それから2日過ぎた。僕たちの仕事は進捗していたが、ディアドラは、僕が気が散っていることに、だんだん居心地の悪さを感じてきているようだった。実際、僕は彼女と同じ部屋にいる間ずっと勃起を続けていたのである。どうしても収まらないのだ。 火曜日と水曜日は、僕は緩めのズボンを履いていった。そうすれば、その中のことがあまり目立たなくできると思って。だが、それも無駄だった。いくらゆるいズボンを履いて行っても、目立つものは目立ってしまうからである。ずっと勃起し続け。どんなことをしても、それは変わらなかった。 正直に言うと、僕は、可能な限り機会を見つけては自慰をすることで、ディアドラの影響を和らげようとしたのである。実際、自慰をしなければいけなかったのは本当で、さもなければ、青い玉( 参考)、つまり睾丸の痛みの末期症状で死んでいたことだろう。仕事に行く前にまずは自慰をし、復帰するまでいくらか時間が持つだろうと期待する。だが、ディアドラの全身が目に入った瞬間、早速、息を吹き返してしまうのだった。 僕は、人を笑わせようとして、こんな話しをしているわけではない。決して満たされることがない興奮という苦しみを味わっていたのだ。 水曜日の朝も、月曜と火曜日の繰り返しだった。しょっちゅう、気が散って、いらいらし、居心地が悪く、その結果、会社とBRMCの仲介役としての仕事が、総じて完璧にはできずにいたのである。 昼になり、ディアドラは、この建物の別の部署で働いている別のBRMCの人とランチに出かけた。僕は自分のデスクでサンドイッチを食べていた。もう死んでしまいたいと思っていた。 ディアドラがランチから帰ってきた後、再び会議室で仕事が始まった。僕は先に会議室に入って待っていた。ディアドラの圧倒的女性美の影響が及ばず、自由に行動ができる間に、いくらからでも仕事をしておこうと、ノートパソコンを前にしていた。 ディアドラは部屋に入ってきて、僕に力のない笑みを投げかけ、そしてドアを閉め、鍵をかけた。ああ、とうとう来たか、と思った。彼女は僕を叱り付けるに違いない。 ディアドラは僕を見て言った。冷たい表情ではなかった。 「アンドリュー、話しがあるの」 他の人は皆、僕のことをドリューと呼ぶ。僕のことをアンドリューと呼ぶ人はただ一人、僕の母親だけだと思う。今、ディアドラは僕をアンドリューと呼んだ。これもまた、望んでいない、気が散る要素だ。僕は気持ちが散らないよう努めた。 「何か問題でも、ディアドラ?」 「アンドリュー、あなた私と仕事をするのがイヤなの? 月曜の朝からずっと、神経の束みたいにいらいらしているじゃない。あなたの仕事仲間から、あなたが普段は落ち着いて、自信を持って仕事をする人間だと聞かされていたわ。あなたと仕事をして楽しいのだけれども、だんだん、あなたがここ以外の場所に行きたがっているように感じているのよ」 僕は素早く頭を振った。「それは違う、ディアドラ。僕も本当にあなたと一緒に働いて楽しんでいるんだ!」 ちょっと待て。少し力を入れすぎて言ったかもしれない。 彼女はまた悲しそうな笑みを見せた。
しばらく経ち、僕たちはあらためて目を覚ました。僕は、ベッドから這い出て、ドレッサーの引き出しを開けた。パンティを脇によけ、BVDのパンツを持ってバスルームに行った。体に石鹸を塗りつけていると、体中で、毛がちくちくとするのを感じた。体毛が伸びてきているのだろう。これはちくちく痛いし、痒くなりそうだ。僕は、後先のことを考えず、かみそりを手にし、伸び始めている体毛をすべて剃った。肌がつるつる、すべすべになる。さあ、これで良い。 シャワーを止め、バスタブから出た。カウンターからタオルを引っ張って取ると、床に黒いレースのパンティが落ちた。それを拾い上げ、カウンターに置いたのだが、持ってきたはずのBVDがなくなっているのに気がついた。他に持ってきた衣類も見えなくなっている。 その代わりに、ドナの化粧セットが椅子の前、ふたが開いたままで置かれていた。僕はもう一度、パンティを手にした。とても可愛く、繊細な感じだった。僕は、今日は、パンティを履かないつもりだったのだが、手にしているうちにどうしても着てみたくなってしまった。 腰をかがめ、脚を通してみる。その生地は、毛を剃ったばかりの脚には実に官能的だった。同じく毛剃りしたばかりの下腹部とお尻を、その滑らかな生地で包んだ。素敵な肌触りだし、デザインもそそられる。ペニスが息を吹き返してくるのが見えた。 あらためてこの2日間の行為を思い出し、信じられない気持ちになる。体全体が火照った感じになり、目覚めた時に思った決心が融けていくのを感じた。カウンターの上、ふたが開いたままの化粧セットを見て、顔につけてみたいという圧倒的な衝動がこみ上げてくるのを感じた。 ペニスが、また、ぴくんと跳ねた。僕は化粧台の椅子を引き、鏡の前に座った。 ドナとゲイルがしたことを思い出し、まずは軽くファンデーションをつけた。次に目に取りかかり、形を整えた眉毛を際立たせ、まぶたにアイシャドウを塗り、マスカラで注意深く広げた。目のところが充分女性的にいきいきした感じにさせた後、頬紅を頬骨の上のところにつけ、そして暗赤色の口紅をつけて仕上げた。ドナやゲイルがしてくれた時より、かなり派手目の顔になってしまった。あのような軽いタッチが欠けている感じだった。それから、お気に入りになってきているボディー・スプレーを体につけた。 寝室に入ると、ベッドの上に衣類が置いてあり、ブロンドのかつらが、丁寧にブラシされて、スターの頭を模ねた発砲スチロールの置物に乗せられていた。僕は黒いレースのブラジャーを取り、見てみた。ドナのブラよりは小さいカップだった。両腕をストラップに通し、身につけてみた。背中に手を回し止めようとしたが、ホックに届かないことに気づいた。そこで一旦、外し、腰のところに反対側にして巻きつけ、ホックを止め、それから後ろに回して、装着しなおした。すべて、完璧にフィットしているように感じた。 鏡を見ると、そこには、黒レースのパンティとブラジャーを身につけ、顔に化粧をした自分が立っていた。僕はいてもたってもいられなくなった。急いでドレッサーのところに行き、ブロンドのかつらを取り、慎重に頭に載せた。髪の毛を調節して、自分の愛らしい顔を取り巻くようにセットし、唇を尖らせて、キュートな表情を作ってみた。軽く頭を振って、髪の毛が肩をさわさわと擦るのを感じ、金色のヘアが自然な形で顔の回り、ふわりと広がるのを見た。にっこりと笑うと、自分がまるで男性を誘惑している娼婦になったような気がした。鏡の中の自分に投げキスをし、ベッドのところに戻った。 ガーターを取り、それを身につける。ストッキングを巻き上げ、つるつるの脚に滑らすようにして、履いていき、手のひらを這わせて、しわを伸ばす。爪にはまだピンクのマニキュアが残っていた。両手を前に突き出して、その爪を眺めた。
