デリックは本格的に彼女に対するピストン運動を開始した。入れては出して、入れては出して。おおよそ15分間。その間ずっと、ジョディは彼にやめてと懇願し続けた。デリックは下方に目を向け、自分が成し遂げたことを見て微笑んだ。ペニスを先端近くまで引き抜き、長い黒ペニスが処女の鮮血で覆われているのを見たからだ。ジョディの白百合のように白い太ももには、明るい赤色の筋がいくつも伝っていた。破られた処女の証しの残骸である。ベッドの白いシーツは、絶えず流れ出てくる薄赤の体液を吸ってピンク色に染まっていた。 デリックは、この繊細な白い女体に対して、情け容赦なく打ち込みを続けた。そしてジョディの体も、彼女の意に反して、その攻撃に反応し始めていた。出入りを繰り返す黒ペニスに絶え間なくクリトリスを擦られ、ジョディの意識に反して、体の性的反応が高められていたのだった。細く優雅な白い脚が、デリックの黒肌の大きな胴体をきつく挟みながら、ゆっくりと上にあがり始めた。やがて、精液で汚された彼女の両足はデリックの動く尻の後ろで交差し、彼の腰を押さえつけたのだった。 ジョディは、圧倒的な力を持った快感の大波に身体全体を飲み込まれていくのを感じた。そしてオルガスムに痙攣し始めたのだった。彼女にとって生まれて初めてのオルガスムだった。このような残虐なレイプに快感を感じてしまうとは。彼女は、それに屈するまいと必死で堪えようと、声にならない声をあげていた。 「いや、だめぇぇぇぇぇ・・・ああ、神様・・・ああ、ああっ・・・あ、何が起きてるの?」 彼女の体は心を裏切った。強烈なオルガスムに、彼女の内部の筒肉は、彼女の純潔を奪った黒い肉棒を締め付け、ヒクヒクと痙攣したのだった。デリックは仕事の達成の喜びににんまりと微笑まずにはいられなかった。そして彼自身も絶頂に達する時が迫っていた。だが、彼は、発射してしまう前に、さらにもう少し、この美しい娘に恥辱を味わわせてやりたかった。今やジョディはクライマックスの高みからゆっくりと舞い落ちる段階にいたが、それを受けてデリックは、彼女の肉筒の中の巨大な黒ペニスをわざとぴくぴくと痙攣させ始めた。射精を堪えるため、限界ギリギリの自制心を駆使していたデリックだった。やがて、ジョディの意識は現実へと舞い戻ってくる。彼女は、ゆっくりと目を開け、自分の上にのしかかっている黒い強姦者の姿を見た。そして恥辱による泣き声をあげる。自分の純潔を引き裂いた卑劣な男。巨大な黒い強姦者。その男によって自分はオルガスムに達せられてしまったのだと改めて自覚したジョディだった。
彼女の側から 夫と私の2人は、互いに腕を絡ませ抱き合いながら横になっていた。2人ともピンク色に塗った唇で相手の唇に触れ合う。2人が身につけている白いシースルーのブラ。それに包まれた胸を互いに優しく擦り合わせる。彼のパンティに包まれたペニスが、私のパンティに包まれた恥丘に身を寄せてくる。私は、2人の間に起きたことが本当のことだなんて、とても信じられなかった。これまでの私の人生で、最高の、最も官能的な性体験を経験したところなのだ。しかも、本当の意味で、女性が他の女性と行うという形で経験したところなのだ。私がつけてあげた綺麗なブロンドのかつらに縁取られた、夫の女性的な顔を見ながら、いまだ私の頭の中は混乱している。信じがたいことだけど、メイキャップをして髪の毛を整え、白いシースルーのネグリジェを着ている夫は、実際に、とても美しく見える。 とても淫らに想像を広げた夢の中ですら、彼がこんなに美しくなれるとは思ってもみなかった。まるで、彼ともう一度、一番最初から恋に落ち直したような気持ちだった。ただ、今度は女性として。それに、このことに対する私自身の気持ちも思いもよらなかった。これまで、他の女性について、その美しさを褒めることはできていたけれど、性的に惹かれることは一度もなかった。だけど、今、女性になった愛する人の隣に横たわりながら、私はこれまでになく強烈な性的愛情を感じている。しかも私自身が彼に抱く愛情は、本質的に完全に女性の立場からの愛情なのだ。 私はこれまでずっと、夫の男らしさ、男性的力強さの感覚に惹かれてきていたし、2人で愛し合うときはいつも、男と女のコントラストを感じてきたし、それを喜んできた。夫の固さに対して私の柔らかさ。私の柔らかい子宮に収まる彼の固い勃起。同じく、彼に体の中を満たされる感覚も嬉しく感じてきた。バギナを貫かれるときも、口に入れられるときも。私は、横になりつつ、このようなことを考えながら、今夜、2人で試してみたことが切り開いた可能性のいくつかに思いを馳せ始めていた。夫と私の間の関係をもっと切り開いていけるかもしれない。そして2人で体験できるかもしれない、新しい性的喜び。そのような可能性である。 夫のビックの美しく彩色された目元を覗き込み、その瞳に浮かぶうっとりと満足した表情をまじまじと見つめた。 「ねえ、あなた? 今夜の出来事についてどう思っている?」 「そうだなあ・・・僕が誕生日プレゼントに求めたことを授かったという点は、確かだ。つまり、忘れられないようなセックスというのはね」 「私が、あなたの毛を剃って、香水とかランジェリーとかいろいろなものであなたを女の子っぽくしていたとき、どんな感じがした?」 「正直言って、これまでで、一番のエロティックな経験だったよ。ずっと、いつ、いってしまってもおかしくないほど、興奮のギリギリのところにいた。特に、君がブラの上から僕の乳首をつねった時は、そうだった。僕は、これまで、セックスのことを女である君の立場から考えたことなどなかった。僕が君に対して行うことを、君が喜んでいるらしいというのは分かっているし、僕も、そういうことをすると気持ち良いわけだから、それを喜んでしている。でも、自分が女になって、女の立場から性の行為を経験するという感覚は、ただただ圧倒的だった。嘘でも何でもなく、自分が本当に今の自分の体ではなく、女性の肉体に入っていたような気がしているよ。しかも、女性の体に入っていながら、射精したいという欲求から、爆発しそうな限界にいたわけだし。もし、僕自身がこういうことを計画したとしたら、こんなにすごい経験はできなかったと思う。それに、そもそも、こういうことは一度も心に浮かんだことがなかったので、そもそも計画すらしなかっただろう。一番、信じがたいほど興奮したところは、セックスにおいて、受け手の立場になる感覚だったと思う。いつも、僕は、僕が君に対して何かをする者であると感じているけれど、今夜は、僕は自分が、夫婦における妻の方になった感じがした。なんと言うか、相手に何かをされ、体を貫かれる方の人間になったと言うか。そこのところは、信じがたい経験だったよ」 夫は顔を近づけ私にキスをした。2人の口紅を塗った唇が柔らかくしっとりと触れ合うのを感じた。私は手を彼のナイロン・ストッキングに包まれた脚に這わせ、さらさらと上方へ動かした。彼が小さく震えるのを感じた。 「どこか変なの? 体調?」 「いや変なところは全然ない。ただ、このストッキングを履いた脚をそういう風に触られると、その感じがすごくて。いつも、君のストッキングを履いた脚を触ると、手触りが良いなとは思っていたけど、君がこんな風に感じていたとは思ってもみなかったから」 私は微笑み、今度は手を彼の胸に這わせた。乳首をつねってみる。彼の乳首は、先に私がつねったときにそうなったのと同じように、また固くなり始める。 ある考えが私の頭の中で生まれつつあった。やってみるべきかどうか? 夫はそれを求めるだろうか? それとも拒否するだろうか? その考えは、夫には話さないことに決め、私は彼のピンク色の唇に再びキスをした。 「もう、眠ることにしましょう? ね?」 彼はベッドから出て行こうとした。どこに行くの、と私は尋ねた。 「これを脱いで、顔を洗ってくるよ」 「どうして? 今夜はそのままでいても良いんじゃない? 着ていて、心地良いでしょう?」 「いや、居心地が悪いってことじゃないんだ。でも、これを着ていると、ちゃんと寝付けるかどうか自信がないんだよ」 そう言って夫はパンティに包まれた股間に目を落とした。彼のペニスは元通りすっかり勃起していた。
「失われたしとやかさ パート2」 Fall from Grace II http://www.darkwanderer.net/story.html?story_id=2712 by Raoul 翌朝、私は、目覚めた後シャワーを浴びました。ずっと昨夜の出来事を思い出そうとしていました。その日は、アパートから出る予定はなかったので、ブラとパンティは履かずに、洗いたての裾の短いTシャツとランニング・パンツを着ました。昨夜のことは何もかももやに包まれているようでしたが、あの出来事に自分がとても薄汚くなってしまったように感じていました。 ・・・あの人たちとは、実際には何ら性行為をしていないわけだから、私は浮気をしてしまったとは言えないのでは?・・・ そのようなことを思いながらリビングルームに行くと、テレビのところにメモが置いてありました。 「ビデオカメラを再生すること」 そのメモの通りビデオを再生し、私は心臓が止まりそうになりました。あの2人は、私が夫のために買ってあげた新品のカメラで、あの出来事をすべて録画していたのです。カメラは録画にセットされ、娯楽セットの中央に置かれていたのでした。 どうしたらよいか、何を考えたらよいか、悩んでいた時、突然、玄関にノックの音がしました。そこに立っていたのはチレルでした。満面に笑みを浮かべ、マリファナを1包み持っていました。私は、嫌々ながらも彼を中に入れ、すぐに泣き出してしまいました。昨夜、自分がしてしまったこと、そしてあまりにも自分が世間知らずであったこと、そんな自分が嫌になってしまったのです。 チレルは私をカウチに座らせ、彼も私の隣に座りました。 「ビールを出してくれるか?」 言われた通りビールを持って戻ると、彼はすでにマリファナに火をつけ、吸い始めていました。チレルは、私にお酒を飲ませ、マリファナを吸わせました。ちょっとだけでしたが、あの、今となってはお馴染みの、雲の上を漂うような感覚が戻ってきたのです。 彼はカメラの再生ボタンを押しました。 「ほら、お前もくつろいで、俺と一緒にテープを鑑賞しろよ」 「いや、このテープ、捨てたいわ」 「いいぜ、すでにコピーは取ってあるからな。お前も俺に優しくすることだな。さもないと、このテープをインターネットに出してみんなに見せることになるが、それでもいいのか?」 仕方なく彼と一緒にビデオを見ました。こんな事態にさせてしまった自分の馬鹿さ加減に打ちひしがれる思いでした。こんな、ありきたりな見え見えの罠に自分が引っかかってしまうなんて、まるで悪夢を見ているようでした。テレビの中、2人の黒人男に体を触られている女が自分だとは、信じられませんでした。2人の黒人男のペニスを握り、彼らに自由にあそこを触らせている。それが他ならぬ自分であるとは。
「心が望むものをすべて」(第4章) Whatever Your Heart Desires Ch. 04 by AngelCherysse その長い休暇の間、私と彼女はずっと夢の国で過した。一緒に買い物をしたし食事をした。飲んだりダンスをしに出かけた。私と彼女の女2人だけで。信じられるだろうか? ほんとに、なんて盛りだくさんなの。セックスもたくさんした。ほんとに何回も。速く、激しい、狂ったようなセックス。ゆっくりとした、優しい、官能的なセックス。家の中、ありとあらゆる場所でセックスをした。車のボンネットの上でもしたし、ブティックの試着室の中でもした。真面目腐った人たちの声が聞こえた。 「あの2人、やってるの? あの時の音? 愛し合ってると言うべき? 責任ある大人どうしのこととして?」 あなたたち、分かってくださいね? すべて、愛なの。毎日、どの瞬間でも、私たちが2人ですることはすべて愛なのよ。5年前とほとんど同じく、私はダニーと恋に落ちたと言ってよかった。改めて最初からもう一度、恋に落ちたようなもの。今度はダニエルと。奇跡のことについて話しをしたい? 私は、しぶしぶではあったけれど、木曜日の夕方の3時間ほど、彼女がに、リーヌのところに行く時間を与えた。彼女には、彼女に可能な限り、理想的な女性になる方法を覚えて欲しかった。ダニエルが、この、新しく、圧倒的にエロティックでもある生活に、丸一日中、浸る。そう思うだけで、私は絶え間なく濡れている状態が続いていた。それもあるが、もう1つ、私はすでに濡れていたという事実もある。いつも「疼いている」状態だった。はしたなく自分で激しく擦り続けたい衝動。あの、彼女の最初のレッスンの結果を目にしたときと言ったら。ダニエルがすべて自分で行ったと自慢していた、あのメイキャップとヘア・スタイリング! それを見たとき、私は、彼女を習いに行かせて、そして、彼女が教わる先生がセリーヌで、本当に良かったと思った。彼女の声すら、前より官能的で、セクシーに変わった。明らかに、ダニエルとセリーヌは発声面でも訓練を行ったのだろう。その木曜の後は月曜が来るまでずっと、私は彼女を独り占めにすることにした。
