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裏切り 第10章 (3) 


「あなたは、私が一生愛せる人として期待できるすべてを備えた人なの。その気になったら、あなたを私から別れられなくすることもできる。でも事態がいろいろ複雑になってきた。ええ、あなたとあの変態が関係してる。あいつがどれだけ大きいのを持ってるか、どうしてあなたが知ったのかなんて、知りたくもない。その答えを聞いたら、気分が悪くなる予感がするから…

「…だから、ジェフリー・スペンサー氏についてのモヤモヤは、一度すっきりさせることにしない? さしあたり、あの男の驚異の一物のことは考えないこと。あの部分以外のところでも、あいつがどれだけ大きいか、どれだけ逞しいか、気がついた? あの男は大学に入った時からステロイドを服用してるの。私に告白した。そのおかげで、あいつは、あんなアメフト界で全米1と言える逞しい肉体を手に入れたのよ。だけど、競技場を出たら、ステロイドは正反対の効果を与えた。ええ、確かに、大きく素敵なおちんちんを持ってたんだろうし、たぶん、タマタマの方も高性能だったんじゃない? かつては、だけどね。ステロイドのせいでダメになったのよ。ちょっと勃起させるだけでも、小さな青色の錠剤がないとダメに…

「それが、私があなたに出会う2ヶ月ほど前に、がらりと変わった。彼のガールフレンド、というか、あなたの別れた奥さんね、彼女がジェフにペニスのインプラント手術を受けさせたの。そのおかげで、あいつは、今はセックスしたくなったら、ポンプであそこを盛り上げれば、それでOKになってる。あなたの別れた奥さんのおまんこにはそれで気持ちいいんでしょうよ。でも、私の場合は、毎回、身体が引き裂かれそうな気分になってるわ…」

「じゃあ、どうして続けてるの?」 私は泣き声になっていた。「あいつにサヨナラのキスをして、あの場所を出て、さらに必要ならあの生活からも抜け出て、私のところに来たらいいのに。どうして?」

ダイアナはしばしシーツを見つめた。考えをまとめているようだった。そして、毅然とした様子で話し始めた

「そこが複雑なところ。できないのよ…。いまは、その話しに入りたくない。フェアじゃないのは知ってるけど、でも、私、あなたを守ろうとしてるの。だから、あまり私に話しを強要しないで。あなたに話せるのはここまで。ステロイドのせいで、あいつは精神まで犯されているということ。あいつが怒りだしたところ見たことないでしょう? 見たいとも思わないだろうけど」

「ダメだ、ダイアナ! あいつから離れるんだ。あの男が君を殴っていると思っただけで、絶対に、私は……」

「ヤメテ!」 ダイアナは金切り声を上げた。「まさにその理由で、あなたにすべてを話したくないのよ。あなたの中には、何か勇敢で、高貴で、そしてマヌケなことをしそうな『男』の部分が残ってるから。あの男なら、あなたを10セントの釘を木に打ち付けるように簡単に殴り倒して、他の男たちとピザとビールを飲み食いに、さっさと立ち去るでしょうね。私は自分がしてることを自覚してるわ、リサ。いまはしっかりした女になってる。自分のことは自分でできるわ」

「そんなこと必要ないのに。私たちであなたを助けていけるのに。私もこの件に関わってるのを忘れた? あなたを守るためなら、全部、手放すわ。仕事もマンションも、服も、車も何もかも。これから一生生活していくのにかかるお金よりもっとお金を持っている。どこにでも行けるわ。いまの状況から抜けて、一緒に歩き出せばいいだけ」

ダイアナは優しく唇にキスをしてくれた。涙が彼女の頬を伝った。

「あなたなら、そうするでしょうね? あなたは本当に正しいボタンを全部押してくる。これ、あなたが言った言葉だわ…」

月曜の朝、私とダイアナは一緒にシャワーを浴び、着替えた。ダイアナはタクシーで自宅に戻ると言い張った。私には彼女の家に近づいて欲しくないと。私は、嫌々ながら、彼女に別れのキスをし、彼女をタクシーに乗せ、そして、自分の職場に行った。


[2014/01/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第16章 (18) 


とうとう彼がこっちを向いた。見たいと待ち望んでいたものを見ることになる。え、すごい! 彼、大きい! 映画で見たことがあるポルノ男優ほどは長くないけど、一緒に寝たことがあるどの男たちのアレよりも、はるかに長い。それに太いし! 口の中に涎れが出てきた。誇らしげに勃起していて、今から私の妹を奪おうとしてる。

妹もその準備ができていた。私も妹もふたりとも準備ができていた。でもアンドリューは落ち着き払っていた。妹の唇にキスし、それから額、まぶた、首筋にキスをした。大きな手でお尻を揉み、胸を愛撫し、乳首をつまんだ。徐々に妹の乳房へと顔を近づけて行き、乳首を口に含んだ。と同時に片手が彼女のあそこに触れていた。

デビーは狂ったようになっていた。ざっくばらんに言ってしまうと、私とデビーは、これまで、何度もこういうセックスをしたことがある。でも、デビーが相手の男に「入れて、お願い!」とおねだりするのを聞いたことがなかった。いまの今までは。妹はものすごく燃えている!

アンドリューが、あの大きなおちんちんをデビーの陰唇に沿って撫でつけるのを見た。デビーは、自分で入れてしまおうと、何度も何度も腰を突き出してのけぞっていた。でも、アンドリューはコトを急かそうとはしなかった。ふたりを見ている私自身もとても興奮していた。気がついたら自分で指をあそこの奥に入れていた。

そして、とうとう、彼はアレを滑るように入れた。デビーはすでにクライマックスに達してるのが私には分かった。アンドリューは、まだ1回も出し入れを終えていないというのに。

私は妹のことが心配になった。妹は、あんな大きいモノをどうやって受け入れられてるの? 私も大丈夫? でも、気持ちは、早く自分でもその答えを知りたいということだけ。

アンドリューが動き始めた。ゆったりと時間をかけてデビーに出し入れを始めた。妹の脚が彼の腰に巻きついている。彼を中に留めておこうとして。これが何分か続いた。その間にも、デビーは大きな声を上げてもう一回オーガズムに達した。だけど、とうとうアンドリューもペースを上げ始めた。デビーもそのペースについて行こうとしている。顔がすっかり火照っていた。目は閉じていた。その顔の表情はと言うと…何か強烈なものを感じてるみたい。苦痛? 快楽? その両方?

頭を前後に揺さぶっている。唇から喘ぎ声が漏れ続けている。その喘ぎ声が、突然、絶叫に変わった。アンドリュー! アンドリュー! と彼の名前を叫んでいた。どうやら、アンドリューもとうとう絶頂に達したようだった。叩きこむようにして妹のあそこに深く突き入た。デビーは身体をコントロールできなくなっているようなので、アンドリューは彼女の身体をがっちりと押さえ、その位置で留まった。そのすぐ後に、妹は身体から力が抜け、ぐったりとしてしまった。デビーは気絶したんだと、その時、分かった。

すごい! この男、欲しいわ! アンドリューは妹の額にキスをし、そして彼女の身体から抜け出た。彼のペニスは依然として、私が経験したことがあるどんなペニスよりも大きい。

彼は枕を取り、デビーのお尻の下に敷いた。そして微笑みながら言った。

「妻のディアドラが、こうすると妊娠しやすくなるって勧めるんだよ。僕には本当に効くのか分からないんだけどね」

そして彼は私の方を向いた。

「次は君!」

私は失神してしまいそうになった。


[2014/01/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (17) 


ステファニはちゃんと俺の命令に従ってるだろうか? それを確かめようと、何気なくポケットに手を入れた。途端にステファニの顔に恐怖の表情が浮かんだ。ちらっちらっと旦那とブラッドの顔を伺って、その後、俺へと視線を戻す。顔を小刻みに振っていた。必死になって、俺に「ダメっ!」と伝えようとしてるのだろう。

俺はポケットの中、小さなプラスチックのリモコンを触ってた。その装置の上部に指を伸ばし、親指と人差し指でダイアルをつまんだ。そして、食卓の向こう側に座るブラッドの母親の緑色の瞳を見つめながら、少しだけダイアルを回した。

取りみだした感じは元のままだが、それ以上の反応は顔に出ない。俺はさらにダイアルを回した。

突然、ステファニが大きく目を見開いた。唇を開き、何かを間違って飲み込んで咽たような喘ぎ声を上げた。握っていたフォークをテーブルに落とし、両手にこぶしを握った。

「おい、大丈夫か?」 と旦那が言い、立ちあがってステファニの元に駆け寄った。

俺は即座にリモコンのスイッチを切った。ステファニはハアハア荒い息をしながら目を上げ、俺の目を見た。

「ええ、ちょっと何かに咽てしまったみたい」 とステファニはテーブルから立って、自分の食器をシンクに運んだ。

ちょうどその時、電話が鳴った。ブラッドの父親が電話に出た。そしてブラッドに彼女から電話だぞと言った。

「俺の部屋で受けるよ」 とブラッドは椅子をテーブルに押し戻し、階段を駆け上がった。

俺はブラッドの父親と、テーブルについたまま、ステファニが食卓を片づけ始めるのを見ていた。ステファニは、流しに食器を運び、テーブルに戻ってくるたびに、俺を刺すような目で睨みつけた。やがてテーブルの食器は片づき、ステファニはシンクで食器を洗い始めた。

またステファニを試したくなったので、注意深くポケットに手を忍ばせ、リモコンのダイアルに触れた。指先でダイアルを回し、卵型のリモコンバイブを作動させる。その途端、ステファニが全身の筋肉を緊張させた。まっすぐに立っているが、流し台にしがみついて堪えている。

ステファニは息を止めて耐えているのだろう。何も声を出していない。だが、あまりに強く流し台にしがみついてるために、両手から血の気が失せ、関節部分が白くなっていくのが見えた。その反応を見て、ステファニがちゃんと言うことを聞いているのを確認したので素早くバイブのスイッチを切った。

俺はブラッドの父親と野球についておしゃべりを始めた。一方のステファニは洗い物を終え、ちらちら俺の方を見ていた。その顔を見ると、顔色が明るいピンク色に染まっていた。俺たちがスポーツの話しをしてる間、ステファニはクローゼットへ行き、新しい布きんを出した。

ステファニはその布きんを持ってシンクに戻り、食器を拭き始めた。その姿を俺はじっと見ていた。ステファニはサラダのボールを拭き、それを仕舞おうと食器棚を開けた。ポケットに手を入れたまま、ステファニが食器棚の一番上にガラスのボールを仕舞おうとつま先立ちになるのを見た。そして、その時を狙って俺はリモコンのダイヤルを回した。

突然、ステファニは凍りついた。全身の筋肉が震え、それと同時にボールが流し台に落ちた。幸い、ボールは布きんの上に落ちたので割れはしなかったものの、かなり大きな音が鳴り響いた。

「おい、いったい今日はどうしたんだ? すごくぎこちないぞ」 とブラッドの父親が立ち上がり、「俺は試合を見ることにするよ」 とテレビが置いてある小部屋へと歩いて行った。

ステファニはこっちを向いて、しばらく黙っていた。そして、旦那がテレビをつけたのを確かめてから、俺に近寄り、囁いた。

「いいかげんにして! やめてよ!……いったい私に何をしようとしてるの?」 とステファニはポケットに手を入れた。

「ほら、これ!」 と彼女はポケットの中から折りたたんだ紙幣を出した。

「ちゃんと俺を理解してるか確かめただけだ」 と俺は優しく言い、紙幣を広げた。「……これだけ?」 カネは100ドル札2枚だけだった。

「これで精いっぱいなのよ」 と恐れてるような表情を目に浮かべながら言った。「だから、もう帰って」 と玄関を指さした。


[2014/01/31] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第9章 (14) 

レイブンの指があたしのお口を離れ、ゆっくりと降り始めた。敏感な首筋の肌をなぞっていく。彼女はあたしの前に座って、こっちを見つめていた。あたしはと言うと、どんどん興奮が高まってきていて、胸を上下に波立たせていた。

でも、この人に、あたしが興奮していることを知られちゃダメ。一番いいのは、あたしが興奮してるということがバレないようにすること。だから、彼女には目を向けず、前のステージにまっすぐ目を向けていた。

でもそれも問題だった。というのも、ステージ上のボニーがパンティを脱いでいたから。彼女のあそこが、あたしの目の前で開けっぴろげになっていて、すでに興奮している状態がいっそう高まってしまう。

レイブンの指が、首から胸元へと降りてきた。指先が、ゆるいブラウスの端に沿って降りてきて、あたしの身体から剥がそうとしてる。彼女、あたしのブラウスの中に目を落とした。露わになってるあたしの乳房を見ている。

「まあ、この人、キレイな胸をしてるのね…」 と彼女は囁いた。

レイブンは両手を伸ばして、あたしの乳房を左右とも優しく覆ってきた。手のひらで固くなってる乳首を擦った後、さらに片手をお腹の方へと降ろしてきた。

「ケイト? もっと下の方を触ってほしい? 下に行ってほしい?」 あたしの目を覗きこみながらそう言う。

返事できないわ。もし、お口を開けたら、間違った言葉を出してしまいそうで怖い。だから、あたしはじっとしたまま、両脚を固く閉じていた。

彼女の手はさらに下に降りて行って、指先があたしのシースルーのパンティに触れた。彼女の指があたしの大事な部分にこんなに近づいてる。それを感じて身体を動かせなかった。彼女、それに気づいたのか、にっこり微笑んで、またあたしをいじり始めた。

「うふふ……あなたって人を焦らすのが好きなのね。私の指をあそこに入れてほしいと思ってるくせに、こんなに身体を固くさせちゃって…」

レイブンは指を伸ばして、パンティの上からあたしのお豆を触った。ああっ、いやっ! 身体に電流が走る! 一生懸命、耐えながら、じっと座ったままでいるあたし。でも、彼女はそこを軽く擦るだけで、あたしを焦らしてた。あたしが自分をコントロールできなくなるのを待ってるんだわ。遅かれ早かれ、あたしが負けてしまうのを知ってるんだわ。そうなるのを待って、あたしの小さなお豆を撫で続けている。息が荒くなって、あっ、あっと小さく声を出していた。あたしは懇願するような表情でレイブンへ目を向けた。思わず囁いていた。

「おねがい……」

「お願いって、何を?」 とレイブンは微笑んでいた。

ダメ! あたしは、自分をコントロールしようと、意思の力を振り絞って、またステージに目を向けた。

ステージの上のボニーも、ここで何が起きてるのか分かってるみたい。すっかり裸になって、四つん這いでお尻をあたしに向けていた。

レイブンはあたしが何を見ているか気づいて、あたしの耳元に口を近づけた。

「彼女のこと好きなの? ボニーは私がセックスおもちゃにしてる人のひとりよ」 あたしのお豆を優しく撫でながら囁いてくる。ああん、あそこは欲望ですっかり膨らんでしまってるわ。