翌朝、マークとトレーシーに朝食を出し、2人の世話をした後、ベッドに入ったままのローレルのところに朝食を持っていった。ローレルは、メイド服を着ている私を見るなり、驚いていた。 「メイドをしているって冗談じゃなかったのね」 「ええ、本当ですよ。私のユニフォームいかがです?」 そう言ってピルエット( 参考)をして見せた。 「うふふ・・・とってもセクシーよ。あなたをベッドに押し倒して、一発やりたくなってしまったわ」 私はちょっと媚びた笑みを見せながら言った。「今日は仕事がたくさんあるの。だから、今はダメよ」 ローレルは私の太ももを、さっと触った。「我慢しようとはするけど、約束はできないわね」 ローレルはお昼頃までは、確かに我慢してくれた。彼女は、小部屋でほこりを拭いていた私を見つけ、いきなりテーブルに私を押し付け、後ろから襲い掛かった。メイド服を着たままの私をテーブルに覆いかぶらさせ、ソング・パンティの股間部分を脇にずらし、彼女のクリトリスを私の中に入れてきた。前戯なしで、されたのは、この時が初めてだったけど、実際、とても興奮し、2人ともあっという間に達してしまった。ローレルは私のお尻の中に、私はパンティの中に射精した。 ローレルは射精を終えると、私にキスすらせずに、部屋を出ていってしまった。私は自分の寝室に戻って、体を洗浄することしかできなかった。それに下着も新しいのに変えた。このときの出来事については、私もローレルも、何も話さなかったけれど、それから毎日、お昼近くになると、ローレルは私を見つけ、その度、私の体を使っていった。私自身、毎日、お昼近くの時間を楽しみに待つようになっていった。夜はと言うと、ローレルが私と一緒のベッドに寝るときは、彼女はとても愛情深い愛し方をしてくれていた。けれど、昼間は、私の体を、まるで召使のように扱っていた。 ある日の夜のことだった。その夜は私とマリアだけで寝ていて、ローレルはいなかった。彼女はトレーシーとマークのところに招待されていたのだった。マリアが、ヘレンにやきもちを焼いた気持ちが分かったような気がした。ローレルのことを羨ましいと思ったから。ローレルがマークたちと同じベッドにいるから羨ましいのではなく、私がマークたちのベッドにいないことが辛かった。マークの素敵なペニスを入れてもらえたらと、寂しく感じていたから。
「シルクの囁き、ラベンダーの香り」 第8章(最終章) Chapter 8 数週間後・・・ ジャネットは、愉悦に満ちた笑みを顔に浮べていた。その笑みは、決して途切れることがない。そして彼女の両手は、自分の股間に埋まっている頭を押さえていた。 舌が、膨らんだ陰唇の間を滑り、クリトリスへ向かって舐め上がるのを感じる。ジャネットは、すでに3回、クライマックスに達していた。そして今は、次のオルガスムに向かって急速に高めれられているところだった。 今やジャネットは、いくらセックスをしても飽きることなど、ありえなくなっていた。クリスは、これまで隠れていたジャネットの中の何かを解き放ってしまったようだった。ジャネットは、突然、快感を受ける方向と快感を与える方向の両方向で、性的快感を要求してやまない女に変貌したのだった。 クリスと愛し合った2日後、ジャネットはウェインと真摯に話し合うことにした。彼女は、ウェインに、2人の性的関係に関して彼女が抱いている欲求に応じて欲しいと語った。さもなければ、2人の関係は続けられないと。ジャネットは、正直に、自分がオーラルセックスを求めていること、そして、セックスをするときにはコンドームを使わないで欲しいと、伝えた。 ウェインは、ジャネットの要求のすべてに関して、あっさりと、それに応じると答え、彼女をこの上なく驚かせた。ウェインは、ちょっとした急かし、あるいはジャネットからの最後通牒のようなものが必要だったらしい。 まさにその夜、ウェインはジャネットにクンニリングスを行い、直接、射精し、彼女の子宮に体液を注ぎ込んだ。彼もジャネットと同じく、性に関して、いくら行っても飽きることなどありえなくなっていた。 「ああ・・・いい・・・もっと私を食べて。貪って! ああ、すごく上手よ」 ジャネットはウェインの頭を股間に引き寄せながら、喘ぎ伝えた。股間を彼の顔にぐいぐい突き上げている。それから何秒もせずして、ジャネットは再びクライマックスに達し、ウェインの顔にジュースを振りまいた。 オルガスムによる体の震えがおさまると、ジャネットはウェインの体を引き上げた。 「今度は、あれを入れて・・・あなたのを私のあそこに」 ウェインは喜んで求めに応じた。ジャネットに覆いかぶさり、唇にキスをしながら、いきりたつ武器をバギナに導きいれた。ゆっくりと、生肌のペニスをジャネットの中、奥深くへと差し込んでいく。互いに性的欲望を隠したりせず、求め合い、愛し合った。ウェインは、ジャネットが再びオルガスムに達するまで、射精を堪えた。 ウェインが直に体の中に注ぎ込むのを受け止めながら、ジャネットは彼の体をきつく抱きしめ、キスを求め、舌を絡ませた。 セックスの余韻に浸りつつ、寄り添って横になっていたとき、ウェインは、ジャネットに再びプロポーズした。ジャネットは目に涙を溢れさせながら、イエスと答えた。
水曜日:個別カウンセリング 「ご主人は、悲嘆の5段階( 参考)というのをご存知ですか?」 「ええ、とても大雑把にですが、知ってると思います。1つか2つ、記事を読んだことがあります。でも詳しいことは知りません」 「そうですか、ちょっと簡単に説明させてください。その5段階とは、まずは『否認』段階。その段階では、親しい人を亡くす経験をした人は、『違う、これは自分のことではない・・・こんなことが自分に起こるはずがない』と言うのです。次が・・・『怒り』。残された人は、どうして? どうして自分なんだ? と問う。・・・」 「・・・その後に来るのが『取引』段階。その段階では悲嘆にくれた人は、神に、もし愛した人を生き返らせてくれたら、もっと善良な人間になると誓ったりします。その段階が過ぎると、『抑うつ』の段階が来る。悲しみに打ちひしがれた人は、愛した人はもう戻ってこないと認め、何もできなくなる。そして最後に、『受容』段階になります。自分の人生を進みだそうとする段階です」 「なるほど」 スティーブは平然としていた。 「そこでですが、愛する人を亡くすことと、愛する人を不倫で失うことの間に類似点があると思いませんか?」 ヒューストン氏の質問は直接的だった。 「まあ確かに」 スティーブは、意に介さぬ風に答えた。「きわめて当然ですね。僕のような素人にも分かりますよ」 ヒューストン氏は鼻を鳴らしながら答えた。「驚かれているんじゃないんですか? この5段階の話しを聞かされると、自分のこととは考えず、別の世界の人のことと考える人がいるのですが」 スティーブは、ほのかに笑みを見せた。 「それで、あなたは僕がどの段階にいると?」 「それを答えるのは私ではありませんよ。私たちはずっとこのことについて話し合ってきたのです。・・・もっとも以前は、ちょっと脱線気味でしたが。ご主人、あなたは今はどの段階にいるとお思いですか?」 スティーブは頭を振って、鼻をすすった。 「まあ、確かに怒ってはいますね。この上なく腹を立てているし、その状態はすぐに変わるわけでもなさそうだ。・・・でも、それと同時に、僕はすでに、自分の結婚は終わったという事実を受け入れているんです。ですから、怒りの段階であると同時に、最終段階の受容の段階にも来ていますよ・・・」 「・・・僕の望みは唯一つ、残りの人生をうまくやって行きたいということです。なのに、今は、このいつまでも終わらないカウンセリングを延々と続けて、そこで停滞している。すべてのことを、何度も何度も話し続けているだけ・・・」 スティーブはヒューストン氏を見た。ヒューストン氏はスティーブの目に険悪な色が浮かんでいるのを見た。スティーブは荒い調子で言葉を続けた。 「・・・否認の段階などとっくの昔に終わっています。バーバラが昔のボーイフレンドと会っているのを見た時に、すでに怒って、彼女を見捨てていたんだ、本当は。その時に、彼女を取り戻すべきじゃなかったんだ。というのも、その結果、僕は、さらにもう2回も陰鬱状態にさせられたのですから。取引もしましたよ。神とではなくバーバラとですが。今回だけでも彼女を許せば、彼女もより善良に変わって、2度と僕の信頼を裏切らないだろうと信じてね。その信頼は、2回とも裏切られましたよ・・・」 「・・・ヒューストンさん。僕の状態を言いましょうか? 僕は、時に怒りの段階にあり、ほとんど自殺したくなるほど、抑うつの段階にもあるし、いつも否認を続けている。そして同時に、不実で嘘つきの妻とは離婚しなければならないという運命を受容して、完全に納得もしているのです。取引に関しては、どんな理由であれ、妻とも、他の誰とでも、まったくする気はありません」 スティーブの話しを聞きながら、ヒューストン氏は次第に顔を不機嫌な表情に変えていった。浮気問題が起きた場合、裏切られた配偶者を説得し、夫婦関係を守るために、裏切ってしまったものの、それを後悔している、もう一方の配偶者と協力し合って、夫婦関係を守っていくようにさせるチャンスが、いかに小さいものであれ、存在するのが普通だ。