「おはよう、ママ」 今度は息子がキッチンに入ってきた。わたしが座ってる椅子の後ろに立って、両腕でわたしを包んできた。左右の手をお椀の形にしておっぱいを覆ってる。 「ううん…。トミー? 家にはみんないることを忘れないで」 息子のタッチを喜びながらかすれ声で囁いた。 息子の手がスカートの中に潜り込んできた。中から裸のおっぱいを触ってる。 「知ってるよ、ママ。でも、我慢できないんだ。ママはとても綺麗だから。昨日の夜にしたこと、頭にこびりついて離れないんだ。ほら、見て。今でも、僕のおちんちん、こんなに固くなってるよ」 息子はわたしの横に来た。ズボンのところを見下ろすと、はっきりと固いおちんちんの輪郭が見えてる。わたしはにっこり微笑みながら息子を見上げた。 「まあ…。誰かが来て、そんな状態になっているのを見られる前に、冷たい水をかけておいた方がいいわよ」 「ダメだよ。どうやっても、静まらないんだ。でも、もしママが…。ちょっとだけ奉仕してくれたら…」 わたしを見下ろしながら、笑った。 奉仕する? おちんちんにおしゃぶりすることを、そう言うの? ゾクゾクっと興奮が背筋を走った。みんながいる家の中、キッチンでご奉仕する。その危険性も興奮を高めていたみたい。 「トミー、ダメよ。危なすぎるわ」 息子はおねだりの表情を顔に浮かべ、まるで今からイタズラをしようとしてる子供のように興奮した目の表情をしていた。そして、ゆっくりとズボンに手をかけ、降ろしていった。中から勃起したおちんちんが顔を出した。 息子がしてることにびっくりして、わたしはすばやく階段の方を見上げた。すごく危険だわ! 「トミー、お願いだから行儀よくして!」 口ではダメだと一生懸命言っていたけど、このおちんちんには抵抗できないとも分かっていた。やっぱり、すぐにおしゃぶりすることになるんだわ。息子はわたしを見透かしてニヤニヤしながら見下ろしている。 「ママ、こいつをおとなしくさせるにはそれしかないんだよ」 それを聞いて思わず笑い出しそうになった。トミーったら、なんておバカなこと考えているの。思わず、そうかもって信じそうになってしまうじゃない。 それはともあれ、わたしのせいで息子がこんな状態になっているのは事実。ビクンビクンと脈動してるおちんちんを見つめながら、心臓がドキドキしていた。 「ああ、トミー。いいわ。でも…すぐに終えるからね…。もう…本当に…」 顔を近づけ、すぐにお口の中に飲み込んだ。 ううん…。この感じ…。熱くて血管がゴツゴツしてるおちんちんをお口に入れる快感…。快感がお口ばかりでなく全身に広がっていく。 小さくうめき声を上げながら、徐々に奥へと飲み込んでいった。息子が両手でわたしの頭を押さえるのを感じた。手の指を髪の毛に食い込ませて、わたしの頭が動かないようにしている。 「ああママ? ママの口を犯したくなってきたよ…。動かないでじっとしてるんだよ…。ママの口を犯したいんだ…」 息子は髪の毛に指を食い込ませて、強引にわたしの頭を押さえつけたまま、腰をぐいぐい動かし始めた。わたしを犯している。わたしのお口を! 息子の荒々しさに驚いた。おちんちんがすごく奥まで入ってきて、喉奥を突いている。ほとんど咽てしまいそう。それでもわたしはじっとしていた。 息子はどんどん突くスピードを上げていった。わたしはもうこれ以上無理と感じて、両手を息子の太もものところに当てて、押し戻そうとした。 「感じるよ、ママ…。もっと口を開けて…。俺の肉を喰らうんだ…。もっと吸って…。ああ、そうだ…。たんまり喰らうんだよ!」 息子は片足を上げて、足首に絡まっていたズボンと下着から足を抜いた。それから脚を大きく広げて、テーブルの上に投げ上げ、もう一方の足に絡まっていたズボンと下着をテーブルに乗せた。 頭を押しつけられるのを感じる。息子はわたしを椅子から降ろそうとしてるんだわ。もうやめて、と言おうとしたけど、できなかった…。おちんちんが喉の奥に入っているのだから。他にどうしようもなく、頭を押されるまま椅子から滑り降り、床にひざまずいた。床の上、息子の前に正座する格好。 本当に情け容赦なく突いてくる。唾液がだらだら出てきて、あごを伝って、胸のところへと落ちていった。着ているシャツがどんどん濡れていく。 「ようし、今度はタマの方を吸うんだ、ママ…」 息子はわたしのお口からおちんちんを抜くと、片手でしごきながら、もう片手でわたしの頭をさらに下に押し下げた。やっと喉から離れたのでハアハアと息継ぎをしながら、言われたとおりにタマタマのところを舐めて濡らした。またおちんちんを入れられる前に呼吸を整えなくちゃと思った。 強引に抑えつけられて、まったく無力。好き放題におちんちんでお口を使われているわたし。 最初はこんな乱暴な扱いはやめてと思っていた。でも今は…。ああ、なんてこと…、今はこんなふうに扱われるのが好きになり始めているなんて。息子にやりたいことを無理やりやらされているという従属的な感覚が頭の中を覆って、何も考えられない。そんなふうにされていることが興奮を巻き起こして、体中を駆けめぐっている。 「ああ、もう…。あああ、もう……」 自分が何を言ってるのか分からない。やめて欲しいのか、もっとして欲しいのかも分からない。ただ、今は、娘と夫が降りてくるのだけはイヤと思っていた。これの邪魔をしてほしくないの! 息子はまたお口におちんちんを突っ込んできた。荒々しく喉奥を突いてくる。一度、ぐっと奥まで入れて、そのまま動かなくされた。ああ、息が止められる! でも、この感覚が大好き。息子の大きなおちんちんで息を止められる感覚。ゴボゴボと喉の奥が鳴って、よだれがだらだら落ちてくる。両手を息子のお尻に当てて、自分に引き寄せた。根元までお口に入れるため……。 「ああ、ママ…。すごい、全部入ってるよ…。すごい…」 息子は、全部を飲み込んでるわたしを見下ろしながら興奮して呟いた。 息が止まり、咽かえってもいる。喉の筋肉が、奥まで入ってきた息子のおちんちんの頭のところを挟みこんでウネウネとマッサージしているのを感じた。息が止まったままで、だんだん意識が薄らいでいく…。空気が欲しい。もうダメ。空気…。 限界まで来て、息子のおちんちんを引き抜いた。ハアハアと息を荒げながら、おちんちんを片手で握ってしごいた。お口ではまたタマタマを舐める。 「テーブルに乗るんだ、ママ」 息子がわたしを抱え、立ちあがらせた。
多分、アンジーは冗談を言っていたのに違いないと分かり、僕はすぐに笑顔になって言った。 「どうしたら、それができるか分からないわ」 アンジーは、あの眩しい素敵な笑みを浮かべた。 「あら、どんなことだって可能よ。でも、セックスの話はもう十分。朝食を食べることにしましょう」 彼女の言い方に何か意味深な雰囲気があったので、僕は彼女がどんなふうにするのだろうと気になり始めた。 とはいえ、すぐに二人で朝食を作り始めたので、実際はそれについて考えてる時間はあまりなかった。食べている間も、自分の行動に注意を払わなければならなかった。つまり、女の子ならどのようにするか、あらゆる点で注意し続けなければならなかったのである。ようやく朝食を済ませたが、その間、一度もアンジーに間違いを指摘されなかったので、とても誇らしく感じた。彼女の嬉しそうな笑顔も、僕に満足していることを伝えてくれていた。 「どうやら、私の彼女はとても上手になってきているようね。お化粧もとても上手。たった一日しかお化粧をしてないことを考えたら、大変素晴らしいできだと言いたいわ。それにお作法も大変よくできました。そろそろ本格的なトレーニングに入っても良さそうね。ちょっとだけ露出させてあげようかなと思ってるの」 それを聞いて急に誇らしい気持がしぼんでしまった。 「露出って、どういうこと?」 恐る恐る訊いた。僕の声におののきの気持ちが入っているのを彼女は察知したと思う。 「たいていの女の友だち同士がするようなことをするの。一緒にショッピングに出かけたらいいと思うわ」と、アンジーは立ちあがり、食器洗いに自分の食器を持っていった。 「ちょっと待って。この恰好で私を外に連れ出そうとしてるの? 他の人に見られる場所に?」 唖然とした気持ちをなんとか乗り越えながら訊き返した。 「うふふ。もちろんよ。女友だちはそういうことを一緒にするものなの。お買い物に行ったり、映画を見たり、ダンスをしにクラブに行ったり。ジャッキー? あなたのことは大好きよ。でも、毎週、毎週、仕事がない週末をあなたと家の中でずっと過ごすのはイヤだわ。さあ、あなたの食器を食器洗いに入れて。その後でコートを着て、一緒に出かけましょう」 ノーと言おうと思った。本当にそう思ったが、どこか、この時点でそれを言うのは悪いことだと思った。アンジーが僕をどこまでこの方向で推し進められるか、その限界を切り開こうとしているのは確信していた。それに、ここで反対して、アンジーに、僕は彼女が探し求めている恋人ではないと判断されるのも嫌だった。もうすでにアンジーのことがとても好きになっていたし、恋に落ちていたと言ってもいい。自分自身、彼女との今の関係を悪化させたいとは考えていなかった。僕はあいまいな笑みを浮かべながら、言われたとおりに食器洗いに食器を入れた。 ふたりで二階に上がると、彼女は僕に皮のコートと持ち物を入れるハンドバッグを渡した。僕は、自分の財布からお金と免許証とクレジットカードを出し、女物の財布に入れ替え、その財布をハンドバッグに入れた。それにコンパクトと口紅もバッグに入れた。ふたりとも出かける準備が整い、一緒に下に降り、玄関を出て、彼女の車へと向かった。 本心では、アンジーが「今のはからかっただけ、私の言うことに従ってくれるか、確かめたかったのよ」と言ってくれるのをずっと待っていた。だが、車に乗りこんだ後、やっぱり、ぜんぜんジョークではなかったのだと知った。本気で僕を店に連れて行こうとしている。 アンジーが運転する車で街を進みながら、自分が次第にパニック状態になっていくのを感じた。トンネル視になったような感じで、自分の真正面にあるものしか見えない。アンジーはお店でどんなものを買おうかしゃべり続けていたが、僕は耳がガンガンなっていて、何も頭に入らなかった。 モールに着くまでどのくらいの時間だったか、分からない。ずいぶん長くかかったようにも思えるし、すぐに着いたようにも思える。実際、車が止まったことすら気づかなかった。ドアが開いて、アンジーが「さあジャッキー! 一日中、車にいることはできないわよ」と言うのを聞いて初めて気がついた。
僕の脳に侵入してきたこの二つの種子、これは僕の子供なのだ! 僕の心に洪水のように愛情が溢れ、目に涙がジワリときた。両腕でディ・ディのお腹を少しきつく抱きしめた。ディ・ディを傷つけるつもりはない。この子たちも。ただ、この3人を気が済むまで抱きしめていたい。それだけだった。 次の瞬間、この子たちから反応が返ってくるのを感じた! この子たちは愛されるということがどういうことか知っている。ふたりは満足そうだった。そして、ゆっくりとふたりが僕から離れていくのを感じた。ふたりは幸せな気持ちのまま眠りに戻ったのだろう。 ディアドラは僕を見ていた。「アンドリュー、どうしたの? どうして泣いてるの?」 僕はただ頭を左右に振るだけだった。このことについては、しばらく見守るだけにするのが最善だと思った。また同じことが起きると誰が分かろう。それに、ディ・ディは今はデリケートな状態だ。そんな時に、変なことを言って、僕の精神状態について心配させる理由がない。 「ただ幸福感を感じただけだよ。幸せでないはずがないじゃないか。世界で一番美しい人を妻に持ち、その妻が子供たちを産む準備に入ってるんだから。ただ、ただ幸せを感じただけなんだ」 ディ・ディは柔和な顔で微笑んだ。「アンドリュー、愛しているわ。それに『子供たち』と言ったけど、その通りだと思うの。子供が一人だけだったら、出産後、この体重を元に戻すなんてできないもの。まるでラードをバケツ一杯抱えているような感じなのよ」 僕はありきたりな言葉しか出てこなかった。 「君は天使のようだよ。君より美しい産婦はいなかっただろう。輝いて見えるよ」 ディ・ディは僕を抱き寄せた。ふたり横に並んで、一緒にいることの幸せをかみしめた。この女性は、僕が一目惚れした人だ。いや、正確には、ひと目でエッチしたくなった人だ。多分、あの頃、最初の1日か2日は愛情というものは関わっていなかっただろう。当時は、僕は感情をちゃんとコントロールできていなかった。 だけど今はディアドラは僕たちの子供を産もうとしている。この僕たちの感情は、一雌一雄関係が生まれて以来、男女が抱いてきた感情と同じものであるはずだ。種族が今後も存続し、血統が続いていくという原初的な感覚。僕たちは、自分たちの存在の第一の目的を達成しようとしているのだ。 僕も彼女を抱き寄せ、そしてキスをした。ディ・ディは僕の唇についた彼女自身の味を味わっていた。どういうわけか、そういうことをするのがふさわしいことだと思えた。それをして初めてひとつのサイクルが完結すると。僕とディ・ディ。ふたりはいつまでも一緒だ。 この状況で極度に奇妙なのは、多分、1、2時間後には、僕はドニーとまったく同じ感情をもう一度味わっていることだろうということだ。デジャビュのように。 ドニーの赤ん坊たちも、テレエンパシー能力を持ってるのだろうか? おっと、このような話しをするには、まったく新しい語彙体系を作らなくてはいけないようだ。わき道にそれるわけではないが、僕はひょっとするとテレエンパシーという用語を世界にもたらした人物として有名になるかもしれない。確かに、テレパシーについて、そういう能力があるかもしれないと言う人はいる。だが、僕は、現実に確かに存在するリアルなものを感じたのであって、そういうリアルな能力については誰も考えたことがないと思う。まあ、考えたにしても、口に出しては言っていない。ともあれ、用語について権利を主張する前に、スペリングが正しいかチェックしておくべきだろうけど。 それはともかく、ドニーの赤ん坊だ。こちらについてはどうなのだろう? やはりふたりいるのだろうか? そしてテレエンパシー能力を持っているのだろうか? 持っているとして、どうしてなのだろう? 持っていないとしたら、どうしてなのだろう? これも例の「次世代」の件に関係することなのだろうか? それとも、たまたまディ・ディと僕の場合に対して、二つのサイコロが7の目を出しただけ?( 参考)
モートンズでは、客もスタッフも目立つ人物には慣れていて、そのような人が登場したからといって、じろじろ見たりはしない。それでも、僕たちがテーブルへと案内されて歩く間、ダイアナは店じゅうの人々を振り向かせ、その視線を惹きつけた。 頭上の照明は暗めであったが、彼女の胴体を包むシークインに反射して、キラキラと繊細な光を放っていた。すべての男性は、ダイアナの誇張した、女性的で波に揺れるような歩き方に目を釘付けにされていた。 ダイアナは、デート相手とディナーに出たことは何度もあったけど、こんな場所に来たのは初めてだし、こんな反応を引き起こしたのも初めてだときっぱり断言したが、僕にはそれが信じ難かった。彼女のような圧倒的な華麗さを誇る女性に言われても信じられない。それでも、こんな素敵なブルネットの女性を隣に従えて、僕がどれだけ鼻高々になっているか言葉にできなかったし、彼女にもそう伝えた。 「また来たわね。本当に、あなたは押すべきボタンを全部押してくるんだから。その手を使いすぎると、女の子は慣れっこになってしまうかもしれないわよ」 「そこは計算済み」 と僕は苦笑いしながら、彼女をテーブルに着かせ、その後、僕も座った。 ダイアナは、怒って不機嫌になったフリをし、ピンポイントで探りを入れてきた。 「あなた、私の愛情をそんなに簡単に買えるとでも思ってるの?」 僕は肩をすくめ、無邪気な笑みを浮かべて、両手を上げた。手のひらを上に向けた、古典的な「誰? 僕のこと?」の身ぶりで。 それを見てダイアナは笑顔になり、ウインクをした。そして片手をもう一方の手で握った。 「まあ確かにうまくいってるわね。そのまま続けて。こんなふうに甘えさせてもらって嬉しいの。いつかは慣れられたらと思うけど。…でも、真面目に言って、今日という一日が私にどんな意味をもった一日になったか、言い表わす言葉がないわ。動機が何であれ、私にこんなに贅沢させてくれた人は、ひとりもいなかったもの。これって、『プリティー・ウーマン』( 参考)を遥かに超えてるわ」 「でも、君のアパートには非常階段はないし、僕もまだ君をリムジンでさらってはいないよ」 「そう?…今日一日、車で動き回ったし、お買いものをしてくれたけど、このことは私をさらってくれたことと同じじゃない? 私の気を惹くために、車に『俺のセカンドカーはガルフストリームV( 参考)』とかのステッカーでも貼ってくれるの?」 「うーむ、もしそれが必要なら…」 ダイアナは、毒気のある目で僕を睨みつけた後、にっこり笑って、両手で僕の手を握った。 「もうやめて! 私、真面目に言ってるの。ランジェリーに、コルセットに、ドレスに、ハイヒールに、アクセサリーに、それにあの素敵な毛皮…。私、その全部が大好き。そして私を女神のように扱ってくれたあなたが大好きなの」 「喜んでくれて嬉しいよ。君は、どれを身につけてもすごく似合うから」 テーブルの下、ダイアナは何気なさを装って、ヒールを履いた足で僕の脚の内側を擦った。それから、少しニヤリと笑った。 「着こなしのことについて言えば、私、密かに気が狂いそうになっているのよ。あなたが、私のためだけに、ランジェリーとコルセットとストッキングの姿でそこに座っているのを想像したら、そうなっちゃうの。大きくて素敵なおっぱいを誘惑的に突き出してる姿…」 これには恥ずかしさで狼狽してしまった。このレストランのすべての客が僕が服を脱ぎ、淫らな秘密を明かすのを見てるところを想像してしまったのだ。ダイアナは僕の心を読んだようだ。微笑んで、ほとんど気づかない程度に頭を左右に振って、僕の手を優しく揉んだ。 「いいえ、大丈夫。もちろん他の人には見えないわ。もっとも私は見てほしいと思ってるけど。お化粧もしてないしドレスも着てないのに、あなた、とても素敵だもの。今すぐ、テーブル越しに手を伸ばして、あなたの服のボタンを外して、中のブラウスのボタンも上の3つを外して襟のところを大きく広げたいわ。そうやって、あなたのエッチな深い胸の谷間を見せびらかしたい気持。もう、この衝動を抑えるので精いっぱい。この広い世界中に、この人が私の可愛いふしだら女なのよ、私のために、ここまでしてくれてるの、って教えたい気持なの」
