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報復 第1章 (13) 

スティーブは車のエンジンをかけ、ギアをローに入れた。物置の陰から車を出し、ゆるい坂を下り、あっという間にサンダーバードの後ろにつけていた。彼は、怒りが突然息を吹き返したとき、何をするつもりか、自分でもまったく考えていなかった。だが何かをしなければ気が治まらなかった。スティーブは何か計画していたわけではなかったし、ましてや、結果がどうなるかなど考えたこともなかった。だが、車をサンダーバードの後ろにつけたとき、何をするかはっきり心に浮かんだのである。

彼はブレーキを強く踏んだが、それで巨大なラム・チャージャーの勢いを完全に殺せたわけではなかった。彼の車の強化フロント・バンパーは、サンダーバードの後部にある低いバンパーには不釣合いだった。スティーブのピックアップ車のバンパーは、あっという間に、相手の車のバンパーの上に乗り上がった。サンダーバードのトランク部にあたる薄い金属部は、スティーブが前進するのに伴って、歪み、へこんだ。

スティーブは、ギアを4輪駆動のモードに切り替え、アクセルを踏み込んだ。それに押された相手の車は、ゆるい坂をじわじわと下り始め、前方にある緩やかな川の流れに進んでいった。スティーブの乗るラム・チャージャーのボンネットの中には数百馬力のエンジンが入っている。その力をすれば、より小型のシルバー色のクーペを、恐怖のあまり死に物狂いになっている2人の乗客もろとも、川の中へ落とし入れるのに十分だった。

スティーブには、エンジン音の唸り声に混じって、あの2人の声高な叫び声が聞こえていた。この1週間で、初めて、スティーブの口元に笑みが浮かんだ。ただし、悪意に満ちた笑みだった。彼は、サンダーバードの車体の側面が水につかるまで、押し続けた。そして、最後の一押しを与えた後、ようやくアクセルを戻す。ギアをバックにいれ、ゆっくりと川からバックした。

ピックアップのタイヤが4本とも、乾いた大地の上に戻ったのを確認し、彼は車を止め、4駆モードから解除した。ギアをパークにいれ、エンジンを切る。それから、床に置いておいた布を拾い上げ、それを使ってビデオカメラをダッシュボードの上に固定した。川に沈んでいくサンダーバードが中心に写るようにセットする。それが終わってようやく、自分の行ったことを調べるため、車から降りた。

川の岸辺に歩いていき、狭い車室の中、いまだ狂ったように動いている二人を見た。その数秒後、開けた窓から、バーバラとポーターが慌てながら一緒に抜け出てきた。2人とも水に落ち、這い上がってきたときには、鼻から水を噴き出し、目についた泥を拭っていた。スティーブは、ラファエル・ポーター氏が何か怒鳴っているのは耳に入っていたが、何を怒鳴っているかなど、まったく興味がなかった。そもそも、聞くつもりがない。

彼は、ポーターがズボンを上げるのに苦労する様を眺めていた。ズボンを上げようとするたびに、その中に水が入り、元通りに履きなおすことができないのである。スティーブは、この男がどんなに苦労していても、全然気にしなかった。

むしろ、スティーブの関心は妻の方に集中していた。彼女が彼をにらみつけるのを見た。彼女は、ようやく、この男がスティーブだと気づくと、よろめくように後ずさりし、川底の穴につまづいてしりもちをついた。再びびしょ濡れになり、這い上がってきたときは、彼女はほとんどヒステリックになっていた。

「レイフ!! ああ、大変!! 私の夫よ!!!」

スティーブは、この妻の叫びを、彼女のセックス・フレンドに向けられた警告と解した。彼女が名を呼んだこの男は、自分が誰であるかすでに知っているのだろう。ラファエル・ポーターはようやくズボンを履き、チャックを閉めた。そしてスティーブに向かって歩いてくる。歩みを進めるたびに、何か罵りながら。

「レイフ! やめて! 彼、銃を持っているわ」 バーバラが叫んだ。

レイフと呼ばれる男は、バーバラの叫びを聞くと、歩みを止めた。2歩ほど後ずさりもした。

女は低脳だ(16) 

僕は何秒か黙ったままだった。舌を、ワイオミングのど田舎の森の中かどこかに忘れてきてしまったのかも。彼女は、僕が乗り気でないと思ったらしい。

「ただ、それだったらあなたも楽しめるかなって思っただけよ。何と言うか、この前、あなたは彼女と・・・。つまり・・・」

アッハー! そうか、彼女はあのチアリーダー風と競い合っているわけだ。で、このコンテストでは2着で終わるのはイヤだと。1時間前までだったら、賢い人は、でかパイの方にお金を賭けていただろう。だが、いまや、あのモーティですら、このレースではでかパイには賭けないだろうよ。

僕は前に1歩踏み出し、ペニスで狙いを定めた。彼女のアヌスに近づくにつれ、先っちょからしずくが出てくる。そのしずくを亀頭全体に塗りつけた。また出てきた。もう一度、塗りこめる。それから、ものすごく軽く、そこを彼女にあてがった。勃起の先端を、彼女のすぼまったへこみにぴったりとあてる。

ここなんだよ。まさに今、この時。ここで、彼女が振り向いて、こう言ったとしたらどう思う?

「今後一生、女性の候補者が出てきたら、その人に投票するって約束して。でなければ、そこでやめてよ」

みんな、僕が約束すると思うかな? もちろん、僕は約束するよ。あ、多分、すると思う。普通なら、多分。ともかく、僕が「女は低脳だ」って声高に叫ぶ理由がこれなんだ。女は全権力を握っているんだよ。なのに、その使い方を知らない。そこが低脳なんだ。

ま、ジェラルディン・フェラーロ(参考)だったら、何であれ僕は投票するよ。機会があったら、ぜひ、彼女の写真を撮ってみたい。実際、かなり良い体をしていると思うし。成熟した女性でって点でね。それに、僕はぜひ政治家に1発やりたいと思っているんだ。これまでコテンパンにやられてきてるから、五分五分になるためにも1発やりたい。フェラーロ以外には、どんな選択肢があるかなあ? マデレーン・オルブライト(参考)? バーニィ・フランク(参考)? おおっと、ごめん。俺って、政治の話になると時々、行き過ぎてしまうことがあるから。リンボー(参考)は、そういう自制心が必要だね。

Drawer 引き出し (9) 

マリアは立ったままベンに言った。

「さて、私たちは、お前が素早く命令に従えるか、確かめることにしよう。これから命令を与える。もし、お前がもっと素早く命令に従ってもらいたいと私たちが感じた場合。その場合は鞭を振るうことにする。分かったか?」

「はい、女王様」

「頭を床につけ、尻を高々と掲げよ」

ベンは上体を倒し始めた。マリアはただちにベンを鞭で叩いた。マリアは、彼が素早くしたかどうか、それすら確かめる間もなかったと思う。

「元の姿勢に戻れ!」 この時も、ベンが姿勢を戻す前に、彼女は鞭を振るった。

「立ちなさい!」 また鞭打ちした。

「お前は遅い。考え過ぎているのだ。・・・小さく一歩前へ!」 マリアはまた鞭で叩いた。

ベンは私の真ん前に立っていた。

「ひざまずけ!」

マリアは、ベンがどれだけ速く反応しようとも、鞭を振るうことに決めているようにすら見えた。

「頭を床につけよ!」

この時は、マリアはちょっとポーズを置いてから鞭打ちした。

「頭を床から15センチ上げよ!」

この時も、ちょっと間を置いてから鞭で叩いた。

マリアは私に近寄り、小声で囁いた。

「片足を上げて、彼の唇から5センチくらいのところに持っていって」

私は足を出した。彼女はベンの後ろに戻り、鞭を振るう準備をした。

「顔を寄せ、キスせよ!」

ベンは私の靴にキスをした。だが鞭で打たれる。

「もう一度、もっと速く!」 それでも鞭で打たれる。

「もう一度、もっと速く!」 マリアはまた鞭を振るった。

「もう一度!」  この時は、マリアは鞭を振るわなかった。確かにベンはとても素早かった。

「膝立ちの姿勢に!」 

ベンは体を起こした。マリアの鞭が飛んだ。マリアは再び私のところに来て、彼の唇の前、5センチのところに手の指を出すように囁き、元の場所に戻った。

「口を開ける!」 また鞭で叩いた。マリアは私に向かって、身振りで指を彼の口に入れるように指示した。

「口を閉じ、吸え!」

ベンは私の指を吸った。こんな風にベンに私の指を吸われるのは、とても変な感じだった。でも、これに、私は興奮し始めていた。マリアは、一旦、それをやめさせ、その後、また同じことを彼にさせた。この時は、彼が自分から顔を前に出して、私の指を吸うようにさせた。それを何度も繰り返す。できるだけ素早く反応するよう、鞭を振るった。ベンが本当に素早く反応した時に限って、鞭が飛ばなかった。


テッド 2 (2) 

土曜日の朝、僕はオフィスから、自宅にいる父に電話をした。

「お父さん、ちょっと家族全員を集めたほうがいいと思うんだ。僕もお昼にそちらに行くよ。仕事関係でかなり重要なことが起きたんだ。これは、家族全員に影響が及ぶと思う」
「一体何が起きたんだ?」

「ちょっと電話では説明しきれないな。説明が二度手間になってしまうし。それに、今、知ったからといって、お父さんにできることは今は何もないんだ。だから、みんなが集まるまで説明を待ってくれると助かるよ」

「シンディやジョイス、それにお母さんは、買い物に出かけている。お昼には戻ってくるだろう」

「テッドにも来るように言ってください。じゃあ」

僕はそこで電話を切った。

父の家につくと、父を除くみんなが僕に腹を立てているのが分かった。土曜の午後の計画の邪魔をされたと怒っているのだ。母は僕の顔を見て、言った。

「お前、こんな風にみんなを集めて、よっぽど大事なことなの? そうじゃなかったら、お前、どうするつもり?」

「お母さん、今回のことで、お母さんのこれからの人生が大きく変わるかもしれないんだよ」

この僕の言葉で、部屋にいるみんなが静まり返った。僕は全員の顔を見回し、ゆっくりと説明を始めた。

「今回のことを話す前に、お父さんの会社について、その歴史を少し知っておく必要があるんだ。みんな知っている通り、うちの会社はコンサルタント会社だ。でも、これは知らないかもしれないけど、お父さんは、元々、会社の営業のセールスマンで、実際に仕事の大半をしていたのは、お父さんのパートナーだったんだよ。そのパートナーの人が亡くなるまではそうだったんだ。問題は、そのパートナーの人が亡くなって、すべてがお父さんに任されてから、始まったんだ。最初の数年間、会社の業務の仕方について、お父さんは変更とか改善を何もやらなかったんだ。その間、お父さんは、前と変わらず営業のセールスマンとしては有能で、新しい仕事をどんどん獲得してくれていた。でも、社内には、お父さんが獲得した仕事を最後まで行える人が誰もいなかった。その結果、会社は倒産の危機に瀕し、お父さんは、いったんは会社を手放そうと思ったんだ。で、結局、お父さんは僕を説得し、僕に会社に入り、社内の運営をするようにさせたわけ。僕は、会社に入るとすぐに、すべてを改善し、それまでのビジネスの仕方を変えた。さらに若いエンジニアやスタッフを数名、新たに雇い入れた。そして、それから、さほど時間がかからぬうちに、さらに社員を増やし、もっと大きな敷地に会社を移せるまでになったんだ。今では、うちの会社は、この都市で二番目に大きな会社にまで成長している。お父さんも話してくれると思うけど、このように成長できた理由は、お客さんたちが、良い商品をきっちり時間を守って提供させてきた僕の能力に多大の信頼を置いているから、と言えるんだ・・・」

「・・・こんなことを言うのも、今、僕たちがどういう立場にいるか、みんなに分かってもらうためなんだよ・・・」

そう言って、僕は父に向かって話しを続けた。

「お父さん、僕は昨日の午後から今朝にかけて、うちの会社のお客さん全員にアナウンスしたよ。来週の月曜日から、僕は、今のライリー・アンド・スコット・インコーポレーションとは無関係になるって。その代わりに、アクメ・エンジニアリング・コンサルタンツ(参考)のコンサルティング企画部長になるって。今までのところ、ライリー・アンド・スコット社の小口顧客の60%と、大口の顧客のほとんどすべてが、僕と一緒にアクメ社に仕事を移してくれると言っている。これまでの仕事で満足していた主要な理由が僕が仕事をしているからだったので、僕についてきてくれると言ってくれているんだ・・・」

僕の話しは、テーブルについている者のうち、父を除く4人には、あまり重要性を感じられなかったかもしれない。だが、その4人も、父の顔を見て、何か様子がおかしいと悟ったのだった。父の顔からは血の気が失せ、呼吸をするのもつらそうにしていたのである。父はほとんど口がきけないようだった。

バースデイ・プレゼント 4 (5:最終) 

夫は、私の涙目を覗き込んだ。

「君が僕にビッキーでいて欲しいと思うなら、僕もそれに付き合っていけると思うよ。あれこれ言っても、これまでも、ちょっときわどいけど、楽しい遊びだったから」

私は安心し、これまでのことで私たちの関係が台無しにならなかったことを喜んだ。

「ホントなのね、ビクトリア?」

彼のあごに手をかけ、彼の瞳を見つめた。

「あなたが望むなら、いつでも止められるから」

そう言って、パンティに包まれた彼のペニスをさすった。みるみる固くなっているのを感じる。その勃起を、愛しさを込めて、優しく上下に撫で続けると、彼の息づかいが次第に速くなり、瞳もキラキラと輝いてきた。

「ああ、本当だよ」 夫は、私に触られ、体をくねらせながら返事した。

「ホントにホント? ビクトリア?」

私はしつこく聞きながら、両手を彼の胸へ這わせた。サテンのブラジャーの上から彼の乳首を擦る。

「ああ、本当に本当だ」 彼は私の手に胸を押し出すようにした。

ブラジャーを通して指で触りつつ、彼の乳首を両手の親指と人差し指で挟み、くりくりと転がした。彼は小さい喘ぎ声を上げ、目を閉じた。それを見て、今度はいきなり、彼の乳首をつよくつねった。夫は驚いて目を開き、口もぱっくりと開けた。私はすかさず彼の口を私の口で塞ぎ、舌を差し込み、深々とキスをした。驚いて緊張していた彼も、私のキスを受けて、半ばリラックスし、自分から胸を突き出して、私がつねるのに任せ、小さな声で喘ぎ続けた。