ベルン・ヒューストンは、スティーブとバーバラが、すでに、関係修復のための重要な時期を過ぎてしまっているのではないかと不安に思った。良い展望が見られない。スティーブは守りの姿勢になり、かたくなに自分の立場を通し続け、気持ちを曲げる兆候を一切見せていない。 ヒューストン氏は、落胆し溜息をついた。最近、溜息をつくのが多くなっていると感じた。だが、何とか修復に向けて取り組んでいかなければならない。ヒューストン氏は、静かな口調で問いかけた。 「嘘の部分について取り組むのはどうでしょう?」 スティーブは肩をすくめた。 「取り組むって、何のために?・・・嘘をついているのは僕じゃないのですよ。カウンセリングを始めてから、僕はあなたにも、バーバラにも、真実でないことを話したことはありませんよ」 「ええ・・・つまり、もし、私がご主人に、奥さんが事実を語っているという、明白で否定できない証拠を提示できたら、どうでしょうということなんですが・・・先週、木曜日に奥さんが、2回しか、性的な・・・なんと言うか、性交渉がなかったと言った件についてです」 スティーブは、興味を示した。・・・少し疑っている顔ではあるが、ともかく興味を示した。 「どうやって?」 「奥さんは、この月曜日にここに来たとき、ポリグラフ・テストを用意して欲しいと、私に頼んだのです・・・」
次にグラフ先生を引っ張って、立たせた。足の位置を調節し、床に書いてある丸に足を置いて立たせる。 俺は、スペルマを振りかけた先生の前に立ち、顔を近づけ、優しく唇にキスをした。先生は反射的に口を開いた。再び、前のように俺と先生の舌が絡み合う。 キスをしながら、手を下げ、スカートのホックに手を掛け、外した。二人の舌が絡み合い、踊り続ける間に、スカートがするすると落ち、先生の足元に丸まった。先生は唇を俺の唇に押し付け、舌を俺の喉に届くまで突き刺してきた。先生の口からうめき声が漏れ、先生の気持ちは分からないが、体はその気になっていることが分かった。 俺は一旦、先生から離れ、先生の裸を鑑賞した。自分が先生の美しい裸体を見ていることが信じられなかった。俺は先生の前にひざまずき、左右それぞれの足を上げさせ、スカートを脇によけた。 その姿勢のまま、顔を上げ、初めて先生のおまんこを目にした。きれいだった。ビラビラの唇が膨れて花開き、つゆでキラキラ輝いている。そこばかりでなく、太ももの内側のところも、すでに濡れていた。 レースのストッキングはセクシーで、脚の美しさがいっそう強調されていた。ハイヒールも最高だった。ストラップで止める形のヒール高12センチのサンダルだ。ストラップが先生の脚のふくらはぎに、膝の近くまで、巻きついている。 俺は床に座った。タイルの床は裸の尻には冷たかったが、そんなことはどうでもいい。俺は先生の両脚に手をかけ、脚の間に割り込んだ。目の前に俺の憧れの宝物がある。きちんと手入れされたヘアに息づく濡れた陰部が、俺の顔から数センチのところに来ていた。俺が何をしようとしているのか分かったのだろう。先生が、ハアハア喘ぐのが聞こえた。 俺は、じれったいほどゆっくりと顔を先生のおまんこに近づけた。先生の香りが鼻につんとくる。その匂いから、先生が興奮しているのが分かる。俺は、先生の陰毛に鼻を当て、鼻先でじょりじょり擦った。 「ああ・・・もう・・・」 それから顔を少し下げ、目的地にさらに近づいた。俺がこれから仕事をする相手が、目の前の間近に見える。前つきのおまんこだ。 俺は舌を思い切り伸ばし、おまんこの奥の付け根から、クリトリスにかけて、軽く触れる程度に一気に舐め上げた。それからまた舌を擦りつけながら、奥の付け根へと戻す。そいつを繰り返した。 「ああっ、ああっ、ああああっ!!!」 先生は、大きな声を上げ始め、だんだん、狂ったようになっていった。下の口から汁が出てきて、俺の顔に振りかかった。 先生が体をくねらせるので、俺は先生の尻頬を両手で押さえ、動かないようにさせた。そして、舌を尖らせ、思いっきり穴の奥へ突き入れた。ビラビラが俺の唇を包み込むのを感じた。中の汁の味は、外のとはちょっと違っていた。 俺は、舌を入れたり出したりを続け、徐々に奥深いところを舌先でえぐるようにした。両手で尻頬を押さえていたが、そのうち片方の手をずらし、お尻の割れ目に沿って動かし、先生のアヌスを見つけた。そして、指を一本、その穴に押しあてた。 「あっ、あああああぁぁぁぁぁ!!!!」 喘ぎ声が叫び声に変わった。明らかに快楽からくる声だった。頂点に達したみたいだ。そして、それと同時に、先生は完全に体のコントロールができなくなったようだった。体が小刻みに震えだし、膝をガクガクさせている。おまんこから汁がとろとろ流れ出し、俺の顔にねっとりと垂れてきた。びちゃびちゃの穴に舌を入れたり出したりしながら、指で軽くお尻の穴をいじり続ける。 「ああ、だめ! ああ、だめ! ああ、だめ!・・・」 先生は切羽詰った声で、何度もそう言っていた。その間もずっと下の口から涎れを出し、俺の顔を濡らし続ける。さらに腰を使っておまんこを俺の口に擦り付ける動きもしていた。オルガスムが引き潮になるまで続けていた。 オルガスムから回復しながらも体はまだ震え続けていた。俺は素早く体勢を調節し、今度はクリトリスに唇をあてた。こりこりと固くなっている。 その小豆を吸いながら、口の中、舌で何度も擦り続けた。そしてお尻の穴を触っていた指に力を入れ、ちょっと差し込んだ。途端に先生は、またガクガク震え始めた。 「あ、また、いっちゃう!」 先生は、そう叫んだと同時に、また多量に愛液を噴き出し、俺の顔をびちゃびちゃにした。俺は先生の体をしっかり支えなければならなかった。さもないと、俺の上に崩れ落ちてしまい、目隠しが外れてしまうかもしれなかったから。 2度目のオルガスムを見届けた後、俺はようやく先生のおまんこから口を離した。
僕は難局に立っていた。どうしてもディアドラから手を離すことができないようなのだ。彼女に何か話していたか、あるいは、単に小さい唸り声を喉で鳴らしていたか、それすら分からない。耳の奥で轟々音がしていたので、そもそも、よく聞こえていなかった。 ディアドラは、優しく僕の手を解き、椅子に腰を降ろした。僕は、正気に戻り、会議テーブルを挟んで彼女の向かい側に座った。あらためて彼女をチェックして、彼女が年上であることに気づいた。何歳かは推測できなかった。成熟した25歳なのか、非常に若さを保った40歳なのか。25歳から40歳の間だろうとしか分からなかった。 ディアドラは早速仕事に取り掛かった。ペニスを勃起させ、半分正気を失った男から目を避けるようにして。 すぐに分かったことは、ディアドラは僕とは階級が違うということだった。この女性に近づくなど、絶対に望みがないだろう。美人だし、聡明だし、大きな仕事をして、恐らく、僕の4倍は稼いでいるだろう。そして、あの瞳。だが、彼女は僕とは住む世界が違うのだ。僕は、自分が、羨望の眼差しでチアリーダーのトップを見つめる、地味でオタクな高校生になったような気がした。この圧倒的に素晴らしい女性には、決して近づくチャンスなどないのだと諦めつつ、見つめる男子高校生。 ディアドラは僕の手が届かない存在だと分かったことで、かえって、僕は自分を取り戻すことができた。いいさ、いいさ、ともかく彼女のそばにいられるだけでも。どうせ、それしかできないのだから。今を楽しむんだ。今まで生きてきたうちで最高の女性と一緒に時間をすごせるだけでもありがたい。だけど、深くかかわろうとはするんじゃないぞ。そんなことは所詮、不可能なのだから。口笛を吹いて墓地を通り過ぎる( 参考)ように、平気を装うのだ。 僕たちは話しをした。ビジネスの話。最初はなかなか集中できなかったが、次第に、僕たちが一つ一つ調べようとしているビジネスの情報に意識を集中しつつも、同時に彼女に全注意を傾け続けることができるようになった。 