僕は、こんなことが起きていること自体、信じられなかった。正直、僕はトレーシーと出会って以来、何度となく、こうなることを夢見てきていた。だが、実際にこうなるというのは、まったく信じられなかった。トレーシーの唇はベルベットのようにしとやかで、彼女の舌は蛇のように僕の口の中へ入ってきた。 長時間キスを続けた後、僕は勇気を出して、両手を彼女の胸にあてた。トレーシーの乳房は張りがあったが、柔らかく、乳首は石ころのように固くなっていた。彼女の胸は、熟れたカンタロープ(メロンの一種)( 参考)のような手触りだった。軽く乳首をつねると、彼女は僕の口の中、うめき声を上げた。 トレーシーは手を僕のお腹から下へ降り、コットン・パンツに覆われたペニスのところに来た。その瞬間、彼女がわずかに身を強張らせ、僕の口から離れるのを感じた。彼女は、一度、息を吸って呼吸を整えた。 「私が買ってあげたサテンのブリーフを履いていないのね」 「ごめん、トレーシー。ユニフォームを着ているときだけ履けばいいと思っていたから」 トレーシーは僕のペニスを握って、軽く揉んだ。 「これからは、いつも私があげたサテンのブリーフを履いていること。あれを通して固くなったものを触る感触が、私は好きなの。それに、もうひとつ。これからは、私のことをミス・トレーシーと呼びなさい。何と言っても、私はあなたの雇い主なのよ」 僕は、2人で愛し合っている間だというのに、彼女のことをミス・トレーシーと呼ぶのは少し変わっていると思ったが、それについて問うつもりはなかった。その代わりに別の質問をした。 「今すぐサテンのブリーフを履いてほしいですか?」 「そうしてちょうだい」 僕はベッドから降り、明かりをつけた。暗闇では、自分がすることが見えないからだった。トレーシーを見ると、目に飢えた表情を浮かべていた。興奮しているとその目は僕に伝えていた。僕はドレッサーのところに行き、ボクサー・パンツを脱いだ。ブリーフに足を通して上にあげる。かなりきついタイプだった。勃起をその中に収めるのにかなり苦労した。トレーシーは、その間、ずっと僕のところから目を離さずにいた。 ブリーフに履き替えた後、僕は明かりを消そうとしたが、それを見て彼女が言った。 「いや、そのままにしておいて。あなたのことを見ていたいから。あなたも私のこと見ていたいでしょう?」 僕は、「ありがたい、もちろんさ」と言いたかったが、その代わり、「もちろん、見ていたいです。そう思わない男はいないじゃないかな?」 と答えながらベッドに入った。トレーシーはただ微笑み、それから僕に顔を覆い被せ、再びキスを始めた。
******** 2人が家にたどり着くまで、沈黙が続いた。玄関ドアが閉じると同時に、バーバラのイライラが沸騰点に達した。彼女は毒づいた。 「あなた、私の友達の前で私に恥ずかしい思いをさせたかっただけでしょ? 違う?・・・」 「それだけなのよ。あなたは私の友達が好きじゃないのよ。だから、ことあるごとに、私の友達を貶める。それなのよね・・・ジミーに対してあなたが取った勇ましい態度・・・あなたって、どうして、いつもあういうことをするわけ? ジミーは良い人よ。あんな目に会わされる筋合いじゃないわ」 スティーブは驚いた顔で彼女を見ていた。2、3秒その驚きの表情が続いたが、やがて彼の顔から、怒りの表情が驚きの表情を追い出していく。 「ちょっといいかな? あそこで君が恥ずかしい思いをしたとして、そういう風にしてしまった張本人は君なんだよ。君が自分で自分を目立つ存在にしていた。僕がしたことは、そんな君を見ているだけだった。他のことは何もしていない。あのバカにずっとくっついて、あいつが低脳なジョークを言うたび、女子高生のようにけらけら笑って。いったい、自分が何をしていたか分かっているのか? まったく・・・君は、まるであいつが映画スターか何かのように、あいつのところに引っ付いていたんだぜ?」 バーバラは唖然とした。口喧嘩になったとしても、スティーブが、こんなに強く反撃に出ることはめったにないことだった。まれに、そうなった場合、そのときは、彼が話し合いの話題となっていることを非常に深刻にとらえている場合であった。彼が議論において頑として譲らなくなった場合、バーバラが上手に出ることができたことはめったになかった。 バーバラは弁解がましい口調になった。「私・・・彼はただ会話をしようとしてただけなのよ。あなたがどうして私にそんなにひどいことを言うのか分からないわ。ジミーは本当に人の良い人なの。時々、わざわざ私のところに来て、話しかけてくれるのよ。それのどこがいけないの? 私が友達を作ることのどこが悪いの?」 「全然、悪いところなんかないさ・・・そいつの言う言葉の一つ一つにいちいち感心したり笑ったりするようなところまで行かなければね・・・君が、パーティの間に少しでも自分の夫に話しかける労を厭わなければね・・・君が誰かさんとあからさまに仲良くなりすぎて、周りの誰もが無視できなくなるようなことにならなければね」 スティーブは意図的に長時間バーバラを睨みつけた。 「あの後、いったい、何をするつもりだったんだい?・・・あいつの膝の上に腰掛けて、人まえだというのに、いちゃいちゃキスしあうつもりだったのか? 実際、いつそうなってもおかしくないような状態だったみたいだけどね。まさか、テーブルの下は見えなかったが、君たち、足を触れ合わせたりもしてたかも。僕には否定できないな」 バーバラの顔が蒼白になり、その後、二拍もするうちに見るみる赤くなった。 「ええ、ええ、してたかもしれないわ」 皮肉交じりに言う。そして次に、けんか腰になって言った。「多分、この次は、彼の膝の上にお尻を乗せることにするわ! ジミーは、女に優しくする方法を知っているもの・・・彼は、工事現場を巡回する建築労働者の誰かさんとは違うから!」 スティーブは口元を固く引き締めた。妻の顔をじっと見つめた。彼には、この女性のことが突然分からなくなってしまった。
ビッキーは、ヒールを履いたままデビッドのところへ歩み寄り、彼の前にひざまずいた。そして、さして時間をおかずに、彼の非常に大きなペニスを取り出し、その大半をできる限り口の中に詰め込もうとしている彼女の姿があった。ビッキーは、足の間の湿り気が次第に小川のようになり、流れ出すのを感じていた。太ももの内側を滴り流れるのを感じる。彼女は、今は、できるだけ激しくセックスをしてもらいたいという気持ちになっていた。夫のマイクのことは頭から消えていた。今や彼女は、人妻ではなく、ただの淫らに燃えた女になっていた。デビッドのペニスはすでに岩のように固く、25センチほどの長さになっている。何より太さがすごく、ずっしりとした重量感があった。このようなものが自分の体にうまく合うものなのか、ビッキーには分からなかったが、それにもかかわらず彼女はそれを受け入れる決心を固めていた。ビッキーは、おもむろに立ち上がり、彼に背を向け、腰を曲げ、その女陰を差し出した。両手をドレッサーにあて、デビッドが指でそこをいじり、彼女の分泌するジュースを味わうのに任せる。 デビッドは床にひざまずき、彼女の陰部を犬のように舌を鳴らしながら舐めた。それを受けてビッキーの口から甘い溜息が漏れた。その2分後、彼女はオルガスムに達した。粘着性のある透明な液を陰部から噴出させた。デビッドはできる限りの勢いで、それを舐め取ろうとしたが、大半は滴りとなって彼のあごから垂れ落ちた。 その後、デビッドは立ち上がり、その長大なペニスを彼女の濡れ切った割れ目に擦りつけた。シャフト全体に潤滑を与えようとしてである。彼はその行為をしばらく続けていたが、それはビッキーを焦らすことにもなり、彼女は極度に欲求が満たされない状態に達していた。 「デビッド、お願い、早く、やって」 甘く切ない声でせがむビッキー。彼女の入り口を焦らす巨根をつかまえようと、ビッキーはお尻をくねらせ、動いた。そしてとうとうデビッドが中に侵入する。彼は、その太い肉棒に彼女のあそこが慣れるようにと、ゆっくりと侵入を進めた。そして、やがて彼の根元まで挿入する。ビッキーは、この時も大きなよがり声を上げ、早くも頂点に達してしまった。デビッドは、彼のシャフトが驚くほどきつく締め付けられるのを感じた。しかも締め付ける肉筒全体から高温が発せられている。 ジョンは、この時点までは、ビッキーとデビッドの行為を鑑賞していた。デビッドが出し入れの動きになるのを受けて、彼も立ち上がり、服を脱いだ。デビッドと同じく岩のように硬くなった23センチ。ジョン自らというより、彼のペニスの方が、ジョンをビッキーの顔へと引き連れていくように見えた。ビッキーはジョンのペニスを差し出され、すぐにそれを口に入れ、吸い始めた。彼女の背後からデビッドがリズムをつけて打ち込み、ジョンは揺れる乳房を掴み、思うがままに揉み始める。そして彼女自身はしゃにむにジョンのペニスを吸いたてていた。それから数分間、2人の男はビッキーを揺さぶり続け、両者、数秒の間もあけずに、それぞれ射精を迎えた。ジョンはビッキーの口腔を満たし、溢れさせ、デビッドは彼女の子宮の奥深くにたっぷりと放出した。3人とも、激しいセックスによる疲労で、床に崩れ落ちた。 ビッキーが2本の巨根を体に受け入れている間、彼女の夫のマイクは、狂ったように彼女がいる部屋がどこかと、探し回っていた。彼は、ビッキーたち3人の後をつけ、デビッドの泊まるホテルまでは何とか突き止めていた。だが、ホテルの中で3人を見失っていたのである。接客係のボーイに働きかけ、デビッドの部屋があるフロアまでは聞き出した。この情報を引き出すのに100ドル札が消えた。このホテルは巨大で、1つのフロアでも100以上もの部屋がある。マイクはエレベーターに飛び乗り、9階へ上がり、聞き耳を立てながら廊下を歩き始めた。彼の妻がいる部屋の手がかりを得られるかもしれないからと思ってである。3人の居場所が分かった後、一体どうしようかと彼は何度も考えていた。この時点では、彼は自分がどういう態度をするのか、自分でも分からない状態だった。
「オーケー、じゃあ、Tシャツは脱いでくれるかな?」 助け舟を出すつもりで言ってみた。すると彼女はさっとTシャツの裾に両手を持っていって、いきなり頭から脱ぎ去ろうとする。 「いや、いや、ダメ、だめ、ゆっくり、ゆっくり。カメラに自分の姿をあらわにしていく感じで」 彼女は動きをゆっくりにした。僕はシャッターを押す。カシャッ! フラッシュが光る。自動装置が作動して、白いカード形の写真が前から排出される。僕はそれを取ってテーブルに置く。 この点がポラロイドカメラの唯一の問題点だ。分かると思うが、カシャッ、カシャッ、カシャッっと連続して撮ることができない。シャッターを押すごとに、映ってる場面はばらばらになってしまう。それにフィルム・パックを普通より頻繁に交換しなければならないしね。だけど、普通のカメラだと、撮影したフィルムを街角のフォトマットに持っていって、現像とかしてもらった後、カウンターについてる女の子にものすごい目つきで睨み返されなくちゃいけないわけだ。まるで君が低俗スケベ男かなんかみたいな目つきで見られちゃう。 「オーケー、じゃ、裾を引っ張りあげてもらうかな。ブラを見せてくれ。もっと上、もっと、もっと! はい、いいよ!」 カシャッ! フラッシュ! 排出音。 「オーケー。じゃ、シャツを脱いじゃおう」 彼女はTシャツをたくし上げ、頭から脱ぎ去った。振り返って彼女を見る。優美なブラってわけじゃなかった。補強と支えの目的でできてるようなタイプ。彼女は確かにそういう物が必要だ。シャツを脱いだ後の彼女は、ただ突っ立っているだけで、その姿に優雅さもへったくれもない。だが、そこんとこは明らかに僕のすべき仕事の一部だ。 「じゃあ、まっすぐに立って。両肩を後ろに、胸を張って。いいよ。それからちょっとだけ僕の方に体を傾けてみて。そう。いいよ。そして唇を尖らせてみて」 カシャッ! また無駄になったフィルムが1枚。最初の6枚くらいは、いつも無駄になる。だが、こいつは女の子たちの気分を和らげるのに大切なところだ。僕は彼女の周りを歩きながらさらにもう2枚ほど撮った。そしていろんな高さやアングルで彼女を見た。 「よーし、今度は後ろに手をやってブラのホックを外してみて」 すぐに両腕を上げ、指示されたことをしようとする。 「ゆっくり、ゆっくり。そうそう、いいよー。ストラップが肩から滑り落ちるようにさせて。完全には脱がないでね。僕を焦らす感じで。僕を喜ばす感じで」 彼女は僕が求めていることを理解し始めたらしい。白いブラの生地を胸の丘に沿って少しずつ滑らせていった。滑り降ろさせるに連れて、彼女の胸がどんどん大きくなってくるように見える。とうとう、赤みを帯びた円形が姿を現し始めた。カシャッ! カメラから写真が吐き出される。彼女はブラをおへその辺りまで降ろした。たっぷりと重たそうに垂れ下がっているが、しっかりと張りがある。かなり大きかった。少なくともDカップ。それに揺れる感じから、本物であるのが分かる。低脳女が買うようなブラスチックのおっぱいではない。 「うわあ、君、すごく可愛いよ」 「可愛い」という言葉は間違った表現だったかも。ほんとに言いたかったことは、「すげえ! 見ろよ、あのボインボイン!(死語)」 僕はシャッターを切りながら、さらにもう2パック撮影した。その間、彼女は僕の指示に従って、立ち上がったり、体を倒したり、ひざまずいたり、寝転がったり。このやり方だったら、愛犬のフィドーも上手く訓練できたかも。ワン! ほら、ワン! ワン!