ゆっくりと腰を沈め、少しずつレオンの分身を取り込んでいく。狭くきつい内壁がその分身を挟み、捉えていく。 「そうだ、その調子だ…」 肉茎の半分まで取り込んだところで、イサベラはいったん動きを止め、呼吸を整えようとした。自分のその部分の筋肉が彼の太さに慣れ、ほぐれるのを待つ。 だが彼女は不意をつかれた。レオンが腰を突き上げ、残っていた何センチかを一気に埋め込んできたからである。 「ああんッ!」 か弱い悲鳴を上げ、それを受け止めたイサベラは、その後、ゆっくりと腰を回した。最奥まで埋め込まれたレオンの分身を感じるのにぴったりの姿勢を求めようとしてである。だが、その動きのために彼女の小さな突起が擦られることになった。刺激の強い快感が全身を走り、イサベラは頭を後ろに倒して、またも「ああんッ!」と小さな悲鳴を上げた。 その快感から立ち直り、イサベラはゆっくりと目を開けた。深緑の瞳が見えてくる。自分を落ち着かせるように深く呼吸をした後、ゆっくりと頭を戻し、レオンを見下ろした。 肩に残っていたもう一方の肩紐がクリーム色の肩から滑り降り、彼女の乳房を露わにした。バラ色に染まる乳首が誇らしげに立ち、レオンの飢えた視線を受けていた。 レオンは、イサベラの魅惑的な深緑色の瞳の奥に官能的な情熱が浮かんでいるのを見て、「くっ!」と悪態をつき、固唾をのんだ。彼女の妖しい美しさに、今の彼には、ひたすら射精しまいと堪えることしかできない。 レオンの燃えたつほど熱いまなざしに促されて、イサベラはゆっくりと腰を上げ、頭部だけが彼女の熱く濡れた裂け目に収まるまでにし、そして再び腰を沈め、彼の極太で自らを貫いた。その瞬間、ふたりの口から同時にうめき声が漏れる。 一度その動きで快感を得ると、すぐに次の快感を求めて身体が動き出し、二回目のストロークに入っていた。そして、それが繰り返される。快楽に没頭しつつ、イサベラは、レオンの太く長い一物に対して上下に動き続けた。太ももの付け根にみるみる緊張感が高まってきて、やがてほとんど耐えられないほどになっていく。 すでに彼女の心の中からは、レオンを誘惑しているという意識は流れ去っていた。レオンが自分の中に出す前まで、なんとかして自分の制御を失ってしまわないようにと、必死に自分と戦うことだけになっていた。 左右の乳首をツンと尖らせ、緑の瞳に妖しい熱を浮かべながら、イサベラは上下の動きを続けた。快感のなせる業か、初めてであるにもかかわらず、彼女はその腰の動きをみるみる上達させていった。 やがて彼女の太ももの付け根に集まり、溜まり続けていた熱い刺激がほとんど頂点に達しそうになり、イサベラは左右の太ももをぎこちなく震わせた。まだダメと心の中で叫び、彼女は動くのを止めようかとためらった。 それを見てレオンは唇を歪ませ、小さな笑みを浮かべた。そして腰を動かし、イサベラの最奥を突き上げ始めた。狂ったような激しい突き上げによって、上に乗るイサベラの身体を揺さぶり続ける。両腕を拘束されたまま、燃える瞳で彼女の瞳を見つめながら、激しく身体を動かした。 「ああっ…! だ、ダメっ…!」 イサベラは激しい攻撃に身体をくねらせ、弱々しい声をあげた。暴れ動くレオンの腰に両手を押しつけ、主導権を譲るまいと必死にこらえた。 「お前を先にいかせてやる!」 レオンは、勝利に瞳を輝かせながら呟いた。 「レオン!」 イサベラは弱々しく叫んだ。腰を持ち上げ逃れようとしても、それを上回る勢いでレオンは情け容赦なく攻めてきた。濡れた彼女の肉筒に燃えるように熱いくさびで、奥深くまで道を開拓してくる。 レオンは、まるで身体の上に乗るイサベラを振い落そうとするような素早い突き上げを幾度となく繰り返した。そして彼の切羽詰まった攻撃に、イサベラは息も絶えだえだった。脚の付け根に溜まり続けた緊張が、ついに弾け散るのを感じ、その後、強烈なクライマックスに全身を引き裂かれるのを受け、彼女はぶるぶると体を震わせた。 一方、レオンも全身の筋肉を緊張させ、大きく腰を浮かせてのけぞっていた。と同時に、獣のような唸り声を出した。彼の分身がイサベラの中で激しく脈動し、洪水のように熱い樹液で彼女の中を満たした瞬間だった。 イサベラは、レオンの上にがっくりと崩れ落ちた。息をするのもやっとのように、肌は熱を持ち汗でぬれたまま動かなくなる。あらゆる思考が頭の中から消え、真っ白になっていた。ぐったりとレオンの胸板に覆いかぶさり、乱れた髪の毛を投げ広げたままの彼女だったが、彼女の身体のただ一か所だけは、まだ、優しく静かにヒクヒクと痙攣し、最後の一滴まで絞り取ろうと動き続けていた。やがて、手が這い上がり、レオンの高鳴る心臓の上まで来て、そこで止まった。
そして、亀頭を大陰唇に滑らせながら訊いた。 「お前は誰だ?」 ステファニは目を伏せ、何も言わない。 そのまま腰は動かさずに、両手で彼女の脚を撫でた。太ももの肌が熱い。かなり興奮しているのが分かる。 入り口に少しだけ亀頭を埋め込みながら、もう一度、訊いた。 「お前は誰だ?」 そしてさらに少し埋め込む。 「ううっ…、私は…。ああぁぁぁ…」 俺は動きを止め、両脚を抱えたまま、伏せ目がちのステファニの瞳を見下ろした。 「言うんだ」 「いやあぁぁぁ」 「嫌なのか。だったら、大声で叫んで、お前の旦那と息子を呼び出してやろうか?」 玄関の方に頭を向けて言った。 「あ、イヤ。やめて」 小さな声で訴える。 「だったら、お前が誰か言うんだ」 俺は腰を引き、亀頭だけが陰唇に収まるようにした。 「私は…あなたの…」 俺は一気に根元まで突っ込んだ。 「うぐぅぅぅぅっ!」 また腰を引き、亀頭だけが収まる位置に戻しながら、もう一度訊いた。 「お前は誰だ!」 「あ、あなたのオンナよ!」 突然大きな声で叫んだ。旦那が起きてしまうかもしれないほど。 俺はそれに構わず、また根元まで突っ込んだ。 「もう一度言うんだ」 「あなたのオンナ」 ハアハアと荒い息遣いになりながら喘いでいる。 「俺に何をしてほしい?」 ちんぽを完全に抜きながら訊いた。 「あ、いやッ。入れて」 ステファニは荒い呼吸をしながら、小さな声で言った。 両手を太ももから滑り上げ、上下にうねる乳房をつかみながら言った。 「ちゃんと言え」 たぷたぷの重い乳房を揉みながら、指先で両乳首を強くつねった。ステファニは目を閉じ、眉をしかめながら、左右に頭を振った。 「イヤ、イヤ、入れて、ジャスティン」 ぜえぜえと荒い息使いをしている。 また、亀頭を入り口に当てながら、訊いた。 「誰に入れるんだ?」 ステファニの両頬に涙が流れるのが見えた。 「あなたのオンナに」 それを聞いて、一気にペニスを押し込んだ。出し入れを始める。片手では、まだ、乳首をつねり続け、もう片手で柔らかい太ももを擦り続けた。ステファニの膣内は蕩けるように柔らかく、熱かった。しかも、柔らかいものの、出し入れするたびに、中の筋肉がきゅっきゅっと俺を締めつけてくる。 「ああ、いいぃぃ…。もっとやって、もっと…」 ピストン運動を続けながら、改めてステファニの姿を見下ろした。この光景、夢にも思わなかったことが実現している。 綺麗なブロンドの髪がボンネットに扇のように広がっている。裸同然の巨乳が揺れ、俺に好き放題に弄られるままになっている。そしてこのセクシーな脚。女陰の穴は俺を包みこみ、ミルク絞りをするように収縮を繰り返してる。しかも、色っぽい声でやって、やってとねだっている。 俺は出し入れのテンポを上げていった。それに合わせて、大きな乳房が上下に激しく揺れ始めた。その肉丘の頂にある乳首は卑猥なほど勃起している。 ステファニは自分から両手を胸に持ってきて、自分で乳首をつねり始めた。 「ああ、ジャスティン…。どうしてなの…?」 よがり泣きの声とともに小さな声で訊いてきた。街灯に照らされた女体の肌を汗の薄膜が覆い、妖しく輝いて見える。 「ああ、どうして私に…」 俺は突き入れる力を次第に強くしながら答えた。「お前の身体が欲しいからだ!」 その時、通りの向かい側でドアが開くのが見えた。だが明かりはつかない。誰かが暗闇の中、煙草に火をつけ、椅子に座るのが見えた。 俺は動きを止め、ペニスをステファニから引き抜いた。
「Found 発見」 by deirdre, 10/9/95 私はダイアンを見ながら座っていた。唖然としていたと言うだけでは控え目すぎる。「私、こんなこと、すべきじゃないと思ってたのに」と彼女は言った。 私は返事をしなかった。私はまだ座ったまま、頭の中がぐるぐるしていた。リチャードが言った言葉! こんなことになるなんて、まだ信じられずにいた。彼を信頼していたのに…。心を開いて、彼を受け入れたのに…! まるで悪夢のよう。いや、本物の悪夢。 「最初から、こんなことすべきじゃないと分かっていたわ…」とダイアンが言った。 気づくと彼女はすでに立ちあがっていて、座ってる私を見下ろしていた。困った顔をしている。 私は何も言わなかった。またリチャードのことを考えていた。 「……話した方がいいわよ」 彼女がようやく続きを言った。今は私の隣に腰を降ろしている。 「彼、どうしてあんなふうな?」 やっと言葉が出た。目に涙が出そう。 「あなたに誘われた時、断るべきだったんだわ…。いいこと、ケイト。誰にでも秘密はあるものなの」 「でも……」 「いいえ! 私の言うことを聞いて。あなたにも秘密はあるのよ」 「私は、人に鞭を振るったりなんかしたくないわ!」 「そうだけど…。ちゃんと聞いて! あなたが、彼の心の奥を知りたいと思っていたの。私は、そんなこと忘れなさいって言ったわ。大変なことになるって分かっていたもの。だから、あなたに誘われた時、私、断るべきだったんだわ」 「つまり、私は知らない方が良かったと思ってるということ?」 ダイアンはすぐには返事せず、ただ、大きく息を吸った。「ケイト…? でも、あれって、そんなに変なことじゃないの」 私はただダイアンを見つめていた。意味が分からない。私の彼氏が私を鞭で叩きたいと思ってることが、「変なことじゃない」って? 私を辱めることが? 彼の言葉を使えば、私に「ご慈悲を請わせる」ことが? ダイアンはしばらく黙っていたけど、ようやく続きを言った。 「人の心の中を探ったら、何と言うか、予期してなかったものが出てくるかもしれないと思うべきなのよ。ああ、本当に後悔してるわ。こんなこと、話しに乗るんじゃなかった。正しいことじゃなかったのよ。あなたとトムで…あの問題があったからとしても、こんなことをするのに同意しちゃいけなかったんだわ」 ダイアナはそこで話しを止めた。でも私は返事をしなかった。言葉が出せなかったから。目がチクチクして涙が溢れそう。ほとんど目が見えない。 ダイアナが続けた。「ねえ、ちゃんと聞いて。リチャードには何も悪い点はないのよ」 「でも……」 「彼、あなたを愛してるって言ったの聞いたでしょう?」 「だけど、私に鞭を使いたいって!」 「そう。でもそれは、私たちがしつこく訊いたから。いいこと? 催眠術から分かることが一つあるとすれば、それは、他の人の個人的な思いについてあまり感情的になるなということ。その点を乗り越えるようにならなくちゃダメなの。さもないと、確実に彼を失うことになるわよ」 「彼を失う?!」 私は突然ヒステリックになっていた。「私、彼とは一緒にいられないと思ってるのよ!」 「ちょっと! あなた、彼を愛してるって言ったじゃない。だからこそ、彼の頭の中を覗いてみたいと。忘れたの? リチャードがトムみたいな人じゃないのを確かめたいって? それに、あなたは、今はリチャードはあなたを愛していると分かってるのに!」 「でも……」 「他のことは全部忘れるの!」 私はしばらく黙っていた。ふと、自分はダイアナのことを全然わかっていないんじゃないかと思った。ダイアナはどうしてこんなことが言えるのだろう? 「でも、彼が私を痛めつけたらどうするの?」 「どうしてリチャードがあなたを痛めつけるのよ?」 「だって、そうしたいと思ってるんでしょ! そう言ったわ…」 「それは彼の欲望なの。その点、他の人と変わらないわ。人にはたくさん欲望があるものなの」 「……彼は私を痛めつけたいと思ってる。もし彼と一緒にいたら、彼に痛めつけられるんだわ」 「いいえ、リチャードはそんなことしないわ」 「どうして?」 「彼がちゃんとした人だからよ。リチャードはちゃんとした人だから、あなたが望まぬ限りは、あなたを痛めつけるのは正しいことではないと分かってるの」 「でも……」
そういうわけで、ある日、ティムが配達で家に来た時、私は冷たいものでもいかがと、彼を誘ったのでした。ティムは遠慮なく誘いに乗ってきました。私が短いデニムのカットオフ( 参考)を履いていて、うね編みの( 参考)クロップ・トップ( 参考)を着ていたので、それが嬉しかったのでしょう。ブラジャーはつけていなかったので、生地を通して乳首が見えていました。 私はティムを座らせ、氷入りのソーダを出しました。その日は、ジェニーには、ポンプを使って瓶に溜めこんでいた母乳で授乳していたので、おっぱいにはお乳がいっぱいで痛いほど。それまでなかったほど大きく、ピチピチに腫れていたのです。胸から誇らしげに突き出ていました。それに、乳房の肌がパンパンになっていたので、身体を動かしてもほとんど揺れない状態でした。これは計画的にしたことです。わざと乳房で授乳するのを避けて、おっぱいが突き出るように、そしてティムが望むなら、たくさん飲めるように溜めこんでいたのでした。 ティムは私の胸から目を逸らそうと、ずいぶん苦労していたみたいです。でも、私の方からわざと彼の視界に私の胸が入るようにさせていたのでした。キッチンテーブルで彼の隣に座るとき、わざと勢いをつけて座り、身体が揺れるようにさせました。 さっきも言ったように、ちょっと動くだけだとおっぱいは揺れないのですが、その時はずいぶん勢いをつけて座ったので、さすがにおっぱいがぶるんぶるんと揺れました。私は、その時は気づかなかったのですが、その時の衝撃のせいで乳首の片方がトップの中から跳ねて飛び出していたのです。ティムは、こんなびっくりしたことがないみたいな顔をして私の乳首を見つめました。その彼の視線を追って、私も乳首がはみ出ていたことに気づきました。 「あら、まあ! ごめんなさい!」 私は素早く飛び上がって、何か隠すものを取ろうとしました。でも、その時の動きで、もう一方の乳首まで飛び出てしまったのです。それに、隠そうにも隠すものがそばにありませんでした。(でも、これはすべて私の演技だったのです)。 キッチンの中、何かを探して動き回る私の姿をティムの目はずっと追っていました。そのうち、私のトップが濡れ始めてきました。お乳のせいです。お乳がどんどん出てきて、露わにしているお腹を伝い、ショートパンツの中まで流れ始めていました。 私は狼狽してしまってる演技をしました。「大変、大変…、ああ、困ったわ…、どうしよう…」 そう騒いだ後、最後に、こうなったら仕方ないとばかり、トップをめくり上げて脱ぎ捨て、片方の乳房の乳首を自分の口で押さえたのです。流れ出るのを防ごうとして。でも、もう一方のおっぱいからは、お乳が流れっぱなし。 私は、唖然とした顔で見ていたティムの方を見て、叫びました。 「ティム! 助けて!」 ティムは飛び上がって、しどろもどろになりながら言いました。 「な、何をすれば?」 「こっちに来て!」 ティムがそばに来ると、私は左側のおっぱいを彼に突き出しました。 「こっちの方を吸って!」 彼は、そんなことしてよいのかどうか分からず、ただ突っ立っているだけ。 でも、お乳が床にぽたぽた落ちて、床がどんどん濡れていきます。 「お願い、ティム。私を助けると思って…」 ようやくティムは決心したようで、私のおっぱいにぱっくりと食らいついて、吸い始めました。私自身はもう一方のおっぱいを吸い続けていました。そして、何秒もしないうちに、私は軽く痺れるようなオーガズムに達したのです。 ティムは、私の様子が変だと思ったのでしょう。心配顔で後ずさりし、私から離れました。 「違うの。大丈夫よ」 そう言って、彼をキッチンからリビングルームへ案内し、そこのソファに座らせました。お乳の出は少し治まって、滴が出るだけになっていましたが、それでもまだおっぱいは張っていて、痛いほどです。 私は、ソファに座ったティムの膝にまたがって、対面する姿勢になりました。そうして胸を彼に差し出しながら言いました。 「お願い、ティム。おっぱいが張って張って仕方がないの。あなたにやわらげてほしいのよ」 ティムは私の事情を理解してくれ、それから10分ほど私の腫れたおっぱいからお乳を吸ってくれました。そして、ひと心地つくサイズに戻ったのです。 ようやく身体を引いて彼から離れ、ありがとうと言ったのですが、その時のティムは、本当に満足した顔をしていました。 「私のおっぱい、すぐにパンパンになってしまうの…。時々、今みたいにしないといけないのよ。……ねえ、ティム? 週に2回くらいでいいから、私を助けてくれないかしら?」 彼が笑顔でうなずいたのを見ても、私は驚きませんでした。