午前中いっぱい、僕たちは一緒に座って、あれこれの部局や、僕が提供した種々の報告書や、その報告書が強調するビジネス・トレンドの意味について話し合った。そして、その間ずっと、最初から最後まで、僕は勃起したままだった。 そして、最初から最後まで、僕はストイックな顔をし続けた。決して感情を顔に出したりしなかった。子供の頃から、ミスター・スポックのことを勉強し続けてきていたので、物事に対してバルカン星人の顔になる術は心得ていた。ディアドラと面会した最初の時に、子供のように(というか、ペニスを勃起させた子供のように)振舞ってしまったが、その後は、ディアドラが、職務上、必要とするものを適切に彼女に提供し、僕の仕事をきちんとこなしていたと思う。 だが、それは難しかったのは事実だ。ディアドラは、絶えず、僕の注意を逸らしてしまう存在だった。僕は彼女のことすべてを記憶に留めておきたいと思った。 ディアドラの見地からすれば、多分、僕はいい加減な教育を受けて育った、単なる子供にしか映っていなかっただろう。僕のことを、企業内の出世の階段で、僕の能力上、到達できる最高位に到達してしまって、もはや、これ以上は上がれない人間と思っていたかもしれない。確かに、僕は、自分の論理的な思考力を感情と統合するのに時間が掛かったが、それでも、何とかそれを成し遂げたのである。最後には、心の奥底で、彼女のことは、手に入れたい、是非とも手に入れたい女性ではあるが、完全に手が届かない女性でもあると納得できたのだ。心ばかりでなく、僕の体全体も、ようやくそれを理解してくれた。いや、体全体とは言っても、一箇所だけは別だった。決して消せない欲望を燃え立たせている20センチのチューブ状の代物のことである。そいつだけは、彼女をやりたいと叫んでいた。
「バースデイ・プレゼント」 第8章 翌朝、目を覚ました僕は、シーツの中、満ち足りた気分で背伸びをした、ゆっくりと頭のもやもやが晴れていく。手を胸に這わせ、胸毛がちくちくとするのを感じながら、昨夜のセックスのことが徐々に頭の中に蘇ってきた。 ドナに、ゲイルと一緒にロープで縛られ、横棒に吊り下げられたこと。段階を踏んで自由を奪われていき、昨日、職場でゲイルと不実なセックスをしたことへの罰として、ゲイル共々、鞭打ちを受けたこと。そして最後に、ドナに大きなディルドでアナルを犯されたこと。その展開のそれぞれのステップで感じた圧倒的にエロティックな感情の数々。 普通なら決して行わないような、数々の性行為へとドナは僕を導き、そんなドナを僕は止めなかった。その行為はあまりにも快感に満ち溢れ、絶頂もあまりにも強烈だったため、ドナの導きに対して僕はほとんど抵抗しなかったのだった。 だが、あらためて考えてみると、僕たちはそろそろブレーキをかけなくてはいけないと思った。事態が度を越えてしまっている。ハイヒールを履いて歩き回ったり、他の女性に女として体を使われたりしているのだ。確かにセックスは大好きだが、もう充分だ。 そう思いながらベッドから這い出ようとすると、ドナが目を覚ましたようだった。 「どうしてこんなに早く起きるの?」 眠たそうに言う。 「仕事に行く準備をしなくちゃ」 そう言って、ベッドの端から脚を出して降りようとした。 「え、どうして? 今日は土曜日よ」 ドナは甘えた声を出し、僕の方に近寄り、両腕を回して僕に抱きついた。 「あ、そうか・・・ちょっとトイレに行ってくる。その後で、また寝なおそう」 バスルームに入り、鏡の前を通った。鏡の中、ブロンドの髪をばさばさにさせ、ナイティも乱れ、化粧もずれた女性が、僕を振り返るのが見えた。 トイレではピンクの下着を降ろし、女性のように便器に座って小便をした。用を済まし、立ち上がって、水を流す。もう一度、鏡を見て自分の姿を確かめた。バカとしか見えなかった。かつらを取り、カウンターに置いた。さらにピンクのネグリジェを脱ぎ、ガーター、ストッキング、そしてパンティも脱いで、同じところに置いた。タオルを取って、水で濡らし、顔から残っている化粧を、できるだけ拭った。 もう一度、鏡の中を見た。そこには、土曜日の朝に2時間ほど早く起きてしまった、胸毛を剃って、ヒゲが生えかかった、眠たげな男が写っていた。 寝室に戻り、ベッドの中に這いながら戻った。ドナが眠たそうに僕に擦り寄ってきて、手を胸に乗せた。すると、急に目を開き、僕を見た。 「私の可愛いビクトリアは、どこに行ったの?」 不満そうに口を尖らせている。 「ビクトリアは、バスルームのカウンターの上に乗っているよ。今ベッドで君と寝ているのはビックだよ」 「うーん・・・分かったわ。また、寝ましょう?」 僕はドナと寄り添いながら、再び眠りに落ちた。
ノックの音に、私はすぐに服を着たいと思ったけれども、マリアが、私を止め、「誰?」と訊いた。トレーシーが頭だけ出して部屋を覗き込んだ。 「ディナーが届いたわよ。マークも帰ってきたし。だから準備ができたら出てきて。あ、それと、あんまり着飾らなくていいわ。ローレルと私はパンティとローブだけだし、あなたたちも同じでいいはずよ」 「すぐに行きます」 マリアがそう答えた。トレーシーがドアを閉めると、私に向かって、「もう一度、体をきれいにしたら、だけどね」 と言った。 私はマリアともう一度バスルームに入り、私がアヌスをもう一度洗浄した後、2人で一緒にシャワーを浴びた。その後、2人とも軽くお化粧をし、着替えをした。私はタップ・パンツとローブを着た。もっとも、ローブの下には、ブラジャーと、偽乳房とTシャツを着たけれど。私は、今や、偽乳房をつけずに部屋の外に行くのは、気分的に居心地が悪くなっていた。 ダイニングでは他のみんなが私たちが来るのを待っていた。マークはいつものようにテーブルの先頭に席取り、トレーシーは末席に座っていた。ローレルはマークの左側に座っていて、私とマリアはローレルの向かい側に座った。私はマリアとトレーシーの間に座った。腰を降ろす時、トレーシーが私の手を握った。 それぞれの食器に料理が盛られるのを待って、マークが口を開いた。 「君たちの今週分の給料と、今日の撮影分の給料の小切手だ。特に、ステフィー、今日は手伝ってくれてありがとう。君の手伝いがなかったら撮影を終えられなかったと思ってるよ」 マークはマリアと私に2枚ずつ小切手を渡した。この時はマリアは小切手の額を覗き込んだ。少なくとも撮影に対してもらった額を確かめていたと思う。私も自分のを見てみた。最初のはメイドの仕事に対しての報酬で、500ドルから税金分を差し引いた額だった。2枚目の小切手を見て、その額に驚いてしまった。750ドルから税金分を差し引いた額だったから。 これは間違いだと思った。こんな多額のお金に見合うことは何もしなかったから。 「マーク、私、これ間違いだと思うんです。今日、私がした、些細な仕事にしては額が大きすぎると思うの」 そう言って小切手を返した。 マークは額面を見ることすらしなかった。 「マイクはしっかりしてるから、間違いとは思わないね。フラッファーの仕事に対して、750は相場だよ」 「今日の仕事に対しては、凄い大金のように思えるわ。私、こんなにたくさんもらうのに値しないと思う」 「アハハ! そういうことを、これで生計を立てている人の前では言わない方がいいな。不十分だって苦情をいうのが大半なんだから。だが、真面目な話し、今日の君は重要な役割を果たしたんだよ。他に2人女の子がいたんだが、体の具合が悪いので休むと言ってきたんだ。その時には、この映画を撮るのに2日間掛かると思ったよ。もしそうなったら、カメラ要員と照明要員にもう1日分余計に賃金を出さなければならなかったんだ。だから、煎じ詰めると、君は今日、うちの会社が数千ドル、余分に出費するのを防いでくれたんだよ」 私はまだ納得していなかったけれど、マークは頑固にお金を受け取らないだろうから、お金を返す方法はなかった。 「まだ、どこか間違っていると思いますが、ありがとうございます」 と、最後に言って受け取った。