それから、顔を引き、キスを解いた。乳首もつねるのはやめ、ブラの上から優しく撫でるだけにした。そうしながら彼の瞳を覗き込む。

「じゃあ、もう私にノーと言わないように。言ったら、すべてはそこで中止。分かった? ミス・ビッキー?」

私が言ったことを理解したという表情が彼の目に浮かんだ。その視線が下へ降り、彼の胸をかすめ、その下方に起立しているペニスに向けられた。そしてそこから跳ね返るように、上に戻ってきて私の目を見る。彼の口からは、非常に女性的な言葉が返ってきた。

「分かったわ。もうノーとは言わない」

私は自分のシートに座りなおした。

「そう、それでいいの。さあ、口紅を直してショッピングに行きましょう?」

彼はジーンズのポケットに手を入れ、グロスの小瓶を取り出し、ふたを開けた。私は彼にティッシュを渡した。

「最初に、乱れてしまったグロスを拭き取らなければダメよ」

彼は、にっこり微笑む私を見て、微笑み返した。

「僕は、まだ、この口紅関係のこと、よく知らないと思う。だけど、これから勉強はできるよ」

彼はティッシュで叩くようにしてグロスを拭き取り始めた。

「あなたはすごく物覚えがいいと思うわ。信じられないほど潜在能力を持っている人だと思う」

「潜在能力って、何になる能力?」 彼はグロスを拭きながら呟いた。

「とても素敵な恋人になる能力よ」 

彼にウインクをして見せた。

「あなたには、適切な素質がすべて備わっているもの。それに、とても美しいし。それって、とてもワクワクするわ」

二人ともグロスをつけなおした。彼が自分でドアを開けようとするのを見て、私は言った。

「私がするから待って」

「これにも慣れてきそうかな」 夫は、そう言いながら車から降りた。

「あなたなら、いろんなことに慣れることができるわ。たくさんあると思うけど」

そう言って微笑み、彼の背中を軽く叩いた。そして、彼の耳元にキスをし、軽く耳たぶを噛んで囁いた。

「これは最初のお仕置き。まだスパンキングが残ってるんだから」

二人で「シンディのランジェリーと小物の店」に入りながら、彼は笑みを浮かべ、「待ち遠しいよ」 と言った。

心が望むものをすべて4(9:最終) 

ロンたちは、火曜の夜、9時きっかりに現れた。私は、時間を守る男性が大好き。今夜は楽しい夕べになりそう。ダニーは10時ごろに帰ってくるから、時間は十分にある。

私はロンにお酒の置いてある場所を教え、飲み物の用意を頼んだ。その間、私はキッチンに行き、すでに用意しておいたスナックをトレーに並べてリビングに持っていく。そして3人でカウチに座り、気楽になごみながら、ダニーが来るのを待った。

気がつくと、水曜日のお昼近くになっていた。電話が怒ってるような音で私の耳に鳴り響いている。グウェンからだった。大丈夫かと心配している。電話もせずにこんなに遅刻するのは私らしくないと、言っている。私は体の具合が悪いと、もう少ししたら電話をかけなおすと伝えた。それは嘘ではなかった。頭がガンガンする。まさに死人になった気分(参考)。あそことアヌスがヒリヒリして痛い。ずきんずきんとしていた。昨日の夜、私は一体何をしたの? だが何も思い出せなかった。

這うようにしてバスルームに行き、トイレに行った。そのまま、すぐにベッドに戻りたかったが、もう起きなくてはいけないのは分かっていた。シャワーを浴びた。時間をかけてじっくりと熱いシャワーを浴び、体を丁寧に洗った。そのおかげで、多少なりとも気分が直った。シャワーから出て、テリー(参考)のバスローブを羽織り、ベルトをきつく締めた。そしてふらふらの足取りで寝室に戻った。

そういえば、ダニーはどこにいるんだろう? ぼんやりとだが、昨夜のことを思い出す。ロンとテリーを招いたのだ。ダニーも交えて、4人で楽しむつもりだった。ともかく飲み物を飲みながら、ダニーが来るのを待っていた・・・あの飲み物! 私は急いでリビングに行った。何もない。キッチンに行った。流しの水切りかごにグラスが3つあった。ひとつ取り上げて光にかざし、調べた。曇りひとつない。飲み物の染みも、指紋すらなかった。腹の奥からじわじわとぞっとする恐怖感が沸き起こってきた。ダニーはどこに?

彼女の寝室に走った。彼女が寝た形跡がまったくない。私の計画では、昨夜は、ダニーが帰ってくる前に、私が場を盛り上げ、良いスタートを切っておいた後、帰ってきたダニーが「割り込んできて」テリーと仲良くするはずだった。どうやら、ロンとテリーは別の計画を立てていたのは明らかだった。

ダニーの寝室はからっぽ。ベッドのシーツにもしわひとつなく乱れていない。じゃあ、彼女はどこにいるの?

私は、すっかり混乱したまま、リビングに戻った。気を落ち着かせながら、というか、気を落ち着かせようと努めつつ、そこにしばらく立ち尽くしていた。混乱で頭に靄がかかったようになっていたが、何かがその靄の向こうから私に突き刺してこようとしている。私の意識を向けさせようとピリピリ刺してくる。それは・・・音だった。長く伸びるキリキリした甲高い音。

部屋の中を見回し、書斎へ通じているドアが開いているのが目に入った。そこを入ると、音がさらに大きくなった。ようやく、その音がコンピュータのハードディスクから出ている音だと気づく。ダニーは、またつけっ放しで出て行ったのだろうか?

違う。ダニーではない。コンピュータは一晩中、動作していたようだった。画面には、見たことがないスライド・ショーが写っていた。私が主人公で、ロンとテリーとセックスをしているスライド・ショー。仰向けになった私。次は男の上に乗った私。次は四つんばいの私。ロンとしているところ。テリーとしているところ。さらに同時に2人としているところ。彼らは三脚にデジタルカメラを乗せ、リモコンかタイマーを使って撮影したに違いない。どの写真でも私の顔ははっきりと写っていたが、彼らはカメラから顔を背けていたか、画面の外になっていた。

彼らはいったい何を私に飲ませたのだろう? GHB? X? 何であれ、連中は私の体を使って思う存分楽しんだ後、巧みに自分たちの形跡を片付け、立ち去ったのは確かだ。それに、私も自分の体に残された彼らの形跡をシャワーによって洗い流してしまっていた。かなりリハーサルを繰り返した用意周到の出来事の匂いがする。連中の犠牲者は、私が最初ではないと直感的に感じた。

犠牲者? 私は彼らに両腕を広げて、歓迎して家に招きいれたではないか。なのに、なぜこのようなことをわざわざしたのだろう? こんなことをしなくても、結局は、セックスをすることになったはずなのに。多分、男たちの中には、女の方が「やってもいいよ」と言うのでは満足しない者がいるのだろう。それとも、連中は私が気が変わるかもしれないと思ったのだろうか? 最低のけだもの野郎ども! 私は自分がひどく汚された気分だった。

でも私が愛する人は今どこにいるのだろうか? このドブねずみども、彼女に何かしたのだろうか? 警察に電話しようと、電話機に手を伸ばしたときだった。画面に映った何かが目を捉えた。その画面を見るため、スライドがもう1周するのを待たなければならなかった。そして、その画面を確認した。2枚ある。ダニーが写っていたのだった。寝室に立っていて、そこで起きていることを見ていたのだった。ロンたちは私の相手に夢中になっていて、彼女が私たち3人を見ていたことに気づいていないようだった。

どうして彼女は何も言わなかったのだろう? 叫び声をだすとかして、私を助けてくれなかったのはなぜ? スライドがまた新しい周に入っていた。今度は彼女のイメージを熱心に調べた。2枚の写真はすべてを物語っていた。彼女の顔に浮かぶ表情は、2枚でひどく違っていたのである。最初の表情は、目を大きく見開いて驚いている表情。そして2枚目の表情は・・・侮蔑そのものの顔だった。

すぐに、胃が締め付けられる感じになった。急いで、ドレッサーのところに行き、引き出し類を、一つ一つ開けた。全部、空になっていた。彼女の寝室に戻り、クローゼットを調べた。彼女に買ってあげた衣類で溢れんばかりになっているはずである。だが、そこにあったのは、何もかかっていないハンガーが6つほどぶら下がっているだけだった。

ダニーは勘違いしている。彼女は、私がこの卑劣な男たちに薬物を飲まされたことを知っていない。彼女は私を喜ばすために、さまざまなことを経験し、それを行ってきた。その彼女がある日、外から帰って来て、私が、フライデーズで会った男たち2人とセックスをしているのを見た。・・・しかも、夫婦のベッドで・・・そして彼女は思ったのだろう・・・しかたないと。違う? 私が理想的な貞淑な配偶者ではなかったのは本当。この男たちとセックスする意図で、私は彼らを招いた。ええ、そう。ダニーにも参加させようと思っていた。だけど、それは彼女が求めていたことではなかった。そうよね? 私は彼女にこの計画を伝えすらしてなかったし。びっくりプレゼントにするつもりだったから・・・

私はクローゼットの床にお尻をついて座った。脚を組んで、あぐらの形。両肘をひざにつけて、手のひらで顔を覆った。 何てことをしてしまったのだろう? そのときの情景がはっきりと想像できる。彼女は静かにこの部屋へ戻り、ドアを閉めた。口や態度には出さずとも、心の中、怒りで燃えながら。彼女が、こういう風に静かに消えたことを、私はむしろ幸いに感じている。あの男どもはダニーが帰ってきたことに気づかなかったのだ。彼女は、私のような仕打ちにあわずに済んだ。さもなければ、あのけだものたちが彼女の秘密を知ったなら・・・

ダニーは、彼らが私の体を遊びつくして家を出て行くまで、この部屋でじっと待っていたのだろう。それからクローゼットから衣類を出し、次に私たちの寝室に来て、ドレッサーの中のものを出したのだろう。その間、私はベッドの上、素っ裸で大の字になっていた。彼女から3メートルも離れていないところで。彼女には、私の寝姿は、オルガスムをたっぷり味わった至福の状態でぐっすり眠っているように見えていたのだろう。

ダニーは出て行ってしまった。彼女が消えたことに、ロンたちは関係ない。私が彼女にそうさせたのだ。私は延々と泣き続けた。そして、その後、警察に連絡した。

つづく

輪姦:男根だらけの電車 (7) 

ブランコのように横棒にぶらさがる私。私を挟む二人の男は、二人ともアヌスを狙った。

「くうっ、ううっ、うううっ・・・」

二人に同時にアヌスに入ってこられ、私はうめき声をあげた。2本ともするりと滑るように入ってくるのを感じる。私のそこはすでに大きく広がったし、すでにそこに出されたスペルマのため、ヌルヌルになっていた。・・・とても気持ちいい。

「ああ・・・気持ちいい・・・すごく気持ちいい・・・」

男たちのピストン運動がだんだん速くなる。

私の前にいる男は私の背中を押さえ、私の後ろにいる男は、腰骨を押さえていた。そして私は横棒にぶらさがっている。前の男に引き寄せられ、彼のペニスがぐっと入ってくる。すると今度は後ろの男が私を引き寄せ、そのペニスが奥へ入ってくる。

やがて私は横棒を握っていられなくなり、前から私を犯している男の両肩にすがりついた。必死にこらえながらすがりつく私に2人の男が出し入れを続けた。私はクライマックスに近づき、さらに強く抱きついた。股をギリギリまで広げ男たちを受け止める。前の男も私をしっかり抱き、ズンズン突きを送り込み、後ろの男も私のお尻をしっかり抱え、激しく打ち込んでいた。そして、私たち3人の行為を、他の男たちが取り囲んで見ている。

電車の中はしーんと静まり返っていた。聞こえるのは列車の動く音と、私たちの喘ぎ声だけ。

「やって、・・・・ああ、もっと強く・・・ひどい人たち・・・すごく大きいのね・・・それを使ってもっと強くやって!」

前後から激しく叩き込まれながら、私は喘いでいた。

後ろの男がぶるぶると震え始めた。唸り声をあげ、噴射し始める。後ろから私の両肩を強く押さえ、背中に頭を押しつけた。前の男は私の頭をがっちりと押さえ、彼もまた私のアヌスに射精した。

「ああ、すごい・・・あなたたちが私の中に出しているのが分かるわ」

二人とも私の中で爆発的に撃ち出しているのが感じられた。撃ち出されたスペルマは、すぐに溢れて、私の大きなお尻からぽたぽたと落ちてくる。

射精を終えた二人は、私の体を降ろした。行為の途中で、靴が脱げてしまっていた。電車の床に裸足で立たされていた。

電車の車両の真ん中で、私はスペルマまみれで立っている。男たちはみんなその私の姿を見ていた。私はみんなの見ている前で、ゆっくりと赤ドレスを脱ぎ降ろし、足で蹴って、横に退かせた。

7人の素っ裸の逞しい男たち。その真ん中に立つ私。偽乳房をあらわに、ペニスも見せている。大きな乳房に大きなお尻、そしてくびれたウエスト。私の体の曲線は、誇張と言えるほどセクシーに見えていた。

この感覚は嬉しかった・・・みんなに見つめられている。スペルマまみれの淫乱な私の体を。自分がセクシーであるのを実感できる。

テッド 2 (1) 

「テッド2」 TED 2 By Mudrunner Edited By Storyteller

もし、あなたがパート1を読まれたなら、テッドが、僕の妻、母、姉、そして父を完全にコントロールしたことをご存じだろう。妻も姉も妊娠した。テッドは家を増築したいと望み、3家族ともひとつの家に同居するようになった。これによりテッドは、前より自由に3人の女を相手できるようになったわけである。父と僕は侮辱を受け続け、テッドと女たちのセックスを単に傍観する立場に成り下がっている。父も僕も、それぞれの妻とセックスできるのは、テッドがスペルマを放出した後に限られている。

昨夜、僕は父と話しをし、冗談のつもりで、テッドは僕や父のアヌスを犯すまで満足しないのではないかと言った。すると父は顔を真っ青にし、テッドにバイブを渡されたこと、夜の間ずっとそれをアヌスに入れておくよう命令されたことを話したのだった。僕も父も、これが来たる事態の準備段階なのだと思った。父には何も言わなかったが、僕は、恐らく次には、僕も父もテッドにフェラチオをするように命ぜられるだろうと思った。

続く2日間、僕はこのような事態の展開について考え続けた。そして、次のような結論に達したのである。つまり、僕は確かに弱虫ウインプであるし、同時に、両親や妻を心から愛しているので、親や妻のためなら、多くのことを我慢して行うつもりではいる。だがゲイやバイのようなことを行うつもりはないし、ましてやその欲求もないということだ。これだけは、我慢できない。僕は、何か行動を起こさなければならないと思った。