セックスおもちゃにしてる? 突然、レイブンとボニーが素っ裸でエッチしている光景が頭に浮かんだ。そしてあたしの脚が勝手にひくっと動いて、少し開いてしまった。

レイブンはそれに気づいて、また耳元に甘い声を吹きかけた。

「見てみたいの? 私、25センチのディルドで彼女を犯すのよ。何度も何度も突っ込んであげるの。そうすると、あの子、信じられないような大きな声でエッチな泣き声を上げるのよ?」

彼女に吹き込まれるイメージと目の前で身体を広げてるボニーの姿。あたしはギリギリの状態に追い込まれていった。また両膝が少し広がってしまってる。動く余裕ができたのか、彼女の指があたしの割れ目に沿って下へと降りてきた。そこはもう濡れてて、パンティの上からも割れ目が見えてしまってる。指があたしの濡れた穴に触れそうになってる……。

「そうよ、私のせっくすおもちゃが踊るのを見ながら、もっと身体を開くのよ。すっかり私に任せればいいの。あなたのあそこ、私とボニーにしか見えないから…」 とレイブンはあたしの耳をぺろりと舐めた。

ああ、もう負けそう。この戦いに勝てそうもない。あたしはまた、もう少し脚を開いていた。レイブンの指が穴の中に入ってくるのを許してしまう。

「まあ、濡れてるのね! こういうことされて嬉しいのね? さあ、片方の脚を私の膝の上に乗せて?」 とレイブンは両脚を揃えた。


[2014/01/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

田園で拉致されて (2) 

翌朝、ビルは小ざっぱりとした服を着て、ジルは明るい青色のドレスを着て、白いハイヒールを履いた。ふたりとも、豪華なリゾートホテルにふさわしい服装でホテルに到着したかったからである。

ビルは近道を選んで車を走らせた。この道だとたった1時間半でリゾート地に着くことができる。ビルの実家のちょっと裏手を走る舗装されていない山道を20分ほど走り、その後、主要幹線道路に戻って進むというプランだった。

だが、荒れた山道を半分まで進んだところで、ジルは、引き返して、最初に予定していた、もっと安全なルートで行きましょうと言った。と言うのも、その山道は、ビルが以前に走った時よりもずっと荒れ果てていると分かったからである。

その提案にビルも賛成し、引き返すために車の向きを変え始めた。だがUターンの途中で、突然、右の後輪が泥のくぼみに嵌まってしまい、その後はいくらエンジンを吹かしても、空回りするようになってしまったのだった。

この山道には、ほとんど車が通らない。車を降りてタイヤが深いくぼみに嵌まってるのを見て、ビルは思わず悪態をついた。ジルも車から降り、乾いた地面のところを見つけ、そこに立って、携帯電話を出した。ビルの両親に電話をして助けを求めようと思ったからである。

「ああ、ダメだわ、ビル! ここは圏外よ!」 とジルは絶望した声を出した。

「ちくしょう! この山のせいで、いつも困ったことが起きる!」 とビルは悪態をついて返事した。

それから20分。一台も車は通らない。ジルは、夫がくぼみに放り込む小さな岩を探し続ける間、日陰に移動して待っていた。

だが、やっと、遠くから車のエンジン音が聞こえてきて、ジルは期待に胸をふくらませた。山道のカーブを曲がって出てきたのは、年配の黒人が運転する古いおんぼろのジープだった。ジープはジルたちの車のすぐ隣に停まった。

アモス・ブラウン爺は、古いおんぼろジープのハンドルを握りながら、道の真ん中で高級そうな新車のBMWが立ち往生しているのを見て驚いた。もっと驚いたのは、近くの木陰に立っているセクシーなブロンド美人を見た時だった。木陰に入って暑い日光を避けながら、立ち往生した車を何とかしようとしてる夫を見ている。……あれが旦那だろうな、マヌケな奴だ。

明るい青のドレスを着て、白いハイヒールを履いた姿は、実に清楚だ。しかも妙に色っぽい…。アモスは興奮して股間の一物がむくむくと頭をもたげてくるのを感じた。もうずいぶん長いこと感じたことのない感覚だった。

「くそ………あんな綺麗な女、見たことねえぞ!」 とアモスは独り言を呟き、ジープのエンジンを切って、車を降りた。

BMWの周りを歩き、アモスは問題を調べた。

「こりゃ、こりゃ! あんた、とんでもねえ穴に嵌まっちまったなあ! こんなお上品な車で、この田舎道を走っちゃいけねえべ。でも、俺が通りかかったんだから。あんた運がいいぜ。俺の小屋にチェーンがあるから、そいつを使えばうまく抜けだせるぞ。俺んとこはこっからたった5分だ……。ちょっと行って、持ってきてやっからよ!」

ビルが感謝すると、アモスは笑って、木陰にたたずむ美人妻に手を振った。「あんたも心配いらねえぜ、美人さん! このアモス爺がすぐに戻ってきて、くぼみから出してやる! 俺の若いもんも連れてこよう。…………あいつは身体はデカイし、雄牛のように強いからな!」

アモスはそう叫んでジープに戻った。

車を走らせつつも、アモスはバックミラーから目を離せなかった。ブロンド美人妻のすらりと伸びたセクシーな白脚から目が離せない。

「ああ、そうだよ…………息子を連れてこよう………。あいつなら、喜んでお前さんを助けるだろうさ! そう。…………トビーも、そろそろ女を抱くというのがどんな感じか知ってもいい頃だしな………………。しかも、とびきりの美人だぞ!」

アモスはジープの荷台に目をやり、そこにあるチェーンを見て大笑いした。彼は丸太や株を切り出すためにいつもチェーンを車に載せていたのである。それを使えばあんなBMWは簡単に嵌まりから引っぱり上げられるのだった。


[2014/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ライジング・サン&モーニング・カーム 第10章 (2) 


アンジェラは、股間がずっとノボルの目の前に位置するようにしながら、手による愛撫を再開し、彼の玉袋の柔らかい肌を舐めようと顔を沈めた。彼女の温かく濡れた舌先が触れると、その部分の肌が収縮し、睾丸がきゅうっとせり上がった。握る手の中、ノボルのペニスがひくひく痙攣するのを感じながら、彼女は口で睾丸を愛撫し続けた。陰嚢からアヌスへと通じる部分に舌を伸ばし、そこを舌で強く押し付けた。そのとたん、ノボルの身体がピクンと跳ねた。

愛液したたる女陰を見せられつつ、陰部へのねっとりした愛撫を受け、ノボルは狂いそうになっていた。陰唇の間に大きな滴が現れ、誘うようにその大きさを増し、彼の顔面に落ちた。アンジェラはノボルが何を考えているか読み取ったかのように、強い口調で言った。

「何も舐めさせないようにした方がよさそうね」

アンジェラは、ノボルが苦しそうなうめき声を上げるのを聞いて、思わず笑いそうになった。そして再び仕事に戻り、睾丸をひとつずつ交互に口に含んで舌で愛撫し始めた。やがて、彼の男根が脈動し始めるのを感じた。射精が近づいているのを警告する合図だ。

「ノブ、イキたいの?」 わざとポンと音を出して口から睾丸を出し、アンジェラは、甘い声で訊いた。

「オネガイ[Onnegai]!」と苦しそうな声がした。

「さっきの会話を続けたいんだけど、いいかしら?」 もっと説得が必要かもと、念のため、アヌスをぺろりとひと舐めした。

「何でもするから! お願いだ!」

「約束する?」

アンジェラは再び顔を埋め、舌を尖らせ、アヌスにねじ込んだ。その快感に、ノボルの睾丸が勝手に位置を変えるのを感じた。

「クソッ[Kso]! ハイ[Hai]! イカせてくれ!」 ノボルは悪態をつき、アンジェラの下、身体を捩らせた。

ノボルのアヌスはとてもきつく、身体の内部へみずからを吸いこむように、すぼまってるように見えた。アンジェラは、射精を防ぐためにペニスの根元をしっかり握りながら、股間を彼の顔面へと降ろした。顔面に触れた時に、ぬちゃっと湿った音がした。それと同時に、ノボルが飢えたように彼女のその部分をむさぼり始めるのを感じた。

舐められて気持ちいいのは当然だが、その快感と同じくらい、ノボルの舌が出す湿った音もアンジェラを興奮させた。依然としてノボルのペニスを握りしめ、射精を遮断しつつ、アンジェラは激しく彼の顔面に股間を擦りつけ、やがて絶頂に達した。オーガズムにモヤがかかった意識の中、アンジェラは遠くから大きな唸り声が聞こえたように思い、自分の股間を見おろした。そして、自分が白い毛皮に覆われたものにまたがってるのを見た。今やノボルは獣の姿に変身していたのだ。その一物を手で握りきることは不可能になっていた。


[2014/01/29] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

いじめっ子 (5) 


翌朝、レオは一番セクシーと思った服を着た。ズボンは肌にぴっちりで、お尻を心地よく包んでくれるものを選んだ。彼はパンティも履かなかった。ジャケットは腰のところを太いベルトで結んだ。これだと、腰のあたりの曲線を強調できる。シャツもボタンを外し、肌が少し見えるようにした。そして仕上げはヒール高8センチのハイヒールだった(この1週間ほど、ハイヒールを履いて歩く練習をしていたのである)。その姿でレオは会社に向かった。

午前の勤務時間が半分ほど過ぎたころ、レオは上司に呼び出された。

レオは上司にこう言われた。「レオ、この1ヵ月ほどの君の逸脱行動の理由から、君と我が社は袂を分かつのが最善であると決定したよ」

レオはビックリした。「逸脱行動?」

「君、自分の服装を見てみたまえ。転換とか言うのか? 君がその転換とやらをしているのかどうか分からんが、そんなことは大きな問題ではない。問題は、最近、君はかなり仕事をさぼってきてるのだよ」

レオはうつむいた。確かに女性っぽい服装をしてるのは認めるけど、でも、これは自分に似合ってると思うから…。

「でも…」

「でもはなしだ。君はクビだよ」

「何かありませんか?」 レオは聞いた。そしてあるアイデアがひらめいた。「別の仕事はどうでしょう? 何か一時的な仕事で。私がまだ会社の役に立てると証明したいんです」

レオは藁にもすがる思いだった。仕事は必要だ。

「あるとしたら、下級のオフィス・ガールの仕事くらいだが。まあ、あれは…」

「やります!」 とレオは言った。

「だが…あれは、あまり給料が良くないぞ。だが、君がしたいと言うなら…」

レオは笑顔になって立ちあがった。そして上司のところに近寄り、何も考えずに、優しくちょっと抱きついた。「決して、がっかりさせません」

「うむ…、まあ、そうなら…。ではミセス・スペンサーのところに行きなさい。彼女が君に仕事を与えるだろう。明日から始めてよろしい」

「はい、かしこまりました!」 とレオは挨拶し、上司の部屋を出ようとした。

「ああ、レオ?」 と上司は声をかけた。レオは振り向いた。「今日の君は素敵だよ」

オフィスに戻ったレオは自分の荷物をまとめた(彼はそもそも荷物が少ない)。そして帰宅し、金銭の計算をした。新しい仕事での給与では、借金を払えないことに気がつく。

この問題をどうしようか、彼は徹夜してでも考えようと思った。だが、この夜も彼はディルド遊びをし、そして眠りについたのだった。

*

翌日、ミセス・スペンサーがレオに説明した。「ここで働く女の子たちは、みなスカートを履きます。だからあなたもスカートを買いなさい。短ければ短いほどいいわね。会社からはそう要求されてるわけじゃないけど、男性社員はみな可愛い脚を見るのが好きだし、私たちの仕事は、彼らを幸せにすることだから」

「でも…」

「でもはなし! ここの仕事も悪くはないわよ。タイピングと電話の受け答え。あと、フィリップスさんの言うことは、基本的にどんなことでもすること。フィリップスさんがあなたの上司。だいたいそんなところね。たいした能力は必要ないわ」

レオは頷き、デスクに座った。小さなデスクだった。誰かが置いていったらしいマグカップがあった。新しい上司がピンク色のカップにしろと言ったらしい。

ミセス・スペンサーが振り返って、付け加えた。「あっ、それから。もうちょっとお化粧をして、その髪を何とかしなさいね。あなたは可愛いけど、それだけ。もうちょっと努力する必要があるわ」

「はい、分かりました」 とレオは答えた。

その日、レオは、こんなに働いたことは、ここ数年なかったなあと思った。フィリップスさんは、彼に無数の仕事のリストを用意しているように思われた。でも、彼はハンサムな人だったのがレオには幸いだった。チョコレート色の肌をして、背が高く、逞しい身体をしていた。

雑用をしながら、レオは家計のことを心配した。大学時代、彼はウェイターのアルバイトをしたことがあった。ちょっとお金を稼ぐためにアルバイトをしてみようかとレオは考えた。

*


[2014/01/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

生まれ変わり2 (2) 

スタジオに入り、カウンターに行った。そこには可愛い女性がいて、退屈そうな顔をしながら雑誌をめくっていた。ブロンドの巻き毛の髪。胸は小さいが張りがあってツンと上を向いている。俺が近づくと顔を上げて、にっこり笑った。その笑顔がまた良い。眩しい笑顔だ。

「ハーイ! いらっしゃいませ」

俺も頬笑みを返した。淡い青色の目をしているが、ずいぶん大きい目をしてる。

「ハーイ! ダンスのレッスンをしたいなと思って来たの。これまでダンスを習ったことないんだけど」

「大丈夫ですよ。当店では、ほとんど毎日、夜間にビギナー用のクラスがありますから。昼間のクラスは大半、小中学生向けですけどね。どのようなダンスをお考えですか?」

「よく分からないんです。何か面白いダンスがいいかな? ここには引っ越してきたばかりで、ダンス教室に通ったら、運動をできるのに加えて、新しい友だちができるかもしれないと思ってるの」

「そうですねえ。じゃあ、こうしましよう。これから私がクラスをご案内して、お見せいたしますね。セント・メアリー校の女子生徒さんたちのクラスをお見せします。そうすれば、どんな感じか分かっていただけるかと。それに別の種類のクラスについてもご説明しますね。お昼休みで生徒さん達がいっぱい来るまで、まだ2時間ほどありますから。言い忘れていましたが、私はローラです」

「ありがとう。私はアナスタシアです」 と俺はにっこり笑って自己紹介し、背が高くしなやかそうな身体の彼女の後に続いて廊下を進んだ。もっとも俺の目は、ヨガのパンツに包まれた彼女のお尻に釘付けではあったが。

*****

「そして、最後がここ。ポール・ダンス(参考)の部屋です。このクラスのインストラクタは私なんです。よろしかったら、上級クラスのダンス・レッスンをお見せしましょうか?」

「うん、ええ、格好よさそうね」と俺は返事した。

すでにローラは俺に施設の大半を案内してくれていて、サンバ、タンゴの基礎もして見せてくれていた。それに「ブラック・スワン」のことを話題に出したら、バレエまでもして見せた。

ローラは人を気安い気持ちにさせる雰囲気があり、俺もずいぶん馴染んで居心地がよくなっていて、ふたりは急速に仲良くなっていた。ローラは俺のことを女だと思っているので、俺はそれなりの話し方で彼女と会話していたが、そんな話し方は、あの触手怪物に襲われる前だったら、あり得なかっただろう。ともあれ、ローラにはとても惹かれるところがあった。表面的にはとても純真で人懐っこい感じなのだが、その奥には何か激しいものが隠されているように俺には思えた。

「その椅子に座って見てて」 とローラは、ポールの1メートルくらい前にある椅子を指差し、それから音楽をかけて、ダンスを始めた。そのダンスに俺は目を奪われた。

ポールにつかまりながら、実に流れるように身体が動く。ひとつひとつ美しくポーズを決めては、ポールの周りを回転し、そして床に降り立った。俺のためだけに、その女性の肉体美をもっとも効果的に見せてくれた!