マークはまた、笑った。 「アハハ。どういたしまして。もし、もっとお金を稼ぎたかったら、次の映画の時には、有能なフラッファーとして働いてくれてもいいよ。ここにいるローレルには今月、もう2本やってもらう契約をしているんだ。その2本の両方でステフィーも働いてくれてもいいよ」 本来、露骨に大喜びすべきじゃないとは分かっていたけど、私は、どうしても喜びを隠すことができなかった。それに豊胸手術を受ける時に、そのお金を使えるかもしれない。 「トレーシーさんがよければ、ぜひ、させてください」 トレーシーは私の手を取って言った。「私なら、あなたがここでの仕事をこなしてくれる限り、問題ないわ。まあ、どうであれ、家の掃除をきちんとしてくれていたらお給料をあげるから」 「ここでのお仕事はきちんとします。約束します」 トレーシーは私の手を握り、「あなたならちゃんとできると分かってるわ」と言った。 その夜は、マークとトレーシーにとって2人だけで愛し合うラブ・ナイトとなった。後で知ったことだけど、マークが撮影をした日はいつも必ず、ラブ・ナイトになるらしい。多分、マークは、日中、撮影で見たいろいろなセックスに刺激を受け、彼が一番愛している人と2人っきりになりたくなるからだろうと思う。 トレーシーとマークが寝室に入った後、私とマリアとローレルの3人で、2時間くらいテレビを見て、その後、眠ることになった。その夜は、ローレルは、私のベッドで、私とマリアと一緒に寝た。私は両方から満たされ、楽しい時を過ごした。最初、私はローレルの18センチのクリトリスをおしゃぶりしながら、マリアに後ろからしてもらった。その後は、マリアで、私が口を、ローレルが彼女のアナルを楽しんだ。最後は、マリアとローレルが69の体位で互いのクリトリスをしゃぶりあって、私はローレルのあそこに出し入れをしていた。最後には3人とも眠ってしまったけれど、私はマリアの乳房に顔を埋めていて、ローレルは後ろから私に抱きついて眠っていた。
ヒューストン氏は話しを続けた。 「さて・・・ああ・・・カーティス夫人。私は、心理学者であれ、そうでない者であれ、これから私が言おうとすることについて反対する真っ当なカウンセラーはいないと思っています。ですが、あらかじめ奥さんに警告しておきますよ。これから言うことは、奥さんにとっては聞きたくないことになると思います。ですが、理解してもらわないと困る・・・ただ、聞くだけではダメです・・・ちゃんと理解し、納得してもらわないと困るのです・・・」 バーバラは頷いた。 「・・・オーケー、バーバラさん。私が奥さんに分かって欲しいことというのは、ご主人の見地からすると、奥さんがなさったことは、彼に対して行ったうちでも、最も破壊的で、自己中心的で、憎むべき行いだったということです。ご主人は、私に直接言ったわけではありませんが、奥さんが、何か清純で、明るいもの、何か俗にまみれていない素晴らしいものを奪い去り、泥で汚したように感じているのです。べっとりと汚れをつけてしまったと。ご主人が奥さんと出会った日から起きたことすべてを、茶番で嘘だらけのものにしてしまったと。ご主人は、自分自身が我慢ならない状態でしょう。奥さんのことも我慢できなければ、結婚自体も後悔している。すべての行動で頼りにできると信じていた、錨にあたる部分を失ってしまったと感じいているはずです・・・」 「・・・ご主人の見地からすると、奥さんは、しょっちゅう夫婦関係から逸脱を繰り返し、他の男性をチェックしてきたようになっている。他の男性とご主人を比較し、どっちが良き仲間であり、友達であり、パートナーであり、セックス相手であるかを確認してきていると。ご主人は、絶えず、この影の男たちと競争をされられているように感じているでしょう。だが、正直、ご主人は、そういう競争は奥さんと結婚した時にすべて終わっていると思っているのですよ・・・」 「・・・ご主人が、そういう風に考えるのは非常にもっともなことです。妻というものは、夫を絶え間ない競争と選択の試練に晒すべきではないのです。そのようなコンテストを行ったら、どの夫も常に敗北することになるでしょう。それは妻の立場でも同じです。夫が絶え間なく妻と他の女性を競争させていたら、どんな妻でも敗北してしまうものです。誰かと一緒に生活していれば、日々の生活で摩擦が生じるのは当然で、新しい恋人に対して抱くきらびやかな新鮮さに比べると、色あせたものに感じてしまうのは自明ですから・・・」 「・・・さらに悪いことに、ご主人は、間違った行いをしてきたことを理解していない。ご主人は、奥さんとの関係にかかわるすべてのことを性急に調べ上げ、自分の行いのうちで、奥さんを酷く傷つけ、その結果、奥さんが安らぎを求めて他の男性の元に行った原因は何かを探ってきた。だが、ご主人は、原因となった自分の行いが分かっていないのです。私が分かる範囲で言えば、スティーブさんは重要な点がどこにあるか察知できていない。そして、そのことが彼を苦しめているのです。ご主人は男性としての自分自身を疑い始めている。というのも、その点でしか、ご主人は、奥さんが離れてしまった理由として考えられなくなっているからと、私には思われるから・・・」 ヒューストン氏は、バーバラの顔に浮かんだ苦悩の表情から眼をそむけた。彼はスティーブが感じていることを分かっているように語ったが、これは、ヒューストン氏自身が20年前に経験したことに基づいていた。そして彼はバーバラが感じていることも分かっていた。人々を観察し、顔の表情や体の動かし方から、その人の感情を解釈するのは、彼の仕事なのである。ヒューストン氏は、バーバラが、自分の不貞によって夫にどれだけ影響を与えてしまったかを悟り、大きな心の痛みを感じていることを見て取ることができた。 「ヒューストンさん?・・・」 バーバラは、臆病そうに尋ねた。 「はい?」 「取っ掛かりのための良い方法と言うと、スティーブに、実際、私がレイフ・ポーターと何かをしたのは2回だけだったと証明することなのでしょうか? そうすれば、スティーブはもうちょっとだけ落ち着いてくれるのでしょうか・・・新たにやり直す取っ掛かりとなるような落ち着きを・・・そうすれば、彼は取り戻してくれるのでしょうか?」 「・・・多分・・・恐らく・・・でも、奥さん。ご主人は、分厚い聖書の中からたった2つだけエピソードを出して、それについて誓約しろと言われても納得しないでしょう。奥さんが、そういうことを考えているとしての話しですが・・・」 「いいえ、そういうことじゃないんです。でも、もし、私が嘘発見器テストを受けると言ったら、信じてくれるんじゃないかと思って。そのテストの準備をしていただけるならと思って・・・私にはできないので」 カウンセラーは、バーバラが言ったことを考えた。唇をすぼめている。やってみても、まずくはなさそうだ。ヒューストン氏は、名刺のファイルを調べ、受話器を取り、素早くダイヤルを押した。相手が出たらしい。 「マイルズ?・・・ベルンだよ。調子はどう? ちょっと話しがあるんだが。助けて欲しいことがあってね・・・」 ********
