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報復 第4章 (11:終) 


「まあ、細かなことは、気にしないことにしましょう。でもね、ジミーが、スティーブは間抜けすぎてジョークが分からないんだといったことを仄めかした時に、お前も笑ったんだろう? その瞬間、お前はまたもスティーブをバカにしたのだよ。この時は、本当に手酷くバカにしてしまった」

「でも、あれはただのジョークだったのに・・・」 バーバラは泣きそうになっていた。「吹き出しそうになってしまって・・・」

リディアは断固とした口調で言った。

「あれはジョークなんかじゃないよ、バーバラ。ジミー坊やは、お前の周りにちょっとしたフェンスを築こうとしていたのさ。他のみんなからお前だけを隔離しようとね。何より、お前の夫から隔離するのが重要だった。そうやってお前を自分のものにするチャンスがかなりありそうだと、そうジミーに思わせてしまったのは、お前自身なんだよ」

バーバラは、リディアの言葉に驚いた顔で、見つめた。

「でも、ノニー、そんなんじゃないの・・・全然、そんな深刻なことじゃなかったのに。スティーブは悪い方に解釈しただけ、それに・・・それにあんな風にカッと腹を立てる必要などなかったのに・・・」

リディアはふんと鼻を鳴らし、落ち着いた声で応えた。

「バーバラ? ジミー坊やが、スティーブは、あのジョークを理解できるほど賢くないと思ったと言った時、お前はどうして、自分の夫は、近々、建築工学の学位を取得すると言ってやらなかったんだい? そのことが、お前の心に最初に浮かぶことじゃなかったのは、どうしてなんだい?」

リディアの声は優しかったが、同時に、責める調子も含んでいた。

「・・・どうして、自分の夫が攻撃されている時、彼を守ってあげなかったんだい? ・・・その代わり、そのジミー坊やの方の肩を持ったのはどうしてなんだい?」

バーバラは、やるせなさそうにリディアから顔を背けた。何か考えようとしているのか、額にしわを寄せている。祖母に、そういう風に言うのは間違っていると示すにはどうしたらよいか、見つけようとしていた。だが、バーバラの口からは、何も言葉が出てこなかった。

「いいかい? バーバラ。よこしまなことは考えないこと。まっすぐに考えて、その結果をすぐに形にする。いいね?」

リディアは、多少そっけなく、そう言い、立ち上がって、オットマンを元の場所に押し戻した。

「そんな深刻なことじゃなかった、って思ってるのかい? いいかい? 私が若かった頃だったら、もし私がそういうことをしたら、夫は銃を持ち出して、会うなりジミー坊やを撃ち殺していただろうよ」

リディアは、自分の言葉に、夫のことを思い出してしまったようで、急に悲しそうな顔になった。彼女の夫のハンクは、7年前、釣り旅行に出かけ、2度と戻らぬ人になってしまったのだった。ハンクを発見したのは1週間後だった。彼は、川べりにリディアの古い写真を握って死んでいた。心臓発作のため、上着の内ポケットから写真を取り出すだけしか、時間がなかったのだろう。リディアはハンクの死をひどく悲しんだ。

リディアは、立ったまま、孫娘を見下ろした。

「そして、撃ち殺したとしても、そのパーティの席にいた誰もが、夫に、自分の妻にクンクン鼻を鳴らして言い寄る男について問題を解決したと、彼に握手を求め、祝福したはずだろうよ」

「いいかい、バーバラ。ちゃんと私の言葉をお聞き。私はお前のことを愛しているんだよ。でも、お前はもっと自分のことを考え直さなきゃだめ。さもないと、彼を失うことになるよ。私には、スティーブがどんなタイプの男だか、分かる。彼は、お前がしていることに我慢できるタイプじゃない。それは確かだから」

バーバラは祖母を見上げた。彼女は、ノニーから、このような言葉を、いや、非難と言える言葉を聞いたことがなかった。心にぐさりと刺さった。バーバラには何も言い返せなかった。

つづく


[2007/10/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第6章 (2) 

クリスはジャネットの広げた脚の間に視線を集中させた。パンティに覆われた股間部分が、キッチンの明るい照明に照らされ、よく見える。

「僕のために、パンティを脱ぐんだ。これじゃ何も見えない」

「クリス・・・」

ジャネットは、わざと焦った感じを装って言った。

「さあ、早く! 触らないから!」

「じゃあ、後ろを向いてて」 つつましい感じで言う。

「どうして?」 クリスは驚いて訊いた。

「言われた通りにして・・・女性は、つつましさがなくてはいけないの」

クリスは頭を横に向けた。衣擦れの音が聞こえ、その後、また飛び乗る音が聞こえた。そして、彼の膝にピンクのパンティが落ちてきた。

頭を元に戻すと、ジャネットは脚を交差させていた。クリスには美しい太ももしか見せていない。

クリスは下着を拾い上げ、自分の鼻先に持っていき、深く息を吸った。それから、そのシルクの布切れを、頬にあて、頬擦りした。笑みを浮かべながら、その下着を自分のポケットにしまいこむ。

ジャネットは、陰唇が膨らみ、ジュースが溢れ、お尻の下のカウンターへ伝い流れるのを感じた。そして、ゆっくりと脚の交差を解いていった。まだ膝頭は合わせたまま。

ジャネットは、クリスが両手を出して、彼女の膝に触れるのを感じた。「触るのはダメ」と言おうとしたが、彼女の口からは何の言葉も出ていなかった。そのまま、クリスが彼女の両膝を左右に押し広げるのを許してしまう。スカートのために、これ以上、脚を広げられなくなるまで、押し広げられた。

「ああ・・・」

クリスは、ジャネットの脚の間を見つめ、ぷっくり膨らんだ唇を見て、溜息混じりに呟いた。

透明な液が溢れ、左右の唇を濡らし、灯りの中、キラキラと輝いている。その液はとろとろとゆっくり唇を伝い、下のカウンターへと流れていた。クリスは、ジャネットの両脚を押さえ、ゆっくりとカウンターの上に乗せた。脚をM字にさせる。その姿勢のため、ジャネットは両手を後ろについて、体を支えた。クリスはジャネットが体を強張らせているのを感じた。

この時も、ジャネットは「やめて」と言いたかった。だが声が出ない。自分の脚の間を見つめる若者の目を見ながら、彼女は、心臓がドキドキと高鳴るのを感じていた。その彼が、頭を前に出し、膝の内側にキスをしたとき、ようやく彼女の声が出た。

「クリス、ダメ・・・」

クリスが顔を上げ、にっこりと微笑むのが見えた。そのままもう一方の膝に顔を向け、軽くキスをする。さらに膝の先、太ももにキスをしてくる。またもジャネットは声を出した。

「・・・クリス・・・」

クリスが舌を出し、太ももの内側を舐め始めると、ジャネットは脚を振るわせた。彼女の柔肌、クリスの舌が這った後に、彼の唾液による小さな濡れた跡が残った。

ジャネットが興奮していることを、クリスは匂いで感じ取っていた。濃厚な香りが彼女の脚の間から漂ってくる。クリスは顔を上げ、ジャネットに命令した。

「仰向けになるんだ」

「クリス、ダメよ」

そうは言っても、ジャネットの声には力がなかった。

「仰向けに!」

クリスは、もう一度、力強く命令した。


[2007/10/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (10) 

このときの休憩時間に、女の子たちはもう一度、着替えを行った。マリアは黒ビニールのタイト・ドレスに着替えた。裾が本当に短い。胸元も深く切れ込んでいて、胸は乳首が見えそうなほど。ヒール高15センチのスティレット・ヒールのパンプスを履いていた。他の女の子も、おおよそ同じような衣装だったが、マリアほどはセクシーに見えていなかった。もっとも、そういう見方をする私は、確かに、偏見を盛って見ていたのだと思うけど。

全員が着替えを済ますと、私は、また、ディレクターズ・チェアに座った。その間、マークが、演技者たちに、次のシーンで、各自何をするか話していた。私が座っていると、先にフラッファーをしていた女の子が近寄ってきて、私の隣の椅子に座った。

彼女は、身長155センチくらいの可愛らしい人で、茶色の巻き毛の髪をしていた。ほとんどお化粧をしていないようだったけれど、そもそも、化粧の必要がないと言ってよかった。べっ甲フレームの眼鏡(参考)をかけていたので、実際より目が大きく見えていた。

最初、彼女が私の隣に座った時、私は、彼女の仕事を奪ったと、私に怒るのではないかと恐れていた。でも、彼女はすぐに私の気持ちを落ち着かせてくれた。

「さっきは、仕事を手伝ってくれて、ありがとう。私一人では扱い切れない仕事になっていたのよ。ちなみに、私の名前はヘレン。よろしく」

彼女はそう言って、手を差し出した。

私は彼女の細い手を握り、握手しながら返事した。

「私はステファニー。正直、マリアを立たせる手伝いをすることが、ここでは仕事になっているって知らなかったの。それが、他の人にとって仕事になっていると知ってたら、しなかったわ」

ヘレンはくすくす笑った。

「私も、仕事とは思っていないわ。でも、好きなことをしてるだけで、お金をもらえるって言うんだから、それは嬉しいけれどね。うふふ」

「じゃあ、あなたは、楽しんで、これをしてるということ?」

「ええ、ものすごく。私、おちんちんをしゃぶるのが大好きなの。口に含んだ時の感触が大好き。嫌なことと言ったら、男の人に口の中に出されたときね。あの味は好きじゃないわ。でも、この仕事だと、私は誰にも射精させちゃいけないわけでしょ? だから、上手く行ってるのよ。ただ、男の人のを固くさせて、撮影の間、そういう状態にさせておくだけでいいんだから。あ、でも、勘違いしないでね。私、お金も大好きよ。つまり、好きなことをしてお金がもらえるなら、その仕事は一番良い仕事に違いないって、そういうことなの」

ヘレンが話し振りから、その声に何か情熱的なところがこもってるのを感じられた。私は、どのくらいもらっているのか訊こうとしたが、その時、マークが「静かに!」と言ったので、訊けなかった。

次のシーンは、玄関ドアにノックの音がするところから始まった。


[2007/10/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

クリスティン、契約を取る (12) 

トムは、ジョンに負けず劣らず力強くクリスティンにセックスをした。彼のペニスはジョンのに比べて、長さは同じほどだが、太さは少し細い。しかし、クリスティンは、その狭い肉筒のおかげで、両者の違いはほとんど感じられなかった。再びクリスティンは性的なエクスタシーに頭の中が真っ白になっていった。そして、その夜、3回目のオルガスムに達する。

「ああぁぁぁ! いい! もっと強く、やって。もっと! ああ、いくうぅぅぅぅぅ!!」

ジョンは、トムとクリスティンのセックスを見ながら、このクリスティンという女性は、実はセックスに関して非常に情熱的で、ひょっとすると、いくらセックスしても飽きることのない貪欲な女なのだと思った。それはジョンにとって嬉しいことだった。彼女には喜んで大金を払おう。その代わり、その金額に見合ったものはもらいたい。と、そう思った。

もう一つ、ジョンは、従業員に対して、可能なときにはいつも、充分な報酬を与えることを信条にしていた。この状況は、まさにそれを行う絶好の機会であると言える。従業員の一人であるトムに対しては、いまクリスティンが仕事をしているし、現にトムは、この上なく楽しんでいる。ジョンは、ジェフリーに対しても同じ喜びを味わわせるべきだと感じていた。

クリスティンとトムが恍惚となりながらセックスを続けている間、ジョンはズボンを履き直し、ジェフリーを探しに家の外に出た。そして、その1分後、ジョンとジェフリーの二人は家に戻った。その二人の目に、熱心にトムのペニスを吸うクリスティンの姿が入った。ジェフリーは自分の目が信じられなかった。