そんな俺の表情に彼女も気づいたのか、ちょっと悪戯っぽくはにかみながら、自信ありげに俺のほうへゆっくり近寄ってきた。そして俺の両肩に手を乗せ、俺の脚にまたがり、腰を震わせるようにして、乗っかってきたのだった。気づけば、彼女の尻頬が俺の勃起を擦ってるではないか。それまで忘れていたのだが、俺はすでに極度に興奮して、激しく勃起していたのだった。俺の秘密を知ったら、ローラはどんな反応をするだろう? 内心怖かった。

ローラは淫らっぽい笑みを浮かべていたのだが、それがみるみる驚きの顔に変わり、そして、信じられないといった顔に変わった。

彼女はサッと身体を引き、大きなテントを張っている俺の股間に目を落とした。そして、ますます目を大きくした。

「ええっ?! な、なんてこと! あなたは……。それ、ものすごく大きい! 私、そういうつもりじゃないの…。何と言うか…。ごめんなさい、アナスタシア。あなたを変人扱いするつもりはないのよ」

「いや、いいんだ。僕だって、予想してない時にこんなモノが突っついてきたら、変人扱いするだろうから」

「でも、あなたを興奮させようとしてたのはほんと。ただ、こんな大きな結果が出てくるなんて予想したなかっただけ」 とローラは笑顔になり、恥ずかしそうにうつむいた。そして、躊躇いがちに、言った。

「あの…、それ、見せてくれる?」

「うん、いいよ」 と俺は椅子から立ち上がった。そしてスカートの中に手を入れ、トランクスの端を掴み、引き下ろした。勃起がすごいので腰を振りながら引っぱらないと、突っかかってしまい、なかなか脱げない。ようやくトランクスが足元に落ち、俺は顔を上げた。ローラの目は俺の股間に釘付けだった。俺はスカートの裾をつまみ、「じゃじゃーん!」 と言いながら、捲り上げた。

ローラは、俺の大げさな行為にくすくす笑っていたが、すぐにその顔が畏敬の表情に変わった。


[2014/01/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第10章 (2) 

ダイアナが私の耳元に囁きかけた。

「あなたとアンジーのこと、訊いたら話してくれる?」

私は前を見つめたままでいた。そして、あてずっぽうで言ってみた。

「君とジェフ・スペンサーとのこと、話してくれる?」

私の後ろでダイアナの身体が一瞬、強張るのを感じた。

「そう訊かれるのも当然ね……でも、話す前に、答えてほしいことがあるわ。私のこと、愛してる?」

「もちろん。無条件に」

「私のことを信じる?」

ダイアナがこういう言い方を使ったのを知って嬉しかった。私だけの感覚かもしれないけれど、「信じる」と「信頼する」の間には繊細な違いがある。この時は、どちらの言葉を使うかで私は違った答えをしただろうと思う。多分、ダイアナはそれを察して、言葉を選んだのだろう。

「信じるわ」

「だったら、これも信じて」 と彼女は感情がこもった声で言った。「私たちが一緒になった3ヶ月間で、あなたは私の人生になったわ。私にとって生きて行く理由に。そういうこと、これまで誰にも言ったことがない。自分がこういうこと言うだろうとも思ってなかった。私のようなライフスタイルを送ってると、深い感情的なしがらみには関わることができないもの。あなたと知り合えて幸運だった。本当に幸運だった…」

「…最初の頃にあなたに言ったこと、覚えている? あのレストランで? 『1週間だろうと、1ヵ月だろうと、一生だろうと、違いはないわ。正しいと思ったときは、正しいのよ。あなたも分かってるはず』って。私たちは正しいことをした。私たちはふたりでひとりなの。あの最初の時、クラブで会ったときは、それに気づかなかったけど、あの素敵なバレンタイン・デーの週末からは、ずっとそう思っているわ。毎日、あなたを引き合わせてくれたことで神様に感謝しているの…」

「もっともっと君を知りたいよ」と私は小さな声だけど、しっかり伝えた。「始まりは、素晴らしかった。君とふたりだけの世界で、他の一切のこと、誰でも他の人のことを忘れて浸ることができた。そして、次第に事態がだんだん…だんだん複雑になってきた。手術の後、君は私のそばにいてくれて、とても嬉しかった。そして今は、私はだんだん……何と言うか、だんだん君と同じようになってきていて、そしてそれは私自身が望んでいたことでもあって、そんなことから、私たちは徐々に別々の道へとさまよい始めたような気がしてる。あまり君と会うこともなくなってきていたし。そして、そんな時、君はロスアンジェルスへ行ってしまった…」

ダイアナは私の首の後ろに優しくキスをした。

「それは、私があなたから離れていようとしていたから…。あなたを愛さなくなったというのじゃないのよ。実際は、その逆なのよ」

「それじゃ、分からないよ、ダイアナ」と私は不満そうな声を出した。「ジェフ・スペンサーとの関係のせいじゃないの? ついでに言えば、私は、彼が私よりずっと大きいのを知ってるわ。だから、彼と寝る方がずっといいんでしょ…?」

ダイアナは私の肩を掴んで、私に彼女の方を向かせた。そして怒った声で言った。

「さっき私が何て言ったか忘れたの?」


[2014/01/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第16章 (17) 


ひょっとしたら、アンドリューは、私が出会ったうちで一番ハンサムな人かもしれない。彼が部屋に入ってきた時、私はただおとなしく黙っていることしかできなかった。誰もが何でもないような感じでいたけど、デビーと私は別。今から数分後には、この創始者とベッドに入ることになるって知っていたから! ふたりともすごく興奮していたので、私たちの濡れたあそこの匂いが漂っていないか、不安だった。

コロニアル・スタイル(参考)の素敵な寝室に案内された。巨大な四柱式のベッドが中央にあって、私たちを招いていた。

私もデビーも急いでいたけど、アンドリューはそうではなかった。彼によると、奥様たちの要請でひとつルールがあると言う。それはと言うと、これで本当に妊娠することになるとするなら、この経験は想い出になるような経験にしなければならないということ。私たちにそういう想い出になる経験をさせることがアンドリューの仕事、とのこと。

デビーも私も、それまで何度も3Pの経験がある。だけど普通は、最後には私たちふたりが互いにオーガズムを与えるようにしないといけなくなる。私たちふたりを満足させられる男の人はいなかったから。私はと言うと、ちょっと別のことを考えていた。今日は私がアンドリューを独り占めして、デビーには別の日にしてもらうということ。でも、後で分かったけど、それは心配する必要のないことだった。

アンドリューにキスされた! 彼は一回のキスにすべてを込めてくれた。キューっと足指が内側に反りそう(参考)。キスされながら服を脱がされてるのを感じる。キスを解いた時には、すでに私は半裸になっていた。アンドリューは妹の方を向いて、私へのと同じおもてなしを彼女にもした。

私は彼の服を脱がしにかかった。このイイ男が裸になったところを見たい。彼が妹にキスをしている間に、私は後ろから手を伸ばし、ベルトのバックルとズボンの留め具を外して、引き下げた。

彼はデビーから離れ、後はデビー自身に服を脱ぐようにさせた。そして私に言った。

「時間はたっぷりあるから、もし、君が気にしないなら、ひとりずつでしたいんだが。そうすれば、それぞれに適切に力を注ぐのが楽になるんだけど」

デビーは私とそっくり。90センチのDカップのバスト。彼女の乳首はすでに固く立っていた。

「じゃあ、そこに横たわって」 とアンドリューは言い、服を脱いだ。最初はシャツを、それから靴と靴下を脱いでいく。そして、つまりズボンと下着を脱いだ。

これだけは言わせて。アンドリュー・アドキンズのお尻はキュッと引き締まったお尻! あのお尻の頬に手を伸ばしてモミモミしてみたくなってしょうがなかった。

彼は私の方を振り向いて、微笑んだ。

「君はベッドの向こうのところに横になって、待っててくれるかな? 彼女と終えたらすぐに君の相手をするから」



[2014/01/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (16) 

メールが来てないかネットにログインし、メール・ボックスを開けてみたが、驚いたことに、ステファニからもミセス・グラフからもメールが来てない。俺はログオフして、部屋を出た。

家から出てカギを締め、車に乗った。早速、ブラッドの家に向かう。車を走らせながら、ステファニがいくらカネを用意してるだろうかと考えた。すぐにブラッドの家に着き、車を家の前に止めた。

エンジンを切り、深呼吸し、ミラーで自分の顔をチェックし、車を出た。玄関前のポーチへと進み、ベルを鳴らした。

「よお、ジャスティン」 とブラッドがドアを開けながら俺に声をかけた。

「やあ」 と俺は家の中に入り、ドアを閉めた。

「おやじさんの車で来たのか?」

ふたりでキッチンを進み、ステファニの横を通り過ぎ、小部屋に向かいながら、ブラッドが訊いた。

「ああ、今は俺の車だけどな」 と俺はソファに腰を降ろした。

「おやじさんに車を譲ってもらったのか?」 とブラッドは野球ゲームのスイッチを入れながら訊いた。

「ああ」

とりあえず、ステファニとふたりっきりになるチャンスが欲しい。

「あんまりゲームばかりしてちゃダメよ」 と遠くからステファニが声をかけた。「夕食はもうすぐよ」

「ジャスティンも一緒に食べていい?」 とブラッドが叫んだ。

返事がなかった。ステファニは俺にここにいてほしくないのだろう。ずっと沈黙が続いた後、ブラッドの父親が小部屋に顔を出した。

「ジャスティンならウチの夕食にいつでも大歓迎だよ」 とブラッドの父親は言い、キッチンへと姿を消した。

俺はニヤリと微笑みながら立ちあがり、ブラッドと一緒にキッチンに入った。入るとすぐに、ステファニは俺の顔を見た。

ステファニは、カットオフ(参考)を履いていてビックリするほど色っぽい。白いシャツのおかげでほど良く焼けた肌がコントラストをなして綺麗に見えたし、あの胸の谷間もよく見える。すでにシャツの下に尖った乳首が見えていた。この後なにが起きるかステファニは予感している証拠だ。

みんなでダイニング・テーブルの席に着いた。俺はブラッドの母親の一挙手一投足を見続けた。彼女は最後の料理をテーブルに置くと、俺の真向かいの席に腰を降ろした。

食べてる間、基本的に誰もおしゃべりをしなかった。ステファニは非常にそわそわしているようで、しょっちゅう、みんなにチラチラ視線を向けていた。特に俺を気にしていた。ある時、あまり長い間、俺のところを見ている時があったので、俺はニヤリと邪悪そうな笑みを浮かべて見せてやった。ステファニは不安そうに周りを見回した後、俺の方に視線を戻し、ゆっくりと顔を左右に振った。「ヤメテ」と言おうとしてるのだろう。

俺はニヤニヤしながら、ズボンのポケットのあたりを触った。ポケットの中には小さなリモコンが入ってる。ステファニは、食べ物を噛みながら、俺の動作を見続けていた。


[2014/01/21] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第9章 (13) 

スピーカーからDJの声が流れた。

「ウワーオ! ここマックスでは普通のことだが、ワイルドなことが起きるものだ! 酒で喉の渇きを癒そう! それに女の子にチップをやるのも忘れないでくれよな! この様子だと、どうやら、ウチのATMに行って軍資金の補給をしなきゃなさそうだな。次の登場はボニーだ! テキサス出身の官能的な新人だ。ではボニーに盛大な拍手を!」

あたしは顔を覆っていた手を降ろし、周りを見回した。フランクがじっとあたしを見ている。フランクばかりでなく変態どもみんなもあたしを見ていた。フランクはあたしの唇のあたりに視線を向けていた。この男が何を考えているかあたしにも分かるわ。彼はあたしに顔を寄せてきた。

「自分の娘にも今みたいに舐めてやってるのか、ケイト? クリスティのあそこをあんなふうに?」

あたしは反射的に彼の頬を叩こうとした。だけど、手をつかまれてしまった。

「絶対そうだな。俺には分かる。旦那が寝た後、寝室からこっそり出て、娘の寝室に忍び込み、舐めてやってるんだろう。さっきのステージの女みたいによがり声を出させてるんだろう。俺には分かるぜ」

今にも殺しそうな目でフランクを睨みつけたけど、フランクはただ笑うばかりだった。

「おっと、写真のこと忘れちゃダメだぜ、ケイト」 とフランクは囁き、あたしの手を離した。

フランクは立ちあがり、あたしにも同じように立つよう合図した。指示通りに立ちあがった。その時になって気づいたけど、スカートが腰のところまで捲り上がってて、パンティにはお札がたくさん差し込まれていた。ああ、なんてこと! あたし、チップをもらってたということ? まるでストリッパーみたいにチップを受けていたということ? どうしていいか分からないので、あそこを隠そうとスカートを降ろそうとした。でもフランクに止められた。

「そのままにしておけよ。どうせ、すぐに脱ぐことになるんだし。それにお前が俺のためにどれだけ稼いだか、みんなにも見てほしいしな」

フランクの言葉を聞いて、自分が安っぽい女になった気がして、腹が立った。でも、同時に、興奮もした。どうして興奮しちゃうの? あたし…女の人のあそこを舐めてお金を稼いだのよ! ああ、どうして、それでこんなに興奮しちゃってるの? 今はダメ。エッチな気分になりたくないわ! 少なくとも今はイヤ。この男のためにそうなるのはイヤ!