ダニエルは声を震わせながら私に声を掛けた。 「ねえ・・・、ちょっと悩んでるんだけど・・・セリーヌは、今日は髪の染色とパーマができなかったの。一度に、それだけの処理を全部行うと髪の毛を痛めることになるってってた。ということは、来週、もう一度、サロンに行かなくちゃいけないんだけど・・・それに加えて、今週はずっとカーラーやらスタイリング用のブラシの使い方を習得しなくちゃいけないの。そういう物の使い方、全然知らないし。それと、そうする替わりに・・・」 「そうする替わりに?」 私は片眉を上げて彼女を見た。何を言うのか興味がある。 ダニーはいたずらっぽく微笑み、話しを続けた。 「その替わりに、セリーヌは私に個人的にレッスンをしてもいいって言ってくれたわ。基本的に、化粧術についての全カリキュラムとなるはず。髪、メイキャップ、ネイル、その他すべて。そのカリキュラムが終われば、資格を取る試験を受ける準備さえできるようになるらしいわ。多分、しばらくの間、毎週何日か夕方に彼女のところに通うことになると思う。セリーヌは明日から始めても構わないって言ってたわ。宿題もあるって。もちろん、私は・・・」 彼女はさらに笑みを大きくしながら、テーブルの下、足の指を滑り動かし、危険なほど私のあそこに近づけてきた。 「・・・もちろん私、あなたを練習台にすることもできるとおもうし。どう思う?」 私は、興奮した気持ちを隠すのが精一杯だった。 「か、彼女・・・全部あなたに教えるのね・・・私とあなたの2人のために・・・それに、あなたは、一日中そういうお化粧の勉強をする方が楽しいと思っているのね? ライターとして文章を書く代わりに?」 彼女は、嬉しそうに頷いた。 ちょっと考えてみよう。自分が正直にどう感じるのか、考えてみよう。目の前にいる、新たに作り出された私専用の可愛いおもちゃ。悩殺的でゴージャスで女らしいおもちゃ。その子が仕事を変えようとしている。彼女がその仕事に就けば、彼女を最大限に女性化したままにしておくことができるし、私が2人の関係で支配的なままでいられるし、今後の2人の人生をずっと、共に甘美なほど幸せでい続けられることになるのは、ほぼ確実だ。うーむ。充分考えよう・・・じっくり時間をかけて! 「すごい! 試してみたい? だったら私もすごく嬉しいわ!」 私は即答で答えていた。 彼女もわくわくしているのは明らかだった。そして、次の瞬間、彼女の物腰が一変した。まるでスイッチを切り替えたかのよう。今までそこに座っていた、嬉しそうに感情があらわにはしゃぐ、子供っぽく可愛いセクシー娘が、急に、野性的で性的魅力を剥き出しにしたセックスアニマルに変わったのだった。彼女はテーブルの向こうで身を乗り出し、長いまつげの目でセクシーに私の口元を見つめた。 「今すぐ私を家に連れ帰って、激しくセックスして私を狂わせて・・・」 熱い溜息混じりに言う。 ダニエル? 同じことを2回繰り返して言う必要はないわよ。 どうやって無事に家に帰れたのか分からない。覚えているのは、彼女の舌先が私の耳をくすぐっていたことと、彼女の指先のステキな爪が、私の太ももの内側と割れ目の周囲を優しく擦り、私を焦らし続けたことだけ。玄関先にやっとの思いでたどり着いたときには、私の全身は、過剰に興奮した神経終末の束に成り果てていた。愛液がはしたないほど溢れ、太ももを伝っていた。全身の制御ができず、小刻みに震えていた。 2人、大きなふわふわのソファのところに立っていた。ダニーは私をきつく抱きしめた。彼女の鼓動が感じられる。彼女の抱いている欲望のレベルは私のレベルと同じだった。彼女は唇を私の耳元にぴったりと寄せ、甘い声で、「いって」と言った。それと同時に舌を私の耳に挿し入れ、指を1本使い、その爪で軽く私のクリトリスを弾いた。たった一回だけ。 それだけで決まってしまった。あっという間にオルガスムに達し、その強烈さに私の膝はがくがく震えた。体を立たせていられなくなり、崩れるようにして後ろのソファの腕のところに倒れこんだ。フラシ天( 参考)のクッションの上に横寝になって倒れる。そしてダニエルが私の上に乗っていた。私の全身はがくがくと激しく痙攣したままだった。次から次へと強烈な快感が波となって私の体を飲み込んでいく。その間、彼女はしっかりと私を抱き包んでいた。その後、私は彼女の腕の中、小刻みに震えながら横たわっていた。胸の中、心臓が激しくハンマーを打つように鳴っていた。その時になってもまだ、私は目を開けても、焦点が定まらずにいた。ダニーの満足そうな笑顔だけが見えていた。 「今の、良かった?」 からかうように言う。 そして、彼女が本格的に私に対する仕事を始めたのは、それからだったのである。その時のオルガスムは、その夜の最初のとっかかりにしか過ぎなかったのだ。その夜はそれから数え切れないほど味わうことになったのである・・・・ つづく
デリックはジョディの両足首をつかんだ。彼の精液に汚された彼女の美しい足先が天に向けてつんと立つ。正座をしたまま、デリックは彼女の細く白い太ももの間にじわじわとにじり寄った。自分の吐き出した体液でヌルヌルになった30センチの黒棒は、すでに鉄棒のごとく硬くなっていた。先端からたらたらとスライムを垂れ流している。彼は、その先走りを、いまだ誰にも使われたことのないジョディの割れ目に塗りつけた。挿入を容易にするためだ。ジョディは逃れようと身をくねらせたが、それも無駄だった。ジョディは必死に願っていた。結婚の日まで、自分の大切な宝石を恋人のライアンのために取っておきたい。他の人に奪われるなんて考えられない。まして、この黒人の卑劣漢などに奪われるなんて。もし、このケダモノの黒ん坊に妊娠させられてしまったら! ジョディは死んだほうがましだと思った。南部の良家の可憐な娘! それが黒ん坊にレイプされ、めちゃくちゃにされる。 亀頭が挿入された。だが、自らのパンティで口を塞がれてたジョディの叫び声は、アパートの部屋の外には届かない。彼女のくぐもった叫び声は、かえってデリックの興奮を高めた。今から、お前の体をいただくことにするぞ。そう意を固めたデリックは、一度、身を後退させた後、全力をこめて一気に前に突き出した。 「いぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・いやぁぁぁぁぁぁ・・・ああぁぁぁぁ!!」 これまでにない大きな叫び声がジョディから発せられた。だが、まだたった10センチほどしか入っていない。それでもペニスの頭部に抵抗物が当たるのを感じた。貴重な宝物を守っている錠のついた門である。デリックは再び身を引き、そしてありったけの力と体重をかけて、ジョディの大切に守ってきた持ち物を破るために、再び前に突き動いた。 「いやあぁぁぁぁぁぁ・・・・いやっ、いやあああぁぁぁぁぁぁ!!」 くぐもった叫び声が響く。 今やデリックの30センチのすべてがジョディの体内に含まれ、その障壁を通過していた。その黒ペニスが、ジョディの体内に染み出てくるピンク色のジュースにまみれている。デリックは嬉しそうにジョディの耳元に囁きかけた。 「お前の未来の旦那は、お前がバージンじゃないと分かったら何て言うかな? しかも、お前のバージンを奪ったのが黒ん坊だと分かったら?」 ジョディは、自分の大切な体の中、この男の黒いペニスがヒクヒクと痙攣しうごめくのを感じ、目に涙をあふれさせ、悔しさに啜り泣きを始めた。
とにかく、1分ほどすると誰かが部屋に入ってきた気配を感じた。そして手が私の体を触るのを感じた。巧みな手の使いで、まもなく私はゼリーのようにとろけてしまった。だが、その後、男性のペニスが私のお尻の穴に当たってくるのを感じたのである! 私が何か言おうとするたび、口を塞がれてしまう。でも、誰も無言のままだった。じきに、そのペニスは私のアヌスに入っていた。 私は非常に興奮していた。そのこと自体が信じられなかった。私はこれまで一度もアヌスで受け入れたことがなかったのだから。ともかく、私を触る手は、その動きを止めず、やがて私は頂点に達していた。これも、これまでなかったほど激しく! 思うに、多少、体を起こした姿勢だったので、愛液が流れるのが多く感じられたのかもしれない・・・いつもは横になった姿勢でしていたから。それから間もなく、夫の方もオルガスムに達するのを感じた・・・「夫」とは言ったけれど、本当のところは、夫なのかどうかは分からなかった。ではあるけど、どういうわけか、私は夫かどうか気にならなくなっていた。あるいは、私は、少なくとも、夫以外の人かもしれないと考えることを遮断していたと思う。 その「医者」が行為を終え、部屋を出て行くと、看護婦が来て私の体を拭き清めた。目隠しと手首の拘束具を外し、ガウンを着せてくれた。ガウンを着た後、再び手に拘束具をつけられた。今度は前に両手を出す形で。彼女は、来たときと同じく、私をエスコートしながら廊下を進んだ・・・でも、前と違ってこの時は、私はすっかり堕落した女のように見えていたと思い、とても恥ずかしかった。受付と待合室のところを通り過ぎ、前に入っていた診察室に戻った。診察室に入ると、看護婦が部屋の明かりをつけた。暗がりの中に最初の看護婦がいたのを見て私は驚いた。全裸になって、壁を向いて立っている! 私をエスコートしてきた看護婦は、その全裸の看護婦に服を着るよう命令した。そして、私の拘束具を外し、部屋を出て行ってしまった。服を着た看護婦は、再び私を連れて、着替え部屋に戻った(途中、受付と待合室のところを通り過ぎたが、もし、あの女性がまだいたらと思い、怖くて中を覗けなかった)。着替え部屋に入ると、看護婦は私に服を着てもよいと伝え、出て行った。着替えを済ました私は待合室に戻った。例の女性はいなくなっていた。受付の女性は、書類に何か記入をしていた。記入を済ますと、その書類を私に渡し、それを夫にあげるようにと言った。書類を見てみたが、一言も理解できる言葉はなかった。その時、たまたま目を上げると、先に待合室にいた女性が看護婦に連れられて廊下を行くのが見えた。彼女は素っ裸だった。彼女も両手首を後ろに拘束されていた。彼女は私の方に目を向けることはなかった。どういうわけか、私は、自分がいやに気取った人間になっているような気がした。
スティーブのジミーに対する挑発は、老人の登場によって、いささかはぐらかされた形になっていた。スティーブは、遅まきながら、不安感を感じ始めていた。彼の妻が働いている会社は「レイノルズ・アンド・サンズ」という名前である。したがって、自分のそばに立っているこの老人は、まさにそのレイノルズ氏に違いない。自分が感情的に怒りを露わにしたことにより、バーバラは、今の高給の職を失うことになってしまうかもしれない。スティーブはちらりとバーバラを見てみた。彼女の目には一瞬、怒りの表情が浮かび、彼女はすぐに顔を背けてしまった。 レイノルズ氏が静かな声でジミーに言った。 「ジミー? お前はジェニー叔母さんのところに行って、何か手伝うことがないか訊いたほうが良さそうじゃな」 ジミーの顔が変わった。抗議したいという表情に加え、かすかに必死に懇願する表情も浮かんでいた。 「さあ早く、ジミー」 ジョーナス・レイノルズの声には、間違いなく、権力を持つ者が与える、ピシリと鞭打つような厳しさがこめられていた。 ジミーは立ち上がり、向きを変えた。椅子を後ろに引くとき、大きくキーキー音が響いた。耳たぶを暗い紫色に染めながら、彼は静かな足取りでホールの向こう側へと歩いていった。ジョーナスも、テーブルについていたすべての人も、彼が部屋から出て行くまで、ずっと目で追っていた。 「多分、ジミーはこのパーティに長居するつもりはないじゃろうな。誰でも、一族のために自分ができることをしようとするものじゃ・・・だが、時として、上手くいかないことがある」 ジョーナスは、物思いをするようにそう語った。 彼は再びスティーブに握手を求めて手を差し出した。今度は、スティーブも立ち上がって握手を受けた。身長が180センチ以上はあるので、彼と比べてずっと細身の初老のCEOと並ぶと、大きくそびえ立つように見える。 「君には、たった一人の横柄な青二才だけでレイノルズ一族の全員を判断なさらんように願いたい。バーバラは、わしらのチームには貴重な一員なのじゃよ。・・・ジミーの思慮を欠いた行動のために、彼女を失うことになるのは困る」 そう言ってジョーナスは、まぶたを伏せてバーバラに顔をちらりと向けた。無表情な顔で、心を読み取ることが不可能だった。それから彼は顔を戻し、テーブルについている全員を見回した。 「皆さん・・・わしが皆さんの集いに割り込んできたことをお許し願いたい。どうか、今夜は最後まで楽しんでいってくだされ」 彼は暖かい笑みを浮かべ、仲間に対して行うように、スティーブの肩に手をかけた。そして静かに立ち去っていった。 テーブルでの会話が再開するのに2、3分かかったが、再開後は前より明るく、会話の間に挟まる笑い声も多くなっていった。男性客は、全員、パーティが終わるまでに一度はスティーブのところに来て、彼と握手をした。女性客のうち2人ほど、トイレに行く途中にスティーブの後ろを通りかかったとき、優しく彼の肩を叩いていった。彼の頬に触れ、暖かく微笑んでいった女性もいた。 客たち全員が気づいていたが、一言も口に出さなかったことがあった。それは、バーバラが最後まで口を利かなかったことである。その夜、ジミーは一度も姿を現さなかった。