翌朝、キッチンにいくと、母とシンディがテーブルに座っていた。僕は、2人に話しがあるので聞いてくれるよう頼み、2人とも、了解してくれた。早速、僕は、テッドが僕にアナル・セックスやオーラル・セックスを強要するのではないかと心配していることを伝えた。そして、僕はテッドにそのような形で酷使させられることは絶対に断るつもりでいるとも伝えた。これを言った時の僕の気持ちは、まさに、合衆国大統領を銃で撃ったような気持ちだった。

母とシンディは、それを聞くや立ち上がった。母は、激しい口調で言った。

「お前、テッドが望むことをしてあげなきゃだめじゃない。その気がないなら、さっさと、荷物をまとめて、お母さんたちの目の前から消えること。お前のせいでテッドの機嫌が悪くなるなんて、お母さん、許しませんよ。いま言ったこと、もう一度、考え直しなさい」

シンディも同じ意見だった。僕は二人に改めて、訊いてみた。

「お母さんもシンディも、僕のこと愛しているの?」

二人の返事に、僕は打ちのめされた。母は、次のように言っていた。

「私は、18年もお前の世話をしてきたの。もう、お母さんも、誰かに望むものをしてもらってもいい頃でしょう。もし、お前がお母さんの楽しみを奪うようなことをしたら、心の底からお前を憎みますからね。お母さんは、お前を愛しますよ。お母さんが欲しいものを手に入れてるかぎりはね」

僕は家を出た。

僕は、この時の会話で決心を固めた。母や妻が少しでも僕を支えてくれたら、僕はただ引っ越して、新しい人生を始めることだけで済ませ、母やシンディたちには今のままの生活を続けさせていたことだろう。だけど、二人は僕の心をあまりにも傷つけすぎた。僕は、反撃をしたいとそれだけを考えるようになった。それに、その反撃をするのに必要なものは僕にはすべて揃っていた。

続く2週間、僕は、この家族の一員としての最後の一時に備えて、計画を練り、すべての準備を調えた。そして、土曜日の朝が来る。


ポルノ・クイーンの誕生1(19) 

寝室に入った後すぐに、ナイティを脱ぎ、それから苦労しつつもお尻からディルドを抜いた。トレーシーが使った潤滑剤がすっかり乾いていたので、実際、抜くのにはかなり痛みが伴った。抜いてみると、その部分がを埋めるものがなくなった空虚感に驚いたし、アヌスもかなり広がってしまった感覚にも驚いた。もう二度と元には戻らないのではないかと怖くなった。

シャワーを浴び、髪を洗った。トレーシーにつけられた髪のカールをヘア用のアイロンで取り除き、元に戻した。シャワーを浴びた後、鏡の前に立ったが、トレーシーに施された化粧が落ちていないのに気づく。顔を何度か擦り、メイキャップの大半を落とした。その後、最初に与えられた男物のユニフォームに着替え、キッチンへ行った。朝食を取るためだ。

マリアは、フルーツの盛り合わせとコーヒーを僕に渡すと、テーブルを挟んで僕の正面に座った。フォークを取ろうと手を伸ばした時、つけ爪をつけたままだったことに気がついた。爪が光沢のある赤色に塗られたままなのである。マリアは自分のコーヒーをちょっと掻き回した後、僕に言った。

「さっきは笑ってごめんなさいね。恥ずかしい思いをさせるつもりはなかったのよ」

「いえ、構いませんよ。僕は、あのナイティを着ていたわけだし、すごく変に見えていたと思います。

マリアはまたくすくす笑った。

「笑ったのは、あなたが着ていたものじゃなかったの。あなたの様子がおかしくて。突然ヘッドライトを照らされた子鹿のような顔をしていたんですもの。あのナイティについて言えば、あなた、とてもキュートだったわ。毎晩、女の子のナイティを着て寝ているの?」

「そんな、決して。昨日の夜が初めてだったんです。ミス・トレーシーに説得されてしまって」

マリアはまたくすくす笑った。

「ミス・トレーシーは人を説得していろいろなことをさせるのがとても得意なの。あなたが女の子の服を着ているところを私が見たこと、気にしないでね。あなたのような男の子が女の子の服を着るのを好きなのは理解できるから。私の兄もそうなのよ。いつも女物の服を着ている。前に豊胸手術を受けて、今はずっと女として生活しているわ」

僕は、僕とマリアがほとんど知らない間柄であるのを思い、彼女が僕にとてもオープンであることに驚いた。だが、返事をする前に彼女は立ち上がり、言った。

「急いだほうがいいわ。ミス・トレーシーはもうすぐ朝食をお食べになるころと思うから。毎週火曜日はお出かけになるの。今日も同じく、お出かけなるはず」

僕には、2分もあれば朝食を食べるのには充分だった。その後、僕はトレーシーの寝室に朝食を乗せたトレーを持っていった。

部屋に入ると、彼女は、まるで僕を待っていたように、ベッドの中、体を起こしていた。すぐに、彼女のナイトガウンが捲られていて、あそこが露出しているのに気がついた。トレーシーの顔を見ると、何かに怒っているのが分かった。

朝食のトレーを彼女の膝の上に置く。

「おはようございます、ミス・トレーシー。今朝は、どこか調子が悪いところでも?」

トレーシーはちょっと不機嫌そうな声を上げた。

「今朝は、私のガールフレンドが朝食を持ってくると期待していたわ」

ガールフレンドが僕のことを言っているのは分かっていた。

「すみません、ミス・トレーシー。マリアの前でメイド服でいるのを見られてしまうのは、お望みではないのではと思っていたのです」

「でも、マリアも私に雇われているのよ。だから、彼女がどう思おうと私は構わないのよ。だけど、あの服装には恥ずかしさを感じているようね。だったら、恥ずかしく感じなくなるまで、着なくていいわよ。さあ、お風呂とエネマの準備をしてちょうだい。今朝は、あなたは自分でエネマをすること。今しなくてもいいけど、その場合は、私が終わった後でしなさい」

まるで僕を首にすると決めたような口調だった。

Drawer 引き出し (8) 


「よろしい。確かめて見ましょう」 

マリアはそう言って私の方を向き、私に立ち上がるように手振りで示した。それから私をキッチンに連れていく。

「どう思う?」 マリアは小声で訊いた。

「本当に信じられないわ!」

「ベンがその覚悟ができてるか、もうちょっと確かめなくちゃいけないの。分かるでしょう? だから、もう少し、ただ見ていて」

「分かった」

「本気で言ってるからね・・・どんなことがあっても、決して邪魔をしないこと! いいこと?」

ほとんど、私を叱りつけるような調子だった。どうして、そんな顔で言うのか分からなかった。

「何をするの?」 よく分からぬまま、少し訊いてみた。

「まあ、ベンに、いくつかあることをさせるわ。彼に実際のことを教えるため。あなた、邪魔しないわよね?」

「え、ええ・・・多分」

「ちゃんと言って。『私は邪魔しないと約束します』って」

「マリア!!」

彼女はまた表情が変わってる。

「・・・分かったわ。私は邪魔しないと約束します!」

「よろしい」

マリアの顔にまたあの笑みが戻った。彼女はその後、私をリビングに連れ帰り、手振りで座るように指示した。それから、もう一度、ベンの前に立つ。彼は、裸のまま、まだそこに立っていた。

「命令に従う心づもりはできてるか?」

「はい、女王様」

「命令には素早く従うように」

「はい、女王様」

「ひざまずきなさい」

ベンはひざまずいた。マリアは、少し引きつったような笑い声をたてた。突然、私は、自分が思うほどマリアのことを知ってはいなかったのではないかという思いが頭に浮かんだ。

「よろしい。私は鞭を取ってくることにする」

マリアはそう言って、部屋から出た。すぐに戻ってきたが、その時には手に小さな鞭を持っていた。

「これから、お前に何回か鞭を振るうことにする。お前に、その感覚を教えるためだ。・・・声を立てないよう努めよ」

私はじっと見詰めていた。彼女は位置につき、軽く試し振りをし、その後、ベンのお尻を叩いた。彼はハッと息をこらえたが、その他では音をたてなかった。マリアはそれを見て微笑み、もう一度、そしてさらにもう一度、鞭を振るった。

損害賠償 (1) 

「損害賠償」 Compensation for Damages by The Warthog

「嬉しい! やっと楽しい金曜日よ!」 メアリが言った。

「ホント、その通り!」 とケビン。

2人はディナーを食べに行く途中だった。その後は映画。2人とも、この1週間、へとへとになるほど働きづめで、今夜の楽しい外食を待ち望んでいたのである。

7月だった。蒸し暑い日で、ケビンは汗をかいていた。彼のピックアップ車のエアコンを不器用に調節する。その間、メアリは、2人がお気に入りのレストランを心の中でリストアップしていた。

ケビンは、エアコンを調節しながら、どうしてもメアリのセクシーな脚に目を奪われがちだった。黒いストッキングに包まれた脚。それに足先の新しい黒ハイヒールにも気を取られる。ヒールのデザインが真新しい。2人で家を出るとき、彼は、157センチのメアリが、普段より10センチ近く背が伸びたように見えることに気づいていた。すごくセクシーだ、と思うケビン。

彼女の服装の他のところも悪くない。太ももの真ん中辺りまでの丈のラップ・アラウンド・スカート。彼女のストッキングの付け根が、それによってかろうじて隠れている。赤いシルク・ブラウスも彼女の体つきにぴったり似合っている。ケビンは、きらきら輝いて見えるシルク生地の下から、彼女の乳房が愛らしく押し上げているのを見るのが好きだ。メアリは、肩先ほどの長さのヘアのセットと、お化粧に特に時間をかけたに違いない。彼女の少女っぽい愛らしい顔に、官能的な印象も加わっている。ケビンは自分の妻のことをとても誇りに感じていた。彼は、この美しい妻を外に連れ出し、他の男たちに見せびらかすのが好きだった。

「ケビン! 危ない!!」 メアリが叫んだ。

顔を上げたケビンは、目の前に車が止まっているのを見る。左折しようとウインカーを上げていた。彼は思いっきりブレーキを踏んだが、遅かった。

バーン!!!!

「ちくしょう」 思わずケビンは毒づいた。

車のフッドの先、前に止まる古いキャディラックの後ろの部分に目をやった。メアリの素敵な体を眺めすぎていて、道路に注意を払っていなかったのだと、今頃になって悟る。この追突は、強いものではあったが、さほど深刻なものではなさそうだった。幸い、相手の車に乗っている者たちはシートベルトをしていた。ケビンはメアリに目をやった。

「メアリ、大丈夫か?」

彼女は、すこし青白い顔をしつつも、頷いた。彼女がケビンに返事しようとしたとき、助手席の窓を叩く音が耳に入る。ケビンとメアリ、同時に窓の外に目を向けた。そこには男が立っていて、ケビンに外に出てくるよう手振りで伝えていた。かなり大きな筋肉質の黒人で、怒っているらしい。素手でケビンの車をつかみ、今にもひっくり返しそうだった。

失われたしとやかさ 5 (2) 

チレルはそう言うと、いきなり立ち上がり、私の後頭部に両手をあてました。そして私の頭を押し下げ、あの大きくて脈動しているペニスへと引き寄せたのでした。すでに経験している私は、それを始めると呼吸が苦しくなるのを知っていました。プールに飛び込む前のように大きく息を吸って口を開きました。彼のムッとするような匂いが鼻をつきました。口に入れた後は、できる限り奥へ飲み込まなくてはなりません。彼は私の髪を乱暴に鷲づかみしていました。

「奥さん、たいしたおしゃぶり女になったじゃねえか」

「これからは、俺が命令したら、どんなちんぽも美味しそうにしゃぶるんだぞ」

私の胸をズキズキとえぐるような言葉でした。そのような言葉を浴びせられ、私はさらに激しく吸おうという気持ちになっていました。こんなことを早く済ませたかったから。チレルを早くいかせれば、それだけ早くこの場から逃れられると思ったからです。

チレルの怪物のようなペニスをどれだけ飲み込み、吸っていたのか、自分では分かりません。ですが、彼が長続きしなかったところを見ると、おそらく気持ちよいものだったのでしょう。突然、チレルは身を強張らせ、私の頭を強く引き寄せました。そして、あの体液を私の喉に強く放ったのです。

すべて飲み下そうと、必死にがんばりました。ようやく、すべてを吸い取った後、私は窒息しそうになりながらも彼のペニスから離れ、テーブルの上にお尻をついて倒れたのです。チレルは、そんな私を見下ろしながら言いました。

「俺の言ったとおりだろ? この奥さん、根っからの淫乱女なんだ」

私は後ろを振り返りました。そしてショックで跳ね飛びそうになったのです。

そこには、私の2人の元同僚が立っていたのです。私がセクハラで訴えて、会社を首になった2人です。彼らは手にはカメラを持っていました。

「お2人さん、せいぜい楽しんでくれよ」

チレルはニヤニヤしながら、そう言って立ち上がり、飲み物を買いにブースから出て行ってしまいました。

私もチレルの後について出ようとしましたが、だめでした。あの2人につかまり、ブースの中に引き戻されてしまったのです。この醜く太った白人男たちは、明らかに、私に復讐したがっている。どんな復讐をされるかは分かりきっていました。それを思い、私はパニックになりました。私の左側にはチャドです。彼は私のあごを持って、顔を覗き込みながら言いました。

「お前のせいで俺の人生はぼろぼろだぜ。金もなくなってよお!」

右側にはジョーです。チャドが言う言葉にいちいち頷きながら、私の太ももをまさぐっていました。

「なんだよ、あんたがこんな淫乱女だと分かっていたら、あの時も俺たちの言うとおりにしてくれたってよかったんじゃねえのか? ええ? お前のせいで、俺たちひでえ目にあってきたんだ。その償いをしっかりしてもらおうじゃねえか」

報復 第1章 (12) 

スティーブはバーバラのオフィスに向かっていた。昼休みに差し掛かっていた。彼女を、どこか手早く昼食をとれるところに誘おうと思っていた。バーバラに、彼女の裏切りがばれていることを知らせる時期が来たのだ。バーバラの職場の駐車場に車を入れたスティーブは、反対側の出口から最新型のフォード・サンダーバード(参考)が出て行くのを垣間見た。

スティーブは、ポーターが最新型のサンダーバードを持っているのを知っていた。それはシルバーの色で、今、駐車場から出て行ったのも同じ色だった。単なる偶然だろうか? それにしてはできすぎている。スティーブは車が並ぶ通路を走り、反対側の出口に出た。そして、その先の大通りに目をやる。あのサンダーバードが走り去るのが見えた。

そのサンダーバードに追いつくのにさほど時間はかからなかった。追いつくのは難しくはなかったが、スピードを上げ、赤信号を2回無視し、遅い車をかわすためにレーンを何度も変えた時には心臓がどきどきしていたのは事実だった。半ブロックほど先の第1レーンに、問題のサンダーバードを見つけた彼は、車のスピードを落とし、しばらくの間、その間隔を保った。しっかりと落ち着かねば。