不満を感じながら、席へと歩いた。スカートは捲れたまま、濡れたパンティも股間に食い込ませたまま、歩いた。一歩一歩あるくあたしを男たちがじっと見ていた。疑いようのない目つきで。あたしは席につき、次に何が起こるのか待った。この店には公衆電話があるはず。これ以上、事態が悪化する前にクリスティに電話をしなきゃ!

ふと、レイブンがあたしたちの方へ歩いてくるのに気がついた。彼女、あたしを見て、あたしの露わになってる腰のあたりに目を落とした。変態どものひとりが椅子を引っぱって、あたしの隣に置いた。レイブンはそれに座った。ブラとパンティだけの姿。あたしの方に寄り添い、腕をあたしに回して抱き寄せる。

「うーん、あなた、いい肌してるわね」 と彼女はあたしに囁いて、すぐにフランクへ目を向けた。

また、この人の匂いがした。あそこの匂い。とても甘い香りで、これを嗅ぐと狂っちゃいそうになる。

「フランク? この人を連れて来てくれてありがとう。さっきみたいなこと、この数ヶ月、なかったことなのよ」 とレイブンは笑った。

「分かってるって。最後に俺がここに来た時も、同じようになったよな。でも言わせてもらえれば、この前の女より、この女の方がずっと上手だったろ?」

この場にあたしがいるのに、さっきの変態行為についておしゃべりして笑ってる。まるで、あたしが、能なしでカラダだけの女みたいに。でも自分でも驚いたけど、あたしはただ黙って話しを聞いていた。

「ええ、彼女、最高だったわ。舌がヌルヌル這う蛇みたいで、私もワイルドになっちゃった」

レイブンはそう言いながら手をあたしのお口に近づけ、人差し指を唇にあてた。彼女が何をしようとしてるのか分からず、あたしは身を強張らせた。レイブンは指であたしの唇をなぞりながら言った。

「あら、彼女、ちょっと固くなってるみたいね」

変態男たちがみんな、笑いながら、レイブンがしていることを見ている。

「どうしたら彼女の緊張をほぐせるかしら? うーん、私にならできそうな気がするわ…」


[2014/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

田園で拉致されて (1) 

「田園で拉致されて」 Kidnapped in the Country by Black Demon

「襲われた女教師」の続編

デスクに座り、テストを受けているクラスの生徒たちを見回しながらジルは思い出していた。たった半年前に起きた出来事を。

目を閉じ、恐ろしさに身震いする。あの日、集会をサボる生徒たちがいないか学校の裏手を巡回するよう求められた。

「ああ………人生って、たった一回の忌まわしい午後の出来事で、こんなにも急激に変わってしまうものなの?」 

身体じゅうを震わせながらジルは溜息をついた。

「たった半年前までは、私はただのジル・アンダーソン先生だった。愛情あふれるハンサムな夫と結婚し、ふたりの可愛い子供に恵まれ、幸せな生活を送っていた無垢な28歳の高校教師。それが今は………。ビルに知られたらどうなってしまうの? 自分の愛する貞淑な妻が、永遠に元に戻れなくなっっていると知ったら……。犯され……彼に妻としてふさわしい純粋無垢な女ではなくなってしまっていると知ったら。大切な妻が、邪悪な黒人の用務員に犯され、汚されてしまったと知ったら、ビルは何と言うかしら? 何をするかしら?」

物思いにふけりつつ、ジルはこう思った。

「ビルはとても理解がある人だし、寛大な人だわ。だから、黒人が私の身体を奪ったという、恐ろしい事実も受け入れて克服できるはず。とりわけ、あの男が私をレイプした事実を考えれば、そう考えてくれるはず!」

そしてジルは、また、あの運命の日の出来事を思い返していた。生徒たちが全員クラスに戻って行くのを見た後、学校敷地の奥を見回りに行くのを志願したところ、校長から、巡視した後、問題がなければ、そのまま自宅へ帰ってよいと言われたこと。そうして見回りをしていたら、谷間のようなところから子供が怪我をしたような声が聞こえたこと。その子供のことが心配で、すぐにその場所へ駆けたこと。その時、その声は邪悪な用務員がテープで流していた嘘の声だとは、知る由もなかったこと。

涙が溢れそうになり、ジルはまばたきをした。今でも鮮明に覚えている。白いハイヒールで谷間の底へと急な坂を降りて行くと、突然、両脚を払われ、坂を転げ落ちたこと。一瞬、気を失い、そして意識を取り戻すと、すでにあの邪悪な男の腕の中に抱きすくめられていた。

思い出すに恐怖にぶるぶると体が震えてくる。男に服を引きちぎるようにして剥ぎ取られた。そして、あの恐ろしい男のズボンのチャックを強引に降ろさせられ、さらには、アレを握りしごくように仕向けられた。

「ああ、何てこと…………。あの後、私がさせられたことを知ったら、ビルは死んでしまうわ………。あの腐ったような匂いのペニスを口に入れられた…………大きな黒いペニスを!」

さらに、その後に起きた卑しい行為の数々も思い出す。あの用務員に女陰を犯されたばかりでなく、アナルまで犯されたことを。

「ビルなら、あれが私の意志ではなかったことを理解できるはずだし、それでも私を愛してくれるはず! でも………、でも、あの後のことは、いくらビルでも決して許してくれないわ………。あの何週間か後に、あの男が家に来た時に起きた出来事は……………。絶対に許してもらえない!」

あの日、あの男が自宅の玄関先に立っていた。そして、もし帰ってほしいなら、帰ってやるぜと言ったのである。

「あの時、私は何をしたの? あの時、私は、玄関先で下着を降ろし、あの男を家に迎え入れ、あの大きな黒ペニスを握って、夫婦の寝室へと連れ込んでしまった!」

あの用務員は今はジルの学校を辞め、町を去った。その後、あの男が小切手を偽造した件で警察に逮捕されたらしい。その点で、ジルは安心していた。これで彼女の秘密が暴露される心配からも、あの男が持っていた磁力からも逃れることができたから。

その一方で、ジルは空虚感を否定できずにいた。あの悪魔のような用務員が彼女にもたらした名づけようのない何か。それへの渇望。

愛情豊かで心優しい夫との優しくいたわり合うような愛の行為では、もはやジルは満足できなくなっていた。毎晩、ベッドの中、ジルはねじ曲がった興奮を思い出していた。自分のカラダを性的に支配することだけを望む男に、強引に身体を奪われ、あらゆるやり方で男を喜ばすように無理強いされる。そんなふうに扱われたいと。

季節は夏になっていた。ジルがあの出来事を心の奥へとしまい込むのにつれて、彼女の生活も次第に元の普通の状態に戻りつつあった。夏の休暇に入ってからの最初の6週間は、子供たちと遠足や催し物へ出かけ、家庭生活を楽しんだ。そうすることにより、あの忌まわしい切望や性的妄想も薄れ始め、それにいつも伴う罪悪感も薄らいでいった。

いまジルは、家族と1週間ほどの旅行に出かけていた。田園地帯を通り抜け、海岸のリゾート地に行く旅行である。旅行初日は、田園地帯にあるビルの実家に泊まった。その後、子供たちは祖父母のところに預け、週の残りはビルとふたりっきりで豪華な海岸リゾート地に行くことになっていた。


[2014/01/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ライジング・サン&モーニング・カーム 第10章 (1) 

「ライジング・サン & モーニング・カーム」 第10章 The Rising Sun & The Morning Calm Ch. 10 by vinkb


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これまでのあらすじ


16世紀釜山。地元娘ジウンは日本人ノボルと知り合い、ふたりは結ばれた。しかし翌朝、ジウンはノボルの弟サブローらに強姦され、自害する。それに反発したノボルは秀吉に不死の刑を科され、狐使いの美女に半人半獣の身にされてしまう。時代は変わり現代のシカゴ。女医アンジェラはノボルと知り合い、デートをし、セックスで強烈な快感を味わう。ノボルは自分が半人半獣であることを打ち明けた。二人はアンジェラの家に向かうが、ノボルは何か危険を察知し、彼女を連れて自宅に帰る。サブローがノボルを追っているらしい。ノボルは自分の身体の生化学的な研究を進めていることを説明した。ノボルはアンジェラのボディガードとしてゲンゾーをつけた。ノボルは過去を思い出す。狐使いを殺した時のこと。文禄慶長の役での朝鮮水軍の李舜臣との交流のことを。さらに戦時中の日本のことを思い出し、うなされる。


*****



寝返りを打ったノボルは、横にアンジェラがいて片肘をつきながら横寝になって、彼を見つめているのを見て、軽く驚いた。普通、ノボルは簡単には驚くことはない。だから、アンジェラを見てビックリしてちょっと息を止めたのは、彼にとっては大きな反応だったと言える。

「ずっと起きていたの?」

アンジェラは姿勢を変えずに頷いた。でも何も言わない。

「何か気になることでも?」 彼女がずっと起きていて、こんなに真剣に見つめるているのは、ノボルにとって奇妙と思われることだった。

アンジェラはゆっくりとまばたきし、じっとノボルの顔を見てから言葉を発した。「何が起きてるのか話してくれる?…」 そして乾いた口調で付け加えた。「…あまり困ることじゃなければだけど、ノボル殿」

「前にも言ったように、何でもないんだよ。仕事に行く準備をすべきじゃ?」

「話題を変えないで!」 と彼女は食ってかかった。「この二晩、あなたは寝ている間、うなされて、韓国語で何かつぶやいてるのよ。説明してほしいと言うのも当然だと思うけど」

ノボルは、アンジェラがこの話題を放置してくれるのを期待し、彼女を抱き寄せた。「そのことについて話すのは、まだ早すぎる」

アンジェラは不満そうに頭を左右に振った。「こういう手を使うのは避けたいと思ってたけど…」

「こういう手って?」

そう言いかけたところで、ノボルの唇から不意に喘ぎ声が漏れた。アンジェラが羽毛のような繊細な手つきで彼のペニスを愛撫し始めたからだ。指先で包皮を剥かれ、肉茎がみるみる長さを増していく。ノボルは催眠術をかけられているようにアンジェラの瞳を見つめた。

柔らかな手でしっかりと握り、しごき始める。やがて大粒の先走りの滴が溢れ始め、彼女の指を伝って流れ始めた。アンジェラは舌を伸ばし、その滴を数滴、美味しそうに舐めた後、残りの滴を使って、敏感な頭部をヌルヌルにし、ゆったりとしたペースで本格的にしごき始めた。彼女の手の甘美な動きで、ノボルのペニスはさらに先走りを出し、すぐに、彼女の指が彼の勃起を揉みしごくたびに、ぬちゃぬちゃと湿った音を立てるまでになった。

アンジェラは微笑みながら、しごき続け、さらに彼の顔にまたがった。ノボルは両手で彼女の腰を押さえた。彼の腹筋が緊張した。彼女の股間へ口をつけようと頭をもたげたからだ。

「ダメ!」 とアンジェラは鋭い声で言い、強く彼のペニスを握った。

「なぜ[Nazeh]?」 目の前、アンジェラの陰唇がシロップを湛えるのを見ながら、ノボルは喘いだ。その匂いで自然と口の中に唾液が溜まる。

「どうしても!」


[2014/01/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

いじめっ子 (4) 

最近、レオには変なことが起きていた。彼が来ると男たちはドアを押さえてくれて、前とは違った顔で微笑みかけるようになっていた。上司までも、ミーティングの後、歩いていくレオのお尻をトントンと軽く叩いたりする。嫌な感じとかはしなかったが、ただ変な感じなのは確かだ。

*

ある朝、レオはおしっこをしたくなった。彼は何も考えずに、トイレの前、後ろを向いて、便座に腰掛けた。レオが、自分が何をしたか気がついたのは、それから2分ほど経ってからだったが、その方が正しいような気がすると、そう思ったレオだった。というわけで、その日以降、彼は小便をするとき便座に腰掛けるようになった。ちょっと股間が濡れる感じだし、終わった後、拭かなくちゃいけなかったが、これは仕方ないことなのだと思うことにした。

その同じ朝、シャワーを浴び身体を洗ってる時だった。股間を洗うとき、たまたま指がつるりと肛門に入ったのだった。驚いたのは、その時、自分の口から実に悩ましい声が漏れ出たことだった。レオは一度、指を抜き、もう一度入れてみた。すごく気持ちいい。さらに続けて出し入れした。乳首と小さなペニスが勃起してくるのを感じた。さらに出し入れを続け、やがてレオは絶頂に達した。一度もペニスに触っていないのに(というか、ペニスに触ることすら頭に浮かばなかった)。

その日、他にも出来事があった。

それは職場での出来事。電話をしていた時、突然、声が割れて、甲高い声になったのである。レオは声を直そうと咳払いをしたが、直らなかった。そこで彼はわざと低い声を出して、「後でかけ直しますがよろしいでしょうか」と返事した。

どこか調子が優れない。レオは上司のオフィスに行き、早退してもよいか訊いた。

上司は「オーケー、可愛いこちゃん。もう退社してもいいよ」と答えた。

レオはほとんど気づいていなかったが、しばらく前から会社の男たちはレオのことを皮肉まじりのあだ名で呼んでいたのである。レオは、そういう連中なんだと、あだ名のことを無視した。

帰宅中、レオは声についての不思議な問題のことばかり考えていて、他のことはあまり考えなかった。だが、すぐに彼の心は他のことに占領されることになった。注文していた新しい下着が新しい服と共に送られてきたのである。

包みを開き、レオは女の子のように歓声をあげた。そして新しい衣類を試着してみようと、文字通り、着ている服を破るようにして脱ぎ去った。

まずは黒いレースのパンティを手にした(レオは、これをランジェリではなく単なる下着と考えていた)。つるつるの脚にパンティを通す。とっても素敵に見えたし、このソング・パンティを履くとお尻がビックリするほど美しく見える。

その日の午後、早退したにもかかわらず、レオは新しい衣類を試着して過ごした。腰を抱き包むようなスタイルのジーンズに、スーツ類(今のスーツよりちょっと女性的になってる)、そして様々なパンティ。新しいトップ類にはTシャツ、タンクトップ、ドレス・シャツが含まれていた。

レオは、裾がかろうじてへそを隠す程度の黄色のタンクトップとピンク色のソング・パンティを身につけ、パソコンの前に座っていた。この姿、実に気持ちが良かったし、すごくセクシーになってる感じがした。他の新しい衣類も全部、今の自分に完璧にフィットしている。