次の日の朝、お腹がすいて目が覚めた。そしてすぐにキッチンに降りて行った。まだ、みんな眠っているので、家の中は静か。適当にちょっと食べるものを用意して、それを食べながら昨夜のことを思い出していた。 息子とアナルセックスをした時の気持ち…。あの時、わたしは完全に息子に屈服して身をゆだねていた。あんな気持ちになったのは初めてだったわ…。 思い出しながらひとりでに微笑んでた…。信じられないほどの興奮…。またあの固いおちんちんでお尻の穴にしてもらいたい…。 「おはよう、ママ」 びっくりして、ハッと息を飲んだ。娘のクリスティがキッチンのドア先に立っていた。クリスティは、上は、肩紐で吊るす形の丈の短いブラウスを着てた。胸のすぐ下のあたりで丈が終わってるのでお腹が丸出し。下はほとんどシースルーと言っていいような白のショートパンツ。彼女のあそこの輪郭がほとんど目に見えそうなほど、ピチピチのパンツだった。 「あ、クリスティ、おはよう」 と言って、コーヒーを飲みながらテーブルのいすに座った。 でも、本当のことを言えば、椅子に座ったのは興奮して急に膝から力が抜けたからだった。多分、娘の身なりを見て興奮したのだと思う。 娘は冷蔵庫のところに行って、ドアを開け、前かがみになって一番下の棚から牛乳を出した。わたしは娘の真後ろにいて、息を留めながら彼女の脚の間を見つめていた。 お口の中に急によだれが溢れてきてしまい、固唾を呑みこまなければいけなかった。だって、きつそうなショートパンツの裾のところが捩れて、娘のあそこに食い込んでいて、大陰唇が外にはみ出ていたから。 なんてこと! 目をそらさなきゃ。この子はわたしの娘なの。わたし、何を考えているの? どんなに目を逸らそうと頑張っても、目が娘の若々しいあの部分に釘付けで離せない。娘が姿勢を元に戻して、牛乳をコップに注ぐ時まで、じっと見つめていてしまった。身体が震えていた。そういう姿のクリスティを見ると、頭の中に、あのスージーの姿が浮かんできて…。とても若々しくて…、とってもセクシーなあの姿! 「そういえば、昨日の夜、パパとママ、ちょっとうるさかったわよ」 と娘は笑顔で言った。 え、何? 彼女、わたしたちの声を聞いたの? わたし、そんなに声を上げてた? 「クリスティ! 何の話しをしてるの!」 娘の顔を見た。牛乳を飲みながらニコニコしている。どういうわけか、わたしの目は娘の膨らみを増してきた胸へとさまよい降りて行っていた。薄いブラウスにかろうじて覆われているけど、乳首がちゃんと分かる。固くなって立ってる乳首…。 こんなことしてはダメと視線を手元のコーヒーに落とした。娘がわたしの視線に気づいてなければいいけどと思いながら。顔が赤くなってくるのを感じる。 娘はちょっと沈黙した後、口を開いた。 「もうママったら…。ママたち部屋のドアをちゃんと閉めてなかったんだもの。聞きたくなくても、何をしてるか聞こえてしまったのよ」 「まあ、聞こえちゃった? ごめんね、クリスティ…。ママは…、ママとパパは…、ちょっと雰囲気に飲み込まれちゃってて…。分かるでしょう?」 娘なら分かってくれると期待した。なんだかんだ言っても、クリスティも今はひとりの若い女性。こういうことも分かっているはず。 …でも、ちょっと引っかかることがある。確かジョンは寝室に入ってきた時、しっかりドアを閉めたはず…。 「分かってるわ。信じて、ちゃんと分かってるから。…それにね、ママ…。わたし…、わたし、中も覗いてたの。…どうしても自分を抑えられなかったの。好奇心が勝ってしまって…。ごめんなさい、ママ…。ママ、怒ってる?」 娘は抑えつけていたものを吐き出すように、一気に言った。 まあ、なんてこと! 娘がわたしたちのことを見ていた? わたしがジョンとアレをしてるところや、その後、ジョンの顔にまたがったところを見ていた? すぐに、その時の光景が頭に浮かんでしまった。わたしのあそこが夫のおちんちんを包み、飲み込んでいるところを、ドアの向こうから覗きこんでる娘の姿…。 もちろん、わたしは怒って、憤慨し、娘を叱りつけるべきだったのは分かるけど、でも…。でも、そのとき感じたのは、いまではおなじみの脚の間の妙な疼きだけ。どうしてなの? ああ、わたし、いったいどうなってしまったの? 「クリスティ! なんてこと。あなた、ママたちを見てたの? どのくらい…、どのくらい見てたの?」 娘にどこまで見られたか不安になりながら、娘を見つめていた。ドアを開けたのはクリスティに違いない。覗くために開けたに違いない。でも、どうして? 「ほんのちょっとだけ…、数秒だけ…」 素早く言い繕っていた。 数秒と言いながら、本当は数分だったのだろうと思った。娘は、うなだれて床に目を落としていた。自分のしたことを恥じているのかも。可哀想に見えた。クリスティがもっと小さかった頃、何か悪いことをして叱られるとき、よく、こんな顔をしていたっけ。 でも、そんなふうに思ってほしくないの。セックスをすることが何か悪い、恐ろしいことのように思ってほしくない。ちょっとそういう会話をするのは居心地が悪いけど。 「いいのよ、大丈夫。ママは怒ってないわ。ちょっとびっくりしただけ。それだけなのよ。ねえ、聞いて、クリスティ。セックスをすることは愛し合ってる人同士ではごく自然なことなのよ。あなたも分かってるでしょう」 わたしは立ちあがって娘のところに近づきながら話した。 そして娘を抱き寄せた。胸を娘の胸に押しつけるようにして温かく抱擁した。わたしは娘のことをとても愛してる。こういう時にはちゃんと抱擁してあげるの。娘もわたしの腰のまわりに両手を回して、抱き返してきた。 「あなたの両親も同じなの。愛し合ってるから、時々、昨日のようにセックスするのよ」 と微笑みながら言った。 娘は顔を上げ、わたしを見上げた。顔がとても近くに来てる。何センチも離れていない。どうして、わたし、まだ娘を抱き続けているのかしら? あら、いやだ。離れなくちゃおかしいわ! 「ママ、ありがとう…。分かってくれてありがとう…。それにね? あれって、見てて、そんなに嫌な感じはしなかったのよ…。わたし、むしろ…、むしろ喜んで見ていたの」 そう娘はわたしの耳元に囁きかけて、いきなりわたしの唇にキスをした。 不意打ちのキスに、わたしはバランスを失いそうになってしまい、娘の手が危険なほどわたしのお尻に近づいていたのに気がつかなかった。ほとんどお尻に触っていた。 娘は素早く身体を離して、駆けるようにしてキッチンから出て行った。 わたしは娘のしたことに茫然として突っ立っているだけ。それに娘の言った言葉は、どういう意味なのかとぼんやり考えていた。 ようやく椅子に腰を降ろしたけど、今度は娘とスージーのことが頭を占領していた。ふたりがよく似ていること。ふたりとも若くて…、とてもセクシーで…、とても…とても、そそられてしまう…。
その頃にはアンジーは化粧を終え、着替えに差し掛かっていた。彼女は白いレースとサテンのパンティとそれにマッチしたブラジャーをつけ、白いスポーツ・ソックスを履いた。それからカーキのズボンを履き、Vネックのカシミア・セーターを着た。 彼女が着替え終わる頃には、僕は足の爪に2層目分のネイルを塗り終わっていた。アンジーは、それで十分と言い、今度はお化粧に取りかかりなさいと言った。そして僕用のドレッサーを漁って、僕が着る服を取りだした。 化粧に関して、昨夜のように見栄え良いと思える状態になるまで、かなり手こずり、時間がかかってしまった。髪の毛の方はもっと時間がかかった。ようやく化粧が終わったが、その頃には、アンジーは、コーヒーを作ってるわねと言ってすでに寝室を出てしまっていた。彼女が僕のために用意した衣装を見たら、彼女の服装はカジュアルだったのに対し、僕の方は、ずいぶんカジュアルとはかけ離れた服装となっていた。 ズボンとセーターの代わりに、僕にはスカートとタートルネックのセーターだった。それにランジェリーもあった。パンティとビスチェとストッキングである。ビスチェを着たら両脇が引き締まって、砂時計の体型になることができた。それにそのビスチェにはガーター・ストラップも付いており、それでもってストッキングを吊り下げた。 スカートを履いてみたら、前夜に着たドレスほどは裾丈が短くないのに気づいた。とは言っても、膝の上、5センチくらいの丈だった。セーターは僕の胴体をぴっちり包む感じで、偽の胸とはいえ、かなり魅力的に胸が盛り上がって見える。ただ、失敗したと思ったことがあって、それはセーターを着た後、髪の毛と化粧の一部をもう一度やり直さなければならなかったことだった。 靴はヒール高5センチほどで、ヒール底が幅広になっているものだった。それを履いた時、アンジーが寝室に戻ってきた。 「まあ素敵、ちゃんと着替えができたわね。ちょっとお願いだけど、朝食の前にベッドメーキングをするのを手伝ってくれる?」 ベッドのシーツを剥がしながら、僕はかなり冗談っぽい口調で訊いてみた。 「どうしてあなたはズボンなのに、私はスカートなの?」 アンジーはくすくす笑った。 「一つには、私はこれまでの人生、ずっと女の子でいたのに対して、あなたの場合は、まだ一日しか女の子になっていないから。できるだけスカートを履くようにした方がいいと思うわよ。そうすれば、女の子の服装をしている間、あなたは女性面が強化されて、男性面が抑制されることになるから。もう一つの理由は、私がそうしなさいと言ったから。同意したのを覚えているわね? 私がリードして、あなたは私に従う。私の言うこと分かったわね?」 僕は、アンジーに陰毛を握られ( 参考)、思うがままに支配されているのを実感した。もっとも陰毛自体、すでに剃ってなくなっているのだが。もっとも、僕はあまり気にしていたわけではない。そもそも、女物の服を身につけるのが好きになり始めていたのである。一週間ランジェリを着ていたが、とても着心地が良いと思っていた。そしてドレスとスカートを着れば、どこか、これで完璧になったような気がしていた。 ベッドメイキングを終え、脱ぎ散らかしてあった衣類を拾い、片づけると、アンジーは僕の手を取って一緒に階下に降りた。階段を降りながら、彼女が訊いた。 「ねえ、昨日の夜、私のお尻に舌を使ってくれたでしょう? あの時、どうだった? 良かった? 私の方はとても感じたわ」 「ええ、私も」 と僕は素早くこたえた。 アンジーはくすくす笑って、囁き声で続けた。「じゃあ、私のお尻にも、あなたの持ってる可愛いクリトリスを入れられたらいいのにって思ったんじゃない?」 この質問には混乱してしまった。確かに昨夜、彼女は僕のペニスのことをクリトリスと呼んだが、その時は変な感覚にはならなかった。でも、いまは違う。昨夜のあの時、僕はとても興奮していたし、それは彼女も同じだったからだ。あの時、アンジーが僕のアレを吹き出物と呼んだとしても、僕は気にしなかっただろう。でも今は、昼のさなかであるし、別に性的に興奮しているわけでもない。そうなると気になってしまうのだった。 「どうして私のペニスのことをクリトリスと呼ぶの?」 アンジーは僕の手を握って言った。「ジャッキー? あなたは私の女友達なの。だったらどうしておちんちんがあるのよ? おちんちんを持ってるのは男だけ。私たち女にはクリトリスがあるの。そうじゃない?」 「まあそうだけど…」 と答えたが、納得していたとは言い難い。 アンジーはにっこり微笑み、甘い声で言った。「ねえ、私の質問に答えてくれる?」 「もちろん、あなたのお尻にしてみたいわ…。というか、そう思わない人なんかいないんじゃないかと…」 階段を降り切ると彼女は僕の方を向いた。「ということは、あなたは私のお尻にあなたのクリトリスでしてみたいと言ってるのね? そう?」 彼女は僕の口からクリトリスと言うのを聞きたがっているのを知った。これも僕の女性面を強化する方法の一つなんだろうなと思った。 「ええ、私のクリトリスであなたのお尻にしてみたいわ」 その言葉を発したとたん、アンジーが喜んで跳ねそうになってるのを見た。 「私もよ、ジャッキー。クリトリスでもおちんちんでもちんぽでもお尻にされるのが好き。でも、一つ訊いておきたいんだけど、あなたこれまで誰かのお尻にクリトリスを入れたことがあるの?」 もちろんと言いかけたが、そう言ったらウソになる。それにアンジーなら僕が嘘をついてるのを見破るだろうとも思った。どうしてかは分からないけど、アンジーには嘘をついたらすぐに見破られてしまうと思っていた。 「いいえ、ないの。でも、約束するわ、とても優しくするって」 アンジーは指先で僕の顔を愛撫しながら言った。 「一度試してみてね。…でも、そういう愛し方の経験がないとすると、私に痛い思いをさせても、それに気づかないことになるかもしれないわね。気づいた時には遅すぎたということになるかも。それはいけないわ。あなたに運転席についてもらう前に、一度、あなたに受け手側になってもらって、どんな感じなのか教えてあげた方が良さそうね」 僕はとてつもない喜びから、突如、悲しみのどん底に突き落とされたような感覚を味わった。アンジーにアナルセックスすることになると喜んだのに、気がついたら、彼女が僕にそれをするという話になってしまったのだ。でも、よくよく考えたら、アンジーにはそれはできるはずがないことに気がついた。つまり、彼女にはペニスがあるわけでも、巨大なクリトリスがあるわけでもないのだ。だから、そのような形で僕を犯すことなどできるわけがない、と。
