「男」と考えていないと言うことなのか? 「男」と考えていたら、「他の男」と思うはずだから。

一体、僕の自己イメージに何が起きているのだろう? 僕は、その疑問の答えを知るには、バーカウンターの奥にある鏡の中を見るだけで良かった。そこには自分の姿が映っていた。……全身、ラベンダー色のスウェードのドレスに身を包み、薄地の黒のブラウスを着て、ブロンドの髪の毛をふわふわに盛り上げ、顔には過剰なほどの化粧をしている。このような格好になる時、大暴れして抵抗したわけではない。ならば、どうして僕は依然として自分のことを男とみなしていると言えるだろう?

まあ、流れに身を任すことにしよう……


[2012/02/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)