トムは最初のクライマックスに近づいていた。かすれた声でクリスティンに言う。

「クリスティン! すごく上手だよ! もうすぐ、ご褒美をやるよ!」

クリスティンは一旦、口からペニスを出し、手でしごきながら言った。

「ああ、ちょうだい! あなたのジュースを飲ませて!」

トムの1発目はクリスティンの顔面に命中し、飛び散った。クリスティンは素早くトムの亀頭を咥え込み、残りの発射を受け止め吸い始めた。彼女の行為、それにその吸引力に、トムは体をぶるぶる震わせ、制御できないかのように、体を大きく捩じらせた。その大きな動きに、不意に、ペニスが彼女の口から抜け出てしまった。だが、幸いなことに、その時には、クリスティンはトムのスペルマをすべて吸い取っていた後だった。


[2007/10/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

襲われた女教師 (11) 

「お? 目が覚めたか? 俺をよく見てろよ! 今から、先生の綺麗な顔にぶっかけてやるからな! ほーら、ほーら!」

アーチーは、わざとジルの目に亀頭を突き出すようにして自慰を続けた。濡れた邪悪な亀頭が、ジルの眉やまぶた、鼻、頬、唇を突き続ける。ジルは、あまりの気持ちの悪さに目を背けたが、すぐにアーチーの怒鳴り声が飛び、正視しているよう命令された。

やがてアーチーの手の動きが早まり、息づかいが荒くなった。

「うおお! いくぞ!」

ジルは、大きな亀頭が一層、膨らむのを見た。次の瞬間、白い長紐が飛び出し、彼女のまぶたに当たった。ジルの顔の上、まぶたから頬、そしてあごへと白紐の模様が描かれる。二発目の線は、鼻の下から口、そして胸元へと引かれた。三発目は乳房に当たり、砕けた。4発目以降は、再び顔に向けられた。ミルク絞りをするようにペニスを握り、美しい顔にぽたぽたと振りかける。アーチーは射精を終えると、シルクのようなジルの髪の毛をつかみ、それで肉茎を拭いた。絹のような髪にべっとりと白濁がついた。

放出を終えたアーチーは、大きな手のひらをジルの顔面にあてがい、クリームを塗るように白濁を顔全体に塗りこめた。

「ほうら、俺のスペルマで先生の綺麗な顔にパックをしてやろうな。お肌がつるつるになるぜ。嬉しいだろ? うへへ」

ジルは、ごわごわした雑巾のような手のひらで顔面を撫で回され、不快感に顔をゆがめた。アーチーの手はさらに首から胸元、そして乳房へと伸び、胸に振りかけた白濁を肌に刷り込み続ける。

「パックをしている間、口が寂しいだろう。おしゃぶりして、きれいにしてもらおうか?」

アーチーは、仰向けになっているジルの顔を横に向かせ、その口にペニスを突き入れた。ジルが嫌がって顔を背けても、すぐに頭を戻され、口に入れられた。舌で亀頭を撫で回すように命令され、仕方なくそれに応じる。アーチーのペニスは、放出を終え、多少、柔らかくなっているが、巨大であることには変わりはなかった。

その間も、アーチーは、ジルの美肌を手のひらで撫でまわし、スペルマでコーティングし続けた。やがて、アーチーの手はジルの股間に来た。大きな手の手のひら全体を使って、恥丘からお尻までの、陰部全体を何度も擦り続ける。バギナからの愛液や注ぎ込まれたスペルマが潤滑液となり、ジルのクリトリスや陰唇にオイル・マッサージのような刺激を与えてた。

「・・・う、ううんっ・・」

ジルは、敏感な部分を繰り返し撫で回され、再び、望んでいない感覚が体の中に湧き上がってくるのを感じた。無意識的に声が漏れ、体がヒクヒクと痙攣してしまう。

「あれ? 全身パックされて、また、感じてきたのか? 先生?」

アーチーは下品な笑みを浮かべながら、親指をバギナに差し入れ、出し入れを始めた。巨体のアーチーは、親指も大きく、普通の男のペニスほどの太さがあった。それを出し入れされ、ジルはさらに高まっていく。

「っ! あ、ああっ!」

軽い頂点に達したのか、ジルは口から亀頭を吐き出し、声を上げた。

「なんだ、ジル先生。咥えているのもできねえのか? だったら、タマの方でも舐めてくれよな!」

アーチーはからかい気味の口調で言い、今度はジルの顔面にまたがる形になって、腰を降ろし、睾丸を彼女の口元へと降ろした。

「さっき出したばっかりだが、また溜まってきてるからよ。ぺろぺろ舐めてくれたら、すぐに満杯になるはずだ」

ジルは、巨大な睾丸が鼻と口に降ろされ、呼吸のために仕方なく口を開いた。それを待っていたかのように、アーチーは腰を前後に動かし、ジルの顔面に睾丸からその後ろにかけてを擦りつけた。スペルマ・パックされた顔がぬるぬると気持ち良い。

ジルは、この、道具のような扱いを受けながら、この男の飽くなき性欲に恐怖を感じていた。すでに何回も射精しており、普通の男ならとっくに体液が枯渇しているはず。なのにこの卑劣な強姦者は、まだ終わっていないと言っている。しかも、ついさっき射精したばかりだというのに、再び、最大に勃起し、その勃起は前後に動く動きにあわせて、乳房をビタンビタンと叩いている。いつまでこの苦行が続くの? ジルは、体の奥から高まってくる興奮と共に、底知れぬ絶望感を味わっていた。

突然、ジルは、体をピクンと跳ねらせた。アーチーの指がアヌスに触れてきたからだった。


[2007/10/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第4章 (11) 

「ジミーがお前に口説きかけていた時、お前がちゃんと身を引いて見せていたら、スティーブもそんなに怒らなかったんじゃないのかね?」

「でもジミーは何も私を口説いてたわけじゃ・・・」

だがバーバラは途中で言葉を打ち切った。急に何か考え事をし始める。リディアは、ただバーバラを見るだけで、沈黙が続くままにした。

「・・・ああ、そうなのね・・・ジミーはその気だったのね」 長い沈黙の後、バーバラが言った。

「そうだと思うよ」 リディアは、素早く相槌を打った。「そして、ジミーは、お前の夫の真ん前で、そういうことができるとも思っていた。さて、そこでだけど、どうしてジミーは、そういうことができると思ったんだろうね? お前に分かるかい?」

バーバラは返事をしなかった。

リディアが明るい声の調子で続けた。

「こんな想像がつくんだけどね・・・つまり、お前がいつも彼とランチを食べていたから・・・彼が話すジョークを、お前がいつも笑って聞いていたから・・・あるいは、お前はジミーと、二人にしか聞こえないような、小さな声で話すのが好きだったから・・・二人しか分からない話題だったから・・・」

「・・・お前がスティーブについてジミーに愚痴を言っていたからかもしれないね・・・スティーブに腹が立ったときとか、お前がして欲しいことをスティーブがしてくれなかったときとか・・・ジミーは、スティーブのことを男として一種、笑い者にできる対象だと考えたかもしれないよ・・・ちょろい相手だと・・・ジミーが、好んで自分が属していると思っている人間集団のことを考えると、スティーブは、そういう集団にいる人間ほど頭がよくないなと思ったかも・・・そして、お前も、そう思っていたんじゃないのかい?・・・お前は、自分はジミーの思う人間集団に属していると思っていたんじゃないのかい?・・・そしてスティーブは、そこには属していないと?」

バーバラは不愉快そうに祖母を見た。小さな声で答えた。

「ノニー? 誓っても良いけど、私はジミー・ロバーツと、間違ったことは決してしなかったわ。決して、前も、その後も・・・」

「でも、お前はすでに、まちがったことをしたんじゃないのかい?」 リディアが口を挟んだ。「スティーブはジミーのことを何て呼んでいたっけ? ジミー坊や? えーっと・・・ちょっとスティーブみたいな口調になってきたわね・・・まあ、ともかく、お前が最初に、そのジミー坊やとやらにスティーブをさげすむようなことを言った時、その時、お前はすでに自分の夫のことを『バカに』していたんだよ。そして、その後、お前がジミーとランチに行ったり、仕事帰りに会ったり・・・それにディナーを食べたりかい?・・そういうことをし始めたときに、またもスティーブのことをバカにしてしまっていたんだよ」

バーバラは、ジミーとディナーを食べたんじゃないかと言われた時に特に激しく頭を振った。


[2007/10/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第6章 (1) 

「シルクの囁き、ラベンダーの香り」 第6章

数日後、ジャネットは車をカー・ショップに置いておく必要が生じ、クリスに家まで送ってくれるよう頼んだ。あの公園でのランチの時以来、二人は一緒になれる時間がほとんどなかった。ジャネットは、相変わらず、仕事中にクリスに体をちらちら見せ続けていた。そのため、クリスは毎日、勃起でズボンの前を膨らませながら家に帰ることが続いていた。ジャネットには、彼がもうこれ以上、我慢できなくなっているのが分かっていた。そこで、車で送ってもらったら、彼を家に招き、手で彼を慰めてあげようと思っていたのだった。ジャネットは、このようなことは、初めてのことだし、ちょっと自分にとっても危険なことだとは知っていたが、どうしても自分を抑えることができないのだった。

車が家の前に着いたとき、ジャネットはクリスに、家に寄って、コーラでも飲んでいく? と訊いた。クリスが、彼女と二人っきりになる時間を欲しがっていることは、見ても明らかな様子だった。

二人でキッチンに入ると、ジャネットはクリスにコーラを出した。

「どっちかと言うと、ビールが良いなあ。僕も2ヶ月位したら、21歳になるんだよ」

「そうね、ビールくらいなら大丈夫よね」

ジャネットはそう言って、冷蔵庫からビールを二本取り出した。一本をクリスに渡し、アイランド式のカウンター(参考)へ向かった。

クリスはシンクに寄りかかりながら、ビールを開け、ジャネットの姿を見た。うっとりと見蕩れる。

ジャネットは、スツールに座る代わりに、カウンターの上にひょいと乗った。もともと短いスカートだったが、この姿勢のため、捲れて、太ももがかなり露出していた。ジャネットは、クリスの視線が自分の露出した太ももをさまよっているのを見て、ぞくぞくとした興奮が体を走るのを感じた。前にも感じたことがある感覚だった。

「あと一ヶ月くらいで、また大学に戻ることになるんじゃない?」 ジャネットは、何気ない雰囲気で雑談を始めた。

「ええ、そうなんだ。でも、僕は、学校に戻るのを、今はあまり待ち望んでいないんだよ」 クリスはジャネットの脚を見つめたまま、溜息まじりに返事した。

「大丈夫、あなたの小さな問題を解消してくれる人がきっと見つかるから」 ジャネットは、ビールのビンでクリスのズボンの前の盛り上がりを指しながら、笑って答えた。

クリスは、カウンターへ近づき、ジャネットの露出した脚の近くのスツールに腰掛けた。クリスは、この位置からだと、彼女が少しだけ自分の方へ動いてくれたら、スカートの中を直に覗きこめるだろうと思った。彼は、カウンター・テーブルに座るジャネットを見上げた。

「もう一度、見せて」

「どうかなあ、クリス? 私たち、ちょっと行きすぎているように思うの」 ジャネットは、それを望んでいないような態度をして見せた。

「いいじゃないか。さっきも言っていたけど、僕はもうすぐ大学に戻ってしまうんだよ。だから、お願い」

ジャネットは溜息をついて見せた。

「分かったわ。でも、忘れないで、お触りはダメよ」

そう言ってジャネットはクリスの方に体を向け、脚を広げた。


[2007/10/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

クリスティン、契約を取る (11) 

ジョンは最後に強烈な一突きを送り込み、クリスティンの願いに応じた。ジョンの最後の突きを受け、クリスティンは、今日二度目のクライマックスに達した。

ジョンの尻肉がキュッキュッと収縮を繰り返し、その度に、クリスティンの子宮の奥へ噴射を繰り返し、中を満たした。噴射を8発繰り返した後、ジョンは体の緊張をほぐし、クリスティンの上に覆いかぶさり、熱の篭ったキスをした。下半身で2人の体液が混ざり合うのと同じように、2人の舌が絡み合い、唾液を混ぜあう。2人は熱愛中の恋人同士のように、完全に一体化した。