いや、僕の方なのか? 僕の最初の反応は、畏敬と驚きと不信と冷笑が混じり合ったものだった。冷笑の部分は、僕が気が狂っているのかもしれないという可能性から出た感情だった。いや、ただ単なる可能性じゃない。ほぼ間違いないという可能性だ。ある人の頭の中に、突然、他の存在が二つ侵入してきたとしたら、いちばん確かな説明は、その人の頭が狂ったということだろう。他の考えられる説明は、すべて、可能性の尺度上では「お前の頭は狂ってる」の隣にあるものと比べて、色あせてしまう。「頭が狂ってる」の説明だけが100%あり得るに近づき、他の説明は「ぜんぜんあり得ない」の領域に収まることだろう。 狂人が自分自身を診断するのは、医者の目には狂ったこととしか映らないというのは分かっているつもりだ。だが、狂人かも知れない僕自身の感覚としては、やっぱり僕は気が狂っているわけではないという感覚だ。客観的に自分の頭を考えてみると、僕は自分が狂っているようなことを何か考えたり、言ったり、行ったことがあるだろうか? ちょっと考えてみよう。僕は10歳年上の女性と恋に落ちた。その後、その元の女性を完全に愛しつつも、彼女と瓜二つの双子の妹とも恋に落ちた。花形社員だった会社を辞めて自分でビジネスを始めた。ふたりの女性と結婚し、妻がふたりいる。その妻たちを説得して、シロアリしか育たない175年前からある農場の管理を引き受けさせた。85歳の老女が運営していた訳のわからない組織を引き継ぎ、僕のありったけの所持金に加えて、妻たちからも多額の資金を巻き上げ、それを投入し、崩壊寸前のおんぼろ邸宅を改修した。そしてあらゆるものを捨て、こともあろうにジョージアくんだりに引っ越してきた。こんな僕を気が狂っているなどと、どうして言えるだろう? 僕は自分の直感に耳を傾け、「自分が狂ってしまった」というシナリオを棚上げすることにした。さて、僕が発狂していないとすると、その次に最も考えられるシナリオはと言うと、僕が自分の子供の存在を感じたというシナリオである。 感じたと言ったが、はたして何を感じたのだろう? 僕は分析してみた。それは何か思考のようなものではなかった。もっと感情的なものだった。当惑、不思議さ、穏やかな驚き。そのようなものだった。 あれはテレパシーだったのだ。テレパシーという言葉であってるのだろうか? 仮にあっていなかったとしても、いまはあっているとしよう。あの二つの存在は、彼らの感情を僕に投射していたのだ。これは考えられる理論の一つにすぎないが、僕の理論はと言うと、この二つの存在、二つの種子、未来の人間は、まだ意識を持っていない。というか、少なくとも意識的な思考はしていないのだ。彼らにできることは感じることだけなのだと。これで正しいだろうか? おそらく彼らは子宮のなかでは意識を持っている。これはほぼ確かだ。さもなければ、お腹を蹴るといったことが説明できない。だが彼らは思考することはできるだろうか? 彼らにはまだ言語はない。温かな水の中に浮いて、肉壁を通してゴボゴボした音を聞きながら、自分たちの母親の心臓の鼓動を間近に感じているだけ。ふたりはディアドラの中にいるのだ。自分の経験から言って、ディアドラの中は最高だ。だから、ふたりとも天国にいるような気分だろう。あそこに比べれば、他の場所は悪くなるばかり。その事実から目を逸らしてはいけない。 このテレパシーは一方通行なのだろうか? 僕はふたりを感じることができるが、彼らは僕を感じることができるのだろうか? 僕はすでに圧倒的な感情がこみあげてきて、感動に包まれつつあった。
「裏切り」第3章:戦闘配置につけ Betrayed Chapter 3: The Players Take The Field by AngelCherysse http://www.literotica.com/stories/showstory.php?id=204596 これまでのあらすじ ランスは、妻のスーザンが元カレのジェフ・スペンサーと浮気をしていたことを知る。調査により、ジェフがシーメールのクラブに出入りしていることを突きとめる。そのクラブを訪れた彼はダイアナというシーメールと知り合い、酔った勢いで彼女に犯されてしまう。だが、それにより彼は隠れた本性に気づくのだった。そして1週間後、離婚手続きをした後、彼は再びダイアナと愛しあい女装の手ほどきも受ける。翌日、ふたりは買い物デートに出かけ、彼はダイアナにたくさんプレゼントをするのだった。
本当に美味しい超高級の「大きなお肉」を出す店なら、多分シカゴには数軒はあるだろう。違う意味での「大きなお肉」については知らないが、少なくとも料理の意味での「大きなお肉」なら、そうだ。ノース・ステート通りのモートンズ( 参考)は、そんな店の一つだ。そして、この店だと、それなりの人々が客として集まり、そのような人々を見たり、逆にそのような人々に見られたりする場所でもある。 僕たちはレストランの駐車場係にメルセデスを預け、店へと入った。クロークのところでちょっとひと揉めがあった。ダイアナが毛皮のコートを離そうとしなかったのである。かなてこでも使わなければ手放してくれないのではないかと思ったほどだった。僕は静かに彼女をなだめ説得した。第一に、手元から離すにしても食事の間だけだと。第二に、食事の場にそれを着て入るのはこれ見よがしすぎると。そして最後に、コートはちゃんとダイアナを待っていて、帰る時には戻ってくると。ダイアナはしぶしぶ納得した。まるですねた子供のようだった。 受付の女性は予約リストをチェックし、僕たちの名前を確かめ、その後、テーブルの空きを確かめにその場を外した。彼女が行った後、僕はダイアナに顔を近づけ、耳元に囁いた。 「なぜ僕をリサと?」 ダイアナは目を泳がせ、僕の方を振り向いた。 「正確にはリサ・レイン。あなたにピッタリの名前だと思うの」 僕は、こんな短時間のうちに現れてきたものを思い返していた。セックス、ランジェリ、偽乳房、コルセット、ストッキング…。そして今、ダイアナは他人がいる前で僕のことを女性の名前で呼んだのだった。僕を女性化しようとしている。 「ダイアナ、僕には無理だと思うんだけど…」 ダイアナは、僕と正面から向き合い、身体を押しつけ、そして繊細に僕の唇にキスをした。そうしながら、ふたりの身体の間、周りから見えないところで僕の勃起を優しく撫でた。 「やめると言うだけでいいのよ。そうしたら私、やめるから」 と彼女は僕の瞳を見つめ、呟いた。 彼女が何をやめると意味したのか、僕にははっきりしなかった。僕の股間を撫でるのをやめるのか、僕を女性化するのをやめることなのか、あるいは、僕と会うこと自体をやめるのか? …だが、この三つ、ダイアナにとっては違いがあるのだろうか? いったい僕はどんな世界に入りこんでしまったのだろう? でも、その世界にどっぷり入ってみると、そんなに悪いところでもないのではないか? というか、良し悪しではなくて、ただ…、ただそれまでと違っているというだけではないか? 実際、誰も傷ついた人はいないではないか? 僕は結婚につまづき、一生彼女だけと思っていたスーザンに裏切られてしまった。雷は二度同じところに落ちることはないと言われるが、ちょうど僕の結婚が破たんした時、ダイアナと知り合った。この積極的で風変わりな女性は、僕に新しく、これまでとは異なった、そして圧倒的にスリルに満ちた関係を僕にもたらしそうだ。正直に考えて、僕は今のところ彼女との関係で嫌なことが一つでもあっただろうか? 僕は、そんなダイアナを捨て去ろうとしてるのか? 「できない…。いや、しない…」 もうちょっとだけ考え、改めてもっと決意を込めて続けた。 「したくない」 「何をしたくないの?」 と彼女は優しく訊いた。 流れに身を任せよう…。 「…やめたくない」 ダイアナは勝ち誇って微笑み、感謝の意味で痛いほど勃起している僕のペニスをぎゅっと握った。 「あなたが望むとおりにして…」 と彼女は可愛らしい声で言った。
レオンは、童貞の男子のようにイサベラの口に漏らし出してしまいそうになっているのを感じ、苦しそうに呻いた。 「イサベラ、少しは慈悲の心を…。このままだと俺は恥ずかしいことをしてしまうことになってしまう。その前に俺の今の状態を何とかするんだ。さもないと、後で、お前に、お前が1週間は歩けなくなるほど仕置きをしなければならない」 「何とかするって? 私にどうしてほしいの?」 とイサベラはレオンの分身を口から出し、邪念なく訊き返した。本心から、どうしてよいか教えてほしいと。 レオンは、それこそ何千もの神々に今すぐ縛りを解いて欲しいと祈りたい気持だった。身動きできず、支配する力を拘束されていることで、彼の心は浸食されてきていた。今すぐ、イサベラの忌々しいシュミーズを引き千切り、素裸にして、あの愛しい乳首を舐めまわり、濡れた陰唇を擦り、自分の力で彼女を震えさせ、身悶えさせたい。イサベラを仰向けに押し倒し、あの狭い小さな女陰に猛り狂った分身を埋め込みたい。 レオンはこのような感情をこれまで一度も経験したことがなかったし、このような感情を持つことをひどく嫌悪していた。ではあるが、純真無垢な情熱で愛撫をしてくる、このイサベラの行為ほどエロティックなことも経験したことがなかったのも事実だった。 「イサベラ…。俺の上に乗ってくれ…。俺のそいつの上に、お前みずから身体を沈めてくれ」 イサベラは、頭を少し横にかしげて、ためらった。彼女は、何よりレオンの分身が自分の身体の中に入り、動いてもらうことを欲していた。だが、同時に、彼女の心のどこかで、彼を口に含んだまま、あの樹液を噴出さえ、それを味わいたいと思っている部分もあった。 その間も、イサベラは何も考えず、レオンを握ったまま、指でこすり、愛撫を続けていた。握った指に伝わってくる脈動する感覚。なぜか彼女にはそれが嬉しく、魅惑的に感じられていた。 レオンは苦しげに眼を閉じ、恐ろしいほどの表情を顔に浮かべながら、唸った。 「俺に乗ってくれ、イサベラ…。お願いだ」 お願いとレオンが言うのを聞いて、イサベラは声も出せず、唇を半開きにして驚きの溜息をもらした。彼女自身、レオンの求めを拒むことはできないと感じていた。私も欲しい…。 彼女は彼の分身を握りしめたまま、身体をくねらせて這い上がり、両膝をついてレオンの腰にまたがった。 一方の手でシュミーズの裾を握り、めくり上げながら、もう一方の手の震える指で自分の滴たっぷりの入り口に導いた。 湿り気でキラキラ輝く肉ひだをレオンの分身が滑り擦っている。イサベラは、その快感に、あぁぁんと弱々しい泣き声をあげた。長いまつげを伏せ、唇を半開きにしている。居心地の良い結合位置を求め腰をくねらせ、場所を探りまわるが、それにより彼の分身が彼女のピンク色の突起を偶然こすり、その甘美な摩擦が新たな官能を彼女にもたらす。いつまでもそこを擦り続けたい欲望が生まれてくる。 「イサベラ…」 レオンの声はかすれ、身体の筋肉は緊張していた。「俺は、あまり長持ちできそうもないのだよ…」 イサベラは、しぶしぶ彼の頭部を突起部分から離し、より後ろへと導いていった。そして濡れた入口へとあてがい、ゆっくりと身体を沈めた。ビクンビクンと脈動する頭部が濡れて熱を帯びてる割れ目の中へと嵌まり、落ち着く。 「そうだ…」 レオンは歯を食いしばりながら、かすれた声で言った。 イサベラは、喘ぎながら、さらに腰を沈めた。少しずつ身体を沈めながら、そのたびに彼の太い分身が自分の狭い肉壁を割って入りこんでくるのを感じる。 まぶたを閉じ、濡れた唇を半開きにして、ゆっくりと彼を取り込んでいきながら、身体の中が彼の固い分身によって広げられていくのを感じる。
「やめて…」 とステファニは俺の頭を押しのけようとしながら喘いだ。 ステファニの左右の脚は俺の腕の外側から俺を挟む形になっている。俺はその脚を持ち上げ、肩の上に乗せた。薄暗い街灯が濡れた女陰を照らす。すでに滴が溢れていてキラキラ輝いた。まるで陰部の入り口が俺の顔を見つめているようだ。陰唇が膨れて口をパックリ開き、そこから垂れ流れる愛液で、生え放題の陰毛がべったりと肌にくっついている。 「ダメ、ジャスティン。ダメ!」 その濡れた陰部に唇をあてた。 「ああん…」 とたんに色のついた声が漏れ、車のボンネットの上、身体をくねらせ始めた。 熟れた女の匂いが鼻に入り、あの中年男に犯されるステファニの姿が頭に浮かぶ。俺はすっかり興奮していた。舌を尖らせ、できるだけ深く突き入れた。俺の子供のころからの夢が、いま俺の唇に触れている。ずっと前からブラッドの母親のここを貪り食うのが俺の夢だったのだ。 ステファニは、ボンネットの上くねくねと悶え続けていた。貪ればむさぼるほど、ジュースが溢れてくる。俺は彼女のドレスを押しのけて、完全に邪魔にならないようにした。夜の住宅地、その屋外で、車の上で快楽にのたうちまわる熟れた女の裸体が街灯に照らされて浮かびあがる。 それにしても、この41歳の女の貪欲さには驚かされる。俺が最初に一発やって、その後、あの中年男に何度もイカされたにもかかわらず、またもや、三回目をされようとしているのだから。 ステファニが俺の髪をつかんで自分に引き寄せるのを感じた。びしょびしょのまんこを俺の顔にぐりぐり押し付けてくる。喘ぎ声はますます大きくなっている。頭を左右に振りながら悶えている。 「ああん、ジャスティン、やめて…」 ステファニの腹がプルプル震えだすのを感じた。 「ああ、お願い、やめて。そうじゃないと…」 腰全体がうねりだしている。 「ああぁぁぁぁぁ…」 そう叫ぶと同時に、股間を突き上げ始めた。深夜の静寂な住宅街だというのに、ますます声が大きくなっている。 股間で俺の顔面を叩くようにぐいぐい上下に突き上げてくるのを受け、俺は両手で豊満な腰をがっちり押さえこんだ。すると今度は俺の頭をさらに強く引きつけてきて、ヌルヌルの女陰を俺の口やあごの周りに擦りつけ、愛液を塗りつけてきた。 そして、ひときわ甲高い声で「あっ、あっ、ああああぁぁぁぁぁ」と叫んだ。またもオーガズムに突入したのが分かる。 両脚は俺の肩の上に乗っていたが、いまは彼女自身でその脚を俺の首に巻きつけるようにしていた。そうやって腰を突き上げ続ける。 とうとう俺の子供時代からの夢が実現したのだ。ブラッドの母親が俺の口で絶頂に達している。声はますます大きくなり続け、両脚で俺の首を絞める力もますます強くなっていた。そして、そのまま、最後に大きなうめき声を上げた。俺はあまりの締め付けに気を失いそうになったほどだ。 その後、ステファニはようやくボンネットの上、身体をくねらせるのをやめた。俺の首を締めつけていた両脚からも力が抜け、いまは仰向けになって、ぐったりと動かなくなった。だらりと広げたままの脚の間、俺は立ちあがった。その頃には彼女の呼吸も落ち着き、小さな喘ぎ声になっていた。 俺は素早くズボンのベルトを緩め、足元に脱ぎ捨てた。さらに下着も降ろした。中から俺のちんぽが勢いよく跳ね出てきた。周りを見回したが、家々では明かりがついてるのは二か所ほどしかない。肩越しに振り返り、ブラッドやブラッドの父親が見てたりしないか確かめたが、大丈夫だった。 ぐったりとボンネットに仰向けになっているステファニは、本当に美しく見えた。左右の豊満すぎるほどの巨乳は、両脇にゆったりと流れるように垂れ、左右それぞれの腕で堰き止められている。乳首が左右外向きになっているところもそそられる。シースルーの青いドレスは、いまは腹巻のように腹のまわりに丸まっている。 脚もセクシーだし、俺が買ってやったセクシーなヒールのおかげでなおさら素晴らしく見える。その美しさを堪能しながら、俺は彼女の脚を抱え上げた。身体に対して直角に持ち上げ、左右のふくらはぎが俺の肩に、足首が俺の耳に触れるように持ち上げた。そして、ステファニの瞳を見下ろしながら、訊いた。 「どうしてほしいか言え」 ステファニは股間に目を降ろし、俺の勃起が恥丘の上に乗せられてるのを見た。 「やめて…」 「違うな」 俺は腰を傾け、勃起の先端をステファニの女陰の入り口に向かせた。