長袖ブラウスを肩からずらし、少しだけ降ろした。そして、手のところで余った部分を使って、しっかりと結んだ。この結果、先生の両腕は、背中に回されたままになる。 それから俺は前に回って、先生の椅子を引き寄せ、先生の直前に置いた。あらわになった先生のおっぱいを見るのは、この時が初めてだった。俺は椅子に座って、じっくり鑑賞した。 さすが、先生のおっぱいの張りの良さには驚いた。完璧な形で豊かに突き出ている。俺は、先生のおっぱいを見ながら、俺のガウンのボタンを外し始めた。中には何も着ていない。ちんぽがエッフェル塔のように直立していた。目隠しをしている先生の前、俺は、裸になって座っている。 俺は先生の両腕に手を伸ばした。肘のところを掴んで、優しく引き下げた。先生は何をすべきか分かっているようだった。ゆっくりと腰を曲げ、俺の前にひざまずいたからだ。 手を先生の頭にあて、注意深くゆっくりと顔を俺のちんぽに近づけた。いきなり口に入れさせるのではなく、まずは、ちんぽで先生の頬を撫でることにした。 ちんぽが先生の顔に触れると、まるで本能的な反射のように、先生は口を開く。すべて知っているのか? 俺はいきりたった熱棒で先生の頬を撫で回った後、半開きになった先生の口にちんぽを入れた。 俺のちんぽをしゃぶり始めた先生を見る。目隠しをした先生が、俺のを咥えて頭を振り、それにあわせておっぱいが自由奔放に揺れまくる。これだけでも、強烈な刺激だ。 先生の美しい唇が、俺の肉茎に沿って、上下に滑る。最高だった。この光景こそ、俺が妄想してきたことだし、1年中、これを想像してオナニーを繰り返してきたのだ。 突然、グラフ先生は、俺のをさらに口の奥へ飲み込み始めた。それから間もなく、ちんぽの先のところが、先生の喉奥に当たったのを感じた。先生の柔らかい口に、俺のちんぽが完全に包まれている。先生は俺のを全部咥えこんだまま、じっと動かなくなった。喉の奥が何か動いてる感じだ。時々、口から出して、舌先だけを使ってぺろぺろ舐める。そして、また、深飲み。まさに最高の光景だ。ポルノビデオみたいだった。 突然、先生の唾液でテカテカになった俺のちんぽが、先生の顔の前にそそり立った。先生は、今度は舌を俺のタマの方に使い始めたのだった。 俺はうめき声を上げたくなったが、それはできない。声を出したら俺が誰か分かってしまうから。先生にタマ舐めされていたら、ちんぽから先走りが出て、ちんぽに沿って流れ落ちるのを感じた。さらに、先生が俺のタマ袋全体を口に含み、きゅーっと吸い始めた時には、あやうく気絶しそうになってしまった。 ひとしきりタマ舐めした後、先生は俺のシャフトに沿ってちろちろ舌を使って、這い上がってきた。先走りが流れているところに来ると、口を止め、美味しそうにぺろぺろ舐め始める。 その間、俺のちんぽはヒクヒク跳ねっぱなしで、先っちょからは先走りがとろとろ出っ放しだ。 先生は、俺のちんぽの根元から先端まで、何度も往復して、舌を滑らせ、舐め続けた。それから、ゆっくりと口を開き、亀頭のところだけを口に入れた。唇をすぼめて、しっかり咥え込んでくる。そして吸ったり放したりをし始めた。ちゅぱっ、ちゅぱっと音が鳴る。俺をいかせようとしているようだった。 その後、今度はいきなり、ちんぽを飲み込み、頭を上下に振り始めた。そのリズミカルな動きに、俺は、タマのところがきゅんと痛くなってくるのを感じた。先生は、決してリズムを緩めることなく、激しく頭を揺すり続けている。 口の中では、舌が絶えずちんぽの下の面を擦り続けていて、それも堪らない。睾丸がヒクヒクし始めるのを感じた。もうダメだ、いきそうだと感じる。 次の瞬間、一発目の発作が始まった。初発のスペルマが凄い勢いで肉茎の中を進んでくるのを感じる。そして、しきりに頭を振り続けているグラフ先生の喉に、俺の一発目が噴射するのを感じた。 続いて2発目が駆け上がってくるのを感じる。ちょうどその時、先生は口からちんぽを吐き出した。口から出されたと同時に、2発目が飛び出し、先生の顔面を直撃した。先生の鼻の脇から頬、そしてあごにかけて、俺が出した白い糸が降りかかる。 だが、すでに3発目を撃ち出す準備が始まっていた。先生はひざまずいたまま俺ににじり寄り、生のおっぱいを俺のちんぽに押し付けた。 先生のむちっとしたおっぱいに押されて、そそり立つ形になったちんぽから3発目が噴射する。白い紐となって撃ち出た3発目は、空中を飛び、先生の首筋に着地した。そして、とろりと流れ、先生の左側の乳首へと滴った。 次に、先生は、両腕の肩のところを前に突き出すようにして、俺のちんぽをおっぱいで挟みつけた。俺は、まだ射精の痙攣が続いていて、先生はおっぱいを擦り付けるようにして、射精を受け止めていた。 ようやく、射精が終わった。俺は先生を押し戻し、落ち着いた気持ちで、先生の姿を見た。首やおっぱいから、俺の出したものをぽたぽた垂らしながら座っている先生。すごくきれいだと思った。 美人の先生が、目隠しをされ、両手首を背中に縛られたまま、俺が出したスペルマをおっぱいにつけ、ぽたぽた垂らしている。すごくエロティックだった。 俺はしばらくその姿を眺めた後、立ち上がって、椅子を脇によけた。
月曜日の朝。僕は数分遅刻してしまった(トレーラー・トラックが横転し、高速道路の出口やらなにやらが大混乱になってしまったのだった。・・・このことについては後で語るつもりだ)。会社に着くと、キャロルが、ディアドラが会議室で僕を待っていると言った。僕は深呼吸をして、心を決め、これからの僕の運命と対面しに向かった。 会議室に入った時、ディアドラは会議テーブルについていた。そして僕に挨拶をするため、椅子から立ち上がった。 僕は唖然とした。彼女はジョアン・ウッドワード( 参考)の顔を盗んだのか? 若き日のジョアン・ウッドワードだ。『熱く長い夏』のあのジョアン・ウッドワード。 髪の毛は短めでカールしている。ブロンドだ。もちろん、ブロンド。体を効果的に隠すビジネス・スーツを着ていたが、それでも、痩せ型なのに、曲線も豊かであることは隠しきれていない。もっとも、僕は彼女の体つきは気にしていなかった。そもそも、そちらに眼が行かなかったのだ。僕は彼女の瞳しか目に入っていなかった。あの青緑の瞳。丸く、無邪気そうな瞳。ほのめかし、招きいれ、尋ねかけてくるような瞳。でも、それだけじゃない。 ディアドラは、微笑みながら手を出し、握手を求めた。その瞬間、彼女の瞳がきらりと輝いた。まるで彼女がスイッチを入れたかのように瞳が輝いた。僕は、完璧に魅了されてしまった。まるで魔法だった。彼女の掛ける魔法に、僕はまんまと掛かってしまった。そして、次の瞬間、あのことが起きた。 僕と彼女の手が触れたこと。ディアドラは、ビジネス・ライクに友好的な挨拶として、僕と握手したのだが、僕の方は、その過剰な刺激に苦しめられていた。 ここで、僕は、僕が考察してきている奇妙な理論のことについて話さなくてはいけないと思っている。僕の最も神聖なものとして抱き続けてきた信念が、今、挑戦を受けていると感じたからだ。その挑戦を真っ向から受け止めるものが必要であり、それが僕の理論である。それがないと、僕の信念体系が完璧に破壊されることになるかもしれないからだ。 化学的なものということだ。それこそが正体。そうに違いない。化学的であり、物理的でもある。電気的なものが、そのどこかに介在してくるから。 僕と彼女の手が触れ合った瞬間、僕はすとんと腑に落ちた。普通のありきたりな握手だった。だが、その触れ合っている部分のどこをとっても、そこからエネルギーが沸いてくるように感じた。彼女の肌はベルベットのようだった。柔らかくて、すごく柔らかくて、滑らかで、つるつるしていて・・・ベルベットそのもの。彼女の皮膚細胞に含まれる何かが、化学物質のようなものか、DNAのようなものか、あるいはホルモンかもしれないが、何かそういうものが、僕の皮膚細胞に含まれる同種の何かを惹きつけたのである。 僕の理論とは、つまり、ある種の人間は、ある特定の他の人間に対して、化学的に惹きつけるものとなっているということである。そういう人間同士の体の化学的性質は、互いに合うようにできていて、まるで鉄と磁石のように引き付けあうということである。多分、ある種のエンドルフィンなのかもしれない。彼女のエンドルフィンは僕のレセプターにぴったりと嵌まった。何かが僕のレセプターにぴったりと嵌まったのだ。こんな衝撃を受けたのだから。 彼女と握手した瞬間。あれほど、興奮した瞬間は、それまでの一生で経験したことがなかった。一体、何が僕の身に起きたのか、まったく分からなかった。僕の仕事に関して、生死を左右する権力を持っているかもしれない人物と行う、普通のビジネス会議だったにもかかわらず、僕は恋に落ちた10代の若者のように振舞っていた。顔が赤らんでいるのを感じた。呼吸も少し乱れていた。僕は、彼女の手を握ったまま、彼女の瞳をうっとりと見つめたまま。最悪なことに、僕のあそこが、たった5秒間で、0度から60度に勃起していたこと。もしディアドラが、もう少しでも僕に近い位置に立っていたら、僕の勃起は、棍棒となって彼女を叩きのめしてしまっていただろう。いや冗談ではなく、彼女はジャンプして僕から離れた方が良いと、僕は真剣に思っていた。