しばらくそれが続いた後、ようやくジョンがキスを解いた。

「ああ、クリスティン、君は最高だよ。こんな素晴らしいセックス、ずいぶん、したことがなかった」

クリスティンはにっこりと微笑んだ。

「でも、まだ終わっていないわ。私、まだ始めたばかりなの」

ジョンは、くすくす笑い、ちらりとトムに視線を向けた。

「トム? 援軍、頼めるか?」

トムはすでに準備万端だった。

「ジョン? 悪いが、脇によけてくれるか?」

クリスティンはちょっと戸惑った顔をしたが、すぐに、ジョンがトムにバトンを渡したのだと悟った。彼女は最初、ジョンともう一度したいと思っていたのだが、この計画変更も、悪くないと思った。トムがジョンほど良くなくても、その後、ジョンが交替してくれればいいから、とクリスティンは思った。

トムは、まず、クリスティンの大きな乳房にキスを始めた。歯で優しく乳首を噛み、繰り返し引っ張る。その刺激を受けて、クリスティンは、甘い溜息を漏らした。白桃の乳房に、どんどん、甘噛みの跡がつけられていく。クリスティンは両手でトムの頭を愛撫しながら受け止めていた。再び、興奮を高めている。

突然、クリスティンが、トムの頭を胸から離し、彼の口にキスを始めた。舌を絡めあう、ねっとりとしたキスが始まる。トムのペニスは、クリスティンの内股あたりをさまよい動き、彼女の太ももにプレカムの跡を残した。

やがて、クリスティンは股間をトムのペニスに向けて突き上げ始めた。ジョンのスペルマが溜まった女陰がトムの男根を咥えようとしているようだった。そして、トム自身はほとんど何もしなかったにもかかわらず、とうとう、クリスティンのバギナは彼の亀頭を探り当て、咥えこんだ。後は、トムが仕事をし、スムーズな動きで、肉茎を埋め込んだのだった。


[2007/10/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (9) 

全員がセットに呼び戻され、集まった。マークは私のところに来て、免許証などを返してくれた。

「支払いのこと、前もって君に話しておくべきだったね。すまなかった。規則から、君には支払いをしなければならないんだよ。だから僕が怒ってるなどと思わないで欲しい。それに、もし君にその気がないなら、他の人にもフラッファーしてもらおうとは思っていないから、そこも分かってくれ」

「お金を払わせることになってしまい、すみません。それを知ってたら、しなかったと思います」

そう答えると、マークは私の頬を手のひらで撫でた。私はマークの目を見ながら、付け加えた。

「もし私が必要になったら・・・つまり誰かにフラッファーをして欲しいときには、私、喜んでします」

マークは私の額にキスをした。

「ありがとう。その申し出、頼りにすると思う。撮影が長引けば長引くほど、何人か、アレを立たせるのが難しくなってくるからね。本当に気にしないのなら、君の助けを借りることになると思う」

「本当に気にしませんから、必要になったらいつでも声をかけてください」

マークはもう一度、私にキスをし、その後、次のシーンの撮影に取り掛かった。

次のシーンは、玄関ドアの前にマリアとリーがいるところから始まった。2人とも、以前のように、服を着ているが、マリアはリーの首に首輪をつけているところだった。首輪を装着すると、マリアが言った。

「さあ、変態! これでお前は私の所有物になったね。早速、今夜、8時にまたここに来るんだよ。それに、私たちが遊べるような、男の友達も一人、連れてくるんだ!」

「申し訳ありませんが、それはできません。ここで私があなた様としたことを、他の人に教えるなんて、とてもできません。もっと言えば、もうここには2度と来たくない」

リーは恐怖に声を震わせながら言った。

マリアは高笑いをした。

「アハハハハ! 変態男! もう、事態はお前がどうのこうのできるものではなくなっているんだよ。お前と遊んだところを何枚か写真に撮ってあるんだ。もし、今夜8時に来なかったら、すぐにお前の勤めているケーブルテレビの会社に写真を送りつけるつもりさ。お前があんな変態男だと会社のみんなが知ったら、どうなるだろうね? いつまで仕事についていられることか。さあ、そこにひざまずいて、私の足にキスをするんだよ。そして、『女王様。女王様のお望みは、私めへの命令でございます』とお言い!」

リーは疑っているような目をして見せた。そこでマリアは何枚か写真を見せる。その写真でリーは観念したようだった。マリアの前にひざまずき、ハイヒールを履いた足のつま先にキスをし、『女王様のお望みは、私めへの命令でございます』と言った。マリアは、もう一度、リーのお尻を乗馬ムチで叩き、それから玄関ドアを開けた。リーは膝を床につけたまま、脚を引きずるようにして玄関から出て行った。

リーが玄関から出たところで、そのシーンは終了し、再び、休憩が宣言された。


[2007/10/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第4章 (10) 

********

リディアが鋭い口調で訊いた。

「何だい、それは? クリスマス・パーティがどうしたんだい?」

祖母の居間、バーバラは安楽椅子に座っていた。リディアは近くの大きなソファにちょこんと腰掛けている。最近、バーバラはノニーと彼女が呼ぶ祖母のところで過ごすことが多くなっていた。父親の態度は徐々に頑なになり、スティーブの味方につくことが多くなっていた。バーバラにはそれが理解できなかった。父親というものは、他の者でなく、娘の側に立つべきものと思っていたからだ。

母親も疑念を抱いているようだった。母親は、どうして、このポーターという男と募金パーティにいたのかとバーバラにしつこく訊き続けていたし、あの公園で、バーバラがその男と服を脱いだような格好で一緒にいた事実には、正直、呆気に取られていると言ってよかった。バーバラは、おばあちゃんなら、自分の見方をもっと受け入れてくれるだろうと期待していた。

金曜の午後、バーバラには他に会える人はいなかった。妹のキムは、あからさまにバーバラに敵対的で、おとといの夜、電話でバーバラに、スティーブはどんどん先に進んで、離婚に持っていくといいわと言っていた。バーバラはスティーブのような男性に相応しい女じゃないとすら言っていた。このような状態はバーバラにとっては非常に不安になる状態だった。彼女は、これまで、家族の積極的な支えを受けずに、深刻な事態に対処したことが一度もなかったのである。

「え?・・・ああ、あのパーティのことね」 バーバラは、つまらないことと言わんばかりに答えた。

「まあ、そうねえ・・・去年、スティーブと、私の職場の人が集まったクリスマス・パーティに出たの。その時、スティーブは私がジミー・ロバーツに関心を示しすぎると思ったらしいのよ。実際は、そうじゃないのに、彼はそう思ったのね・・・そして、ジミーが話してくれたジョークに、彼、腹を立てて、バカみたいにパーティの雰囲気を悪くさせちゃったのよ。まるで、高校生みたいに、ジミーに外に出ろ、話をつけてやるって、そんな風になったのよ。・・・信じられる? しかもジミーはレイノルズさんの甥だというのに。・・・というか、レイノルズさんの奥さんの甥だけど。とにかく、ジミーは会社では大切な人物なの。なのにスティーブは彼に失礼な態度を取ったのよ」

リディアは、しばらく黙って、孫娘の説明を咀嚼した。バーバラにどんなジョークだったのかを尋ね、バーバラがジョークの要点と、ジミーがスティーブに対して言った「楽しい」からかいのことを話すのを聞き、顔を曇らせた。話しが終ると、リディアは立ち上がり、オットマン式の大きなソファを押して、バーバラの椅子に近づけた。

「で、話しておくれ・・・お前とそのジミーって人とは、このくらい近く座っていたのかい?」

「ええ、確かにそう・・・。でも彼は、何て言うか、ボスの甥なのよ」

リディアはバーバラの言い訳に、ふんと鼻を鳴らしたが、このことは脇に置くことにした。

「分かったわ・・・それで、お前とそのジミーは、体が触れ合っていたのかい? そもそも、どうして隣り合って座ることになったんだい? ジミーには連れはいなかったのかい?」

バーバラは、少し驚いた口調で答えた。

「ん・・・彼には連れの女性とかはいなかったと思うわ。よく知らないけど・・・あ、ジミーは、あの大きなホールに入ってきて、後から私の隣に座ったんだった。何も変わったことはなかったわ。ジミーとは何度もランチを一緒したことがあったし、そういう時も、彼は私の隣に座っていたから。誰も、そのことについて何も言わなかったし」

「なるほど・・・で、体は触れ合っていたのかい?」

「いいえ。・・・まあ、時々、そうなっていたかも・・・でも、ただおしゃべりしていただけなのよ」

リディアは溜息をついた。そして、さらにオットマンをバーバラに近づけた。

「彼は、こんな感じだったわけだね?」

リディアは孫娘の方に体を傾け、バーバラに近い方の肘掛に腕を乗せた。

「そうなのかい?」

「え、ええ、まあ・・・でも・・・」

「そして彼は、お前にしか分からないようなジョークを言っていた。・・・彼とお前だけが笑っていたんだね?」

「ええ、まあね・・・多分・・・でも、おばあちゃんは、何か大ごとのように考えてるけど、そうじゃないのよ」

「・・・そうやって笑うときが何度もあった・・・ジミーは、低い声で話すことが多かった・・・ちょうど、お前が特別な人なので、お前だけに聞えるように話しているみたいに」

リディアは、質問をしながら、声を低くし、さらにバーバラの方へ体を傾けた。指で孫娘の腕を撫でる。バーバラも、祖母が話すことを聞くため、無意識的に、リディアの方へ体を傾けていた。バーバラは、自分がしていることに気づき、はっと顔を赤らめた。

「ノニー!」

バーバラはさっとリディアから体を離した。リディアはくすくす笑ったが、その笑い声には、ユーモラスな調子はほとんどこもっていなかった。


[2007/10/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

襲われた女教師 (10) 


アーチーは、美肉の感触を味わうかのように、余裕を持って、じっくりと抜き差しを続けた。ジルは再びオルガスムへの坂道を登り始め、意識がはっきりしなくなっていた。相変わらず、ぬちゃぬちゃと湿った音が聞こえる。

「また感じてきてるんじゃねえのか? ジル先生? もう俺の種はたっぷり仕込まれちまったんだ。あきらめて、おまんこを楽しんだ方がいいんじゃねえのか? うへへ」

ひどい言葉をかけられ、ジルは悔しげにアーチーの肩に爪を立てた。だが、すでに2回連続して絶頂に達していたジルである。3回目に至るのに、時間はかからなかった。ひとしきりズシン、ズシンと打ち込みを続けられた後、突然、強張らせた。

「・・・くっ! ・・・」

アーチーの肩をつかむ手に力が入り、そのまま息を止め、体を強張らせたまま動かなくなった。眉の間に深いしわを寄せて耐えている。両脚は固く男の腰を挟みつけた。呼吸を止め、体を強張らせていた時間は30秒も続いただろうか。

「・・・・あああぁぁぁぁぁ・・・・」

息を吐き出すと共に弱い声を出し、力尽きたようにぐったりとなった。強烈なオルガスムに意識が混濁し、軽い眠りに落ちたのだろう。ジルの体から力が抜けた。アーチーは、苦笑いしながらペニスを引き抜いた。ジルは、自然に横向きになり、両膝を曲げ、赤子のように姿勢を丸くした。

アーチーは立ち上がり、軽く失神して眠るジルを見下ろした。思わず笑みがこぼれる。飛び切りの美人教師の熟肉を味わった満足感。白人女を陵辱した優越感。それにしても、これだけ汚し犯したにもかかわらず、艶やかさを失わない美肌と清純そうな顔の表情に惚れ惚れする。おとしめればおとしめるほど、妖艶な美しさが増すように思われた。そして、その美しさに、何度、射精を繰り返しても、すぐに新たな精子が作り出され、睾丸を膨らませ、勃起が収まらない。アーチーは、横たわるジルを見ながら自慰を始めた。彼女の脚、下腹、乳房、そして顔面に亀頭を擦りつけながら、肉茎をしごき続けた。