開花した性生活の最初の副産物は、私が新しい装いをするようになったことです。ジョンは、私に新しいものを買うように勧めました。彼の言葉を使えば、私の『男にやられるためにできてる』身体を強調するような衣服を買うように勧めてくれたのです。 正直言って私も、内心、夫の言葉に完全に同意していました。よく、フロアに立てかけてある全身鏡の前に立って、自分の身体を見ることがあります。そのたびに、自分の身体の盛り上がってる部分やくびれている部分を見ては、この身体の曲線は、まさに完璧に、男たちを興奮させ、痛々しいほど勃起させる形になっているのだろうなと、我ながら驚いていたのです。 出産した後だからか、顔の表情も美しく輝いていて、まるで、何か固いものを私の身体に埋め込んでと切望してるようにも見えます。女の私が言うのも変ですが、男の人なら誰でも、私の顔と身体を見たら、直ちに、私がやってほしいと思ってることを見抜いてしまうと思います。 夫と二人で外出し、ちょっと焦らし遊びをして楽しむことが増えました。外出先で私が見知らぬ男性を焦らすような素振りを見せ、ジョンはそれをじっと見ているのです。最初は、ただ焦らすだけです。でも、それだけでも、ジョンはすぐに私を家に連れ帰って、ものすごく激しく愛してくれるのでした。 ですが、夫も私も、遅かれ早かれ、いずれ私が誰か他の男性にやられることになるのだろうなと思っていました。ただ、ふたりとも、そうなることをそんなに急いで求めていたわけではありません。ゆっくりと時間をかけて盛り上げていくのが適切だと思っていましたし、それだけでも、夫も私もとても楽しかったのです。 その頃も殺精子剤は使い続けていましたが、よく、ジョンに、誰か知らない男の人になったふりをしてくれたら、殺精子剤を使わないかもしれないわと言って焦らすことがありました。これにはジョンは大喜びで、何度も、見知らぬ男のふりをしてプレーすることがありました。そういう時には、私は殺精子剤を使いません。排卵している時期には、夫が演じる見知らぬ男性に、「私は夫としかしないの」と言うことにしていました。まだ、もう一度、妊娠する心構えができていなかったので。 ですが、いちいち殺精子剤を使うのがちょっと面倒になってきていました。後の始末が大変なこともあります。そこで、私は夫に、コンドームの方がいいのじゃないかしらと言ったのです。ピルは、有害性が気になっていたので、私は使いたくはありませんでした。 ジョンはコンドームを使うのに同意してくれました。本当のところ、彼がコンドームをそれほど好んではいなかったと思います。ですが、私の方から、夫にコンドームを使うと興奮できるようなことをしたのです。例えば、「私は淫乱で淫らな女なの。娼婦もしてるのよ。だから私から病気がうつらないように自分で自分を守ってね」とかと言うのです。さらに、夫が射精した後、コンドームの中の精液を口に入れて、舌の上に出して見せた時には、ジョンは本当に気が狂ったように燃えていました。 極めつけは、同じくコンドームの中の精液を飲むところを、アナル・セックスをした後でやって見せたときです。その前には夫が私の本当の姿を知らなかったとしても、その時には、彼にもはっきりと分かったはずです。彼の大切な天使のような存在が、本当は、とても下品な淫乱女だったということを。 夫が見知らぬ男になったふりをして私を犯すという妄想に加えて、もうひとつ、私たちが燃える妄想がありました。それは私の重たい乳房と、乳房がいつもお乳を分泌しているように思われる事実に関係しています。 生まれたばかりのジェニーはとてもお腹をすかした女の子です。ですが、ジェニーの母親である私も、それに負けずに赤ちゃんが何人いてもお乳を与えられるような身体にできてるようなのです。いつもお乳が張って困ってしまう。 ジョンは、そんな私を助けるためにできる限りのことをしてくれましたが、彼もいつも私のそばにいられるわけではありません。それに、私たち、少なくとも日に一回は愛し合っていましたが、激しく愛し合うたびに、ふたりとも最後には私の胸から出たお乳で体中がびちゃびちゃになってしまうのでした。 お乳の張りを減らすようにポンプを買いましたが、機械でおっぱいからミルクを吸い取ってもらうのは、あまり楽しくありません。どうしても人の手に触ってほしいのです。 そんな私たちの夢が、それから間もなく叶うことになったのです。ジョンから、私の乳房について他の人に手助けをしてもらうことのお許しを得たのです。 郵便配達人のティムは、以前からいつも私に興味があるようにしていました。特に私の大きなおっぱいをじっと見つめていることが多くて、私もそれに気づいていました。そこで、夫に、彼がいない昼間に胸が辛くなったときに、ティムに私のおっぱいのお世話をしてもらっても良いか訊いたのです。ジョンは、胸に奉仕してもらう以上のことがあるのではないのかと言い、むしろそういう事態を勧めすらしましたが、私はきっぱりと言いました。あそこまで許すのはあなたがそばにいる時だけよ、と。 私は本当に夫のことを愛しています。これほど愛情を持っていると、夫がそばにいない場合、他の男性と最後まで行ってしまうというのは、本当に考えられないのです。誰か他の人に犯されながら、夫の瞳を見つめ続ける。私はそれを求めていました。例の自動車修理工場での輪姦のことについて夫に話した時も、そのことはふたりで話し合いました。 あの時の浮気は計画していたわけではありませんでしたが、それでも、いまだに夫に申し訳ないと感じ続けていました。ジョンは自分がいない時にしてもかまわないよとは言ってくれましたが、私はジョンと一緒のときに限ろうと心に決めていました。夫は、後で起きたことすべてを話してくれれば、それで満足なんだと言いましたが、それはあり得ません、と私は答えました。夫がそばにいて、夫が許してくれない限り、誰一人、決して私におちんちんを入れることはあり得ないのです。
太ももで夫の手を両脇に固定したまま、わたしはゆっくりと上に這い上がっていった。わたしがこんなことをしているなんて信じられない。それに、この行為でもこんなに興奮できるなんてことも。 とうとう、わたしは、夫の顔の真上にあそこが来る位置に来た。上から夫の顔を見下ろしてる。ああ、呼吸が乱れてるわ…。 「ジョン? もっと欲しいの?」と言いながら濡れたあそこを夫の口のすぐそばまで降ろしていった。 「ケイト…。俺は…。」 夫はただわたしを見上げているだけ。そして、ちょっと間をおいて、とうとう言った。小さな声で。「ああ…」 それだけで十分。 わたしは、夫の顔へゆっくりと腰を降ろしていった。あそこの唇が夫のあごに触れるのを感じる。そうしたら、夫が舌を突き出して、わたしのあそこの入り口をほじるのを感じた。ああ、快感! 快感そのもの! 温かくて湿った唇や舌で、あそこを触れられる快感。 優しい舌使い…。でも、とても熱意も感じる。私のお豆は、すでにすっかり敏感になっていて、夫の舌に反応している。 腰をゆっくり前後に動かした。ほら、あなた? こうすれば、わたしの全部を舐められるでしょう? 美味しい? 夫がわたしの中に出したものを全部、夫のお口に流し込むのに、どのくらい続ければいいのかしら? そんなことを思いながら、両手を前について、頭を下げ、自分の股間のところを覗きこんでみた。 わたしのあそこの下に夫の顔が見える。まあ! 大変な状態になってる! 可哀想に夫の顔が、わたしのあそこから出た夫の精液やわたしの愛液でびちゃびちゃになってて、テカテカに光ってる。 夫は目をつむったまま、舌を突き出してきた。まあ、ジョンったら、こんなに長く舌を出せるの? わたしは、夫の大きく突き出てきた舌に、わたしの穴の位置を合わせて、ゆっくりと腰を沈めた。夫の顔面に座るように。そしてあそこの全面を夫の顔に擦りつけた。 ジョンの舌がわたしの奥へ入ってくるのが分かるわ…。まるで…、まるでおちんちんのようにわたしの中に入ってくる…。夫を見下ろしながら、わたしは喘いでいた。 「ああ、いいッ…。ジョン、いいわ…。全部、食べて…。思う存分…。あなたの舌でわたしを犯して!」 どうして、この部屋、こんなに暑いのかしら。体中が汗まみれになってる。 わたしは、ゆっくり身体を上下に動かしていた。夫の舌があそこの穴から抜けないようにして、夫の顔面に股間を打ちつけている。開いたお口にわたしのドロドロが流れていくのを見ながら。 ああ、この感覚、大好きだわ。夫を支配してる感覚…。夫にいやらしいことをさせてる感覚…。 「ああっ…! ああっ…! イキそう。んっ! イキそうよ! 口を大きく開けなさい、ジョン! 味わってほしいの! 今すぐ、あなたの口にお汁を噴射するから、それを飲むのよ! いい? ああっ…。あああぁぁぁ…」 またイッてしまった。夫の顔面にどっしりと座っている。あそこの筋肉がヒクヒク痙攣して、夫のお口にお汁を噴き出してる。 4回目? こんな短時間なのに、もう4回もイッテしまった。やっぱり淫乱なの、わたし。「淫乱」の言葉が頭の中を駆け巡り、あそこが快感で疼き、そこの筋肉が勝手にうごめいていた。 強烈なオーガズムの後、とうとう、わたしは力尽き、ベッドに突っ伏した。もうダメ。顔を枕に埋め、身体はぐったり、お尻だけを掲げるような格好で、動けなくなっていた。 夫がわたしの下から這い出るのを感じた。わたしの後ろに立って、わたしを見下ろしてる感じがする。 ジョンはどこを見てるの? わたしのあそこ? それとも…、わたしのお尻の穴? さっき息子にされたことを思い出し、わたしはゆっくりと後ろに手を伸ばして、シーツで身体を隠した。夫は、ハアハアと胸で息をしながら、ベッドに突っ伏したままのわたしを見下ろしていた。 「ケイト…、とても綺麗だよ」 と夫は囁いた。 それを聞いて、わたしは優しく微笑んだ。ああ、やっぱりわたしは夫を愛している。わたしが息子とどんなことをしていようとも、わたしの夫はやっぱりジョンなの。わたしが恋に落ちた男。 夫も息子も愛してる。同じくらいに愛してる。わたしって、なんて幸せなの? わたしを愛してくれる男がふたりもいて、ふたりともしっかりわたしにエッチしてくれるなんて。夫はわたしが笑顔になってるのを見て、ベッドの中、わたしの隣に這い上がってきた。わたしはすぐに彼にすり寄って、囁いた。「あなた、愛してるわ」 そして、わたしは眠りに落ちた。
「ジャッキー」第8章 Jackie Ch.8 by Scribler http://www.literotica.com/s/jackie-pt-02
これまでのあらすじ
ジャックは妻のアンジーの浮気現場を見てショックを受け、彼女と知り合った頃を回想する。彼は法律事務所のバイト。アンジーはそこの上司だった。仕事を通じ親密になった二人はデートを繰り返し、やがて二人は週末を一緒に過ごすステディな関係になった。その過程でジャックはアンジーのランジェリを着、陰毛を剃られ、自分が出した精液をアンジーの陰部から舐め取る経験をする。そしてジャックはアンジーにランジェリをプレゼントされる。ある週末、いつものようにアンジーの家にいくと、彼女はどこか様子が変だった。だがやがてそれも忘れ、その週末の間にジャックは、女装と化粧の手ほどきを受け、ジャッキーという呼び名をもらい、アナル愛撫の快感も体験するのだった。
翌朝、寝る前にシャワーを浴びればよかったと気がついた。目が覚めたとき、顔面が糊で覆われ、そのまま放っておいて乾いてしまったように感じた。それに部屋中に、セックスをした匂いがこもっている。 ベッドから出ようとしたら、ベッドの振動でアンジーも目が覚めたようだった。彼女は目を覚ますなり、僕を抱き寄せ、キスをした。 「ほんと、ふたりともシャワーを浴びた方がよさそうね」 僕は笑って言った。「アハハ。僕はシャワーを浴びに行こうとしていたところだったんだよ」 「いい考えね。私も一緒に浴びるわ。…あと、それから、今の言葉使いは何? 私といる時はジャッキーは女の子なのよ!」 「…私、シャワーを浴びに行こうとしてたところなの」と、僕は女の子のような声で言い直した。 「そう。その方がいいわ」 そのすぐ後、ふたりは洗面台の前に並んで立って歯を磨いていた。それを終えると、シャワールームに飛び込み、一緒に身体を洗い合った。時々、官能的なプレーも交えながら…。 僕が体毛を剃り、髪を乾かす間、アンジーは寝室に着替えをしに行った。僕が寝室に入った時は、彼女は化粧台の前に座って、髪にブラッシングをしていた。彼女はまだ着替えはしてないが、化粧は終わりに差し掛かっているようだった。 「もうちょっとだけ待っててね」 と彼女は肩越しに僕を振り返って言った。「もうすぐ終わるから。その後は化粧台は自由に使っていいわ。待っている間、着るものを選んでいたら?」 服を選べと言われても、どうしてよいか分からなかった。アンジーが僕に女物の服を着せたがっているのは分かるけれども、どんなものを着たらよいのだろう? 昨日の夜のように、僕にドレスアップしてほしいのだろうか? それとも、先週末のようにランジェリーだけの格好になってほしいのだろうか? アンジーは僕が迷っているのを見て言った。「着るものはいいわ。あなたはまだ初心者だし。私が見つくろってあげる。じゃあ、待っている間、足の爪を塗っていて」 そう言って彼女は僕にネイル・ポリッシュを手渡した。昨日の夜、彼女が僕の指の爪を塗るのに使ったポリッシュだった。 ネイルについては、昨日の夜にアンジーが僕の爪に塗るのを見ていたので、簡単にできると思っていた。だが、すぐにそれは見たほど簡単ではないと分かったのである。足の親指にたっぷりとつけすぎてしまったし、他の指もまだら模様になってしまったからだ。失敗したのを一度、拭いとって、やり直してみた。ようやく、すべての足指に一層目を塗り終えたころには、多分50本分のネイル塗りをしていたと思う。
「デス・バイ・ファッキング」 第12章 呪われし者の子供たち Death By Fucking Ch. 12 Children of the Damned by thebullet http://www.literotica.com/s/death-by-fucking-ch-12 これまでのあらすじ アンドリューは派遣コンサルタントのディアドラ(ディ・ディ)と会った瞬間、激しい性欲を覚えた。それはディ・ディも同じだった。間もなく二人は身体を重ねた。ディ・ディは双子の妹のドニーに会ってほしいといい、彼はドニーともセックスをする。彼女たちには秘密があった。彼女たちの家系は双子の娘しか生まれないことと、彼女たちは種分化した新人類かもしれないということ。アンドリューも同類かもしれないという。二人は人類向上機構IAMと呼ばれる組織について話しをした。それはある富豪が作った組織で年月をかけてIQの高い人間を選択することを目的とした組織。やがてディ・ディとドニーが妊娠していることが分かる。アンドリューは会社を辞め、ディ・ディたちと結婚した。そしてIAMの本拠地を訪れ、その事業を自分たちが引き継ぐことを決意する。やがてディ・ディとドニーの出産が近づいていた。 アンドリューの話し:テレパシーある日の夜、それが起こった。その時、僕はディ・ディのあそこに顔を埋めて、「彼女を喋らせる」仕事をしていた。これは僕の専売特許としている仕事の一つである。ディ・ディは危うい状態(なんだかんだ言っても妊娠7カ月)にあるため、僕は、穏やかな責めをたった15分しただけで許し、その後は焦らさずにイカせてあげた。ただし、強烈な絶頂になるようにして。その時のディ・ディの叫び声を聞いたら、死人ですら目を覚ますだろう。だが、その時、彼女が目を覚まさせたのは死人ではなかった。 僕は、ディ・ディの大きく膨らんだお腹に頭を乗せて、横になっていた。妊娠した彼女は、本当に信じられないほど美しい。顔は明るく輝き、乳房は敏感に、肌は健康的に光を発散している。ドニーもディアドラも、太って醜くなったと不平を言っているが、彼女たちは本当の美を分かっていない。 本当に心が奪われるほど美しいのである。どんな男も、彼女たちを見たら、危害から守ってあげたいという感情と、めちゃくちゃになるまで犯したいという感情の二つで、心が引き裂かれるに違いない。まさに、僕はここのところ毎日、そういう感情に悩まされているのである。僕は自分の生活時間の50%を彼女たちを危害から守ることに費やし、残る50%を彼女たちをめちゃくちゃに犯すことに費やしている。それこそ、僕にとってはフェアな折り合いのつけ方だと思うからだ。 僕は、隆起したお腹に頭を乗せながら、優しくディ・ディを抱いていた。その時だった。僕は子供たちの存在を感じたのである。 別に中から蹴っていたわけではない。ディ・ディ自身、何も身体的に感じなかったはずだ。僕が子供たちの存在を感じたのは、ディ・ディのお腹の中にではなく、僕の内部でだった。多分、僕の頭の中だと思う。存在。二つの存在。僕に触れているもの、僕のことに気づいているものが二つ存在してることが、理由なしに分かったのである。トワイライト・ゾーンのテーマ曲が背後で流れていたような気がした。 ディ・ディは気づきすらしてなかった。彼女は、ついさっきのオーガズムから回復しようとしているところだった。今夜、この後ももっとオーガズムを味わわされる予定であることは、彼女も知っている。だが、そのオーガズムは、しばしお預けにしなければならないかもしれない。 僕の人生は、ディアドラと出会ってから、確かにノーマルではなくなってしまった。それにしても、これは笑ってしまうほど馬鹿げている。何かと言うと、僕は、ディ・ディのお腹の中に双子がいるのを、どういうわけか突然、分かったのである。もちろん、双子になるだろうとは予想はしていた。何と言っても前例があるのだから。たった四世代ほどだが。しかし、僕たちは、わざわざ超音波とかその他の手段を使って、子供たちの性別や数を知ろうとはしなかった。できる限り自然でいくのを望んだからである。 だが、突然、この二つの種子たちが僕の前に現れたのだった。小さな知的存在。そしてこの種子たちは僕の存在に触れている。この子たちを起こしたのは、ディ・ディなのだろうか? さっきの叫び声で? うーむ、だとしたら、命の目覚めにしては、かなりひどい起こされ方だったかもしれない。母親がオーガズムの叫び声を上げ、それを聞いて子供が目覚めるというのだから。