マリアが私にシャワーを誘ったのは、これが初めてだった。どうしてマリアが誘ったのか、私にはよく分からなかった。いつも、ほとんど、いつも、一緒にシャワーを浴びていたから。 「マリア? 私がマリアと一緒にシャワーを浴びるのが好きなのは、知ってるはずなのに・・・どうして?」 マリアは微笑んで、私の耳を触った。 「特に理由はないわ。シェイク2回するうちに、行くから、待ってて」 シェイク2回というのがどういう意味か分からなかったけれど、マリアが、とても早くくやって来たのは確かだった。というのも、彼女が私の寝室に入ってきたとき、私はまだ服さえ脱いでいなかったから。マリアは、素早く服を脱ぎ、先にバスルームに入っていった。私がバスルームに入った時には、彼女は自分用のエネマと私のエネマを用意していた。 前にも言ったことがあったけど、私はエネマをすることはプライベートなことと思っていて、他の人の前でするのはイヤだった。でもマリアと一緒にするのは、構わないと感じていた。一緒にしたことが何度もあったし、今回も、同じことだった。でも、この時は、一つ、他の時と違うことがあるのに気がついた。この時、マリアはエネマを入れながら、だんだん勃起していたことだった。それがどういうことなのか、私はよく分からなかったけれど、別に、それに不平を言うつもりはなかった。 2人とも、すっかり洗浄を済ませた後、マリアと2人でシャワーを浴びた。優しくキスをしながら、互いの前のところを洗い始める。私は、マリアと一緒にシャワーを浴びるのが大好きなのだけど、その理由は、彼女がシャワーではとても愛情豊かに接してくれるからだと思っている。私たちは、シャワーに入ると、ほとんどいつもキスをしてる。 2人とも前がすっかりきれいになると、マリアは私を後ろ向きにさせ、私の背中を洗い始めた。マリアは、優しく私の肌を擦り、何度も背中にキスをしてくれた。 「ねえ、私、ポルノの撮影で、嫌いなことが一つだけあるの。それは、撮影でのセックスが、あまり満足できないということ。確かに、そのセックスでも、いっちゃうし、気持ちも良いけど、カメラの前でいった後、どういうわけか、いく前よりも、もっとエッチな気持ちになっちゃうのよ」 私はくすくす笑った。 「うふふ・・・ということは、マリアは今、エッチな気持ちになっているの?」 私は、マリアの答えをすでに知っていながら、そう訊いた。 するとマリアは私を抱き寄せた。彼女のクリトリスが私のお尻をつついているのが感じられた。 「・・・ええ、とってもエッチな気分なの・・・」 私はお尻をくねらせ、マリアの固いクリトリスをお尻で擦った。 「マリア? ここで私にやりたい? それともベッドで?」 マリアは返事をするのももどかしかったのか、私の手を取って、シャワーから連れ出し、寝室へ向かった。 ベッドのところに来ると、マリアは両腕で私を抱きしめ、キスを始めた。そして、ほどなくして、私たちは、2人ともベッドに横向きに横たわり、キスをしながら、それぞれの手で互いの体を愛撫しあっていた。 マリアに胸を触られていたけれど、不思議な感じがした。というのも、私は、完全に裸の姿でマリアと愛し合うのは、この時が初めてだったから。これまでは、たいてい、私はナイティを着ていたか、胸にブラジャーをつけていた。でも、素肌の胸を触られ、不思議な感じだったけれど、この方がずっと気持ちいいのは確かだった。乳首が固くなっていて、それをマリアに吸われたり、甘く噛まれて、私は泣き声をあげた。 「あっ、あああん・・・ううん・・・」 自然に女の子のような泣き声になっていた。私は乳首を吸われ、楽しんでいたけれども、マリアは、そればかりに時間を使うことはしなかった。すぐに乳首を離れ、顔を下のほうへ動かしていった。ちょっとお腹のところで止まり、おへそを舐めてくれた後、さらに下へ移動し、すでにすっかり固くなっていた私のクリトリスへと降りていった。 マリアは私のクリトリスを口に入れて、吸ってくれたけれど、その吸い方は、まるでガツガツ食べるようなやり方で、私は、マリアは私を彼女の口に出させるつもりなのだろうと思った。でも、マリアは別のことを考えていたらしい。マリアの口に出してしまいそうと思ったちょうどその時、彼女は口から出して、今度は私の無毛の睾丸を舐め始めた。 でも、その部分にもマリアは時間をかけなかった。彼女の望むものは、そこの下のところにあったから。睾丸を舐め始めて、1分も経たないうちに、マリアは私の両脚を持ち上げ、その下にある私のエッチ穴を舐め始めた。 マリアの舌はとても気持ちよかった。穴の入り口のまわり全体を、気分を入れて、ねっとりと舐めてくれる。彼女が舌を差し込んでくるのを感じ、私も筋肉を緩め、舌が滑り込みやすいようにした。 マリアは舌を尖らせ、私の穴に出し入れを続けてくれた。2分くらい、そうされているうちに、私は気持ちが高ぶってきて、もっともっと欲しくなっていった。舌でなくて、彼女のクリトリスを入れて欲しい。その望みを伝えるのは、恥ずかしい感じもしたけれど、そんなプライドを、高ぶった気持ちは超えていた。 「お願い、マリア! 私にやって! マリアのクリトリスを入れて! マリアのが欲しいの! 入れて欲しいの! お願い!」 私は、切羽詰った少女がおねだりするような声で叫んだ。 それを聞いて、マリアは、即座に、掲げた私の足の間にひざまずき、すばやく自分の唾液でクリトリスを湿らせた。そして、ゆっくりと私の中に入ってきた。私に痛みを与えないように注意してくれている。でも、私は、ペニスや、男クリトリスを入れられ痛みを感じるようなことは、ずいぶん前に過ぎていた。マークが私の慣らし運転を充分にしてくれていたから。マークの棍棒のようなペニスで慣れさせてもらった後は、どんなものでも快感だけになっていた。 マリアは根元まで私の中に入れ終わると、ゆっくり出し入れを始めた。最初はゆっくりで優しい動きだった。でも、この日の私はもっと激しいものを望んでいた。 「マリア、強くやって! やりたいように、激しくやって! お願い!」 マリアもそれを望んでいたようで、すぐに、激しい動きになってくれた。 普通だと、マリアは、私とするとき、かなり長い時間をかけてセックスしてくれていた。深く、ゆっくりとしたストロークで数分間続けて、その後、私かマリアのどちらかが、強く、速くするように求める、という風に進むのが普通だった。でも、この日はマリアはとても興奮していて、私の求めもあって、挿入してすぐに、私のあそこに対し、全力で激しい打ち込みをしていた。体がぶつかり合う音が鳴り響いていた。 マリアに激しく体を揺すぶられて、私も快感に最高の気分だった。マリアならもっと強くできると知っていた私は、彼女の顔を見つめながら、息を荒げて、おねだりし続けた。 「ああ、感じる! いいわよ、マリア! もっと、もっと、強くやって! お願い!」 マリアのクリトリスに裏門を激しく貫かれながら、私は両手を伸ばし、彼女のDカップの胸をいじった。赤いマニキュアの爪を使って、マリアの両乳首をつまんだり、指の間に挟んで転がした。 こういったセックスだと、長く持続するのは無理で、やがてマリアはオルガスムに近づいていった。それを察してマリアはピストン運動のリズムを緩め始め、その代わり私のクリトリスを握って、しごき始めた。彼女は、すごく強い力で握り締め、しごいた。まるで、私のクリトリスの息の根を止めようとしているように強く握り、命を搾り出そうとしているようにしごいた。 あそこにピストン運動を受け、同時にクリトリスをそんな風に愛されていた私は、ひとたまりもなかった。 「あっ、あっ、ああっ、あああぁぁぁぁん・・・!!!」 