意識が戻ったジルの目に最初に入ったものは、目の前に突き立てられている巨大な黒い亀頭だった。凶悪な顔をして鼻先を突いている。包皮が剥けたり被ったりを繰り返していた。不思議なことに金色の毛が生えているように見えた。次に目に入ったのは、笑いながら上から見下ろるアーチーの顔。

アーチーはジルの顔の横に両膝をつき、亀頭で彼女の顔を突きながら、自慰をしていたのだった。肉茎には、ジルのブロンドの長髪を巻きつけている。


[2007/10/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

クリスティン、契約を取る (10) 


ジョンの肉茎を舐めていたクリスティンだったが、一時、行為をやめ、彼の大きな睾丸に目をやった。まじまじと見ながら言う。

「ああん、ジョン? あなたのここ、スペルマでいっぱいになってて、はちきれそうになってるみたい。ああ、ここに溜まっているもので私の体を満たしてくれたら嬉しいのに」

このクリスティンの言葉で、ジョンが燃え上がった。さらにトムの興味も引きつけた。女にスペルマをねだられても、それを無視する男がどこにいるだろうか? これは、生物としての人間の当然の反応だ。メスの女がそれを求めるなら、当然、そのメスにはそれが与えられなければならない。

ジョンは、いまだズルズルとしゃぶり続けるクリスティンの体を抱き上げ、ソファに仰向けに寝かせた。そして、一気に挿入した。根元まで彼女の肉穴に埋め込み、早速、激しいピストン運動を開始した。クリスティンも彼の動きにあわせて、恥丘を突き上げ、股間をぶつけ合った。

激しく体をぶつけあいながら、クリスティンは自分から、クリトリスを擦ったり、乳首をつねったり、ジョンの乳首をつまんだりを繰り返した。その間、言葉でもジョンにねだり続けた。

「いい!!」

「やって!」

「やって!」

「激しくやって!」

「乱暴にしていいの!」

あえぎつつ、もらすクリスティンの言葉に、ジョンは一層燃え上がった。2人の激しいセックスは数分間続いた。そしてジョンが息を荒げて宣言した。

「いくよ! クリスティン!」

クリスティンは、唸るような声で答えた。

「出して! いっぱい出して!」


[2007/10/16] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第4章 (9) 

スティーブは話しを続けた。

「・・・君が、口を開くたびに嘘をついてるのは分かっているんだ。これからの人生を一緒に進んでいきたいだって? そんなことは言わないで欲しいものだ。君が望んでいることは、すべてを包み隠して、何事もなかったようなフリをしたいということだろう。だが、今回は、そうは行かないよ」

スティーブは感情的になっていた。

「・・・君は何て言ったっけ? えぇ? 何て言ったんだ? ああ、そうだ、僕が、この件を大ごとに捕らえてるとか・・・そんなことを言ったね? え? 君も、君の父親も、母親も・・・おばあさんもだったか・・・忘れてしまった・・・ともかく、みんなで、僕が過剰反応していると言っていた。その言葉に、僕は吐き気を感じている。僕は、君の嘘、君の不倫、君の裏切り、君のごまかし、そして僕に対する敬意の欠如について反応しているだけだよ。そういうのは、過剰反応とは言わない・・・君という人間がどういう人間か、それに関して反応しているだけだ」

そこまで言って、スティーブは大きく息を吸い、そして吐いた。そして椅子に深々と座った。奇妙なことに、この時ほど気分が晴れ晴れしたのは、この数週間、なかったことだった。多分、このように、公平な第三者の前で個人的な問題を述べつくすことには、何か特別な効果があるのだろう。ここには、バーバラの家族はおらず、彼女の一方的な味方をされたり、しょっちゅう彼女の弁護に回られたりすることはない。

「・・・以上です」

スティーブは穏やかな声で言い、カウンセラーを見た。長い沈黙が続いた。

ようやくヒューストン氏が口を開いた。

「オーケー。私たちが今、どのあたりにいるか分かりあえたようですね。今夜はここでやめるのが良さそうに思います。来週、お2人それぞれに、個別に会う時間がありますし、木曜日にはご一緒に会う時間があるわけですから・・・お2人には、ぜひ、相手が提起した問題点について、1週間かけて、よく考えていただき、相手が困っている問題点を、どのように解決できるか、それを考えてきていただけると幸いです」

「ちょっと待ってください」

バーバラが口を挟んだ。

「私には? 私には、言う機会が与えられないのですか?」

ヒューストン氏は静かな口調で言った。

「奥さん? 奥さんにはすでに話していただきましたよ。お2人の関係において、最も大きいとお思いの問題について、奥さんに意見を頂きました。同じように、ご主人にも語っていただきました。今、私たちにできる、最も良いこととは、お2人双方に、相手が抱えている問題を解決する方法を見つけ出そうとしてもらうことなんです。相手の身になって。どちらも、ご自分の見解を弁護する必要はないんですよ。それぞれ双方の心の中に、それぞれが重要な問題と思っていることが存在している。それを双方が知るだけで充分なんです。まずは、最大と考えられている問題。それを取り除かなくてはいけません。それをして、ようやく、お2人、それぞれが抱いている他の問題の解決に向けて進むことができるんですよ」

「正直にね」 スティーブが口を挟んだ。「こんな言葉を言う必要などないんだが」

バーバラはカッと気色ばんだ。心の中の火が燃え上がり、目の表情に表れていた。

「もちろんです、ご主人」 ヒューストン氏は穏やかに言った。「それは了解していただいてますよね。お二人を悩ませていることに答えを見つけるのに、それ以外の方法はありません。よろしいですね?」

スティーブは、しっかり頷いた。

バーバラは、ヒューストン氏が夫の味方のように振舞うのが気に食わなかったが、何か反論すると、自分を愚かに見せてしまうことになるのに気付いていた。彼女も、億劫そうに、頷いた。

********


[2007/10/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (8) 

「でも、私はマリアの友達なので、彼女の手助けをしてあげただけなんです。お金をもらうつもりじゃなかったんです」

マイクは少し怒ったような顔になった。

「いいかい? 私は君たちが結婚してようが関係ないんだよ。セットで君がアレをしたら、自動的にお金は払われることになる。もし、私が払わなかったら、私は首になってしまうんだ。それは困るからね。さあ、免許証と社会保障証を出してくれ」

私は、マイクは、私にお金を支払わなければならないことになったから怒っているのだと思った。そこで、私は、免許証を手渡しながら言った。

「分かりました。もう、2度とアレはしないと約束しますから、今回だけは、見逃してください。私、もうこれ以上、マークにお金を使わせたくないんです」

だけど、マイクは私の言葉を聞いて笑い出していた。

「お嬢さん? 誰も君に怒ってる人はいないよ。マークが怒っていないのは確実だし、私も同じだよ。君は何も悪いことはしなかったし、もっと言えば、多分、私たちの助けになってくれたんだから。フラッファーの数は充分じゃなくってね。どういうわけか、役者たちは、アレをあまりしたがらないんだ」 そう言ってマイクは私のカードを受け取った。「ちょっとこれを借りるよ。君が帰るまでに返すから。コピーを取らなければならないんだ」

マイクが立ち去った後、私はマリアを探した。彼女は着替え室にいて、新鮮野菜のサラダの大皿を持っていた。

「ビュッフェのテーブルから、好きな物を取ってきて食べていいのよ」

私は、野菜とフルーツを皿に盛って着替え室に戻り、マリアの隣に座った。

「マークが私のことを怒っていないと良いんだけど。さっき、マリアにしてあげたことに対して、お金を出されてしまったの」

マリアは、くすくす笑った。

「もしマークが怒っていたとしたら、もうすでに、そうだとわかるはずよ。私にフラッファーをしてくれたことに対する謝金だったら、断らないことね。いいお金になるから。もっとも、あなたも今日はスタッフの一員となってお金をもらった以上、多分、マークは、あなたに私以外の人にもフラッファーをして欲しいと言うと思うわ。あなたが誰か他の人にアレをするのは嫌なら、マークは強制しないと思うけど」

私は、マークが他の人にもフラッファーをするよう求めたらどうしようか考えた。私にお金を出したところを見ると、多分、マークは私に期待していると思えた。でも、私は、他の人にアレができるのか分からなかった。マリアになら、いつもしてあげていることだから、容易いけど、他のキャストの人には、どうだろう?

でも、考えてみると、他の女の子たちなら、多分、同じく容易くできるように思えた。ローレルもサミーも、とても可愛いし、2人のクリトリスを舐めてあげるのは、とても楽しいだろうと思った。それに、マックスとリーも、とてもハンサムだし、優しそうに見えた。2人のを舐めてあげるのも、決して嫌な仕事とは思えなかった。結局、ランチタイムが終わる頃には、私は、マークが求めてきたら、喜んで、その仕事をしようという気持ちになっていた。


[2007/10/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第5章 (4:終) 

ジャネットは、クリスのペニスに触れ、体を震わせた。熱くなっているが、柔らかい肌触り。自分自身、このようなことをしているのが信じられなかった。ではあるが、手を離せずにいる。ゆっくりと、握った手を上下に動かし始める。呼吸が荒くなり、無意識的に、手の動きと同調するように、ハアハアと短く息をついていた。彼女は、固い肉棒を通して、クリスの心臓の鼓動も感じられていた。盛んに血液が流れ込み、手の中、まるで生きているように、どくんどくんと脈動している。

体を震わせていたのはクリスも同じだった。クリスは、ジャネットの顔に手を伸ばし、自分に引き寄せた。驚いた顔のジャネット。

「・・・んっ! ん、ん・・・」

クリスの舌が口の中に入ってきたのを感じ、ジャネットは切なげな声を上げた。口の中で2人の舌が絡み合う。その間、ジャネットは手を動かすのを忘れた。するとクリスの腰が動きだし、彼女に手を動かすよう促す。

2人の体は、いまや、すっかり近づいていた。

突然、ジャネットがビクッと体を跳ねらせた。クリスのペニスの熱く濡れた先端が、彼女の太もも、ストッキングの上の生肌の部分に触れたのを感じたからだった。ジャネットは、クリスがうめき声を上げるのを聞きながら、なおも手を動かし続けた。

次の瞬間、クリスは腰を突き出し、膨らんだ亀頭をジャネットの閉じた太ももの間に押し込んだ。ジャネット自身のヒクヒクうごめく陰唇から何センチも離れていない。

「ああ、いい! いいよ!」

クリスは、暖かい太ももが強く彼の亀頭を挟みつけるのを感じ、かすれた声をあげた。

「ああ、・・・っ! い、いきそうだ! くっ!」

ジャネットの手に握り締められた彼のペニスは、痙攣し、彼女の太ももの間に熱い体液を噴射し始めた。

ジャネットは激しく手を上下させ続けた。握る肉棒の中、彼の精液が駆け上がり、膨れた頭部から撃ち出されるのを感じた。

「・・・ああ、んっ!・・・」

それを感じた瞬間、ジャネットも声をあげ、体を震わせた。太ももの間をクリスの濃い体液が濡らしたのを感じ、軽いオルガスムが電流のように彼女の体を走った。クリスのペニスは収縮を繰り返し、彼女の柔らかい太ももの全体を濡らし、一部は脚を伝って流れ、陰唇にも触れたものがあった。ジャネットは、引き続き、ついに何も出てこなくなるまで、彼の肉茎をしごき続けた。

射精を終え、クリスは恍惚状態になり、ジャネットから離れた。仰向けに横たわり、荒々しい呼吸を続けていた。

「さあ、もう仕事に戻らなくちゃ」

ジャネットは、そう言って立ち上がり、太ももを濡らしたまま、捲りあがったスカートを降ろした。

「あ、これ」 

クリスはティッシュを取り出しジャネットに差し出した。

「それは、いいわ。オフィスに戻ったらきれいにするから」

ジャネットは、そうは言ったものの、オフィスに戻った後も、クリスが放ったものを拭き取ることはしなかった。彼女は、仕事をしながら、クリスが出したねっとりとしたものが脚についたままになってる感触が嬉しいと感じていた。ジャネットは、太ももについたものが乾き、ごわごわになるままにさせたのである。