だがレオは朝のシャワーの時に起きたことを考え続けていた。男があんなことをするのはちょっと変わってるというのは知っていたけど、すごい快感があったのも事実。そこでレオはネットでアダルト・グッズを見てみることにした。別に何か買おうとしたわけではなかったが、ネットで見ているうちに気分が乗ってきて、結局、非常にリアルな形状をしたディルドを注文していた。「自分は大人なのだから、プライバシーで人に迷惑をかけないなら好きなことをやっていいんだ。そもそも誰にも分からないはず」と自分に言い聞かせた。

*

翌日は、レオにとって、こんなに時間が経つのが遅いのかと苦しいくらいだった。この日も会社に欠勤の電話を入れ、一日中、新しいお友達、つまりディルドが来るのを待っていた。レオは、高額費用は気にせず、即日配達の配送を選んでいた。

玄関のチャイムが鳴った時、レオは興奮して大喜びし、キュートで可愛いショートパンツに包まれたお尻を左右に振りながら玄関へと走った。配達人は、包みを渡しながら、意味ありげにレオを見て笑った。もちろんレオはそれに気づかなかったが。

包みを破り、中からディルドを取りだした。パソコンで見たより大きかった。でも、大きいことは良いことでしょ? それは、レオが聞いたこともないポルノ男優のペニスをモデルにしたものだった。

不思議だった。小さな手で大きなディルドを握ってるうちに、アヌスが少し濡れてきたように感じたのである。

レオは裸になった。そして、床に仰向けになり、両脚を大きく広げた。彼はディルドには潤滑を与える必要があると思い、早速、舐めはじめた。同時にもう一方の手を股間に降ろし、アヌスを触り始めた。最初は舐めていたけれど、やがて吸う行為に変わり、すぐに本格的なフェラチオをへと変わっていった。その間もアヌスに指を出し入れしている。

レオは調子に乗りすぎてしまい、それから2分ほどして、絶頂に達した。その間、彼の頭の中では、本物のペニスを舐めしゃぶってるイメージが踊っていた。

ようやく、充分、ディルドの準備ができたと満足し、レオはそれを肛門へとあてがった。最初、これは大きすぎたかもしれないと思った。頭部がなかなか入って行きそうにないからだ。だが、いったん身体の力を抜いてみたら、するりと入り始めた。

片手で勃起した乳首をいじりながら、ゆっくりと全部挿入した。中を満たされる感覚を味わいたいと思ったので、最初はゆっくりと行うつもりだった。だが、それは長くは持たなかった。いつの間にか、激しく出し入れをするように変わっていた。できるだけ早く入れたり抜いたりを繰り返し、その間、ずっと快感の叫び声を上げていた。何度も絶頂に達してる気がした。あまりにイキっぱなしになっていたので、もはや射精もせず、ただイッた瞬間、身体を強張らせ、ピクピクと痙攣するだけになっていた。オーガズムの回数も分からなくなっていたし、しかも、一度もペニスに触っていなかったのである。

2時間ほど続け、レオは疲れ切った状態になり、その影響で彼はうとうとし始めた。

興奮でぼんやりした意識の中、この1ヶ月半の出来事のすべてが彼の脳裏に浮かんだ。だが、不思議なことにレオはほとんど不安にならなかった。いま自分がしたいことは分かってるし、それをする方法も分かってると思った。

そして、再びディルドのことを頭に浮かべた。さらにそれから2時間ほど、レオは疑似ペニスで快楽をむさぼり、そしてその後、消耗したあげく眠りに落ちたのだった。

*


[2014/01/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

生まれ変わり2 (1) 

「生まれ変わり2」 Reborn Ch. 02 by Mr_Owlow

これは私の生まれ変わりについての物語の第2章だ。これを書いている今、新しい人生になってから1年が経っている。良いことも悪いこともあったが、今は自分に与えられたこの新しい人生で、これほど幸せな人生はないと思っている。今ですらあの謎の生物がまた現れて、あの信じがたいレベルの快楽を味わわせてくれないかと期待する時がある。だが、あの生物が私のところに戻ってくることはなかった。それはともかく、第2章の話しをしよう。

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俺が生まれ変わった夜から1週間がすぎ、また金曜日になった。俺は、日課になった朝のオナニーでオーガズムを堪能した後、カウチに寝そべって、ティーボ(参考)で古いクレイグ・ファーガソン(参考)のショーを見ていた。映画「ブラック・スワン」のプロモーションでミラ・キュニス(参考)がインタビューされていて、そのダブル・アンタンドレ(参考)と悪意のない冗談を聞いて笑っていたところだった。そして、その時ふと思ったのである。ダンス教室に行くというのも面白そうだと。まあ、少なくともナタリー・ポートマン(参考)の演じるキャラみたいになるのじゃなければ、楽しいのではないか。可愛い女の子がたくさんいるだろうし、ひょっとして彼女を見つけることができるかもしれない。それに加えて、ますます男に対してムラムラと衝動を覚えるようになっているのだが、今後この欲望が強くなるのだとしたら、女としてダンスができるというのも、悪いことじゃないだろう。

この1週間、俺は今後どうするか考えた。古い軍役時代の仲間に作ってもらったIDでは、俺は高校では優秀な成績を収めたが、大学の学位はもっていないとなっている。なので、俺が前に勤めていた仕事に類する職は問題外である。前の口座はそのままなので、それを使って株の取引を続け、得られた利益を新しい口座へ移動し始めた。大儲けを狙ってギャンブルするのでなければ、これを使って何年かは生活していけるはずだ。だが、その蓄えが尽きてしまうかもしれず、その時に備えて、仕事にありつけるよう、大学に入ることを考えた。

グーグルで検索したら、家から20分程度のところにダンス・スタジオがあるのを見つけた。他にすることもなかったので、俺は車でそこに行って、自分の目で確かめようと思った。

浴室に行き、簡単にシャワーを浴び、レースの青いブラジャーをつけ、下にはトランクスを履き、青いサンドレスを着た。靴も青のスニーカーを履いた。そうしてハンドバックと車のキーを取り、新しい車へと向かった。青のフォルクスワーゲン・ジェッタ(参考)だ。この車の方が、前のピックアップ・トラックよりは今の人格と身体の大きさにずっとお似合いだ。

そのダンス教室のある場所に行き、近くに車を止めた。車を降りる前に、忘れずに両膝を閉じて、たまたま誰かが俺を見たときに余計なものを見せてしまわないようにした。実際、2日ほど前にそういうことが起きてしまったのである。その日、ガソリンを入れにピックアップから降りたら、ギャッと言う声を聞いたのだ。で、その方向に目をやると、隣の給油装置でガソリンを入れていた男が俺をじっと見つめていたのである。そいつの視線を追ってみて、今度は俺が悲鳴を上げてしまった。その時はソング・パンティを履いていたのだが、その中からペニスが飛び出て、丸見えになっていたからである。俺はガソリンを入れることもせず、すぐに車に飛び乗り、一目散に逃げ帰った。恥ずかしさのあまり、そうする他なかったのである。そのことがあって以来、俺は以前の通りトランクスを履くようになった。


[2014/01/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

裏切り 第10章 (1) 

「裏切り」 第10章 始まりあるものは… Betrayed Ch. 10 Everything That Has A Beginning... by AngelCherysse


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これまでのあらすじ


ランスは、妻のスーザンとジェフの浮気を知りショックを受ける。ジェフがシーメール・クラブの常連だったのを突き止めた彼はそこでダイアナと知り合い、性交渉をもつ。それは彼の隠れた本性に開眼させる経験でもあった。やがて彼はダイアナと付き合い始め、女装をしリサという名前をもらった。そんなある日、会社の美人秘書アンジーに正体を見透かされる。そしてリサの姿でレストランに行くと、そこには会社の上司であるジムとロブがいた。リサは自分が昇格したこと、およびランス=リサであることがバレていることを知らされる。その頃、ジェフを中心としてランスを陥れようとしてる陰謀が進行しているのを知る。陰謀の内通者がいる。それが誰なのかを探るため、有名人パーティに出たリサは、ジェフと会い、口唇奉仕をしたのだった。


*****



あの日曜の夜、ダイアナがロスアンジェルスからの飛行機から降り立った時、できることなら、オヘア国際空港のゲートで彼女を待ちたかった。でも、それはできず、代わりに手荷物受取所で待たなければならなかった。交通安全局のセキュリティ関係で働いてる人にはユーモアのセンスがない。まあ、自給8ドルの仕事なので、ユーモアを解する余裕がないのも仕方ないかも。

他の乗客たちは、手荷物を運ぶコンベアーベルトの真ん前で、かなり濃厚なショーを見せられ、もてなされた。悩殺ボディのブルネット美人とブロンド美人が、まるでアダルト・ビデオからそのまま出てきたように、抱き合い、キスし合うのを見せつけられたから。

その夜は、レイクビューにあるダイアナのマンションでなく、私のマンションに行くことにした。私は「ダメ」の返事は受けつけなかった。ダイアナはちょっとためらったものの、すぐに喜んで従ってくれた。

彼女は、その夜、私と過ごすことになるのを想像し、純粋に安心しているみたいだった。オヘア空港からシカゴ市内に通じるケネディ高速道路を走る間ずっと、彼女は私の腕に腕を絡ませ、私にすり寄っていた。ふたりとも言葉を交わすことなしに、ただ身体を寄せあっていることで多くのことを語り合った。ダイアナの私へのこの反応と、彼女がジェフ・スペンサーへの内通者として私に罠をかけていることを示す証拠がますます増えている事実。どうしたら、このふたつのつじつまを合わせることができるのだろう。私は内心、つらい気持ちだった。

ダイアナは緊張し、何かを恐れているようだった。原因が何であれ、彼女は、その件について話そうとはしなかった。オハイオ通りで高速を降りた時、携帯電話が鳴った。私の携帯ではなかったし、いつものダイアナの携帯でもなかった。着信音はヒップ・ポップの曲のようだった。私はダイアナのハンドバッグに目をやった。彼女は窓の外を見ていた。

「無視して」 とダイアナは何事もないような感じで言った。

「でも、これって…」

「いいから、無視して!」 とダイアナは私を睨みつけ、きつい声で言った。「今夜は、あなたとだけの時間にしたいの。他の誰とでも、あなたを分かち合うつもりはないわ。特に、アンジェリーナ・トーレスとだけは」

急襲!

いや、実際には急襲と言うほどでもない。ダイアナはアンジーが私の個人秘書になってるのをすでに知っている。それに、ロブのコンドミニアムでのあの最初の夜、私がアンジーとセックスしたこともダイアナは知っている。あの夜のことについてはすべてダイアナに話したから。それを話した後は、それにダニエルとの「デート」について言い合いをした後は、ダイアナは、ちょうど私が彼女のことに探りを入れなくなったのと同じく、私のその後の付き合いについても、しつこく聞くようなことはなくなっていた。ふたりだけの時は、お互いのことにだけ集中し、他の人のことは話さないというのが、彼女と私の間の暗黙の了解になっていた。ダイアナとアンジーのふたりに対する感情で、私は摩擦を感じていたので、この暗黙の了解はありがたかった。でも、今はその力学がダイアナの心の中で変化してしまったのかもしれない。

いったん部屋に入るとすぐに、このゴージャスなシーメールは、まるで1年もセックスしてなかったかのように私に襲いかかった。愛しあったというより、長時間にわたって狂ったように犯しあったと言った方が近い。互いの身体に爪を立て、甘噛みの跡を残しあい、ヒリヒリするほど乳首をつねりあい、そして痛いほどに互いの穴を広げあう…。

行為が終わり、ふたり、スプーンを重ねたように(参考)なって横になった。私は彼女の腕に包まれていた。ふたりとも身体を震わせていた。肉体的にも感情的にも疲れ切って。


[2014/01/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第16章 (16) 


私たちは裏庭へと出た。この人たち、超一流のテニスコートを持っている。そのコートで、アンドリューとその相手、確かジェイクがテニスをしていた。ふたりとも卓越したプレーヤーなのは明らかだった。パワフルに打ちあってる。しかも、互いに下品で考えられないような言葉を掛け合っている。どうやら、言葉を言い合う目的は、相手を笑わせて、ミスショットを引きだすことにあるらしい。ふたりを見ていて、ジェイクもかなりハンサムなのだけど、この創始者のアンドリュー・アドキンズという人は、本当にイイ男だと気がついた。

テニスを見ていたけど、私の視線はアンドリューに引き寄せられていた。うわあ、ほんとにイイ男! そんな私に双子のひとりが気づいたよう。

「どう、この試合、楽しんでる?」

私はちょっと気まずい感じになった。「彼、とても上手ですね?」

「ええ、あなたが想像してるよりずっと上手かも。まだ『プレーボーイ』の記事は読んでないの?」

実際、読んでいなかったのを認めなければならない。その記事の出版前の原稿を手に入れられなかったのだ。それにケネディ空港で一部買おうと思ってたのをすっかり忘れてしまったのだった。双子その2がジェイクにもらった記事を私に渡してくれた。

「読んでみて。きっと興味を持つはずよ」

これってどういうこと? この人たち、美しくて、知的で、清純で、しかも自信を持っている。こういう人たちだとは、まったく予想していなかった。論理的推論の裏をかくような存在。

『ナショナル・エンクワイアラー』(参考)の一面を飾った記事はほとんど嘘だと思い始めてたけど、彼女たちの夫は今や話題沸騰のアイコンとなっている。なのに、すごく自信をもっているなんて。

アメリカのほとんどすべての女性がアンドリュー・アドキンズに思いを寄せている。まるで、トム・クルーズかロバート・レッドフォードのように。私はそうじゃないけど。いや、違うかな。今日までは、そうじゃなかったと言うべきか。今の私は、お菓子屋に入った子供のような感じ。目に見えるすべてを食べてみたいとうずうずしてる。

このジェイク・ランドルフという人ですら、普通の基準なら、ゾクゾクするほど魅力ていな人。でも、この創始者はこれまで私が見たうちで一番セクシーな男性かもしれない。それに、彼の妻たちも心の底から彼を求め愛してる。ふたりとも彼より年上のはず。私の理解では、かなり年上のはず。なのに、ふたりは美貌の点でも自分自身にたいする自信の点でも圧倒的だ。荘厳としてさえいる。さらに、ふたりは開けっぴろげにセックスの話しもする。まるで毎日の普通の生活の一部のことのように。この「毎日」というところを強調しておきたい。

実際、私はかなりエッチな気分になっていた。多分、このアンドリュー・アドキンズの性生活に関する立ち入った記事を読み始めるべきじゃなかったのだと思う。いや、でも、もちろん、読むべき。読みたくてうずうずしてるのが本当のところ。