次の信号で止まったとき、スティーブはスポーツ・バッグからデジタルビデオを取り出し、その望遠機能を用いて、問題の車に乗っている者たちをチェックしようとファインダーを覗いた。バーバラだった。間違いない。信号が赤から青に変わるまで、録画のボタンを押していた。信号が変わりサンダーバードが発信する直前、車の中、彼女は男の頬にキスをし、親しそうに彼の頬を軽く叩いた。

交通量の多い道ではあったが、スティーブは徐々に例の車との距離を縮めていった。そして、あの不倫をする2人が乗る車の斜め後ろ、3、4台ほど間を置いた第2レーン上に来たところで距離を縮めるのをやめた。たいていの人々は、誰かに尾行されてるのではないかと、ミラーをチェックするようなことはしないものだ。ラファエル・ポーター氏もその一人だ。彼とバーバラ・カーティス夫人は、自分たちはチェックすべきであることすら知らなかった。

サンダーバードは、市内を流れる川に沿って作られた市立公園に入っていった。そして、川の流れのそばまで行き、そこで止まった。周りを取り囲む木々のため、道路からは見えない位置である。スティーブは自分のピックアップ・トラックを一種の物置と思われる建物の後ろに止めた。その物置は低い建物だった。車高が高いピックアップに乗っているおかげで、座席から背伸びせずに物置の屋根越しに向こう側がかろうじて見えた。

スティーブはビデオカメラを手にし、再び録画を始めた。時々、ピントがちゃんと合っているか、画面の真ん中にあの2人が写っているかを確かめる。

バーバラとミスター・馬鹿ポーターの2人はしばらくおしゃべりをしていた。キスが3回か4回。早くも軽いキスを始めている。その後、キスは熱を帯び始め、時間も長くなっていく。バーバラが身を屈めるのが見えた。次の瞬間、彼女は何かひらひらした白いものをダッシュボードの上に放り投げた。それを見たスティーブは、それまで封じ込めてきた怒りを突然、爆発させた。

バースデイ・プレゼント 4 (4) 


彼女の側から

微笑みながら車のエンジンをかけ、駐車場から出た。ビクトリアにキスをし、彼女のペニスをさすったが、そこが硬くなってくるのを感じた。家に戻った後も、楽しいことがもっと続くだろうと分かる。信号が赤になり、車を止めたとき、いつも目にはしていたが、特段、注意を払っていなかった看板が目に入った。「シンディのランジェリーと装飾小物の店」。それを見て、ふと、いま私たちは試しの実験をしているのだから、そうである以上、遊ぶための道具にどのようなものがあるか確かめて見るべきと思った。信号が変わった後、交差点を曲がって、シンディのお店の駐車場に車を入れた。ビクトリアは驚いた顔で私を見た。

「ダメだよ。僕がこんな格好でいるときには困る。もう今夜はこれ以上、恥ずかしい目にあったら耐えられそうもないよ」

私は、ふざけ半分にわざと厳格な顔つきをして見せ、彼に言った。

「さっきは私のパンティを汚したし、今度は、私にノーって言うの? 家に帰ったら、絶対にスパンキングをしてあげなければ。本当にイケナイ娘だわ!」

店の明かりに照らされ、彼の顔が赤らむのが見えた。それに少し怒った表情も。

「ちょっと聞いてくれ。これはやりすぎだ。僕は君の娘でもなければ、女友達でもないんだ。僕は君の夫なんだよ。それに僕はビッキーでもなければビクトリアでもない。僕はビックだ。確かに、誕生日のびっくりプレゼントは信じがたいほど素晴らしかったのは認める。だが、もう誕生日は終わったわけだから、ノーマルに戻るべきなんじゃないか? こんなのノーマルとは言えない」

夫が本気で怒っており、怒っているふりをしているわけではないのが見て取れた。私はふざけ半分に厳格な顔をしていたが、その顔が涙顔に変わる。私は彼を傷つけるつもりはまったくなかった。ただ、新しい性的な楽しみを作り出したいということ、それだけだった。ティッシューを取って目を拭いながら言った。

「ごめんなさい、あなた。・・・ちょっと危険なこと、それを私が仕掛けて、あなたがそのスリルを味わう。それを私と同じくらいあなたも楽しんでいると思っていたの。あなたを怒らせるつもりはまったくなかったのよ。ただ、あなたに興奮してもらいたかっただけ。そして、できるだけ、興奮し続けて欲しかっただけ。今日は一日中、勃起していたって言ってたでしょう? だから、このささやかなゲームをあなたも楽しんでいると思っていたの。私は楽しんでいたわ。あなたを興奮させようと、いろいろ創造的に考えを巡らして、楽しんでいたの。もし、いやならいつでもやめるわ。だから、怒らないで」

彼の表情がみるみる溶けてくるのが見えた。怒りの表情は消え、彼のまなざしに、私が知っている、そして初めて出会ったときから大好きな、あの愛情と思いやりに溢れた表情が戻ってきた。

「あ、いや。謝るのは僕の方だよ。多分、僕の中の男性優位を求める部分にスイッチが入ったんだと思う。昨日の晩から、僕は、この冒険において、ずっと受身の立場だったからね。それに、一瞬、遊びをしているというのが頭から消えてしまっていたんだろう。ごめん。本当に」

大丈夫だと分かった私は、夫の方に体を傾け、キスをした。2人のリップグロスを塗った唇が触れ合い、その滑らかさに、情熱の火花が燃え上がる。口の中で、2人の舌がもつれ合い、ダンスを踊った。ビックの息づかいが速くなるのを感じた。手を下げ、彼のあそこを触れた。夫は再び固くなり始めている。

女は低脳だ(15) 

ま、今だったら彼女の言葉、ちょっとしたほのめかしに取ったかもしれないが、その時は、違った。ガツンと一発食らった感じ。まさにお誘いの言葉。

僕は空いてる手をズボンのジッパーに持っていって、引き降ろした。中に手を入れる。僕の小さなお友達を引っ張り出す。外の広々としたところに出て、背伸びする。ぶらぶら揺れる。彼女はじっと見つめている。僕はカメラを目元に持ってきて、カシャッ! 

こんな素晴らしいお尻の写真が撮れたのは、6年3ヶ月14日ぶり(覚えているだろう? 僕は会計士)。 そして、この完璧なお尻に囲まれた真ん中のところに、これまた、完璧なおまんこ。その唇は、ビラビラにはなっておらず、きらきら輝いている。うん、キャンプ・ファイアにかざして黄色くとろけたマシュマロを思い起こさせる。僕が突き刺そうと狙っている標的は、完璧な形の薄い唇の間に、気持ちよさそうに収まっていて、とろけたマシュマロの後ろから顔を覗かせている。そして、この美しさにハッと息を飲むようなおまんこの上にいるのは、可愛くすぼまったお尻の穴。ちっちゃくて、ちゃんと左右対称的。僕はクローズアップを撮るために近づいた。この写真、素晴らしいものになるはずだった。だがダメだった。片手でポラロイドカメラを持っていたから。分かるだろう? 僕はもう一方の片手を動かしていたんだよ。ハリウッドの高性能ステディ・カムでも、このぶれは直せないよな。

僕は、目の前のみめうるわしきお尻の山を見ながら、せっせとしごき続けていた。

「そのポーズ、どのくらい続けられる?」

「いつまでも、大丈夫よ。・・・ダンスをしているって言ったでしょう? おかげで、体がとてもしなやかなの」

「おかげで、僕もとてもやりたい気分」 と心の中で答えた。口からは出さなかったけど。

「自分でしごいて出しちゃうつもり?」

彼女の言葉に、僕はびっくり。

「え、あ・・・ああ・・・」 かなり恥ずかしい。

「うふふ・・・だって、明らかに、私にはパイズリするつもりはないでしょ? 私、そういう体してないもの。それに、そのブラブラしている物を私のあそこに突き入れることもダメ。だって、私、ピルを飲んでいないから。それに、私、コンドームも嫌いだし」

これを聞いて僕はがっかり。

「・・・だから、裏門は使えるかも?」

彼女の声は、自信なさそうな、問いかける感じだった。

僕はぽかんと口を開けたまま、彼女のアヌスを見ていた。それから彼女の顔を見て、またアヌスに視線を戻す。僕は、これまでの人生の大半、本当に神がいるかどうかなんて分からずにいた。今、はっきり分かったよ。神はいるよ。しかも、すごくいいヤツだったんだ。

心が望むものをすべて4(8) 

ええ、分かっている。白状しなければ。私は、あのロン・ランドールのことを想っていた。彼のような男性と知り合いになって、想いを巡らさない女の子などいるだろうか? 彼は、あの後、私の職場に定期的に電話をかけてくるようになった。もちろん、家を買うといった電話ではない。私は、多少、浮気心を持って彼と話しをし、それとなく、私が彼に異性として興味があることを伝えた。だが、まだ彼に会う気持ちにはなっていなかった。ロンに会いたいと思うことに少し罪悪感を感じていたからだ。

このようなことは初めての経験だった。これまでは、私を疼かせるタイプの男を見かけたら、いつでも、その男をゲットし、セックスをしてきた私である。ただの罪のない遊びだったし、誰も傷つけるわけでもない。ダニーと結婚した後でも、夫婦生活とは別に遊びまわってきたし、それがダニーとの夫婦生活に脅威となることは一度もなかった。ダニーが、私が愛する男性であるのは変わりなかったし、気ままに拾った肉体美自慢の男を求めて、ダニーを捨てるなど、考えたこともなかった。ダニーとは、この話題で話したことはない。そういうことを彼の目の前に突きつけたくなかったから。他のやり方で、それとなく彼に認めさせる方法をとっていただけ。

だが、そのルールが変わった。私が変えたのだった。いまや、ダニエルは私の人生をかけて愛する人になっていた。私自身は、彼女のために、彼女を改造しているのだと自分を納得させていたものの、ダニーの変身が、私自身にとっても、それはそれは大きな配当利益をもたらしてきていたのも事実だった。

「ダニー」も「ダニエル」も、一度たりとも、私に隠れて浮気をしたことはない。もっと言えば、彼女は、私の「疼き」を満足させるために人ができることの、最も極端なところまで進んできてくれていたのであった。私が夢にも思っていなかったところまで、彼女は私を満足させている。それでも、私は、依然として、男に対する欲望も持っているのである。それは、「ダニエル」を作り上げるために「ダニー」から奪ってしまった側面でもあった。このことで私は少し居心地の悪い罪悪感を感じていたのだった。

そこで私は理屈を作り上げたのである。つまり、もし仮に、ダニエルが、私と同じように男とセックスできるようになったら、どうだろう? そうなったら、私が他の男とセックスしても、何も罪悪感を感じる必要がなくなるのじゃないか? 

だが、ダニエルは、私以外の人とセックスをすることに、いまだ、これっぽっちも興味を示さなかった。ましてや他の男とセックスするなど、問題外。彼女なら、グウェンやレキシとセックスをしようと思えば、何の問題もなくすぐさまできただろう。私の本能なのか、そうじゃないのか、私はどうしても、そのような事態に適応できないのではあるが。だが、ダニエルはすでに、そのうちの一方のグウェンを断っている・・・そう彼女は私に伝えた・・・それに、もう一方のレキシとも、仮に何か彼女と行うような状況が生じたとしても、ダニーならレキシを断るだろうというのも確かだった。この状況に私はフラストレーションを感じていた。愛する人に、他の人と浮気をするように納得させにはどうしたらいいのか? いや、そもそも、その、他の人とセックスする場に、私も一緒にいるなら、それは浮気にはならないのだと、そう納得させるにはどうしたらよいのか?

私が見つけた答えはと言うと、それは、納得させることではなく、誘惑することだった。

次にロンが電話してきたとき、私は、次の火曜日の夜に向けて、彼とあることをセットアップした。私はロンに、私の「ルームメイト」が最近ずっとアレをしていなくて、必死になって誰かを探しているところだと伝えた。そこで、ロンに、テリー・ケネディも一緒に連れて私たちの家に来るように求めたのである。ちょっとした「4人プレー」ができるかもと。電話の向こう、期待に目を輝かせているロンの顔が目に浮かぶようだった。

電話を切った後、私は心の中で計画を練り始めた。私より、ダニーが燃えるボタンを押す方法を知っている人はいない。火曜の夜、彼女は化粧学のレッスンから戻ってくるだろう。そこで私がダニーに言う・・・「あの男の子たちが遊びに来てるの。ちょっとした挨拶のつもりなんでしょうね。少なくとも、何かお酒を出してあげるけど、いいわよね?」と・・・。彼女がリラックスし始めたら、私は彼女を愛撫し始め、そしてキスをする。・・・「ちょっとショーを見せてやって、あの男の人たちにやきもちを焼かせてあげましょう?」と・・・彼女がとろけてきたら、後はまったく苦労する必要はなくなるだろう。彼女はテリーの腕の中に、そして私はロンの腕の中に包まれることになる。さらにもう何杯かお酒を飲んでいるうちに、テリーは、ダニーの秘密がばれたとしても、それを気にしなくなるかもしれない。そうじゃない? たとえテリーが気にしたとしても・・・まあ、そのときはそのときで何か良い案を捻出しよう。肝心なところは、これが上手くいけば、私は、なんら罪悪感を感じる必要なく、ロンとのセックスを楽しめるようになれるということ。

輪姦:男根だらけの電車 (6) 

巨漢の黒人は私の耳元に囁きかけた。

「つかまれ」

見上げると、そこには、立ち乗客のための横棒があった。彼に体を持ち上げられる。それに合わせて、私も背中を窓に押し付けながら両手を伸ばし、横棒につかまった。やってもらえるように、自分から長い両足を大きく広げて、ぶら下がる。彼は両手でぶら下がっている私のお尻を押さえ、支えてくれていた。

私と彼の下腹部に目を落とし、彼のペニスを見つめながら私は小さな声で言った。

「・・・やって」

「おお、お前、みっちりはめてもらいてえんだな。淫乱スケベなやつだぜ」

スキンヘッドの巨漢の男は、私の腰を片手で抱えた・・・そして、ゆっくりとその大きなペニスで私のペニスに触れながら、より下へと向かい、私の濡れてきついアヌスの中へ滑り込ませた。

「ああああああぁぁぁぁぁん・・・ぅくうっっ・・・」

目を閉じ、男の巨大な男根が私のお尻に入ってくるのを感じながら、私はぶるぶると震え、悩ましい声を上げた。

男は、力のある目で私の目を見つめた。

私は、宙に浮かされ、両脚を広げたまま、このゴリラのような巨漢の男にアヌスへ肉棒を叩き込まれている。私はまだバンザイをするように両手を挙げて横棒につかまったままだった。男は私のヒップを両手で抱え、激しく出し入れし続け、私は横棒にぶら下がって、その打ち込みを受け止めている。