つづく


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襲われた女教師 (9) 

必死に、中出ししないよう懇願するジル。その言葉を聞き、涙に濡れた色っぽい顔を見て、アーチーは、一層、ピストン運動のスピードを上げた。

重量感のある突きにスピードが加わり、ジルの体は激しく揺さぶられた。そして再び、絶頂へと高められていく。

「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

「うおおお!! ほら! 黒んぼの赤ちゃんを恵んでやるぜ!」

その言葉と同時に、アーチーは精を放った。強力な噴射がジルの膣の内壁を叩いた。ビッ! ビッ! ビッ! と繰り返し撃ち出されている。

「いやあぁぁぁぁ!!!」

射精が始まったのを感じ、ジルは激しく頭を振って、泣き叫んだ。絹のような美しい金髪が、振り乱れ、彼女の顔面を叩く。体がつながった部分からは、余った精液が吹き出し、ジルの白い太ももを濡らした。

「・・・ああああ・・・・!」

ジルは両手で顔を覆って悲痛なうめき声をあげた。こんな下劣な黒人に犯されてしまった悔しさと屈辱感。どうか妊娠しませんようにと、ただただ祈る。それと同時に、体内に注ぎ込まれている精液の量の多さ、その熱さにジルは驚いていた。こんな量を彼女は経験したことがなかった。それに体の内部を焦がすほどの熱さも初めてだった。

アーチーは、泣き濡れるジルの体をきつく抱きしめ、耳元に囁きかけた。

「先生よお、三つ子ができるくれえ、たっぷり出たみてえだぜ!」

黒人の赤ん坊が生まれたら、どう主人に説明したらよいの? たとえ、レイプの結果でも、何と言って良いか分からない。

最初ほどの勢いはないものの、いまだにアーチーのペニスはヒクヒク動き、精液を搾り出していた。その精液を子宮の奥へ押し込もうとしているのだろうか、アーチーは、ゆっくりとしたリズムでピストン運動を続けている。つながった部分から、湿った音が聞こえていた。

「ぬちゃぬちゃ、ぬちゃぬちゃって、音がしてるのが聞こえるか? 先生? 先生も、いっぱい汁を出してるんだな? もっと欲しいんだろ? うへへ、先生のエッチな体のせいで、俺も、出した後なのに、おっ立ったままだぜ」

抜き差しを続けながらアーチーはジルの耳に囁きかけた。ジルは、頭を振り、否定した。だが、荒々しいピストン運動の後、ゆっくりとした規則的な出し入れを続けられ、前とは異なる刺激を与えられていた彼女の体の中に、再び、ぞくぞくするような興奮が高まってくる。ジルは、意識とは裏腹に、白く細い両腕で男を包み、しがみついていた。


[2007/10/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

クリスティン、契約を取る (9) 


クリスティンは、契約を成立させるためなら、最後までするつもりでいた。そんなクリスティンに与えられた報酬は、全身を焦がすほどの爆発的な快感だった。自ら挿入した、その瞬間、強烈なオルガスムに達したのだった。記憶にある中でも、最大級のオルガスムだった。ジョンは、頭の先からつま先までぶるぶると小刻みに震えるクリスティンを見ながら、ぐっと堪えていた。彼はこんな状態になった女を見たことがなかった。

やがてクリスティンは、狂ったように体を上下に弾ませ始めた。毎回、体を沈めるたびに、低く唸る声を上げた。ジョンは彼女の背に手を回し、ブラジャーのホックを外した。それを受けてクリスティンは、自分からブラを脱ぎ捨てた。大きく見事な乳房が姿を現す。上下に体を動かしながら、ジョンの頭を抱き寄せ、彼の顔面を自分の乳房にぐりぐりと擦りつけた。こんなにセクシーに過熱した女に、このようなもてなしを受けていることを考えると、ジョンという男は、かなりの持続力の持ち主であると言える。

2分後、クリスティンは再びクライマックスに達し、叫び声をあげた。

「あああーっ!!! いいっ! 感じるうぅぅぅ!!!」

彼女が、その2度目のオルガスムによる恍惚状態から回復すると、ジョンは彼女の中からペニスを引き抜いてしまった。クリスティンは、明らかにがっかりした表情をした。

その間、トムは、ジョンとクリスティンにもっと場所を与えるため、ソファから降り、クリスティンが座っていた椅子に座りなおしていた。トムは、ジョンがクリスティンをソファに横にし、パンティを脱がすのを見た。さらに彼女の女陰へと顔を寄せるのも見た。ジョンは、あの素敵な香りを出しているものを、どうしても味わいたくなっていたのだったろう。

彼女の陰部は、2回のオルガスムによる愛液でびちゃびちゃになっていた。早速ジョンはそこに顔を埋め、天国に登った気分に浸った。ジョンの舌先がクリトリスに刺激を送り始めると、クリスティンは、またも悩ましい声を上げた。

「ああん! いい・・・! 舐めて! 舐めて! 私を舐めて! すごく気持ち良いわ!」

クリスティンは、さらに濃厚な密着感を求めて、陰部をジョンの顔面に擦りつけ、愛液を塗りつけた。ようやく目を開けたクリスティンは、目の前にジョンのペニスが来ていて、ヒクヒクと脈動しているのに気が付いた。直ちにそれに顔を寄せ、古典的なシックスナインの体位になり、ジョンのもてなしにお礼をし始める。

彼女は、自由奔放に彼のペニスを舐めしゃぶった。肉茎を頭から根元の睾丸まで、べろべろと舐めしゃぶった後、口に入れ、みるみる喉奥まで飲み込んだ。そして、その位置に留まり、捕らえて離さない。その間、彼女は、ジョンがクリトリスに対して行っている、甘美な仕事に意識を集中させていた。喉の筋肉が彼のペニスをキリキリ絞っているのを感じる。ようやく、呼吸するために、ペニスを喉から出したものの、すぐに、再び同じ作業を始め、美味しそうに舐めまくり、喉へ飲み込むのだった。

ジョンは、自分のペニスに対してクリスティンが行っていることが信じられない思いだった。この調子でもてなしを続けられたら、発射するまで、もうすぐだと彼は思った。


[2007/10/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第4章 (8) 


「・・・この3回!! 以上が、君が・・・人間関係と言ってよいか夫婦関係と言ってよいか・・・僕たちの関係を裏切った3回だ。僕の知っている限りでの話だがね。バーバラ? 君は連続浮気魔だ。もう習慣になってしまっている。はっは! もう、勘弁だよ! 3ストライクでアウトなんだよ!」

スティーブは語気を荒げて言い放ち、ヒューストン氏の方へ顔を向けた。

「・・・ヒューストンさん、あなたは、一番の問題は何かとお聞きになられましたね? まあ、その答えは、単純です。妻は、結婚式の誓いの時、僕を愛し、敬い、慈しむと誓いました。その誓いをしておきながら、彼女は、誓いのすべてを破ったのです。私を裏切り、2人の夫婦関係を台無しにし、嘘をつき、隠れてこそこそと私をだまし、不倫を重ね、私より他の男を持ち上げた。私は、もはや、こういう状況を我慢することができないのです。あの学生時代に、彼女が私に隠れて浮気をしたとき、あの時すでに私は彼女と寄りを戻すべきではなかったんだ」

「・・・まったく、俺はバカだったよ」 スティーブは苦々しく言った。「こんな女を愛し、彼女も俺を愛していると思っていたんだから!」

スティーブは、あてつけがましくバーバラの方に体を傾け、顔を付き合わせんばかりに、彼女の顔の前に押し出した。

「・・・アハハ、だけど、心配には及ばないよ、バーバラ」 今度は、ふざけた調子で続けた。「もう、僕も学習して、君のことは愛さないようにする。実際、日々、毎日、徐々に、良くなっているんだ。だから、もうすぐ、僕は、これっぽっちも君のことを愛さないようになれると思うよ」

悪意が篭った声だった。バーバラは、夫の放つ言葉や声の調子に込められた激しい感情にひるんでいた。

「・・・僕は君を信用しない。率直に言って、君は嘘つきのアバズレ女だ。誰も、君が言う言葉を信じることなどできないさ。あいつと公園でセックスする気はなかった? あれは嘘。君は、あいつとヤルつもりだったんだよ、最初から! 僕が目にしたことすべて、ビデオに写っていることすべて、君の真意を物語っている。だが、それにもかかわらず、あいも変わらず、君は否定し続けてるけどね」

「・・・それに、君は、あいつと一度もセックスしたことがないと言っていたが、それも僕は信じていない。あの庭園でのパーティだか何だか知らんが、あそこで、あいつが、あからさまに君の太ももの奥に手を入れていたところを写した写真があるんだよ。あいつの手は君のスカートの中に入っていた。そして、あの公園。あそこで君を捕まえた時、あいつはズボンを足首まで降ろしていたんだ。さらに下着からは、一物が出て、外にぶら下がっていた」

「・・・君が僕のことをバカだと思うか、君自身がバカなのか、そんなことは分からない。だが、男というものは、他の男の妻を相手に、たった2、3回会っただけで、ズボンを降ろしたり、その人の体を触ったりはしないものだ。ということは、お調子者のレイフ君は、すでに君とセックスしていたのさ。分かるんだよ。最初は秘密のことだったろうが、あの写真やビデオで、はっきり、明るみに出てしまったんだ。あの日、あいつが車に君を乗せて公園に向かった時、あいつは、望むことがヤレると、この上なく自信があったはずだとね。あいつには、あの公園で、君がアレをしてくれるはずと思える充分、現実的な理由があったんだよ・・・それはつまり、以前にもセックスをしたことがあるから。その実態があるから、あいつは自信があった。そうじゃないのか。だから、もう、あいつとはセックスしてません、なんて嘘を言うのはやめてくれ。君たちがやったのは、明らかすぎるほど明らかなんだよ」


[2007/10/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (7) 

次のシーンは、ローレルのクリトリスをリーの口に入れているところから始まった。今回は、リーがただおしゃぶりしているだけではなかった。ローレルの方も腰を動かし、彼の口を犯す格好になっていた。さらに、その一方では、さっきまで私が固くしてあげていたマリアのクリトリスを、サミーがしゃぶっていた。マリアは指でリーのアヌスをいじっていて、サミーはサミーで、自分の手で自分自身をしごいて、固くし続けている。

2分くらい、その状態が続いた後、ローレルが声を上げた。

「ああ、私、いきそう!」

ローレルはリーの口からクリトリスを抜いて、彼の顔中にスペルマを振りかけた。

射精を終えたローレルにマリアが言った。

「ローレル? 彼にお返しをしてあげて。そして、今度はサミーの番ね」

サミーは、リーの前に立ち、クリトリスを彼の口に入れた。一方、ローレルはリーの前にひざまずいて、ペニスをしゃぶり始めた。そして、マリア自身はリーの後ろに立ち、アヌスにクリトリスを挿入。リーは、何か抵抗する声を上げていたけど、ぷっくり膨れた大きなクリトリスが口に詰め込まれているので、あまり言葉を発せない。

そのシーンは、サミーがリーの顔面に発射し、リーがローレルの胸に発射し、マリアがアヌスから抜いて、リーの背中全体に振りまいて終わりになった。マークは「カット!」と号令を上げ、スタッフ全員に、1時間の昼食休憩を取ることにしようと言った。

マリア、ローレル、サミーの3人は、着替え室に向かった。私も一緒に行こうとしたけれど、マークに呼び止められた。私は、一瞬、先ほどマリアにフェラをしたことを、マークが怒っているのに違いないと思った。