抜粋:「デス・バイ・ファッキング:創始者に孕まされて」

彼の南部のプランテーションに入る。そこは壮麗で、威厳があり、そして美しい場所。そして彼のふたりの妻に会う。ふたりは壮麗で、威厳があり、そして美しい人。

彼自身は背が高く、色黒で、洗練され、そしてハンサムな人だ。とても物静かで、とても自信に溢れている。彼は妻たちを愛している。デビーと私は大興奮! 私たちはこれまで私たちが誘惑できない男に会ったことがない。でも、このアンドリュー・アドキンズは彼の妻たちを見つめたまま、私たちの方に目を向けなかった。彼を責めてはいけないのだろうと思う。だって、彼女たちとてもとても綺麗な人だから。



[2014/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (15) 

冷たい水を浴びたからか、薄い布地の中、乳首が立って、中から押し上げてるのが見える。信じられないほどの大きさだ。

その後、俺たちはブランケットのところに戻り、荷物をまとめた。タオルで身体を拭い、バンへと歩き戻る。俺はものすごく興奮していて、すぐに、その場でバルを犯したかった。だが、何かが俺を押しとどめた。それが何かは分からない。

車の後ろのトランクに荷物を放り投げ、バルは後ろから入って、車のロックを外した。俺は運転席に飛び乗り、エンジンをかけた。

「今日は連れて来てくれてありがとう」 とバルが俺を見ながら言った。

俺もちらちらバルの方に目をやったが、彼女の顔を見るのは時々だけで、むしろ視線はあの大きな勃起した乳首に向けていた。ともあれ、車を動かし始める。

「楽しかったよ」

「私も」 とバルはダッシュボードに裸足の足を乗せた。

バルは後ろの席に手を伸ばし、服を取った。ピンク色のショートパンツを足先に通し、長く細い脚へと引っぱり上げ、それから腰を浮かせ、パンツを通し、ボタンを締めた。次にタンクトップを取り、頭からかぶった。あっという間に着替えを終えていた。

次の通りを曲がり、進むと教会が見えてきた。トリスタの家とまったく同型の家の前に車を寄せる。家のスタイルは同じだが、トリスタの家とは教会を挟んで反対側にある。

「忘れないでね。深夜12時よ。私、待ってるわね」 とバルは車から飛び降り、ドアをバタンと閉めた。

窓から覗きこむバルに、俺は頷いて見せた。彼女はにっこり笑い、窓から手を伸ばしてきた。床に靴を忘れたので俺に取ってほしいとのことだ。俺は靴を取り、彼女に渡した。

「素敵な日をありがとう」

「こちらこそ」 と俺は他の車が来てないか注意しながら返事し、「じゃ、夜にまた」 と車を走らせた。

家へと車を走らせた。時計を見て、時間に遅れそうになってるのに気づいた。家に戻ってシャワーを浴び、それからブラッドの家に行かなければならない。家へと車を走らせながら、今度はステファニのことに意識を集中させることにした。

家の前に車を止め、トランクを開け、ブランケットとオイルを出し、ガレージへ行った。親の車はなく、まだ帰っていないようだ。家に入りタオル類を洗濯物入れに投げ込み、オイルを元に戻して、今度は二階に上がった。シャワーを浴びるためだ。

水着を脱ぎ、シャワーの温度を調整し、早速、浴びた。そう言えば、まだブラッドの母親の写真を印刷していなかったのを思い出した。ステファニが愛人のペニスをしゃぶっているところの写真だ。できるだけ早くシャワーを浴び、身体を拭き、髪を乾かし、歯を磨いた。そして、まだ親が帰ってないのを確かめたうえで、裸のまま自分の部屋に急いだ。

早速パソコンを立ち上げ、ステファニの写真を調べ始めた。ステファニが四つん這いになって、フェラをしてる写真を見つけ出す。それを全画面に表示し、印刷を始めた。

プリンタで印刷する間に着替えをした。ステファニ関係のものを入れてあるところから例のリモコン・バイブを取り出し、バッテリがちゃんとあるのを確かめた。着替えを終え、パソコンの前に座る。

プリンタは印刷を終えていた。その写真を取り、まじまじと見る。ステファニの女陰を見つめてるうちにペニスがひくひく言いだした。脚を広げ、こっちに尻を向けている。まさにこっちに誘いかけているような女陰だ。相手の男のペニスは半分ほど彼女の口の中に隠れてる。男は目を閉じていた。

俺は写真を畳み、簡単に取り出せるようシャツのポケットに入れた。それからクラブ・カフスからもらった封筒を取りだし、中からゲスト用のパスを一枚出し、畳んだ写真の間に挟んだ。ようやくひと仕事を終え、俺はしばしにんまりとして休んだ。そして、俺のやりたいことを考えた。


[2014/01/14] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第9章 (12) 


さらにまた手を強く引っぱられた。両手を彼女の大きな胸に持って行かれた。それに顔が彼女のお尻の割れ目に触れている。ちょうどお口がお尻の穴のところに来ている。

こんなことが起きてるなんて! ショックのあまり息ができない。でも両手を引っぱり戻すこともできなかった。あたしの心の奥に何かがあって、こんな淫らな姿勢のままでいさせている感じ。

こんな格好でいてはダメ。そういう自制心が、徐々に、この行いのエロティックな思いに負けていく。そして、あたしはお口を開けて、深く息を吸った。

ああ、すごい! ああん! あああん! レイブンのお尻の穴、すごくいい匂いがする。その匂いと彼女の濡れたあそこから漂ってくる匂いが混じりあって、感覚が痺れていきそう…。こんなことするなんて、とてもエロティックだし、とてもイヤラシイ! 自分のことながら、ショックを受けていた。

舌を出して、この人のお尻の穴に触れてみた。……ああ、なんてことを。こんな下品なことなのに…下品だし、いやらしいことなのに……そんな思いが混乱した頭の中を駆け巡る。

「ああん…ッ!」

レイブンが悩ましい声をあげて、背中を反らした。彼女の濃い色の長い髪が肩から後ろにふわりとかかる。

もう一度ぺろりと舐めてみた。

「ああん…ッ!」

彼女がまた悶えた。ああ、あたし何をしてるの? もう一度、舐めた。今度は舌を延ばして、お尻の穴から下の濡れたあそこの唇まで、長く。そこの湿り気を啜るようにして舐め取って、またレイブンが喘ぎ声を上げないかと、期待して聞き耳を立てた。

心の中、また自分に突いて新しいことが分かった気がした。あたし、この人に喘ぎ声を出させるのを楽しんでるんだわ! 

目を閉じて、べろべろとしゃにむに舐めはじめた。気がつくと、彼女はもうあたしの手を押さえていなかった。でも、どうしてか分からないけど、あたしは両手をレイブンの乳房に当てたままにしてた。

目を開けたら、レイブンが肩越しに振り返って、驚いたような顔であたしを見ていた。両手はあの素敵なお尻にあてていて、あたしのためにお尻の頬肉を左右に広げている。

あたしはお口を大きく開けて、この人のお尻の穴をむさぼり始めた。もうすっかり夢中になって……淫らな気持ちいっぱいで……あたしのすべてを捧げる気持ちで。その時はもう、誰があたしがこんなことをするのを見ようが気にしなくなっていた。ただ、この人のお尻の穴をもっともっと舐めてあげたいと、それだけ…。

あたしの後ろの方で、男たちの歓声や叫び声、口笛がとどろいてるのに気づいた。でも、やめられないの。

頭を右に左に傾けながら舐め続けた。舌を彼女の中に突き入れたり。レイブンはよがり声を上げながら、あたしのためにお尻を広げてくれている。

誰か分からないけど、いくつもの手があたしのお尻やパンティに触るのを感じた。でも、驚いたことに、あまり奥の方まで触ってくる人はいなかった。

どのくらい長くこの人のお尻をむさぼっていたか分からない。けど、突然、音楽がやんで、レイブンはあたしから離れた。彼女、ハアハアと肩を上下させて荒い息をしていた。そして、こっちに向き直って、目を大きく広げてあたしを見た。

あたしはと言うと、彼女のお汁で顔面をびちょびちょにさせたまま、ただ、突っ立っていた。興奮して身体を火照らせて、物欲しげに彼女の肉体を見つめていた。

ふと、あたしたちの周りにクラブじゅうの人が集まっているのに気がついた。その時、レイブンがあたしに近寄ってきて、前屈みになってあたしのあごに手をかけ、あたしに熱っぽくキスをしてくれた。そして、またあたしから離れ、今度は両手で床に落ちているお札をかき集め始めた。

「ああ、あたしったら!」

急に我に返って、あたしは顔を両手で覆い、腰を降ろした。みんな元の席に戻り始めたけど、みんながあたしのことを見ている感じがした。


[2014/01/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

いじめっ子 (3) 


そのさらに二日後、レオは服を新しく買わなければいけないと思った。ウエストは細くなり続け、同時に腰がさらに大きく膨らんでいるように思えたからだ。これまでのズボンでは腰やお尻の部分はきつく、一方ウエストはゆるゆるになっているのである。

だが、店に行ったものの、身体に合うものを見つけることができなかった。がっかりしたレオはネットで注文することにし、家に帰り、パソコンを立ち上げた。

見てみると、身体の寸法を入力するとチョイスが出てきて、そこから好きなものを選ぶことができるサイトがあった。そこでレオは巻き尺を取り出し、ウエストを測った。60センチだった。腰を測ると、91センチもあった。さらに、腕の内側、胸囲、さらに肩幅の寸法を測った(肩幅の計測は難しかったが)。そしてその数値を入力した。

レオはスーツを2着、ジーンズを数本、あと普通のTシャツを2着選び、クレジットカードで支払った。

*

二日後、新しい服が送られてきた。早速、喜び勇んで開けた(身体に合わない服を着ることに、すっかりうんざりしていたのである)。不思議なことに、スーツのズボンにはポケットがついてなかったし、ジャケットのボタンも逆の側についていた。レオは肩をすくめ、ともかく試着してみることにした。

無毛のツルツルの脚をズボンに入れ、もう一方の脚も入れる。そして引っぱり上げた。トランクスがズボンの中、捲り上がるのを感じた。レオは、はあーと溜息をつき、ズボンを脱ぎ、そしてトランクスを脱いだ。そして改めて、下半身裸のままズボンを履きなおした。

ぴったりだ。前の頃より太ももとお尻のところがちょっときついものの、他は問題ない。彼はくるりと回って、どんなふうに見えるか確かめた。裾のところが少しひらひらしてる感じがしたが、それはそれでいいかもと彼は思った。

次にシャツを取り上げ、ちょっとボタン締めでてこずったものの何とか着てみた。他のシャツよりちょっときつかったし、裾もちょっと短くてズボンの中に押し込むことができなかった(そもそも、ズボンにはベルトのループもついてなかった)が、着心地はとても良いと感じた。それに着てみた見栄えがいいと思った。職場の女たち、俺に気をつけろよ! と彼は思った。

他の服も同じようにフィットし、やはり同じように彼は満足した。ただ、店に行って、トランクスじゃなくてブリーフを買って来なければと思った。

*

翌日の職場は、レオにとって楽しい限りだった。一日中、みんなの視線を集めている気がした。よっぽど俺が素敵に見えてるんだろうと思ったのだった。実際、何か言い訳を見つけ出しては、社内をこれ見よがしに歩き回ったりすらした(彼は気がついてなかったが、腰を振りながら、である)。

店に行ってブリーフを探した。自分のサイズに近い物もあったが、履いてみると、やっぱりズボンの中で捲り上がり、居心地が悪い。そのことを頭の片隅に入れながら、デスクについた。もちろんほとんど仕事らしい仕事はしない。

その日もあっという間に過ぎた。レオは勤務時間が終わるとすぐに帰宅しようとエレベータに乗った。エレベータには男がひとり乗っていた。背の高いハンサムな黒人男だった。レオはなぜか心臓の鼓動が速くなるのを感じた。

幸いなことに、その男は次の階で降りた。エレベータのドアが閉まった時、レオはハアーっと興奮冷めやらぬ様子で息を吐いた。でもどうしてそうなったのか彼には分からなかった。

その夜、彼は飲みには行かなかった。その代わり、ネットでショッピングを楽しんだ。例のブリーフの捲り上がり問題について、結局、彼は解決案を見つけたのだ。ソング・パンティだ。パンティを2つ、そしてスーツももう2着注文した。さらには、そのスーツにマッチする靴も2足ほど買ったのだった。

*

翌朝、レオはペニスが小さくなったのを知ってちょっと驚いた。ぼんやりとではあるが、しばらく前から小さくなった気がしていたが、漸進的な変化は気づかれぬままになることが多いものである。かつては勃起したら15センチほどあった。決して巨大というわけではないが、小さいというわけでもない。だが、今は、柔らかい時で5センチ、勃起しても8センチがせいぜいだった。

だが、不思議なことに、それはレオにはあまり気にならなかった。もう何週間も、その気にならなかったし、女性と一緒になる機会もなかったので、どのみち、大きくても役に立たなかったからである。

レオ自身は気づいていなかったが、ペニス以上のもっと大きな変化が起きていた。彼の体形自体が大きく変化していたのである。立った時、背中を少し反らす姿勢になっていた。また、手首もほっそりしていた。さらには、腹部はすっかり平らになり、まったくふくらみがなくなっていたのである。

元々幼い顔立ちではあったが、さらに丸みを帯びた顔立ちになっていた。そもそも、筋肉質な体格ではなかったが、今は、どう見ても女性的な身体にしか見えなくなっていた。

*


[2014/01/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

生まれ変わり:シャーリーンの話し (7:終) 


以前のシャーリーンなら、こんなに積極的なことをしようとすら思わなかっただろう。だが今の彼女は違う。

彼女は、狭苦しいトイレにスティーブを連れ込むなり、ドアにカギを締め、激しくねっとりしたキスをした。そして、彼の足元にひざまずき、あっと言う間に彼のズボンとトランクスを足首まで下げ、15センチのペニスのキノコ状の頭部を舐めはじめた。

スティーブは突っ立ったまま、うっとりとした声を上げた。「ああ、すごいよ! 前の君はこれをしてくれなかったのに。ああ、僕のを根元まで咥えこむなんて!」

シャーリーンはあの触手生物から多くのことを学びとっていたのである。だから、この中サイズのペニスを咥え、気持ちよくさせることなど、簡単なことだった。

ディープスロートしては、亀頭だけを口に含み、舌で敏感な部分をチロチロもてあそぶ。それを交互に繰り返しつつ、片手を彼の太腿について身体を支え、もう片手で睾丸を愛撫する。

程なくしてスティーブが身体を強張らせ、射精寸前になってるのを感じた。シャーリーンはいったんペニスを口から出し、身体を後ろに反らせて、彼を見上げた。スティーブは唸りながら言った。