「やって、やって、やって、やって、・・・いい・・・」

喘ぐ私の声に、彼のスピードも上がってきた。

「もっと強く! ひどい男! もっと! やって! うくっ! ああ、いい・・・そこ・・・そこなの・・・ああ・・・やって! もっと! もっと!」 

激しく揺さぶられながら、私の睾丸が出し入れを繰り返す彼のペニスにビタビタと音を立てて当たっていた。やがて彼のペニスがヒクヒクと脈動し始め、とうとう、彼は大きな声で吼えた。

「うおおぉぉぉぉ、く、くそっ・・・」

彼が精を放ち、私は横棒にぶら下がったまま、それを受け止めた。射精しながら、彼が私のお尻を潰さんばかりに強く握っているのを感じた。同時に、彼はつるつるの頭を私の胸の谷間に埋めた。私は、そのツルツルの頭にキスをし、そこに浮かぶ汗の粒を舐め取った。ようやくすべてを出し切った巨漢は、顔を上げ、私を見上げ、にっこりと優しい笑顔を見せた。

その男が抜け出た後も、私は横棒にぶら下がったまま、体操選手のように両脚を広げて見せた。

「誰か、この白クリーム・パイを引き裂きたい人いない?」

私を犯しに立ち上がる人を待ちながら、わざとからかう調子で言った。

男が2人立ち上がった。一人は私の後ろ、電車の座席に立ち上がり、もう一人は私の前に来た。

ポルノ・クイーンの誕生1(18) 

トレーシーはようやくイキっぱなしの状態から直ると、僕の口からあそこを離し、ベッドの上、僕の横に崩れるように横たわった。僕も呼吸を荒げながら横になっていた。お尻にはまだディルドを入れられたままだった。トレーシーが手でしっかりと押さえていたからである。

トレーシーはある程度普通に呼吸ができるようになると、僕に話しかけた。

「ステファニー? すごかったわ。夫のマークを除いて、他の人として味わった中では、今のが一番のオルガスムだった。あなた、素敵だったわよ」

彼女は、ディルドから手を離さずに体の向きを変え、僕の顔にキスを始めた。トレーシーはキスをしながら、舌で僕の顔面から彼女が出したジュースを舐めとっているのを感じられた。

同時に、僕の中、ディルドが再び動き始めるのも感じていた。もはや痛みはなくなっていて、かなり気持ち良くなり始めていた。トレーシーにディルドでもって引き続きお尻に出し入れを繰り返されながら、僕はどうしても喘ぎ声を上げずにはいられなかった。

僕の声はトレーシーにも聞こえていた。彼女は僕の目を覗き込んだ。

「あなた、これ、気持ちいいんでしょう? ね? お尻にされるの好きになってるんでしょう?」

僕は、本当は、違うと言いたかった。だけど、あんな喘ぎ声を上げている以上、違うと言うのはありえない。

「は、はい、そうです。ミス・トレーシー。好きです」

こんなことを言う恥ずかしさで顔が真っ赤になるのを感じた。

トレーシーはにっこり微笑みながら、手の動きをさらに早くした。

「あなたの感じていること、私にも分かるのよ。私も、マークにお尻を愛されるのが大好きなの。自分がすごく女性的になっているような気になれるから」

トレーシーはさらにもう数分、僕にディルドを入れたり出したりを続けた。ディルドは、前よりももっと奥に入ってきているような気がした。それにそのディルドがどういうわけか前より大きくなったかのように、僕の肛門がさらに広げられるのも感じた。次の瞬間、何か大きなボールが僕のお尻に入ってくるのを感じた。何が起きたのか分からないまま、僕の肛門はボールを飲み込み、それを包むようにしてすぼまっていた。外には、ボールらしき物のほんのわずかの部分しか出ていない状態になっていた。基本的に、これはディルドをアヌスの中に閉じ込める働きをするものだった。

ディルドがしっかりと僕のアヌスの中に納まったのを確認すると、トレーシーは僕の足の上にまたがり、ペニスの上にあそこを降ろしてきた。熱く濡れた彼女のその部分に飲み込まれていく快感は、僕にとっては強烈過ぎるものだった。今すぐにもイッてしまいそうになった。だが何とかこらえる。どうやって射精をこらえられたのか、いまだに分からない。

トレーシーはそれから5分ほど、僕のペニスに乗って上下に動き続けた。そして僕は彼女の中に射精を始めたのだった。このときのオルガスムは、それまで経験した中でも最高と言えるものだった。バケツいっぱいと思えるほど噴射したと思う。ふと、その瞬間、これが終わったら1時間近く彼女を舐めてきれいにすることになるんだろうなと思った。だが、その前に、あまりに強烈な快感のため、僕は気を失ったのだった。

目を覚ますと、僕はまだトレーシーのベッドの中にいた。ディルドもまだ僕のお尻の中に埋め込まれたままだった。ディルドは、夜には気持ちよかったものの、今は不快に感じていた。トレーシーは僕を両腕で抱き、僕は顔を彼女の張りのある乳房に当てたまま眠っていた。僕は彼女を起こしたくなかったが、マリアが家に来ている頃だと思ったし、トレーシーの朝食を用意するのは僕の仕事になっていた。

彼女を起こさないように、できるだけ優しく静かにトレーシーの腕の中から抜け、ベッドから降りた。その時になって、僕は、トレーシーが着せてくれたナイティ1枚の格好でいたことに気がついた。トレーシーが部屋の向こうに投げ捨てたパンティを見つけ、それを履いた。

トレーシーの寝室から出ると、マリアに気づかれないように、爪先立ちで自分の部屋に向かった。ナイティ姿でいるところをマリアに見られたくなかった。彼女は、このようなことをまったく理解しないだろうと思った。僕自身、理解してるかどうかあやしい。ただ、今すぐ、こういう遊びはやめようという気持ちにもなっていなかった。

もう少しで自分の寝室に着くというところで、マリアが廊下の角を曲がって来て、僕の姿を見てしまった。彼女は口に両手をあて、くすくす笑いを封じ込めようとするのが見えた。

「あなたを起こそうと思っていたところ。あなたの朝食はできてるわ。ミス・トレーシーのももうすぐ出来上がるところよ」

僕は恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、しどろもどろになりつつ返事した。

「あ、・・・ぼ、僕も着替えをするところです・・・に、2、3分で行きます」

僕は寝室に飛び込んだが、ドアを閉める前に、外でマリアがくすくす笑い声を立てるのが聞こえた。

Drawer 引き出し (7) 

「これ、気に入った?」

ようやくマリアは言葉を発した。ベンに向かって。ベンは返事をしなかった。ただ、じっと見つめているだけ。すると、マリアはアルバムをパタンと閉じ、コーヒーテーブルの上に置いた。そして立ち上がり、そのテーブルの上に腰を降ろした。私たちに対面する形だ。

「これ、1回しか言わないから、よく聞いてね」

マリアはまだベンに向かって言っている。彼女は少し間をおいて続きを言った。

「着ているシャツを脱ぎなさい」

私は、心臓が喉から飛び出そうに感じながら、2人を見ていた。ベンはマリアをまっすぐに見ている。だけど、依然として何も言わなかった。沈黙が流れる。

「ベン? これはあなたにとってよい機会なの」

さらに何秒か時間が流れた。すると、おもむろに彼の手が挙がり、シャツに指をかけ、ボタンをはずし始めた。マリアが何かするつもりだと言っていたのは知っている。だが、それでも、こんなことが本当に起きていることに私はショックを受けていた。マリアはにこりともせず、真顔のままだった。ベンはシャツを脱ぎ、Tシャツ姿になって座っていた。マリアは立ち上がり、コーヒーテーブルを脇によけ、そしてソファに戻ってきた。

「オーケー。立ち上がりなさい」

ベンは立ち上がった。

「私たちの前に」

マリアは私の隣に座っていた。その私たちの前に彼が立つ。

「もう60センチくらい後ろに下がって・・・・オーケー。今度は、そのTシャツ!」

彼がTシャツを脱ぐのを見ていた。

「ズボンを脱いで、足元へ・・・今度は下着・・・床に座って、靴とソックスを脱ぎなさい・・・ズボンと下着を脇によけて、もう一度、立ち上がる」

彼のが少し固くなっていた。私はただ見ているだけ。ベンは、すっかり裸になって私たちの前に立っていた。

マリアは体をひねり、カウチの横にある引き出しに手を伸ばし、中から何かを取り出した。目隠しと首輪と手錠。マリアは立ち上がり、彼の前に立った。彼の首に首輪をつける。それから彼の後ろに回って、両手を後ろに持ってくるように命じた。手錠をつける金属音が聞こえた。それからマリアはまた前に戻ってきて、彼の前に立った。

「女王様と言いなさい・・・言うの!」

「・・・女王様」

マリアがアルバムを持ってきてからベンが言葉を発したのはこれが最初だった。

「これからは、私に同意するときは必ず、『はい、女王様』と言いなさい。言ってごらん!」

「はい、女王様」

「お前はグレイスの奴隷だ。『はい、女王様』と言いなさい」

「はい、女王様」

「グレイスに鞭で叩いてもらいなさい」

「はい、女王様」

「グレイスが言うことはすべてきく」

「はい、女王様」

「どんなことでも」

「はい、女王様」

マリアはいったん休止し、ベンに目隠しをした。

「それに私が言うことに対しても、どんなことでもする」

「はい、女王様」

「さらに、すべての女が言うことに対しても!」

「はい、女王様」

「女たちがお前に何をすべきか命じる。お前はそれに従うこと」

「はい、女王様」

「で、お前は女たちのために何をするのだ?」

「あぁ・・・」

「返事は『どんなことでも』だ」

「どんなことでも・・・女王様」

「ある女が、お前に、お前がしたくないことをするように命じたとしよう。お前は、それでもするか?」

「はい、女王様」

「どんなことでも?」

「はい、女王様」

テレサとべバリーの分かち合い (12:最終) 


僕はペニスを引き抜き、流れ出てるベブの愛液を使って、アヌスに潤滑を与えた。そこがヌルヌルになったのを確かめて、僕の太いペニスに馴染むよう、指を2本入れて彼女のアヌスの準備を整える。それから、ゆっくりと僕のソーセージを挿入していった。その間もクレイグは彼の長い道具を使って彼女のあそこの奥をかき回し続けている。ベブは相変わらず、喘ぎ続け、淫らな言葉で僕とクレイグを励まし続けていた。

それからさらにもう5分ほど、僕とクレイグはしたたかにベブに打ち込みを続けた。そうしているうちに、突然、ベブが僕を突き放した。

「あなた、お願い、口の中に出して!」

その切羽詰った妻の要求に応じて、僕は彼女の前に周り、望みどおり蛋白液を注ぎ飲ませた。一方クレイグは、まだ、彼女の女陰に打ち込みを続けていたが、ベブが僕からすべて吸い取り、後始末の舐め清めをする頃には限界に達し、さらにもう一発、僕の妻の子宮に精を注ぎ込んだのだった。それを受けてベブも頂点に達し、その後、こと切れたようにがっくりと彼の上に覆いかぶさった。僕も、ふらふらと床に腰を落とした。

だが、その1分後、テレサが僕たちに言った。

「お願い、私にも今のをして欲しいの」

顔をテレサの方に向けると、彼女はベッドの上、誘惑的に横たわりながら、指を1本立てて、曲げて見せ、僕とクレイグを誘っているのだった。僕はクレイグを見て、まだ弾が残ってるだろうかという顔をして見せた。彼は肩をすくめて見せた。あたかも、「いったい、どうしろと?」とでも言わんばかりの顔。

クレイグは、満足した僕の妻をソファに座らせ、休ませた。それから僕とクレイグの2人とも這うようにしてベッドにあがる。そこに横たわるセクシーな女性に、彼女が望むセックスをしてあげるためだ。

ベブにしたときと同じように、クレイグが仰向けになり、その上にテレサが覆いかぶさった。テレサ自身でクレイグの長いペニスを握り、自分の蜜壷に押し込んでいく。僕は彼女の後ろにひざをつき、その素晴らしいお尻の真ん中にいるキュートなすぼまりに口を寄せた。唾液でそこに潤滑を与える。そのこの上なく美味な尻肉からいつまでも離れたくないという気持ちになりかかったものの、この淑女は、二重挿入を求めているのだ。求めに応じてあげなければならない。

彼女のヒクヒクとうごめくアヌスに僕の太い肉棒をゆっくりと挿入した。テレサはダブルで穴を掘り進められ、その痛みと快楽に、悩ましい声を上げた。

僕は、妻のべバリーはいくらしても飽くことを知らないと思っていた。だが、そのベブも今はソファの上、正体なくぐったりとしている。一方のテレサはそれこそ無限にいつまでもダブル挿入をされていたいと全身でおねだりしていた。さらに20分、僕たちは打ち込みを続けた。僕は疲れを感じ始めていたのだが、テレサはまだ求めている。僕はクレイグに相手にする穴の交換を申し出た。ペニスを清めるためにいったんバスルームに行った。戻ってくると、テレサは夫の分身をアヌスにいれ、苦悶の顔をしていた。

ベッドの上に仰向けになると、テレサが僕に覆いかぶさった。すぐにクレイグが彼女のお尻の上にのしかかる。僕たちは、それからさらに30分、このセクシーな女性への激しい穴掘りを続けた。やがてクレイグが彼の妻のアヌスの奥へ精を放った。

テレサは、後ろから覆いかぶさる夫の体重から解放されると、狂ったように僕の上で上下に激しく体を動かし始めた。そして、とうとう、僕の体内から、4発目の射精を搾り取ったのだった。僕にとってはこれは新記録だった。僕の射精を受けた後、テレサは力尽きたようにがっくりと僕に覆いかぶさり、感謝のキスをした。そして、転がるようにして僕の上から降り、そのまま眠りに落ちてしまった。僕もすぐ後に彼女のあとに続いて、眠りに落ちた。

日の光を感じ、僕は目覚めた。気がつくと、クレイグとベブはすでに起きており、ソファの上、互いに抱き合いながら、非常にゆっくりとしたセックスをしていた。ベッドの上、横に目をやると、テレサがいて、ちょうど彼女も目覚めたところだった。ベブのよがり声に起こされてしまったのだろう。

テレサはにっこりと微笑み、這うようにして僕の上に覆いかぶさり、自分から僕のペニスを中に入れた。僕とテレサは、ゆっくりとした動きで、それから約一時間セックスを続け、やがて、互いに激しく体をぶつけあう動きに変わってフィニッシュを迎えた。2人とも程よい目覚めのオルガスムを感じあう。クレイグとベブも、僕たちのすぐ後に愛の交わりの仕上げを迎えていた。