「マーク様、マリアにあれをしてしまったこと、本当にすみません。もう2度としないと約束します」

マークは笑顔で私を見下ろしていた。

「全然、怒ってなんかいないよ、ステフィー。ただ、2つだけ、して欲しいことがあるんだ。1つは、家にいる時以外は、僕のことをマークと呼んでくれ。様はいらない。2つ目は、あそこのドアのところに立っている男が見えるかい? 彼に話しをしてほしい。ところで、運転免許証と社会保障証は持ってきているよね?」

両方とも、もう使わないだろうと思っていたけど、私はいつも、両方もって歩いていた。持っていると答えると、マークは私の額にキスをして、彼が指差した男性の方へ私を押した。

その男性は、どちらかと言えば、太っていると言える人で、わずかに禿げていた。もっとも、髪をしっかり分けて隠しているのではっきりとは分からなかったけれども。何枚か書類を持っている。私が近づくとにっこり微笑んでいた。彼は、この撮影現場にいるどの人よりも、年上のようだったが、かなり魅力的な人でもあった。きちんとネクタイを締め、スーツを着ている。そういう人は、このロサンゼルスでは、とても珍しい。ロスで、このような、きちんとした身なりをしている人に会ったら、誰でも、とりあえずはにっこり微笑みかけなければならない気持ちになると思う。

私の笑みに、彼も笑みを返し、私の手を取って握手をした。

「やあ、私はマイク・ドノバンです。マイクの経理を担当しているんだよ。君への給与支払いのために、免許証と社会保障証の写しが必要なんだ」

私は怪訝そうな顔をしていたと思う。

「すでにマークとトレーシーから、給料を頂いていますが」

「ハハハ、いや、それは知っているよ。その代金も経理で知ってるからね。私が言ってるのは、君がここでしている仕事のこと」

私は、前よりも怪訝な顔をしていた。

「私はただ見学しているだけで、キャストにもなっていませんけど」

「ステフィー? 君は、さっき、マリアにフラッファーしていたのを見たよね。あれには支払いする必要があるよ」

マークが横から声をかけた。


[2007/10/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第5章 (3) 

クリスは、なぜジャネットが目を閉じ仰向けになったのか分からず、少しの間、彼女のことを見ていた。そして、全然動かないでいるのを見て、彼女に手を伸ばし、太もものところに手を置いた。ジャネットが手を払いのけないのを知り、クリスは心臓が高鳴るのを感じた。

太ももに手を這わせながら、彼女のプリーツ・スカート(参考)の生地をゆっくりと捲り上げていった。この手を払いのけたりしませんようにと祈りながら、少しずつ手を這わせていく。滑らかなストッキングに包まれた太ももが姿を現し、さらに、ストッキングの上の、クリームのような生肌が露わになった部分も目に入ってきた。そこまで来て、クリスは、ひらりとスカートを捲り上げ、下腹部まで露わにした。

「ああ! ・・・これは・・・」

クリスは溜息を漏らした。ジャネットがパンティを履いていないことを知ったからだ。さらに、クリスを興奮させたこととして、陰毛もすっかり剃られている。

ジャネットは、目を閉じたままではいたが、この若者に、自分の膨れた陰唇をまじまじと見られているのを感じ、切なげに溜息をついた。愛液が流れ出ているのを感じる。下に敷いているブランケットまで濡らしているはず。

突然、クリスの手が太ももから、その先へと上がってくるのを、ジャネットは感じた。素早く身を起こし、彼の手を握った。

「ダメ! あなたは見たいといったはず。もう、見たはずよ。そこまで」

「とても綺麗だよ」

「そこまで。だから、アレをして見せて」

クリスはジーンズのボタンに手を掛け、外した。そしてチャックを降ろす。彼も今日はパンツを履いてこなかった。そのため、チャックを降ろすと同時に、彼の勃起が、弾かれたように飛び出た。妖しい光を帯びて見つめるジャネットの目の前に、彼の勃起はヒクヒクと脈動していた。

するとクリスは、元通り、片手を枕に仰向けになってしまった。ペニスに触ろうともしない。

ジャネットは、問いかけるような表情を浮かべ、クリスの顔を見た。彼はただ微笑んでいる。ジャネットはクリスが何を望んでいるのか分かった。ジャネット? あなた、彼にしてあげる?

ジャネットの手が躊躇いがちに近づいてくるのをクリスは見ていた。自分の勃起もヒクヒク動いていたが、それに近づく彼女の手も、震えているのが見えた。

「ああ・・・」

温かく、柔らかな手にペニスが包まれるのを感じ、クリスは溜息を漏らした。これまでの短い人生で、こんなに興奮する瞬間を彼は味わったことがなかった。


[2007/10/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

襲われた女教師 (8) 

アーチーのピストン運動は執拗に続いた。ジルは、目を閉じ、外の世界を遮断し、この時間が過ぎ去るのをただ待ち続けた。しかし、目を閉じ内に篭ることにより、逆に、内的な体感覚に意識を集中させることになっていた。必死で否定しつつも、望まぬ快感が体の中に生まれているのを感じる。

ダムに溜まる水が多ければ多いほど、決壊した時の威力が大きくなるように、快感も堪えれば堪えるほど、気をやったときの破壊力は大きくなる。ジルの場合がまさにそうだった。

決して感じまいと堪えに堪え続けたオルガスムが、強烈な破壊力で、突然、彼女を襲ったた。

「ああっ・・・・・・!!! うううううぅぅぅ・・・・!!!」

ジルは、突然、大きな唸り声を上げ、同時にぐっと背を反らせた。覆いかぶさるアーチーは、体重が110キロ以上もあるが、その重い体も浮き上がるほどの力で、彼女は背を反らした。あごを上げ、胸を突き出し、えびのように反り返る。ジルは、頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなっていた。

アーチーは、この反応を見て、にやりと笑った。そして、素早く彼女の腰の下に腕を回し、さらに強く彼女の下腹部を自分の下腹部に引き寄せた。なおも、余裕で出し入れを続ける。

ジルは眉間にしわを寄せ、オルガスムの第一波を耐えしのんだ。すでに何も思考していない。身体が自然な姿勢を求めるのだろうか、彼女の白い腕が伸び、アーチーの首を抱き包んだ。細い両足も大きく広げ、男の腰を包み、力強く前後に動き続ける尻の後ろで交差する。女陰を中心に体全体に広がってくる熱を消すため、無意識的に、男の動きにあわせて腰が動いていた。

再びジルが声を出した。前と比べて、力のない声だった。

「あああ・・・・! いや! またっ! また、いっちゃうぅぅぅ!!!」

ジルは連続してオルガスムに達した。体を強張らせ、嫌悪している男であるにもかかわらず、その体に抱きつきながら、2回目の頂点を味わったのである。

2度目の頂点の後、ジルはぐったりと力が抜けたようになった。そして、ゆっくりとではあるが、頭がはっきりとしてくる。彼女は、このときになって初めて、この卑劣な黒人にレイプされたにもかかわらず、オルガスムに達してしまったことを悟った。しかも、まったく経験したことがない強烈なオルガスムを。急に目に涙が溢れ、ジルは、そんな自分を否定しようと激しく頭を左右に振った。

もう1つ、アーチーがまだ出し入れを続けていることにもジルは気づいた。この男はまだ撃ち出していないのだ。ジルは避妊をしていなかった。

「中はダメ・・・、出さないで! お願い。妊娠したくないの! ・・・・外にお願い!」


[2007/10/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

クリスティン、契約を取る (8) 


クリスティンは、ジョンとトムの前、立ち上がり、ブラウスを脱ぎ捨てた。男たちは、レースのブラジャーに包まれた素晴らしいバストを目にし、再び溜息を漏らした。クリスティンは、少しだけ、躊躇った後、スカートに手を掛け、ゆっくりと降ろし始めた。

クリスティンがストリップをして見せている間、その機会を使って、ジョンとトムはズボンの中からそれぞれのペニスを引っ張り出した。クリスティンはストリップ以上のことをするつもりなのだろうか? ジョンは、まだ確信が持てずにいた。彼女が察しが良く、彼はセックスすることを望んでいると分かってくれるよう望んでいたのは確かだった。

姿を現した2本の男根。その大きさを見て、クリスティンの情熱に火がついた。恍惚状態になり、とろんとした目つきになっている。無意識的に股間に手をあて、擦り始めていた。パンティの上からもひどく濡れていることが分かり、自分でも驚く。もう一方の手は胸にあて、ブラの上から乳首をつねり始めた。最初は右側、次に左側も。

クリスティンは、もはや自分が何者か忘れてしまっていた。アルコールに酔い、この熱を帯びた状況にも酔っていたのだろう。彼女は、単なる、さかりのついたメスに変わっていた。考えられることと言ったら、目の前に起立している2本の大きなペニスと自分の濡れた女陰だけになっていた。

ジョンは、巨根をゆっくりさすりながら、この美しくセクシーな人妻が、目の前で、淫らに股間を擦り続けるのを見ていた。すでに完全に勃起し、いつでも挿入可能になっている。クリスティンは、ジョンの20センチ砲から目を離せずにいた。それをじっと見つめたまま、ゆっくりとジョンの元に近づいた。

とうとうソファに座るジョンの目の前に来た。さらに脚を広げ、彼の上にまたがる。クリスティンは何も言わず、彼の目を見つめた。依然として、右手で股間を擦り、左手で乳房を揉んだまま。

クリステンはジョンの目から視線を外し、頭を下げた。自分の波打つ、大きな乳房が見え、その先に恥丘が見える。ジョンも彼女の視線を追っていたし、それはトムも同じだった。3人の視線が、すべて、クリスティンの股間に向けられていた。

クリスティンは、パンティの股間部分の生地をゆっくりと引っ張った。その中に隠れていた美肉が姿を見せる。さらに彼女は、もう一方の手も出し、両手で、その部分の唇を左右に広げて見せた。とろとろに濡れ、熱くなっている女の入り口が、ジョンとトムに見せ付けられる。

ジョンは、その艶かしい女陰に目を奪われつつも、クリスティンの体が徐々に下に降りてきて、彼に近づいて来るのに気づいた。クリスティンの濡れきった入り口が、完全に勃起し、真上を向いているペニスの上の位置まで来る。その入り口は、そこで一旦、下降を止めたが、それはほんの一瞬だけのことだった。

次の瞬間、クリスティンはジョンの肉茎で、自らを貫いていた。すでに温めたバターのようになっていた彼女の肉筒である。ジョンのペニスはまったく抵抗なく、ぬるりと中に滑り込んでいた。

「ああ・・・いい・・・」 クリスティンは動物的な声を上げた。

[2007/10/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

バースデイ・プレゼント 7 (2) 

ゲイルはドナに近づき、両腕で抱きしめた。顔を彼女に寄せ、キスをする。女性的な、心がこもったキスを長々としていた。ドナも、同じように両腕をゲイルに巻きつけ、体を引き寄せ、キスを返していた。ドナの腰につけたディルドが、絡み合った2人の体の間に挟まっている。ゲイルの背中に回したドナの手から、乗馬ムチが垂れ下がっていた。ようやくドナはゲイルの顔から顔を離したが、ゲイルの顔の香りを嗅いでいるかのように、鼻をくんくんさせて、息をしていた。

ドナはゲイルから離れると、僕の方を向き、今度は僕を抱き寄せた。僕にもキスをし、僕の香りを嗅いでいる。ドナがかすかに微笑んだように見えた。

「ゲイル? ビクトリアをプレーできるようにさせるのを手伝ってくれる? それに、同時に、あなたもシャワーを浴びるといいわ。一日、仕事で大変だったでしょう? 2人とも、同じような香りがするし、ちょっとべたべたしているみたい。シャワーを浴びた後は、2人に相応しい衣装も用意できると思うから」

「お手伝いできて嬉しいわ。それにシャワーを浴びれることも。実際、汗や何やらでちょっとべたべたしていると感じていたの」

ゲイルはそう言って。僕の方をちらりと見、軽く微笑んだ。

「バスルームは、こっちよ」

ドナは指差して見せた。それから僕に向き直って言った。

「ごめんなさい。コーヒーの用意しておくの、ちょっと忘れちゃったの。多分、後で、ね」

ゲイルをバスルームに案内するため、ドナが先導した。ストラップ・オンのディルドが、その方向を指差しているように見える。僕はそれを見ただけで、すでに、アヌスがヒクヒクするのを感じた。この際どい状況が最善のものになればと期待した。