私はあまりにもハイな気分になっていて、2人を帰す試みすらできませんでした。その時、突然、ロバートが腕を私の肩に回して、「こうしてもいいかい?」 と訊いたのでした。私は身じろぎもせず、ただ座っているだけでした。早く2人が帰って行って、この頭のもやもやがすっきりすればいいのに、と願うだけでした。心臓がドキドキしてきました。というのも、ロバートがスリーブレスのシャツの上から、私の胸の輪郭をなぞるように愛撫してきたからです。彼は私の乳首のありかを見つけると、指で摘んでつねりました。私は思わず溜息を漏らしてしまいました。 「お願い、やめて!」 その私の願いに対する返事として、彼は私の手を取って自分の股間に乗せたのでした。隣に座っているチレルも、もう一方の私の手を取り、彼の股間にあてがいました。そして私の太ももの内側をジーンズの上から擦り始めたのでした。そして、間もなく、彼の手は、厚いジーンズの生地の上からですが、私のあそこを擦っていました。私は、自分を防御できない状態でしたし、抵抗するにも、その力を奮い立たせることができない状態でした。考えることといえば、どんな方法であれ、彼らにこれ以上のことはさせないこと、そして、一刻も早く私のアパートから出て行ってもらうこと、の2つだけ。そんな私にお構いなしに、2人はそれぞれズボンの中から、ペニスを引っ張り出していたのです。 ロバートの方は23センチほどでしたし、チレルはだいたい28センチもあったと思います。チレルの方が太い。男性の性器にこれほどまで大きなものがあるとは、思ってもいませんでした。正直、最初見たときは少し恐ろしく感じました。2人は私にそれぞれのペニスを手で擦るようにさせようとしましたが、私は手をだらりとさせたまま、力を入れずにいました。そこで2人は私の手を自分の手で包むようにして、無理やり、私にしごかせ始めたのでした。 いまや、ロバートは私のシャツを捲り上げ、乳房を顕わにしていました。片方の乳首を指で摘んでコリコリと回し、もう一方の乳首には口を寄せ、強く吸っていました。チレルは、手を私のジーンズの中にねじ入れあそこを擦っていました。 私は自制心を維持しようと必死でしたが、それでも溜息が漏れてしまい、最悪なことに、「ああ、いい」と声を出してしまったのです。それを聞いて、ロバートは立ち上がって、私の顔を彼のペニスに向かせました。 「ほら、出すぞ!」 そう言ったと思った瞬間、彼は精液を噴出し、私の顔面、そして顕わにされた乳房に熱く振り掛けたのです。正直、熱い精液を掛けられた感覚は、初めてで奇妙な感じでした。薄汚い男性成人雑誌に載っている写真のように、私はロバートに顔を汚されたのです。ロバートがそれを行うとすぐに、チレルの方も同じようにして、私の顔と乳房に振り掛けました。 「俺様のこれを喰らえ! 淫乱女!」 彼はそう怒鳴っていました。2人は射精を済ますと、何事もなかったように、一言もしゃべらずに服を着て、部屋を出て行きました。私は、2人の体液に汚されたまま、ショックのあまり呆然として横たわっているだけでした。 つづく
ダンスの曲が終わってしまった。ビッキーにとってもジョンにとっても短過ぎて物足りなかった。2人はテーブルに戻って腰を降ろした。デビッドがビッキーに声をかけた。 「もう一曲、君とダンスをしたいけど、ちょっと一休みした方が良さそうだね」 そして、飲み物を飲む。だがデビッドが驚いたことに、ビッキーは飲み物を一気に飲むとすぐに、デビッドに一緒にダンスしてと頼んだのだった。デビッドは、驚きつつも、手招きして彼女をダンスフロアに連れていった。ビッキーの歩き方はすでにかなり誇張した歩き方になっていた。どう見ても、彼女は自分のセクシーさを見せびらかしているのは明らかだった。店の男たちは、ビッキーのハイヒールによって脚の美しさが強調され、さらにセクシーにお尻を突き出した歩き方をする姿を堪能した。ビッキーは席から立つ時に捲り上がってしまったミニスカートを全く気にせず、直そうともしなかった。太もものつけ根近くまで捲り上がっている。 デビッドとビッキーが踊った最初の曲はテンポの速い曲だった。ビッキーは、今や本格的に全身を揺さぶって踊っていた。体に密着したブラウスの中、乳房が激しく揺れていたし、彼女が両腕を上げるたびに、スカートが上へずり上がっていた。ビッキーの近くにいて彼女を見ていた者たちには、彼女の脚のつけ根にある尻の頬肉まではっきり見えていた。ある時、ビッキーは両膝を軽く曲げたが、それにより、彼女の近くの席に座っていた者たちは、彼女のあらわな女陰をチラリと見ることが許された。ビッキーはパンティを履くのもやめていたのである。次のダンス曲が再びスローテンポな曲になり、デビッドはビッキーを抱き寄せる時が待ちきれない気持ちだった。そしてビッキーも同じくスローな曲になるのを待ち望んでいたのである。デビッドはビッキーを抱き寄せ、両手を彼女のお尻にあてた。彼の指先は彼女のスカートの裾の少し下にきており、ビッキーの柔らかくてしっとりとしたお尻の頬肉の肌に触れていた。ビッキーはデビッドにしがみつくようにして抱きついていた。彼女の意識は、下腹部を突くように押している大きな盛り上がりに集中していた。ビッキーは、ダンスをしながら、恥丘をその盛り上がりに擦りつけ始めた。すでにかなり大きな盛り上がりであったにもかかわらず、それがさらにますます大きくなってくるのを感じる。ビッキーはもはや我慢することができなくなっていた。顔を上げ、彼の唇に、実にねっとりと湿り気が満ちたキスをした。キスをしたままダンスをする。ビッキーはあそこからジュースが溢れ出てるのを感じた。そしてデビッドの耳元に囁いたのだった。 「どこか他のところに行きましょう」 デビッドは同じく囁き声で答えた。「ジョンはどうする?」 「彼も一緒に」 二人はすぐにダンスフロアから降り、テーブルに向かった。ビッキーは歩きながら、周りの男たちにじっと見られているのに気づいた。その時になって初めて、彼女は、スカートの裾がすっかり捲り上がっていて、自分のあそこがあらわになっているのに気づいたのだった。ビッキーは素早くスカートの裾を引っ張って下げた。そしてデビッドとジョンの二人の男性にエスコートされてクラブを出たのだった。3人はジョンの車に乗り込み、デビッドが宿泊している近くのホテルに行った。デビッドの部屋に入るや否や、ビッキーはクラブで行っていたことの続きを始めた。両腕をデビッドの体に回してぴったりと抱きつき、長々と熱のこもったキスをする。積極的に舌を彼の口の中に入れ、口腔を探り回った。そしてデビッドも同じことを彼女の口に対して行う。キスが終わると、彼女はすぐにジョンに抱きつき、デビッドに行った同じもてなしをしてあげた。ジョンとのキスも終えると、ビッキーはゆっくりとブラウスを脱ぎ、続いてスカートも脱いでいった。男たちはそれを鑑賞する。3人の間で言葉はまったく交わされなかった。
デリックは体を起こし、服を脱ぎ始めた。茫然自失のジョディは、彼の巨大な黒肌の体を見つめるだけだった。恐怖におのずと体が震え、叫び声すらあげられない。デリックがズボンを降ろすと、大きなペニスがぶるんと反り返って飛び出した。ジョディの目が大きく見開く。男から逃れようともがき始める。デリックは、彼女の足の美しさを堪能したいと思った。体を丸め、美しい足を両手に握る。彼女の小さな足を左右の手に、すでに先走りを垂らす黒ペニスを包んだ。ジョディはヌルヌルしたスライムが足指や柔らかい足裏に塗りつけられるのを感じ、吐き出しそうになった。だがデリックは、それにはお構いなく、彼女の両足の裏を使って、その肉棒をしごき始めた。 デリックは、ジョディの優美な白い足を使って狂ったように肉棒を擦りながら、自分がとうとう、いま行っていることを実際に行っていることを信じられない思いだった。まさに幾度となく夢に描いていたやり方で行っているのだ。彼女の繊細な肌の足裏を使って、自分の黒い棍棒の根元を包み、挟む。足裏で包んでいるものの、その怪物ペニスの20センチ以上が包みきれず、彼女の顔めがけて突き立っている。まさに攻撃態勢にいる黒蛇のような形相だ。黒蛇の頭部からは毒液が滲み出てジョディの柔らかい足裏を汚していく。ヌルヌルとした毒液は潤滑液の役割を果たし、ジョディの足裏の間を前後に擦り動く黒蛇のスピードはますます速くなっていった。 そして、とうとう、その蛇の動きが停止した。その瞬間、真っ白な毒液が頭部から噴出し、白い線を描いて空中を飛んだ。遠くはジョディのあごから、近くは彼女の大切な宝石の粒を取り巻く茂みまで、その美しい体に一筋の縦線を描いて着地する。その後、デリックは、ジョディの足裏をカップ状にひねり、残る白い毒液をそこに溜めた。やがて、長大な黒蛇は身をくねらせながら萎え始めていく。ジョディの美しい足裏は、黒蛇が吐き出した濃密で粘着性の白い体液で、前よりも一層その白さを増していた。柔らかくなった黒蛇はジョディの足裏に頭を擦りつけながら這い回る。ヌルヌルの白い液を足裏全体にまぶし込んだ。彼女の足の指の間には、クモの巣のような白糸が幾筋も垂れ、指の間をつないでいた。 ジョディは、恥辱に打ちひしがれていた。このような汚らわしい行為を受け、彼女は完璧なまでに自尊心を剥ぎ取られていた。彼女には、この世の終わりが訪れ、もはやこれ以上、悪いことなど起きようがないと思われた。だが、それは間違いであった。さらに悪いことが待ち構えてたのである。 デリックは、圧倒的な恥辱に気絶したように動かなくなった美しい女体の上に覆い被さりながら、体を休ませ、力が戻って来るのを待っていた。力ずくで手に入れた憧れの美女。それが自分の目の前で全裸に剥かれ横たわっている。それを見るだけで、彼の長い黒蛇が息を吹き返すのに時間はいらなかった。今度は、この繊細な少女の処女を散らすのが目的だ。この女の可愛い腹部の中に自分の子種を仕込む。そう思っただけで、黒蛇がビクンと跳ねた。 デリックは背を丸め、うずくまるようになって、いまだ触れていない彼女の宝石の粒を味わうことにした。唾液で濡れた彼の舌は、まるで小さな赤蛇のようだった。ちろちろと小さく動きながら白肌を這い回り、探っていく。長い黒蛇の方は、先の行為のため不快なほどベトベトになっていた。デリックは、引き千切ったジョディのパンティを拾い、それで軽くスライム状の体液を拭った。この美少女が大切に守ってきた処女の印を破り奪い、彼女を堕落させる。その瞬間を楽しみにしているデリックだった。悲鳴を上げようとしたジョディを見て、デリックは、いまペニスを拭ったパンティを彼女の口に押し込み、声を出させなくした。黒人のスペルマでベトベトになったパンティを口に入れられ、その味を生まれて初めて味わわされたジョディは、恐怖に目を見開いた。いまやデリックは、ジョディに肌の色の黒い赤子を授ける行為に入る準備が整っていた。
蒼白の顔でジミーは立ち上がった。スティーブに比べて非常に背が低いというわけではない。それに週に4日はジムに通ってトレーニングをしている。彼は、仕事で鍛えられた筋肉とバーベルで鍛えられた筋肉に違いはないと思えた。違いがあるかどうか、今から確かめようではないか。 「わしも君の意見にこの上なく同意じゃよ、若いの!」 大きな声が轟いた。 スティーブは振り返った。彼の後ろには、高価なスーツに身を包んだ背の低い禿げがかった男が立っていた。すでに老年期になってはいるものの、痩せた体をしっかりと直立させて立っている。 「わしが生まれた時も父と母は小さなトレーラーに住んでおった。わしの楽しい想い出のいくつかは、あそこに住んでいた頃のものだよ」 見知らぬ男は力を込めて語っていた。彼は若いジミーをじっと見据えて語っていた。彼はジミーのことが気に入っていないらしい。ジミーは、突然に何か嫌なものを目の前に出されたような顔をしていた。がっくりと腰を降ろさざるを得なかった。 「ジョーナス・レイノルズ」 老人は自己紹介を兼ねて、そう名乗った。 彼はスティーブに手を差し伸べた。握手する二人。力が入った握手だったが、その握手は敵対心がこもった力ではい。スティーブは、この老人の手助けに感謝していた。いわば挑戦状のように力を込めた握手をしてくる男たちが多過ぎる。スティーブはそういう挑戦にはたいてい勝ってきたものの、そんな握手を受けるのが楽しいと思ったことは一度もなかった。 「スティーブ・カーチスです」 彼は名を名乗った。レイノルズ氏は頷いた。 「そして、こちらは君の奥さんかな・・・可愛いバーバラさん?」 そう言ってレイノルズ氏はバーバラに手を差し伸べた。バーバラは椅子から立とうとしたが、途中でやめてしまった。椅子を後ろに引くだけのスペースがなかったのである。そのまま立つとジョーナスにぶつかってしまうかも知れないのだった。どうしていいか分からない彼女の顔に恥ずかしさによる赤みが首の辺りまで広がった。