ポールは、ダイアナにコルセットをつけた時と同じように、レース紐をぎゅっと引っ張り、締めあげ、そして留めた。僕はそれをされた瞬間、驚き、ハッと息を吐き出した。まるで万力で胴体を挟まれたような感じで、大きく息を吸うことができない。 コルセット職人は、続いて、ガーター紐をパンティの下に通し、その先にストッキングを留めなおした。そして一歩引きさがり、ダイアナの隣に並び、批評家の目つきで僕を見た。考え深げにあごを撫でながら見ている。 そして彼は感想を口にした。 「何というか…。あなたは非常に素晴らしい。素晴らしい見栄えです。この姿をスーツの中に隠すなんて、本当にもったいない。少なくとも男性スーツの中に隠すのはもったいないですよ。ちょっとだけ体型のための運動をして、多少、姿勢の訓練をしたら、この次の私のショーで、ダイアナと一緒にモデルをしてもらうこともできますよ」 そんなことありえないとびっくりして言いだそうとしたら、ダイアナが僕の隣にすうっと寄ってきて、腕を僕の腕にするりと絡めた。 「そうなったら、本当に嬉しいわ。そうよね、リサ?」 と彼女は明るい声で言い、僕にウインクをした。「今夜、ここに来る途中、車の中でも彼女にそのことについて誘ったところなの。もしそうなったらを思って、彼、私と同じくらいワクワクしてるのよ。その訓練も今すぐ始めたくて、待ちきれないわ。そう言えば、あなたがモデルに大きく値引きしてくれるのを私、知ってるわよ。特に、ショーの終わりにクレジットカードを手にしたお客さんの行列ができるようなモデルには、すごい値引きをしてくれることを。女の子には、良いことがたくさんあってもありすぎることはないって言うじゃない? あれ、間違いなのかしら?」 僕は、間違いだよと叫ぼうとしたが、ダイアナの鉛筆の先のようなスティレットのヒールが足の甲に乗せられ、微妙に圧力をかけられるのを感じた。僕に返事を変えるよう促している。 「その話……夢のようだ」 と慎重に言葉を選んで答えた。 ダイアナは、僕の手をぎゅっと握って、黙ったまま感謝の気持ちを僕に伝えた。 「次のショーはヒルトンでするんです。ミスター・ゲイ・レザー・ページェントと共催で。5月末、メモリアル・デー(戦没将兵記念日)の週の週末です。ダイアナ? その時まで彼女の準備はできますか?」 「ぜんぜん問題ないわ。知っての通り、私は、リンガーズで働いている6人の女の子たちを育て上げたドラッグ・マザー( 参考)なのよ。そのうち何人かは、始める前は本当にゴツゴツした岩みたいな男たちだったんだから。それに比べれば、私のリサはお茶の子さいさい」 僕はカードの請求書とレシートにサインをした。そして、何気ない興味から、請求額を見た。税金を別にして、たった、650ドル? この何倍ものおカネを、あの高級コートも含めてダイアナの衣装に使ったではないか。彼女には使ったお金の分だけ、いやそれ以上の価値がある。 僕たちは、ポールに専門家として手伝ってもらい、改めて着替えをした。ダイアナは、新たにバストラインが強調され、胸が魅力的にドレスから溢れ出そうに見えていた。僕自身も盛り上がった胸をしていたが、スーツコートを着た後も、前より少し突き出てる感じになっていた。ズボンのベルトはゆるゆるになっていて、いちばん奥の穴で留めなければならなかった。そこで留めてもズボンの腰回りはゆるゆるで、逆にヒップやお尻の方はキツキツになっていた。 ダイアナにコートを着せるのは僕の特権だったが、ポールはそれを僕から剥奪し、彼女に豪華な毛皮のコートを着せていた。不思議なことに、僕は、彼の意図せぬ侮辱行為に、まったく気分を害された感じにならなかった。紳士が女性がコートを着るのを手伝うのは、当然のことと思えたから。……紳士? ちょっと待て。そうすると僕は…? 「ディナーに行きましょう!」 とダイアナが僕の思考を遮った。「もうお腹がペコペコ。私、急に、大きなお肉を食べたい気分になってるの」 つづく
「くっ!」 レオンは呟いた。どっと汗を噴きだしている。イサベラがためらいがちに舌を突き出し、つるつるした頭部を繰り返し軽く弾き、その先端から出てくる真珠のようなしずくを味わうのを受け、レオンは、拘束されている両腕を緊張させ、ギシギシと音を鳴らした。 その様子をイサベラは下から見た。それから長いまつげを伏せ、味を堪能した。レオンの目に浮かぶ表情を見れば、この行為に対して後で大変な懲らしめをするつもりでいることが彼女にも分かった。 それでもイサベラはやめなかった。ビクン、ビクンと脈動をしている肉塊を握りながら、そのピンク色の唇で頭部に優しくキスをし、唇を擦りつけ、その後、唇を開いて彼を包みこんだ。そして、ゆっくりと顔を沈め、できる限り彼を口の中に取り込んでいった。 こらえきれなくなったレオンが突然、腰を突き上げた。それによってイサベラは喉奥を突かれ、驚いて目を丸くした。 レオンが歯ぎしりして言った。 「イサベラ、この忌々しい縛りを解くのだ。今すぐに!」 イサベラはレオンの怒りの様に身を縮ませ震えあがった。だが、それでも、自分の太ももの間に広がってくる不思議な興奮を否定できない。 「…いやです」 彼を口に含みながら、イサベラはもぐもぐと呟いた。そして、レオンの鋭い視線に全身が焼かれるをの感じつつも、ゆっくりと顔を上下に動かし始めた。 太く長いもので口の中がいっぱいになるのではあるが、上下動を繰り返すうちに、ゆっくりとではあるが、その大きさに慣れ、緊張もほぐれていった。毎回、口の中に取り込むたびに、いっそう奥へと入れていく。薄毛がまばらに生えている二つの球体を優しく手で包むと、レオンは腰をベッドからせり上げ、のけぞった。 レオンは自分の意思に反して、股間を突き上げ始めていた。間断的に尻肉が強張り、ベッドから浮き上がってしまう。一方のイサベラは、レオンの突き上げの攻撃を顔に受けるたびに、ううーん、ううーんと弱々しい泣き声を上げた。しかし同時に、レオンが静かにうめき声を上げるのも聞いていた。私は、彼を、その意思に反して興奮させている…。自分が女性であると同時に力を持っていることの甘美な感覚は、彼女にとって初めての感覚だった。
指を出し入れしてると、ステファニの女陰はますますヌルヌルになってきて、まるでイキそうになっているように腰を前後に揺らし始めた。口をぴったりくっつけたままだが、小さなよがり声がステファニの喉から漏れきて、口を通して俺の体の中に響いてくる。 だが、始まった時も唐突だったが、それと同じく唐突に俺は身体を離した。指も引き抜き、唇も離した。そして一歩引きさがりながら、言った。 「お前はもう俺の淫売オンナになったな」 「私は淫売なんかじゃないわ」とステファニは、引きさがった俺に近づこうと前に進み、ポーチを降りた。 俺は手を伸ばし、彼女の手を握ってゆっくりと元の車の方へ導いた。コツコツと鳴るハイヒールの音が異様に大きく聞こえる。夜中すぎ、近所はすっかり寝静まっていたからだ。少なくとも俺には寝静まってるように思えた。 手を握ったまま車へと歩き、俺は車のボンネットに背中を預けて、振り返り、ステファニの方を向いた。そして抱き寄せた。 「もう私たち…」 彼女はそれしか言えなかった。 ふたりの顔が近づき、次の瞬間、ふたりとも舌を突き出して相手の口に入れたり出したりを始めた。ふたりとも呼吸を荒くし、ふんふんと鼻を鳴らして互いの口をむさぼった。俺は再び親友の母親の背後からドレスの中へと手を忍び込ませ、裸の尻頬を揉み、触った。そして温かく柔らかな尻の割れ目へと指を滑り込ませていく。指でアヌスを擦ると、ステファニはぶるぶると体を震わせ、俺の口に舌をさらに深く入れてきた。 「もう私たちやめなきゃいけないわ。夫やブラッドが起きてくるかもしれない…」 俺はそれを無視し、素早くステファニと位置を入れ替わった。今度はステファニが尻を車に押しつけ、その彼女に俺が覆いかぶさる姿勢だ。 「いやっ、やめて…」 ステファニは小さな声で囁き、訴えた。俺は構わず、彼女のドレスを支えている首周りのストラップを引っ張り、解いた。そしてトップを引き降ろした。 「ジャスティン、やめて!」 さっきよりちょっと大きな声で囁いた。 いつ誰に見られるかも知れない屋外で、親友の母親とふたりっきりでいて、その服を脱がしている。この雰囲気は思った以上に俺を勃起させていた。薄暗い街灯に照らされて、裸に剥いた乳房が影を落としている。俺は両手で左右の乳房を鷲づかみにした。 「ああん…」 ステファニは頭を後ろに倒し、悶え声をあげた。そして顔を下げて上下にうねる乳房にむしゃぶりついた。 「ああ、やめてったら…」 小さな声でそう言いながらも、俺の頭を両手で抱え、自分から胸に押しつけるのを感じた。 「誰かに見つかってしまうわ…」 そう囁きながら、さらに背中を反らせて、胸を突き出し、乳房にキスをするのを容易くさせる。 俺は熟れた巨乳の感触を堪能しながら、左右から押しつけ、二つの乳首がくっつくまでにした。それを受けてステファニはさらに息使いを荒げた。二つの乳首をくっつけ、そこを舌でこねまわり、左右の乳輪と乳首を同時に愛撫する。舐め続けていると、ただでさえ大きな乳首がますます固く、大きくなってきて、乳輪の円周にぽつぽつと小さな突起が出てくるのが分かった。 今度は両手をステファニの尻に回し、身体を持ち上げ、尻を車のボンネットの上に乗せた。そして両脚を抱え上げ、脚で俺の腰を包むようにさせた。その間も俺は乳首を吸ったり、噛んだりしている。 「ああ、ジャスティン、もうやめて!」 今度は叫び声になっていた。すでに、荒い息使いは、ハアハアと短い喘ぎ声に変わっている。 俺は、今度は前より強く乳首を噛んだ。それを受けてステファニは大きく頭を後ろに倒し、背中を反らせた。俺はさらに彼女を押し、ボンネットの上に仰向けにさせた。そして、唇を乳房から徐々に下へ這わせ、キスをしながら、腹を過ぎ、豊かな茂みのある部分へと移動した。ステファニは身体をくねらせ始める。
夫のおちんちんは元気を取り戻し、私の濡れたままのあそこの中に再びぬるりと入ってきました。そして、またも、まるで10代の若者のように激しいセックスをしたのです。私は二度オーガズムに達し、ジョンも再び私の中に発射しました。その射精をする前、夫は私の耳元に口を近づけ、こう囁きました。 「僕のことを、その時の黒人男のひとりだと思ってみて? 今にも君のあそこに発射しようとしているところだと。そして、今回は君は妊娠していない状態だと…」 その想像は私に強烈なオーガズムをもたらしました。目が眩むような白熱のオーガズム。身体全体にさざ波となって走り、身体がガクガクと痙攣し、その後、長い間ぷるぷると震えっぱなしになっていました。自分では震えを止められないのです。 一方、ジョンの方も私のこの反応を受けて限界を超えたのでしょう。私の中に強い勢いで撃ちだすのを感じました。それを感じながら、私は、夫が黒人の男の人にになって、その精液で避妊をしていない私の子宮を満たされているところだと想像したのです。 どのくらい時間がたったか、ようやくふたりとも落ち着いた後、私は夫の方を見てにっこり微笑みかけました。 「うふふ…。さっきの殺精子剤がちゃんと持ってくれるといいわね。さもないと、たった今、私、黒人の赤ちゃんを身ごもってしまったかもしれないわよ」 ジョンは、私の卑猥な言葉にただうめき声を上げるだけでした。 私はさらに追い打ちをかけるように夫をからかいました。「もう殺精子剤を使うのはやめちゃうべきかも。ねえ、どう思う?」 「まったく君は…。君のせいで気が狂いそうだよ」 そう言いながらも、ジョンはまたも勃起していました。私は素早く、この素敵な夫の股間へと降りて行き、私にできる限りの最高のフェラチオをしてあげました。ジョンのことが愛しくてたまらない。この人は最高の人なの。最高の人には最高のことをしてあげるべきなの。 何分かおしゃぶりをした後、ちょっと口を外して、夫に言いました。「私のいやらしい過去や不貞を働いたことを知った今、私がもっと淫らになっても構わないでしょう?」 彼の固いおちんちんを握ってしごきながら言いました。夫は私があからさまな言葉を口にするたび、うめき声を上げていました。不貞のことを自分で持ち出すことにちょっと不安はありましたが、どうやら、そのことはかえって夫を興奮させてるようでした。 そしてまた何分かおしゃぶりをした後、また言いました。「私、ある晩、本当にいやらしい服を着て、男たちを漁りに出かけるかも」 私の言葉に、またジョンは低いうなり声を上げました。また口に含んでおしゃぶりを続けました。じきに夫が私に発射しそうになっているのが分かりました。 「もちろん、その時は、私、避妊剤は使わないつもり」 夫を気持ちよくフィニッシュさせるには、こう言うだけで十分でした。私は紫色になった彼の亀頭を素早く口で包み、熱く乾いた私の口の中に勢いよく噴射してくる美味しい白濁というご馳走をいただいたのです。 それからの数週間、ふたりとも共有して興奮できる妄想を新たに見つけた私たちは、その妄想の可能性をどんどん開拓し、性生活は見事に開花しました。
ゆっくりと腰を上げて、夫のおちんちんを外に抜いた。それから、前のめりになって、夫の唇に、そして首筋へとキスをした。キスをしながら、ゆっくりと下の方へさがっていく。胸板…、お腹…、おへそ…、そして…。とうとうヌルヌル状態のおちんちんのところについた。夫が呼吸を乱しているのが聞こえた。 「おお、ケイト! まさか、あれをするつもりじゃ…。うああぁぁぁ…」 一気に、ヌルリと滑らかに、夫の濡れたおちんちんを全部、お口に飲み込んだ。優しく吸引しながら、お口の中では舌でヌルヌルを舐め取りながら。 それにしても、本当にヌルヌルになってる。信じられないくらい! なんとか舌ですくい取れたものだけでもいっぱいあって、舐め取ってるというより、飲み下してると言った方が正確だった。でも、これをしてるだけなのに、また、ムラムラと興奮してくるの。ああ、わたしって何て淫乱なの…? 夫のおちんちんや睾丸を舐めながら、ゆっくりとだけど、あることが分かってきた。このツーンとする匂いや味からも、間違いないと思う。ひょっとして、夫のおちんちんに息子の精液がついているんじゃないかって…。でも、どうして…? ああ、そうなのかも。夫に乗ってつながっていた時、わたしのお尻の穴に注ぎ込まれた息子の精液が外に漏れ出て、夫のおちんちんを濡らしたんだわ! それを今わたしは舐めてる! ああなんてこと! わたしが舐めている精液はわたしのお尻から出たものなんだわ! それが分かっても、ぜんぜん嫌な感じはしなかった。ただ、驚いただけ。そういうことをする女性の話しを前に聞いたことがあるわ。でも、それはカメラの前で見世物のためとか。 でも今のわたしは…。今のわたしは見世物のためじゃなく、自分で本当にそれをしているの! 自分がどんなことをしてるのか、すっかり混乱しながらも、しゃにむに夫のおちんちんにおしゃぶりを続けた。実際、もうほとんどきれいになっている。 全部きれいに舐めあげた後、また身体をずるずると上へ這わせて、夫の顔のところに戻った。夫はわたしを見上げていた。特にわたしの濡れた唇のところを見てる。 わたしはにっこり微笑んだ。 ひょっとして、あなたも、これ少し味わいたいんじゃないの? 邪悪な考えだけど、でも、すごくエロティック! それに、正直、わたし、夫が出張前にインターネットでポルノを見ながら自慰をしてたのを見つけたときから、まだちょっとだけ夫のことを怒っていたし。自分の息子の精液を味わわせれば、十分な懲らしめになるわ。 また身体を起こして、夫に馬乗りになった。今度は両手を頭の上でなく、両脇にくっつけた形で押さえこんだ。 ジョンは、両目を大きく開けてわたしを見上げている。また、ハアハアと息使いを荒くしてる。 お口の中には、まだネバネバした精液の混じったものがいくらか残っていた。そこで、舌をお口の中でぐるりと回して、かなりたっぷりとすくい取った。それから夫の方へ身体を倒して、唇を夫の唇に押しつけた。夫が口を開くのを感じた。その口の中に舌を突き入れて、溜めこんでいた精液の混じり合ったものをどろりと彼の口の中に注ぎ込んだ。 キスをしながら、わたしは目を開けて夫の瞳を覗きこんでいたし、夫の方もわたしの瞳を見つめていた。ふたりの間で何も言葉は交わさなかったけれど、今はどっちが主導権を握っているか、わたしも夫も知っていた。 流し込んだ後、また身体を起こして、夫を見下ろした。彼の喉が上下に動くのが見えた。ジョンったら、ちゃんと飲み下してる! その瞬間、夫は低くうめき声を上げ、目を三白眼にして陶酔したような顔になっていた。快感の顔! ジョンはこの味を喜んでいるんだわ! 飲み下して喜んでる! こんな夫の一面を知ったのも、わたしにとってはまたもう一つのショックだった。夫を懲らしめるつもりでしたのに、彼ったら喜んでいる! これには何か分からないけど、とてもエロティックなものを感じた。またどんどん興奮してくるのを感じる。