「こんなフェラ、生れて初めてだよ。最高だ! でも、どうしてやめたの?」

「もっとあなたを気持ちよくさせることをしてあげたいから。してほしい?」

「ああ! 何でも!」 とスティーブはニヤリと笑った。

「じゃあ、後ろを向いて、身体を倒して。あなたの世界を揺さぶってあげる」

スティーブはちょっと不安だったが、言われた通りにし、トイレに覆いかぶさる格好になった。シャーリーンは後ろから彼のペニスを握り、ゆっくりしごきながら、彼の尻頬にチュッ、チュッとキスをした。

シャーリーンはちょっとクンクン匂いを嗅いで、彼がシャワーを浴びたばかりなのを確認した後、その尻の割れ目に顔を埋めた。舌先が彼の星印の穴を見つけ、そこをなぞり始める。「うーん……」と彼が声を上げるのが聞こえ、次に、大きな叫び声を上げるのが聞こえた。

「ああ、すごい! すごくイヤラシイ感じだ。だけど、ああぁぁ、すごい! 舌を僕の中に入れてるんだね!」

シャーリーンはただの下準備のつもりだったが、している間に興奮してきて、舌を出し入れすることにハマってきていた。舌を長く伸ばして、割れ目に沿ってゆっくりと舐め上げた後、舌を尖らせ、緩み始めているアヌスにねじ込む。

やがて充分、ほぐれてきたし、彼女自身も満足すると、シャーリーンは立ちあがった。スカートをめくり上げ、ノーパンの股間をさらけ出し、濡れた女陰から巨大なペニスを引き抜いた。そして自分で数回しごき、完全勃起の状態にした後、言った。

「スティーブ、ビッグ・サプライズをあげるわ。準備はいい? 行くわよ!」

その言葉とともに、シャーリーンはスティーブのキツイ肉輪に大きな亀頭を押し込み、その処女地の肉穴にぐいぐいと長いチューブを押し込み始めた。

「うあああぁぁぁぁぁ!」

スティーブは大きな叫び声をあげた。多分、レストラン中に聞こえ、客たちは静まり返っていたことだろう。だが、シャーリーンは気にしなかった。復讐をしているところなのだし、新しく得たペニスで行う初めてのセックスなのだから。

突然、挿入された驚きもあるし、しかもトイレという狭い空間であったので、スティーブにはとても逃れようがなかった。シャーリーンはお構いなしにずんずんと抜き差しを繰り返し、スティーブを捉えて離そうとしなかった。

狭いアヌスにペニスを締めつけられる快感。引き締まった尻頬と自分の下腹部がぶつかり合う音。そして男を征服してるという大きなパワー感。自分に自信がみなぎってくると同時に大きな快感も寄せてくる。荒波のように興奮が湧きあがってくる。

力まかせに、ぐいぐい出し入れを続けていると、やがて、スティーブの声が変わってきているのに気がついた。うめき声が。苦痛に満ちたものから、快楽に苦しめられているようなものに変わってきている。それに、突き入れるたびに、向こうからも腰を突き返してくる。

「スティーブ? あんた、エッチなのね。コレやられて、気持ちよくなってるんでしょ?」

「ああ、そんなはずじゃないんだが。でも気持ちいいんだ。うううーん、お願い、お願いよ、もっと強くやって!」

スティーブがこれを気に入ってると知ってシャーリーンは嬉しかった。実際、彼女はスティーブを傷つける気はなかったのだ。少なくとも、大きな傷を残すようなことは望んでいなかった。ただ、ちょっと偉そうな鼻をへし折って、屈辱感を味わわせたいだけだったのだから。

シャーリーンはスティーブの腰をがっちりと押さえ、本格的に抜き差しを始めた。長く太い肉棒を奥深く、強く押し込み、そして引き抜く。力強い抜き差しだ。それを受けてスティーブは身体の奥底からの深いうめき声やよがり声をあげ始めた。両手でトイレの奥の壁を突き、身体を支え、突きを受けとめる。

だがシャーリーンはそろそろ限界に近づいてる感じがしていた。できれば、スティーブにも一緒にイッて欲しいのだけど、この態勢では彼はペニスをしごけない。

その時、シャーリーンは、男でも前立腺を刺激することでオーガズムに達せるといった話しを思い出した。ひょっとしてと思い、彼女は突き入れの角度を変え、もっと下方を突くようにしてみた。

その効果はすぐに出た。スティーブのあえぎ声ががらりと変わったのだった。より高音に、ほとんど女のような声を出し始めた。身体をぷるぷる震わせている。

スティーブは、まるで歌を歌うような声になっていた。「ああ、やって、やって、やって、やって、やっ、やっ、やっやっやっやっややややや……!」

彼女もどんどん限界に近づいていた。腰が小刻みに動き続ける。スティーブの尻頬がキューっとすぼまり、彼女のペニスを締めつけた。それを受けて、シャーリーンは思い切り深く突っ込み、そしてふたり同時に叫び声を上げた。

「いっくうぅぅぅぅぅぅぅッ!」

シャーリーンの女汁が何発も何発もスティーブの直腸の奥深くに注ぎ込まれ、スティーブの男汁がトイレのふたにビュッビュッと跳ねた。身体がぷるぷると震え続ける。

しばらく時が過ぎ、やがて、シャーリーンは呼吸を取り戻した。さっと頭を振って顔にかかった髪を払い、そして腰を引いた。湿った音とともに彼女のペニスが弾け出る。

「これで犯されるというのがどういことか分かったでしょ、スティーブ」

ドレスを元に戻しながらシャーリーンは言った。

「あなたにはもう用はないわ。エージェントとしてもそれ以外でもね。あなたを犯すの楽しかったわ。誰か、私が本当にしたいなあと思える人を見つけて、またやってみるつもり。あなたも、あなたにしてくれる人を探した方がいいわね。セックスの時、男がさっきみたいな声を上げるの初めて聞いたわ。じゃあね!」

彼女がドアを開け出て行く間、スティーブは何も言えずにいた。ただ、茫然とした顔で肩越しに振り向いて出て行く彼女を見ていただけ。アヌスはいまだぱっくり口を開け、ズボンを足首に降ろしたままの格好だった。

シャーリーンは顔を上げ、堂々とレストランの中を進み、外に出た。そして、新しい人生へむけて車を走らせた。

おわり



[2014/01/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

デス・バイ・ファッキング 第16章 (15) 

「他のお子さんたちはどうなのでしょうか? 確か、娘さんが4人、息子さんがおふたりいますよね?」

右側が言った。「ええ、そう。娘のエディとエッダだけど、このふたりは科学的なことに興味があるわ。アンドリューが言うには、ふたりは世界で最も優れたコンピュータ・プログラマらしいの。もっとも、私たちには他と比べる基準を知らないから、彼の言葉をその通りに受け取ることしかできないけど。彼によると、エディとエッダは、4歳のときにウィンドウズにもユニックスにも、満足できなくなって、自分たちでオペレーティング・システムを書いたそうよ。他よりずっと安定していて、安全なシステムらしいわ…」

「…エディとエッダは、計画しているプログラミングがあるんだけど、それは現在の技術レベルでのハードウェアには複雑すぎるみたい。手に入るRAMとか、内部速度とか、多重並列プロセシングとか何か。分からないけど。なので、ふたりは自分たちでハードウェアの設計もしているの。そのプログラミングを扱えるようなハードウェアね。そういうふうにアンドリューは言ってるわ。エディもエッダも自分たちの仕事についてあまり話そうとしないから」

もう一人が呟く声も聞こえた。「ほんと、あの子たちあまり話さない」

「後は、息子さんおふたりと、娘さんがひとり残りますね。そのお子さんたちはどうなんですか?」

左側が言った。「エリックとイーサンはまだ小さいので、学習段階と言えるわ。エリックは野球選手になりたがっている。実際、よく打つ子なの。Tボール(参考)のコーチがそう言ってるわ。エリックもイーサンもプログラミングでエディとエッダの手伝いをしてるわよ。それにふたりともモノを作るのが好きね。イーサンは建築家になることをよく口にするわ。建造物と自然とを統合して、世界から人工物っぽい景観を取り除きたいと思っているみたい。もちろん、まだ5歳だし、それはただの夢なんだろうけど。ただ、新人類が多数を占めたら、そういう世界がいつの日か実現することかもしれないわよ」

「それで? 最後に残った娘さんは? 名前は?」

右側が言った。「エマ。エマはちょっと他と違うの。エマは自分で何かしているけど、私たちは、構わず、彼女の好きにさせているの。何をしてるのか、はっきりとは分かっていないんだけど、何をしているにせよ、すごいことをしてるはずと思うわ。ともかく、エマが何に取り組んでいるか訊かない方が、みんな心穏やかにしていられると知ったのよ」

うーむ。これは他とははっきり異なって、妙な答えだわ。

ともかくお子さんたちは素晴らしい才能を持っているようなのは確か。また別の機会に、子供たちのストーリーも記事にすることにしよう。でも、今回は、サイエンティフィック・アメリカンの記事でなくて、コスモの記事を書くための取材。ここに来たのは、もっと濡れ濡れの部分を求めてきたのだ。つまり、創始者とそのハーレムの性生活について。その部分について、もっと話しを聞きたいと思った。

右側が私に訊いた。「レモネードでもいかが? パティオに出て、アンドリューとジェイクのテニスでも見ましょうよ。今は子供たちは仕事や勉強中。Eガールたちはコンピュータ・ルームにいるし、Eボーイは書斎でロシア語のレッスン。もし会いたかったら、喜んでここに呼んでくるけど?」

どうしても訊きたくなった。「どうしてEガールと呼ぶのです?」

左側が笑って言った。「そこがアンドリューらしいところ。気づいたかと思うけど、子供たちの名前は全部Eで始まるの。IAMの観点からすると、子供たちはE世代に属するのよ。ちょうど、私とドニーがD世代に属しているのと同じに。例のプレイメイトの名前がデビーとデリラ(Delilah)であること覚えておいた方がいいわね。彼女たちもD世代。でもアンドリューは子供たちにE世代という呼び方を選んだの。その方がEビジネスとかEメールとかのように、現代風な意味が加わるでしょう? だからEガール」

右側が言った。「あの人の名前はデリア(Delia)よ、ディ・ディ。ボケてきてるんじゃない?」

左側が言った。「私、あの人の胸を見てばかりで名前なんか気にかける暇がなかったわ。アンドリューによると、あの胸、大きすぎて口に収まりきれなかったって。あのおっぱい、本物かどうか怪しいところね」


[2014/01/08] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

誰とやったか知ってるぜ 第8章 (14) 

それからしばらく黙って横になったまま日光浴をした。熱い日光に照らされ汗をかき始めていたので、ときどき吹くそよ風が気持ちいい。俺は、トリスタの母親が本当にどんな人なのか考え続けていた。加えて、横にいるバルのことも考えていた。バルがソング・ビキニで歩く姿も見てみたいなと。

そこであるアイデアを思いついて、ショートパンツに手を伸ばし、ポケットから2ドル出した。そしてバルの方に目をやり、彼女が俺の方を振り向くまで彼女の姿を眺めた。

「何?」

「あそこの自販機からソーダを2本買ってきてくれる?」 と2ドル差し出した。

「はい、ご主人様」 とバルは跳ねるようにして立ちあがり、お金を取った。「喉がからからで死にそうだったの。」 とバルは裸足で砂浜を歩いて行った。

歩き去るバルの後姿を見つめた。やっぱり彼女の尻は最高で、目が離せない。バルは俺の視線に気づいたのか、肩越しに振り向いて俺を見た。俺が尻を盗み見してたのに気づいたのか、笑っていた。俺は、彼女が板張りの通路にある自動販売機に行くところまで、ずっとバルの姿を見続けた。

そして、俺は仰向けになった。バルのせいで、とてつもなくエッチな気分になっている。それに、彼女がさっき俺のことを「ご主人様」と言ったことが引っかかっていた。バルは、単に冗談で言ったのか、それとも彼女の俺に対する気持ちの表れで言ったのか、分からない。水着の中、分身が勃起して盛り上がっていたが、さらに先走りを出して濡れている。バルの股間を見たが、彼女も同じくらい興奮しているのは確かだ。

バルの方に目をやると、自販機の前、身体を傾け、ボトルを2本取り出してるところだった。取り出した後、こっちに歩いてくる。それにしても「ご主人様」と言うのを聞いた時、背筋をビリビリと電流が走った気がした。どうにかして、バルも俺の性奴隷のひとりにできないかと、考え始めていた。その妄想に没頭し始めた時、バルが戻ってきた。

「はい、どうぞ」 とバルは胡坐(参考)をかいて座った。

俺も起き上がって同じく胡坐をかいた。このスタイルで座ると、股間に余裕ができて、水着の前にテントができることがなくなるのに気づいた。バルとふたりでソーダを飲んだが、その間も、俺は時々、彼女の乳首や濡れた股間をチラチラ見ていた。

「帰る前に、海に入って、汗を流そうか」 と俺は立ちあがった。

手を出すと、バルは柔らかい手を俺の手の中に滑り込ませた。その手を握って彼女を立たせた。海へと歩きながらも、ふたりとも手を握ったままだ。優しく互いの手を握り合いながら、水際へと進む。俺は心臓がドキドキするのを感じた。

水際に着き、互いに手を解き、相手に水を掛けあい始めた。あっという間にふたりともびしょ濡れになった。バルが俺の背中に飛び乗り、腰に両脚を巻きつけた。バルをおんぶする形だ。彼女の両足のかかとが俺の勃起に押しつけられている。背中には乳房がぎゅっと当たってるのを感じる。俺の首に両腕を絡め、抱きついている。

俺はわざと後ろに倒れた。ふたりとも水の中にどぼんと入った。そして互いに水しぶきをかけあいながら、ヒステリックに笑った。そして、さんざん水を掛け合った後、ようやく水から立ちあがり、元のブランケットがあるところへと戻ることにした。


[2014/01/08] 誰とやったか知ってるぜ 第8章 | トラックバック(-) | CM(0)

淫乱ママ 第9章 (11) 

レイブンは、音楽のビートにあわせてステージ中央のポールを掴んでくるりと回り、動物的な目つきで観客を見まわした。自信も、どうすればみんなの心を掴めるかの知識も美しい顔に書いてある。その彼女と目があった瞬間、ドキッとして身体を強張らせてしまった。彼女はビートに合わせてセクシーな身体を動かしながらじわじわとあたしたちのところに近寄ってくる。あたしは羨ましいと思いながら、その姿を見続けた。彼女はあたしににっこりと微笑み、それからフランクの方へ身体を傾け、ほとんど露出した胸でフランクを焦らした。