僕が抱えていた問題をトレーシーに話し終えると、彼女は少し間を置いて僕に語り始めた。 「若い頃の反抗的な態度のことについては私もよく分かるわ。私自身、ティーンエイジャーの時はものすごく反抗的だったから。でも、あなたのような問題だったら、私が助けてあげることができると思う。知ってると思うけど、私は家の中の仕事をしてくれる人を探していたの。家の掃除とか簡単な洗濯とか食事の給仕をしてくれないかしら。ときどき、それ以外のことも多少してもらうと思うけど、それはその時になったら話しましょう。週あたり350ドル払うわ。寝泊まりする部屋とまかないつきで。でも、朝から夜遅くまで、いつでも仕事できるように、そばにいてくれないと困るの」 僕は自分の運の良さが信じられなかった。彼女は、一挙に僕の問題を解決してしまったのだ。 「ほ、本気なんですか?」 そう尋ねた勢いは、とてもその場にふさわしいとは思えない勢いだったかも知れない。 トレーシーはくすくす笑った。「もちろん本気よ。いつから始められる?」 「今すぐにでも!」 喜びもあらわに答えた。 トレーシーは、あの素敵で心暖まる笑みを見せた。「まずは、このお店にこのことを知らせなければいけないわ。明日は、あなたが着るユニフォームの仕立てに付き合ってもらうわ。今度の月曜から働いてもらうことにしましょう」 「仕事を始める前に、僕はこの髪の毛を切らなきゃいけないですね?」 トレーシーは、僕のポニーテールの髪を触って、言った。「その必要はないわ。私、あなたのポニーテール、気に入っているわ。もっと言えば、ぜひ、それを切らないでいて欲しいの」 どうしてトレーシーが、その翌日、僕の仕事がオフになっているのを知っていたのか? 僕には分からなかったが、僕はあえて訊こうとはしなかった。僕は支配人に事情を話した。支配人は、たいていの人が、いきなり辞めると言って彼に迷惑をかけるのに対して、僕が事前に話したことで、むしろ感謝してくれた。翌日、トレーシーは僕を紳士服店に連れていき、黒いズボンを数本、白いシルクのシャツを6着、買ってくれた。それにサテンのブリーフ10着も買った。まるでパンティのようなデザインに見え、僕は気に入ったわけではなかったが、僕は不平を言うつもりはなかった。 土曜日が、僕の食堂での仕事の最後の日だった。日曜日は、一日中、荷物をまとめることに費やした。その夜の8時にトレーシーが車で僕を連れに来ることになっていた。父は、僕が住む場所を見つけられたと知って喜んでいた。そして、この時も、このような形で僕を置いていくことになってすまないと謝っていた。確かに僕も父も、このような形がベストなのだと思っていた。トレーシーは8時きっかりに僕を迎えに来た。僕の荷物は2、3個のバッグに収まるものだけだったが、それを車のトランクに入れた後、彼女はロスアンジェルス盆地を片づくっている丘陵地へ向けて車を走らせ始めた。 彼女の家は非常に大きく、ロス市街とその先の太平洋を見渡せる岩だらけの丘の頂上に位置していた。リビングルームとその外のプールの間をガラスの壁が仕切っている。トレーシーの寝室にもガラスの壁があって、そこから寝室の中を見るのは、ハッと息を飲むような興奮を起こさせるものだった。 それに比べると、僕に割り当てられた部屋は、小さな窓が一つだけの、いささか平凡的な部屋だった。もっとも、この部屋にもシャワールームつきのバスルームがある。それに、クイーンサイズのベッドがあった。ベッドは天蓋つきで、その白いレース飾りのため、かなり女性的な雰囲気があるベッドだった。ベッドのシーツはサテンで、ピンク色のサテンのキルト掛けぶとんがかかっていた。部屋にはテレビが置いてあり、その前にはリクライニングできる安楽椅子があった。ドレッサーは二つあり、机と化粧台もあった。 クローゼットの中を見ると、僕のユニフォームが掛かっており、他に5着、メイド用のユニフォームもあった。メイド服はかなりセクシーなデザインのものだった。丈が非常に短く、レースのアンダースカートが幾重にもついている。このユニフォームを着るセクシーで可愛い女の子もいるのだろうか? そのような娘に会うのもまんざらではないなと思った。 多分、僕の前には女の子がメイドとしてトレーシーのところで働いていたのだろうと思った。この服は、そのメイドのものだったのだろう。それにクローゼットの床にはハイヒールも置いてあった。そう考えると、ベッドのピンク色のサテンの上掛けや、天蓋のレース飾りも説明がつく。二つあるドレッサーのうち、最初のドレッサーを開けて見ると、中には女性用のランジェリーが入っていた。様々な色のパンティ、ブラジャー、ガーターベルト。すべて新品のように見えた。こんな新しいまま、全部を置いて去ってしまうとは、そういう人がいること自体、信じがたいことだった。もう一つのドレッサーには、ランジェリーばかりでなく他の女性用の衣類も入っていたが、やはり大半がランジェリーであることには大差なかった。 僕は持ってきた衣類を全部しまうと、トレーシーが部屋にやってきた。 「明日は7時頃には起きてちょうだい。コックさんが7時半までに朝食を作っているはずだから、あなたには7時45分に、その朝食を私に出して欲しいの。朝食後は、あなたを連れて一つ一つ部屋を案内するわ。あなたの仕事も教えます。朝は早いから、もう就寝する準備をしたほうがいいわね」 彼女は僕の頬に軽くキスをして、出ていった。 僕はシャワーを浴び、持ってきた白コットンのボクサー・パンツを穿いた。黒サテンのブリーフはユニフォームを着た時だけと思ったからだ。ベッドに入ったものの、少しも疲れていなかった。だが、少なくとも眠ろうと試みてみようと思ったのだった。 ちょうど11時を過ぎた頃だった。僕の寝室のドアノブが回る音が聞こえたのだった。誰が僕の部屋に入ってきたのかは見えなかったが、その香水の香りから、トレーシーだと分かった。彼女は僕のベッドの中に滑り込んできて、僕の隣に横たわった。そして次の瞬間、彼女の唇が僕の唇に重なるのを感じたのだ。
「ねえ、アレックス・・・こっちに戻ってきてくれる? あなたには私の後ろに来て欲しいの」 私は、ケンの瞳を見つめながら、そう叫んだ。 「喜んで!」 アレックスは、私たちがダンスをしているところに急いでやってきて、私の後ろに位置取った。両手を私のお尻にあて、音楽に合わせてゆっくりと私のお尻に股間を繰り返し突き始めた。 私はケンと対面しながらも、頭を後ろに向け、アレックスに囁いた。 「アレックス?・・・私にヤリたい? 2ドルぽっきりで買えるような安淫売のように私にハメまくりたい? 私のお尻やお口にたっぷり出したい? ケンとバリーと一緒に私の体をおもちゃにしたい?」 アレックスの目が輝いた。 「ああ、もちろん! ・・・バリーも同じ気持ちなのは確かだ!」 「素敵・・・じゃあ、始めましょう」 またケンの瞳を見つめながら、私はそう言った。 私はケンに顔を寄せ、ディープキスをした。そして互いにしっかりと抱き合った。アレックスは私のドレスの裾を捲り上げ、紐パンティの股間の部分を横にずらした。そして、床にしゃがみこみ、私のお尻を舐め始めた。彼は顔を私のお尻に埋めている。振り返っても、彼の髪の毛しか見えなかった。 バリーは、目の前で展開している見世物を楽しみながら、ズボンを降ろし、ペニスをしごいていた。私は素早くケンのズボンを脱がせ、シャツもたぐりながら脱がせた。 ケンは裸になった後、また私とキスを始めた。ケンの舌が口に入ってきて、唾液を飲ませてくる。私もケンも夢中になってキスを続けた。それから一旦ケンから離れた。アレックスが舌を私のお尻の穴に差し入れ、狂ったように中を掻き回すのを感じたからだ。ゾクゾクとして、体が震えた。まだ立ってはいたが、上半身を倒して、ケンの大きなペニスに口を寄せ、吸い始めた。 ケンの分身を口に含み、アレックスの舌に、私の大きく丸いお尻の中の深くを掻き回されながら、私は思わず声を出していた。 「ああああん・・すごく気持ちいいわ・・・舌使いがすごく上手よ」 「ちくしょう!・・・エリカ! お前の口もすげえ上手いぜ!」 ケンのペニスを口に入れたり出したりし続ける私にケンが言葉をかける。ケンのペニスは、私の唾液と彼自身の先走りですでにだらだらと滴るほど濡れていた。私は彼のペニスに唾をたくさん吐きかけ、それから彼のペニスを私自身の顔面にピタピタと打ちつけた。私自身の口の回りも、同じように唾液でびちゃびちゃにする。バリーが音楽の音を大きくするのを受けて、再びケンのペニスをしゃぶり続ける。 「お前にずぶずぶハメ狂ってやるぞ、この淫乱スケベ女!」 アレックスが私の赤いドレスをさらに捲り上げながら、そう言った。黒の紐パンティを引っ張ってお尻の穴を丸見えにさせ、同時に彼のズボンの中からペニスを引っ張り出している。 私は、アレックスを一旦とどまらせ、優しくゆっくりと入れるように言おうとした・・・だけどケンのペニスが喉奥まで入ってきたため、咽せてしまい、アレックスの急かした動きをコントロールすることができなかった。 アレックスは一気に強く私のお尻に刺し込んできた。体が二つに引き裂かれるような感じだった。ケンのペニスを喉奥に入れられながら、中腰のまま後ろから串刺しにされている。 叫び声をあげたが、ケンのペニスで口を塞がれているので、声がくぐもっていた。 「ああああ・・・ひどい人・・・あなたも、それにその大きなおちんちんも! 私を真っ二つに引き裂くつもりなの! このエッチなけだもの!・・・」 大声で叫ぶ私の口元から、熱いプレカムがたらたらと滴っていた。
「胸って、女の体の中でも一番感じやすいところの一つよね? そう思わない?」 妻はそう言って、にんまりと微笑んだ。そして僕の頭を自分の胸に引き寄せ、彼女が僕にしたのと同じことを僕にさせた。僕は少し顔を横にして、鏡の中を見た。その鏡の中の光景に唖然とする。美しい女性が二人映っていたからだった。その中の一人がもう一方の胸にキスをしている。妻の胸に目を戻すと、胸を覆っている生地にピンク色の口紅の跡がついていた。顔を落として、僕自身の胸を見ると、そこには同じ口紅の跡が残っていた。 「さあ、そろそろ、あなたのその可愛い舌に仕事をさせる時間よ」 妻はそう言って、鏡の方のベッドサイドに腰を降ろし、僕を彼女の前の床へ座らせた。その間、テレビに映るラブシーンと鏡の中の僕たちの姿の両方を交互に見比べていた。僕はビデオの中でひざまずいているブロンド女の行為を参考にして、薄地のパンティの上から妻の陰部に鼻を擦りつけ始めた。妻は僕のブロンド髪の頭に両手をあて、自分の股間に僕の顔を押しつけた。ピンク色の口紅の跡が彼女のパンティについていく。妻の準備が整ったらしいのを見はからって、僕はパンティの布地を横にずらし、彼女のバギナに舌を滑らせた。陰部を探り回り、クリトリスを見つけた後は、舌を上下に丹念に動かしてマッサージした。2分ほど、そのようにして奉仕すると、妻は、さっきの僕と同じように体を崩しそうになり、僕に行為を止めさせた。そして、僕を優しく立ち上がらせ、両腕で僕を包むようにして抱き、僕の顔を引き寄せ、ディープなフレンチキスをした。僕が彼女の股間を探り回ったのとちょうど同じように舌を使って僕の口の中を探り回り、僕の口に残っている彼女自身のジュースを舐め味わう。 ビデオの中の女性は、ベッドの上に移動していた。妻は僕に同じようにさせる。ベッドの中央の位置に僕の頭が来るようにして僕を仰向けにさせる。それから彼女はベッドを回って反対側に歩いていき、そして向こう側から僕に覆い被さってきた。ベッドの上、シックスナインの体位になる。ビデオの中の女性がしていることを確認した上で、僕に命令した。 「また仕事に戻って」 僕は妻の股間に顔を寄せ、再び舌を使って愛撫し始めた。それを受けて彼女の方も背を丸め、僕の勃起を口に含んだ。強く吸いつけ、できる限り奥深くへ僕を飲み込もうとする。