ベッドに入ること、イコール、眠ることではない。ナイトガウンに着替えた後、ふたりでベッドに入り、ほとんどすぐにキスを始めた。アンジーがリードを取って僕を導き、僕にしてほしいことをさせた。 最初は彼女の乳房を愛し、唇と舌で彼女を数回オーガズムに導いた。その後、アンジーは僕を下方へ導き、僕はまるで人生最後の食事のように彼女の女陰とクリトリスを舐め続けた。アンジーは僕に指も使うようにさせ、僕はクリトリスを舐めながら指を出し入れし、さらにもう一度、彼女をオーガズムに導いた。 僕の口唇愛撫で彼女は何度イッただろう。数回、達した後、アンジーは僕を見下ろしながら言った。 「シャワーを浴びてたときに、私があなたのお尻にしたことを覚えてる? あれと同じことを私にもしてくれると嬉しいわ」 彼女の求めに僕は全然驚かなかった。彼女がバスルームで僕のお尻を舐めた瞬間、いずれ僕が彼女のお尻を舐めることになるだろうと、賭けてもいいと思ってたからだ。もっと言えば、正直、それをするのを楽しみにしていたと言える。彼女のお尻はとても綺麗だと思うことが何度もあったし、まさにキスして愛撫されるためにあるのじゃないかと思うことが何度もあったから。 僕はまったくためらうことなく、アンジーをうつ伏せにさせ、その完璧な形のお尻にキスを始めた。 アンジーのお尻の頬は本当にすべすべだった。そう、赤ん坊のお尻と同じようにすべすべ。それに肌もベルベットのように柔らかく、僕の頬に吸いつくようだった。その肌にキスをし、舐めることは、僕にとっては決して義務でする仕事ではない。数分もたたずして、彼女のお尻の全体にキスの雨を降らせ、舐め残しの部分もなしにしていた。 尻頬を完全に舐め終えた後、今度はその頬の割れ目に向かった。僕の舌がお尻の割れ目に触れた瞬間、アンジーはとても甘美な声をあげ、その声に促されて僕はさらに舐め続けた。舌を濡れて光る女陰の近くまで沈めては、上は尻頬が別れるところまで上がる。それを繰り返した。まだアヌスには舌をつけなかったが、これを繰り返すたび、アンジーは悩ましい声を上げ、僕はさらに熱を込めて舐めるのだった。 アヌスは変な匂いがするかもと思ったけれど、僕は、彼女が僕に与えてくれたのと同じ喜びを彼女に与えようと心に決めていた。初めて舌を彼女の星型のアヌスに触れたとき、まったく匂いがなかったことに驚いた。正確には、むしろかすかに甘い香りと味がしたのだった。まるで蜂蜜を塗っていたような感じで。 舌で彼女のアヌスに触れた瞬間、アンジーはお尻を後ろに突きあげ、叫んだ。 「ああ、いいわ、ジャッキー。私のお尻の穴を舐めて…。あなたの舌でそこの穴をいじめて」 僕は舌を穴の中に入れることまでは考えていなかったけれど、この時は、言われたとおりにする他なかった。小さな入り口を舐め続けていると、やがてそこが開いてきて、僕の舌を受け入れ始めた。いやむしろ、僕の舌を吸いこんでいったような感じだった。 いったん入れた後、舌先を出したり入れたりを始めた。アンジーは、自分自身の指をクリトリスの上で踊らせながら、歓喜の悲鳴を上げていた。 それから間もなく、アンジーはハアハアと短い喘ぎ声を上げ、またオーガズムに達して、身体を震わせた。それでも僕は舌によるアヌス責めを止めなかったし、アンジーの方もお尻を僕の顔面に打ちつけるようにして悶え続けていた。 そのせいもあってか、アンジーは次から次に新しいオーガズムに達しているようで、僕が舌でぐりぐりと掘り続ける間、10分以上も達し続けていた。そして、ようやく僕の顔から離れ、僕にねだった。 「ジャッキー、お願い、あなたのクリトリスをちょうだい。あなたの素敵なクリトリスで、私のあそこを犯して」 アンジーはベッドの上、四つん這いになっていたし、お尻を僕に向けていたので、後ろからしてほしいのだろうと了解した。彼女の後ろに膝立ちし、履いたままだったパンティをペニスが出る程度だけ下げた。そして一気に彼女の中に突き立てた。 アンジーのそこは、これまでなかったほど熱く、愛液が川のように流れていた。彼女は僕の分身を受けつつ、同時に手を後ろに伸ばし、まるで火がついたかのように自分のクリトリスを擦り始めた。 アンジーの美しいお尻を見下ろしながら打ち込み続けていたので、僕はあまり長続きはできなかった。こんな綺麗なお尻を見ながらできるなんてと思いつつ、1分か2分ほどで、僕は彼女の中に発射していた。短時間ではあったけれど、アンジーは指で自分を擦っていたことにも助けられ、彼女も達することができた。耳をつんざくような悲鳴をあげて達していた。部屋の窓ガラスが声で振動するのではと思えるような悲鳴だった。 絶頂が終わった後、僕はまだ柔らかくなっていなかったのだが、アンジーは僕から離れ、ベッドの上、うつ伏せになった。僕は膝立ちしたままで、彼女がオーガズムの高みからゆっくりと落ち着いていく様子を見ていた。時々、身体を震わせ、そのたびに、ああん、ああっと小さな声が彼女の唇から漏れていた。 やがて彼女は静かになった。眠ってしまったのかと思ったが、急に彼女はくるりと身体を反転させ、仰向けになった。 「お願い、ジャッキー。この前の日曜にしてくれたように、私のことをきれいにしてくれる? お口で。あれ、大好きなの」 この求めを僕が拒むことなど、どうしたらできよう。 僕はアンジーの陰部から、ふたりの愛の行為によって混じり合ったものをすべて舐め取った。舌を彼女の中に入れるたび、彼女はあそこの筋肉を収縮させるのを感じた。そこがキュッと締まるたびに、真珠色のクリームが塊となって出てきて、僕の舌の上に乗った。この前の日曜日とは違って、アンジーはよほど疲れていたのだろう。この時は、僕の顔の上に座ることまではしなかった。ともあれ、僕はできる限りを尽くして彼女の愛の肉筒をきれいにした。 アンジーの満足がいくまできれいにすると、彼女は僕の頭を抱えて引き上げた。僕はそれに引きずられて身体を這いあがらせ、やがてふたりの唇が重なり合った。 しばらくキスを堪能した後、アンジーはキスを解き、言った。 「あなたは本当に素敵。あなたのような完璧な人を恋人にできて、本当に私は幸運に恵まれているわ」 それを聞いたとき、僕がどれだけ嬉しく、自慢に思ったことか、言葉にできない。 それから僕たちは再び何分かキスをし、そして抱き合ったまま眠りに落ちたのだった。 つづく
ポールはダイアナの姿を見て、絶賛した。 「今日はいつにもまして恐ろしいほど魅惑的ですなあ。電話でその服装のことを聞いた時、それに完璧にマッチするものがあるのを思い出したんですよ。覚えていますか、この前のショーの時、あなたがそれを着てモデルになってくれたこと」 ダイアナは目を丸くした。 「ええ?! あれ、まだあるの? あれのことを忘れてしまおうと、どれだけ苦労したことか。あれ、私、大好きなのよ! あのショーの後、私がそれを脱いだとたんに誰かが買うことに決めたと聞いて、私、ほとんど死にそうになったのよ」 「あれを競り落とした女性は、あとで気が変わってしまって。その後は、あれはもう何か月もここに置き去りになっていて、ちゃんと見る目がある人をずっと待っているんです。正直、私はあなたこそあれにふさわしい人だと思っていたんですよ。あっ、ここにありました…」 それは、バターのように柔らかく、口紅のように鮮やかな赤の、子牛皮製ヘビー・ボーンド・コルセット( 参考)だった。胸のところはアンダーワイヤー入りのデミカップ・ブラ( 参考)だ。 僕はダイアナを手伝って、コートを脱がせ、ドレスのジッパーを降ろし、注意深く脱がせた。その後はポールが僕と交代し、彼女のブラ、コルセット、そしてパンティを脱ぐのを手伝い、その次に、非常に注意を払いつつ、新しいコルセットをつけさせた。 着替えの間、ポールはダイアナの裸を見たり、密着したりしたわけだけど、僕は全然、嫉妬を感じなかった。むしろ、この着替えの過程を見ていることの方が楽しかった。 コルセットには8本ガーター留めがついていて、それにストッキングを留めていく。その後、ポールはそのコルセットにマッチしたソング・パンティを持ってきて、彼女に履かせた。腰のところにレースがついたパンティだった。最後にポールはダイアナの向きを変え、僕がどう思うか、僕と対面させた。コルセットとストッキングとヒールの姿のダイアナは、圧倒的な美しさだった。大きな乳房は、小さなカップに下から持ち上げられ、神々しさすら覚える盛り上がりを見せていた。ダイアナは、ためらいがちに期待しつつ、僕の瞳を見つめ、小さな声で懇願した。 「お願い、いいでしょう?… 高いのは分かってるの。でも、これ、とても私に似合ってると思うし、一度着たら1秒でもこれから離れるなんて耐えきれないし…」 「それを着た君の姿を見た瞬間に、君の勝ちは決まったものだよ」 僕はポールにクレジット・カードを渡し、「わざわざ包まなくてもいいよ。ダイアナは着たままでいると思うから」と彼にウインクした。 ポールが請求額の計算とカードの認証のために部屋から出て行くと、すぐにダイアナは僕の腕の中に飛び込んできて、僕の顔にキスの雨を降らした。 「ああ、大好き! 大好きよ! 最高の人だわ! 私、いったいどうやってあなたに……」 と、そこまで言って彼女は脱ぎ捨てた黒サテンのコルセットに目を落とした。今は僕たちの隣の作業台に置かれている。彼女はそれをしまおうと思ったのだろう。だがあたりを見回したが無駄だった。もちろん、彼女のカペジオバッグ( 参考)も他のショッピングバッグも全部、メルセデスのトランクの中に置いてきていた。 するとダイアナは僕の方をちらりと見あげた。彼女の目にいたずらっぽい光が輝いていた。 「ちょっと、君! こっちへ来なさい!」 と、いきなりダイアナは強い調子で言い、あっという間に僕のスーツコートを脱がしてしまった。さらには、素早い手さばきで他の服も脱がし、僕は瞬く間にランジェリーとストッキングだけの格好にされてしまった。次に、ガーターベルトが外され、代わりにコルセットをつけられる。不平を言う暇さえなかった。多分、僕は驚きすぎて唖然としていたからだろう。 「おお、それは私にも手伝わせてくれ」 と僕の背後で男の声がした。「なんだかんだ言っても、それを彼女のために作ったのは私なわけだし。それに私は、自分の作品には誇りを持っているし、それに、それを上手に着こなす人も誇りに思っているんですよ」 ポールに、僕がランジェリ姿で偽乳房をつけているのを見つかってしまった。僕は顔が紫になるほど赤面していた。だが彼は、その点についてはまったく平然としていた。何事もないように、ダイアナに交代し、コルセットのレース紐を締め始めている。 「何も恥ずかしがることはありません。私の店には女性客も来れば、男性客も来るんです」 と彼は安心させるような声で言い、ダイアナの方を見た。ダイアナは頷きながらウインクをした。 「…それに、嬉しいことにその中間のお客さんも。しかし、それにしても…。あなたは、うちの店に来る他の男性のお客様よりも、はるかにずっと魅力的になりますよ。ダイアナの男を選ぶ目はさすがだ」 僕はまた顔を赤らめた。今度は感謝の気持ちからだった。 「普通だと、私は初心者の場合、10センチくらいしか締めないんです。ですが、あなたはすでにずいぶん引き締まっているし、身体の線もとても良い。体型維持をしっかり心がけているのが分かります。ですので、この際、全部締めてみましょう」
イサベラはレオンの太ももに手を添えて身体を支えながら、脚をまわし、両膝で挟むようにして彼の脚にまたがった。尻は彼の膝の間に降ろし、居心地良くなるまでくねくねと振って座りこむ。彼女は顔がピンク色に染まっているのを自覚していたし、レオンが恐ろしい目つきでその自分の顔を睨んでいることにも十分気づいていた。 レオンは、暗く燃える視線でイサベラを睨み、脅かした。「縛りを解くんだ。さもないと…」 イサベラは、身体の前にかかる長い房毛を邪魔そうに肩の後ろへと払った。彼女は、レオンの視線が、胸元のリボンの間から押し出すように顔をのぞかせている二つの肉丘から、ぷっくり膨らんだ腹部へと移り、さらには彼の脚を挟みつけている柔らかな太ももへと移動するのを感じた。彼の大きな脚にまたがっているため、今の彼女のシュミーズは危険なほど裾が捲りあがっている。 イサベラはレオンの腰の左右に手をあてたまま、ゆっくりと上半身を前に倒し、顔を彼の腹部へと近づけた。シュミーズはリボンも緩められており、さらにこのような姿勢になったことで、胸元の布地が垂れ下がり、レオンに彼女のみずみずしい乳房を見せつける結果になっていたことに彼女は気づいていなかった。 優しく、そして特段の注意を払いながら、イサベラはレオンの固い一物を握り、自分の唇へと近づけた。その瞬間、太ももで挟んでいる彼の脚の筋肉がキュッと引きつり、コブ状に盛り上がるのを感じた。そして、残酷なほど繊細に、羽毛で触れるように唇で彼の先端部に触れると、レオンの肺から呼気が激しく吐き出されるのを聞いた。
俺は車を動かし、駐車場から出た。ブラッドの家へと車を走らせながら、横に座るステファニを見た。放心しきった様子で助手席の窓の外を見ている。化粧は乱れ、泣いた跡が目の下に黒い筋となって残っていた。セクシーな服を着ておとなしく俺の隣に座っている。この女も俺の支配下に落ちたなと思った。 「どうして私にこんなことをするの?」 とステファニはかすれた声で訊いた。 「そうされるようなことをしたからだ」 と角を曲がり、別の道を進みながら答えた。 「…俺の親友の41歳になる母親であるにもかかわらず、さかりのついた雌犬のように男と淫らな関係を続けている…」 黄色の信号を突き切るため、スピードを上げた。 「…夫がいるにもかかわらず、その夫ばかりでなく家族全体を裏切り、陰でこそこそ浮気をしている…」 車はステファニの家の通りに入っていた。 「…その罪の償いにカネを要求したが、お前は拒んだ。だから別の形でカネを払ってもらってるのだよ」 車のスピードを落とし、ブラッドの家の前につけた。エンジンを切り、少しの間、黙って座っていた。俺はステファニの方へ顔を向けていたが、しばらくしてようやく、彼女も顔をこちらに向けた。ハンドバッグを握りしめながら、俺の目を覗きこんでいる。ドレスの側面に入っているスリットからは、綺麗な脚が腰の付け根まで見えていた。 「俺が来たらいつでもカネを出すんだ。いいな」 ステファニはゆっくりとうなづいた。 「カネを出さなかったら、俺が何をするか分かっただろう」 ステファニは目を閉じ、諦めた顔でゆっくりとうなづいた。 「こんな服を着たままで家には入れないわ」 とステファニは自分の姿を見下ろしながら言った。 「夫や息子が起きていて、私のこの恰好を見たら、どうなるの?」 と、ドレスの裾を引っ張って、あらわになっている脚を隠そうとする。 「そうなったら諦めて、代償を償うことだな」 と俺は運転席のドアを開けて、外に出た。 助手席側に周り、ドアを開け、手を差し出してステファニが立ち上がるのを助けた。 「私がこんな目にあうなんて、信じられないわ」 俺は指をからませて彼女の手を握り、玄関前のポーチへとエスコートした。ポーチへの階段に差し掛かると、ステファニは小さな声で言った。 「誰かに見られる前に、帰って」 そしてハンドバッグに手を入れ鍵を取りだした。いくつも鍵があり、暗闇なので、玄関ドアの鍵を見つけるのに手こずっている。だが、ようやく見つけ、鍵穴に差し込み、音をたてないようにしてドアを開けた。 「早く行ってよ」 「ダメだ。…俺にキスをするんだ」 それを聞いて、ステファニは、ヘッドライトに照らされて身動きできなくなった小鹿のように突っ立っていた。無言のまま、互いに瞳を見つめあい、やがてゆっくりとふたりの顔が近づいていった。 ステファニが身体を俺に持たれかけるのに合わせて、俺は口を開き、同時に片手を彼女のドレスのスリットの中へ忍び込ませた。ふたりの唇がかろうじて触れ合ったところで、ステファニは、一度ためらい、動きを止めた。彼女の吐息が俺の顔に当たるのを感じる。俺は手を裸の尻頬へと滑らせ、握り揉んだ。それを受けてステファニはゆっくりと舌を出し、俺の口の中へ入れてきた。 ふたりとも目を閉じキスを続けた。俺はシースルーのドレスの中の尻頬を愛撫し続け、ステファニは呼吸に喘ぎ声が混じり始めていた。ふたりとも舌を突き出し、繰り返し相手の口へ出し入れを続けた。 さらに手を先に延ばし、指先で彼女の陰部に触れた。みるみる濡れてきているのが分かる。俺は指を一本、その蜜壺に滑り込ませた。その俺の指の動きに合わせるように、ステファニは俺の口の奥へと舌を突き入れてきた。