3人でバスルームに入ると、ドナが言った。

「ゲイル? 手伝ってあげるわね」

ドナはゲイルの真ん前に立った。ディルドがゲイルの下腹部に触れ、突いている。ドナはゆっくりとゲイルのブラウスのボタンを外し始めた。ブラウスの前を開くと、黒いレースのブラジャーに包まれたゲイルの胸が出てきた。ドナはそれを見て嬉しそうな顔をしていた。唇から舌を出して、ゆっくりと舌なめずりしている。ゲイルは、そのドナの顔を見つめていた。

ブラウスを脱がし、ほっそりとした肩を露わにすると、ブラウスを洗面台に置き、今度はスカートのホックを外した。脱がしたスカートをカウンターに放り投げた後、ドナは両手をゲイルの脇の下にあて、彼女の素晴らしい体の線に沿って、両手を滑らせた。きゅっと細くくびれた腰まで降ろすと、後ろへと両手を伸ばし、ヒップから、小さな黒パンティに包まれた尻頬へと滑らせた。


[2007/10/04] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

報復 第4章 (7) 

ヒューストン氏が、バーバラに、スティーブが話している間は静かにするよう、頼もうとしたが、彼が口を挟む前に、スティーブの方が先に口を挟んだ。

「サッド・ブラウン・・・僕たちがデートをしていたときのこと」 

スティーブはそう言って、右手の人差し指を立てて見せた。

「・・・僕たちがステディーな関係になると決めた1週間後、僕は君が彼にキスをし、抱きついているところを見たんだよ。実際にセックスをしているところは見ていない。だが、あの金曜日、君が僕とのデートを断って、高校時代の昔のボーイフレンドに会っているのを見ただけで、充分すぎることだった」

スティーブはカウンセラーの方を向いて話しを続けた。

「・・・その後、私はたちは半年ほど、別れたんです」 

「・・・それから、二人目!・・・ジミー、それが、そいつの名前・・・去年のクリスマスの直前のことだ」

スティーブは再びバーバラに向き直って話した。まっすぐに伸ばした人差し指に、中指も加えて、立てて見せる。

「・・・この時も、実際にセックスをしているところは見ていない。だが君とあの男は、互いに、愛情がこもった目のやり取りをしていたし、軽く触りあったり、僕を揶揄するジョークに一緒に笑っていた。僕の目の前でね!」 

スティーブは荒々しく言葉を吐き続けた。

「それでも、僕は、あのパーティの夜に君が示した軽蔑的な態度を我慢しなければならなかった。これからは、どうか分からんがね。ともかく、あの夜・・・あの男の叔父さんに当たる人があいつを追い出した後だが、それでも、君は、あのバカのことが話題になると、あいつの方の肩を持ったのだよ。夫を無視し、夫に反するほうの肩を持ったんだ。まったく!」

ヒューストン氏が割り込もうとしたのを見て、スティーブは手を出して、止めた。

「ヒューストンさん、いま述べたことは、彼女は初めて耳にしたことではないのです。私は、しょっちゅう口やかましく言う男ではありません。ですが、論点をはっきりさせるために、あえて言っているのです。・・・それに、こんなことを言い出したことを謝るつもりもない」

スティーブは話に戻った。

「・・・そして3人目。・・・それがレイフ・ポーターだ」

スティーブは、言葉を強調するように、2本の指に加えて薬指も立てた。

「今回は・・・今度ばかりは、僕は、君があいつとかかわっていることを示す写真の証拠を手に入れた。君は、あいつと触れ合ったり、あいつを愛撫したり、キスしたりするところ・・・要するにいちゃつきあっているところだが・・・そういう場面を、少なくとも2回は捕らえられているんだよ」

スティーブの声は強張り、かたくなな調子だった。


[2007/10/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (6) 

トレーシーが出て行った後、マークは休憩を取ろうと言った。リーはあん馬から解放され、降ろされた。彼はわざわざ着替えることはせず、裸のまま、腰にタオルを巻いただけでいた。ローレルも同じで、パンティは履かずにいた。

マリアが私のところに来た。

「どう? 楽しんでる? 退屈じゃない?」

「いいえ、すごく面白いわ。でもちょっと分からないところがあるの。マリアは、乗馬ムチでリーを叩いたけど、あれ、痛くないの?」

マリアは悲しそうな顔をした。

「痛くないといいんだけど。私自身は、ああいうので叩くのは嫌いなの。だけど、台本に書いてあることだから・・・。リーは、痛いけど、もう慣れたって言ってるわ。彼、こういう、女王様系の映画にたくさん出てるから」

その時、マークがやってきた。

「次のシーンでは、君たち女の子には、少し興奮状態になっていて欲しいんだ。完全に勃起している必要はない。ただ、少し興奮してきているという兆候を見せて欲しいだけなんだが。もし、フラッファーが必要だったら、言ってくれ」

「多分、自分でできるか、試してみるわ」 マリアはそう答えた。

マークが立ち去った後、私はマリアに訊いた。

「フラッファーって何?」

マリアは顔を赤らめた。

「フラッファーっていうのは、役者を興奮させる人のこと。分かるでしょ? 勃起させるってこと」

多分、私は、まだ分かっていない顔をしていたに違いない。マリアは私の顔をある方向に向けさせた。

「あの娘、見える? ローレルの前にひざまずいている娘。あの娘がフラッファーよ」

マリアが指差した女の子を見た。すでに、前から彼女のことは見かけていたが、今の今まで、彼女は何の仕事もしていないように見えた。その彼女が、今は、ひざまずいて、ローレルのクリトリスを吸っている。よく見ると、その娘は、かなりフェラチオが上手で、ローレルはたちまち半立ちになっていた。

その娘のことを見ていたら、私自身、ちょっとおしゃぶりをしたい衝動が沸いてきてしまった。マリアの方を見てみる。そのときまでに彼女はクリトリスを出して、自分の手で擦っていた。でも、まだちっとも固くなっていない。

「ねえマリア? 着替え室に行かない? そうしたら、それの手伝いができると思うから」

マリアはにっこり笑った。

「私もそうしたいけど、今は、ここで待機していないといけないの」

でも私は、どうしても衝動を頭から消し去ることができず、思わず、マリアの前にひざまずいていた。口の中に彼女のペニスを滑り込ませる。吸い始めると、マリアは私の頭に両手をあてがって、小さな声でうめき始めた。それから、私の口の中の彼女が固くなり始めるのに時間はかからなかった。吸えば吸うほど、ますます固くなってくる。

それからしばらく、私は彼女のクリトリスを味わっていたが、やがてマリアは私の口から抜き取るのを感じた。その時になって初めて、自分たちがどこにいたのかを思い出した。と同時に、マークの声が聞こえた。

「マリア? 準備は良いかな?」

マリアは私の額にキスをし、マークに答えた。「ええ、準備万端です」

私は、自分がしていたことを思い、部屋を見回した。私の行為を見ていた人がいないかと。誰も見ていなかったか、それとも見ていても、気にしていないかのどちらかなのだろう。普通に、次のシーンが始まろうとしていたから。誰も気にしていないようだったけれど、私自身は、人の目がある場所で、あんな淫らな行為をしてしまい、死ぬほど恥ずかしく感じた。


[2007/10/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

シルクの囁き、ラベンダーの香り 第5章 (2) 

翌日、ジャネットは、不満な気持ちのまま職場に出た。

昨夜、ウェインは1時間以上もジャネットの上にのしかかり、打ち込みの運動を続けた。だが、その間、ジャネットが思うことは、クリスの硬い勃起の姿と、彼の放った熱い体液が宙を飛び、彼女の胸に降りかかった情景だけだったのである。

クリスは、ジャネットの様子がおかしいことにすぐに気が付いた。彼自身からは何もできないのだが、彼女の方が、いつも以上にクリスに優しいように思われた。ジャネット自身が、もう、やめようとルールを立てたにもかかわらず、幾度となく、すれ違いざま彼に胸を擦り付けてくる。これ以上、彼女が続けるなら、僕から襲い掛かるぞとクリスは思った。

「今日は、公園でランチを食べない?」 

昼近くになり、ジャネットが提案した。

「ええ、いいですね!」 クリスは微笑み返した。「ちょっと、この装置を動かして、洗浄しなくちゃいけないんですが、それが終わったら。僕の車から敷き布を持っていきましょうか?」

「ええ、是非!」

30分後、ジャネットとクリスは、公園で、丘の上のお気に入りの木の下、毛布を広げて座っていた。クリスは、木の下でも、ひとめにつかない方向に毛布を広げた。それだと2人の様子を簡単に見られることがない。ジャネットは、そのことに対して何も言わなかった。

食事の後、2人は寝そべって空を見ながらおしゃべりを始めた。

「で、昨夜はどうでした?」

クリスは意味深な笑みを浮かべながら訊いた。彼はウェインがジャネットの家に食事に来ることを知っていた。

「ええ、まあまあ」 不満があることが分かるような声だった。

「良かったということ?」

「ウェインは優しい人よ。でも、ちょっと保守的過ぎるの。どうやったら彼をオープンに変えられるのか分からないの」

クリスはジャネットの方に横向きになった。腕枕をして横寝になる。彼女がゆったりと呼吸をするのにあわせて、胸が上下に動くのを見た。

「どうやら、世の中には、僕のような男はあまりいないようだね、アハハ」

「残念ながらね・・・」

そう言ってジャネットも横寝になった。クリスと面と向かう。

「君はどうなの? 昨日の夜は私のことを考えて・・・あれをした?・・・つまり・・・」

「オナニーのこと? もちろん!」

ジャネットは微笑んで、クリスの股間へ目を落とした。まったく照れも躊躇いもなく、自然に目をそこにやる。無意識的に彼女は舌なめずりをした。

「もう一度、して見せて!」

小さいが、少し切羽詰った声でジャネットが言った。

「ここで?」

クリスは振り返って、肩越しにあたりを見回した。誰も2人のほうへ来ようとしている人がいないことを確かめて、もう一度、ジャネットを見た。

「ええ!」 ジャネットは囁いた。

「・・・だけど、昨日は僕が見せたわけだし、今度はあなたのを見たいと思うんだけど・・・」

クリスは期待を込めて言ってみた。

ジャネットの顔が急に赤くなった。こういう風な展開になるのを考えていなかったようだった。少し間を置き、ジャネットは、何も言わず、仰向けになり、目を閉じた。


[2007/10/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

襲われた女教師 (7) 

「いや、いや、いや! やめて! お願い!! ・・・!!」

このままだとレイプされてしまう。だが、いくらジルが懇願しても、もちろんアーチーが従うことはなかった。凶悪な砲身を握ったまま、ジルの体を容易く引き寄せた。黒い凶器の先端が彼女のバギナに触れる。

「ああ、いや、いや、いやっ!!! お願いです! 本当に誰にも言わないから、もう離してください! ああっ・・・!」

だがアーチーは、叫び続けるジルをよそ目に、亀頭をバギナに擦り始めた。ぬるぬると舐めるように頭部が彼女の陰部を撫で回る。

「・・・ああ、ひどい・・・!」

アーチーは丸太のような黒棒をジルの股間に挟み、彼女の細い両足をそろえ、高く掲げた。ペニスを素股に挟ませ、掲げた足裏を顔に擦りつけ、くんくんと鼻を鳴らせ、さらには、足裏の敏感な肌を舐める。素股に挟んだ感触が気持ち良い。アーチーの腰が自然に動き始めた。

ジルは首をもたげ、股間に目をやった。脚の間から巨大な黒ペニスが突き出ていて、まるで自分の下腹部にペニスが生えたよう。それが前後に動いている。こんな目にあわされている自分が信じられなかった。