妻の激しい行為に、僕の方もより激しく、より深く舌を突き入れ、文字通り顔を妻のバギナに埋めて愛撫した。ほとんど息つぎができないほどだった。妻は次第に恥丘を僕の顔に打ちつけるかのように腰を使い始めた。そして僕もそれに反応して、ペニスを妻の口に突き立て始めたのだった。このようなことは、これまで一度もしたことがなかった。いつもは、フェラチオでは、妻がしたいようにさせるのが普通で、僕が自分から腰を使って動くことはなかったのである。妻は少し咽せていたようだったが、どうにかして喉門を開いたらしく、僕のペニスは根元まですべて妻の口の中に入れられていた。それから彼女はゆっくりとリズミカルに頭を上下に動かし始めた。その間ずっと、吸い続けていたし、歯を巧みに使って僕のペニスの敏感な部分に刺激を送り、同時に股間を僕の口、僕の探り回る舌めがけて激しく打ちつけていた。その後、妻はフェラチオを続けながらも、僕のお尻に手を回し、指を僕のアヌスに入れ、口を使うリズムと同じリズムで指を出し入れし始めた。僕も妻のお尻に手を回し、優しく同じことをした。テレビからはエクスタシーが近づいたレズビアンたちの叫び声が聞こえていた。それを聞きながら、僕と妻は二人とも、ビデオの中の女たちと競争しているかのように、呼吸を荒くしながら喘ぎ始めていた。 ビデオの中の女たちが絶頂に達したのとまったく同時に、僕も妻も絶頂に達した。妻のあそこからの液体が僕の口に流れ込んでくるのを感じ、僕は貪欲に飲んでいく。妻が、僕のバラの蕾に指を深く突き入れるのを受けて、僕も妻のアヌスに深く指を突き刺した。次の瞬間、僕は妻の口に爆発的に射精していた。彼女はちょっと顔を引き、僕の射精を吸い、飲み下していた。荒れ狂う強烈なクライマックスが幾つもの波になって僕の脳を襲う。妻は、僕の体全体からすべての呼気を吸い出す勢いで吸い続け、同時に僕の頭からあらゆる理性的な思考力を吸い取る勢いだった。彼女は、僕のペニスが柔らかくなり始めるまで吸い続け、精液を一滴残らず舐めとった。僕も、体が性的緊張の爆発的解放から次第にリラックスし始めるまで、彼女と同じく妻の陰部を舐め続けた。 互いに体の力が抜けたのを受けて、妻は僕のアヌスを貫く指を抜きながら、体の位置を変え、僕の腕の中へ抱かれた。同時に僕の指も彼女のアヌスから抜ける。僕たちはしっかり抱き合いながら、ディープキスをし、二人が出し合った体液を口の中で混ぜ合わせ、互いに味わった。妻は、少し頭を後ろに倒し、僕に笑顔を見せて言った。 「誕生日おめでとう、可愛い娘ちゃん。今の良かったでしょ?」
僕は唖然としてほとんど声が出なかった。彼女が「第一部」と言ったことの意味が、すぐには飲み込めずにいた。 「僕の人生でこんなに興奮したことがないよ。一体、どうしてこんなことを思いついたんだい?」 「何度か、あなたとレスビアンのビデオを見ながら愛し合ったことがあったでしょう? その時に思いついたのよ」 確かに、これまで僕も妻も、2人の美しい女性が愛し合い、大きなクライマックスに達する光景を見て非常に興奮することが多かった。妻は、僕が彼女に買ってあげた衣装を僕がとても気に入っているのを思い出し、同一のものでより大きなサイズのものを買い求め、さらに、その仕上げとして同じデザインのセクシーな靴を2組買っていたのであった。パンティ、ガーターベルト、ストッキング、テディ、そして小さな靴の姿の僕。妻はまったく同じ服装に着替え始めた。それを見ながら、僕は、再び、興奮する自分を押さえ込まなければならなかった。それほど固く勃起していたし興奮していた。 妻は、僕と同じ服装に着替え、ヒールに足を滑り込ませ、ヒールのストラップを締めた後、僕を化粧室に連れて行き、鏡に背を向ける形で僕を座らせた。そして僕の顔にメイキャップを始めた。ファンデーション、明るい頬紅、眉毛のライン、マスカラ、アイシャドウ、明るいピンクの口紅、軽いパウダー。そのすべてを施された。それから彼女はクローゼットを開け、輝くブロンドのかつらを取り出し、優しく僕の頭に載せ、ブラシをかけて、目にかぶさる部分を払った。金色の髪の毛はゆったりと降りて、僕の乳首にかかっていた。その部分は、その時の僕の感情や、サテンのブラジャーの中で疼いている感覚からすれば、あえて乳房と呼んでも良いかもしれない。 「頭を振ってみて。どんな感じがするか、試してみて」 頭を振ってみた。長い髪の毛が刷毛のように肌を撫で、女性的な嬉しい感触を得た。 「どんな感じ?」 妻はにんまりと笑っていた。 「女になったような感じ、だと思う」 声が震えていた。 彼女は僕を反対向きにさせ、鏡に向かわせた。驚きに目を見張った。そこには、非常に魅力的なブロンド髪の美女が座っていて、驚いた表情で僕を見つめていたからである。 「さて、今度は、あなたがしなくてはいけないことがあるわ」 妻はそう言って僕を寝室に連れて行き、テレビとビデオにスイッチを入れた。 妻がさっき言及したビデオだった。ちょうどレスビアン・シーンから始るようにセットされていた。再生が始ると共に、彼女は寝室のドアを閉じた。ドアの裏には、その全面に鏡がつけてあり、それはベッドの上を映していた。妻は僕の方に向き直り、体を寄せてきて、僕の乳首を甘く噛んだり、吸ったりを始めた。シルクのように滑らかな生地の上からだったが、僕は膝ががくがくするほどその快感に痺れた。
リサの言っていたことはまったくその通りだった。ジェイマルとタイロンは、実質、毎日のように妻を抱きに家に来た。何度となく、彼らは黒人の友達も連れてきて、一晩中、かわるがわる集団でリサにセックスを続けることがあった。もちろん、彼女はそれを喜び楽しんでいる。新しい友人が連れて来られるたび、妻は僕を呼び出し、その男に懇願するように仕向けた。つまり、僕では彼女を満足させることができないので、僕の代わりに彼女を抱いてくれと、僕にお願いさせるのである。そういった集まりがあった翌朝は、リサは欠かさず裸で僕の前を歩き、実に楽しそうに、その乱交の証拠を見せつけるのだった。とても幸せで充実してるわ、と言いながら。 最終的な侮辱ともいえることが、その後まもなくやって来た。ある金曜日の晩、リサが、文字通り、淫乱な女性そのもののような格好に身支度をして2階から降りてきた。そして宣言したのである。 「この週末は、ジェイマルとタイロン、それにあの人たちのお友達3人と一緒に過ごしてくるわね。ジェイマルたち、私にプレゼントをくれるって言ってくれたの。だから、私もあなたにプレゼントを上げることにするわ」 彼女は、きれいにラッピングされた箱を僕に渡し、「私が出て行ってから、中を開けてみてね」 と言った。 リサの車が出て行った後、しばらくたってから箱の中を開けてみた。彼女のペッサリーが入っていた。あの男たちがリサにあげようとしているプレゼントとは、赤ん坊であるのは間違いなかった。 リサは日曜日の夜遅く帰ってきた。とても疲れているようだったが、同じくとても幸せそうに見えた。興奮した口調で僕に言った。 「この週末、いったいどれだけスペルマを貰ったか分からないわ。でもあれだけ貰ったから、もう妊娠しているような気がするの。本当にそうなっていたら、いいわ!」 そのようなことになったら、世間中に僕が黒人男に妻を寝取られていることがばれてしまうのが分かっていた。僕の実家の家族も僕の友達も、みんな、影で僕のことを笑いものにすることだろう。 案の定、翌月、リサには生理が来なかった。医者は、彼女が確かに妊娠したと告げた。リサは、この事実を最大限に利用して僕をいたぶった。相変わらず僕を焦らし苦しめるのに加えて、毎日のように僕に、他の男が僕の妻のお腹に子供を仕込んだことを言って聞かせたのだった。 それに、妊娠しても彼女の性的活動は減少することがなかった。出産が間近に迫った9ヶ月目になっても、何度となく、彼女が四つんばいになって、膨らんだお腹を床に擦らせながら、後ろから男に激しく突きまくられているのを見たことがある。あの晩、彼女を妊娠させた5人の男たちのうちの1人にだ。 とうとう、彼女が分娩室に入ったが、僕はそのときまだ職場にいた。僕が病院に駆けつけたときには、すでに出産は終えていた。リサを見ると、彼女は小さな茶色の肌をした女の子を抱いていた。 僕がベッドに近づくと妻は微笑んで言った。 「私たちの新しい娘のアイーシャよ。この子はあなたにとっても良くなつくでしょうね。その間、私は夫婦のベッドで男たちに集団でかわるがわるセックスしてもらうことにするわ」 そして、実際、その言葉通りになったのだった。リサは、もう4人も子供を生んでいる。同じ例の5人の男たちが相手だ。どの子供についても、誰が父親かはっきりとは分からない。たいていの晩は、僕が子供たち全員の面倒を見ているし、一方、リサは手をつけられる限り、出来るだけ多くの黒ペニスを頬張っているのである。 異人種セックスに対する性的妄想は、いまや僕にとっては、いささか魅力が失せているのである。 おわり
スティーブは怒りを堪えようと努力した。簡単なことではなかった。彼はあえて間を置くことにし、背もたれがまっすぐな椅子で、わざと腰を前に出しぐったりとした姿勢になり、リラックスしようとした。両手を前に出しワイングラスの脚の部分をいじった。ジミーの首に両手を巻きつけてしまう替わりに、そうやって両手を遊ばせておいたのである。 「バーバラ? 彼が言おうとしていたことはね、僕のことを間抜けと言ったことに加えて、こういうことなんだよ。つまり、大きな家を買ったり、街の『正しい人が住む地区』にある高価で贅沢なアパートを借りたりするのに充分なお金を持っていない人々がいるということだ。ジミーのお坊ちゃんは、そういう人々はバカで、だらしない酔っ払いで、笑いものになって当然と思っているんだよ」 スティーブは怒りを堪えるための内なる戦いに負けてしまった。 「ちなみに、皆さんご存知のとおり、私は改造した移動式住居で仕事をしている」 スティーブは、だるそうな口調ではあるものの明瞭な言葉遣いで話しを続けた。彼のことを知る者には、これは警戒信号である。スティーブが非常に堅苦しい口調になり、声を囁きより少しだけ大きな程度まで和らげて話し始めたら・・・その時はみんな退避しなければならない時なのだ。彼が、子供の頃、校庭で初めて喧嘩したときからずっと、この点は変わっていない。 「建設計画の現場では私たちはそうやっているのです。トレーラーごと現場に移動する。そうすることで、すぐに現場に行けて、しかもコストの安いオフィス・スペースが確保できるのです。そこから、監督業務を行うことができる」 スティーブは顔を上げた。バーバラが彼を睨みつけているのが見えた。 「さて・・・私が現在、監督している建築現場で作業している作業員とその家族も、その多くは移動式住居で生活している。というのも、経済的にそれしかできないから。もちろん、彼らは求めているのです・・・何と呼んでいるのか? アメリカン・ドリーム? そう、それだ! それを求めている。彼らは、自分の家を持つというアメリカン・ドリームを求めている。だが今の時代は彼らには厳しい・・・いや、これまでもずっと厳しかったわけだ・・・何も新しいことではない。現実はというと・・・そのような人々は、郊外の大きな家を手にし、その頭金を支払うための準備金を用意できるほど給与をもらえていないということだ」 「しかも、金持ちの叔父がいるわけでもない」 誰もがスティーブの口調に叱咤するトーンがこもっていたことに気づいた。 「ジミー坊ちゃん」は口をあんぐりと開けてスティーブを見ていた。ジミーの叔父は会社の持ち主であり、これまで誰も、このようにあからさまな敵意を込めてジミーに話しかけようとする者などいなかった。ジミーは怒り始めていた。 スティーブは続けた。「私について言えば、私はこれまで一度も、自分に与えられた能力で、できる限りのことをしながら正直に、一生懸命働いている男女をバカにするような、冷酷な態度を取ったことはない。そんなことは、そもそも私にはできないことだが、それでも、自分のことは立派な男だと思っているがね」 スティーブは、最後の言葉を言うのに合わせて、ワイングラスから目を上げ、強い視線でジミーの目を見据えた。いまやスティーブは怒りを隠そうとはしていなかった。もっと言えば、彼はジミーには侮辱されたという感情を抱いて欲しいものだと思っていた。同じテーブルにいた他の3組の夫婦のうち2組の夫婦の夫は、密かに来たる身体的接触を伴った口論に備えて、自分の妻を守る動きに入る準備をした。