僕はテレサを連れてバスルームに入り、激しいセックスを受け続けた彼女の体を優しく洗ってあげ、テレサも僕の体に石鹸の泡を塗ってくれた。僕たちが終わると、クレイグとベブも同じことをした。4人とも服を着た後、僕たちは住所と電話番号を交換した。また、ダブル・デートをしようと計画も立てた。僕とベブは、クレイグとテレサを2人のバイクのところまで見送った。ベブはクレイグに、またバイクに乗せてもらう約束をしてもらった。クレイグはその約束をした後、急いで付け加えるのを忘れなかった。

「バイクに乗せてあげた後に、バイクに乗りながら君を奪うからね」

おわり

失われたしとやかさ 5 (1) 

「失われたしとやかさ 5」 Fall From Grace V  By Warner Arrington

「奥さんには、たくさんチンポを食べさせてやるぜ。たらふく食べた後は、黒ちんぽなしではやっていけねえ体にしてやるから、楽しみにしてることだ」

その言葉でチレルは何を意味しているのか? 私は考えました。彼は、私を、彼の友達や、あるいはまったく見ず知らずの人たちに、次々にまわすということ?! 私は、すでに、ほとんど知らない人と言ってよいような人2人にセックスされていました。まったく見ず知らずの人たちに体をまさぐられていました。加えて、他の女性の濡れたバギナを生まれて初めて味わわされてもいました。チレルたちは、これから先どこまで私が我慢し、耐えられると思っているのでしょう? 今夜は、これからずっと意思を強く持って、引き締めていかなければならないと思いました。そうしているうちに、ひょっとすると、この悲惨な状態から抜け出る方法が出てくるかもしれない。この状態から抜け出て、元のようにきれいな人生に戻る方法がきっとあるはず。

チレルは私の手をきつく握って、クラブの奥の方へ私を連れて行きました。連れて行かれながら、周りの男たちが全員、私のことをじろじろ見て、指をさしているのを見ました。クラブの奥には、大きなブースがいくつかあって、そこでは中で何をしても外からは見えないよう隠せるようになっていました。空いてるブースへと連れられて行ったのですが、その途中、通り過ぎたブースを見ると、中では男たちとストリッパーがいろいろなやり方でセックスをしていました。

本当に、こんな場所にいる自分が恥ずかしくてたまらない。いったい何が原因で私はこんなタイプの人々とこんな場所にいるのだろう? 

ブースのひとつに入ると、チレルは私をテーブルの上に上がらせました。

「奥さん、俺のためにひとつダンスをして見せろよ。セクシーに頼むぜ。ラップの音楽ビデオで踊ってる女たちみたいなのをな!」

私はそれまでダンスをしたことはあまりありません。ですが、命じられた通りに踊り、できるだけセクシーにして見せました。チレルは私に踊らせながら、さらにもう2杯ほど、私にお酒を飲ませました。体を動かしながらお酒を飲まされたので、再び、私は酔った状態にされてしまいました。さらにもう1杯飲まされ、それが限界で、私はハイな気分にさせられてしまったのです。

あまりにハイになっていて、チレルがあの黒い大きなペニスをズボンの中から出し、私のダンスを見ながらゆっくりとしごいていたのに気づかずにいたのでした。見ると、この場所では、そのペニスがさらに大きく見えました。照明のせいか、しごかれている彼のペニスがいっそう黒光りして見えていたのです。

「奥さん、ちょっと考えてみなよ。昨日までの奥さんは、教会通いをする真面目で尊敬されるミドル・クラスの奥様だったわけだ。そいつがどうだ? 今日は、うす汚ねえバーで、他の者が見ている前で、黒人男のためにストリップして見せてるわけだ? しかし、グレース奥様よ、あんた、まんこ女のくせして生意気だぜ。まんこ女ならまんこ女らしく、いつも口にちんぽを咥えてるべきじゃねえのか」

傷つくような言葉に胸がえぐられそうでした。叫び声をあげて、ここから走って逃げたい。でも私には意志の力がほとんど残っていなかったのです。

報復 第1章 (11) 


48時間後、スティーブは、ラファエル・ポーター氏とポーター夫人、それに彼らそれぞれの上司の電話番号を入手していた。ポーター夫妻のそれぞれが勤めている会社の職員に加えて、バーバラが働いている会社の職員も、2、3人ほど、事情をかんがみてか、快く、所有しているEメール・アドレスのリストを提供してくれた。調査会社は、それぞれの個人のEメール・アドレスブックを3、4人分調べ、ポーター夫妻とバーバラがそれぞれ働いている会社の全職員の自宅と職場のEメール・アドレスを事実上すべて網羅したと考えて妥当だろうと判断した。

スティーブは、ポーター夫妻が所有している3台の車のすべてについて、ナンバープレートの番号、登録情報、車種などの情報を得た。加えて、ポーター家の住所と職場の住所も得ている。調査会社から送られた報告書には、おそらくスティーブが決して使わないような山ほどの情報に加え、ポーター氏とポーター夫人、それぞれの、仕事上の生活と私生活の両方について、手際よくまとめた文書も含まれていた。

その情報の大半は、公的な領域にすでに存在している記録から、少しずつ収集されたものだった。恐らく、その情報のうちのいくつかは、厳密に言って、ポーター夫妻やバーバラが働いている会社の職員でない人間とか、彼らが所属しているクラブや組織とは関係ない人間に知らされるようには、想定されていないものだろう。だが、そのような情報に含まれている住所を所有したり、Eメール・アドレスにメールを送ること自体は違法ではない。

「報告書」は10センチ近くの厚さのバインダーに綴じられており、その情報をすべて吸収するには、さらにもう2日ほどかかった。スティーブは、その2日間、仕事を休み、図書館に行って、それを読んだ。スティーブがその時間、職場を離れても十分なほど、新ビルの建築ははかどっていたし、スタッフの組織化も整っていた。スティーブは、写真、記述、その他のデータを、すべてを十分に把握したと感じられるまで、頭に入れた。

スティーブは、書類を見ながら、この数日、常に彼にくっついて離れない鈍い怒りが、間歇的に、最大級の激怒に燃え上がるのを感じた。そのたびに彼は、それが完全に外に現れてしまう前に、気持ちを抑制したのだった。

彼は、この手にした情報すべてを持って、バーバラと対決したいと思った。もっと重要なことは、バーバラの意表をついて、突然にこれを持ち出し、彼女を驚かしてやりたいと思っていた。彼は、心にイメージを思い浮かべて内心喜んだ。彼女がバカな男と思い、影で不貞を働き、裏切った夫。だが、その夫は、彼女が思うほど間抜けではなかったと見せ付けてやるのだ。そのとき彼女の顔に浮かぶショックの表情。スティーブは、それを見たくて待ちきれない思いだった。

*******

バースデイ・プレゼント 4 (3) 

ちょうど出口につこうとした時、出口が開いて、外から僕の秘書のゲイルが入ってきた。驚いた顔で立ち止まり、僕の姿を見つめていた。彼女の目が、僕の顔をざっと確かめた後、下に降りて、胸へ下り、それからジーンズへ降りたのを見た。ドナも彼女の表情を見たようだった。微笑みながら彼女に声をかけた。

「ゲイル。ここで会えるなんてすごい偶然。ちょっと前に、あなたのことを話し合っていたところなのよ。私、あなたともう一度、ランチを一緒にしなきゃいけないって言ったの。ねえ、明日、私と一緒にお昼を食べない? 私たち女だけで? ビックは構わないでしょう? でしょう、ハニー?」

そう言って、ニヤニヤしながら片手で僕の腕をつかみ、もう一方の手でゲイルの手を握った。

「話したいこといっぱいあったのに、あなたにずっと会っていなかったんだもの」

ドナは、愛らしい笑顔をゲイルに向けた。

ゲイルは僕を見ながら微笑んでいた。

「ええ、女の子同士のお昼のお話、素敵ね。男性が決して興味を示さない可愛い女の子っぽいことをおしゃべりできる機会が得られるんですものね?」

そう言って、視線をドナに向け、もう一方の手をドナの手に重ね、軽く揉み、微笑んだ。手には長く、赤い爪が目立っていた。ゲイルは、ドナの瞳をじっと覗き込み、猫なで声で言った。

「それに、私、このご夫婦のうちの、素敵な方のお方のことをもっとよく知りたいと、ずっと前から思っていたのよ」

ゲイルはにやりと笑みを浮かべ、僕の方を向いた。

「ボス? ただのお遊びですから。それに、ボスはとても素敵な感じに調子を合わせていらっしゃると思いますよ」

「そうでしょう? 前と違って」 ドナはふざけ混じりで言い、僕の方を向いた。「私たち、夫の身だしなみや服装について、いろいろしているところなのよね? そうでしょ? あなた?」

「オフィスでのご主人のスケジュールなどについては、私がちゃんと調節するよう努めます。それに、新しいビジネスを作る際には、見栄えや第一印象は重要だと思っていますので、何か私が手伝えることがありましたら、教えてくださいね」

「それはとても助かるわ。親切なのね、ゲイル。あまりあなたのお仕事の邪魔はしたくないけれど、あなたの申し出に頼らなければならなくなるかもしれないわ」 ドナは、ゲイルの手を握り返した。

「アルアさんは、思いやりがあるし、思慮深く、これまでも私にとって素晴らしいボスでした。私、こんな快適な職場につけて、とても感謝しているんですよ。それに、あなた方お2人ともとてもビューティフルな人たちなので、私はできる限りの協力を喜んでしたいと思っているんです。私が提供できることで、ビューティフルな人たちをもっとビューティフルにすることになると、そう感じているんですよ」

ドナは、ゲイルのお世辞を嬉しそうに受けながら、彼女の目を覗き込んだ。

「ほんと、今から思うと、もっと前からあなたと知り合いになっていたらと思うわ。もっと私たち親密になりたい気持ちよ。それって、あなたがいつも職場に持ち込めるようなことではないんだけど」

「もっと前から知り合いになっていたらと、私も同感です。今夜、こんな風に偶然、あなた方とばったり出会って、本当に嬉しく感じているんですよ。明日、ドナさんと一緒にランチを食べるのが本当に待ち遠しい。すごく楽しそう。ビクター・アルアさんをもっとアルア(alllure:魅力的)にする方法を話し合ってもいいかもしれませんね。駄洒落、ごめんなさい。でも、ドナ? 私が言いたいこと分かっていただけるでしょう?」

ゲイルは、そう言うと上半身をドナに近づけ、彼女の頬にキスをした。だが、頬とは言えかなり唇に近い場所だった。

「それでは」

ゲイルは僕の方を向いて、目立たないように両手で僕のブラのところを軽く触れ、ドナにしたのと同じように、僕にも軽くキスをした。

「私、あなた方お2人が大好きです。じゃあ、ボス、また明日」

彼女はそう言ってレストランの中に入っていった。

ゲイルが見せた親しみあふれた振る舞いに僕は頬が赤らんだ。彼女の香水の香りも漂っている。それを感じながら、僕は、ドナが、男性が女性に対して行うように、僕に先んじてドアを開け、腕を取って外に導くのを許した。僕の腕を取った妻の手が、僕のブラを軽くこすっているのを感じた。車に乗るときも、妻は再び僕のために助手席のドアを開け、乗り込むときも、腕を優しく支えてくれた。妻は、助手席のドアを閉めた後、車の周りを回って、運転席に乗り込んだ。

ドナは、微笑みながらまっすぐ僕の顔を見て言った。

「すっごく楽しくない? ビクトリア?」

そう言うなり、彼女は運転席から僕の方に体を傾け、僕の口に、甘美でねっとりとしたキスをした。彼女の舌が僕の口の中に滑り込んでくる。同時に、彼女の手が僕のパンティに包まれたペニスを優しくさすった。僕は、そこが再び活気付くのを感じた。

「これからものすごく楽しくなるわ。私のガールフレンドちゃん」

そう言って車のエンジンをかける。

「さあ、私たちの愛の巣に帰りましょう。もうすぐベッドに入る時間!」

女は低脳だ(14) 

彼女はすっくと立ち上がり、両肩のストラップを引っ張った。これには僕は永遠に感謝するし、少なからず驚いた。僕にとって、解けていく肩のストラップは、クリスマスの朝に、プレゼントを結んでるリボンを解くのと同じ。リボンが解かれ、中に納まっていた僕の美しい小包が僕の前に、堂々と包み隠さず立っていた。背筋をぴんと伸ばして立っている。乳房も誇らしげに胸板から突出している。チラリとしか見たことがなかったあの小さなピンク色の乳首は消えていた。その代わりに、25セント硬貨の大きさの小さな硬いボタンが2つ。その中央の先端に大きなポッチリが2つついている。その色は、サクラソウの色から、赤みを帯びた黄色に変わっていた。

カシャッ! 夢の美女がボール紙に捕らえられた。カシャッ! ぜひとももう一枚は欲しい。

彼女はくるりと回転した。スピーカーから流れる音にあわせて、優雅なピルエット(参考)をして回転し、両肘を交差させて、両手のひらをテーブルにぴったりとつけて止まった。それから、頭をくるりと回し、肩越しに僕のほうに振り向いた。後ろから見ても、前からと同じく美しい。カシャッ! 彼女の両手が、滑るように、テーブルの両端へ向かって左右に広がっていった。どんどん、どんどん広がっていく。それにあわせて、彼女は腰のところで折れる形で前のめりになった。その滑る動きを、乳房がテーブルの面に触れるちょっと手前で止める。彼女の乳房はゆったりと垂れ下がっていた。重力も手伝って、その量感が大きく見える。彼女は首を曲げ、腕でできたアーチの下から顔をのぞかせ、僕を見た。にっこり微笑みかけてる。カシャッ!