「ジル先生よお、俺のちんぽが見えるか? 今から、この黒ヘビを先生のマンコに突っ込んでやるから、安心しな。たっぷりご馳走してやる! アハハハハ!」

揃えられていた両足が割られた。その向こうから、下劣な黒人が顔を出し、凶悪な黒棒を握り、ジルの陰部の入り口にあてがった。

「そうら、たっぷり味わいな!」

その言葉と同時に、アーチーはぐっと腰を沈めた。一気に15センチの肉の塊が、ジルの狭い肉筒に詰め込まれる。

「・・・!!! んんー!!!」

挿入と同時に、アーチがジルの口を手で塞いだのは賢明だったといえる。さもなければ、彼女の叫び声が、学校中に轟いていたことだろう。ジルは、強烈な圧迫感と痛みに、白目を剥いた。

とうとう、憧れの美人教師に自分の分身を埋め込んだ! アーチーは、この喜びに内心、狂喜していた。じっくり責め抜こうとは思っていても、興奮を抑えきれない。しかも、この狭さ! きりきりと絞ってくるじゃねえか。

アーチーは、挿入した感慨に耽ることも忘れ、早速、出し入れの動きを始めた。ゆっくりではあるが、ひと突きひと突きに全身の力を込め、徐々に奥へと侵入を進めていった。そして、とうとう根元まで納め、丸々30センチを詰め込む。恥骨同士をぐりぐり擦り合わせ、すべてを挿入した感覚を味わった。

それからの20分は、アーチーにとってまさに天国だったと言えよう。つらそうに眉を寄せ、顔を歪め泣く美女を見ながら、その美肉を味わう。狭い肉筒は、まるで自分を喜ばそうとしているように、きゅっきゅっと締め付けてくる。それに、乳房も極上で、手に収めると、しっとりとした肌触りと、手のひらを突き返してくる硬い乳首が嬉しい。いたずらに握りつぶしても、すぐに元に戻る張りと弾力性。

一方のジルにとっては、何時間にも思われる時間だった。打ち込まれる度に、体からすべての空気が押し出されるような圧迫感。その打ち込みが、一定のリズムで執拗に続く。だが、何より、いま自分はレイプされているという恐怖と悔しさに、とめどなく涙が流れ続けた。挿入された後は、抵抗する力が失われていた。ただ、じっと、この嵐がやむのを待つだけ。目を閉じて、何か他のことを考えるのよ。心を閉ざして、じっと終わるのを待つの!

啜り泣きをしながらも、下唇を噛んで、ジルは耐え続けた。だが、その彼女の意思を体が裏切り始めていた。言い知れぬ、恐ろしい高まりが、徐々に体の中に湧き上がっていた。


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クリスティン、契約を取る (7) 

ジョンはクリスティンに真剣な顔を見せた。

「クリスティン? 君が僕の要求を満足させることはできるよ。良かったら、みんなで君の家に行って、もっと話しを詰めてみよう。もし、僕が満足できなくても、その時は、ボブが何とかしてくれるだろうし」

クリスティンは、思わず、一瞬、顔に笑みを浮かべた。

「私は、それでよろしいですわ。・・・あ、それはそれとして、ホテルまで私を送っていただけませんか? 車をあそこに置きっぱなしなので」

「ああ、そのことなら気にしなくて良いよ。ジェフリーに、君の車を安全に家まで送り届けるように手配させるから」

クリスティンは微笑み、ジョンにありがとうと言った。ジョンはレストランのレシートを取り、支払った。その20分後、3人は、クリスティンの家にいた。今は、リビング・ルームでくつろいでいるところだった。

ジョンとトムはソファに座り、クリスティンは、2人と対面する形で椅子に座っていた。すでに9時半を過ぎているが、まだボブは来ていない。ジョンは、すでにクリスティンに、契約に関しては、金銭面が問題なのではないと説明を終えていた。

たったそれだけの情報だったが、クリスティンには、この契約に関して抱いていた疑念を裏付けるのに充分だった。レストランでの会話のことを思い出す。この2人の男性が自分に向ける視線。それにボブが、この仕事を自分に任せたという事実。すべて、あるひとつのことを示している。クリスティンは、何が重要となっているか、この契約をまとめるのには何が必要かが理解できていた。

「私、何か、見落としていたかしら? お決めくださるために、私にできること、本当に、他にございませんか?」

彼女、また、あの意味深な笑みを浮かべた、とジョンは思った。それに、いつの間にか、ブラウスのボタンがいくつか外れていて、あのうっとりするような胸の谷間が見えている。

ジョンは天井を見上げ、どう言ったらよいか、頭の中で考えを巡らせた。そして、ようやく、口を開いた。

「君にできることは、確かにあるよ、クリスティン。この契約をまとめると、君が数千ドル手に入れることができるのは、すでに僕も知っているんだ。そこでだけど、もし、この売買に関する僕の条件を満たしてくれたら、その額を倍にしてあげよう」

クリスティンは、組んでいた脚を解き、また組みなおした。その結果、ミニスカートがさらに捲りあがる。彼女は、にっこりと微笑みながら、ブラウスの次のボタンを指でいじった。

「まあ素敵。とても気前が良いんですね、ジョンさん。何でも私に言ってください。このセールスをまとめるのに必要なこと、何でもしますわ」

ジョンとトムは、ソファに座りながら、ブラウスのボタンをいじるクリスティンを見つめていた。

「それを聞いて嬉しいよ、クリスティン」

ジョンがそう言うと、それと同時に、クリスティンは、ゆっくりとブラウスの残りのボタンを外し始めた。

「我々どちらも同じことを考えているようだね。君とビジネスができて、実に楽しいと感じられるようになると確信しているよ」


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バースデイ・プレゼント 7 (1) 

「バースデイ・プレゼント」第7章 

その日の仕事の残りを終えて、僕はゲイルに施錠するように頼み、外に置いてある僕の車に向かった。車に乗り込み、キーを差し込んでイグニッションをかけたが、何の反応もない。何度か試みたが、結果は同じだった。そういえば、最近、バッテリーの警告灯が点滅していたのを思い出す。調べてもらうつもりだったのだが、すっかり忘れていた。僕は携帯電話でサービスの人に電話をかけた。彼は、担当の人を送り、車を引っ張ってくれると言った。

ちょうどその時、ゲイルが出てきた。立ち止まって、ドアに鍵をかけている。

「ゲイル、僕を乗せてくれないかなあ?」

「ええ、いつでも乗っていいわよ」 ゲイルはそう言ってウインクした。

僕は苦笑いした。

「いや、そっちの『乗る』の意味じゃないんだよ・・・僕の車が動かないんだよ」
 
「あら、まあ、それは大変。でも、いいですよ。そっちの方の意味でも、いつでも。・・・さあ乗ってください」

彼女の車で家まで送ってもらった。家の前に来たとき、僕はゲイルを誘った。

「良かったら、家に来て、コーヒーでも飲んでどう?」

僕は職場ではめったにコーヒーを飲まない。ドナは、僕が帰るのを待って、いつもコーヒーを入れていてくれる。

「ええ、ありがとう」

2人で車を降り、家に入った。書斎に入る角を曲がった時、僕たちは、ハッと息を飲んで立ち止まった。僕もゲイルも唖然として、口紅をつけた口を大きく開けたままだったと思う。

そこにはドナが立っていたのだった。昨夜、買ったばかりの女王様のコスチュームで! 手には乗馬ムチを握り、脚の付け根には、ストラップ・オンのディルドが自慢げにそそり立っていた。ドナが驚き、恥ずかしさのあまり愕然としていたのは言うまでもない。

3人とも驚いていたのだが、最初に立ち直ったのはゲイルだった。

「ごめんなさい、ドナ。私、まずい時に来てしまったかも。それとも、まさにちょうど良い時に来たのかも。私としては、ちょうど良い時に来たのだと願いたいところだけど・・・」

僕は、驚いてゲイルを見た。でもゲイルは、口を半開きにしながらも、まっすぐにドナを見つめている。ちらりと舌を出して舌なめずりするのが見えた。

「車が動かなくなってしまって・・・」

僕も、慌てたままだったが、とりあえず、ゲイルがどうしてここに来たのか説明しようとした。

次に立ち直ったのはドナだった。

「ゲイル、あなたはいつも大歓迎よ。一緒にプレーしない?」

ドナの言葉を聞いて僕はドキドキするのを感じた。そしてゲイルの返事を聞いて、さらに動悸が高まった。

「是非とも。こういうプレーをするのをずっと待っていたの」


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報復 第4章 (6) 


バーバラは続けた。

「確かに、私は間違ったことをしてしまったとは思います。あの日、あそこにレイフ・・・その男性の名前ですが・・・彼と行くべきではなかったのです。・・・で、でも、万が一、私が何かひどい間違いを犯すことになっていたとしても、それをする前に、夫が現れたおかげで、結局、何も起きなかったんです」

「・・・それに、私・・・夫は、私が感謝しても、聞いてくれないんです・・・私自身は、スティーブが思っているようなことは何もするつもりはなかったと思っていますが、ともかく夫が現れてくれたおかげで、何も起きなかった。そのことを感謝して、私はとても嬉しかったと言っても、信じてくれようとしないんです。・・・実際、彼・・・レイフとは一切、性的なことはしないつもりでいたのですから・・・」

そこまで言って、再び静かになった。

「奥さん、お話はそれですべてですか?」 

ヒューストン氏の問いに、バーバラは頷いた。

「ただ、1つだけ。それは、私は夫を愛しているということです。私が愛しているのは彼だけなのです。夫は信じてくれませんが・・・それに、私は、夫と2人で、このことを過去のことにし、元通りに戻り、一緒にこれからの人生を歩んで行きたいと、それだけを願っているんです。・・・最大の問題は、夫が、私のことを信じてくれず、このようなことを二度とする気はないことを理解してくれないことなんです」

「実際、そのときのことを見てみたら、何も起きていなかったことが分かるはずです。確かに他の男性と一緒にいましたが、その人とセックスしたわけではありません。夫には、その点が分からないんです。・・・そう、夫は理解しようとしない。誰に聞いても同じことを言います・・・実際には起きていないこと、それをあまりに深読みしすぎて、誇張している。そこさえ理解してくれたら、私たちはもっと幸せになれるのに」

バーバラは、そこまで述べて、話は終わりといった身振りをして見せた。ヒューストン氏はスティーブに目を向けた。

「ご主人? ご主人は奥さんとの夫婦生活で、一番の問題は何だとお思いですか?」

「妻が、他の男性と・・・何と言ったらよいか・・・他の男性と不適切な関係を築くところです。妻は、本来、夫である私に向けるべき、尊敬の気持ち、時間、愛情、セックスを、他の男性に与え、その上、自分の行っていることについて、私や他の人に嘘をついています」

スティーブは、物静かに語った。彼には、バーバラが語っていた間、考えをまとめる時間があった。

少し間を置き、スティーブは話を続けた。

「今回が、妻が私に背いた3回目になると思います。彼女が、私たちの間に他の男を割り込ませた、3回目のことになると・・・私が名前と顔が分かるのだけを数えれば3回目。誰だか分からない男も混ぜれば、4回目になるとも思っています」

「すべての兆候は、私が3月から4月にかけて長期の出張に出て、それから帰った頃に出ていました。愛する妻は、私のそばにいるのに我慢できなくなったのでしょう。私と話しをしようとしなくなったし、私と愛し合うことも拒否するようになったのは確かです。・・・でも、その時点では、私は、妻が浮気をする現場を見たわけではなく、ただ、これで3回目だなと数えていただけ。とは言え、3回というのは、もう充分すぎます。私について言えば、この結婚はすでに終わっています。バーバラなら、一緒に遊びまわれる、誰か他の男を見つけられるでしょう」

スティーブは、淡々と述べた。

バーバラは、夫が説明をするのを聞きながら、口をあんぐりと開けていた。スティーブが話しを続ければ続けるほど、激しく頭を振り出すようになった。

「違うわ」 きっぱりとした声でバーバラが口を挟んだ。「それは事実じゃない!」


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