私は絶頂を迎えた女の子のように叫び声をあげた。同時に濃密な白い液体が私のクリトリスからロープのようになって飛び出し、私のお腹の上に着地した。マリアも、私の絶頂からすぐに、打ち込みがぎこちないリズムになっていった。 「ステフィー、私もいくわ!」 そう告げ、私が種液を出しきってすぐに、彼女のを私のお尻の中に放出した。 マリアは体を震わし、肩に抱えていた私の両脚を放すと同時に私の上に覆いかぶさってきた。ハアハアと息を荒げるマリアの体の下から、私は優しく彼女の体を抱きしめていた。やがて、マリアのクリトリスが私の中から滑り出て行くのを感じた。 マリアはゆっくりと体を転がし、私を抱いたまま横寝になった。2人ともキスをして、互いの呼吸が落ち着くのを待った。 やがて2人の息づかいが普通の状態に近づいた。マリアは私の顔を見つめて言った。 「ありがとう。とてもしたかったの」 私はマリアにすがり付いて、彼女の首筋にキスをした。 「私も同じだったのよ。今日の撮影を見てたら、すごく興奮しちゃってて・・・」 マリアは私の額に軽くキスをした。「でも、それって、ヘレンとでは興奮を鎮められなかったということ?」 私はマリアの左の乳首をいじりながら言った。「ヘレンとしたことはとても楽しかったけど、私、どっちかと言うと、今のように、受け手に回る方が好きみたいなの。誰が相手でも、セックスする方に回ると、自分が男になってる感覚が強くなってしまうのよ。私は、やっぱり、どちらかと言うと、女の子になっている方が好きで、だから、女の子のように、セックスされる方になった方が興奮するの」 マリアは私を抱きしめた。 「でも私はあなたにするのも大好きよ。・・・それに、一つ、あなたに言うけど、正直に言って、あなたとヘレンが一緒に出てきた時、ちょっと私、嫉妬を感じちゃったのよ」 「ごめんなさい。それがいけないことと思っていなかったから」 マリアは私のあごを軽く抑え、唇にキスした。 「謝ることは全然ないわ。あなたを所有しているわけでもないし、他の人とセックスしてはいけない関係にもなっていないんだから。私こそ、嫉妬心なんか感じちゃいけなかったのよね」 それからしばらくキスしていたら、部屋のドアをノックする音が聞こえた。
再び、クリスは顔をあげて、ジャネットの顔を見てみた。目を閉じてるが、顔全体に、淫らな表情が浮かんでいるのが分かる。 彼は、充分注意しながら、ゆっくりと引きの動きを始め、頭部だけが入っているところまで引いた。そして震える声で訊いた。 「僕のことを欲しい? 僕に中に入って欲しい?」 「ああ、来て! やって! 私におまんこして!!」 ジャネットは大きな声で叫び、両腕、両脚を使ってクリスの体を自分に引き寄せた。 クリスは、ジャネットの言葉使いにショックを受けた。彼女が、こんな言葉を使うのを訊いたことがなかった。だが、クリスはそれに不平を言おうとしているのではなかった。ぐっと力強く腰を沈め、その力でジャネットの唇からさらに叫び声を引き出した。そして、間をおかずに、すぐに、彼は力を込めた打ち込みを開始した。クリスのペニスは、ジャネットが分泌したシロップ状の愛液で覆われていた。 「ああ、いい・・・もっと、やって! もっと、もっと、強く!・・・」 ジャネットは、呼吸すること自体が辛そうに、ハアハアと喘ぎながら淫らな言葉を吐き続けた。 「ああ、いきそう・・・いい、すごくいい! ああぁぁぁ・・・」 ジャネットは、クリスが打ち込むたびに、体全体を使って激しく押し返していた。 「ああ、いく、いく、いくぅぅぅぅぅぅ!!!」 ジャネットは体をぶるぶる震わせクライマックスに達した。だが、クリスは激しく打ち込みを続けた。 ジャネットは、やがてオルガスムを終え、まったく動かなくなった。かなり長い時間、ジャネットは無反応になっていたように思われる。だがクリスは動きを休めなかった。何分か経った後、ジャネットの体が再び動き始めた。また腰が動き出し、クリスの下半身に打ち返しを開始する。 「ああ、また・・・ずっと続けて! いつまでも! ああん、あなたの熱いものが私の中に入ってる。・・・これがこんなに気持ち良いなんて、ずいぶん忘れていたわ・・・ああ、気持ち良い・・・感じる、感じる・・・続けて・・・ああ、すごい。・・・ああ、また・・・また、いきそう・・・ああ、いい・・・ああ、い、いくうぅぅぅぅぅぅ!!」 ジャネットは再びオルガスムに達し、打ち込みを続けるクリスの分身を濡らし、締め付けた。 クリス自身も睾丸が緊張してくるのを感じていた。限界を超える時が間近に迫っているのを感じていた。彼は頭を下げて、顔をジャネットの耳元に近づけ、切羽詰った声で囁いた。 「いってもいい?・・・中にいってもいい?・・・」 「うん、来て、来て! 中にして、お願い!・・・私の中をあなたのでいっぱいにして!」 ジャネットも、切羽詰った声で答えた。 「あぁ! うん! あああっっ!!!」 クリスは低い唸り声を上げた。睾丸が引きあがり、ペニスが痙攣し、そして爆発するのを感じる。クリスの膨らんだ亀頭は、愛するジャネットの体内の奥深く、突然、滝のように白濁を噴射し始めた。彼の肉茎は、何度も繰り返し痙攣し、ジャネットの熟れた肉穴に体液を吐き出した。 射精を受け、ジャネットの体は反射的に強張った。そして、彼女は、3回目のオルガスムが訪れたことを感じた。彼女の下腹部が、クリスの下方への動きに合わせるように、繰り返し、せり上がった。その反動で、彼女の頭は、ぐぃっ、ぐぃっと前後に動いた。 ジャネットは、腹部の奥深いところ、クリスの熱い体液を感じることができた。彼が自分の中に撃ち出している。撃ち出されたジュースが、2人がつながっている部分の両脇から溢れ出し、下のシーツに流れ出すのを感じた。 やがて、射精を終えたクリスは、疲れきり、ジャネットの体から離れた。彼のペニスは、ジャネットの狭い肉穴から、滑り出ながらも、依然として、ヒクヒク脈動していた。 体を離した後、2人は並んで仰向けになり、息を荒げて横たわった。 何分か経ち、ようやく回復したクリスは、ジャネットの体を抱き寄せ、心を込めてキスをした。2人ともしっかり抱き合い、長い時間、キスを続けた。セックスの後の余韻に浸り、心と体が溶け合った後の温かさや、密着感を喜び合う。 2人ともそのまま、軽く眠りに落ちていたに違いない。眼を覚ましたクリスは時計を見て、すでに1時間がすぎているのを知った。クリスは、ジャネットが自分の胸板に腕を絡め、脚に彼女の脚を乗せ、絡めているのを見て、喜びに微笑んだ。そして、ジャネットが、眼を覚ましているのを知った。腕に頭を乗せ、うつろな瞳で自分の体を見ている。 「あ、もうそろそろ帰らないといけないね」 「いや、泊まって行って・・・」 ジャネットは、小娘のように恥ずかしそうに言って、また強くクリスに抱きついた。 「本当?」 「ええ・・・私・・・もう一度、あなたが欲しいの・・・」 彼女は、恥ずかしさからか、顔をクリスから避けて、言った。 「いくらでも・・・」 クリスは明るい調子で言い、再び、ジャネットの上に覆いかぶさり、唇にキスを始めた。 「電話をして、伝えなくてもいいの?」 「大丈夫。母親には友達のところに泊まるって言ってあるから」 「どのお友達?」 「今、僕の腕の中にいる人」 「20歳の子にしては、ずいぶん大人びたこと言うのね」 ジャネットは微笑んだ。 「いや、僕は、そういう大人になりたいと思っているだけだよ」 クリスはそう言って、ジャネットの大きく広げた脚の間に体を割り入れ、すでに濡れている部分に、分身を沈めた。滑らかな動きで、彼女の奥深くへと滑り込む。それに合わせてジャネットの両脚が彼の腰を包み込んだ。 クリスとジャネットは、その夜、もう2回、そして朝にもう1回、セックスをした。朝、ジャネットは、疲れきった様子で玄関先に立ち、クリスにもう一度キスをし、彼を家へと送り出した。 つづく
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