用紙に記入を終え、受付の人に戻し、腰を降ろした。一瞬、夫はこことどんな関係があるのだろうと不思議に思った。だが、すぐに看護婦が来て、私に一緒に来るように言ったのだった。看護婦は私を小さな着替え部屋に案内し、病院用のガウンを渡し、それに着替えるように言った。気味が悪いほど、すべてがリアルだった。それでも私は言われた通りに従い、ガウンに着替え、自分の服を部屋のハンガーに掛けた。2分ほどして看護婦が戻ってきた。廊下に連れ出され、待合室と受付の前を通り過ぎ、診察室へ連れて行かれた。 そこに行く途中、廊下で別の看護婦が病院用のガウンを着た他の女性を反対側の方向へ連れて行くところとすれ違った。でも、妙なことに気がついた。その連れられていた女性は、両手を前に出し、その手首には一種の手錠がかけられていたのだ! 想像できると思うが、私はひどく驚いていたのだが、それでもできるだけ冷静に振舞っていた。 診察室に入ると、看護婦は私の体重と血圧を測り、それからガウンを脱ぐように言った。これも確かにリアルだったので、私もためらったりはしなかった。看護婦は私の胸の検査を始めた。ごく当たり前のことをするように私の乳房を扱っていた。だが、私はすぐに、彼女が意図的に私の乳首を擦っていることに気がついた。乳首を固く立たせるのを目的としているように擦っているのだ! 私は裸のままここに立っていて、看護婦の衣装を着た見知らぬ女性が私の乳首をいじっている。それを改めて認識し、一瞬パニックになりそうになった。だが、ほぼそれと同時に別の看護婦が部屋に入ってきて、それに気づいた最初の看護婦は、私の乳首をいじるのをやめたのである。ほんの少しだけやましいことをしていたような表情を浮かべていた。 2人目の看護婦は、明らかにこの場の担当者らしく、最初の看護婦にここにいるように命じ、私にはもう一度ガウンを着るように命じた。そして、なんと私の手首を拘束したのだった! その拘束具はマジックテープでできていたが、それでも両手はしっかりと拘束されてしまったのは事実だった。そして彼女にエスコートされて、再び廊下に連れ出され、受付の前を通りかかった。だがこの時は、彼女は受付の人の前で立ち止まり、彼女と話しを始めたのである。彼女が話しをしている間、私は受付の人と待合室にいる人の前でずっと立たされていたのだった! 待合にいた雑誌を読んでいた女性はまだそこに座っていた。彼女は一度、顔を上げ私のことをちらりと見た。その時の彼女の表情。何か面白いものを見たわとでも言いたげな表情には、私はこのまま溶けて床に流れて消え去ってしまいたいと思わざるを得なかった。私は、何も普通と違ったことは起きていないと言わんばかりに、精一杯、頑張って平然と立っていた。 ようやく看護婦は私を連れて廊下の突き当たりに行った。そこにある別の診察室に入ったのである。彼女は私の拘束具を外し、ガウンを脱ぐように命じた。だがガウンを脱ぐと、今度は後ろ手に再び手首を拘束したのだった! さらに目には目隠しをされ、診察台に横側から覆い被さるようにさせたのだった。 彼女が私のお尻に触るのを感じた! 私はすぐに反射的に体を起こしたが、彼女は力が強いのか、あるいは、この仕事に手馴れているのか、素早く私に元の姿勢を取るように強いたのだった。 「不安にならなくていいのよ」 そう言う声が聞こえたが、その後、彼女が私のお尻の中に潤滑液を塗りこめているのを感じたのである。指を使って、まさにあそこの中に! 「すぐにお医者さんが来て診てくださるわ」 そう言い残して看護婦は出て行ったように思う。だが、実際は、彼女は出て行ったフリをしただけで、実際には部屋の中に留まっていたのかもしれない。そんな感覚があった。
ビッキーは躊躇ったものの、結局、誘いを受けた。2人がダンスを始めた時、曲はアップビートのものだった。それから3曲踊った後、2人は休憩を取ることにした。デビッドは飲み物のおかわりを注文したまま、席に座ったままだった。ジョンとビッキーは腰を降ろし、飲み物のお礼を言った。2人とも息が切れていたし、とても喉が乾いていたのである。2人がグラスを飲み干すのを見て、デビッドはもう一杯、注文した。ビッキーは心から楽しんでいた。顔に浮かべる表情は明るく、夫がどこにいるかなどまったく心配していないようだった。実際は、彼女の夫のマイクは、デビッドが彼女に話し掛けた直後に店についていたのである。ビッキーがあの男と話しをしているのを見て、彼は身を隠して、様子を伺うことに決めたのだった。 次は自分の番だと思っていたデビッドは、ビッキーをダンスに誘った。今度は彼女は少しも躊躇しなかった。ビッキーは跳ねるようにして席から立ち上がったが、その時、彼女のシルクのブラウスの中、ブラジャーをしていない胸が上下にたわわに揺れた。ジョンもデビッドも、それを見逃さなかったし、ビッキー自身も見られたことに気づいていた。この2人が私の体のことを見て喜んでいる。それを思い、乳首が固くなるのを感じていた。フロアに歩いていくとき、意図的に誘うようにヒップを振って見せた。男たち2人とも、ビッキーのお尻がくねるのをしげしげと見つめていた。それを見ていた男はデビッドとジョンだけではない。近くにいた男たち数人も、セクシーなブロンドが、その持ち物を見せびらかしながら歩く様子を見ていたし、陰に隠れていた男、つまり彼女の夫も、見ていたのである。 デビッドとビッキーはゆっくりとした曲にあわせてダンスを始めた。デビッドはしばらくの間は彼女から距離を置いてダンスしていたが、徐々に彼女を自分に引き寄せ始めた。両手を、彼女の細く引き締まったウエストにあて、彼女も両腕を彼の首に回す。ダンスが進むにつれ、いつしか2人の体は密着していた。デビッドは張りのある2つの肉丘が自分の胸板に押し付けられる感触を堪能していた。一方のビッキーは、自分の腹部にかなり大きな盛り上がりが当たっているのを感じ取れていた。デビッドは元々、あそこが大きいのか、それとも彼は私と踊って興奮しているのか。どっちの可能性にもビッキーはわくわくする思いだった。その曲が終わり、次の速いナンバーも踊り終えた後、2人はテーブルに戻った。ジョンは飲み物を用意して待っていた。 ビッキーはもう1杯飲み干し、軽く酔って火照っているのを感じ始めていた。再びジョンがダンスに誘う。もっと踊るのを待ち望んでいたビッキーは、再び嬉しそうに立ち上がった。最初はアップビートの曲で、次がスローなダンスだった。ジョンとビッキーはフロアに上がるなりすぐに両腕を相手に回して抱きついた。間もなく彼の両手はビッキーのお尻に当てられ、彼女は彼の体に胸と股間の肉丘を押しつけていた。ビッキーは、ジョンの分身がズボンの中、外に出たそうにいきり立っているのを感じ取れた。このいきり立っているものが興味を持っているのは私のことだと分かったし、それに私自身も、これにとても興味があるみたい。このようなことを考えるのは、人妻である女性にとってはいけないことだとは自覚していたが、いずれにせよ、ただダンスをしているだけなのだから、とも思っていた。ちょっと体を擦らせあうだけなら何も害はないはず。
2時間後、女の子っぽい声を出したり、歩き方をしたり練習した後、私はバリーと彼の部屋でダンスを踊っていた。アレックスとケンが私たちを見ている。女っぽくダンスをする練習をしていたのだが、ようやく上手くできるようになったところである。 バリーは私に密着してダンスをしていた。私のお尻やニセの乳房を触っていた。このように触られると、本当に淫らな気持ちになってくる。それにみんなにちやほやされることが、信じがたいほど中毒的になることも感じていた。バリーは私にさらに近寄り、耳元に囁きかけてきた。 「エリカ・・・すごく魅力的だよ」 私は彼を見つめた。バリーがそう言うことを言うのに少し驚いていた。 「ええ、あなたもよ・・・バリー」 そう言ってジーンズの上からバリーの固くなったペニスを触った。 「おしゃぶりして私の中に発射してもらうのに、ちょうど良さそうになってるわ」 笑いながらそう言った。バリーも微笑んでいたが、その顔はこれまでの友達同士の笑顔ではなくなっていた。むしろ、ペニスを深々と突き刺し、激しく打ち付けたいと思っている相手に向けて見せる笑顔に近かった。 突然、アレックスが私の背後に来て、私のお尻にリズミカルに腰を打ちつけ始めた。私はバリーとアレックスにサンドイッチにされた状態だった。自分が、男を求めてダンスフロアに上がった淫乱女になったような気がした。2人の逞しい男に挟まれ、体を触られ、踊りながら下半身を打ち付けられている。毎日顔をあわしている友人たちではあるのだが、ここではダンスをしながら、みんな違った人物になって振舞っていた。アレックスが、ズボンの中で固く勃起したペニスを、スカートに覆われた私のお尻に強く打ち付けてくるのを感じていた。音楽にあわせて強引とも言えるほど激しく当ててくる。ほとんど乱暴にピストン運動しているのと同じようだった。 音楽がスローなものに変わると、アレックスとバリーは私から離れ、今度はケンが立ち上がって私とダンスを始めた。 ケンは、前からある意味で私が惹かれていた人だった。 私は彼の首に両腕を回して抱きつき、彼は私の体に両腕を回した。手をお尻にあてている。 「エリカ、とても可愛いぜ。・・・本物のパーティになったら、お前、モテモテの可愛いパーティ娘として完璧に通じると思う」 「ありがとう・・・そういう風になればいいなと思ってたのよ」 そう言って下唇を軽く噛んで見せた。彼の私のお尻を握る手に力が入った。 私は彼を見上げた。 「ケン、知ってる? もし、私じゃなかったら・・・もしあなたがどこか他のところで私に出会ったとしたら・・・あなた私に・・・その・・・上手く言えないわ」 「君に惹かれたかって?」 「そうね、でも惹かれるってわけじゃなくって・・・もっと、強い欲望を感じるかというか・・・その・・・私とやりたいって・・・そう思う・・・?」 そう言って軽く苦笑いして見せた。 「ああ・・・お前とやりたい。めちゃくちゃにやりたい」 ケンは私を見つめていた。 「じゃあ・・・今はどう? この場で私にやりたい?・・・・今すぐに?」 好奇の目をしながら訊いてみた。 「ああ・・・」 私は目を輝かせ、今すぐ彼に中に入ってもらいたくなり、下唇を噛んだ。 「でも、あなたは、他の2人の男と私の体を分かち合わなくちゃいけないのよ? そうなっても大丈夫?」 私は、ケンに、アレックスとバリーと一緒に私を輪姦したいかと、それを遠まわしに訊いていたのだった。 「・・・ああ、そうなったら最高だ」 ケンは、この後どうなるか完全に理解したうえでそう返事した。曲が速いテンポのものに戻った。
ダニーは、道沿いの小さなキャフェを目に留め、そこの駐車場に車を入れるよう私に促した。そのキャフェは以前、2人でよく立ち寄った店だった。座った席は、店のパティオと人通りの多い歩道とを仕切っている低い錬鉄製のフェンスのすぐそばのテーブルだった。ダニーは、席に座り、脚を組んだが、その身のこなしはまさに熟練した者のする身のこなしだった。ストッキング擦れあう、柔らかく、官能的にザラザラした摩擦音に私の感覚が痺れていく。まあ、彼女ったらすごいスピードで仕草を会得してきている! 私はブラッシュワイン( 参考)のカラフ( 参考)を注文した。2人で互いに見つめあいながら、腰を降ろし、雑談をしていた。ダニーは右手を私の左手の上に置いていた。私の手の甲の敏感な皮膚を紫色に彩色した爪で優しく引っ掻いている。テーブルの下では、何気なさを装って、ハイヒールのパンプスで私の脚を擦っていた。私はどうしようもなく腰をくねらせてしまっていたが、びちゃびちゃとした湿った音がしていないことにむしろ驚いていた。それほどパンティがびしょ濡れになっていたから。 ワインを飲みながらそこに座っていた1時間あまり。その間に私とダニーは、控え目なものではあれ、ちょっとした暴動を引き起こしていたと言える。視界に入るどの男性も、最初、ダニエルを目にした後、必ず、2回か3回は振り返って彼女を見ていたのだ。だが私にはそれは気にならなかった。もっと言えば、昔ダニーが私を外に連れ出したときにいつも、彼が感じていたと思われるスリル感を、ようやく理解し始めていたのだと思う。この事態にあえて直面することにしよう。男たちは犬なのだ・・・全員とは言わずとも、大半がそうなのだ。あっという間に終わる、狂ったようなセックスには男たちは適している。だが、それより真剣な係わり合いについては、お茶を飲む時間程度しか付き合うことができない生き物なのだろう。だから、男たちがあからさまに性的欲望を見せつけてきても、私はまったく怖いと思わない。それに、彼らが私の「ガールフレンド」に色目を使い、逆に私の彼女が彼らに色目を送り返すのを見るのも楽しかった。私は先週、自分が言ったことを思い返していた。つまり、家に逞しい男を2人連れてきて、並んで横になっているダニーと私の両方にセックスしてもらうこと。ひょっとしたら・・・ 彼女の隣に座りながら、自分が、そのようなことに、生まれて初めて肯定的に感じている。自分のその心境の変化に、かろうじてだが警戒した、ダニエルは私の心境を見抜いたようだった。