僕は居心地が悪くなっていた。もちろん、この極上のセクシーな生き物が裸になって僕の前で体をくねらせているからではない。いや、実際、まさに、この極上のセクシーな生き物が裸になって僕の前で体をくねらせているからなのだ。分かるだろう? 勃起していたということ。直立。おっ立ち。怪物君。もう、形も大きさもテネシー州なみ(参考)。そして、ズボンの中、まずい位置になっていると言うこと。この感覚、分かるだろう? 今まさに、これを読んでる皆さんが似たようなことになっているはず。

何気なさを装って硬くなったものの位置を変えようとしていると、彼女はテーブルから一歩下がって、完全に腰のところで折れた姿勢になった。完全なジャックナイフ。頭が足首にくっついている。彼女のお尻は僕の顔から何十センチも離れていない。僕はひざががくがくしてきた。またもやズボンの前の膨らみを引っ張って位置の調節。

彼女は少し胴体をひねった。彼女の頭が、両足首の横からこちらを覗いた。逆さの顔でまっすぐに僕を見ている。

「あなた、自分のを触ろうとしているの?」

「え、ち、違うよ!」 すばやく返事。 「ちょっと、なんと言うか、位置を調節してると言うか・・・」

彼女は僕の言葉をさえぎった。

「何でそんなこと訊いたかって言うと、あなたがそうしているとしても、私、理解できるから」

僕の耳がピンと立った。

「だって、何だかんだ言っても、それってまったく当然のことだと思うし」

「本当? 気にしない?」

「ばかなこと言わないで」

心が望むものをすべて4(7) 

私は同僚たちを職場のところで車から降ろした。すぐに走り去ったりはせず、2人がしっかりと車を発進させ、事故を起こさず走り去っていくまで見届けた。その後、まっすぐ家に戻った。下着がびしょびしょになっていた。ロンとセクシーないちゃつきをしたことも原因だが、もうひとつ、(ロンとテリー? あるいはロンと誰か他の男? といった)2人の男と、私とダニーの2人が一緒にセックスをするという2X2の妄想が時おり頭をかすめていたのも、その原因。

そのような妄想が現実化するには、ダニーと私の間の信頼関係についてもう少し2人でしなければならないことがあるのは、分かっていた。家に着くと、ダニーの車はすでにガレージに止まっていた。家は暗かったが、寝室からは明かりが漏れている。ふと、私がロンといちゃついていたときに彼女が見せた、言葉には出さなかったが、熱のこもった反応のことを思い出した。この件では、2人の関係について、多少、修復作業が必要になるかもしれない。

「ねえ、私ちょっとだけ言っておきたいことが・・・」

バタン!

私の背中が寝室の壁に強く当たった。私の体内から呼気が出つきてしまうほどの強さで押し付けられる。ダニーの唇が私の唇を襲い、彼女のオブセッション(参考)の香りが私の感覚を襲った。本能的に、両腕を彼女の首の周りに巻きつけ、両脚で彼女の腰を包み込む。彼女は、20センチのクリトリスを私のあそこに突き刺し、再び、私の体内からありったけの呼気を吐き出させた。彼女のクリトリスで壁に張り付けにされる私。私たちが一緒になってからこれまで、彼女が、こんなに強引に、情熱的に私を奪ったのは初めてだった。

1分もしないうちに、最初のオルガスムが私の中で爆発した。それから5分もしない内に、第2、第3、そして第4のオルガスムに襲われた。いつの時点で、私がベッドの上、仰向けで体を丸められ、激しく貫かれていたのか、分からない。それに、いつの時点で、私が彼女の上に乗り、彼女のクリトリスの上で踊っていたのかも分からない。いつしか、単発的な快感の爆発の一つ一つが溶け合って、ひとつの大きな流れに合体していた。熱く融けた溶岩の川。その灼熱の溶岩は、夜じゅう燃え続け、私の魂を熱く焦がした。その間ずっと彼女は一言も言葉を発しなかった。

真夜中から明け方に近くなっていた。ようやく、彼女が動きを止めた。・・・だが、最悪の時に彼女は動きを止めたのだった。その夜、何度、強烈なクライマックスを味わわされたか知れない。その強烈なクライマックスが、再び私に迫っていたときだった。激しく乱され、絶頂のふちに達しようとしていた。彼女は上になっていたが、その彼女のクリトリスが、私のあそこから今にも抜け落ちそうなところまで引き抜かれたのである。まさにもう少しという最悪の瞬間に与えられた意地悪に、私は悲鳴を上げて、不快さを訴えた。ダニーは、穏やかな目つきで私を見つめていた。

「さっき、言っておきたいことがあるって言ったけど、何?」

私は、純粋に悪意に満ちた顔で彼女をにらみつけた。

「もう忘れて!」

声にならない声で言いながら、彼女のお尻に両手の爪を立て、思いっきり引っかいた。そして彼女のクリトリスを思いっきり自分の割れ目に引き寄せる。それだけで十分だった。再び強烈なオルガスムを感じ、私は宙を舞い降りた。底なしの宙をいつまでも落ち続けていったのだった・・・

***

何週間か過ぎた。ダニーは、毎週、月曜日の午後に加えて火曜・木曜の夕方も、セリーヌの個人授業を受けるようになっていた。コルセットの装着も続け、減量が進んでいた(ほら、10センチもウエストを締め付けられて胃や他の内臓が圧迫されているのよ、どれだけ空腹感を感じられると思う?)。そのおかげで、彼女は普通の状態で60センチというウエストになっていた。それに比例して、ヒップからお尻にかけては、涎れが出そうな90センチに膨らんでいる。他のファッションでも、言うまでもないが、特に、小さなビキニを着せると、彼女の官能的な体が映えて見える。

最近、私は彼女に豊胸手術をさせることを真剣に考え始めていた。美しく膨らんだヒップと共に、彼女のナチュラルな胸も膨らんできているし、乳首も硬く膨らみ、敏感になってきていた。あの素敵な乳首を偽乳房で隠すのは犯罪行為なのだけど、偽乳房をつけると、本物の巨乳の美女のようにとてもセクシーに見えるのも事実。

それに、もうひとつの方の夢についても、その実現についてたくさん考えてきていた。私は、彼女が男といるところを見てみたいと思っていた。その男が、彼女を、男が女を奪うように、奪っているところ・・・まあ、もちろん彼女の体の仕組みの制限内でだが、その様子を見てみたいと思っていた。適切な男性を見つけるのはちょっと難しいとは思うけれど、不可能ではない。もっと言えば、私は、男性2人が参加する、あのシナリオのことがとても気に入っていた。ダニーと私が一緒に男たちに抱かれるというシナリオのことである。

テレサとべバリーの分かち合い (11) 

だが、僕たちはそれから10分以上も出し入れを続けた。テレサは、連続オルガスムの状態になっていて、一度も、その興奮の高みから降りたことはなかったように見えた。だが、この出し入れは、やがて、僕自身にも報いが降りかかることになる。あの、間違いようのない感覚が、2つの睾丸を襲うのを感じる。僕は必死で堪えようとしたのだが、クレイグとは違って、僕は彼の妻の素晴らしい裸体を見下ろす位置にいたのだし、膣門に2本のペニスを入れられている彼女の美しく苦悶した顔を見ていたのである。彼に先立って果ててしまうのも仕方ないと思った。

とうとう我慢の限界に達した僕は、テレサの濡れきった肉穴から引き抜いた。そして水撒きをするホースのように彼女の美しい乳房の上に、僕の熱いスペルマを振りかけた。クレイグもテレサの中から引き抜いた。テレサは、肉穴から僕たちが抜けたことで、ようやく興奮の高みから降りることが許されたようだった。入れ続けていたら、いつまでも永遠にオルガスムの高みを漂っていたことだろう。

僕はありったけのすべてをテレサの胸に振りかけた後、彼女から離れ、腰を降ろして彼女の姿を眺めた。まだオルガスムの余韻から完全に戻っていないのだろう。ぐったりとしたまま、体を横たえている。これほど疲労してぐったりとなっている女性は見たことがない。だが、彼女の味わっている疲労はこの上なく甘美な疲労に違いない。テレサの女陰がヒクヒクと痙攣を繰り返し、中から次々に彼女の愛液と僕の体液が混じったものを垂れ流すのを、僕は驚きの気持ちを抱きながら見ていた。

クレイグは優しく彼の妻の体を自分の体の上から降ろし、ベッドに横たえた。テレサはそのままリラックスして体を休めた。クレイグは約束どおり、僕の妻のところに場所を変え、彼女の体をいじり始めた。

僕もベブのところに行き、柔らかくなったペニスを食べさせた。一方、クレイグは彼女の乳房に吸い付いている。妻は僕のペニスからテレサのジュースをすべて舐め取り、間もなく僕は再び元気にさせられていた。今回もクレイグが下に寝そべった。ただし今回はベッドの上ではなく、ソファの上である。ベブはクレイグに向き合いながら、彼の上にまたがり、彼の腕の中に包まれるようにして胸板の上に横たわった。ベブのキュートなお尻が僕の目の前に来ていた。

そしてその後、さほど時間が経たないうちに、僕とクレイグは、テレサにしてあげたことと同じもてなしを僕の妻に対して行ったのである。テレサと同じく、ベブもこの快楽を喜んでいた。しきりと、僕たちのペニスであそこを思いっきり広げてと叫び続けていた。僕の妻もテレサと同じく、連続オルガスムになっていたようだ。でも、快楽の苦悶に喘ぎつつも、乱れた息づかいの合間に、僕にはアヌスを、クレイグにはバギナをして欲しいと求めたのだった。

ポルノ・クイーンの誕生1(17) 

トレーシーは僕をベッドに仰向けに寝かせ、キスを始めた。唇からキスを始めて、徐々に体を下げていき、最後には僕のペニスを舐めていた。彼女は、僕の心中をペニスへ与えられる刺激で占領すると、僕の肛門に指を這わせた。潤滑剤として何を使ったのか分からないけれど、トレーシーの指は非常にぬるぬるしていた。その彼女の指が、僕のあそこの入り口の周りで踊っている。

トレーシーは僕のペニスを口の奥まで入れた。それと同時に、彼女は2本の指を僕の穴に入れたのを感じた。僕は前と後ろの両方から責められ、深い溜息を漏らした。彼女は指の方は出し入れを続けたが、口の方は、亀頭のところだけを舐める形に変わった。

それを2分ほど続けた後、彼女は指の数を3本に増やした。その時には、僕はすでに狂ったように喘いでいた。彼女が指を抜いた時には、むしろ、あそこが空いてしまったことが切ないことを伝えるように、より大きな声で僕はうめき声を上げた。すると、何か他の物が僕の裏門にあてがわれるのを感じた。僕はそれでもって空いたところを埋めるよう、自分から腰を押し付け、中に入れさせようとした。だが、それはディルドだと気づく。それに気づいた僕は、それから逃れようと腰を引いた。

トレーシーは僕がそれを受け入れるのを嫌がっているのを見て、言った。

「入れてみるのよ。私の指で感じたでしょう? それと同じくらい気持ちよくなるから。約束するわ。優しくしてあげるから」

僕は、それは欲しくないと言おうと思えば言えたのは分かっていた。でも、その時点では、何を言っても彼女は聞こうとしないだろうと僕は思っていた。肛門にディルドの頭部を押し当てられ、僕は力を緩めリラックスしようとした。あそこの穴が広げられるのを感じる。頭部が入ってくると、かなりの痛みが僕を襲った。

痛みを訴えて声を上げると、トレーシーはなだめる口調で僕に言った。

「いい子だから、リラックスして。もう一番痛いときは過ぎたわ」

本当に一番痛いときが過ぎたのかどうか、僕には分からなかった。ともかく、お尻の穴は、火がついたような感じで、痛みしか感じられなかった。

トレーシーはディルドを前後に動かそうとはしなかった。そこは動かさずに、再び、僕のペニスを舐めたり吸ったりし始めた。同時に、彼女はベッドの上、体の向きを変え、僕の顔の前に股間を持ってきた。僕にあそこを舐めさせようとする。それが、僕をクンニリングスに専念させ、裏門の痛みから気を逸らせようとしてのことなのは確かだった。僕は、彼女の割れ目を舐め始めた。そうすることで、ひょっとして彼女がディルドのことを忘れてくれるのではないかと期待したからだ。最初、僕のもくろみはうまくいったように思った。

トレーシーは本格的に僕のペニスを吸い始めたし、僕も彼女のあそこに対してかなりの仕事をしていた。僕たちは数分間これを続けていたと思う。するとお尻のディルドが少しずつ中に入ってくるのを感じたのだった。何センチかずつ徐々に押し込められるのを受けて、間断的に痛みが僕を襲った。だが、その痛みは徐々に和らいでいき、鈍い痛みに変わっていった。

とうとう、彼女はディルドの根元まで僕の中に入れたように感じた。すると今度は、それを押し入れたり、引き抜いたりする動きが始まった。最初、それはとても不快だった。まるで、丸太を突き入れられているような感じがしたのだった。だが間もなく、僕はそのような感覚が好きになってくるのを感じたのだった。そして、トレーシーにディルドを押し込められるたびに、喘ぎ声を上げ始めていたのだった。

僕は、トレーシーのあそこを食べ続けていたが、彼女の方は、僕のペニスを吸い込むのはやめていた。僕のお尻に出し入れする方にだけ集中していた。確かに、ペニスや睾丸を舐め続けてくれてはいたが、口の中に吸い込むことはなくなっていた。

だけれども、その時点では、僕はそのことを実際あまり気にしなくなっていた。というのも、僕は彼女の蜜壷から蜂蜜をすくい食べるのに夢中になっていたし、ディルドであそこの中を広げられるのが、すごく気持ちよくなってきていたからだった。僕は、トレーシーのあそこに口をつけながら、大きなよがり声を上げていたのを知っている。その僕の声の振動が、彼女のクリトリスに刺激を与えていたと思う。

トレーシーもすごく感じていたに違いない。彼女は、あそこを僕の顔面に押し付け、ぐいぐいと股間を当ててきたからだ。愛液のジュースがとろとろと流れ出てくる。同時に、彼女は僕のあそこにディルドを激しく出し入れし続けていた。

とうとうトレーシーは頂点に達したが、それは激しい達し方だった。文字通り、彼女の膣筒の中にあるダムが一気に決壊したように感じられた。ぶちまけるように愛液がどっと溢れ出し、僕の顔面に降りかかった。顔面の左右の側面をつたって、彼女の出した愛液が流れ落ちていくのを感じられた。僕は、彼女の勢いに歩調を合わせるのがほとんどできなかった。と言うのも、トレーシーを再びオルガスムに導こうとしていたから。

実際、トレーシーがオルガスムに達したのは1回だけだった。だが、非常に長い時間、持続したもののように思われた。女性の中には連続して複数のオルガスムを感じられる人がいるという話しは僕も聞いたことがあったが、実際に、そういう女性は知らなかった。とは言え、そいういうことを話せるほど僕の経験が豊かなわけではない。トレーシーは、そういう女性の一人なのかもしれない。いつまでもずっとイキっぱなしになっているように見えた。

輪姦:男根だらけの電車 (5) 

限界まで開いた私の口に、いまや、3本のペニスが出入りを繰り返していた。私は、ペニスを咥えながらも、むせて、何度も咳をした。この状態は大変すぎて扱いきれないと感じ、顔を引いた。そのとたん、熱い体液が私の顔面に強く当たるのを感じた。目を閉じて、それを受け止めた。次から次へと熱くねっとりしたものが多量に顔にあたった。顔全体がスペルマに覆われる。