ある夜、特に激しい性行為の後でした。夫が言いました。 「ティフ、君が黒人男とするのを想像すると、ぶっ飛んでしまうくらい興奮するよ」 「どうして?」 「分からない。多分、一種、危険な行為だからかなあ」 「どうして、危険なの?」 「君が妊娠してしまうかもしれないからさ。そうなったら、なんて説明したらよいか」 「確かに強烈よね?」 「ああ、ほんとに!」 「でも実際は、妊娠のことは心配しなかったの。だって、すでに妊娠していたから」 と私は何も考えずに言ってしまいました。 「すでに妊娠してた?」 ジョンはショックを受けた顔で訊き返しました。 私はジェニーを身ごもっていたからと言いかけましたが、ちょっと考えなおしました。 「君は、毎日、性的にどんどん逸脱していくようだね」と夫は私の返事を遮って続けました。「考えてもごらん? 青い瞳で、ブロンドで、人妻で、しかも子供を身ごもった女性が、自分から進んで黒人男の集団に輪姦される…。これはすごいや!」 「でも、全員が黒人というわけじゃなかったのよ」 ジョンは変な顔をして私を見つめました。「君のこの輪姦話は、本当に細かいところまで具体的なんだよなあ。なんだか、妄想というより、実体験のように聞こえてしまう」 その時の私の顔に浮かんだ表情を見たら、私の秘密がバレてしまっていたに違いない。 「さあ、話しをしてくれ」 と夫が先を促した。 私は何か言おうとしましたが、何も言葉が出せませんでした。そして、そのすぐ後、私はわっと泣き出してしまったのです。夫が怒っていて、私と離婚したがっているのではと恐ろしくなって…。 ジョンは驚いていましたが、泣き続ける私を見て、話をしてと何度も促しました。そして、私は言葉に詰まりながらも、すべてを話しました。 話し終えたとき、私は夫から最悪の反応を受けるだろうと思っていました。ですが、彼が言ったことは、「ああ、僕もその場にいられたらよかったのに」という言葉だけだったのです。 私は涙で目を充血させながらも、夫の心の状態を知る手掛かりを求めて、彼の顔を見ました。ジョンは、その時の私がどれだけエッチな気分になっていたか分かったようでしたが、でも、彼が輪姦の件まで許せるかどうかは、私には分かりませんでした。 でも、その時、夫はにっこりと私に微笑みかけてくれたのです。私は嬉しさのあまり心臓が飛び出しそうになり、夫にきつく抱きつきました。 「私のこと怒ってないの?」 「怒ってないよ。むしろ興奮してるんだ」 と夫は私の手を握って、固くなった勃起を触らせました。 「…ありがとう。もし、あなたに捨てられたら、私、死んでしまうわ」 「ティフ、僕は決して君から離れないよ」 私は夫の体の上に飛び乗り、キスをし、抱きしめました。夫の心が私から離れていない。感謝の気持ちでいっぱいでした。 「あなたのことを愛してるわ。すごく愛してる。あなたが幸せになるなら、私、どんなことでもするわ」 ジョンは私にキスを返して言いました。「じゃあ、もう一度、輪姦を繰り返してくれと頼んだら、どうする? 今度は僕も見たり、加わったりできるようにしてくれと?」 「あなたのためなら何でもします」 それが私の返事でした。 夢に思っていたよりも素晴らしい結果になったのです。あの自動車工場での経験の後、私は、自分が根はおちんちんを何本も求める淫乱女なんだと知りました。赤ちゃんを産んだ後に性欲が前にも増して活性化したということがなくても、私は、多分、あの経験をもう一度してみたいという衝動に駆られたことだろうと思います。 そして今は、夫も興味を持って、祝福してくれている。残る問題は、次の経験は、いつどこでするかという点だけ。
息が止まりそう。わたしは身体を凍りつかせた。誰かが家に帰ってきてる! 部屋のドアへと駆けた。ハイヒールを履いてるのでうまく歩けない。それにお尻から息子が出したお汁がポタポタ垂れてる。でも、なんとかして階段を駆け上がった。そして寝室に入って、聞き耳を立てた。 夫の声が聞こえるけど、なんて言ってるのか分からない。急いで服を着るべきかしら? それともバスルームに行くべき? どうしたらいいの? わたしは恐怖のあまり、ただ突っ立っているしかできなかった。 少し時間が過ぎ、とうとう夫が寝室に入ってきた。もうダメ。見つかってしまった。もうこれまで! どうすればこの窮地から逃げられる? 必死で取りつくろう案を考える。 「やっと…、やっと帰ってきたのね。あなたのことずっと待っていたのよ」 できる限り可愛い…、というかセクシーな顔を浮かべて、頭に浮かんだ唯一のことをした。つまり、セックスをしたくてずっと夫を待っていたフリをするということ。 夫は、ほとんど素っ裸同然のわたしの身体を見て唖然として、立っていた。そして、あわてて後ろ手にドアを閉めた。 「ケイト、なんて格好なんだ。下にはトミーがいるんだぞ!」 ほとんど怒鳴るような声で。 だけど、一つだけ確かなことがあった。それは夫の目がわたしのあらわな身体に釘付けになっているということ。これなら、まだ、なんとか取りつくろうチャンスがあるわ。 「そんなこと言わないで、ジョン。あなたのことがすごく欲しくてたまらないの。前にしてから、ずいぶんご無沙汰だったんだから…」 ヒップを左右に振りながら夫の元に近づいた。お尻は、何も漏れ出さないようにキュッとすぼめたまま。夫の顔に手を当てて、顔を引きよせ、キスをした。彼が低いうめき声をあげてる。片手でわたしの腰をつかんだ。夫をその気にさせるのはとても簡単だった。結局、夫もひとりの男。 少しキスをした後、顔を離して、彼のシャツのボタンをはずし、服を脱がせにかかった。さっきまではハラハラしていたけど、いまは心臓の鼓動も普通に戻っている。すべて順調にいきそう。 「おい、お前、ずいぶん汗をかいてるじゃないか。何をしてたんだい?」 「ああ、ジョン…。あなた、ずっといなかったでしょ。でも、欲しくてたまらなかったの…。だから、待ちきれなくなってしまって…」 夫の胸板にキスをしながら、徐々に下に降りて行った。本当にそうだったんだと夫に思わせなきゃいけない。 わたしがしようとしていることが分かったのか、夫がはっと息を飲むのが聞こえた。ズボンに手をかけて、素早くボタンを外した。ズボンがするすると床に落ちた。次に下着に手をかけ、一気に膝まで引きずり降ろした。とたんに、半分硬くなったおちんちんが出てきた。わたしの目の前で、うなづくようにピクピク動いてる。 それを握って、上目使いに夫の顔を見ながら、お口に含んだ。夫は目を丸くしてわたしを見下ろし、その後、緊張を解いて、ゆっくり息を吸った。目を閉じて、頭を後ろに倒してる。 やったわ! 大成功! 後はおしゃぶりして彼を気持ちよくさせてやればいいだけ。 息子を相手に会得した通りに夫のおちんちんにお口で愛撫をした。先端から根元まで全体をゆっくりストロークしながら、喉の奥に飲み込んでいく。ジョンは喘ぎ声を出している。わたしのおしゃぶりを楽しんでるのは明らか。 おちんちんも今は完全に固くなっている。はっきりとは意識しなかったけど、夫のおちんちんは息子のほどは大きくないのに気づいた。そんなことを考えていたら、息子への欲望がさらに高まってしまった。 それに、わたしの方もゆっくりとだけど、エッチな気持ちが戻ってきていた。身体が熱くなってきて、あそこが濡れてきてるのを感じる。ついさっきまで息子とお尻の穴でつながっていたわたし…。それが、ほんとに時間をおかずに、今度は夫のおちんちんをおしゃぶりしてる。それを思うと、本当にわたしは淫乱なんだと感じる…。淫乱になったわたし…。それを思い浮かべただけで、ものすごく身体が燃えてしまう。また、夫のおちんちんを喉奥に入れて、喉の筋肉をヒクヒクと痙攣させた。 「ああ、すごいよ、ケイト…。もう、やらせてくれ…」 と夫はかすれ声で囁いて、おちんちんをわたしのお口から引き抜いた。 「ダメ、今日はわたしがするの」 夫にわたしのあそこを見られたくなかったので、素早くそう答えた。 「ええ?」 夫は、よく分からなかったのか、そう呟いた。 「さあ、ベッドの上に仰向けになりなさい!」 とわたしは夫の体をベッドへ押した。 夫は私に押されてよろめきながら、ベッドに尻もちをついた。わたしはすかさず彼の身体にまたがって、勃起の真上の位置につき、ゆっくりと腰を降ろした。ああ、こんなふうに夫を支配するのも興奮しちゃう…。 自分から夫のおちんちんをあそこの深いところまで埋め込んで、その後、乗馬の動きを始めた。ゆっくりと腰を上げては、ぐっと沈める。身体が熱くなってくる…。あそこもまたびしょびしょになってきてる! 上下に動きながら、夫の両手を握り、頭の上へ引っ張り上げ、バンザイの格好にさせた。両手首を固定して、動けなくさせる。 「ジョン? わたしに犯されて感じてるんじゃない?」 夫のことを「あなた」と呼ばずに、名前で呼びつけにした。そんな自分に自分でも驚いていた。 「ケイト、いったいどうしたんだ?」 と夫はわたしを見上げながら弱々しい声で呟いた。 わたしは片手で夫の両頬をつかんで、ぎゅっと挟んだ。 「お黙り! …質問に答えるの!」 その間もずっと乗馬の動きを続けてる。ゆっくりとだけど、安定したリズムで…。本当に夫を犯している気分…。 わたしに顔をつかまれて、夫は驚いて目を丸くしていたけど、その瞳にちょっと屈服した表情が浮かんでいるのが見えた…。それに喜んでいる表情も…。 「…ああ、感じるよ」 夫はちょっと間をおいて、小さな声で呟いた。快感のせいか、目玉が両方ともまぶたの中に上がって三白眼になっている。わたしがしてることを楽しんでるのは確かだわ。 「それでいいわ。じゃあ、後は黙っていなさい。それに、わたしがいいと言うまで、イッちゃダメよ!」 こんなことを言ってるなんて、自分でも信じられない。それに、こんなふうに夫を支配して、どんどんものすごく興奮してきてるのも信じられなかった。前までは、夫とのセックスはすぐに終わってしまうものだったのに。ジョンだけが先にイッて、わたしがイクのは滅多になかったのに。 「ああん…。いいわ…。このおちんちん、大好きよ!」 突然、夫のおちんちんがわたしの中でピクッと反応するのを感じた。やっぱりだわ。夫は、わたしがこんなふうにするのを喜んでる。 「さあ、手を出して、おっぱい触って! ぎゅっと握って!」 今はわたしが命令している。 夫はわたしの胸に両手を伸ばして、震える手で握った。 「乳首もつまむの!」 言われたとおりにしてる。指の間に乳首を挟んで、コリコリしてる。 「もっと強く…。もっとよ、ジョン! 乳首を引っ張るの!」 ほとんど叫び声になっていた。 上下に弾ませる動きも、どんどん速くなっていた。クライマックスが急速に近づいてるのを感じる。夫も喘ぎ声をだしてる。もうイキそうになってるみたい。 「ああ、いい! いくわ、イキそう…。ああっ…。ああぁぁぁぁ!」 その瞬間、わたしの中で夫のおちんちんが噴射を始めるのを感じた。びゅっ、びゅっとあそこの中の壁に当たってるのを感じる。それにわたしも、この夜、三度目のオーガズムに達してた。 わたしはそれでも上下に動き続け、そして最後にはとうとう何も出てこなくなるまで続けた。終わったのを感じ、わたしは目を閉じ、がっくりとうなだれた。髪の毛がバサリとわたしの顔面を覆った。うーん…。あそこの中がドロドロになってる…。それがとても気持ちいい。 少し落ち着いて、目を開け、夫の顔を見た。夫はずっとわたしを見つめていた様子。彼も汗まみれだった。まるでわたしが別人になったような顔で見ていた。 まあ、確かに、わたしは別人になったみたい。息子とのセックスがわたしを変えたのね。以前より心がオープンになって、もっといろんな可能性を求める気持ちになったのだと思う。それに夫の顔に浮かんでる表情を見ると、彼も今のセックスに心から満足したみたいだわ。 「ケイト…。すごい…。今のは、最高の…、最高の…」 「わたしとした中で最高のセックス?」 また夫は深く溜息をついた。支配されるのがいいのね。夫はわたしにコントロールされるのが好きなのね。 「ああ…」と夫は囁いた。 わたしは笑顔で夫を見た。でも、その笑顔はちょっと邪悪な笑顔。そして彼に言った。 「あのね、まだわたし、終わってないの」
アンジーは、僕の顔の化粧を終えると、僕の手を取り、爪にグルーを塗った。それから爪の形を整え、ネイルの光沢剤を塗り始める。その様子はしっかりと見続けた。後で自分ひとりでしなくてはいけないだろうと思っていたから。一度、コーティングをした後、それが乾くのを待って、また新たにコーティングをしなければならないので、この作業には多少時間がかかった。 その後、最後の作業として、アンジーは僕が耳につけている小さなゴールドの円柱型イヤリングを手にし、そこに大きな輪形のリングを装着した。僕はこれほど重いものを耳につけたことがなかったので、その重みで耳たぶが下に引っ張られているような感じになった。 ようやくすべてが終わり、アンジーは僕の姿を一通り眺め、言った。 「あなたなら可愛いくなると分かっていたわ。初めて見たときから分かってた」 その言葉はどういうつもりで言ったのか、僕は彼女に訊こうと思ったのだが、訊く前に全身鏡の前に連れて行かれた。そして、鏡の中、僕を見つめ返している人物を見て、僕は驚いたのだった。 見る前までは、ただ化粧をしただけで前と変わらないだろうと思っていた。だが、僕を見つめ返している人物は、信じがたいほど可愛い女の子だったのである。顔が化粧前とは全然違っていた。それに、非常に女性的な印象を与えている。見る人が見れば、僕は本物の女性ではないと分かるだろうけど、少なくとも僕には女性にしか見えなかった。 「ねえ、どうかしら? ジャッキー?」 アンジーは、しばらく僕に鏡を見せ続けた後、ようやく問いかけてきた。 「素晴らしい仕事をしてくれたと思うよ。こんなに良く見えるとは思っていなかった」 僕は鏡から目を離せず、鏡を見つめたまま答えた。 アンジーは片腕を僕の腰に回し、ぐいっと僕を抱き寄せた。 「本当に可愛いわ。あなたが本当は女の子じゃないと分かる人はいないと思う。でも、それよりもっと大切な問題は、あなた自身が、ドレスを着てどう感じているか、よ? もし、この姿でいるのが居心地が悪いと思うなら、いずれあなた自身が正体をばらしてしまう振る舞いをしてしまうはず」 僕はもう一度、鏡の中の自分の姿を見た。自分がこんなにも女性的に見えていることに改めて驚いた。それに加えて、実際、この服装でいることに居心地の良さも感じていた。不思議なほどに、すべてが自然に感じられていた。どういうわけか分からなかったけれど、あるべき姿になっているような感覚があった。 「ちょっと変に聞こえるだろうとは思うけど、このドレスの感触が気にいっている。それに僕のこの姿も気にいっているし、どういうわけか分からないけれど、僕には自然なように感じられる」 そうアンジーに答えた。ではあるものの、答えている間、彼女の目には視線を合わせられず、うつむいていた。 アンジーは僕のあごに指をかけ、顔を上げさせた。 「ジャッキー? あなたがそういうふうに感じるはずと、私は前から分かっていたわ。私があなたにこんなにも惹かれた理由が、それだから」 と、彼女は僕の唇に唇を重ねた。 そのままふたりはとても長い時間、キスを続けた。キスをされながら、僕はふたりの唇が離れた時には、二人とも唇につけた口紅がなくなってしまうだろうなと思っていた。 キスを終え、アンジーは、僕の口紅を直すべきなのを見ると、すぐに僕を化粧台へと連れ戻し、口紅の付け方のお手本を示してくれた。 ふたりとも化粧を直した後、アンジーは行儀作法について僕にレッスンを始めた。まずは立ち姿の取り方から。慎ましく清純な立ち姿から、堂々として魅惑的な立ち姿に至るまで、いくつもの姿勢を教わった。それに腰かける姿についても教わったし、手をどこに持っていくべきかも教わった。さらに声の出し方も訓練を受け、女性としてはセクシーでちょっとだけかすれ声で発声できるようになった。言葉づかいも注意を受け、自分のことは「僕」ではなく、「わたし」と呼ぶようにされた。 その夜の間じゅう、僕たちはしょっちゅうキスを繰り返した。そして、キスをするたびに、僕は化粧を直さなければならなかった。口紅ばかりでなく、目の周りや、頬についてもやり直しだった。 そう聞くと、さぞかし面倒だっただろうと思われるかもしれない。だが、実際はそのような感覚はまったくなかった。僕自身、楽しかったし、アンジーも楽しんでいたように思われる。ふたりとも、時間を忘れて夢中になっていて、気づいた時には、午前3時近くになっていた。 アンジーは背伸びをし、小さなあくびをした。「もう眠る時間ね。練習の続きは明日」
| HOME |
次ページ≫
|