美しきジョディには分からないことだったが、デリックは受話器にひそひそ声でチームメートにこのアパートの部屋に来るように話していたのである。この部屋でこそ、じきに本当のパーティが始まるだろうと。デリックは電話を終えた。そしてジョディはパニックに陥った。デリックが椅子に座ったまま、彼女をいやらしいにやけた顔で見ていたからである。 「ジョディ、ビールはねえのか?」 「ごめんなさい。ビールはないわ。だけど、もう私は今夜は終わりにして、休みたいと思ってるの」 ジョディはデリックに部屋から出ていってもらおうと、できるだけ丁寧に伝えようとしていた。「お願い、もう、私は眠る時間なの!」 デリックは、その分厚い唇を舐めた。 「そうだな、その通り。お前はもうベッドに入る時間だ!」 「お願い。もう帰ってちょうだい!」 怖がるジョディ。 「いや、そうはいかねえな。俺はどうしてもここにいたいんだ」 その返事にジョディは震え始めた。すぐに寮の管理人に電話をしなければと、気があせる。管理人は通りの向こう、1ブロック先の自宅に住んでいる。だが、ジョディがデリックの横をすり抜けようとするのと同時に、彼は素早く行動に移った。さっと彼女の口を手で押さえ、容易く彼女をベッドへと引きずり倒したのだった。ジョディは両腕を振り回してあらがったが、この巨体の黒いけだものに敵うはずはなかった。デリックはジョディをベッドに仰向けにさせ、その上から覆い被さり、体重をかけて身動きできなくさせた。恐怖におののきながら自分の下に横たわるジョディの美しい顔を見下ろす。叫び声を出させないように大きな手で彼女の口を覆っている。緑の瞳は恐怖で大きく見開いている。 胸元がVラインになっているサマードレス。その首もとに大きな黒い手が伸びた。そこを一気に強く引っ張り、ドレス前のボタンがすべてちぎれ飛んだ。ジョディの体を守るものはレースの白ブラジャーとそれにマッチしたパンティ、そしてヒールの低い靴だけになってしまった。デリックは、引き続きブラにも手をかけ、それもあっという間に引き剥がされた。デリックは覆い被さりつつも、顔を下げ、彼女の敏感なピンク色の乳首を舐めた。ジョディは左右に頭を振って、どうにかして逃れようともがいていた。だが、デリックに執拗に乳首を吸われ、乳首は次第に固さを増していた。次にパンティにも手を掛けられ、丸められ、細く白い脚に沿って引き降ろされていく。そしてとうとう、パンティは彼女のヒールから離されてしまったのだった。 デリックは、顔をジョディの胸から徐々に下方へ移動し、清楚な股間へと移った。いまだ男に触れられていない花園である。デリックの長い舌が縮れ毛の中を這い回り、やがて未踏の割れ目の中へと入って行った。探りまわる舌から逃れようと、ジョディは狂ったように体をくねらせた。だが、探り這い回る舌の動きに反応して、彼女の女陰は体液を分泌し始める。デリックは、一時、そこを離れ、細い脚に沿って舐め降り、足先へと向かった。そして、彼女の足からヒールを脱がす。とうとう、彼女の神々しい白い足を崇める時が来たのだ。デリックは彼女の足を愛撫し、柔らかい足裏を舐めまくり、可愛らしいピンク色にマニキュアした足指を口に含んだ。ジョディは必死にもがいてはいたが、逃れられるような隙はまったくなかった。その間、ひたすら懇願し続ける。 「お願い・・・ああ、やめて・・・・やめてください・・・だめ・・・こんなこと、しないで・・・ああ、お願い・・・私、バージンなの!」
して触れてみたくなる。鼻はボタンのように可愛らしく、濃い青の瞳と厚い唇が魅力的だ。身長は180センチはあるが、体重は45キロに満たないのは確かだ。脚は細いがとても長く、ウエストは驚くほど細い。それでも胸は巨大と言ってよく、とても小さめに見積もってもDカップであると思う。 トレーシーは、いつも誰かとの出会いを求めているように見えていたが、僕には、よく、夫とランチを食べることになっていると言っていた。でも、彼女は、わざわざそのようなことを言って、僕に結婚していることを伝える必要はなかった。というのも、彼女の指にある大きな氷の固まりのようなものが見えていたから。それは僕が知っている中でも一番大きなダイヤモンド・リングだった。あれだけでも一財産になるのは確かだと思う。 彼女の笑顔は温かく人を惹きつけた。彼女が微笑むたびに僕の唇にも笑みがもたらされたと思う。彼女はいつも僕に 「調子はどう?」と尋ねてくれたが、僕は僕の事情を何一つ彼女に話すことはできず、「万事順調だよ」としか答えなかった。彼女と一緒にいるだけで、どんなことも気にならない気持ちになれそうだった。 いや、勘違いしてもらっては困る。どうやっても、トレーシーが僕と何らかの性的な関係になるなどあり得ないのは、僕も自覚していた。つまり、彼女は僕の住む世界とはあまりにもかけ離れていて、まるで僕と彼女は別の惑星の住民であるようだったということである。それでも僕は、もし彼女とベッドを共にしたらどんな風だろうと思い浮かべざるを得なかったのも事実だ。 7月の末になると、トレーシーの天使のような笑顔ですら、憂鬱な状態から僕を介抱することができなくなっていた。2ドルのコーヒーに対して彼女が置いて行ってくれる8ドルのチップですら、僕の塞ぎ込んだ気分を直すことはできなかった。トレーシーは僕に何か困ったことが起きていることは察していたが、その時は彼女は何も言わなかった。 仕事の勤務交替の時間が近づいたとき、トレーシーは再び店に来て、僕の担当する席に座った。僕がコーヒーを持っていっても、勤務終了の時間が来てしまうので、彼女が置いていくチップを手にするのは、次のウェイターの人になる。 トレーシーの前にコーヒーを置くと、彼女は突然、僕の手を握った。 「スティーブン? 仕事の時間が終わったら、この私が座っている席に来て一緒に座ってくれる?」 うん分かった、そうするよと返事するまで彼女は手を離してくれなかった。 勤務時間が終わり、僕はソーダを手にトレーシーの席に腰を降ろした。彼女は優しい笑みを浮かべていた。 「最近、あなた、何か心がここにないみたいよ。何か悩みでもあるの? 私に助けられるようなこと、何かない?」 悩みなんか何もないと答えつつも、僕は彼女の目を見ることができなかった。向かいに座るトレーシーはテーブルの向こうから手を伸ばし、綺麗にマニキュアをした指で僕の横顔に触れた。 「私に嘘はつかないで。困ってることがあるのは分かるわ。さあ、私に話してみて」 なぜかと訊かれても困るが、僕は抱えている問題をすべてトレーシーに話し始めていた。彼女は注意深く話しを聞き、僕の父の態度に嫌悪感を示していた。僕は、父との気まずい関係については、父よりも僕に多くの責任があると説明した。
その晩、家に戻ったときには、バンが消えていた。僕はまっすぐキッチンへ行った。リサが夕食の準備をしている。彼女は、丈の短いタオル風の白いローブを身にまとっていた。僕がいつもとてもセクシーだと彼女に言っていたローブである。僕が入ってくるのに気づいて彼女は言った。 「あの人たちシンクの修理を完璧に済ましてくれたわ・・・それに、私の体も完璧に面倒見てくれたし!」 妻はローブの前を開いた。美しい乳房が甘噛みの跡で覆われていた。視線を下に移し、激しく使われ、赤く腫れた女陰を見る。両太ももの内側にもさらに甘噛みの跡があった。彼女はみじめな顔をした僕を見て高笑いした。 夕食後、僕は彼女と腰を降ろし、話しをしようとした。 「僕とは二度とセックスをしないなんて、本気で言ったんじゃないんだよね」 「あら、もちろん、本気よ!」 強調して返事する。「あなたのふにゃふにゃのチビ・チンポは、もう、私には全然役立たずなの。そもそも、これまでも、良かったことなんて一度もなかったし。これからはジェイマルとタイロンだけが私とセックスするの。もちろん、2人が他の黒人のお友だちを連れてきたいと思ったら、その人たちにもセックスしてもらうわ」 「あ、そうだ。ところで、ジェイマルとタイロンにはこの家の合鍵をあげたわよ。あの人たちがやりたいと思ったらいつでも、家に来て私を好きにできるようにね。多分、ほぼ毎日になるんじゃないかしら。そんな感じがしているの」 僕は半泣きになっていた。「僕はどうしたらいいんだ? 別の女性を探すのか?」 「あら、そんなのダメよ。そんなことしたら、即刻、離婚するわ。もちろん、あなたからは1セント残らず巻き上げてあげる。これからは、自分の右手を使って安らぎを得ることね!」 2階の寝室に入ると、リサは、これからは毎晩、2人とも素っ裸になって寝ることに決めるといった。ベッドに入ると、リサは僕の方を向いて横になった。両腕を僕の首に巻きつけ、柔らかな体を僕に押しつけた。 「ねえ? おちんちんに私のあそこ当たってる? 気持ちいい? ねえ、お願いよ、可愛い奥さんのために早く固くなって!」 最近の様々な出来事のおかげで、僕は問題なくただちに勃起していた。リサは僕を焦らすことで、この上なく楽しんでいるようだった。僕のペニスをいじり、乳房を吸わせ、太ももの内側にキスをさせ、そしてその後、彼女の女陰を舐めさせるのである。僕は不慣れなせいもあって、妻が要求するオルガスムを与えるのに、1時間以上も彼女の足の間に顔を埋めていなければならなかった。それを終え、ようやく顔を上げる。あごは痺れて痛み、顔面は愛液まみれになっていた。そして、勃起が痛いほど疼いていた。 「お願いだよ、リサ・・・少しだけでも安らぎを僕にくれないか?」 リサは残酷な返事をした。「安らぎが欲しいんだったら、トイレに行けば? そいつを握って、トイレの中に弱々しくポタポタと垂らしてくればいいんじゃない?」 落胆しつつ、僕はベッドから出てトイレに向かった。背後からリサの声が聞こえた。 「私の口いっぱいにジェイマルのアレが収まってる光景を想像したらいいわ。そうすれば、早く出せるはずだから!」 トイレに急ぐ僕の後ろで、彼女は、我慢しきれないかのように、笑いたてていた。
僕はチアリーダー風カリフォルニア娘と一緒に店を出た。 「スタジオかなんかあるの?」 「いや、ない。国じゅうを歩き回っているから、いらないんだ」 僕は、会話の流れを上手く操縦して、「僕の家か、君の家か」という微妙というかキワドイところに持っていくのは充分心得ている。もう何十回もしてきたことだ。どっちの家で撮影することになるとしても、ともかく、カメラを取りに僕のアパートに行かなくてはならない。普通は、そんな感じでうまく行く。 もちろん彼女は水着なんか持ってきているはずがない。だが、女の子たちには、全部脱がなくたっていいんだよ、とでも言っておけば、たいてい安心し、そして結局はヌードになってしまうものである。まったく低脳なんだから。 「もちろん、ブラとパンティは身につけたままで全然構わないよ。Tシャツを着たままでもOK。ただ、それだと例の大邸宅に持ってっても役に立たない写真になってしまうけどね。つまり、ヘフナー( 参考)に見てもらうには、ってことだけど」 2人で僕のアパートにはいる。部屋はいつもきれいにしておいている。特にリビング・ルームは。棚の一角には山ほどカメラが置いてある。本当のことを言うと、これは2、3のカメラ屋から、壊れたのとか役に立たなくなったのを拾ってきて置いているだけ。ドアが閉まらないようにするときの押えとかにしか役に立たない。そんなわけで、これだけあっても全部で50ドルもかからなかった。要するに、こいつは小道具ってわけだ。 彼女と雑談をしながら、部屋の中を見せて回った。広くはないが、ナイスなアパートとは言える。少なくとも、部屋の装飾にはちょっとばかり努力をしたよ。それに、リビング・ルームの一角にはかなり広いスペースを作っておいた。モデル撮影の時のためのスペースだ。 「もし良かったら、あっちの部屋で着替えてくれ。その格好のままでここで待ってくれてもいいし。どっちでもお好きに」 そう言って僕はポラロイドカメラを取りにいく。カメラの近くの引出しには、フィルムのパックが94本も用意してある。それに良い方のカメラが壊れたときに備えて、安いインスタント・カメラも用意してある。まあ、保険みたいなものさ。 この高い方のポラロイドカメラは、1週間の給料の半分近くかかってしまった。最新式のモデルだ。オートフォーカスとか、自動光量バランスとか、何でもついてる。女の子の服を脱がす仕事以外は、すべて自動でやってくれる。そこはそれで構わない。というのも、女の子を裸にする仕事だけは自分でやりたいからね。
≪前ページ | HOME |
次ページ≫
|