「ひどい・・・あなたたち、ほんとにたくさん溜め込んでいたのね・・・ああ、すごい・・・信じられないわ」 

目をぬぐい、ゲホゲホと咳き込みながら言った。

突然、体を抱えられ、立たされた。目の前にはウィルが私を見て立っていた。彼は私に顔を寄せて、私にキスをした。彼がこのようなことをしたことに、私は驚いていた。特に、私の顔面や、口の中についている精液の量を考えるとなおさらだった。

彼の舌が私の口の周りを舐めているのを感じる。同時に彼は私のお尻をつかんで、揉んでいた。私の口の中のスペルマが彼の口へと移っていくのを感じた。彼の唇は、私の顔や口に振りかけられた、いまだ新鮮なスペルマのせいで、ベトベトと湿っていた。

「くそっ・・・お前、でかい尻をしてるんだな。俺が言いてえのは、お前、こんなにやせてるのに、この尻はばかでけえってことなんだが」

彼はそう言って、またキスをしてくれた。

私はその言葉に嬉しくなって、にっこりと微笑んだ。

「ええ、そうなの・・・あの、私のお尻にしてみたいと思わない?」

私は、そう言って、恥ずかしそうにうつむき、下唇を噛んだ。同時に、物欲しそうに、彼の大きなペニスをなでた。

ウィルはにっこり微笑んだかと思ったら、突然、とても乱暴に私を後ろ向きにさせた。強引に私の上半身を倒し、前のめりにさせ、同時に私が履いていたソング・パンティを引き脱がした。ウィルは、あの太ったペニスで私のお尻をビタビタと叩いた。その間に、前のめりになった私の口に2本のペニスが突っ込まれた。

「うんんんんん・・・・」 

ウィルが私の中に入ってくるのを感じ、私はうめき声をあげた。彼はゆっくりのリズムで始めた。その後、めくりあがった私のドレスを左右の腰のところで握って、それを支えにして、次第に出し入れのスピードを上げてきた。口に2本、突っ込まれたままの私に、ウィルはやがて本格的な出し入れを始めていた。

「ああああぁぁぁぁぁ!!・・・すごい・・・・」 

私は口のペニスを引き抜き、大きな叫び声をあげた。強烈な快感に、下唇を噛んで、たえる。

「やりまん、淫乱女! お前、こういう風にされるのが大好きなんだろ。俺にはわかってるぜ!」

ウィルは、ますます激しく私を犯しながら、大きな声で叫んでいた。

「私の髪の毛を引っ張って!」 私もウィルに叫んだ。

他の男たちは、周りに座って、私たちのショーを見ていた。みんな、ウィルに犯される私を見ながら、各自、ペニスをしごいている。

私の願いに応じて、ウィルは私の長いブロンド髪を引っ張り、それを手綱にして、激しいピストン運動を始めた。あまりに激しく、私は両脚ががくがくしてしまい、ついに両膝を床に突いて、前につんのめってしまった。お尻だけを高く掲げて、四つんばいになる。

「ピチャッ! ピチャッ! ピチャッ! ピチャッ!」

スペルマまみれの私のお尻にウィルの下腹部が激しく繰り返し叩きつけられ、電車の中、湿った音が響いていた。私はお尻だけを高々と掲げ、いまや、床にひれ伏した形になっていた。徐々に頂点へと高まっていくウィルは、さらにいっそう激しく私のお尻に出し入れを行い、それを感じて私も悲鳴を上げていた。ウィルが叫ぶ声が聞こえた。

「くそっ! この、まんこ女!・・・ 淫乱まんこ!・・・ やりまんエリカ!」

ウィルは体を震わすのを感じた。同時に熱いものが私のあそこの中に流し込まれるのを感じる。それを受け止める私の前に2本ペニスが突き出された。微笑みながら、それぞれを左右の手で握り、しごき始めた。さらには両方とも口に咥える。その2人の男たちは、私の意を汲んで、激しく私の顔面を突き、やがて彼らも発射した。私は出されたものをできる限り、飲み下した。

お尻を犯していたウィルが私から抜け出る。口に放った2本のペニスも引き下がった。床に突っ伏したままの私の体が再び持ち上げられた。さっき、私を壁に押さえつけていたあの巨体の黒人男だった。

彼は私を仰向けにし、正常位の形でのしかかった。彼と私の目が合った。私は彼を見つめながら、両手で彼のスキンヘッドを抱え、妖しく微笑んだ。これからこの人が私に何をするか、それは分かっている。

テレサとべバリーの分かち合い (10) 


そう言ってベブは、萎んだクレイグのペニスを丸飲みした。それからおおよそ5分間、ベブは、それに対して巧みな作業を続け、クレイグのペニスを彼がが彼女のあそこに打ち込みをしていた時の状態に戻した。ベブは、自分の努力の結果を見て、誇らしげに顔を輝かせた。

テレサも、ベブに負けているわけではない。彼女も僕のペニスに対して、ベブに負けないほど熱心に作業をしてくれた。僕も再び勃起状態になったのだが、その状態に戻るまでの時間は、僕にとって新記録だった。ああ、女性がいなかったら人生に何の意味があろう。女性は、その美しい姿を見ても素晴らしいし、僕たちをこんなにも気持ちよくさせてくれる。

「テレサ、君は最高だよ」

クレイグも言った。

「僕も同感だ。そして、ここにいるベブも同じく最高だよ」

「おや、おや」と僕。

クレイグはさらに続けた。

「ちょっと試したいことがあるんだが。テレサは前から、あそこに同時に2本入れられたらどんな感じになるんだろうって言ってたんだ。ポール、僕はちょっと試してみたいんだけど、手伝ってくれるかな」

「すごそうだね」

「ちょっと待って」 ベブが口を出した。「私はどうすればいいの?」

クレイグはベブの方を向いた。

「ごめんね、ベブ。その次は、君が僕たちダブル・チームの相手をするというのはどう?」

「オーケー。でも、あなたたち、私のために少しは残しておいてよ」

僕もクレイグも、頭を縦に振った。そしてテレサに顔を向ける。彼女はワクワクしているような顔をしていたが、同時に、何が起きるか不安そうでもあった。僕はテレサを助けて、立ち上がらせ、クレイグが仰向けに横たわっているベッドのところへ連れていった。テレサは、彼女の夫の上に仰向けに横たわり、背中を彼の胸板に預けた。クレイグは、その長い道具をテレサの中に滑り込ませる。テレサは、再び、その女の道具に刺激を与えられるのを感じ、両の瞳が頭へと回り、三白眼のようになった。この時の快感と、これから起きることに対する期待で、一瞬、体を震わせる。僕もベッドに這い上がり、テレサの愛らしい太ももとその下のクレイグの脚の間に体を割り入れ、両膝をついた。

僕は、特に注意を払って、テレサのあそこ、彼女の夫のペニスの横に自分のペニスをあてがった。初めは少し難しかったが、1分ほど不器用に失敗を続けた後、ようやく、僕のが中に入った。その瞬間、テレサの大きな悲鳴が部屋に轟いた。しっかりと目をつぶったまま、しかし、口はぱっくりと開いたままだった。今にも、再び大きな悲鳴を発しようとしているように見えた。しっかりと挿入を済ませた後、僕とクレイグは、ゆっくりと出し入れを始めた。彼女の肉門は、いまや、大きく広がっており、そこに僕たちのペニスが出入りを繰り返す。突き入れるたびに、彼女は大きな喘ぎ声を出して応えていた。この行為をたった1分ほど続けただけで、テレサは強烈なオルガスムに達していた。

失われたしとやかさ 4 (7:最終) 

私はアルコールやらドラッグですっかりハイになっていたのでしょう。私は、クレイグが私のドレスを腰の上まで捲り上げていたのも気づかずにいたのです。白いパンティが露わになっていました。それにキョウコも、私に乳房を吸わせながら、私のドレスの肩のストラップを両方とも引っ張って、解いていたのです。ドレスの前がはだけ、ブラジャーが露出していました。キョウコが後ろに引き下がり、私の顔の前から乳房を後退させると、私の周りの男たちが大きな溜息を漏らしました。

キョウコは身をかがめ、ブラの上から私の胸に鼻をすすりつけました。その間に、後ろにいたチレルは、ブラのホックをはずし、ドレスと一緒にブラを押し下げてしまったのです。私の乳房も、固くなった乳首もあらわにされました。キョウコは、片方の乳首を口に含んで、吸い、もう片方の乳首をつねりました。周りを見ると、男の人たちが皆、私のことを凝視していて、用心棒の人が持っていたカメラのフラッシュが何度も光るのが見えました。

私が、ここにいる男の人たちの注目を浴びているという感覚、それに、キョウコとセドリックが与えてくる刺激。その二つがあいまって、私は、またも、激しいオルガスムに達してしまいました。私の高貴であろうとする自尊心を飲み込み、すべてを粉々に砕け散らす大波のようなオルガスムでした。知らぬ間に声を上げていたと思います。周りの男たちが私を見て、大喜びをし、喝采を上げました。

まさにその時、私の中、自分に問いかける自分の声が聞こえました。あなた、いったい何をしているの? ここにいる人のみんなに、性の快楽に溺れた娼婦のように振る舞う姿を見せてしまって、あなたは、いったいどうやって元の正しい生活に戻れるの? ここにいる人の中には、あなたがよく知っている人がいるかもしれないのよ? それなのに、そんなことをまるで気にしないで、あんな声をあげるなんて?

私は、我に返って、キョウコを押し離し、はだけたドレスを元に戻そうとしました。でも、チレルは私を止めたのです。

「俺がいいって言うまで、ここから帰るわけにはいかねえんだよ、奥さん。俺たちが撮った、あのエッチなビデオのこと忘れたんじゃないだろうな? あれを奥さんのことを知ってる人たちにばら撒こうか? そうなったら、奥さんの生活にどんなことが起こるかなあ。そこんとこ、忘れるんじゃねえぞ!」

見も知らぬ人の手が私の前に伸びてきました。あらわにされた私の胸を触ろうとするのです。でも、私にはそれを避けることができませんでした。チレルは後ろから私の両腕を押さえていて、私は両腕を両脇にまっすぐ降ろしている姿勢を取らされていたからです。今やセドリックは指であそこをいじっていましたし、カールは私の片方の乳房にむしゃぶりついていました。

キョウコは私の前、Mの字に両脚を広げ、仰向けになりました。無毛に剃ったあそこを、キョウコは私に見せつけるようにして自分で擦りました。彼女のバギナは、濡れているのでしょう。ステージの照明に照らされ、キラキラ輝いていました。彼女自身、興奮しているのでした。キョウコはそこを擦りながらも、私に向かって小さな声で何か喘いでいました。私は前かがみになって、耳を寄せました。

「お願い、ワーナー先生・・・キョウコのおまんこにキスして・・・キョウコ、すごく興奮しているの。先生に、私のおまんこを食べて欲しいの・・・お願い、私に勉強のこと教えてくれたように、今度は、先生のお口も教えて欲しいの・・・」

私は、その言葉にハッと息を飲み、すぐに身を引きました。すると、周りの群集がさらに近寄ってきて、声を合わせて、私に言い始めました。

「やあれ! やあれ! やあれ!」

誰のか分かりませんが、力強い手が私の後頭部を押さえ、彼女の方に押しつけました。

私の目の前にいるキョウコ。かつて、あんなに無邪気で、恥ずかしがり屋だった、私の元教え子。キョウコの両親とも知り合いになっていたし、何度か、彼女の学業の将来について話し合ったこともある。そのキョウコが、今、元教師の私の前で、両脚を大きく広げ、そこにキスして欲しいと懇願している。

周りの男たちは、歓声を上げながら、淫らな言葉を吐きかけていました。

「ほら、淫乱女なんだろ? そのまんこを舐めてやれよ」

「舌を突っ込んでさすってやれ、スケベ女!」

私自身も半裸の状態で、見ず知らずの男たちに体をまさぐられている。顔を後ろに引こうとしても、チレルが強く押さえつけているので、それもできない。

頭を押され、最初、顔面をキョウコのバギナに押しつけられる格好にされました。私は口を開くまいと、必死にこらえていました。でも、彼女の肉襞に鼻も押しつけられていたので、呼吸ができません。否応なく、私は口を開かざるをえなくなってしまいました。初めて味わったキョウコの味は、最初の味は、甘く感じられました。

チレルがさらに私の顔を押しつけました。そして大きな声で怒鳴ったのです。

「ほら、ちゃんと食べろ!」

取り巻いている群集がいっせいに大歓声を上げました。そして私は言われた通りにし始めたのです。

私はこれまでいつも同性愛を毛嫌いしてきました。実際、同じアパートに住んでいる2人の女性がキスをしているところを見かけたとき、その人たちを大きな声で叱りつけたこともあったのです。そんな私ですから、キョウコを舐めながら、目から涙が溢れてきて仕方ありませんでした。

チレルは大きな声で私にやり方を指示し、私は言われた通りにしました。キョウコの陰唇を唇で挟んで吸いました。そして、初めて彼女の愛液を味わったのです。むっとするような感じとほのかな甘み。キョウコのそこはとても濡れていました。舐めたり吸ったりをすればするほど、どんどんとジュースが湧き出てきました。私の頭はがっちりと抑えつけられていたので、私には、キョウコの愛液を飲み込むほな、何もできませんでした。

チレルに言われるまま、クリトリスを吸い、舌先で弾きました。恥ずかしいことに、私は舌をペニスのように尖らせて、彼女のあそこの穴にできるだけ深く突き入れたりもしました。でも、それによって、キョウコは狂ったようになってしまったのです。2分ほどそれを続けていると、彼女は強いオルガスムに達し、私の顔面全体にぐいぐいとバギナを擦りつけたのでした。

キョウコは力尽きたようにステージにお尻をつき、だらしない格好で横たわりました。それからおもむろに身を起こし、私の顔に近づき、顔面から彼女自身の愛液をすべて舐めとってくれました。それから、私に熱のこもったキスをし、私に囁いたのです。

「先生? もっと私に授業したくなったら、いつでもいいから私に電話して」

私はとても恥ずかしく感じました。みんなの見ている前でこんな淫らな行為をして見せたにもかかわらず、それをしながら私自身、強烈なオルガスムを感じていたからです。すでに淫乱女になったような気にさせられていたのですが、今は、それに加えて、レズビアンのようなことまでさせられてしまった。

「服を元に戻して、ブースに戻っていいぞ」

チレルはようやく私を許してくれました。私は声を上げて泣き出していました。あの日の夜、チレルたちの手助けを受け入れなければどんなによかったことか。

「奥さん、今夜はまだお楽しみが用意してあるぜ。そのためにも身だしなみをちゃんと整えとくんだな」

チレルは、さらに私のあごを掴んで、彼に顔を向けさせ、言いました。

「奥さんには、たくさんチンポを食べさせてやるぜ。たらふく食べた後は、黒ちんぽなしではやっていけねえ体にしてやるから、楽しみにしてることだな」


つづく