「フランク? あなたのお友達、誰?」

どうして、みんながあたしのことをフランクの連れだと思ってるのか、分からない。

「ケイトだ。ケイト、レイブンだ」 とフランクは簡単に紹介をした。

レイブンはあたしに近寄ってきて、手を差し出した。彼女と握手したけど、この人に近寄られただけでパンティがすごく濡れてきてるのに気がついた。しっかりと彼女の瞳を見続けようとした。だけど、ダメ。目があたしを裏切って、視線を彼女の胸とか引き締まったお腹の方に向けてしまう。

「ハイ、ケイトです」 と視線を顔に戻しながら小さな声で言った。

「私はレイブン」 と彼女はあたしがどこを見てたか知ってるようで、あたしの顔を見て微笑んだ。

まるで、裸の男性を生れて初めて見て、見てるところを見つけられた小さな女の子みたいな気持になった。恥ずかしさで、顔に火がついたみたい。なんて言ってよいか分からず、ただ固唾を飲むことしかできない。

「私に1ドル、くれる?」 とレイブンが訊いた。誰かがあたしの手に1ドル札を握らせた。

レイブンはにっこり笑って、身体を起こした。それからビートに合わせてセクシーに腰を振り、指をあたしに向けた。立ちあがるように指で指示している。

何が始まるの? 何をすればいいの? 全然分からなかったけど、身体の方が勝手に動いて、すっくと立ちあがっていた。両脚が強張ってる感じ。立ちあがる時、膝の後ろのところで椅子を後ろに動かしていた。

なんか脚がぎこちない感じでバランスを失いそうだったので、少し脚を開いて安定感をちょっとだけ得て、同時に両手をステージの柔らかいパッドで覆われた縁について身体を支えた。

はたから見たらステージにかじりついてる感じに見えるかも。あたしの目の前で彼女が踊ってる。その姿に完全に魅了されていた。

レイブンはくるりと回ってあたしにお尻を向けた。ゴージャスなお尻。それが目の前で踊ってる。急に喉がカラカラになるのを感じた。

あの瞬間、音楽が聞こえなかった。何もかも急にスローモーションになって、見えるものと言えば、ステージ上の彼女の身体だけ。それもすごく近くにいる。

レイブンは脚を広げて、微笑みながらあたしを振り返った。でも、あたしは頬笑みを返すことすらできない。ただ、あの誘うようなお尻しか見てなかった。そしてあたしの視線は徐々にお尻から彼女の脚の間へと移り始めた。

突然、レイブンは脚をまっすぐ伸ばしたまま、上半身を前に倒した。そして脚の間から両手を出し、あたしの手へと延ばした。あたしも1ドル札を握ったまま、両手を突き出した。手が震えてた。するとレイブンはあたしの両手を握り、ぎゅっと引っぱった。それにつられてあたしも彼女に近づいた。彼女はあたしの手をお腹に当てて、そこを擦ってる。あたしはと言うと、両目を大きく開いて、彼女のお尻の頬の間を見つめていた。

彼女のあそこが見えた。細い紐パンティだからほとんど何も隠してないも同然だけど、その細い布地の下からかすかに濡れたところが見えた。

そんなあたしに構わず、レイブンはさらにあたしの手を引っぱった。顔が彼女のお尻にますます近づく。あたしはパニックになった。男たちがいっぱいのストリップ・クラブで、とても綺麗な女の人のお尻に顔を近づけてる。何センチも離れていない!

さらに手を引っぱられた。身体を曲げなくちゃついていけない。ふと、この姿勢のせいで、スカートがめくれ上がってるのをかすかに感じた。多分、あたしのお尻も後ろにいる人全員に露出しまってるかも。

こんなのやめたい。すぐに後ろを向いて、お尻を見られないようにスカートを元に戻したい。でも、できない。


[2014/01/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

ライジング・サン&モーニング・カーム 第9章 (10:終) 

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「ノブ!」

「イヤア[Iyah]!」 ノボルは電撃に打たれたようにベッドから起き上がった。肩で息をしていた。「夢ダ[Yumeh-da]」

アンジェラは両腕で彼を抱きしめ、心配そうに彼の瞳を覗きこんだ。「ノボル、どうしたの?」

ノボルは彼女を心配させたくなかったので、優しく抱き返し、「悪い夢を見ただけだ」とだけ言った。アンジェラが納得してない顔をしてるのを見て、彼は、「チンジャ[Chin-jja](本当だよ)。また寝よう」と付け加えた。

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歴史に関してのメモ:

日本軍は韓国からばかりでなく中国とフィリピンからも若い女性を誘拐し、朝鮮占領期間中、陸軍の兵士たちに奉仕させました。高給の仕事につけるとの約束で家族から誘い出されたり、あるいは単に強制的に拉致された彼女たちは、日に複数回レイプされ、その結果、性病に悩まされたり、継続的な酷使により不妊になった者も多い。

生存した者も、見捨てられた者として韓国に帰り、結婚はできず、彼女たちを死んだも同然とみなす家族たちに見放されました。このような状態で生活していた彼女らに、最終的な打撃が加えられました。日本政府がこの出来事は歴史教科書に記載されないだろうと声明を出したことです。生き残ってるわずかの慰安婦たちは、この記載を削除することは、これまでの一生に渡る苦難を虚偽にするものだと、ソウルの日本大使館の前で抗議活動を行いました。

これらの女性たちの大半は拉致された時、十代か二十代前半であったので、認知を求めて闘う生存する慰安婦の数は、年ごとに減っています。

慰安ハルムン[halmun](おばあちゃん)のために

訳者コメント:

最後のhalmunというのはhalmoniだと思われます。原作者のストーリーおよび「歴史に関するメモ」における歴史記述に関して、訳者は歴史記述に同意しているわけではないことを、よろしくご了解ください。

つづく



[2014/01/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

いじめっ子 (2) 


その夜、レオは再び飲みに出た。そして、うまいことに女をひとり引っかけることに成功した。

彼のアパートにふたりで行き、キスしたまま部屋になだれ込んだ。女はゴージャスとは言えないものの、Dカップの胸をしてて、身体の線も良かったし、顔も可愛らしかった。身長はレオより大きかったが、それほど大きいとわけでもない。

部屋に入るとすぐに、ふたりは裸になり、レオは彼女の乳房にキスをし始めた。女はレオのズボンに手を伸ばし、その上から優しく彼のペニスを撫でた。だが、何分もしないうちに、女は手の動きを止めた。

「いったい何なのよ!」

レオは全然、勃起しなかったのである。

「何でもないよ。いいから続けてくれ」

女はさらに何分か続けたが、とうとう諦めた。そしてぎこちない様子でレオの部屋から出て行った。「ふにゃちんのオンナ男!」と独りごとを言いながら。その声はレオには聞こえなかったが、ジョージには聞こえた。

レオは、ちょっと飲み過ぎてしまったんだろうと思い、このことをさっさと忘れることにした。

*

翌朝も、レオは髭を剃る必要がなかった。変だな、と彼は思った。

その次の朝も、やはり髭が生えていなかった。顔を触っても、チクリともしない。そして彼は自分の身体に視線を落とした。体毛が薄くなっている。毛が柔らかく、細くなってるのだ。はっきり生えていると分かるのは、ペニスの上、幅2センチほどの小さな茂みだけ。遠くから見たら、全身ほとんど無毛に見えるだろう。

彼はおかしいなとは思ったが、不安にはならなかった(レオはそれほど賢くはないのである)。引き続き服を着始めると驚き、そして嬉しく思った。スラックスの腰回りが少し緩くなっているのである。体重が落ちて、引き締まってるに違いない。

仕事も変な感じがした。同じ部署の他の男たちとミーティングをしていた時、変な考えが頭に浮かび始めたからである。何となく、彼らがとても逞しそうに見えたのだった。ジムに通い始めたのかなと思った。彼らの逞しそうな腕が素敵に見えた。まあ、単に客観的に事実に気づいただけなんだろうな。レオはそう自分に言って、それで納得した。

その日の夜、彼は再び飲みに出た。だがほとんど飲まなかった。女の子といいことになるチャンスにはまったく恵まれなかった。どうやら、彼女たちは、ハナから彼のことを眼中に置いてないように見えた。

バーを出ながらレオは思った。この次は別の店に行くことにしようと。

*

二日後、レオ自身も、体毛がすっかりなくなってることを認めざるを得なくなっていた(残ってるのはペニスの上の滑走路(参考)状の陰毛だけ)。医者に行こうかと思いかけたけれど、思い直した。無毛の状態が気持ちいいと思ったから。

体重も減り続けた。体重計に乗ると、52キロしかなかった。中学生の頃を最後にこんなに体重が少ないことはなかった。不思議なことがあって、それは体重が落ちてるのは上半身だけのように思えることだった。どちらかと言うと、お尻や腰が前よりちょっと大きくなってる感じがした。レオはただ肩をすくめるだけだった。この男、もう少し想像力を働かせるべきなのである。

その日の職場。彼はデスクに座って、パソコンで動画を見ていた。その時、コロンの広告が画面に出た。シャツを脱いだ、筋肉隆々の男性が雨の中たっている広告。それを見た途端、レオの乳首が固くなった。実際、前から少し大きくなってるとは気づいていたが、大したことじゃないと思っていた。だが今はシャツの中からツンと立って、押し上げている。上着を着てなかったら、彼のことを見たら誰でも彼の乳首に気がついたかもしれない。

レオはただの一瞬の変調だろうと頭を振った。事実を否定できる能力は素晴らしいものだ。

*



[2014/01/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

生まれ変わり:シャーリーンの話し (6) 

シャーリーンは古いバッグを取って、必要となりそうなものを全部突っ込み、外のガレージへと向かった。このジャガーEタイプ(参考)に乗るのは何年ぶりだろう。彼女は車屋に半年に一度は整備しに来てもらっていたので、エンジンは一発でかかった。

バックで車をガレージから出しながら、シャーリーンは両肩から重荷が落ちた感じがしていた。新しい女性となって、これまでの自分で閉じこもっていた殻から抜け出すのだ。

車を飛ばしながら、彼女は携帯電話を出し、彼女の昔のエージェントに電話をし、会う約束をした。

そのエージェントとは、シャーリーンが世間から袋叩きにあっていた時、恋人同士だったのである。だが、彼女の人気が落ち始めるとすぐに、彼はシャーリーンを手りゅう弾を投げるように、捨てたのである。後に、彼女はそのエージェントがフェイスブックで彼女のことを貶しているのを見つけた。いかがわしそうな女と一緒の写真が乗っていたし、交際欄の情報が「独身」と変えたのも知った。電話1本、よこしたことがない。なのに、せっせとフェイスブックの更新か!

そのエージェントの名はスティーブ。シャーリーンはスティーブと愛し合っていたものと思っていたが、彼の方はその気がなかったのは明らかだった。それを知った傷心が動機で3冊目の本を書いたのだが、彼女の自信は2冊目の本の失敗と、公の場での侮辱によって、すでに粉々になっていた。当然、3冊目もうまくいくかどうか、自信がなかった。

だが今は違う。新しく自信を取り戻していた。この原稿はこれまで書いたうちで最高傑作だとの自信があった。スティーブとの件を片づけた後なら、出版にこぎつけるはず。

シャーリーンから電話を受け、スティーブは驚いたが、ディナーを一緒にすることに同意した。ひょっとしたら、もっとお金を巻き上げることができるかもしれないと期待してだった。

シャーリーンは電話をした後、とある高級デパートへと向かった。そして、そこで様々なセクシー・ランジェリーを買い、また普通の下着、スカート、ドレス、パンツやトップを買った。思いつく次第に全部、買い漁った。

彼女はこの3年間、食べ物以外ほとんどお金を使わなかった。その間にも印税が少しずつ溜まっており、経済的にはかなり裕福になっていたのである。

買い物をした後、ヘアドレッサで髪を整え、メイクもしてもらった。メイクとはいえ、彼女の肌はあまりに素晴らしかったので、必要なことはちょっと口紅を塗り、眼のあたりにちょっと化粧を施すだけで充分だった。たったそれだけで、彼女は「開いた口がふさがらないほどゴージャスな女」に分類される女性たちの仲間に加わったのである。

*****

エル・ファウノの店に颯爽と入るシャーリーンを見て、すべての男たちも、そして女性も何人か、振り向いた。身体の曲線を最大の効果をもたらすように強調しつつ、さりとてそれほど淫らな印象を与えない赤いタイトなドレス姿のシャーリーンを見て、誰もが振り向かざるを得なかった。その彼女を見る男たちの中に、スティーブもいた。うっとりとしてこちらを見た後、ようやくシャーリーンだと分かったのか、改めてこっちを見直している。

「わーお! シャーリーン! すごいよ! 何て言うか、変わったと言うか、いや、前よりずっと素敵になってる!」 とスティーブは彼女と握手し、席に着くよう促した。

シャーリーンはにっこり微笑んだ。「ありがとう。あなたも素敵よ」

実際、シャーリーンの言葉にウソはなかった。スティーブは体の管理をしっかり続けていたし、高級スーツを着てるせいか、実にハンサムに見えた。シャーリーンは、スティーブの姿を見て、昔の恋愛感情が再び湧きあがってくるのを感じたが、その気持ちを押し殺し、この男にどんなに傷つけられたかを改めて思い出し、彼女のちょっとした計画の推進に着手した。

明るくにっこり微笑んでいると、彼の視線が胸の谷間にふらふら落ちるのに気づいた。シャーリーンは咳払いをして、彼に顔を前に向けるよう促し、そして言った。「ちょっとビジネスのことでお話ししたいことがあって呼んだの。でも、その前にその後、お互いにどうだったかお話しをしながら食事をしましょう」

スティーブは同意し、その後10分ほど、ふたりは赤ワインを飲みながらおしゃべりをした。スティーブはしょっちゅう視線を彼女の胸に向けていたし、シャーリーンの方も、髪の毛をいじったり、彼のつまらないジョークににぎやかに笑ったりして、色気を振りまいた。

ふたりの会話は間もなくセックスの話題に変わっていった。

「あのね、スティーブ? あなたと関係でなくなってしまって、とても寂しかったことがひとつだけあるの。それはセックス。私、毎日、ずっとエッチな気持ちになっていたの。でも、そんな私の渇きを癒してくれる人が誰もいなくって…」

「本当? 何なら、僕にまたご奉仕させてもらえるかな? なんちゃって…」 とスティーブはウインクした。

シャーリーンは席から立ち上がって言った。

「もちろん!」

そして呆気にとられてるスティーブのネクタイを掴み、それを引っぱりながらトイレへと向かった。


[2014/01/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)